JP2012151584A - 画像表示装置、および画像調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画面サイズの任意調整の時間短縮と簡易的かつ直感的な操作が可能な画像表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像表示装置は、レーザー光を射出するリモートコントローラー2と、レーザー光がスクリーン3に成す輝点とスクリーン3に投射された表示画像6とを含む領域を撮影して撮像データを出力する撮像部19と、を備え、撮像データに基づいて輝点の位置を算出し、表示画像6の頂点位置を変更することによって表示画像6の形状を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示装置、および画像表示装置の画面サイズの画像調整方法に関する。
従来から、投射面に画像を拡大して投影表示するためのプロジェクター(画像表示装置)が提案されている。そのようなプロジェクターの中には、投射面(表示面)に対してプロジェクターを傾けて画像光を投射する場合に生じる画像の歪み、いわゆる台形歪を補正するための手段を備えたものがある(例えば特許文献1)。
また、電動ズーム機構を有する投射レンズを備えたプロジェクターが提案されている。そのようなプロジェクターは、ズーム比を調整するための操作ボタン等を操作することにより、投射面に投影表示される画像の大きさを任意に調整することができる(例えば特許文献2)。
特開2010−250041号公報 特開2001−312000号公報
しかしながら、従来の画像表示装置には、台形歪の補正や、投射面に投影表示される画像のサイズの調整をする場合、プロジェクター本体に設けられた操作パネルや、プロジェクター本体を遠隔操作するためのリモートコントローラーの操作が煩雑であった。また、プロジェクター本体と投射面との距離が、リモートコントローラーからの操作信号によりプロジェクター本体を遠隔操作可能となる距離を越えている場合、プロジェクター本体の操作パネルを直接操作するか、リモートコントローラーからの操作信号が届く位置でプロジェクター本体を遠隔操作する必要があるため、使用者の移動が伴う等の手間があった。また、投射面に投影表示される画像を間近で確認しながら調整をすることができないという問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる画像表示装置は、レーザー光を射出するレーザー光源を有するリモートコントローラーと、入力された画像信号に基づく画像を表示面に表示させる画像表示部と、前記レーザー光が前記表示面に成す輝点と前記表示面に表示される前記画像とを含む領域を撮影して撮像データを出力する撮像素子と、前記撮像データに基づき、前記輝点の位置を表す輝点位置を算出する輝点位置算出部と、前記輝点位置に基づき、前記表示面に表示された前記画像の外形を成す領域のいずれかの頂点の位置の移動量を表す頂点移動量を算出する頂点移動量算出部と、前記頂点移動量に基づき前記画像の形状を調整する画像調整部と、を備えることを特徴とする。
上記適用例によれば、画像表示装置のユーザーは、リモートコントローラーの向きを変えることによって表示面上にレーザー光が成す輝点の位置を自由に移動させることができるので、表示面に画像が表示される領域の形状を直感的に変更することが可能な、操作性の高い画像表示装置を提供することができる。
[適用例2]上記適用例にかかる画像表示装置において、前記リモートコントローラーは前記レーザー光源を点滅させることを特徴とする。
上記適用例によれば、室内灯や外光による反射光が撮像データに写りこんだとしても、表示面上に成すレーザー光の輝点は点滅しているので、レーザー光が成す輝点と照明等の反射光とを確実に識別することができ、正確に輝点位置を算出することが可能となる。
[適用例3]上記適用例にかかる画像表示装置において、前記画像調整部は、前記表示された画像のアスペクト比を調整することを特徴とする。
上記適用例によれば、画像表示装置のユーザーは、リモートコントローラーの向きを変えることによって表示面上にレーザー光が成す輝点の位置を自由に移動させることで、表示面に表示される画像のアスペクト比を容易に変更することが可能となる。
[適用例4]上記適用例にかかる画像表示装置において、前記画像調整部は、前記表示された画像の外形を表す領域の、いずれかの頂点の位置を調整することを特徴とする。
上記適用例によれば、画像表示装置のユーザーは、リモートコントローラーの向きを変えることによって表示面上にレーザー光が成す輝点の位置を自由に移動させることで、表示面に表示される画像の外形を表す四角形の頂点位置を、容易に変更することが可能となる。
[適用例5]上記適用例にかかる画像表示装置において、前記画像表示部は、前記画像を前記画像表示装置の外部の表示面に投射することによって表示させる投射光学装置を備えていることを特徴とする。
上記適用例によれば、画像表示装置は、外部の表示面、すなわちスクリーンに画像光を投射する投射光学装置を備えているので、画像を拡大して表示させることができる。また、画像表示装置を制御するためにリモートコントローラーから発射される制御信号(例えば赤外光)が画像表示装置に届かない場合でも、リモートコントローラーから発射されるレーザー光をスクリーンに照射できる位置であれば、表示面に表示される画像の形状を変更することが可能となる。
[適用例6]本適用例にかかる画像調整方法は、レーザー光を射出するレーザー光源を有するリモートコントローラーを含む画像表示装置における画像調整方法であって、前記画像表示装置の画像表示部に、入力された画像信号に基づく画像を表示面に表示させるステップと、前記画像表示装置の撮像素子に、前記レーザー光が前記表示面に成す輝点と前記表示面に表示される前記画像とを含む領域を撮影して撮像データを出力させるステップと、前記画像表示装置の輝点位置算出部に、前記撮像データに基づき、前記輝点の位置を表す輝点位置を算出させるステップと、前記画像表示装置の頂点移動量算出部に、前記輝点位置に基づき、前記表示面に表示された前記画像の外形を成す領域のいずれかの頂点の位置の移動量を表す頂点移動量を算出させるステップと、前記画像表示装置の画像調整部に、前記頂点移動量に基づき前記画像の形状を調整させるステップと、を備えることを特徴とする。
上記適用例に記載の画像調整方法によれば、リモートコントローラーの向きを変えることによって表示面上にレーザー光が成す輝点の位置を自由に移動させることができるので、表示面に表示される画像の形状を直感的に変更することができる。
本実施形態に係る画像表示装置の内部構成を表すブロック図である。 本実施形態に係る画像表示装置を含む投射型表示システムの構成図である。 本実施形態に係る画像表示装置における画像調整のフローチャートである。 本実施形態に係る画像表示装置における画像調整の説明図である。
次に図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。図1は、本実施形態に係る画像表示装置の内部構成を表すブロック図である。本実施形態のプロジェクター1が画像表示装置に対応する。
プロジェクター1は、画像信号入力部11、画像処理部12、OSD処理部13、台形歪補正部14、入力操作受付部15、制御部16、光源制御部17、画像投射部18、撮像部19等を備えている。
画像信号入力部11には、パーソナルコンピューターやビデオ再生装置等、外部の画像供給装置(図示せず)とケーブルを介した接続を行うための各種の画像入力端子が備えられており、画像供給装置から画像信号が入力される。画像信号入力部11は、入力される画像信号を、画像処理部12で処理可能な形式の画像データに変換して、画像処理部12に出力する。
画像処理部12は、後述する制御部16からの指示に基づいて、画像信号入力部11から入力される画像データに対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等の調整や、ガンマ補正等の各種画質調整を施す。画像処理部12は、このような調整および処理を行った画像データをOSD処理部13に出力する。
OSD処理部13は、制御部16からの指示に基づいて、メニュー画面やメッセージ画面等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を、画像処理部12から入力される画像データに重畳する処理を行う。OSD処理部13は、OSDメモリー13aを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像データを記憶している。
制御部16が、OSD画像の重畳を指示すると、OSD処理部13は、必要なOSD画像データをOSDメモリー13aから読み出し、入力画像の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像処理部12から入力される画像データにこのOSD画像データを合成する。OSD画像データが合成された画像データは、台形歪補正部14に出力される。
なお、制御部16からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部13は、画像処理部12から出力される画像データを、そのまま台形歪補正部14に出力する。
台形歪補正部14は、スクリーン3に対してプロジェクター1を傾けた状態で画像を投射する場合に、投射画像が傾斜方向に拡大してしまう歪(台形歪)を抑制するために、入力される画像データの補正(台形歪補正)を行う。後述する入力操作受付部15の複数のキーをユーザーが押下したことにより入力される操作情報のうち、台形歪補正指示の情報に基づいて、制御部16は、台形歪補正部14に対して台形歪補正の実施を指示し、台形歪補正部14は台形歪補正を実施する。
入力操作受付部15は、プロジェクター1に対する各種の入力操作を受け付けるための複数のキー等を備えている。入力操作受付部15が備えるキーとしては、電源のオン/オフを行うための「電源キー」や、入力ソースを切り替えるための「入力切替キー」、各種設定を行うためのメニュー画面の表示/非表示を切り替える「メニューキー」、メニュー画面における上下方向のカーソルの移動や、台形歪の補正に用いられる「上キー」および「下キー」、メニュー画面における左右方向のカーソルの移動等に用いられる「左キー」および「右キー」、各種設定を決定するための「決定キー」、各種操作の取消等を指示するための「取消キー」等がある。
ユーザーが入力操作受付部15を操作すると、入力操作受付部15は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御部16に出力する。なお、入力操作受付部15は、リモートコントローラー(リモコン)信号受信部(図示せず)と遠隔操作が可能なリモートコントローラー2を有した構成としてもよい。
リモートコントローラー2は、ユーザーによって操作可能な複数のファンクションキーを備え、操作内容に応じた操作信号を発し、リモコン信号受信部がこれを受信して制御部16に伝達する。リモートコントローラー2は赤外線を用いて操作信号をプロジェクター1に送信してもよい。また、リモートコントローラー2はレーザー光源21を備え、表示面としてのスクリーン3上にレーザー光を射出し輝点を表示することができる。
制御部16は、CPU(Central Processing Unit)、各種データの一時記憶等に用いられるRAM(Random Access Memory)、および、マスクROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリー、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の不揮発性のメモリー等(いずれも図示せず)を備え、コンピューターとして機能するものである。制御部16は、CPUが不揮発性のメモリーに記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、プロジェクター1の動作を統括制御する。
また、制御部16は、後述する撮像部19から入力される撮像画像データを分析して、リモートコントローラー2のレーザー光源21から射出されたレーザー光がスクリーン3上に成す輝点の位置を算出する輝点位置算出部161、算出された輝点位置に基づき、スクリーン3に表示された画像の外形を成す領域のいずれかの頂点の位置の移動量を表す頂点移動量を算出する頂点移動量算出部162、算出された頂点移動量に基づき画像の形状を調整する画像調整部163として機能する。輝点位置算出部161、頂点移動量算出部162、および画像調整部163の詳細は後述する。
光源制御部17は、制御部16からの指示に基づいて、後述する光源181に対する電力の供給と停止とを制御し、光源181の点灯および消灯を切り替える。また、制御部16からの指示に従い、光源181に供給する駆動電力を変更して、光源181の出力輝度を変更する。具体的には、高輝度モードと低輝度モードを切り替える。
画像投射部18は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等の放電型光源や、LED(Light Emitting Diode)やレーザー等の固体光源からなる光源181と、光源181から射出される光を変調する光変調装置としての液晶ライトバルブ182と、液晶ライトバルブ182から射出される変調光をスクリーン3等に拡大投射する投射光学系としての投射レンズ183と、を含んでいる。また、液晶ライトバルブ182を駆動するライトバルブ駆動部184を備えている。
液晶ライトバルブ182は、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。一方の透明基板には、共通電極と称する透明電極が形成されており、他方の透明基板には略矩形の透明電極がマトリックス状に形成されている。
透明基板間に封入された液晶に対して、画素電極毎にそれぞれ異なる駆動電圧を印加可能に構成されている。ライトバルブ駆動部184は、プロジェクター1に入力される画像信号に対して各種の画像処理を施された信号に基づき、液晶ライトバルブ182を駆動するための駆動電圧を生成する。ライトバルブ駆動部184から供給される駆動電圧は、液晶ライトバルブ182の透明電極に設けられた各画素電極に印加される。
透明基板間に封入された液晶分子の配向は、画素電極に印加される駆動電圧に応じて変化することにより、画素を透過する光の透過率が変化する。これによって、光源181から液晶ライトバルブ182に入射する光が画像信号に応じて変調される。液晶ライトバルブ182で変調された光は、投射レンズ183を経てスクリーン3(表示面)に投射され、画像が表示される。
撮像部19は、スクリーン3に表示された画像を撮影して撮像画像データを出力する。撮像部19が出力した撮像画像データは、制御部16に入力される。撮像部19は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を用いて構成することができる。
図2は、本実施形態に係る画像表示装置を含む投射型表示システムの構成図である。投射型表示システム100は、プロジェクター1、リモートコントローラー2、スクリーン3等を備えている。プロジェクター1には、スクリーン3に表示された画像を撮影して撮像画像データを出力する撮像部19が設けられている。プロジェクター1は、投射レンズ183で変調された画像光をスクリーン3に投射する。スクリーン3には、プロジェクター1に入力される画像信号に基づいて液晶ライトバルブ182によって変調された表示画像6が投射される。
ここで、表示画像6は液晶ライトバルブ182の光変調面の一部の領域を用いて変調された画像光である。液晶ライトバルブ182の光変調面における前記一部の領域を除く他の領域を、マスク領域5とする。マスク領域5に対応する画素には、光透過率が十分に低くなるような駆動電圧が設定されるものとする。リモートコントローラー2は、レーザー光を射出するレーザー光源21を備えており、スクリーン3上に、輝点としてのポイントマークPを表示する。
以下では、図3および図4を参照して、画像信号入力部11に入力された画像信号に基づく表示画像6をスクリーン3上に表示させている状態で、表示画像6のアスペクト比を維持したまま、画像サイズを変更(画像調整)する例を用いて本実施形態における画像調整方法を説明する。
図3は、本実施形態に係る画像表示装置における画像調整のフローチャートである。図4は、本実施形態に係る画像表示装置における画像調整の説明図である。
まず、プロジェクター1のユーザーが入力操作受付部15通じて投射画像のサイズをマニュアル変更する機能を選択したこと、すなわちモード変更要因が検出されると(ステップS11:Yes)、プロジェクター1は、動作モードを画像サイズマニュアル調整モードに遷移させる(ステップS12)。入力操作受付部15に対するユーザーの操作がモード変更要因でない場合は(ステップS11:No)、処理を終了する。
さらに、図4(a)に示すように、スクリーン3に、現在の動作モードが画像サイズマニュアル調整モードであることを示す第1のメッセージ61を含む表示画像6を投射する(ステップS13)。
第1のメッセージ61は、投射画像のサイズをマニュアル変更する手順をユーザーに知らせる説明文を含んでいることが好ましい。例えば、「リモートコントローラーのレーザーポインターを用いて画面右下の角の移動先を指示してください。」といったメッセージを表示することにより、プロジェクター1のユーザーを適切に誘導することができる。
プロジェクター1のユーザーは、第1のメッセージ61の指示に従い、リモートコントローラー2のレーザー光源21から発射されるレーザー光を用いて、ポイントマークP1をスクリーン3上に表示する。なお、リモートコントローラー2のレーザー光源21は、所定の周期で点滅するように構成されており、ポイントマークP1もスクリーン3上で点滅する。
プロジェクター1は、第1のメッセージ61を投射したあと、撮像部19で表示画像6およびポイントマークP1を含む一点鎖線で示した矩形の領域を撮影して得られる撮像データ7を図示しない記憶装置(例えばRAM)に保存する(ステップS14)。
プロジェクター1の制御部16は、記憶装置に保存された撮像データ7を読み出して輝点位置算出部161に入力し、撮像データ7に含まれるポイントマークP1(輝点)の位置を算出する(ステップS15)。
ポイントマークP1(輝点)の位置は、複数の撮像データ7を用いて算出することが好ましい。例えば、所定のフレームレートで撮影された複数の撮像データ7を用いることにより、輝点の位置を正確に求めることができる。
また、輝点位置算出部161は、予め記憶されているリモートコントローラー2のレーザー光源21の所定の点滅周期と、撮像部19によって生成された複数の撮像データ7から求められるポイントマークP1(輝点)の点滅周期とを照合することによってポイントマークP1(輝点)の位置を算出することもできる。
記憶されている所定の点滅周期と、輝点の点滅周期とが一致した場合、撮像データ7に含まれる輝点がポイントマークP1であると判断して輝点の位置、すなわちポイントマークP1の位置として算出する。
次に、プロジェクター1の制御部16は、ポイントマークP1(輝点)の位置を算出できたか否かを判定する(ステップS16)。
ポイントマークP1(輝点)の位置を算出できた場合(ステップS16:Yes)は、輝点の位置を出力し、次のステップS17に進む。また、輝点の点滅周期が所定の周期と一致しなかった場合など撮像データ7の中にポイントマークP1(輝点)を算出できなかった場合(ステップS16:No)は、ステップS14に戻り以降の処理を繰り返す。
図4(b)に示すように、ポイントマークP1が撮像データ7に含まれている場合は、ポイントマークP1を通る線分LV1をスクリーン3に投射してもよい。このような構成によれば、プロジェクター1のユーザーは、サイズ変更後の表示画像6の右端側の位置をイメージしやすい。
続いて、算出したポイントマークP1の位置に基づき、表示画像6の外形を成す領域の右下角の頂点の位置の移動量を、頂点移動量算出部162を用いて算出する(ステップS17)。
画像調整部163は、算出された頂点位置移動量に基づき、表示画像6の形状を変形させ画像調整する(ステップS18)。
次に、プロジェクター1は、図4(c)に示すように、第2のメッセージ62を含む画像調整した表示画像6をスクリーン3に投射する(ステップS19)。
第2のメッセージ62は、投射画像のサイズをマニュアル変更する手順をユーザーに知らせる説明文を含んでいることが好ましい。例えば、「リモートコントローラーのレーザーポインターを用いて画面左上の角の移動先を指示してください。」といったメッセージを表示することにより、プロジェクター1のユーザーを適切に誘導することができる。
プロジェクター1のユーザーは、第2のメッセージ62の指示に従い、リモートコントローラー2のレーザー光源21から発射されるレーザー光を用いて、ポイントマークP2をスクリーン3上に表示する。
プロジェクター1は、第2のメッセージ62を投射したあと、撮像部19で表示画像6を撮影して撮像データ7を図示しない記憶装置(例えばRAM)に保存する(ステップS20)。
次に、前述のステップS15と同様にプロジェクター1の制御部16は、記憶装置に保存された撮像データ7を読み出して輝点位置算出部161に入力し、撮像データ7に含まれるポイントマークP2(輝点)の位置を算出する(ステップS21)。なお、ステップS15と同様な処理についての説明は省略する。
予め記憶されているリモートコントローラー2のレーザー光源21の所定の点滅周期と、撮像部19によって生成された複数の撮像データ7から求められるポイントマークP2(輝点)の点滅周期とが一致した場合、撮像データ7に含まれる輝点がポイントマークP2であると判断して輝点の位置、すなわちポイントマークP2の位置として算出する。
次に、プロジェクター1の制御部16は、ポイントマークP2(輝点)の位置を算出できたか否かを判定する(ステップS22)。
ポイントマークP2(輝点)の位置を算出できた場合(ステップS22:Yes)は、輝点の位置を出力し、次のステップS23に進む。また、輝点の点滅周期が所定の周期と一致しなかった場合など撮像データ7の中にポイントマークP2(輝点)を算出できなかった場合(ステップS22:No)は、ステップS20に戻り以降の処理を繰り返す。
図4(d)に示すように、ポイントマークP2の一部が撮像データ7に含まれている場合は、ポイントマークP2を通る線分LV2をスクリーン3に投射してもよい。このような構成によれば、プロジェクター1のユーザーは、サイズ変更後の表示画像6の左端側の位置をイメージしやすい。
続いて、算出したポイントマークP2の位置に基づき、表示画像6の外形を成す領域の左上角の頂点の位置の移動量を、頂点移動量算出部162を用いて算出する(ステップS23)。
画像調整部163は、算出された頂点位置移動量に基づき、表示画像6の形状を変形させ画像調整する(ステップS24)。なお、本発明を説明するために、図4(b)〜(d)に、画像サイズの調整を行なう前の表示画像6の外形を表す破線を記載したが、この破線をスクリーン3に投射可能にするか否かは適宜に選択することができる。
以上のステップを終了すると、プロジェクター1は、図4(e)に示すように、画像サイズのマニュアル調整が完了したことをユーザーに伝えるための第3のメッセージ63を投射する(ステップS25)。
第3のメッセージ63は、サイズ調整を継続するかユーザーに選択させる方法を知らせるメッセージを含んでおり、画像調整を終了するか否かの選択を受け付ける(ステップS26)。
プロジェクター1のユーザーが画像調整の終了を希望した場合は(ステップS26:Yes)、通常の動作モードに遷移する。プロジェクター1のユーザーが画像調整の継続を希望した場合は(ステップS26:No)、ステップS13に戻り、以降の処理を繰り返す。
上述した実施形態では、表示画像6のアスペクト比を維持したまま、スクリーン3に表示される画像サイズの大きさを変更する例を説明したが、発明はこれに限定されるものではない。例えば、表示画像6の外形を表す領域の任意の頂点の位置を、隣接する他の頂点位置と連動して移動させることによって、スクリーン3に投射される表示画像6のアスペクト比を変更させることも可能である。さらに、表示画像6の外形を表す領域の任意の頂点の位置を、他の頂点の位置と連動させること無く、個別に移動させてもよい。このような構成によれば、台形補正のマニュアル調整が可能となる。
上述した実施形態では、光変調装置として液晶ライトバルブ182を利用したプロジェクター1を例示して発明を説明したが、マイクロミラーデバイスを光変調装置として採用することもできる。
1…プロジェクター、2…リモートコントローラー、3…スクリーン、11…画像信号入力部、12…画像処理部、13…OSD処理部、13a…OSDメモリー、14…台形歪補正部、15…入力操作受付部、16…制御部、17…光源制御部、18…画像投射部、19…撮像部、21…レーザー光源、161…輝点位置算出部、162…頂点移動量算出部、163…画像調整部、181…光源、182…液晶ライトバルブ、183…投射レンズ、184…ライトバルブ駆動部。

Claims (6)

  1. レーザー光を射出するレーザー光源を有するリモートコントローラーと、
    入力された画像信号に基づく画像を表示面に表示させる画像表示部と、
    前記レーザー光が前記表示面に成す輝点と前記表示面に表示される前記画像とを含む領域を撮影して撮像データを出力する撮像素子と、
    前記撮像データに基づき、前記輝点の位置を表す輝点位置を算出する輝点位置算出部と、
    前記輝点位置に基づき、前記表示面に表示された前記画像の外形を成す領域のいずれかの頂点の位置の移動量を表す頂点移動量を算出する頂点移動量算出部と、
    前記頂点移動量に基づき前記画像の形状を調整する画像調整部と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記リモートコントローラーは前記レーザー光源を点滅させることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記画像調整部は、前記表示された画像のアスペクト比を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 前記画像調整部は、前記表示された画像の外形を表す領域の、いずれかの頂点の位置を調整することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  5. 前記画像表示部は、前記画像を前記画像表示装置の外部の表示面に投射することによって表示させる投射光学装置を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  6. レーザー光を射出するレーザー光源を有するリモートコントローラーを含む画像表示装置における画像調整方法であって、
    前記画像表示装置の画像表示部に、入力された画像信号に基づく画像を表示面に表示させるステップと、
    前記画像表示装置の撮像素子に、前記レーザー光が前記表示面に成す輝点と前記表示面に表示される前記画像とを含む領域を撮影して撮像データを出力させるステップと、
    前記画像表示装置の輝点位置算出部に、前記撮像データに基づき、前記輝点の位置を表す輝点位置を算出させるステップと、
    前記画像表示装置の頂点移動量算出部に、前記輝点位置に基づき、前記表示面に表示された前記画像の外形を成す領域のいずれかの頂点の位置の移動量を表す頂点移動量を算出させるステップと、
    前記画像表示装置の画像調整部に、前記頂点移動量に基づき前記画像の形状を調整させるステップと、
    を備えることを特徴とする画像調整方法。
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US11917341B2 (en) 2021-07-19 2024-02-27 Seiko Epson Corporation Control method for projector and projector

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11917341B2 (en) 2021-07-19 2024-02-27 Seiko Epson Corporation Control method for projector and projector

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