JP2006287863A - 投射型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学ズーム機能と電子ズーム機能を用いた好適なズーム制御を可能とする投射型表示装置を提供する。
【解決手段】 被投射面に画像を投射する投射光学系(11)と、この投射光学系(11)の焦点距離を変化させて投射画像の第1のズーム動作を行う第1のズーム手段と、画像に対して画像処理を施すことにより投射画像の第2のズーム動作を行う第2のズーム手段と、第1及び第2のズーム動作を制御する制御手段(6)とを有する。そして、制御手段(6)はズーム動作を実行させるために操作される操作手段からの出力信号に応じて、第1のズーム動作と第2のズーム動作とを連動させたズーム制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スクリーン(被投射面)に画像を拡大投射して表示する投射型表示装置に係り、詳しくは、光学ズーム機能及び電子ズーム機能を用いて投射する画面サイズを変更するズーム制御に関する。
従来、プロジェクタは照明光学系で集光された光源からの光を、入力画像信号により変換・駆動される光シャッタを有するLCD(液晶デイスプレイ素子)等で光変調し、投射用のズームレンズ系、つまり、投射光学系を介して画像をスクリーン上に拡大投射する。
このようなプロジェクタは、プロジェクタ本体の上面に設けられたズームボタンの操作やリモコン操作により、投射光学系のズームレンズを移動させることで焦点距離を変化させて投射画像を光学的に拡大・縮小し(光学ズーム機能)、スクリーン上の投射画像の大きさを任意に設定可能としている(特許文献1)。
また、投射される画像の一部を切り出して拡大表示(又は縮小表示)する画像処理を施すことにより電子的にズーミングを行う電子ズーム機能が設けられたプロジェクタも提案されている(特許文献2)。
そして、これら光学ズーム機能と電子ズーム機能の両機能を備えたプロジェクタも提案されている。
特開2002−162690号公報(段落0008〜0009、図1等) 特開2004−212817号公報(段落0082〜0087、図6、図7等)
しかし、上記従来のプロジェクタでは、光学ズーム機能と電子ズーム機能とが別々に制御されているため、光学ズーム機能と電子ズーム機能とが連動しておらず、ズーム制御が2系統の制御方式となっている。
このため、光学ズーム機能でのズーミング後、電子ズーム機能を用いて改めてズーム調節を行わなければならず、使用者は光学ズーム機能と電子ズーム機能のそれぞれを個別に操作及び設定する必要があった。
また、スクリーンまでの距離やスクリーンサイズが多様化しており、一般的な光学ズーム(例えば、1倍〜1.5倍程度)では対応できない状況があり、さらなる高可変倍率化が望まれている。
そこで、本発明の例示的な目的は、光学ズーム機能と電子ズーム機能を用いた好適なズーム制御を可能とする投射型表示装置を提供することにある。
本発明の1つの観点としての投射型表示装置は、被投射面に画像を投射する投射光学系と、この投射光学系の焦点距離を変化させて投射画像の第1のズーム動作を行う第1のズーム手段と、画像に対して画像処理を施すことにより投射画像の第2のズーム動作を行う第2のズーム手段と、第1及び第2のズーム動作を制御する制御手段とを有する。そして、制御手段はズーム動作を実行させるために操作される操作手段からの出力信号に応じて、第1のズーム動作と第2のズーム動作とを連動させたズーム制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の他の観点としての投射型表示装置は、ズームレンズを含み、被投射面に画像を投射する投射光学系と、ズームレンズを用いて第1のズーム動作を行う第1のズーム手段と、画像に対して画像処理を施すことにより第2のズーム動作を行う第2のズーム手段と、ズームレンズの位置情報を検出するズーム位置検出手段と、第1及び第2のズーム動作を制御する制御手段とを有する。そして、制御手段は位置情報に応じて第2のズーム動作を制御することを特徴とする。
本発明によれば、使用者が光学ズーム機能、電子ズーム機能を意識することなく、光学ズーム機能と電子ズーム機能と連動させた高可変倍率でのズーム設定及びズーム操作が可能となる。
以下に本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の実施例1におけるプロジェクタ(投射型表示装置)の構成ブロック図である。同図において、11はズームレンズ12が設けられた投射光学系であり、不図示のフォーカスレンズや固定レンズ等の複数のレンズ群から構成されている。また、ズームレンズ12は複数のレンズ群で構成することもできる。
2はズームレンズ12の位置(ズーム位置)を検出するフォトインタラプタ、4はズーム位置検出部、5は不図示のモータを制御してズームレンズ12を駆動させるズーム駆動部である。
13は映像入力信号により変換駆動される光シャッタを有する液晶パネルで、該液晶パネル13に送信される画像信号を変調する。この画像信号は映像信号入力部19に入力され、AD変換部18でデジタル信号に変換される。さらに、液晶パネル13の縦横の解像度に適合するように、CPU6は画像拡大縮小変換部17に制御信号を送信し、画像信号を必要な大きさに拡大または縮小し、DA変換部16でアナログ信号に変換する。そして、液晶パネル駆動部15を介して液晶パネル13に画像信号が入力されることになる。
ランプ14の光源からの光は、不図示の照明光学系で集光されて液晶パネル13に照射され、該液晶パネル13にて光変調される。そして、変調された光が投射光学系11のズームレンズ12を介してスクリーン1に拡大投射される。
6は本実施例のプロジェクタ全体を制御する制御用マイクロコンピュータ(以下CPU)で、Tele(縮小)ボタン8及びWide(拡大)ボタン9が設けられたズームボタン8が接続されており、ズームボタン8が操作されるとズーム駆動部5が不図示のモータを制御して、Teleボタン8又はWideボタン9の操作に対応する方向にズームレンズ12を移動する。なお、フォトインタラプタ2により検出されたズームレンズ12のズーム位置はズーム位置検出部4を介してCPU6に出力される。さらに、このCPU6には検出されたズーム位置情報(焦点距離情報)に基づいて、後述するズーム領域を判別するズーム領域判別部3が設けられている。
また、CPU6には、ズーム中心位置設定ボタン9が接続され、後述するズーミング制御におけるスクリーン1上のズーム中心位置を任意に設定することができる。さらにCPU6には赤外線などを用いた無線タイプのリモコン30からの信号を受信するリモコン受光部7が設けられており、リモコン30からTeleボタン8及びWideボタン9の操作が可能である。10は各種設定値を記憶するメモリである。
図7は本実施例のリモコン30を示す図であり、プロジェクタに必要な各種機能に係るボタンが設けられており、図1に示したプロジェクタをリモート操作できる。具体的には、プロジェクタ本体のズームボタン8と同様にTeleボタン31a、Wideボタン31bが設けられたズームボタン31、メニューボタン33、入力ボタン34、台形歪補正ボタン35、36及び電源ボタン37が備えられている。そして、これら各種のボタンを押下すると、対応する制御コマンド信号が赤外線の変調信号としてプロジェクタ本体のリモコン受光部7に送信される。
次に、図3を用いて本実施例のプロジェクタに設けられた光学ズーム機能と電子的な画像拡大縮小による電子ズーム機能とがシームレスに連動し、一つのズーム機能のように切り替わる動作について説明する。なお、図6は図3の各ズーム領域と関連して実際に表示された状態を示めしている。また、本実施例のズーム機能は、ズームレンズ12を用いて投射光学系11の焦点距離を変化させることで、ズーミングを行う光学ズーム機能(第1のズーム動作)と、入力画像に対して画像拡大縮小変換部17が画像処理をすることによりズーミングを行う電子ズーム機能(第2のズーム動作)との両機能により提供される。
図3は本実施例のズーム表示図であり、スクリーン1に投射された画像の表示状態を示している。Tele/Wideボタン8a、8bが選択されることで表示画面の画角が変化する。そして、光学ズーム及び電子ズームの状態により、A、B、Cの3パターンのズーム領域が存在する。
ズーム領域A:電子ズームで部分拡大可変範囲(Wide(+))
ズーム領域B:光学ズーム可変範囲
ズーム領域C:電子ズーム縮小可変範囲(Tele(−))
まず、ズーム領域Aは光学ズームがワイド最大で固定(ズームレンズ11がワイド端で固定)で、電子ズームで部分表示して拡大率を可変する領域である。このズーム領域Aでは、入力される画像信号をフルサイズで表示できないため、例えば、入力画像の光学的な中心部分を切り出して部分拡大して表示する。具体的には、図5に示すように電子的に画像を拡大表示するので液晶パネル13の表示可能範囲領域を超えて、入力画像の一部が表示される。
ズーム領域Bは光学ズームのみを使用して可変する領域で、電子ズームは固定で、入力画像がフルサイズで表示される領域である。一般の光学的なズーム機能が設けられたプロジェクタと同等の機能を有する。
ズーム領域Cは光学ズームがテレ最大で固定(ズームレンズ11がテレ端で固定)で、電子ズームで縮小表示して縮小率を可変する領域である。このズーム領域Cでは、入力される画像信号をフルサイズで表示するが、液晶パネル13の有効表示領域より更に小さく表示することになる。例えば、図4に示すように電子的に入力画像を縮小表示するので、液晶パネル13の表示可能範囲領域の一部に入力画像が表示されることになる。
次に、図2に本実施例におけるプロジェクタのズーミング動作の制御フローチャートを示す。
まず、CPU6は投射光学系11のズームレンズ12の位置を検出する(S101)。そして、ズームボタン8(teleボタン8a又はwideボタン8b)が押されているかを判別し(S102)、押下されている場合には、ステップ102で検出したズーム位置情報に基づいて、CPU6のズーム領域判別部3がズーム領域A,B,Cのどの領域に現在ズーム位置があるのかを判別する(S103)。
このズーム領域判別部3の領域判別は、ズームレンズ12のズーム位置がワイド端かテレ端かを判別することにより行われるが、例えば、wideボタン8bが押下されており、かつズームレンズ12がワイド端に位置している場合にズーム領域Aと判別し、teleボタン8aが押下されており、かつズームレンズ12がテレ端に位置している場合にズーム領域Cと判別するように、ズームボタン8が押下されることによる出力信号とズーム位置とでズーム領域を判別するように構成することができる。
また、このズーム領域判別部3の領域判別は、画像拡大縮小変換部17の拡大率を用いて行うことも可能である。例えば、入力信号に対して画像処理によって液晶パネル13に表示する拡大/縮小率で考えた場合、入力信号を液晶パネル13にフルサイズで表示した場合の拡大率を100%とすると、1)ズーム領域Aでの拡大率は100%以上(液晶パネル13からはみ出すように拡大表示)、2)ズーム領域Bでの拡大率は常に100%、3)ズーム領域Cでの拡大率は100%以下(入力信号は100%表示し、液晶パネル13の表示可能領域より小さい表示)となる。
このように、CPU6のズーム領域判別部3が画像拡大縮小変換部17の拡大率を参照して各ズーム領域を判別するように構成することもできる。
次に、ステップ103において、ズーム領域Aと判別された場合、図3に示すように電子ズームでズーミング制御を行う領域なので、CPU6はズーム方向を判別し(S110)、Teleボタン8aが押下されてズーム方向がテレ方向である場合には、電子ズーム制御をテレ側(表示されている画像が小さくなる方向)へ制御する(S112)。一方、wideボタン8bが押下されてズーム方向がワイド方向である場合には、電子ズーム制御をワイド側(スクリーン1に表示されている画像が大きくなる方向)へ制御する(S111)。
また、ズーム領域Bと判別された場合には、光学ズームでズーミング制御を行う領域なので、ステップ104において、上記ステップ110と同様にズーム方向を判別し、Teleボタン8aが押下されている場合には光学ズーム制御をテレ側へ制御する(S106)。一方、Wideボタン8bが押下されている場合は、光学ズーム制御をワイド側へ制御する(S105)。
さらに、ズーム領域Cと判別された場合、電子ズームでズーミング制御を行うズーム領域なので、ステップ107において上記ステップ110と同様にズーム方向を判別し、Teleボタン8aが押下されている場合には電子ズームをテレ側へ制御し(S109)、Wideボタン8bが押下されている場合は、電子ズーム制御をワイド側へ制御する(S108)。
また、上記ズーム動作はズーム中心位置において行われる。つまり、ユーザがズーム中心位置設定ボタンから任意のズーム中心位置を設定し、設定された任意の位置でのズーミングを行うように構成されている。
図6は、上記図2に示したズーミング動作の制御フローを視覚的に示したものであり、図3の表示状態を更に詳細に説明するものである。左上図から順に説明すると、ズーム領域AでWide最大の場合、電子ズーム部分拡大はWide端になる。つまり、光学ズームもWide端で、投射される表示サイズの最大の大きさとなる。このため、入力信号全体は表示されない(ケラレる)が、最大限に大きく画像表示したい場合や投射位置とスクリーン1とが近距離の場合に使用される。
そして、Teleボタン8aを押下し続けると表示される画像が小さくなり、ケラレ部分の画像が徐々に小さく出てきて、ズーム領域Aとズーム領域Bとの境界(図6右上)では、電子ズームでの部分拡大Tele端、つまり、入力信号全体が表示される。このとき、光学ズームWide端は変らず、投射表示サイズ最大のままである。
その後更にTeleボタン8aを押下し続けると、光学ズームだけがテレ側へ変り、表示画面全体が小さくなり、ズーム領域Bとズーム領域Cの境界(図6左下図)では、電子ズームでの部分拡大Tele端のままで、光学ズーム位置がTele端になり、これ以上は光学的に小さく表示できなくなる。すなわち光学ズーム機能を用いてこれ以上画像を小さく表示することができない状態となる。
そしてTeleボタン8aを押下し続けると、電子ズームで縮小表示するので、更にテレ側へズーム倍率を可変することができる。電子ズームでの縮小表示は50%程度が実用的で、スクリーン1の中心部分に入力信号が縮小表示される。また、入力画像を解像度変換で縮小表示するため、画質はやや劣化し、投射サイズより小さくすることから、入力画像以外のまわり部分は黒表示信号で埋めて表示することになる。その後、電子ズームで縮小方向におけるTele端になると(図6右下図)、ズーム領域Cでの最小表示となる。
なお、ズーム領域Aにおいて最も画像が拡大された状態、つまり、光学ズームがワイド端でかつ電子ズームがワイド端である場合は、Wideボタン8bをさらに押しても、これ以上拡大表示されない。また、ズーム領域Aにおけるスクリーン1に表示される画像の領域は、入力された画像信号の領域よりも小さい部分表示(切り出し表示)となる。
また、ズーム領域AにおいてTeleボタン8aを押すと、電子ズーム制御で表示される画像が小さくなる方向に変化する。しかし、部分表示(切り出し表示)のため、入力信号と同じサイズになるまでは、表示している大きさには変化は無く(ズーム領域Bの最大(ワイド端)と同じ)、入力信号の中心部分の拡大された画像となる。
このように本実施例では、Teleボタン8aを押しつづけるだけで、表示画像が最大から最小にズーミングされる。光学ズームだけの場合(ズーム領域Bのみ)に比べて、ズーム領域A及びズーム領域Cが増えるために高倍率でのズーム制御を可能にする。
言い換えれば、スクリーン1とプロジェクタ本体との距離が近い場合や広角な光学系を用いる場合であって、且つ光学ズームでカバーできない場合でも、光学ズーム領域(ズーム領域B)よりもテレ側に、電子ズーム領域(ズーム領域C)が設けられているので、テレ方向のズーム倍率を上げて適正な表示サイズに調整できる。
そして、Teleボタン8a又はWideボタン8bを押すだけでズーム倍率に応じて自動的に光学ズームと電子ズームとがシームレスに切り換わる(選択する)ので、光学ズーム機能と電子ズーム機能とを使い分けたりするなどの特別な配慮を必要としないズーム動作を可能とする。
なお、本実施例では説明を簡略化するため、Teleボタン8aを押し続けて画像を縮小表示する場合を1例に説明したが、例えば、Wideボタン8bを押し続けて画像を拡大表示する場合は、上記説明の逆方向のズーム動作となる。
図8は、本発明の実施例2におけるプロジェクタの構成ブロック図である。本実施例では、上記実施例1のプロジェクタにスクリーン1上の明るさ(照明分布)を測定する測光部40が設けられている。
図10に示すように、スクリーン1上の明るさの中心は、一般的に液晶パネル13中心よりスクリーン1の下側へシフトした位置にある。これはスクリーン1に対して画像を斜め上に投射したり、ケラレを防止するために、液晶パネル13の中心を投射光学系11の光軸よりも下側にずらして配置(オフセット配置)しているためである。
つまり、このようなオフセット配置では、投射光学系11のレンズ性能の明るさ中心は液晶パネル13の中心(スクリーン1の中心)よりも下側に位置するので、本実施例では画像縮小表示における縮小表示の中心を液晶パネル13の表示領域の中心でなく、レンズ性能の明るさ分布の中心に設定する。
本実施例では測光部40によりスクリーン1を測光し、CPU6の明るさ分布判別部3aによりスクリーン1上の最も明るい表示領域を判別し、ズーム中心位置を設定する。なお、投射光学系11のレンズ性能に基づいて予め縮小表示の中心を自動的に設定してもよい。
図9は本実施例のプロジェクタの制御フローチャートであり、ステップ107においてズーム方向がテレ方向の場合、スクリーン1を測光部40により測光し、スクリーン1上の明るさ中心をズーム中心位置に設定する(S2091)。そして、設定されたズーム中心位置において電子ズームでさらに画像を縮小表示する(S2092)。その他は上記実施例1と同様である。
したがって、例えば、ズーム領域Cの画像縮小表示では投射サイズより小さくすることから、入力画像以外のまわり部分は黒表示信号で埋めて表示するので、画面全体が暗くなるが、本実施例のようにスクリーン1上の一番明るい表示領域をズーム中心位置とする、又は投射光学系11の明るさ分布の中心(レンズ性能の明るさ分布の中心)にズーム中心位置を設定すること良好な画像表示を行うことができる。
本発明の実施例1に係る投射型表示装置の構成ブロック図。 本発明の実施例1に係る投射型表示装置のズーム制御に係るフローチャート図。 本発明の実施例1に係る投射型表示装置のスクリーン1に投射された画像の表示状態を示す図。 本発明の実施例1に係る投射型表示装置のズーム動作(縮小表示)を説明する図。 本発明の実施例1に係る投射型表示装置のズーム動作(拡大表示)を説明する図。 本発明の実施例1に係る投射型表示装置のズーム制御における一連のズーム動作を視覚的に説明するための図。 本発明の実施例1に係る投射型表示装置のリモコンを示す図。 本発明の実施例2に係る投射型表示装置の構成ブロック図。 本発明の実施例2に係る投射型表示装置のズーム制御に係るフローチャート図。 本発明の実施例2に係る投射型表示装置のスクリーン上の明るさ分布図。
符号の説明
1 スクリーン
2 フォトインタラプタ
3 ズーム位置判別部
4 ズーム位置検出部
5 ズーム駆動部
6 CPU
7 リモコン受光部
8a Teleボタン
8b Wideボタン
9 ズーム中心位置設定ボタン
10 メモリ
11 投射光学系
12 ズームレンズ
13 液晶パネル
14 ランプ部
15 液晶パネルドライブ
16 DA変換部
17 画像拡大縮小変換部
18 AD変換部
19 映像信号入力部
30 リモコン

Claims (13)

  1. 投射型表示装置であって、
    被投射面に画像を投射する投射光学系と、
    前記投射光学系の焦点距離を変化させて投射画像の第1のズーム動作を行う第1のズーム手段と、
    前記画像に対して画像処理を施すことにより前記投射画像の第2のズーム動作を行う第2のズーム手段と、
    前記第1及び第2のズーム動作を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記ズーム動作を実行させるために操作される操作手段からの出力信号に応じて、前記第1のズーム動作と前記第2のズーム動作とを連動させたズーム制御を行うことを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記投射光学系の焦点距離情報を検出する検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記焦点距離情報に基づいて前記第1のズーム動作における第1のズーム領域と前記第2のズーム動作における第2のズーム領域を判別し、前記出力信号と前記ズーム領域の判別結果とに応じて前記第1のズーム動作と前記第2のズーム動作との切り換えることを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
  3. 前記第1のズーム領域よりもテレ側に、前記第2のズーム領域が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の投射型表示装置。
  4. 投射型表示装置であって、
    ズームレンズを含み、被投射面に画像を投射する投射光学系と、
    前記ズームレンズを用いて第1のズーム動作を行う第1のズーム手段と、
    前記画像に対して画像処理を施すことにより第2のズーム動作を行う第2のズーム手段と、
    前記ズームレンズの位置情報を検出するズーム位置検出手段と、
    前記第1及び第2のズーム動作を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記位置情報に応じて前記第2のズーム動作を制御することを特徴とする投射型表示装置。
  5. 前記制御手段は、前記位置情報に基づいて前記第2のズーム動作を行うズーム領域を判別することを特徴とする請求項4に記載の投射型表示装置。
  6. 前記制御手段は、前記ズームレンズがテレ端側に位置する場合の第1のズーム領域と、前記ズームレンズがワイド端側に位置する場合の第2のズーム領域とを判別し、前記第1及び第2のズーム領域において、前記第2のズーム動作の制御を行うことを特徴とする請求項4又は5に記載の投射型表示装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1及び第2のズーム領域において、前記第1のズーム動作から前記第2のズーム動作への切り替え制御を行うことを特徴とする請求項6に記載の投射型表示装置。
  8. 前記制御手段は、前記投射光学系の明るさが最も高い投射領域をズーム中心位置として前記第2のズーム動作を制御することを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の投射型表示装置。
  9. 前記被投射面を測光する測光手段を有し、
    前記制御手段は、前記測光手段の検出結果に基づいて前記第2のズーム動作のズーム中心位置を設定することを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の投射型表示装置。
  10. 前記制御手段は、前記投射画像を縮小させる場合に、前記ズーム中心位置に基づいて前記第2のズーム動作を制御することを特徴とする請求項8又は9に記載の投射型表示装置。
  11. ズーム中心位置設定手段を有し、
    前記制御手段は、設定されたズーム中心位置に応じたズーム制御を行うことを特徴とする請求項1から10のいずれか1つに記載の投射型表示装置。
  12. 前記ズームレンズがテレ端側に位置する場合であって、前記投射画像をさらに縮小させる場合、前記制御手段は前記第2のズーム手段を用いて前記画像を縮小し、縮小された前記画像を前記被投射面の表示領域の一部に部分表示することを特徴とする請求項4から11のいずれか1つに記載の投射型表示装置。
  13. 前記ズームレンズがワイド端側に位置する場合であって、前記投射画像をさらに拡大する場合、前記制御手段は前記第2のズーム手段を用いて前記画像の一部を拡大し、拡大された前記画像を前記被投射面の表示領域に表示することを特徴とする請求項4から11のいずれか1つに記載の投射型表示装置。
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