JP5241354B2 - 画像投射装置 - Google Patents

画像投射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5241354B2
JP5241354B2 JP2008179735A JP2008179735A JP5241354B2 JP 5241354 B2 JP5241354 B2 JP 5241354B2 JP 2008179735 A JP2008179735 A JP 2008179735A JP 2008179735 A JP2008179735 A JP 2008179735A JP 5241354 B2 JP5241354 B2 JP 5241354B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
projection
image
optical zoom
optical
projection position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008179735A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010020036A (ja
Inventor
敦史 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008179735A priority Critical patent/JP5241354B2/ja
Publication of JP2010020036A publication Critical patent/JP2010020036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5241354B2 publication Critical patent/JP5241354B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

本発明は、プロジェクタ等の画像投射装置に関し、特に光学ズーム機能を有する画像投射装置に関する。
プロジェクタは、液晶パネル等の光変調素子(画像形成素子ともいう)によって画像変調された光を投射光学系を介してスクリーン等の被投射面に投射することで投射画像を形成する。このようなプロジェクタによって被投射面における所望の領域に投射画像を形成するためには、プロジェクタの向きや傾き、投射画像のアスペクト比や投射レンズの焦点距離(光学ズーム倍率)等の様々な投射条件を調整する作業が必要である。そして、1つの投射条件を変更すると、他の投射条件も再調整する必要が生じる場合が多く、煩雑である。
例えば、ズームを行うと投射画像は投射光軸を中心として拡大又は縮小されるため、投射画像の上端の位置が大きく変化する。このため、投射画像の上端を常にスクリーンの上端に合わせておきたいような場合には、ズームを行った後に必ずプロジェクタの傾き調整を行う必要がある。
特許文献1,2には、上記のような調整作業の煩雑さを軽減する機能を有する画像投射装置が開示されている。特許文献1にて開示された画像投射装置は、光変調素子上での光変調領域がシフト可能である場合に、ユーザ入力に応じて光変調領域をシフトさせ、これにより投射画像の投射位置をシフトさせることができる機能を有する。また、特許文献2にて開示された画像投射装置は、撮像センサにより投射画像を撮像して得られた画像からスクリーン及び投射画像の外縁部を認識し、各外縁部の情報に基づいて投射画像をスクリーン内に自動的に位置付ける機能を有する。
特開2006−246306号公報 特開2006−313979号公報
特許文献1にて開示された機能を用いれば、投射画像のサイズや形状が変更された場合でも、プロジェクタ自体を動かすことなく投射画像を所望の投影位置にシフトさせることが可能である。しかしながら、この機能は、電子ズームやアスペクト比変更等の操作によって光変調素子上での光変調領域をシフトさせることができるようになった場合に限って使用できる機能である。このため、投射光学系のズーム操作(光学ズーム)を行ったときには使用することができない。
また、特許文献2にて開示された機能を用いれば、光学ズームを行った場合に、スクリーン内の所定の領域に、サイズが調整された投射画像が自動的に表示される。しかしながら、特許文献2の機能は、プロジェクタには本来不必要である撮像センサが必要となる。また、スクリーンとその背後の壁面とを混同してスクリーンの正確な認識ができない場合や、そもそもスクリーンを使用していない場合においては使用することができない。
本発明は、撮像センサのような画像投射装置に本来用いられない部品を追加することなく、またスクリーンの有無や被投射面の種類にかかわらず、光学ズームを行った場合に自動的に投射画像の位置を調整することができるようにした画像投射装置を提供する。
本発明の一側面としての画像投射装置は、光変調素子からの光を被投射面に投射して投射画像を形成し、かつ光学ズームが可能な投射光学系と、投射画像の投射位置をシフトさせる投射位置シフト手段と、光学ズームが行われる前の投射画像における特定部分の被投射面上での投射位置である特定投射位置を設定する投射位置設定手段と、投射光学系の光学ズーム状態を検出する検出手段と、光学ズームが行われる前の光学ズーム状態を記憶する記憶手段とを有する。制御手段は、光学ズームが行われた後の投射画像における特定部分の被投射面上での投射位置を特定投射位置に合わせるように、光学ズームが行われる前と行われた後での光学ズーム状態に基づいて投射位置シフト手段を動作させる。また、投射位置設定手段は、特定部分の選択を可能とする機能を含むことを特徴とする。
本発明の他の側面としての画像投射装置は、光変調素子からの光を被投射面に投射して投射画像を形成し、かつ光学ズームが可能な投射光学系と、投射画像の投射位置をシフトさせる投射位置シフト手段と、光学ズームが行われる前の投射画像における特定部分の被投射面上での投射位置である特定投射位置を設定する投射位置設定手段と、投射光学系の光学ズーム状態を検出する検出手段と、光学ズームが行われる前の光学ズーム状態を記憶する記憶手段とを有する。制御手段は、光学ズームが行われた後の投射画像における特定部分の被投射面上での投射位置を特定投射位置に合わせるように、光学ズームが行われる前と行われた後での光学ズーム状態に基づいて投射位置シフト手段を動作させる。また、投射位置シフト手段は、光変調素子上での光変調領域をシフトさせることを特徴とする。
本発明では、特定投射位置を設定しておけば、光学ズームが行われても、該光学ズーム前後での光学ズーム状態に基づいて、投射画像の特定部分の位置が特定投射位置に合うように、投射画像の投射位置が自動的にシフトされる。このため、撮像センサのように画像投射装置に本来用いられない部品を追加することなく、またスクリーンの有無や被投射面の種類に関わらず、特定部分を特定投射位置から実質的に移動させることなく光学ズームによる投射画像の拡大及び縮小を行うことができる。この結果、光学ズームに伴う装置の向きや傾きの調整作業を不要とし、使い勝手の良い画像投射装置を実現することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例である画像投射装置としてのプロジェクタの構成を示す。同図において、映像投射部100においては、光源140からの光が、液晶パネルやDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)等の光変調素子130により変調される。光変調素子130は、プロジェクタの外部から入力された画像信号に応じて、入射した光を変調する。光変調素子130により変調された光は、投射光学系である投射レンズ120によって被投射面200に投射される。これにより、被投射面200上には、投射画像が形成される。
投射レンズ駆動部110は、投射レンズ120を構成する複数のレンズ(図には、2つレンズのみを示す)のうち変倍レンズ121を光軸AXLの方向(光軸方向)に移動させることにより、投射倍率(以下、ズーム倍率という)を変更する光学ズームを行う。変倍レンズ121の移動は、マニュアル操作力を変倍レンズ121にメカ的に伝達することにより行ってもよいし、不図示のズームスイッチの操作に応じて動作するアクチュエータによって変倍レンズ121を駆動することにより行ってもよい。
また、投射位置シフト手段としての投射レンズ駆動部110は、投射レンズ120を構成する複数のレンズのうち少なくとも一部(以下、シフトレンズという)122を光軸方向、つまりは投射方向に対して直交する方向にシフトさせる。これにより、被投射面200上における投射画像の投射位置を上下左右にシフトさせることができる。
なお、本実施例では、シフトレンズ122のみを投射方向に対して直交する方向にシフトさせる場合について説明するが、投射レンズ120の全体をシフトさせてもよい。
ズーム倍率(つまりは変倍レンズ121の位置)やシフトレンズ122のシフト量の変更を指示する制御信号はそれぞれ、ズーム倍率制御部10及びシフト量制御部20から投射レンズ駆動部110に入力される。
倍率変化検知部(ズーム検出手段)30は、一定周期でズーム倍率制御部10に対して現在の光学ズーム状態であるズーム倍率を問い合せる。そして、ズーム倍率制御部10から取得した現在のズーム倍率が直前のズーム倍率に対して所定値以上変化があったことを検知した場合には、倍率変化通知信号と現在のズーム倍率とをシフト量計算部80に出力する。
投射位置設定手段としての固定位置設定部50は、ユーザにより操作される操作部60からの信号に応じて、特定投射位置としての投射固定位置の設定を行う。
ここで、投射固定位置について図3を用いて説明する。図3は、被投射面200上に投射画像Gが投射されている様子を示している。点O(0,0)は、被投射面200上における投射レンズ120の投射光軸の延長線が交差する位置(以下、単に光軸位置という)を表している。
また、点P0(x0,y0)は、投射画像Gにおける任意の部分(点)である特定部分を示している。固定位置設定部50は、操作部60からの信号に応じて該特定部分を上下左右に移動させる機能、すなわちユーザによる任意の特定部分の選択を可能とする機能を有する。例えば、図3は、投射画像Gの中心よりも若干下方(ただし、光軸位置より上方)の点を特定部分として選択している様子を示している。特定部分としては、他に、投射画像Gの上端、下端又は側端や、上端の辺と側端の辺とがなす角(頂点)や、投射画像Gの中心等を選択することができる。
固定位置設定部50は、このようにして選択された特定部分の被投射面200上での位置を投射固定位置として設定する。すなわち、図3の例では、P0(x0,y0)が投射固定位置として設定される。そして、固定位置設定部50は、メモリ部70に投射固定位置の情報を記憶させるとともに、ズーム倍率制御部10から投射固定位置が設定された時点(つまりは、光学ズームが行われる前)でのズーム倍率を取得し、これもメモリ部70に記憶させる。
シフト量計算部80は、倍率変化検知部30から倍率変化通知信号を受けると、同時に受け取った現在のズーム倍率と、メモリ部70から読み出した投射固定位置の設定時点でのズーム倍率とに基づいて、光学ズーム後の投射画像の特定部分の位置を算出する。ここでの具体的な算出方法については後述する。
さらに、シフト量計算部80は、メモリ部70から投射固定位置の情報を読み出す。さらに、シフト量計算部80は、投射固定位置と光学ズーム後の特定部分の位置の算出結果とに基づいて、画像シフト量を算出する。ここにいう画像シフト量とは、光学ズーム後の投射画像の特定部分を投射固定位置に合わせる(移動させる又は戻す)のに必要な投射画像全体のシフト量及びシフト方向を意味する。ここでの具体的な算出方法についても後述する。そして、算出した画像シフト量をシフト量制御部20に送る。
シフト量制御部20は、入力された画像シフト量を得るために必要なシフトレンズ122のシフト量及びシフト方向(以下、これらをまとめてレンズシフト量という)を算出する。そして、レンズシフト量に対応する制御信号を投射レンズ駆動部110に出力する。
投射レンズ駆動部110は、該制御信号により指示されたレンズシフト量だけシフトレンズ122をシフトさせる。これにより、光学ズーム後の投射画像の特定部分を、設定された投射固定位置に合わせる(移動させる又は戻す)ように投射画像全体をシフトさせることができる。なお、シフト量計算部80及びシフト量制御部20により、制御手段が構成される。
実際の動作においては、倍率変化検知部30でのズーム倍率の変化の検知からシフトレンズ122のシフトが行われる直前までは、投射画像の特定部分の位置が被投射面200上の投射固定位置から移動する。そして、シフトレンズ122のシフトが行われることで、投射画像の特定部分が投射固定位置に戻る。
しかし、ズーム倍率の変化の検知からシフトレンズ122のシフトが行われるまでに要する時間は、後述するフローチャートの1回のルーチンに要する時間に相当するきわめて短時間である。このため、本実施例によれば、実質的には、光学ズームが行われてズーム倍率が変更されても、投射画像の特定部分の位置が被投射面200上の投射固定位置から移動しないように投射画像の投射位置を制御することができる。言い換えれば、光学ズーム後の投射画像の特定部分の位置を投射固定位置に合わせるように投射画像の投射位置を制御することができる。
以下の説明において、光学ズーム後の投射画像の特定部分の位置を投射固定位置に合わせる処理を投射位置補正処理という。
図2には、シフト量計算部80及びシフト量制御部20により行われる投射位置補正処理をフローチャートにして示している。この処理は、コンピュータプログラムに従って実行される。
処理が開始されると、ステップS10では、シフト量計算部80は、倍率変化検知部30から倍率変化通知信号が入力されたか否か(ズーム倍率の変化を検知したか否か)を判別する。倍率変化通知信号が入力されていない場合は、本ステップS10での処理を繰り返し、倍率変化通知信号が入力された場合は、ステップS20に進む。
ステップS20では、シフト量計算部80は、メモリ部70から投射固定位置と投射固定位置の設定時点でのズーム倍率とを読み出す。そして、ステップS30に進む。
ステップS30では、シフト量計算部80は、倍率変化検知部30から現在のズーム倍率(光学ズーム後のズーム倍率)を取得する。そして、投射固定位置の設定時点でのズーム倍率と現在のズーム倍率とに基づいて、光学ズーム後の投射画像の特定部分の位置を算出し、さらに該算出結果と投射固定位置とに基づいて画像シフト量を算出する。
ここで、図4を用いて光学ズーム後の投射画像の特定部分の位置の計算方法について説明する。図4中に破線で示した矩形は、図3に示した光学ズーム前の投射画像Gの投射範囲を表している。
本実施例の投射位置補正処理が行われない場合に光学ズーム(ここでは拡大とする)が行われると、投射画像Gは光軸位置O(0,0)を中心として拡大される。これにより、光学ズーム後の投射画像G′における特定部分の位置P′0(x′0,y′0)は、光学ズーム前の特定部分の位置(投射位置補正処理が行われる場合の投射固定位置)P0(x0,y0)に対して、光軸位置O(0,0)からより離れる方向に移動する。
光学ズーム前において投射固定位置P0(x0,y0)を設定した時点でのズーム倍率をaとし、光学ズーム後のズーム倍率をa′とする。このとき、投射位置補正処理が行われない場合の光学ズーム後の投射画像G′における特定部分の位置P′0(x′0,y′0)は、
P′0(x0×a′/a,y0×a′/a)
と表すことができる。
また、ステップS30では、シフト量制御部20は、算出された光学ズーム後の投射画像G′における特定部分の位置と投射固定位置P0(x0,y0)とに基づいて画像シフト量を算出し、さらに該画像シフト量に対応するレンズシフト量を算出する。
ここで、図5を用いて、画像シフト量及びレンズシフト量の算出方法について説明する。図5中に点線で示した矩形は、図4に示した、投射位置補正処理が行われない場合の光学ズーム後の投射画像G′の投射範囲を表している。
光学ズーム後の特定部分の位置P′0(x′0,y′0)=(x0×a′/a,y0×a′/a)を投射固定位置P0(x0,y0)に移動させる(一致させる)ためには、以下のように画像シフト量を設定すればよい。
x方向:(x0−x0×a′/a)
y方向:(y0−y0×a′/a)
そして、この画像シフト量を得るために、光軸位置をO(0,0)から、
O′(x0−x0×a′/a,y0−y0×a′/a)
=(x0−x′0,y0−y′0)
にシフトさせるようにレンズシフト量を算出する。
次に、ステップS40では、シフト量制御部20は、ステップS30で算出したレンズシフト量に応じてシフトレンズ122のシフト駆動を行う。これにより、光学ズーム後の投射画像G′は図5にG″で示す投射範囲にシフトする。その後、再びステップS10へと戻る。
以上の動作により、前述したように、光学ズームが行われても、投射画像の特定部分の位置が被投射面200上の投射固定位置から移動しないように、つまりは該特定部分の位置を投射固定位置に合わせるように、投射画像の投射位置を制御することができる。
なお、本実施例では、まず画像シフト量を算出し、該画像シフト量からレンズシフト量を算出する過程を経る場合について説明した。しかし、最終的なレンズシフト量が、O′(x0−x0×a′/a,y0−y0×a′/a)で与えられることが分かっているので、画像シフト量を算出することなく、投射固定位置と光学ズーム前後でのズーム倍率とから直接、レンズシフト量を算出してもよい。
図6には、(a)光学ズーム前の投射画像Gと、(b)投射位置補正処理が行わないときの光学ズーム後の投射画像G′と、(c)投射位置補正処理が行われるときの光学ズーム後の投射画像G″とを示す。ここでは、投射画像の中心が光軸位置(点O)であるとする。また、投射画像Gの左上頂点を特定部分とし、該特定部分の被投射面200上での位置を投射固定位置P0とした場合を示している。さらに、光学ズーム後の投射画像G′は、被投射面200と同じサイズに拡大された画像とする。
(b)に示す投射画像G′は、点Oを中心に拡大されたまま投射位置補正処理が行われないため、左側の側部と上部が、被投射面200からはみ出してしまう。このため、投射位置を被投射面200内に収めるためにプロジェクタの向きや傾きを変更したり、投射画像G′のサイズが不明確である場合には、光学ズームを再度行ったりする必要がある。
これに対して、(c)に示す投射画像G″は、実際には点Oを中心に拡大されるものの投射位置補正処理が行われるために、左上頂点が点P0に位置したまま(言い換えれば、点P0を中心にして)、被投射面200内で拡大されるように見える。つまり、被投射面200からはみ出させることなく投射画像G″を被投射面200と同サイズまで拡大することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
例えば、上記実施例では、光学ズームの前後での光学ズーム状態としてズーム倍率の情報を用いる場合について説明した。しかし、ズーム倍率の情報に代えて、変倍レンズ121の位置情報又は変倍レンズ121を移動させる機構に含まれる可動部材の位置情報を用いてもよい。
また、上記実施例では、光学ズームに対してほとんど遅れることなく投射位置補正処理が行われる場合について説明した。しかし、光学ズームによる投射画像の特定部分の投射固定位置からの移動を許容した上で、スイッチ操作に応じて投射位置補正処理が行われるようにしてもよい。
また、上記実施例では、投射位置シフト手段として、レンズをシフトさせることで被投射面上での投射画像の投射位置を変更する場合について説明した。しかし、光変調素子上での光変調領域(例えば、液晶パネル上での画像形成領域)をシフトさせることで被投射面上での投射画像の投射位置を変更するようにしてもよい。また、レンズのシフトと光変調素子上での光変調領域のシフトとを併用してもよい。
本発明の実施例であるプロジェクタの構成を示すブロック図。 実施例のプロジェクタの動作を示すフローチャート。 被投射面上における投射固定位置と光軸位置との関係を示す図。 光学ズーム後の投射画像の特定部分の投射固定位置からのずれを説明する図。 光学ズーム後の投射画像のシフト量の計算方法を説明する図。 光学ズームを行う前の投射画像と、実施例の投射位置補正処理が行われる場合と行われない場合とでの光学ズーム後の投射画像とを示す図。
符号の説明
10 ズーム倍率制御部
20 シフト量制御部
30 倍率変化検知部
50 固定位置設定部
60 操作部
70 メモリ部
80 シフト量計算部
100 映像投射部
110 投射レンズ駆動部
120 投射レンズ
130 光変調素子
140 光源
200 被投影面
G,G′,G″ 投射画像

Claims (3)

  1. 光変調素子からの光を被投射面に投射して投射画像を形成し、かつ光学ズームが可能な投射光学系と、
    前記投射画像の投射位置をシフトさせる投射位置シフト手段と、
    前記光学ズームが行われる前の前記投射画像における特定部分の前記被投射面上での投射位置である特定投射位置を設定する投射位置設定手段と、
    前記投射光学系の光学ズーム状態を検出する検出手段と、
    前記光学ズームが行われる前の前記光学ズーム状態を記憶する記憶手段と、
    前記光学ズームが行われた後の前記投射画像における前記特定部分の前記被投射面上での投射位置を前記特定投射位置に合わせるように、前記光学ズームが行われる前と行われた後での前記光学ズーム状態に基づいて前記投射位置シフト手段を動作させる制御手段とを有し、
    前記投射位置設定手段は、前記特定部分の選択を可能とする機能を含むことを特徴とする画像投射装置。
  2. 前記投射位置シフト手段は、前記光変調素子上での光変調領域をシフトさせることを特徴とする請求項1に記載の画像投射装置。
  3. 光変調素子からの光を被投射面に投射して投射画像を形成し、かつ光学ズームが可能な投射光学系と、
    前記投射画像の投射位置をシフトさせる投射位置シフト手段と、
    前記光学ズームが行われる前の前記投射画像における特定部分の前記被投射面上での投射位置である特定投射位置を設定する投射位置設定手段と、
    前記投射光学系の光学ズーム状態を検出する検出手段と、
    前記光学ズームが行われる前の前記光学ズーム状態を記憶する記憶手段と、
    前記光学ズームが行われた後の前記投射画像における前記特定部分の前記被投射面上での投射位置を前記特定投射位置に合わせるように、前記光学ズームが行われる前と行われた後での前記光学ズーム状態に基づいて前記投射位置シフト手段を動作させる制御手段とを有し、
    前記投射位置シフト手段は、前記光変調素子上での光変調領域をシフトさせることを特徴とする画像投射装置。
JP2008179735A 2008-07-10 2008-07-10 画像投射装置 Active JP5241354B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008179735A JP5241354B2 (ja) 2008-07-10 2008-07-10 画像投射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008179735A JP5241354B2 (ja) 2008-07-10 2008-07-10 画像投射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010020036A JP2010020036A (ja) 2010-01-28
JP5241354B2 true JP5241354B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=41705011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008179735A Active JP5241354B2 (ja) 2008-07-10 2008-07-10 画像投射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5241354B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5754124B2 (ja) * 2010-12-14 2015-07-29 セイコーエプソン株式会社 プロジェクターおよび制御方法
JP2012189761A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Seiko Epson Corp プロジェクターおよび画像表示システム
JP6098506B2 (ja) * 2013-12-27 2017-03-22 ソニー株式会社 投射型画像表示装置及び投射光学系
JP7250175B2 (ja) 2019-12-27 2023-03-31 富士フイルム株式会社 投影装置、投影方法、及び制御プログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09244138A (ja) * 1996-03-07 1997-09-19 Nikon Corp プロジェクタ
JP3687833B2 (ja) * 1998-06-26 2005-08-24 松下電器産業株式会社 プロジェクタ
JP2004037676A (ja) * 2002-07-01 2004-02-05 Toshiba Corp 投射型表示装置
JP4090386B2 (ja) * 2003-05-13 2008-05-28 シャープ株式会社 プロジェクタ
JP2006350174A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2007074619A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Seiko Epson Corp 画像投射装置、画像投射方法および画像投射プログラム
JP2007212731A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Canon Inc 投射レンズ装置および画像投射装置
JP5162839B2 (ja) * 2006-03-29 2013-03-13 カシオ計算機株式会社 表示装置及びプログラム
JP2007324800A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Sony Corp 画像形成装置および方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010020036A (ja) 2010-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6624807B2 (ja) 画像投射装置およびプログラム
US20110019166A1 (en) Image projection apparatus
JP2011237482A (ja) 画像投射装置
JP5241354B2 (ja) 画像投射装置
JP6723438B2 (ja) 撮像装置、撮像用制御方法、及びプログラム
JP2017129613A (ja) 焦点調節装置及び焦点調節方法
JP2007282069A (ja) 雲台システム
US9477062B2 (en) Zoom lens barrel
JP7352768B2 (ja) プロジェクタのオートフォーカス制御システム
JP6025954B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
US11968452B2 (en) Imaging apparatus
JP2006287863A (ja) 投射型表示装置
JP2017187572A (ja) 画像投射装置
JP2017068195A (ja) 合焦制御装置、レンズ鏡筒、及び、光学機器
JP6395513B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2004205681A (ja) 投射装置及びそのフォーカス調整方法
JP7483393B2 (ja) レンズ装置および撮像装置
JP7349690B1 (ja) 交換レンズ、撮像装置、及びプログラム
JP6906133B2 (ja) 投写型映像表示装置の調整方法、および投写型映像表示装置
JP2010085699A (ja) オートフォーカスシステム
JP2008289078A (ja) 投射型映像表示装置
JP2024075438A (ja) 制御装置、レンズ装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP2007072361A (ja) 投射型映像表示装置
JP2016114667A (ja) レンズ装置及びこれを用いた投射型表示装置、レンズ装置制御方法
JP5223353B2 (ja) カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121003

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130402

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5241354

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3