JP5538816B2 - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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複数の投影装置(以下、プロジェクタという。)が投影する各投影領域を並べて、連続した1つの投影領域を形成する技術に関する。
一般に、図1(a)に示すように、複数のプロジェクタが投影する各投影領域をタイル状に並べて、連続した1つの投影領域(以下、合成領域という。)を形成することが可能である。
そして、合成領域を形成するためには、従来、各々のプロジェクタに対して以下のような操作を必要とする。
即ち、複数のプロジェクタが投影する各投影領域のサイズを調整する操作、各投影領域の境界を合わせる操作等である。
一方、従来、1回の操作に応じて、複数のプロジェクタのそれぞれに同一の制御を一括して実行させる技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2009−038482号公報
しかしながら、合成領域を形成する場合において、特許文献1の技術を利用して各投影領域を一括して拡大すると、図1(b)に示すように、各投影領域間に重なりが生じる。一方、各投影領域を一括して縮小すると、図1(c)に示すように、各投影領域間に隙間が生じる。
従って、サイズが変更された複数の投影領域によって、図1(d)、(e)に示すように、合成領域を形成するためには、更に、各投影領域の境界を合わせる操作を要する。
以上を踏まえ、本発明は、合成領域を形成する各投影領域のサイズを変更した場合に、繁雑な操作を要することなく、変更後のサイズに合わせて合成領域を形成することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、投影装置を制御する情報処理装置であって、前記情報処理装置が第1の投影装置に投影させる第1の画像の投影領域と第2の投影装置が投影する第2の画像の投影領域とを含む合成領域における前記第1の画像の投影領域の中心の位置に応じた位置情報を取得する取得手段と、前記第1の画像の投影領域のサイズ及び前記第2の画像の投影領域のサイズを変更するための拡大率又は縮小率の指示を受信する受信手段と、前記受信手段が前記指示を受信した場合、前記指示に応じてサイズを変更した後の前記第1の画像の投影領域の中心と前記合成領域の中心との距離が、前記指示に応じてサイズを変更する前の前記第1の画像の投影領域の中心と前記合成領域の中心との距離を前記指示が示す拡大率又は縮小率で変更した距離に応じた距離となるように前記第1の画像の中心を移動させて、前記第1の画像を前記第1の投影装置に投影させる制御を行う制御手段とを備える。
本発明によれば、合成領域を形成する各投影領域のサイズを変更した場合に、繁雑な操作を要することなく、変更後のサイズに合わせて合成領域を形成することが可能となる。
合成領域(縦2×横2)を構成する各投影領域の一例を示す図である。 投影装置の構成の一例を示すブロック図である。 合成領域を形成している様子を示す図である。 合成領域のサイズを変更する処理を示すフローチャートである。 合成領域のサイズを変更する様子を示す図である。 合成領域(縦1×横3)を構成する各投影領域の一例を示す図である。 合成領域(左1、右2)を構成する各投影領域の一例を示す図である。 投影システム800の機能構成を示す機能ブロック図である。 投影位置を決定する処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(第1の実施形態)
図2(a)は、プロジェクタ100の構成の一例を示すブロック図である。プロジェクタ100は、画像処理部110、投影部120、制御部130を有する。
画像処理部110は、マイクロプロセッサ(MPU)等によって構成される画像処理回路111を有し、投影する画像信号を取得し、所定の画像処理を実行した後、制御信号を後述する液晶パネル122に出力する。
投影部120は、光源ランプ121、液晶パネル122、投影光学系123を有する。
光源ランプ121は、光を投射する。液晶パネル122は、R、G、Bの3枚から構成され、画像処理回路111が出力した制御信号に基づいてR、G、Bの三原色それぞれ透過率が決定される。
光源ランプ121が投射した光は、液晶パネル122を透過し、投射光学系123を通過してスクリーン等に投影される。
投影光学系123は、ズーム部124、レンズシフト部125、レンズ126を有する。
レンズ126は、複数枚のレンズから構成され、液晶パネル122を透過した二次元像をスクリーン等に投影する。
ズーム部124は、レンズ126を構成する複数枚のレンズ間の距離を変更するためのモーター等によって構成される。そして、ズーム部124は、後述するズーム量制御部136が出力するモーターの駆動信号に従って、レンズ126を構成する複数枚のレンズ間の距離を所定の量だけ変更させて、スクリーン等に投射される映像の画角を調整する。
レンズシフト部125は、レンズ126の位置を上下左右方向に移動するためのモーター等によって構成される。そして、レンズシフト部125は、後述するレンズシフト量制御部137が出力するモーターの駆動信号に従って、レンズ126を所定の移動量だけ上下左右方向に移動させて、スクリーン等に投射される映像の投影位置を調整する。
また、レンズシフト部125は、ユーザの手動操作によりレンズ126を移動する機構を持たせても良い。
また、投射光学系123は、投射光の焦点を変更可能な周知のフォーカス部、レンズと投影面とが正対しない場合に生ずる台形歪みを補正する周知の台形補正部等を有する。
制御部130は、記憶部131、計算部132、通信部133、操作信号処理部134、投影光学系制御部135を有する。尚、投影光学系制御部135は、ズーム量制御部136、レンズシフト量制御部137を有する。
ズーム量制御部136は、後述する計算部132や操作信号処理部134が出力する制御信号に従って、ズーム部124を構成するモーターを駆動するための駆動信号を出力する。
レンズシフト量制御部137は、後述する計算部132や操作信号処理部134が出力する制御信号に従って、レンズシフト部125のモーターを駆動するための駆動信号を出力する。
記憶部131は、ランダムアクセスメモリ(RAM)等の記憶媒体によって構成される。そして、記憶部131は、合成領域の位置情報、各投影領域の位置情報を記憶する。
また、図1(a)に示すように合成領域を構成する各投影領域間に重なりや隙間がない場合におけるズーム量、レンズシフト量を記憶する。
計算部132は、MPU等からなる計算処理回路から構成され、記憶部131、投影光学系制御部135、後述する通信部133、操作信号処理部134が出力したデータに基づいて、好適な光学制御量を計算する。
通信部133は、LAN等の通信網、IEEE1394等の規格に則した通信インタフェース(I/F)によって構成され、プロジェクタ100と同様の機能を有する他のプロジェクタとの間でデータの送受信をする。
尚、送受信するデータとは、ズーム量、レンズシフト量、投影領域の位置情報等である。
また、他のプロジェクタと間でデータの送受信をする場合、図2(b)に示すように、プロジェクタ間で直接データの送受信をしても良く、図2(c)に示すように、情報処理装置を介して、データの送受信をしても良い。
操作信号処理部134は、操作信号を取得し、所定の制御信号出力する。
尚、操作信号とは、例えばズームキー、レンズシフトキー等を有する操作パネルが出力する信号であって、ズームキーが押下された場合には、ズーム量を制御する信号であり、レンズシフトキーが押下された場合には、レンズシフト量を制御する信号である。
また、操作パネルは、フォーカスの調整や明るさの調整等の操作を行うキーを備えても良く、またリモートコントローラであっても良い。
尚、制御部130を構成する各部は、システムバス138を介して接続されており、データ信号やアドレス信号等の入出力が可能となっている。
図3は、プロジェクタ100を4台(プロジェクタ1から4)を用いて、合成領域を形成している様子を示す図である。尚、プロジェクタ1が投影する領域を領域T1、プロジェクタ2が投影する領域を領域T2、プロジェクタ3が投影する領域を領域T3、プロジェクタ4が投影する領域を領域T4とする。
図4は、プロジェクタ1から4の投影領域によって構成される合成領域のサイズを変更する処理を示すフローチャートである。尚、処理を開始するにあたり、各プロジェクタが投影する各投影領域間には、図1(a)に示すように、重なりや隙間がないものとする。
尚、本実施形態において、ステップS301からS303までの処理はプロジェクタ1から4が実行し、ステップS304からS308までの処理はプロジェクタ1が実行し、ステップS309からS311までの処理はプロジェクタ2から4が実行するものとする。
まず、ステップS301において、記憶部131は、合成領域の中心位置座標を記憶する。尚、図5(a)に示すように、本実施形態においては、中心位置座標を点P4とする。また、1台のプロジェクタが投影する投影領域の横幅をw、縦幅をhとし、合成領域の左上端に相当する点P1を原点座標とすると、点P4の位置座標は、
P4=(w、h) (1)
となる。尚、ステップS301の処理は、プロジェクタ1から4の各々で実行する。
次に、ステップS302において、記憶部131は、自身の投影部120が投影する投影領域の位置情報を記憶する。尚、プロジェクタ1が投影する投影領域の位置情報とは、例えば、図5(b)に示すように、点P5とする。尚、点P5は、投影領域T1の中心位置座標である。また、このとき、プロジェクタ1から4が投影する投影領域の位置情報と点P5からP8とし、前述のw、hを用いると、
P5=(0.5w,0.5h) (2)
P6=(0.5w、1.5h) (3)
P7=(1.5w、0.5h) (4)
P8=(1.5w、1.5h) (5)
となる。尚、投影領域の位置情報とは、合成領域と該合成領域を構成する各投影領域との相対位置関係を識別可能な形式であれば、投影領域の中心位置座標に限らず、任意の形式の情報でよいものとする。
次に、ステップS303において、記憶部131は、初期状態、即ち、各プロジェクタが投影する各投影領域間に重なりや隙間がない状態におけるズーム量及びレンズシフト量を記憶する。尚、ズーム量とは、ズーム量制御部136がズーム部124に出力する制御信号に相当する情報であり、レンズシフト量とは、レンズシフト量制御部137がレンズシフト部125に出力する制御信号に相当する情報である。
尚、各プロジェクタが投影する各投影領域間に重なりや隙間がない状態であれば、位置情報、ズーム量及びレンズシフト量から各投影領域の相対関係を決定することが可能である。
次に、ステップS304において、操作信号処理部134は、操作信号が入力されたか否か判断し、操作信号が入力された場合には、ステップS305の処理を実行し、操作信号が入力されない場合には、ステップS304の処理を繰り返す。
ステップS305において、操作信号処理部134は、入力された操作信号が、投影領域又は合成領域の拡大又は縮小を指示する信号であるか否か判断する。尚、ステップS305において、入力された操作信号が、投影領域又は合成領域の拡大又は縮小を指示する信号である場合には、ステップS306の処理を実行する。一方、ステップS305において、入力された操作信号が、投影領域又は合成領域の拡大又は縮小を指示する信号でない場合には、ステップS304の処理を実行する。
尚、拡大又は縮小を指示する信号とは、拡大率または縮小率を指示する信号、投影領域又は合成領域のサイズを指定する信号とする。
尚、本実施形態において、操作信号は、プロジェクタ1のみが受信するものとし、プロジェクタ2から4までは、プロジェクタ1から後述するズーム量、レンズシフト量を取得するものとする。
ステップS306において、計算手段133は、投影領域又は合成領域の拡大又は縮小を指示する操作信号に従ってズーム量を変更した場合に、各投影領域間に重なりや隙間が生じないようにするためのレンズシフト量を計算する。
尚、投影領域のサイズをz倍に変更する場合、各々の投影領域の横幅はz×w、縦幅はz×hとなる。従って、サイズが変更される前の投影領域T1は、図5(c)に示すように、投影領T5のようになる。そこで、各投影領域間に重なりや隙間が生じないようにするためには、投影領域T5をスクリーン上で移動させる必要がある。尚、各投影領域間に重なりや隙間が生じないようにするための横方向の移動距離をSw1、縦方向の移動距離をSh1とすると、
Sw1=0.5×(w−z×w)=0.5×(1−z)×w (6)
Sh1=0.5×(h−z×h)=0.5×(1−z)×h (7)
となる。つまり、ステップS306において、計算するレンズシフト量とは、投影領域を横方向にSw1、縦方向にSh1移動させるための制御情報である。また、レンズシフト量は、周知の焦点調整や台形補正を踏まえた制御情報である。
ステップS307において、レンズシフト量制御部137は、計算されたレンズシフト量を取得し、レンズシフト部125に駆動信号を出力する。尚、レンズシフト部125は、レンズシフト量制御部137が出力した駆動信号に従って、所定の距離、投影領域を移動させる。従って、図5(d)に示すように、投影領域T5の中心位置座標を点P5’とすると、以下となる。
P5’=(w−0.5zw、h−0.5zh) (8)
次に、ステップS308において、通信部133は、ズーム量、レンズシフト量を示すデータをプロジェクタ2、3、4に送信する。
次に、ステップS309において、プロジェクタ2、3、4の通信部133は、プロジェクタ1の通信部133から送信されたデータを受信する。
次に、ステップS310において、プロジェクタ2、3、4の計算部133は、通信部133が受信したデータに従って、相対位置関係に基づくレンズシフト量の計算をする。尚、プロジェクタ2におけるレンズシフト量は、z倍された投影領域T2(投影領域T6)を、横方向にSw2、縦方向にSh2移動させるための制御情報であり、Sw2、Sh2は、以下となる。
Sw2=0.5×(w−z×w)=0.5×(1−z)×w (9)
Sh2=−0.5×(h−z×h)=−0.5×(1−z)×h (10)
次に、ステップS311において、プロジェクタ2のレンズシフト量制御部137は、ステップS310で計算部133が計算したレンズシフト量を取得し、レンズシフト部125に駆動信号を出力する。尚、レンズシフト部125は、レンズシフト量制御部137が出力した駆動信号に従って、所定の距離、投影領域を移動させる。従って、図5(f)に示すように、投影領域T6の中心位置座標を点P6’とすると、以下となる。
P6’=(w−0.5zw、h+0.5zh) (11)
尚、ステップS309からS311までの処理は、プロジェクタ3、4においても同様であるため、説明を省略する。
本実施形態によると、焦点調整や台形補正を踏まえたレンズシフト量の計算は、プロジェクタ1の計算部133のみで実行されるため、プロジェクタ2から4における計算リソースの使用量を低減させることが可能となる。
尚、本発明を利用して、合成領域を構成する各投影領域のサイズは一定であるが、該投影領域の一部が移動した場合に、他の投影領域を移動させて、再び合成領域を形成することも可能である。
(第1の実施形態の変形例)
第1の実施形態においては、操作信号に応じて、所望のサイズの合成領域が形成されることを想定している。
しかし、合成領域を構成する各投影領域を投影するプロジェクタ同士の位置関係や、プロジェクタと投影面との距離等によっては、操作信号に応じたサイズの合成領域が形成できない場合が考えられる。
このような場合において、計算部133は、合成領域を形成できる範囲で、所望のサイズとは異なるサイズの合成領域を形成するためのレンズシフト量を再計算し、再計算した結果をレンズシフト量制御部137に出力する。
また、操作信号に応じたサイズの合成領域が形成できない場合には、文字、画像、音等と用いて、操作信号に応じたサイズの合成領域が形成できない旨をユーザに報知してもよい。
尚、文字、画像で報知する場合には、操作信号に応じたサイズの合成領域が形成できない旨を示す情報を、上述した画像信号によって形成される映像に重畳させて出力する。
また、音を用いて報知する場合には、プロジェクタ1は、更にスピーカを有し、当該スピーカから操作信号に応じたサイズの合成領域が形成できない旨を示す音を出力する。
また、操作信号に応じたサイズの合成領域が形成できない旨を示す情報の他、操作信号に応じたサイズの合成領域を形成するためのプロジェクタ同士の位置関係や、プロジェクタと投影面との距離等を報知しても良い。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、操作信号を、プロジェクタ1のみが受信するものとしたが、プロジェクタ1から4のそれぞれが、同一の操作信号を受信し、前述したステップS301からS311までの処理を実行してもよい。
このとき、ステップS308において送信するデータは、相対位置関係を示すデータのみとなる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態においては、投影領域を縦に2つ、横に2つ並べて合成領域を形成したが、本発明は、例えば、図6に示すように、投影領域を横に3つ並べて合成領域を形成してもよい。また、図7に示すように、左側に大きな投影領域を1つ、右側に小さな投影領域を2つ並べて合成領域を形成してもよい。
図8は、本実施形態における投影システム800の機能構成を示す機能ブロック図である。
投影システム800は、画像処理装置810、制御装置820、指示信号出力装置830、投影装置840、850、860、スクリーン870からなる。
尚、投影装置の数は3つに限定されず、幾つでもあってもよい。
尚、図6について、投影領域Eは、投影装置840によって形成され、投影領域Fは、投影装置850によって形成され850、投影領域Gは、投影装置860によって形成されているものとする。
また、図7のついて、投影領域Hは、投影装置840によって形成され、投影領域Iは、投影装置850によって形成され850、投影領域Jは、投影装置860によって形成されているものとする。
また、画像処理装置810は、画像入力部811、画像処理部812、画像出力部813を有し、制御部820は、通信部821、記憶部822、投影位置決定部823、台形補正部824を有する。
また、指示信号出力装置830は、サイズ変更指示部831を有し、投影装置840は、投影制御部841、投影部842を有し、投影装置850は、投影制御部851、投影部852を有し、投影装置860は、投影制御部861、投影部862を有する。
以下、各部について詳細に説明する。
画像入力部811は、画像信号を入力するインタフェースであり、スクリーン870に投影する画像を示す画像信号を入力し、画像処理装置812に所定の画像データを出力する。
画像処理部812は、MPU等で構成され、後述する通信部821から出力されたデータに従って、投影装置840、850、860が、入力された画像データの一部をスクリーン870投影することで元の画像を形成するよう、画像データを分割する。
画像出力部813は、映像信号を出力するインタフェースであり、所定の投影装置に、分割された画像データを所定の形式に変換した映像信号を出力する。
通信部821は、各種の信号を入出力するインタフェースであり、画像処理部812に対して、画像の分割を指示するデータを出力する。また、通信部821は、後述する投影位置決定部823に対して、投影位置を決定するためのデータの送受信をおこなう。また、通信部821は、後述するサイズ変更指示部831から、サイズの変更を指示する信号の入力を受けつける。また、通信部821は、後述する投影制御部841、842、843に対して、レンズシフト量、ズーム量を示す信号の送受信を行う。
記憶部822は、RAM等で構成され、合成領域の位置情報、各投影領域の位置情報、レンズシフト量、ズーム量等を記憶する。
投影位置決定部823は、MPU等で構成され、通信部821から取得した投影位置を決定するためのデータとして、サイズの変更を指示する情報、レンズシフト量、ズーム量を示す情報を取得する。そして、投影位置決定部823は、これらの情報に基づいて、サイズが変更された合成領域を形成するために投影部842、852、862が投影すべき各投影領域の位置を決定する。
尚、投影すべき各投影領域の位置を決定することができるのは、投影制御部841、851、852から通信部821に送信されたレンズシフト量、ズーム量を示す信号に基づいて、各投影領域のサイズ及び位置関係を決定できるからである。
尚、このとき、投影部842、852、862によって、図6(a)、図7(a)に示すように、予め所望のサイズとは異なるサイズの合成領域が形成されているものとする。
台形補正部824は、MPU等で構成され、投影位置決定部823が各投影領域の位置を決定する際に、レンズシフト量に伴う台形歪みを逆演算して、スクリーン870に長方形の投影領域が形成されるよう、周知の台形補正を行う。
サイズ変更指示部831は、通信部821が受信可能な所定の形式の信号を出力するインタフェースであり、サイズの変更を指示する信号を出力する。
尚、サイズの変更を指示する信号とは、図6の場合、合成領域の大きさをr倍に変更を指示する信号であり、図7の場合、合成領域の大きさをs倍に変更を指示する信号である。
投影制御部841は、MPU等で構成され、通信部821から受信したレンズシフト量、ズーム量を示す信号に基づいて、投影部842のレンズシフト量、ズーム量を変更する。
また、投影制御部841は、投影部842のレンズシフト量、ズーム量を変更した場合には、変更後のレンズシフト量、ズーム量を通信部821へ送信する。
投影部842は、レンズ等で構成され、投影制御部841が指示する所定のレンズシフト量、ズーム量に従って、画像出力部813から出力された分割画像をスクリーン870に投影する。
尚、投影制御部851、861の構成及び機能は投影制御部841と同様であり、投影部852、862の構成及び機能は投影部842と同様であるため、説明を省略する。
スクリーン870は、投影部842、852、862が投影する投影領域が形成されるよう対面するよう配置された面である。
図9は、制御装置820における投影位置を決定する処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS901において、通信部821は、投影制御部841、851、861から、合成領域における各投影領域の位置を示す情報として、レンズシフト量、ズーム量を示す信号を取得する。
次に、ステップS902において、通信部821は、サイズ変更指示部831から合成領域のサイズの変更を指示する信号が入力されたか否か判定し、所定の信号が入力された場合、ステップS903の処理を実行する。
一方、所定の信号が入力されない場合、ステップS902の処理を繰り返す。
ステップS903において、投影位置決定部823は、通信部821から合成領域における各投影領域の位置を示す情報及び合成領域のサイズの変更を指示する情報を取得する。そして、投影位置決定部823は、所定のサイズに変更した合成領域を形成するために各投影制御部が制御すべきレンズシフト量、ズーム量を決定する。
尚、ステップS903において、台形補正部824は、投影位置決定部823と連携して前述した台形補正の処理を行っているものとする。
尚、台形補正部824が実行した台形補正の結果に従って、画像処理部812が分割する画像の分割位置を調整してもよい。
また、台形補正部824が実行した台形補正の結果に従って、画像出力部813が出力する画像の形状を変更させてもよい。
次に、ステップS904において、通信部821は、決定されたレンズシフト量、ズーム量を取得し、各投影制御部に対して、決定されたレンズシフト量、ズーム量を示す信号を出力する。
以上説明したように、本実施形態によれば、合成領域を形成する各投影領域のサイズを変更した場合に、繁雑な操作を要することなく、変更後のサイズに合わせて合成領域を形成することが可能となる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (9)

  1. 投影装置を制御する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置が第1の投影装置に投影させる第1の画像の投影領域と第2の投影装置が投影する第2の画像の投影領域とを含む合成領域における前記第1の画像の投影領域の中心の位置に応じた位置情報を取得する取得手段と、
    前記第1の画像の投影領域のサイズ及び前記第2の画像の投影領域のサイズを変更するための拡大率又は縮小率の指示を受信する受信手段と、
    前記受信手段が前記指示を受信した場合、前記指示に応じてサイズを変更した後の前記第1の画像の投影領域の中心と前記合成領域の中心との距離が、前記指示に応じてサイズを変更する前の前記第1の画像の投影領域の中心と前記合成領域の中心との距離を前記指示が示す拡大率又は縮小率で変更した距離に応じた距離となるように前記第1の画像の中心を移動させて、前記第1の画像を前記第1の投影装置に投影させる制御を行う制御手段とを備える情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記受信手段が前記指示を受信した場合、前記指示に応じてサイズを変更した後の前記第1の画像の投影領域と前記指示に応じてサイズを変更した後の前記第2の画像の投影領域との間に重なり及び隙間が生じないように前記第1の画像の中心を移動させて、前記第1の画像を前記第1の投影装置に投影させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の画像を投影する第1の投影領域と、前記第1の投影領域との間に重なり又は隙間が生じないようにして前記第2の画像を投影する第2の投影領域とが構成する合成領域を前記指示に応じて形成できない場合、前記指示に応じたサイズの前記合成領域が形成できないことを示す報知を行う報知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 投影装置を制御する情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置が第1の投影装置に投影させる第1の画像の投影領域と第2の投影装置が投影する第2の画像の投影領域とを含む合成領域における前記第1の画像の投影領域の中心の位置に応じた位置情報を取得する取得工程と、
    前記第1の画像の投影領域のサイズ及び前記第2の画像の投影領域のサイズを変更するための拡大率又は縮小率の指示を受信する受信工程と、
    前記受信工程において前記指示を受信した場合、前記指示に応じてサイズを変更した後の前記第1の画像の投影領域の中心と前記合成領域の中心との距離が、前記指示に応じてサイズを変更する前の前記第1の画像の投影領域の中心と前記合成領域の中心との距離を前記指示が示す拡大率又は縮小率で変更した距離に応じた距離となるように前記第1の画像の中心を移動させて、前記第1の画像を前記第1の投影装置に投影させる制御を行う制御工程とを有する制御方法。
  5. 前記制御工程において、前記受信工程において前記指示を受信した場合、前記指示に応じてサイズを変更した後の前記第1の画像の投影領域と前記指示に応じてサイズを変更した後の前記第2の画像の投影領域との間に重なり及び隙間が生じないように前記第1の画像の中心を移動させて、前記第1の画像を前記第1の投影装置に投影させる制御を行うことを特徴とする請求項4に記載の制御方法
  6. 前記第1の画像を投影する第1の投影領域と、前記第1の投影領域との間に重なり又は隙間が生じないようにして前記第2の画像を投影する第2の投影領域とが構成する合成領域を前記指示に応じて形成できない場合、前記指示に応じたサイズの前記合成領域が形成できないことを示す報知を行う報知工程を有することを特徴とする請求項4に記載の制御方法
  7. 投影装置を制御するコンピュータに、
    前記情報処理装置が第1の投影装置に投影させる第1の画像の投影領域と第2の投影装置が投影する第2の画像の投影領域とを含む合成領域における前記第1の画像の投影領域の中心の位置に応じた位置情報を取得する取得手順と、
    前記第1の画像の投影領域のサイズ及び前記第2の画像の投影領域のサイズを変更するための拡大率又は縮小率の指示を受信する受信手順と、
    前記受信手順において前記指示を受信した場合、前記指示に応じてサイズを変更した後の前記第1の画像の投影領域の中心と前記合成領域の中心との距離が、前記指示に応じてサイズを変更する前の前記第1の画像の投影領域の中心と前記合成領域の中心との距離を前記指示が示す拡大率又は縮小率で変更した距離に応じた距離となるように前記第1の画像の中心を移動させて、前記第1の画像を前記第1の投影装置に投影させる制御を行う制御手順を実行させるためのプログラム。
  8. 前記コンピュータに、
    前記制御手順において、前記受信手順において前記指示を受信した場合、前記指示に応じてサイズを変更した後の前記第1の画像の投影領域と前記指示に応じてサイズを変更した後の前記第2の画像の投影領域との間に重なり及び隙間が生じないように前記第1の画像の中心を移動させて、前記第1の画像を前記第1の投影装置に投影させる制御を実行させるための請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記コンピュータに、
    前記第1の画像を投影する第1の投影領域と、前記第1の投影領域との間に重なり又は隙間が生じないようにして前記第2の画像を投影する第2の投影領域とが構成する合成領域を前記指示に応じて形成できない場合、前記指示に応じたサイズの前記合成領域が形成できないことを示す報知を行う報知手順を実行させるための請求項7に記載のプログラム。
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