JP5533439B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Description

この発明は、2電源方式の電源装置を備えた画像形成装置に関する。
省エネルギ化のため、画像形成装置等の機器には、メインDC/DCコンバータ、サブDC/DCコンバータの2つのコンバータを有する2電源方式の電源装置が設けられている場合がある。
具体的には、メインDC/DCコンバータは、消費電力の大きい通常動作モード時の電源供給用に電源効率を最適化し、サブDC/DCコンバータは消費電力の小さいスタンバイモード時の電源供給用に電源効率を最適化する。
そして、各モードに合せて電源供給を行なうDC/DCコンバータを切換えて、各モードに対して効率が最適化されたDC/DCコンバータから電源供給を行なう方式が採用されている。
一方、消費電力の低減のためにスタンバイモードよりもさらに消費電力が低い低消費電力のモードが設けられる場合も多い。
例えば、特開2002−67441号公報においては、スタンバイモードである省エネルギーモード時の消費電力をさらに小さくするために、一定時間以上例えば印刷の指示が無い場合には、主要構成部への電源供給を遮断し、さらに、一定時間以上、指示が無い場合には、補助構成部への電源供給も遮断する方式が示されている。
また、例えば、特開2007ー47556号公報においては、スタンバイモードで所定時間が経過した場合には、コンバータを停止させて消費電力を低減し、コンバータを再起動させる場合には、蓄電手段に蓄えられた電力を用いる方式が提案されている。
特開2002−67441号公報 特開2007−47556号公報
しかしながら、特許文献1における制御回路は補助電源による通電状態が維持されており、消費電力の低減においては十分ではない。
また、特許文献2においては、再起動のために蓄電器を設けた構成が示されており、構成が複雑化するとともに、蓄電器を新たに設ける必要があるためコストも掛かるという問題がある。
本発明は、簡易な構成で、スタンバイモードよりもさらに低消費電力化を図ることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明のある局面に従う画像形成装置は、複数の動作モードを有する画像形成装置であって、各動作モードに応じた電圧供給を実行するための電源装置を備える。電源装置は、交流電源と接続され、第1の動作モードにおいて画像形成装置内で用いられる第1の直流電圧を供給するための第1の電源コンバータと、交流電源を駆動電源として、第1の電源コンバータと交流電源との間の電源供給の経路を導通/非導通状態に設定するためのラッチングリレー回路と、第1の電源コンバータと接続されて第1の直流電圧の供給を受けて駆動する電源制御部とを含む。電源制御部は、ジョブ終了後、第1の期間が経過するまでの間にジョブ入力が無い場合には第1の動作モードから消費電力の少ない第2の動作モードに移行するために、ラッチングリレー回路に指示して第1の電源コンバータと交流電源との間の電源供給の経路を非導通状態に設定する。第2の動作モードにおいて、ラッチングリレー回路は、所定の操作指示に従って第1の電源コンバータと交流電源との間の電源供給の経路を導通状態に設定する。第1の電源コンバータは、第1の直流電圧の電圧を保持するための電解コンデンサと、第1の直流電圧と電解コンデンサとの間の経路を導通/非導通状態に設定するための遮断回路とを含む。遮断回路は、ラッチングリレー回路の導通状態に従って、導通状態に設定され、ラッチングリレー回路の非導通状態に従って、非導通状態に設定される。
好ましくは、所定の操作指示は、画像形成装置を操作する操作パネル上に設けられた所定のボタンの押下あるいは、画像形成装置に設けられた自動原稿搬送装置に対する所定の操作に相当する。
好ましくは、ラッチングリレー回路は、第1および第2の直流コイルと、第1および第2の直流コイルにそれぞれ流れる電流に従う電磁力により第1の電源コンバータと交流電源との間の電源供給の経路を導通/非導通状態にそれぞれ設定するためのスイッチング素子と、第1および第2の直流コイルに直流電圧を供給するためのコイル駆動回路とを含む。
好ましくは、電源装置は、交流電源と接続され、第1の動作モードよりも消費電力の大きい第3の動作モードにおいて、画像形成装置内で用いられる第1の直流電圧よりも大きな第2の直流電圧を供給するための第2の電源コンバータをさらに備える。
特に、第2の電源コンバータは、交流電源と第2の電源コンバータと間の電源供給の経路を導通/非導通状態に設定するためのスイッチング回路を含む。電源制御部は、ジョブ終了後、第1の期間よりも短い第2の期間が経過するまでの間にジョブ入力が無い場合には第3の動作モードから第1の動作モードに移行するために、スイッチング回路に指示して第2の電源コンバータと交流電源との間の電源供給の経路を非導通状態に設定する。
好ましくは、電源制御部は、画像形成装置内で用いられる第1の直流電圧の電圧レベルが所定電圧レベル以下となった場合には、ラッチングリレー回路に指示して第1の電源コンバータと交流電源との間の電源供給の経路を非導通状態に設定する。
本発明のある局面に従う画像形成装置において、電源制御部は、ジョブ終了後、第1の期間が経過するまでの間にジョブ入力が無い場合には第1の動作モードから消費電力の少ない第2の動作モードに移行するために、ラッチングリレー回路に指示して第1の電源コンバータと交流電源との間の電源供給の経路を非導通状態に設定する。第2の動作モードにおいて、ラッチングリレー回路は、所定の操作指示に従って第1の電源コンバータと交流電源との間の電源供給の経路を導通状態に設定する。当該処理により、第2の動作モードにおいては、第1の電源コンバータと交流電源との間の電源供給の経路が切断されているため、電力を消費する状態がほとんどない0W状態を実現することができ低消費電力化を図ることができる。また、交流電源を駆動電源として、復帰させることが可能であるため、蓄電器を設ける必要が無く、簡易な構成とすることができる。
本発明の実施の形態に従う画像形成装置の構成を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う画像形成装置100の概略ブロック図である。 本発明の実施の形態に従う操作パネル200について説明する図である。 本発明の実施の形態に従う電源部80の回路構成を説明する図である。 スイッチS1〜S3をオンする期間を説明する図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
図1は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置の構成を説明する図である。
図1を参照して、画像形成装置100は複写機を構成し、複数の稼動部で構成される。具体的には、画像形成装置100は、原稿を搬送する原稿搬送部20と、搬送された原稿を画像データとして読取る画像読取部26と、読取った画像データに基づいて画像を形成する画像形成部10と、記録用紙を給紙する給紙部15,16と、記録用紙に転写された画像を定着させるための定着部40と、記録用紙に対する後処理を実行するための後処理部30とを含む。また、画像形成装置100内には、全体を制御する制御部、指示等を入力するための入力部等が設けられる。また、画像形成装置100内には機内の温度を冷却するための機内用ファン300も設けられる。
原稿搬送部(自動原稿搬送装置)20の原稿台21上に載置された原稿は、搬送ローラ22等により搬送されて画像読取部26により読取られて、排紙トレイ23に排出される。
また、画像読取部26のCCD24は、例えば原稿搬送部20で搬送された原稿を読取った画像データを取得する。そして、制御部に出力する。
画像形成部10は、像担持体である感光体、帯電部、露光装置、現像装置、転写ローラ等を有し、搬送される記録用紙Pに画像を形成して画像面が未定着である記録済みの記録用紙Pを定着部40へ出力する。なお、本例においては図示されていないが4つの現像装置が設けられており、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれの色を用いてカラープリントが可能であるものとする。
定着部40は、未定着である記録済みの記録用紙Pに対して定着処理を実行する。定着部40には、ファン310と、定着ローラ312と、定着ローラ312内に設けられたヒータ314とが設けられている。
定着部40から必要に応じて後処理部30に排出されて、後処理部30において、パンチング、ステープル処理等の後処理が実行される。
給紙部15,16は、記録用紙Pを画像形成部10に給紙する。
給紙部15には、複数のサイズの異なる記録用紙が収納されたカセット132,142,152が設けられる。カセット132,142,152にそれぞれ対応して、ピックアップローラ131,141,151が設けられ、カセットから記録用紙を画像形成部10に搬送する。また、給紙部16からもピックアップローラ161を介して画像形成部10に搬送される。なお、給紙部15,16から画像形成部10に1枚ずつ記録用紙が搬送される。
図2は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置100の概略ブロック図である。
図2を参照して、ここでは、画像形成装置100の全体を制御する制御部50と、後処理を実行するための後処理部30と、記録用紙を給紙する給紙部15,16と、操作パネル等を含む入力部60と、画像を形成するための画像形成部10と、メモリ70と、画像読取部26と、原稿搬送部20と、定着部40と、各部に必要な電力を供給するための電源部80とが設けられる。
制御部50は、例えば、CPU(Central Processing unit)で構成され、メモリ70に格納された種々のアプリケーションプログラムを読み込んで、各部を制御する。
図3は、本発明の実施の形態に従う操作パネル200について説明する図である。
図3を参照して、操作パネル200は、表示部212と、画像形成装置100の電源投入に用いる電源ONボタン204と、画像形成装置100の電源を遮断する電源OFFボタン208と、低消費電力モードから復帰するために用いる復帰ボタン214と、10キー202と、スタートボタン210とを含む。
表示部212上にはタッチパネルが設けられており、表示部212上において所定の操作が可能である。
10キー202は、コピー等の枚数を入力するためのボタンである。スタートボタン210は、コピー/スキャン等の処理の実行を指示するボタンである。
また、表示部212には、各種モードの表示やその他の表示が行われる、そして、タッチパネルによって、表示内容に従った各種設定を行うことができる。例えば、表示部212には、通常は、コピー動作やスキャン動作を実行する際に行う基本的/応用的な設定のためのボタンが配置されている。各ボタンを押下すると、その詳細設定を行うための階層画面が表示される。
図4は、本発明の実施の形態に従う電源部80の回路構成を説明する図である。
図4を参照して、本発明の実施の形態に従う電源部80は、通常動作モード(負荷が重い状態)の場合に、各部に対する電源供給を実行するためのメイン電源制御部CC2と、メイン電源制御部CC2に電源供給を行なうためのメインDC/DCコンバータ82と、スタンバイモード(負荷が軽い状態)の場合に、電源供給を行なうためのサブ電源制御部CC4と、サブ電源制御部CC4に電源供給を行うためのサブDC/DCコンバータ84とを有している。
また、電源部80には、メインDC/DCコンバータ82と交流電源Vacとの間の電源供給の経路を導通/非導通状態に設定するために設けられているリレー回路RY1と、サブDC/DCコンバータ84と交流電源Vacとの間の電源供給の経路を導通/非導通状態に設定するために設けられているリレー回路RY2とがさらに設けられている。
リレー回路RY1は、リレースイッチRY1yと、リレーコイルRY1xとで構成されており、リレーコイルRY1xに流れる電流に従う電磁力に従ってリレースイッチRY1yがオン/オフ(導通/非導通)する。
リレー回路RY2は、ラッチングリレー回路として、リレースイッチRY2yと、セット用リレーコイルRY2Sxと、リセット用リレーコイルRY2Rxとで構成されており、セット用リレーコイルRY2Sxに流れる電流に従う電磁力に従ってリレースイッチRY2yがオン(導通)する。そして、リセット用リレーコイルRY2Rxに流れる電流に従う電磁力に従ってリレースイッチRY2yがオフ(非導通)する。なお、本例においては、リレースイッチRY2yが2つ設けられた構成が示されており、同様に動作する。また、セット用リレーコイルRY2Sx、リセット用リレーコイルRY2Rxをそれぞれ駆動するための駆動回路86がさらに設けられている。この点については後述する。
交流電源Vacは、メインDC/DCコンバータ82と、サブDC/DCコンバータ84とに電源供給されるようにメインDC/DCコンバータ82とサブDC/DCコンバータ84とを並列に接続する。
まず、メインDC/DCコンバータ82について説明する。
メインDC/DCコンバータ82において、交流電源Vacの正極側の電源ラインは、リレースイッチRY1yを介してノードNaと電気的に結合される。また、交流電源Vacの負極側の電源ラインは、電源ノードNbと電気的に結合される。
ノードNaとノードNbとの間には4つのダイオードD1〜D4でブリッジ接続された整流回路が設けられる。具体的には、ダイオードD1は、アノード側がノードNaと結合され、カソード側がノードNcと結合される。また、ダイオードD2は、アノード側がノードNbと結合され、カソード側がノードNcと結合される。また、ダイオードD3は、アノード側がノードNdと結合され、カソード側がノードNaと結合される。また、ダイオードD4は、アノード側がノードNdと結合され、カソード側がノードNbと結合される。
整流回路の出力ノードであるノードNcとノードNdとから出力される整流電圧を力率改善回路88にて力率を改善し、昇圧、平滑、定電圧化する。
そして、平滑コンデンサC1と、スイッチQ2を介してトランスT1の一次巻線L2とが並列に接続される。2次側の構成として、トランスT1の二次巻線L3は、整流ダイオードD6を介して電源ノードNpと電源ノードNqとの間において、平滑コンデンサC2と並列に接続される。
また、もう1つの2次側の構成として、トランスT1の二次巻線L4は、整流ダイオードD7を介して電源ノードNrと電源ノードNsとの間において、平滑コンデンサC3と並列に接続される。
スイッチQ2は、スイッチング制御部CC1によりオンオフ制御(PWM制御)され、この動作によりトランスT1をスイッチング制御し、出力電圧を所定電圧(24V,5V)となるように制御する。一例として、所定電圧(5V)は、制御部50で用いられ、所定電圧(24V)は、他のモータ等を有する駆動系の各部で用いられる。
次に、サブDC/DCコンバータ84について説明する。
サブDC/DCコンバータ84において、交流電源Vacの正極側の電源ラインは、リレースイッチRY2yを介してノードNeと電気的に結合される。また、交流電源Vacの負極側の電源ラインは、ノードNbと電気的に結合される。
ノードNeとノードNbとの間には4つのダイオードD8〜D11でブリッジ接続された整流回路が設けられる。具体的には、ダイオードD8は、アノード側がノードNeと結合され、カソード側がノードNfと結合される。また、ダイオードD9は、アノード側がノードNbと結合され、カソード側がノードNfと結合される。また、ダイオードD10は、アノード側がノードNgと結合され、カソード側がノードNeと結合される。また、ダイオードD11は、アノード側がノードNgと結合され、カソード側がノードNeと結合される。
整流回路の出力ノードであるノードNfとノードNgとの間には、リレースイッチRY2yを介して平滑コンデンサC4と、スイッチQ3を介してトランスT2の一次巻線L5とが並列に接続される。2次側の構成として、トランスT2の二次巻線L6は、整流ダイオードD12を介して電源ノードNtと電源ノードNuとの間において、平滑コンデンサC5と並列に接続される。
また、リレーコイルRY1xとスイッチQ5とは、電源ノードNtと電源ノードNuとの間に平滑コンデンサC5と並列に接続される。また、リレーコイルRY3xとスイッチQ4とは、電源ノードNtと電源ノードNuとの間に平滑コンデンサC5と並列に接続される。
なお、サブ電源制御部CC4は、スイッチQ5を駆動するMAIN信号を出力する。また、スイッチQ4を駆動するOFF信号を出力する。
スイッチQ3は、スイッチング制御部CC3によりオンオフ制御(PWM制御)され、この動作によりトランスT2をスイッチング制御し、出力電圧を所定電圧(5V)となるように制御する。一例として、所定電圧(5V)は、制御部50で用いられる。
次に、駆動回路86について説明する。
駆動回路86は、交流電源Vacの正極側の電源ラインと接続される電源ノードNhと、負極側の電源ラインと接続される電源ノードNbとの間に、セット用リレーコイルRY2Sxの駆動回路と、リセット用リレーコイルRY2Rxの駆動回路とを有する。
具体的には、電源ノードNhと、ノードNvとの間には、互いに並列に接続されたスイッチSW1,SW2と、ダイオードD13と、抵抗素子R1とが直列に接続される。また、ノードNvと電源ノードNbとの間には、リレーコイルRY2Sxと、ツェナ−ダイオードZD1と、コンデンサC6とが互いに並列に接続される。
電源ノードNhと、ノードNwとの間には、互いに並列に接続されたスイッチSW3と、リレー回路RY3のリレースイッチRY3yと、ダイオードD14と、抵抗素子R2とが直列に接続される。また、ノードNwと電源ノードNbとの間には、リレーコイルRY2Rxと、ツェナ−ダイオードZD2と、コンデンサC7とが互いに並列に接続される。
ここで、スイッチS1は、上述した電源ONボタン204と連動しており、電源ONボタン204を押下することによりスイッチS1が導通するものとする。また、スイッチS2は、上述した復帰ボタン214と連動しており、復帰ボタン214を押下することによりスイッチS2が導通するものとする。また、スイッチS3は、画像形成装置100の電源を遮断する電源OFFボタン208と連動しており、電源OFFボタン208を押下することによりスイッチS3が導通するものとする。
図5は、スイッチS1〜S3をオンする期間を説明する図である。
図5を参照して、ラッチングリレー回路を駆動するために一定期間ONするものとする。本例においては、一例として200msの期間ONするものとする。
次に、図1の電源部80の通常動作モードの起動時の動作について説明する。
まず、電源ONボタン204を押下することによりスイッチS1が導通する。これにより交流電源Vacが駆動回路86とが電気的に結合される。交流電圧は、ダイオードD13に半波整流され、抵抗素子R1とリレーコイルRY2Sxの直流抵抗成分により分圧される。この分圧された信号をコンデンサC6にて平滑し、ツェナ−ダイオードZD1によりリレーコイルRY2Sxの印加最大電圧以下にクランプする。これにより、リレースイッチRY2yがオン(導通)する。
これにより、サブDC/DCコンバータ84と交流電源Vacとが電気的に結合される。また、平滑コンデンサC4と直列に設けられたリレースイッチRY2yもオン(導通)し、平滑コンデンサC4とノードNfとが電気的に結合される。
そして、サブDC/DCコンバータ84は、ダイオードD8〜D11により交流電圧を整流し、さらに、平滑コンデンサC4で平滑する。
そして、平滑された電圧をトランスT2により変圧し、二次側へ供給する。そして、2次側で生成された電圧は整流ダイオードD12により整流され、平滑コンデンサC5により平滑する。そして、所定電圧(5V)がサブ電源制御部CC4に供給される。
サブ電源制御部CC4は、所定電圧の供給に従い起動し、MAIN信号をオンする。すなわち、MAIN信号を「H」レベルに設定する。
MAIN信号が「H」レベルに設定されることに伴い、スイッチQ5がオンする。これにより、リレーコイルRY1xに電流が流れ、リレー回路RY1のリレースイッチRY1yがオン(導通)する。
これにより、メインDC/DCコンバータ82と交流電源Vacとが電気的に結合される。そして、メインDC/DCコンバータ82は、ダイオードD1〜D4により交流電圧を整流し、さらに、平滑コンデンサC1で平滑する。
そして、平滑された電圧をトランスT1により変圧し、二次側へ供給する。そして、2次側で生成された電圧は整流ダイオードD6,D7により整流され、平滑コンデンサC2,C3により平滑する。そして、所定電圧(24V,5V)がメイン電源制御部CC2に供給される。
これにより、メイン電源制御部CC2が起動し、通常動作モードとして必要な電圧が画像形成装置の各部に供給される。
次に、画像形成装置100において、一定時間、プリントジョブ等のジョブの入力が無かった場合について説明する。
一定時間、プリントジョブ等のジョブの入力が無い場合には、通常動作モードからスタンバイモードに移行する。制御部50は、電源部80のメイン電源制御部CC2にスタンバイモードへの移行を指示する。これに伴い、メイン電源制御部CC2は、サブ電源制御部CC4にスタンバイモードへの移行指示である信号STBを出力する。
サブ電源制御部CC4は、メイン電源制御部CC2からの信号STBの入力に応答して、MAIN信号をオフする。すなわち、MAIN信号を「L」レベルに設定する。
MAIN信号が「L」レベルに設定されることに伴い、スイッチQ5がオフする。これにより、リレーコイルRY1xへの電流経路が遮断され、リレー回路RY1のリレースイッチRY1yがオフ(非導通)する。
これにより、メインDC/DCコンバータ82と交流電源Vacとが電気的に切離される。これによりメインDC/DCコンバータ82が停止し、メイン電源制御部CC2への電圧供給は停止する。この場合、サブDC/DCコンバータ84のみが動作している状態である。
さらに、一定期間、プリントジョブ等のジョブの入力が無い場合には、低消費電力モードに移行する。
制御部50は、電源部80のサブ電源制御部CC4に低消費電力モードへの移行指示であるSSTB信号を出力する。
サブ電源制御部CC4は、SSTB信号の入力に応答して、OFF信号をオンする。すなわち、OFF信号を「H」レベルに設定する。
OFF信号が「H」レベルに設定されることに伴い、スイッチQ4がオンする。これにより、リレー回路RY3のリレーコイルRY3xに電流が流れ、リレー回路RY3のリレースイッチRY3yがオン(導通)する。
これにより、交流電源Vacが駆動回路86とが電気的に結合される。交流電圧は、ダイオードD14に半波整流され、抵抗素子R2とリレーコイルRY2Rxの直流抵抗成分により分圧される。この分圧された信号をコンデンサC7にて平滑し、ツェナ−ダイオードZD2によりリレーコイルRY2Rxの印加最大電圧以下にクランプする。これにより、リレースイッチRY2yがオフ(非導通)する。
これにより、サブDC/DCコンバータ84と交流電源Vacとが電気的に切離される。また、平滑コンデンサC4と直列に設けられたリレースイッチRY2yもオフ(非導通)し、平滑コンデンサC4とノードNfとが電気的に切離される。
したがって、サブDC/DCコンバータ84と交流電源Vacとが電気的に切離される。これによりサブDC/DCコンバータ84が停止し、サブ電源制御部CC4への電圧供給は停止する。すなわち、消費電力は0W状態となる。
なお、本例においては、リレー回路RY3のリレースイッチRY3yを導通して、リレースイッチRY2yをオフ(非導通)する場合について説明したが、電源OFFボタン208を押下した場合についても同様である。具体的には、スイッチS3が導通することにより、リレースイッチRY2yがオフ(非導通)するため、消費電力は0W状態となる。
また、リレースイッチRY2yがオフ(非導通)した際に、平滑コンデンサC4とノードNfとの電気的な結合も切離される。これにより、平滑コンデンサC4に蓄積された電荷の放電を阻止し、再度、リレースイッチRY2yがオン(導通)した際における平滑コンデンサC4の充電時間を短くして、サブ電源制御部CC4の復帰時間を短縮することが可能となる。
また、スタンバイモードにおいて、画像形成装置100において、プリントジョブ等のジョブの入力が有った場合には、サブ電源制御部CC4からMAIN信号が「H」レベルに設定される。これに伴い、リレー回路RY1のリレースイッチRY1yがオン(導通)して、上述したのと同様に、メインDC/DCコンバータ82と交流電源Vacとが電気的に結合される。そして、上述したのと同様に所定電圧(24V,5V)がメイン電源制御部CC2に供給され、通常動作モードに移行する。
次に、低消費電力モードからの復帰について説明する。
復帰ボタン214を押下することによりスイッチS2が導通する。これにより交流電源Vacが駆動回路86とが電気的に結合される。交流電圧は、ダイオードD13に半波整流され、抵抗素子R1とリレーコイルRY2Sxの直流抵抗成分により分圧される。この分圧された信号をコンデンサC6にて平滑し、ツェナ−ダイオードZD1によりリレーコイルRY2Sxの印加最大電圧以下にクランプする。これにより、リレースイッチRY2yがオン(導通)する。
これにより、上述したようにサブDC/DCコンバータ84と交流電源Vacとが電気的に結合される。そして、所定電圧(5V)がサブ電源制御部CC4に供給される。
また、サブ電源制御部CC4は、所定電圧の供給に従い起動し、MAIN信号がオンし、リレー回路RY1のリレースイッチRY1yがオン(導通)して、メインDC/DCコンバータ82と交流電源Vacとが電気的に結合される。そして、上述したのと同様に所定電圧(24V,5V)がメイン電源制御部CC2に供給され、通常動作モードに移行する。
当該動作により低消費電力モードから復帰動作が行われる。
また、交流電源Vacが一定時間以上出力が停止することにより、サブ電源制御部CC4に入力される直流電圧である所定電圧(5V)の入力が一定電圧以下に低下したと判断される場合には、サブ電源制御部CC4は、OFF信号を「H」レベルに設定する。これにより、上述したようにリレー回路RY3のリレーコイルRY3xに電流が流れ、リレー回路RY3のリレースイッチRY3yがオン(導通)する。そして、サブDC/DCコンバータ84と交流電源Vacとが電気的に切離される。当該動作により、交流電源Vacが不安定の場合には、安全に電源供給を停止することが可能である。また、この際、MAIN信号を「L」レベルに設定する。上述したようにMAIN信号が「L」レベルに設定されることに伴い、リレーコイルRY1xへの電流経路が遮断され、リレー回路RY1のリレースイッチRY1yがオフ(非導通)する。そして、メインDC/DCコンバータ82と交流電源Vacとが電気的に切離される。当該処理により、交流電源Vacが復帰した場合、不用意にメイン電源制御部CC2が起動することを防止することが可能である。
なお、本例においては、一例として、復帰ボタン214を押下することによりスイッチS2が導通する場合について説明したが、復帰ボタン214に限られず、別の操作によりスイッチS2が導通するようにしても良い。例えば、ユーザが原稿台21に直接原稿を載置するために自動原稿搬送装置を持ち上げたことを検知する検知機構を設けて、当該検知機構による検知に従って、スイッチS2を導通させるようにしても良い。なお、当該操作に限られず、別の操作を検知して同様の動作を実行するように制御しても良い。
本実施の形態に従う電源部80は、交流電源Vacとの電気的な接続を制御するリレー回路RY2を駆動する駆動回路86が交流電源を駆動電源として動作する構成であり、低消費電力モードにおいて、電源部80の消費電力を0W状態に設定することができる。また、復帰する際にも交流電源を駆動電源とするため容易に復帰させることが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 画像形成部、15,16 給紙部、20 原稿搬送部、21 原稿台、22 搬送ローラ、23 排紙トレイ、26 画像読取部、30 後処理部、40 定着部、50 制御部、60 入力部、70 メモリ、80 電源部、82,84 DC/DCコンバータ、86 駆動回路、88 力率改善回路、100 画像形成装置。

Claims (6)

  1. 複数の動作モードを有する画像形成装置であって、
    各動作モードに応じた電圧供給を実行するための電源装置を備え、
    前記電源装置は、
    交流電源と接続され、第1の動作モードにおいて前記画像形成装置内で用いられる第1の直流電圧を供給するための第1の電源コンバータと、
    前記交流電源を駆動電源として、前記第1の電源コンバータと前記交流電源との間の電源供給の経路を導通/非導通状態に設定するためのラッチングリレー回路と、
    前記第1の電源コンバータと接続されて前記第1の直流電圧の供給を受けて駆動する電源制御部とを含み、
    前記電源制御部は、ジョブ終了後、第1の期間が経過するまでの間にジョブ入力が無い場合には前記第1の動作モードから消費電力の少ない第2の動作モードに移行するために、前記ラッチングリレー回路に指示して前記第1の電源コンバータと前記交流電源との間の電源供給の経路を非導通状態に設定し、
    前記第2の動作モードにおいて、前記ラッチングリレー回路は、所定の操作指示に従って前記第1の電源コンバータと前記交流電源との間の電源供給の経路を導通状態に設定し、
    前記第1の電源コンバータは、前記第1の直流電圧の電圧を保持するための電解コンデンサと、
    前記第1の直流電圧と前記電解コンデンサとの間の経路を導通/非導通状態に設定するための遮断回路とを含み、
    前記遮断回路は、前記ラッチングリレー回路の導通状態に従って、導通状態に設定され、前記ラッチングリレー回路の非導通状態に従って、非導通状態に設定される、画像形成装置。
  2. 前記所定の操作指示は、前記画像形成装置を操作する操作パネル上に設けられた所定のボタンの押下あるいは、前記画像形成装置に設けられた自動原稿搬送装置に対する所定の操作に相当する、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記ラッチングリレー回路は、
    第1および第2の直流コイルと、
    前記第1および第2の直流コイルにそれぞれ流れる電流に従う電磁力により前記第1の電源コンバータと前記交流電源との間の電源供給の経路を導通/非導通状態にそれぞれ設定するためのスイッチング素子と、
    前記第1および第2の直流コイルに直流電圧を供給するためのコイル駆動回路とを含む、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記電源装置は、前記交流電源と接続され、前記第1の動作モードよりも消費電力の大きい第3の動作モードにおいて、前記画像形成装置内で用いられる前記第1の直流電圧よりも大きな第2の直流電圧を供給するための第2の電源コンバータをさらに備える、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の電源コンバータは、前記交流電源と前記第2の電源コンバータと間の電源供給の経路を導通/非導通状態に設定するためのスイッチング回路を含み、
    前記電源制御部は、ジョブ終了後、第1の期間よりも短い第2の期間が経過するまでの間にジョブ入力が無い場合には前記第3の動作モードから前記第1の動作モードに移行するために、前記スイッチング回路に指示して前記第2の電源コンバータと前記交流電源との間の電源供給の経路を非導通状態に設定する、請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記電源制御部は、前記画像形成装置内で用いられる前記第1の直流電圧の電圧レベルが所定電圧レベル以下となった場合には、前記ラッチングリレー回路に指示して前記第1の電源コンバータと前記交流電源との間の電源供給の経路を非導通状態に設定する、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
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