JP5535857B2 - 発泡樹脂成形型および発泡樹脂成形品 - Google Patents

発泡樹脂成形型および発泡樹脂成形品 Download PDF

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Description

本発明は、成形型に備えた成形面で形成される成形用キャビティ内に発泡性樹脂粒子を充填し、充填した発泡性樹脂粒子を蒸気と接触させて発泡樹脂成形品を製造するための発泡樹脂成形型と、該発泡樹脂成形型を用いて得られる発泡樹脂成形品に関する。
第1の成形面を持つ第1の成形型と第2の成形面を持つ第2の成形型とを備え、第1の成形面と第2の成形面とで成形用キャビティが区画されるようになっており、第1の成形面には少なくとも1つの原料フィーダーが備えられ、第1と第2の成形面には複数の蒸気穴が形成されていて、前記成形用キャビティに前記原料フィーダーから発泡性樹脂粒子を充填し、前記複数の蒸気穴を介して充填した発泡性樹脂粒子に蒸気を接触させることで発泡樹脂成形品を成形するようにした発泡樹脂成形型は知られており、その具体的な例が特許文献1あるいは特許文献2などに記載されている。
また、特に板状の低倍発泡品を成形するのに適した発泡樹脂成形型として、特許文献3には、第1の成形面を持つ第1の成形型と第2の成形面を持つ第2の成形型と第3の成形面を持つ第3の成形型を備え、第1の成形面と第2の成形面とで両側面がまた第3の成形面で周側面が区画された成形用キャビティが形成されるようになっており、第1の成形面には少なくとも1つの原料フィーダーが備えられ、第1と第2の成形面には複数の蒸気穴が形成されていて、前記成形用キャビティに前記原料フィーダーから発泡性樹脂粒子を充填し、前記複数の蒸気穴を介して充填した発泡性樹脂粒子に蒸気を接触させることで発泡樹脂成形品を成形するようにした発泡樹脂成形型が記載されている。
上記のような発泡樹脂成形型を用いて発泡樹脂成形品を成形する場合、成形用キャビティ内に充填された発泡性樹脂粒子は蒸気に接触することで相互に発泡しかつ融着する。そのために、内部で強度差のない均一な成形品を得るためには、充填された発泡性樹脂粒子に対して、可能な限り均一に蒸気を供給することが必要とされる。そのために、通常、成形型の成形面には、複数の蒸気穴が縦横に規則的なピッチで設けられる。
実開平3−98031号公報 特開2003−251651号公報 特開平8−25393号公報
成形型の成形面に縦横に規則的なピッチで複数個の蒸気穴を設けることで、成形用キャビティ内にほぼ均一に蒸気を送給することができ、発泡性樹脂粒子がほぼ均一に融着した、実使用上で格別の支障がない発泡樹脂成形品が得られる。
しかし、成形面において、原料フィーダーが取り付けられている部分には、蒸気穴を形成することができないので、特に、対向する成形面側における原料フィーダーに対面する場所に蒸気穴が形成されていない場合に、成形用キャビティにおける原料フィーダーの原料投入口近傍で他の領域と比べて蒸気が通り難くなるのを避けられず、わずかとはいえ、原料フィーダーの原料投入口近傍において、樹脂粒子同士の融着が他の領域と比較して不十分となる場合が起こり得る。そして、融着不良は製品に部分的な強度不足をもたらす一因となる。
近年、発泡樹脂成形品の用途がますます広がってきており、用途によっては、従来以上の高い均質性が求められるケースがある。そのようなケースでは、これまでさほど問題視されていなかった原料フィーダーの原料投入口近傍での蒸気の流れ込み状態を、従来のもの以上に改善することが、大きな課題となりつつある。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、成形用キャビティ内に従来のものよりもさらに均一に蒸気を送り込むことができるようにした発泡樹脂成形型を提供することを課題とする。
本発明による第1の形態の発泡樹脂成形型は、第1の成形面を持つ第1の成形型と第2の成形面を持つ第2の成形型と第3の成形面を持つ第3の成形型を備え、第1の成形面と第2の成形面とで両側面がまた第3の成形面で周側面が区画された成形用キャビティが形成されるようになっており、第1の成形面には少なくとも1つの原料フィーダーが備えられ、第1と第2の成形面には複数の蒸気穴が形成されていて、前記成形用キャビティに前記原料フィーダーから発泡性樹脂粒子を充填し、前記複数の蒸気穴を介して充填した発泡性樹脂粒子に蒸気を接触させることで発泡樹脂成形品を成形する発泡樹脂成形型において、前記第1の成形面の前記原料フィーダーの配置を、前記第2の成形面における前記原料フィーダーの原料投入口に対面する場所には、蒸気穴の少なくとも一部が位置するように設計されていることを特徴とする。
本発明による第2の形態の発泡樹脂成形型は、第1の成形面を持つ第1の成形型と第2の成形面を持つ第2の成形型とを備え、第1の成形面と第2の成形面とで成形用キャビティが区画されるようになっており、第1の成形面には少なくとも1つの原料フィーダーが備えられ、第1と第2の成形面には複数の蒸気穴が形成されていて、前記成形用キャビティに前記原料フィーダーから発泡性樹脂粒子を充填し、前記複数の蒸気穴を介して充填した発泡性樹脂粒子に蒸気を接触させることで発泡樹脂成形品を成形する発泡樹脂成形型において、前記第1の成形面の前記原料フィーダーの配置を、前記第2の成形面における前記原料フィーダーの原料投入口に対面する場所には、蒸気穴の少なくとも一部が位置するように設計されていることを特徴とする。
また、本発明は、本発明による発泡樹脂成形型を用い、成形用キャビティに原料フィーダーから発泡性樹脂粒子を充填し、複数の蒸気穴を介して該発泡性樹脂粒子に蒸気を接触させることによって得られた発泡樹脂成形品をも開示する。
上記の第1および第2の形態の発泡樹脂成形型では、第1の成形面の原料フィーダーの配置を、第2の成形面における原料フィーダーの原料投入口に対面する場所には、かならず、蒸気穴の少なくとも一部が位置するように設計している。そのために、原料投入口近傍に位置する発泡性樹脂粒子には、前記対面して位置する蒸気穴から供給される蒸気が十分に行き渡るようになり、その近傍において発泡性樹脂粒子同士の熱融着不良が起こるのを回避することができる。
また、本発明において、原料フィーダーの原料投入口とは、原料フィーダーの外径を直径とする円であることが好ましく、原料フィーダーの内径を直径とする円であることがより好ましい。
第2の成形面に蒸気穴を形成するときに、第1の成形面に取り付けた原料フィーダーの位置を勘案して、それに対面する位置を選択して蒸気穴を形成する、あるいは、その逆に、第2の成形面に形成された蒸気穴のいずれかに対面するようにして第1の成形面に原料フィーダーを配置することで、原料投入口近傍に位置する発泡性樹脂粒子に十分な蒸気を供給することが可能となる。
本発明による発泡樹脂成形型の好ましい態様では、第1の成形面に備えた原料フィーダーの外径直径がDであり、第2の成形面に形成した蒸気穴の直径がdであって複数の蒸気穴は互い直交する2軸方向に規則的なピッチで設けられており、第2の成形面での近接する4個の蒸気穴における対角線上に位置する2つの蒸気穴の中心間の距離をAとしたときに、(A−d)<Dの関係が成立するように各蒸気穴が形成されていることを特徴とする。
また、原料フィーダーの内径直径がD’であり、(A−d)<D’の関係が成立するように各蒸気穴が形成されていることがより好ましい。
本発明による発泡樹脂成形型の好ましい態様では、(A−d)<Dの関係が成立しているので、第1の成形面のいずれの場所に原料フィーダーを配置しても、第2の成形面における原料フィーダーの原料投入口に対面する場所には、必ず蒸気穴の少なくとも一部が位置するようになり、第1の成形面に1つまたは複数個の原料フィーダーを取り付けるときに、少なくとも蒸気の回り込みの良否の観点からは制約を受けることはなく取り付けを行うことが可能であり、成形型および成形面を設計するときの自由度が大きくなる。また、結果として、本発明による発泡樹脂成形型を用いることにより、従来のものよりも、発泡性樹脂粒子同士の融着のバラツキが軽減され、部位による強度差のない発泡樹脂成形品を成形することができる。
本発明による発泡樹脂成形型のより好ましい態様は、前記第1と第2の成形面を合わせた状態で、双方の蒸気穴が重ならないように、双方の成形型の蒸気穴のピッチが設定されていることを特徴とする。
この態様では、第1の成形面側の蒸気穴と第2の成形面側の蒸気穴を通して成形用キャビティ内を流れる蒸気の移動距離が、双方の蒸気穴が対面して位置している場合と比較して延長され、キャビティ内に満遍なく蒸気を行き渡らせることができる。その結果、発泡性樹脂粒子同士の融着状態のバラツキがさらに無くなり、一層高強度の成形品を得ることができる。
本発明による発泡樹脂成形型を用いることにより、従来のものよりも、発泡性樹脂粒子同士の融着のバラツキが軽減され、部位による強度差がなくなった発泡樹脂成形品を成形することができる。
第1の形態の発泡樹脂成形型の一例を説明する図。 第2の形態の発泡樹脂成形型の一例を説明する図。 蒸気穴と原料フィーダーとの関係の一例を模式的に示す図。 蒸気穴と原料フィーダーとの関係の他の例を模式的に示す図。 第1と第2の成形型における蒸気穴の位置関係を模式的に示す図。
以下、図面を参照して本発明を実施の形態に基づき説明する。
図1は、本発明に係る第1の形態の発泡樹脂成形型を備えた成形装置の一例を模式的に示している。なお、この成形装置Aは、蒸気穴の直径dとその配置されるピッチおよび原料フィーダーの外径直径Dとの関係を除き、例えば、前記した特許文献3に記載される形態の成形装置と同じであってよい。
成形装置Aは、平坦な第1の成形面3を持つ第1の成形型1と、平坦な第2の成形面4を持つ第2の成形型2と、第3の成形面5bを持つ第3の成形型5を備えている。そして、第3の成形型5は、図示の例で、第1の成形型1の平坦な第1の成形面3に着脱可能に取り付けられている。第3の成形型5は、面内に開口部5aを有しており、該開口部5aの外周を区画する周側面が前記第3の成形面5bを構成する。
この成形装置Aでは、前記第3の成形型5を中間として第1の成形型1および第2の成形型2を締めることにより、平坦な第1の成形面3と平坦な第2の成形面4とで両側面が規制され、第3の成形型5の開口部5aの周側壁である第3の成形面5bで周側面が規制された成形用キャビティ6が形成される。
成形装置Aにおいて、第1の成形型1には、成形用キャビティ6内に発泡性樹脂粒子を供給するための外径直径Dである原料フィーダー10が、その原料投入口11を平坦な第1の成形面3に位置させかつ前記成形用キャビティ6に開放するようにして取り付けられている。また、平坦な第1の成形面3の成形用キャビティ6に面する部分には直径がdである複数の蒸気穴7が互いに直交する2軸方向に規則的なピッチで設けられている。また、第2の成形型2に取り付けた平坦な第2の成形面4における成形用キャビティ6に面する部分にも、やはり直径がdである複数の蒸気穴8が互いに直交する2軸方向に規則的なピッチで設けられている。図で、9は補強サポートを示す。
成形装置Aにおいて、第1と第2の成形型1、2内は全面的に中空構造とされており、この中空部20、21内に蒸気が供給され、その蒸気が、前記した蒸気穴7、8を通過して、成形用キャビティ6内に送給される。
図2は、本発明に係る第2の形態の発泡樹脂成形型を備えた成形装置の一例を模式的に示している。成形装置A1は、一対の雄成形型1(第1の成形型)と雌成形型2(第2の成形型)からなる。雄成形型1には第1の成形面3を構成する凸部が形成され、また雌成形型2には第2の成形面4を構成する凹部が形成されており、雌雄成形型1、2は、これら第1の成形面3と第2の成形面4とを互いに対向させた状態に配設される。そして、雌成形型2の凹部である第2の成形面4内に雄成形型1の凸部である第1の成形面3を挿入した状態として、雌雄成形型1、2を型閉めすることで、対向面間に成形用キャビティ6が形成される。
この例においても、雄成形型1の第1の成形面3には、成形用キャビティ6内に発泡性樹脂粒子を供給するための外径直径Dである原料フィーダー10が、その原料投入口11を前記成形用キャビティ6に開放するようにして取り付けられるとともに、成形用キャビティ6に面する部分には直径がdである複数の蒸気穴7が互いに直交する2軸方向に規則的なピッチで設けられている。また、雌成形型2の第2の成形面4における成形用キャビティ6に面する部分にも、やはり直径がdである複数の蒸気穴8が互いに直交する2軸方向に規則的なピッチで設けられている。なお、蒸気穴7、8のピッチについては、後記する。
雌雄成形型1、2内は全面的に中空構造とされており、この中空部20、21内に蒸気が供給され、その蒸気が、前記した蒸気穴7、8を通過して、成形用キャビティ6内に送給される。
次に、上記した第1と第2の形態の発泡樹脂成形型を備えた成形装置A、A1における、第2の成形面4に形成した蒸気穴8の直径dとピッチおよび原料フィーダー10の外径直径Dとの関係について説明する。
図3は、前記第2の成形型2の第2の成形面4が成形用キャビティ6に面している箇所を部分的に示している。ここで、蒸気穴8は直径dの円形であり、複数個の蒸気穴8が、互いに直交するX軸方向およびY軸方向に等しいピッチaで形成されている。ここで、近接する4つの蒸気穴8、8、8、8を選択すると、その中心を結ぶことにより、矩形(この場合には正方形)が形成され、4つの蒸気穴間の距離は、対角線上にある蒸気穴8と蒸気穴8(または蒸気穴8と蒸気穴8)を結ぶ距離が最大となる。その距離、すなわち、蒸気穴8と蒸気穴8の中心間の距離をAとすると、蒸気穴8と蒸気穴8に内接する円Cの直径Sは、S=A−d、A=√(a+a)となる。
第2の成形面4に対向する、第1の成形型1の第1の成形面3に原料フィーダー10を取り付けたときの、その円形をなす原料投入口11の複数の位置P1、P2、P3、P4を、図3に仮想線で示している。なお、ここでは、原料フィーダー10の外径直径をD≦S(=A−d)と仮定する。その場合、P1、P2、P3の位置では、第2の成形面4における原料フィーダー10の原料投入口11が対面する場所には、蒸気穴8の全部または一部が位置しており、特に、P2の位置では、第2の成形面4における2つの蒸気穴8、8の一部が位置している。
しかし、P4の位置、すなわち、4つの蒸気穴8、8、8、8で囲まれる矩形の中央に中心が位置するように原料フィーダー10を配置した場合には、蒸気穴8、8、8、8のいずれもが、第2の成形面4における原料フィーダー10の原料投入口11が対面する場所に位置しないこととなる。
従って、上記の発泡樹脂成形型では、第1の成形面3のいずれかの場所に原料フィーダー10を配置したときに(図示の例ではP4の位置)、第2の成形面4における原料フィーダー10の原料投入口11に対面する場所に蒸気穴8が位置しないようになることが起こり得る。その場合は、当該原料投入口11の付近に位置する発泡性樹脂粒子に対する蒸気の通りが悪くなり、樹脂粒子同士の融着が他の領域と比較して不十分となって、部分的な強度不足をもたらす一因となる。そこで、本発明における発泡樹脂成形型のように、原料フィーダー10の外径直径をD>(A−d)と設定することにより、上記の不都合は解消されるようになる。
図4は、第2の成形型2の第2の成形面4に形成される蒸気穴8の他の態様を示している。ここでは、蒸気穴8は直径dの円形であり、複数個の蒸気穴8が、互いに直交するX軸方向およびY軸方向において、X軸方向にはピッチbで、Y軸方向にはピッチaで形成されている。
この場合にも、近接する4つの蒸気穴8、8、8、8で囲まれる矩形(この場合には長方形)の中央に中心Oが位置するように原料フィーダー10を配置した場合に、4つの蒸気穴8、8、8、8のいずれもが、第2の成形面4における原料フィーダー10の原料投入口11が対面する場所に位置しない確率が最も高くなる。しかし、本発明における発泡樹脂成形型のように、原料フィーダー10の外径直径と蒸気穴8の関係を、D>(A−d)、A=√(a2+b2)となるように設定することで、第1の成形面3のいずれの場所に原料フィーダー10を配置したとしても、第2の成形面4における原料フィーダー10の原料投入口11に対面する場所には蒸気穴8の全部または一部が必ず位置するようになり、原料投入口11の付近に位置する発泡性樹脂粒子に対する蒸気の通りが悪くなる事態が生じるのを回避できる。
なお、図3および図4に示したものは、発泡樹脂成形型を設計するときの一例であって、本発明はこれに限られることはない。要は、前記第1の成形面3のいずれの場所に原料フィーダー10を配置しても、前記第2の成形面4における前記原料フィーダー10の原料投入口11に対面する場所に、蒸気穴8の少なくとも一部が位置するように設定することにより、本発明の所期の目的を達成することができる。
図5は、本発明による発泡脂成形型のより好ましい態様を説明するための模式図である。図において、○は第2の成形面4に形成された蒸気穴8を示しており、●は第1の成形面3に形成された蒸気穴7を示している。また、図5は、第1の成形型1と第2の成形型2とを型締めしたときの、前記第1の成形面3と第2の成形面4とが重ね合わさった状態を示している。この態様では、図示のように、第2の成形面4に形成された蒸気穴8(○)と第1の成形面3に形成された蒸気穴7(●)とが重畳しないように、双方の成形面の蒸気穴のピッチが設定されている。
このように、第1と第2の成形面3、4における蒸気穴7、8の位置決めを行うことにより、第1の成形面3側の蒸気穴7と第2の成形面4側の蒸気穴8を通して成形用キャビティ6内を流れる蒸気の移動距離が、双方の蒸気穴7、8が対面して位置している場合と比較して延長されるので、成形用キャビティ6内に満遍なく蒸気を行き渡らせることができ、その結果、発泡性樹脂粒子同士の融着状態のバラツキがさらに無くなり、一層均一かつ高強度の成形品を得ることができる。
以下、実施例と比較例とにより本発明の一例を説明する。
[実施例1]
図1に示す形態の発泡樹脂成形型を用いた。発泡樹脂成形型において、第1の成形型1の第1の成形面3および第2の成形型2の第2の成形面4の双方に、直径(d)10mmの蒸気穴7,8の多数個を、互いに直交するX軸方向およびY軸方向に40mmの等しいピッチ(a)で形成した。近接する4個の蒸気穴8における対角線上に位置する2つの蒸気穴の中心間の距離Aは57mmであった。また、第1の成形型1の第1の成形面3に外径直径(D)42mm、内径直径(D’)30mmの原料フィーダー10を、原料フィーダー10の内径に対面する場所に、第2の成形型2の第2の成形面4に設けた蒸気穴8の一部が位置するように(当然、外径に対面する場所にも蒸気穴8の一部が位置している)取り付けた。
第1の成形面3に取り付けた原料フィーダー10の原料投入口11を開放し、発泡樹脂粒子供給管を通じて成形用キャビティ6内に、発泡剤を含むポリスチレン樹脂粒子(積水化成品工業社製:商品名「エスレンビーズPBS32」を嵩発泡倍率5倍に予備発泡させた発泡性樹脂粒子を供給、充填した。続いて、成形用キャビティ6内に蒸気穴7,8を通して蒸気を供給し、発泡性樹脂粒子を加熱、発泡させて発泡倍率5倍の発泡樹脂成形品を得た。
得られた発泡樹脂成形品から、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域周辺の部分を厚さ方向に打ち抜き、次の方法により融着率を測定したところ、融着率は75%以上であった。次に、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域から離れた領域部分を厚さ方向に打ち抜き、同様にして融着率を測定したところ、融着率はやはり75%以上であった。
<融着率の測定方法>
発泡樹脂成形品の表面にカッターナイフで深さ約3mmの切り込み線を入れた後、この切り込み線に沿って発泡樹脂成形品を手で2分割し、その破断面における発泡粒子について、粒子内で破断している粒子の数(a)と粒子同士の界面で破断している粒子の数(b)とを数え、式[(a)/((a)+(b))]×100、に代入して得られた値を融着率(%)とした。
[実施例2]
図2に示す形態の発泡樹脂成形型を用いた。発泡樹脂成形型において、第1の成形型1の第1の成形面3および第2の成形型2の第2の成形面4の双方に、直径(d)10mmの蒸気穴7,8の多数個を、互いに直交するX軸方向およびY軸方向に40mmの等しいピッチ(a)で形成した。近接する4個の蒸気穴8における対角線上に位置する2つの蒸気穴の中心間の距離Aは57mmであった。また、第1の成形型1の第1の成形面3に外径直径(D)42mm、内径直径(D’)30mmの原料フィーダー10を、原料フィーダー10の内径に対面する場所に、第2の成形型2の第2の成形面4に設けた蒸気穴8の一部が位置するように(当然、外径に対面する場所にも蒸気穴8の一部が位置している)取り付けた。
第1の成形面3に取り付けた原料フィーダー10の原料投入口11を開放し、発泡樹脂粒子供給管を通じて成形用キャビティ6内に、発泡剤を含むポリスチレン樹脂粒子(積水化成品工業社製:商品名「エスレンビーズHDMF」を嵩発泡倍率70倍に予備発泡させた発泡性樹脂粒子を供給、充填した。続いて、成形用キャビティ6内に蒸気穴7,8を通して蒸気を供給し、発泡性樹脂粒子を加熱、発泡させて発泡倍率70倍の発泡樹脂成形品を得た。
得られた発泡樹脂成形品から、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域周辺の部分を厚さ方向に打ち抜き、実施例1と同様にして融着率を測定したところ、融着率は65%以上であった。次に、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域から離れた領域部分を厚さ方向に打ち抜き、同様にして融着率を測定したところ、融着率はやはり65%以上であった。
[実施例3]
図1に示す形態の発泡樹脂成形型を用いた。発泡樹脂成形型において、第1の成形型1の第1の成形面3および第2の成形型2の第2の成形面4の双方に、直径(d)10mmの蒸気穴7,8の多数個を、互いに直交するX軸方向およびY軸方向に25mmの等しいピッチ(a)で形成した。近接する4個の蒸気穴8における対角線上に位置する2つの蒸気穴の中心間の距離Aは35mmであった。また、第1の成形型1の第1の成形面3に外径直径(D)42mm、内径直径(D’)30mmの原料フィーダー10を取り付けた。
第1の成形面3に取り付けた原料フィーダー10の原料投入口11を開放し、発泡樹脂粒子供給管を通じて成形用キャビティ6内に、発泡剤を含むポリスチレン樹脂粒子(積水化成品工業社製:商品名「エスレンビーズPBS32」を嵩発泡倍率5倍に予備発泡させた発泡性樹脂粒子を供給、充填した。続いて、成形用キャビティ6内に蒸気穴7,8を通して蒸気を供給し、発泡性樹脂粒子を加熱、発泡させて発泡倍率5倍の発泡樹脂成形品を得た。
得られた発泡樹脂成形品から、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域周辺の部分を厚さ方向に打ち抜き、実施例1と同様にして融着率を測定したところ、融着率は80%以上であった。次に、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域から離れた領域部分を厚さ方向に打ち抜き、同様にして融着率を測定したところ、融着率はやはり80%以上であった。
[実施例4]
図2に示す形態の発泡樹脂成形型を用いた。発泡樹脂成形型において、第1の成形型1の第1の成形面3および第2の成形型2の第2の成形面4の双方に、直径(d)10mmの蒸気穴7,8の多数個を、互いに直交するX軸方向およびY軸方向に25mmの等しいピッチ(a)で形成した。近接する4個の蒸気穴8における対角線上に位置する2つの蒸気穴の中心間の距離Aは35mmであった。また、第1の成形型1の第1の成形面3に外径直径(D)42mm、内径直径(D’)30mmの原料フィーダー10を取り付けた。
第1の成形面3に取り付けた原料フィーダー10の原料投入口11を開放し、発泡樹脂粒子供給管を通じて成形用キャビティ6内に、発泡剤を含むポリスチレン樹脂粒子(積水化成品工業社製:商品名「エスレンビーズHDMF」を嵩発泡倍率70倍に予備発泡させた発泡性樹脂粒子を供給、充填した。続いて、成形用キャビティ6内に蒸気穴7,8を通して蒸気を供給し、発泡性樹脂粒子を加熱、発泡させて発泡倍率70倍の発泡樹脂成形品を得た。
得られた発泡樹脂成形品から、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域周辺の部分を厚さ方向に打ち抜き、実施例1と同様にして融着率を測定したところ、融着率は70%以上であった。次に、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域から離れた領域部分を厚さ方向に打ち抜き、同様にして融着率を測定したところ、融着率はやはり70%以上であった。
[比較例1]
原料フィーダー10の外径に対面する場所に、第2の成形型2の第2の成形面4に設けた蒸気穴8の一部も位置しないように(当然、内径に対面する場所にも蒸気穴8は位置しない)取り付けた以外は、実施例1と同様に発泡樹脂成形品を得た。
得られた発泡樹脂成形品から、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域周辺の部分を厚さ方向に打ち抜き、実施例1と同様にして融着率を測定したところ、融着率が45%程度の箇所が一部に存在した。次に、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域から離れた領域部分を厚さ方向に打ち抜き、同様にして融着率を測定したところ、融着率は75%以上であった。
[比較例2]
原料フィーダー10の外径に対面する場所に、第2の成形型2の第2の成形面4に設けた蒸気穴8の一部も位置しないように(当然、内径に対面する場所にも蒸気穴8は位置しない)取り付けた以外は、実施例2と同様に発泡樹脂成形品を得た。
得られた発泡樹脂成形品から、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域周辺の部分を厚さ方向に打ち抜き融着率を実施例1と同様にして測定したところ、融着率が40%程度の箇所が一部に存在した。次に、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域から離れた領域部分を厚さ方向に打ち抜き、同様にして融着率を測定したところ、融着率は65%以上であった。
[考察]
実施例1、2の場合には、第1の成形面3に設けた原料フィーダー10の原料投入口11を、第2の成形面4における原料フィーダー10の原料投入口11に対面する場所に蒸気穴8の一部が位置するようにされており、そのために、原料投入口11近傍に位置する発泡性樹脂粒子には、対面して位置する蒸気穴8から供給される蒸気が十分に行き渡るようになり、そのために、原料投入口11近傍においても、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域から離れた領域部分での融着率と同等の75%以上(実施例1)あるいは65%以上(実施例2)という高い融着率が得られたものと解される。
実施例3、4の場合には、第1の成形面3のいずれの場所に原料フィーダー10を配置しても、第2の成形面4における原料フィーダー10の原料投入口11に対面する場所には、必ず蒸気穴8の一部が位置するようにされており、そのために、原料投入口11近傍に位置する発泡性樹脂粒子には、対面して位置する蒸気穴8から供給される蒸気が十分に行き渡るようになり、そのために、原料投入口11近傍においても、原料フィーダー10の原料投入口11が位置していた領域から離れた領域部分での融着率と同等の80%以上(実施例3)あるいは70%以上(実施例4)という高い融着率が得られたものと解される。
一方、比較例1、2の場合には、成形面4における原料フィーダー10の原料投入口11に対面する場所に蒸気穴8が存在しないので、成形用キャビティ6における原料フィーダー10の原料投入口11近傍において、他の領域と比べて蒸気が通り難くなり、融着率が他の領域と比較して45%程度(比較例1)あるいは40%程度(比較例2)という低下した箇所が生じたものと解される。
また、実施例3、4の場合は、実施例1、2の場合と比較して原料フィーダー10の取り付け位置を最適位置に選択する作業が不要となり、原料フィーダーの取り付け位置の自由度が向上する。
1…第1の成形型、
2…第2の成形型、
3…第1の成形面、
4…第2の成形面、
5…第3の成形型、
5a…第3の成形型の開口部、
5b…第3の成形面、
6…成形用キャビティ、
7…第1の成形面に形成される蒸気穴、
8…第2の成形面に形成される蒸気穴、
10…原料フィーダー、
a、b…蒸気穴のピッチ、
A…対角線上にある蒸気穴と蒸気穴を結ぶ距離、
D…原料フィーダーの外径直径。
D’ …原料フィーダーの内径直径。

Claims (4)

  1. 第1の成形面を持つ第1の成形型と第2の成形面を持つ第2の成形型と第3の成形面を持つ第3の成形型を備え、第1の成形面と第2の成形面とで両側面がまた第3の成形面で周側面が区画された成形用キャビティが形成されるようになっており、第1の成形面には少なくとも1つの原料フィーダーが備えられ、第1と第2の成形面には複数の蒸気穴が形成されていて、前記成形用キャビティに前記原料フィーダーから発泡性樹脂粒子を充填し、前記複数の蒸気穴を介して充填した発泡性樹脂粒子に蒸気を接触させることで発泡樹脂成形品を成形する発泡樹脂成形型において、
    第1の成形面に備えた原料フィーダーの外径直径がDであり、第2の成形面に形成した蒸気穴の直径がdであって複数の蒸気穴は互い直交する2軸方向に規則的なピッチで設けられており、第2の成形面での近接する4個の蒸気穴における対角線上に位置する2つの蒸気穴の中心間の距離をAとしたときに、(A−d)<Dの関係が成立するように各蒸気穴が形成されていることを特徴とする発泡樹脂成形型。
  2. 第1の成形面を持つ第1の成形型と第2の成形面を持つ第2の成形型とを備え、第1の成形面と第2の成形面とで成形用キャビティが区画されるようになっており、第1の成形面には少なくとも1つの原料フィーダーが備えられ、第1と第2の成形面には複数の蒸気穴が形成されていて、前記成形用キャビティに前記原料フィーダーから発泡性樹脂粒子を充填し、前記複数の蒸気穴を介して充填した発泡性樹脂粒子に蒸気を接触させることで発泡樹脂成形品を成形する発泡樹脂成形型において、
    第1の成形面に備えた原料フィーダーの外径直径がDであり、第2の成形面に形成した蒸気穴の直径がdであって複数の蒸気穴は互い直交する2軸方向に規則的なピッチで設けられており、第2の成形面での近接する4個の蒸気穴における対角線上に位置する2つの蒸気穴の中心間の距離をAとしたときに、(A−d)<Dの関係が成立するように各蒸気穴が形成されていることを特徴とする発泡樹脂成形型。
  3. 前記第1と第2の成形面を合わせた状態で、双方の蒸気穴が重ならないように、双方の成形面の蒸気穴のピッチが設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の発泡樹脂成形型。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載した発泡樹脂成形型を用い、成形用キャビティに原料フィーダーから発泡性樹脂粒子を充填し、複数の蒸気穴を介して該発泡性樹脂粒子に蒸気を接触させることによって得られた発泡樹脂成形品。
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