JP5121672B2 - 着脱自在な入れ駒を備えた発泡成形用の成形型および該形成型を用いた成形方法と発泡樹脂成形品 - Google Patents

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本発明は、同じ成形型によって一部の形状が異なる2種類以上の発泡樹脂成形品を製造できるようにした成形型および製造方法、および製造された発泡樹脂成形品に関する。
雌型と雄型のいずれかまたは双方が移動して型締めがなされ、雌型と雄型の間に成形空間が形成されるようになっている発泡成形用の成形型を用いて、その成形空間の形状に応じた発泡樹脂成形品を製造することは知られている。そのような成形品の代表例として、発泡性樹脂粒子を成形空間内で発泡させて形成した発泡樹脂製容器や、特許文献1に記載のような自動車用フロアスペーサ等が挙げられる。また、同じ成形型を用いて一部の形状が異なる2種類以上の発泡樹脂成形品を成形することも行われており、特許文献2には、雌型の底部に入れ駒を着脱自在に固定できるようにし、入れ駒の有無によって成形する容器本体の形状を容易に切り替えることが記載されている。
特開2003−118460号公報 特開2005−350080号公報
雌型と雄型とを備えた成形型を用いた成形方法において、型締めしたときに形成される雌型と雄型の型移動方向での合わせ面はパーティング面と呼ばれる。例えば、図5に示すような立方体状の発泡樹脂成形品1を予備発泡した発泡性樹脂粒子を用いて発泡成形する場合、図6に示すように、成形品1の下面2および外周面3に沿った形状の下面成形面12と外周面成形面13を備えた雌型10と、成形品1の上面4に沿った形状の上面成形面24を備えた雄型20が用いられる。成形に当たって、雌型10と雄型20とで形成される成形空間a内に発泡性樹脂粒子(不図示)が充填され、雌型10と雄型20の一方または双方を型を閉じる方向に移動して型締めした後、成形空間a内に加熱水蒸気が供給される。加熱水蒸気の熱により発泡性樹脂粒子の発泡と発泡した樹脂の溶融一体化が進行し、発泡樹脂成形品1とされる。
図示の例で、雌型10における型の移動方向に沿う方向の面である外周面成形面13と、雄型20の前記外周面成形面13に対向する外周面23とで、型締めしたときの合わせ面である型移動方向のパーティング面Pvが形成される。パーティング面Pvは、基本的には型の移動方向に平行な面であるが、成形品の脱型を考慮して、わずかに傾斜した面とされることもある。
そのような成形型において、特許文献2に記載のように入れ駒をすることにより、同じ成形型を用いて、一部の形状のみが異なる多種類の発泡樹脂成形品を発泡成形することができる。しかし、図7に示すように、他の形状は図5に示したものと同じであるが、外周面の一部に内側への凹陥部5を有する点でのみ形状が異なる発泡樹脂成形品1aを、図6に示した成形型と前記内側への凹陥部5の形状に一致した形状の入れ駒を用いて発泡成形することはできないか、できるとしても、良好な形状の発泡樹脂成形品は得られない。
その理由は、図8に示すように、内側への凹陥部5の形状に一致した入れ駒15を雌型10の所定箇所に固定した場合、前記入れ駒15の上端面は、雄型20の上面成形面24と型の移動方向に直交する方向のパーティング面Phを形成することとなるが、その場合、クラッキング操作時に、パーティング面Phの隙間に発泡性樹脂ビーズが入り込み、成形品の凹陥部内に無視できない大きさのバリが形成され、良好な成形品が得られない、等の理由による。
従って、従来、図7に示すように外周面13の一部に内側への凹陥部5を有することのみで形状が異なるような成形品を製造することが必要な場合、図8に示すように、内側への凹陥部を有しない成形型10にコストの面で有利な入れ駒15を固定することで対処することができず、新たな成形型を全く別途に用意するようにしており、型の製造に高いコストを必要としていた。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、外周面の一部に内側への凹陥部のような形状の異なる部分を有する良品の発泡樹脂成形品を、外周面にそのような内側への凹陥部を有しない成形品用の基本成形型とそこに組み込む入れ駒を用いることによって発泡成形することを可能とした、改良された発泡成形用の成形型および発泡樹脂成形品の製造方法を提供することを課題とする。それにより、多品種の発泡樹脂成形品を低コストで製造することが可能となる。また、そのような成形型または製造方法で得られた発泡樹脂成形品を提供することを第2の課題とする。
上記課題を解決するための本発明による着脱自在な入れ駒を備えた発泡成形用の成形型は、雌型と雄型のいずれかまたは双方が移動して型締めがなされ雌型と雄型の間に成形空間が形成されるようにされた基本成形型と、前記雌型に着脱自在であり雌型成形面の一部を形成する雌型用入れ駒と、前記雄型に着脱自在であり雄型における前記雌型に取り付けた雌型用入れ駒と対向する位置において前記雄型の成形面の一部を形成するようにされた雄型用入れ駒とを備え、少なくとも1つの雌型用入れ駒は雌型に取り付けたときに成形型の移動方向に沿う方向の内向き成形面を少なくとも有しており、少なくとも1つの雄型用入れ駒は雄型に装着しかつ型締めしたときに、雌型に装着した前記雌型用入れ駒の前記内向き成形面と面接触してパーティング面を形成する外周面を少なくとも有していることを特徴とする。
また、上記課題を解決するための本発明による発泡樹脂成形品を製造する方法は、雌型と雄型のいずれかまたは双方が移動して型締めがなされ雌型と雄型の間に成形空間を形成するようにされた基本成形型と前記基本成形型に着脱自在な入れ駒とを用いることにより同一の基本成形型を用いて基本形状とは一部の形状が異なる発泡樹脂成形品を製造する方法であって、雌型と雄型のそれぞれに対をなす入れ駒を取り付けるとともに、雌型に取り付けた入れ駒の内向き成形面の一部と雄型に取り付けた入れ駒の外周面の一部とで少なくとも成形型の移動方向の沿う方向のパーティング面が形成された状態とし、その状態で成形空間内での発泡成形を行うことにより、基本形状とは一部の形状が異なる発泡樹脂成形品を製造することを特徴とする。
本発明による成形型および発泡樹脂成形品を製造する方法によれば、基本形に対して一部のみが形状の異なる発泡樹脂成形品を得るに当たって、基本形に対応する成形型の雌型と雄型に対して、形状の変更部に対応する一対の入れ駒をそれぞれ固定する。そして、型締め時に、雌型に固定した入れ駒の内向き成形面に雄型に固定した入れ駒の外周面を面接触させることで、成形型の移動方向のパーティング面を形成する。すなわち、入れ駒を用いながら、型の移動方向に直交する方向のパーティング面を形成することなく、得ようとする発泡樹脂成形品の形状に一致した形状の成形空間を雌型および雄型の間に形成することができる。
上記のように、本発明によれば、基本形を発泡成形する基本成形型に対して一対の入れ駒を効果的に組み合わせて取り付けることにより、基本成形型を用いて、基本形と一部のみで形状の異なる発泡樹脂成形品を発泡成形することができる。その際に、型の移動方向に直交する方向のパーティング面は形成されないので、成形品に無視できないような大きさのバリが残ることがなく、良品の成型品が得られる。そのために、一部のみが形状の異なる多種の発泡樹脂成形品を低いコストで製造することが可能となる。
本発明による発泡樹脂成形品は、上記の成形型を用いて発泡成形された発泡樹脂成形品であって、その表面側と裏面側に当該発泡樹脂成形品に対する後作業を行うときの目印となる目印線を有していることを特徴とする。
上記の成形型を用いる場合、雌型の成形面の一部と、そこに対向する雄型の成形面の一部には、それぞれ入れ駒が固定される。その結果、成形品の表裏には、前記入れ駒と型本体との隙間に対応するごく小さい凸条が一体成形される。この凸条は当該発泡樹脂成形品に対する後作業を行うときの目印となる目印線として有効に用いることができる。
本発明は、基本形に対して、一部においてのみ形状が異なる、特に外周面の一部に内側への凹陥部を有する点でのみ形状が異なる、多種の態様の成形品が必要とされる分野での発泡樹脂成形品を製造するのに特に好適に用いられる。
本発明によれば、基本形と一部のみで形状の異なる高品位の発泡樹脂成形品を低いコストで製造することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明を実施の形態に基づき説明する。なお、以下の説明では、前記図5に示した立方体状の発泡樹脂成形品1と、他の形状は同じであるが外周面の一部に内側への凹陥部5を有する点でのみ形状が異なる図7に示した形状の発泡樹脂成形品1aとを、同じ基本成形型Aを用いて発泡成形する場合を例として説明するが、発泡樹脂成形品の全体形状は任意である。
図1は、本発明で用いる基本成形型Aと、そこで用いる入れ駒B1を示す。図1(a)に示すように、基本成形型Aは、図6に示した成形型と同様、前記成形品1(図5参照)の下面2および外周面3に沿った形状の下面成形面12と外周面成形面13を備えた雌型10Aと、成形品1の上面4に沿った形状の上面成形面24を備えた雄型20Aとからなる。但し、雌型10Aの前記下面成形面12の一部には、1つの縁部が前記外周面成形面13に達するようにして第1の凹所16が形成されている。また、型締めしたときに前記第1の凹所16に対向した位置となる雄型20Aの前記上面成形面24には、第2の凹所26が形成されている。この例において、第1の凹所16および第2の凹所26は、立方体状の凹所である。
図1(b)には、前記第1の凹所16および第2の凹所26に取り付けられる一対の入れ駒B1を示している。この例において、入れ駒B1は、前記第1の凹所16と同じ形状である平板状の雌型用入れ駒51と、前記第2の凹所26と同じ形状である平板状の雄型用入れ駒61とからなる。適宜の手段により、雌型10Aにおける第1の凹所16に雌型用入れ駒51を取り付け、雄型20Aの第2の凹所26に雄型用入れ駒61を取り付けて、従来法により、発泡成形を行うことにより、前記図5に示した立方体形状の発泡樹脂成形品1を得ることができる。
図2は、図1に示した基本成形型Aを用いて、図4および図7に示した外周面の一部に内側への凹陥部5を有する点でのみ形状が異なる発泡樹脂成形品1b(1a)を発泡成形する場合を示す。ここでは、図1(b)に示した一対の入れ駒B1に替えて、図2(b)に示す一対の入れ駒B2を用いる。
入れ駒B2において、雌型用入れ駒51は、雌型10Aに形成した前記第1の凹所16に入り込む形状の平板部分52と、該平板部分52の前記外周面成形面13に対向する側に一体形成された柱部材53とからなる。前記柱部材53の背面54は平坦面であり、雌型用入れ駒51を第1の凹所16に取り付けたときに、雌型10Aの前記外周面成形面13の一部に当接する。柱部材53の前記背面54と反対側の面は、雌型用入れ駒51を第1の凹所16に取り付けたときに成形型Aの移動方向に沿う方向の内向き成形面55となっており、この例では半円筒状面である。また、内向き成形面55は、図示のように、前記背面54から成形空間a内に向けて膨出した形状となっている。柱部材53の高さは、図2(a)に示すように、型締めしたときに、その上端面56が、雄型20Aに形成した前記第2の凹所26内に位置することのできる高さとされている。
雄型用入れ駒61は、雄型20Aに形成した前記第2の凹所26に入り込む形状の平板部分62を持つ。さらに、雌型10Aに雌型用入れ駒51を取り付け、雄型20Aに雄型用入れ駒61を取り付けて型締めをしたときに、雌型用入れ駒51の前記柱部材53に対向する位置に、柱部材53の水平断面形状に一致した形状の内側に向いた凹陥部63を備えている。
発泡成形に際し、雌型10Aに雌型用入れ駒51を取り付け、雄型20Aに雄型用入れ駒61を取り付ける。図3は、雌型10Aに雌型用入れ駒51を取り付けた状態を上から見た図を示している。そして、定法により、雌型10Aと雄型20Aとで形成される成形空間a内に予備発泡した発泡性樹脂粒子(不図示)を充填し、型締めを行う。型締め後の成形型Aの状態が図2(a)に示される。
図2(a)に示すように、型締めを行うと、雌型10Aに固定した雌型用入れ駒51の内向き成形面である柱部材53の内向き成形面55の上端部分が、雄型20Aに固定した雄型用入れ駒61に形成した内側に向いた凹陥部63の外周面とを面接触するようになり、その面接触部分が、成形型Aの移動方向のパーティング面Pvを形成する。すなわち、本発明による成形型Aを用いる場合には、一対の入れ駒B2を用いることにより、型の移動方向に直交する方向のパーティング面を形成することなく、一部に内側への凹陥部を備えた形状の発泡樹脂成形品の形状に一致した形状の成形空間を雌型10Aおよび雄型20Aの間に形成することができる。
型締め後に定法により発泡成形を行うことにより、図4に示すように、一部に内側に向けた凹陥部5を備えた形状の発泡成形品1bが得られる。そして、発泡成形品1bの表裏面には、雌型用入れ駒51と雌型10Aおよび雄型用入れ駒61と雄型20Aとの隙間に対応するごく小さい凸条6(図4には、雄型用入れ駒61と雄型20Aとの隙間に対応するごく小さい凸条6のみが示される)が一体成形される。この凸条6は当該発泡樹脂成形品1bに対する後作業を行うときの目印となる目印線として有効に用いることができる。
なお、上記の説明では、雌型用入れ駒51の内向き成形面として、柱部材53の内側への膨出する半円筒状の内向き成形面55を示したが、雌型用入れ駒51の内向き成形面の形状は、雌型10Aに取り付けたときに成形型の移動方向に沿う方向の内向き成形面であればよく、雌型用入れ駒51の側縁から立ち上がる壁面等であってもよい。その場合、雄型用入れ駒61には、雄型20Aに装着しかつ型締めしたときに、前記雌型10Aに装着した雌型用入れ駒51の壁状の内向き成形面と面接触してパーティング面を形成することができる、対応する形状の外周面が形成される。
また、発泡樹脂成形品が立方体形状であるのも一つの例示であり、その形状は任意である。もちろん、その際に、得ようとする発泡樹脂成形品に応じた形成空間を備えた成形型が用いられる。
本発明による基本成形型とそこで用いる雌型用入れ駒とおよび雄型用入れ駒の一例を示す図。 図1に示す基本成形型とそこで用いる他の形態の雌型用入れ駒とおよび雄型用入れ駒の一例を示す図。 雌型に図2に示す雌型用入れ駒を取り付けた状態を示す平面図。 本発明による成形型を用いて発泡成形された一部に凹陥部を持つ発泡成形品の一例を示す図。 発泡成形品の一例を示す図。 図5に示した発泡成形品を発泡成形する成形型の一例を説明する図。 図5に示す発泡成形品とは凹陥部を持つことのみで形状が異なる形状の発泡成形品を示す図。 図7に示した発泡成形品を図6に示し成形型に入れ駒を用いて発泡成形する場合の例を説明する図。
符号の説明
A…本発明で用いる基本成形型、
a…成形空間、
B1,B2…基本成形型とともに用いる入れ駒、
1、1a,1b…発泡樹脂成形品、
2…発泡樹脂成形品の下面、
3…発泡樹脂成形品の外周面、
4…発泡樹脂成形品の上面、
6…発泡樹脂成形品に形成される凸条、
10A…雌型、
12…下面成形面、
13…外周面成形面、
16…第1の凹所、
20A…雄型、
24…上面成形面、
26…第2の凹所、
51…雌型用入れ駒、
52…雌型用入れ駒の平板部分、
53…雌型用入れ駒の柱部材、
54…柱部材の背面、
55…柱部材の内向き成形面、
61…雄型用入れ駒、
62…雄型用入れ駒の平板部分、
63…雄型用入れ駒の凹陥部。

Claims (4)

  1. 雌型と雄型のいずれかまたは双方が移動して型締めがなされ雌型と雄型の間に成形空間が形成されるようにされた基本成形型と、
    前記雌型に着脱自在であり雌型成形面の一部を形成する雌型用入れ駒と、前記雄型に着脱自在であり雄型における前記雌型に取り付けた雌型用入れ駒と対向する位置において前記雄型の成形面の一部を形成するようにされた雄型用入れ駒とを備え、
    少なくとも1つの雌型用入れ駒は雌型に取り付けたときに成形型の移動方向に沿う方向の内向き成形面を少なくとも有しており、
    少なくとも1つの雄型用入れ駒は雄型に装着しかつ型締めしたときに、雌型に装着した前記雌型用入れ駒の前記内向き成形面と面接触してパーティング面を形成する外周面を少なくとも有している、
    ことを特徴とする着脱自在な入れ駒を備えた発泡成形用の成形型。
  2. 請求項1に記載の成形型において、前記雌型用入れ駒の前記内向き成形面は一部に内側への膨出部を有しており、前記雄型用入れ駒の前記外周面は前記膨出部に対応する内側への凹陥部を有していることを特徴とする成形型。
  3. 雌型と雄型のいずれかまたは双方が移動して型締めがなされ雌型と雄型の間に成形空間を形成するようにされた基本成形型と前記基本成形型に着脱自在な入れ駒とを用いることにより同一の基本成形型を用いて基本形状とは一部の形状が異なる発泡樹脂成形品を製造する方法であって、
    雌型と雄型のそれぞれに対をなす入れ駒を取り付けるとともに、雌型に取り付けた入れ駒の内向き成形面の一部と雄型に取り付けた入れ駒の外周面の一部とで少なくとも成形型の移動方向の沿う方向のパーティング面が形成された状態とし、その状態で成形空間内での発泡成形を行うことにより、基本形状とは一部の形状が異なる発泡樹脂成形品を製造することを特徴とする製造方法。
  4. 請求項1または2に記載の成形型を用いて発泡成形される発泡樹脂成形品であって、その表面側と裏面側に当該発泡樹脂成形品に対する後作業を行うときの目印となる目印線を有していることを特徴とする発泡樹脂成形品。
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