JP5069942B2 - 電源装置、周辺装置及びシステム - Google Patents

電源装置、周辺装置及びシステム Download PDF

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本発明は、電源装置、周辺装置及びシステムに係り、特に、主装置、例えばプリンタ、複写機およびファクシミリ装置、デジタル複合機などの画像形成装置の動作に同期して動作を行い主装置から電力を供給される周辺装置に用いる電源装置、この電源装置を備えた周辺装置、及び前記主装置と周辺装置とからなるシステムに関する。
近年、環境問題が重要となり、複写機やプリンタ装置等の画像形成装置も省エネルギ化が進んでいる。この画像形成装置の省エネルギを考えるに当たって無視できないのは、トナーを記録媒体に定着する定着装置で使用される電力である。すなわち、従来では、画像形成装置において省エネルギを考慮した場合、定着装置によって定着動作が行われない待機時には加熱ローラの温度を定着温度よりやや低い一定の温度に保持し、定着動作時には加熱ローラの加熱状態を前記温度から直ちに使用可能温度まで立ち上げ、使用者が定着ローラの昇温を待つことがないようにしている。
この場合、定着装置を使用していない待機時にも前記一定の温度を保持することから、この保持に必要なある程度の電力を供給した。そのため、実際に定着に必要なエネルギに対して余分なエネルギを消費していた。実際、この待機時の消費エネルギは機器の消費エネルギの約7割から8割に上るといわれている。この待機時の消費エネルギを削減してより省電力化を図ることが望まれ、未使用時には電力供給をゼロにすることが求められてきている。
しかしながら、待機時にエネルギ消費をゼロにすると、加熱ローラは鉄やアルミなどの金属ローラを主に使用しており熱容量が大きいため、約180℃前後の使用可能温度にまで昇温するには数分から十数分など長い加熱時間が必要であり、使用者の使い勝手が悪化してしまう。このため速やかに加熱ローラ温度を上昇させる構成が、省エネルギの複写機を実現する上で必要とされる。
この加熱ローラの昇温時間は、単位時間の投入エネルギすなわち定格電力を大きくすることによって短くすることができる。実際に、プリント速度の速い高速機には電源電圧を200Vにして対応している装置も多い。しかし、日本国内の一般的なオフィスでは、商用電源は100V15Aであり、200Vに対応させるには設置場所の電源関連に特別な工事を施す必要があり一般的な解決法とはいえない。また、100V15Aを2系統用いて全投入電力を上げる製品も実用化されているが、2系統のコンセントが近くにあるところでないと設置することができない。このため加熱ローラを短時間で昇温させようとしても、投入エネルギの上限は上げられないのが実状であった。
一方で、画像形成装置の機能も多様化してきており、原稿を自動で原稿読取位置まで搬送し、読取後に自動的に排紙する動作を積載された原稿分だけ自動的に行う自動原稿送り装置、あるいはソート、パンチ、ステイプルなど画像形成装置本体から排紙された用紙を加工する仕分け周辺装置などがある。これらの周辺装置は機能が多様化され分実際の稼働電力が増加してきている。
そこで、例えば特許文献1に記載されているような主電源に対して補助電源を備えたシステムが知られている。このシステムでは、主電源を使用して電力を供給する場合に不足する電力を補助電源で補うようにしたものである。
すなわち、この発明は、補助電源の容量を必要以上に大きくすることなく、急激な出力変動にも対応可能で、かつ使用電力を平準化してACラインの最大供給可能電力を越えないようにすることを目的とし、電力を蓄積不可能な第1の電力供給手段と、電力を蓄積可能な第2の電力供給手段と、一部の負荷に対しての電力供給を、第1の電力供給手段から行うか、または第2の電力供給手段から行うかを切り換える切換手段と、切り換え手段を制御する切り換え制御手段とを備え、制御手段は使用消費電力を予測し、予測した消費電力が第1の電力供給手段の供給可能な電力を越える場合に、一部の負荷への電力供給を第2の電力供給手段から行うように切り換え手段を制御するようにしたものである。
また、特許文献2には、商用電源の上限電流(電力)をより有効活用して、これまで以上に温度の立ち上がりの早いオンデマンド定着を実現可能な画像形成装置およびその制御方法を提供するため、充放電可能な蓄電器を有し、定着器の発熱体以外の負荷は商用電源および/または蓄電器のいずれかから電力供給を受けることが可能で、プリント実行時、定着器に設けた温度検出素子により定着器の温度が検出され、この検出温度に応じて、商用電源および蓄電器から負荷への電力供給が制御され、商用電源から定着器に供給される電力を前記制御結果に応じた制限レベルに制限するようにした発明が開示されている。
具体的には、特許文献1には、画像形成装置の一部の負荷に、定常的に外部から供給される電力を用いる主電源と補助電源の電力を、切換回路で選択的に切換え供給する電源装置および画像形成装置が記載されている。特許文献2には、補助電源に定電圧電源回路を用いてその出力電圧を主電源の出力電圧より高く設定し、主電源から負荷への給電ラインには主電源への逆流を阻止するダイオードを介挿し、該ダイオードと負荷との間の給電ラインに、スイッチを介して、又はもう1つのダイオードを介して、補助電源の出力電圧を印加し、補助電源の出力電圧が主電源の出力電圧より高い間は、補助電源のみから負荷に給電し、補助電源の出力電圧が主電源の出力電圧より低い間は、主電源のみから負荷に給電することにより、負荷には主電源と補助電源の一方からのみ、切り換え給電する画像形成装置が記載されている。
特開2004−236492号公報 特開2005−221674号公報。
画像形成装置には設置上の理由で、使用できる電力には制限がある。一方、ユーザが電源SWをONしたときには、短時間で使用可能状態にするために、初期化動作や熱定着ユニットのウォームアップを短時間で行うことが望ましい。周辺装置を装着した場合は特に初期化動作が多くなり、それらを同時に行うと消費電力が使用可能な値を超えてしまう。多くの周辺装置を装着している時は消費電力がより多くなってしまう。
そこで、初期動作時の消費電流が大きい周辺装置に蓄電装置を有する電源装置を設け、蓄電した電力から発生させた電流と本体から供給を受けた電流とを同時に負荷に供給し、本体から供給を受ける電流値を本体が供給可能な電流値以下に抑える。
また、特許文献1記載の発明では、蓄電装置の電力出力回路すなわち負荷への給電回路を、定電圧電源で構成しているので、切換回路で、定電圧電源である主装置のAC/DC電源(PSU)の出力と、同じく定電圧電源である周辺装置の電源(DDC)の出力とを、負荷に切り換え給電する場合には、2つの定電圧電源の出力電圧の差により切換時に電圧変動が発生してしまう。電圧変動が発生すると、電力を供給しているモータの動作が不安定になりモータが停止し、あるいは、回転むらが発生する問題がある。モータの回転むらは、周辺装置に異常動作を生じさせてしまう。例として、周辺装置が後処理機(フィニッシャー)の場合、転写紙にシワがより、あるいは、パンチ穴位置にズレが生じてしまう。
また、負荷の一部のみに、切換回路によって補助電源からの給電を行う場合には、負荷をそのように給電を切り換えるグループと、主電源のみから給電するグループに分ける必要がある。このグループ分けは、負荷が属する機器ユニット又は電気回路ユニット単位で行うのが配線上は適切であるが、最適な電力配分(負荷区分)にならない場合があり、補助電源内の蓄電用のキャパシタ所要容量が大きくなってしまう、あるいは、外部入力電力であるAC電力の消費量の平準化が不十分になる等の問題を生じる。
そこで、本発明が解決すべき課題は、主電源(第1電源)からの給電と補助電源(第2電源)からの給電との切り換わりによる負荷電圧変動を防止することにある。
前記課題を解決するため、本発明は、主装置と通信する周辺装置に設けられた電源装置であって、前記主装置に設けられた定電圧出力の第1電源から供給される電力を入力源に用いる蓄電装置と、前記蓄電装置の電力を入力源に用いる定電流出力の第2電源と、前記第1電源と前記第2電源との出力が並列に接続された供給経路に設けられ、前記第1電源と前記第2電源との出力が合流した点よりも後段で電流を検出する電流検出手段と、
前記電流検出手段の検出した電流と、前記第1電源から前記電流検出手段の点へ供給される電流の上限値との差分を表す信号を出力する信号出力手段と、前記第2電源の出力電流を、前記信号に対応する出力電流値に制御する電流制御手段と、を備えることを特徴とする
なお、後述の実施形態では、主装置は複写機本体101に、周辺装置は用紙後処理周辺装置103に、第1電源は定電圧電源30に、蓄電装置はキャパシタ37あるいはキャパシタ充電器38に、通信手段はシリアルI/F80に、それぞれ対応する。なお、主装置から供給される電力の上限値以下の制限は付加電流検出器33、電流指示器64及び入出力制御部20によって行われる。
本発明によれば、定電圧出力である第1電源から供給される電力上限値を超えないように定電流出力である第2電源の出力を用いてより正確に制御することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。同図において、画像形成装置は画像形成装置本体101、画像形成装置本体101の上部に設けられた自動原稿送り周辺装置102、画像形成装置本体101の排紙側側面に設けられた用紙後処理周辺装置103、及び画像形成装置本体101の給紙側側面に設けられた容量給紙周辺装置104から構成されている。自動原稿送り周辺装置102は原稿を自動で原稿読取位置まで搬送し、読取後に自動的に排紙する動作を積載された原稿分だけ自動的に行う。用紙後処理周辺装置103はソート、パンチ、ステイプル、用紙折りなど画像形成装置本体101から排紙された用紙を加工する仕分けする。大容量給紙周辺装置104は大量の用紙を給紙のために積載し、画像形成装置本体101側に給紙する。一般的にこれらの周辺装置の中でソート、パンチ、ステイプル、用紙折りなど多機能な動作を実現するための用紙後処理周辺装置(仕分け周辺装置)103が最も多くアクチュエータ、センサを有し、画像形成動作時、電源投入時などのイニシャライズ動作時の消費電力も最も多い。なお、画像形成装置によって画像形成が行われる記録媒体はシート状の記録媒体であり、以下、シートと称するが記録紙、用紙、OHP、フィルムなどが含まれる。
図2は図1に示した画像形成装置本体101と周辺装置106とからなるシステムのシステム構成の概略を示す図である。画像形成装置本体101は図2では、デジタル複写機からなる。このデジタル複写機はモノクロ画像形成用のもので本体400と、デジタル複写機本体400の上部の設置された画像読み取り装置500と、さらにその上に装着された自動原稿送り周辺装置102としての自動原稿給送装置(以下、「ADF」と称す)550と、デジタル複写機本体400の同図において右側に配置された大容量給紙周辺装置104としての大容量給紙装置700と、デジタル複写機本体400の同図において左側に配置された用紙後処理周辺装置103としての用紙後処理装置800とから基本的に構成されている。
デジタル複写機本体400は画像書き込み部410と、作像部420と、定着部430と、両面搬送部440と、給紙部450と、垂直搬送部460と、手差し部470とからなる。
画像書き込み部410は画像読み取り装置500で読み取った原稿の画像情報に基づいて発光源であるLDを変調し、ポリゴンミラー、fθレンズなどの走査光学系により感光体ドラム421にレーザ書き込みを行うもので、前記光書き込み装置に対応する。作像部420は感光体ドラム421と、この感光体ドラム421の外周に沿って設けられた現像ユニット422、転写ユニット423、クリーニングユニット424及び除電ユニットなどの公知の電子写真方式の作像要素とからなる。
定着部430は前記転写ユニット423で転写された画像を転写紙に定着する。両面搬送部440は定着部420の転写紙搬送方向下流側に設けられ、転写紙の搬送方向を用紙後処理装置800側、あるいは両面搬送部440側に切り換える第1の切換爪441と、第1の切換爪441によって導かれた反転搬送路442と、反転搬送路442で反転した転写紙を再度転写ユニット423側に搬送する画像形成側搬送路443と、反転した転写紙を用紙後処理装置800側に搬送する後処理側搬送路444とを含み、画像形成側搬送路443と後処理側搬送路444との分岐部には第2の切換爪445が配されている。
給紙部450は4段の給紙段からなり、それぞれピックアップローラ、給紙ローラによって選択された給紙段に収納された転写紙が引き出され、垂直搬送部460に導かれる。垂直搬送部460では、各給紙段から送り込まれた転写紙を転写ユニット423の用紙搬送方向上流側直前のレジストローラ461まで搬送し、レジストローラ461では、感光体ドラム421上の顕像の画像先端とタイミングを取って転写紙を転写ユニット423に送り込む。手差し部470は開閉自在な手差しトレイ471を備え、必要に応じて手差しトレイ471を開いて転写紙を手差しにより供給する。この場合もレジストローラ461で転写紙の搬送タイミングが取られ、搬送される。
大容量給紙装置700は同一サイズの転写紙を大量にスタックして供給するもので、転写紙が消費されるにしたがって底板702が上昇し、常にピックアップローラ701から用紙のピックアップが可能に構成されている。ピックアップローラ701から給紙される。転写紙は、垂直搬送部460からレジストローラ461のニップまで搬送される。
用紙後処理装置800はパンチ、整合、ステイプル、仕分けなどの所定の処理を行うもので、この実施形態では、前記機能のためにパンチ801、ステイプルトレイ(整合)802、ステイプラ803、シフトトレイ804を備えている。すなわち、画像形成装置400から用紙後処理装置800に搬入された転写紙は、孔明けを行う場合にはパンチ801で1枚ずつ孔明けが行われ、その後、特に処理するものがなければ、プルーフトレイ805へ、ソート、スタック、仕分けを行う場合にはシフトトレイ804にそれぞれ排紙される。仕分けは、この実施形態は、シフトトレイ804が用紙搬送方向に直交する方向に所定量往復動することにより行われる。このほかに、用紙搬送路で用紙を用紙搬送方向と直交する方向に移動させて仕分けを行うこともできる。
整合する場合には、孔明けが行われた、あるいは孔明けが行われていない転写紙が下搬送路806に導かれ、ステイプルトレイ802において後端フェンスで用紙搬送方向を直交する方向が整合され、ジョガーフェンスで用紙搬送方向と平行な方向の整合が行われる。ここで、綴じが行われる場合には、整合された用紙束の所定位置、例えば角部、中央2個所など所定の位置がステイプラ803によって綴じられ、放出ベルトによってシフトトレイ804に排紙される。また、この実施形態では、下搬送路806にはプレスタック搬送路807が設けられ、搬送時に複数枚の用紙をスタックし、後処理中のデジタル複写機本体400側の画像形成動作の中断を避けることができるようになっている。
画像読み取り装置500は、ADF600によってコンタクトガラス510上に導かれ、停止した原稿を光学的にスキャンし、第1ないし第3のミラーを経て結像レンズで結像された読み取り画像をCCDやCMOSなどの光電変換素子によって読み取る。読み取られた画像データは、図示しない画像処理回路で所定の画像処理が実行され、記憶装置に一旦記憶される。そして、画像形成時に画像書き込み部410によって記憶装置から読み出され、画像データに応じて変調し、光書き込みが行われる。
ADF550は両面読み取り機能を有するもので、画像読み取り装置500のコンタクトガラス510設置面に開閉自在に取り付けられている。このADF550では、原稿載置台551に載置された原稿が原稿読み取り時に自動的にコンタクトガラス510上に送り出される。
図3は、本体101と用紙後処理装置103の電源装置の構成を示すブロック図である。
同図において、本体101は、主電源29、主電源SW(スイッチ)29、定着ヒータ36、5V系負荷70、24V系負荷71及び入出力制御部72から基本的に構成され、主電源29は更に定電圧電源30(第1電源)及び定着電源31(第2電源)を備えている。このように構成された本体101では、主電源SW28のオン(閉)により、商用AC電源27が主電源29に供給される。これによりその商用AC電源27から主電源29のAC制御回路である定着電源31および定電圧電源30に、商用AC電圧が印加される。定着電源31は、入出力制御72から与えられる定着電力指示信号に対応する位相角限度内の定着器430(図2)の定着ヒータ36の発熱による定着器温度を目標値(リロード目標値/待機時目標値/作像時目標値)に合致させるためのサイリスタ導通位相角で、給電サイリスタを導通トリガしてAC電力を定着ヒータ36に通電する。
主電源29の第1電源である定電圧電源30は、商用ACをDCに変換し、DC/DCコンバータの定電圧フィードバック制御で5Vと24Vの2系統のDC定電圧を発生して、5V系負荷70と24V系負荷71に出力する。定電圧電源30により生成される5V定電圧を用いて5V負荷系の各制御部のCPUが動作する。主電源29の24V出力は24V系負荷71および用紙後処理周辺装置103、図4に図示していない他の周辺装置に供給される。
用紙後処理周辺装置103は、定電圧電源81、補助電源32、負荷電流検出器33、電流指示器64、5V負荷系34、24V負荷系35、及び入出力制御部20からなる。補助電源32は、更に、定電流電源26、キャパシタ37、キャパシタ充電器38、電圧検出器39、及びアナログ/デジタル変換器25を備えている。
すなわち、補助電源32は、本実施形態では、キャパシタ充電器38、このキャパシタ充電器38によって充電されるキャパシタ37、および、キャパシタ電力を24V系負荷35への給電ラインに定電流出力する定電流電源26(第2電源)によって構成される。負荷電流検出器33は、本体101から供給を受けた定電圧電源30(第1電源)および定電流電源26(第2電源)が同時に供給する電流値の和である24V系負荷電流値を検出して電流検出信号を電流指示器64に与える。
電流指示器64には、入出力制御部20が、本体101の入出力制御部72からシリアルIF80を通じて受け取った本体101が供給できる24V電源電流上限値を指定する上限指示データMCDを与える。電流指示器64は、24V系負荷電流値より上限指示値を減算した値、すなわち、定電流電源26の出力電流指示値を示す電流指示信号を前記定電流電源26に与える。定電流電源26は、該電流指示信号が指示する電流値を目標値とする定電流制御によって、キャパシタ37の電力を24V系負荷ラインに定電流給電する。
主電源SW28のオフからオンへの切り換わりにより、定着電源31及び定電圧電源30に商用交流が供給され、定着電源31が定着ヒータ36に給電し、定電圧電源30が5Vおよび24V定電圧を発生する。このとき、定着器温度が低いと入出力制御部20が定着電源31への電力消費量の割り当てを高くして定着器430をヒートアップ(リロード)する。この状態では定着ヒータ36による電力消費は大きなものとなっている。定着器430のヒートアップを終えて印刷指示を待つ状態が待機モードである。この状態では複写機の電力消費は少ない。待機モードコピー又は印刷の指示があると、図示していないプリンタコントローラが、本体101の入出力制御部72にコピー又は印刷を指示し、入出力制御部72がコピー又は印刷動作を開始する。入出力制御部72がコピー又は印刷を実行している状態は動作モードであり、消費電力は大きい。用紙後処理周辺装置103の入出力制御部20は、本体101の入出力制御部72の制御命令に従い、センサおよび各種負荷に対する制御を行う。
補助電源32のキャパシタ37は、本実施形態では、電気二重層コンデンサ等の大容量のキャパシタで構成されている。キャパシタ37として電気二重層コンデンサ以外にもいろいろと選択可能であるが、電気二重層コンデンサは短時間での充放電が可能で、長寿命であることから、この形式のコンデンサを採用した。電気二重層コンデンサの特徴として、放電するに従い端子電圧(キャパシタ電圧)が低くなってしまうため、定電流電源26をキャパシタ37の後に配置することにより、キャパシタ電圧の変動にもかかわらず、所要電流値を出力するようにしている。
補助電源32のキャパシタ充電器38には、本体101の主電源29から24V電源が接続されている。キャパシタ37への充電は、入出力制御20からの充電ON/OFF指示信号により開始され、停止する。充電の開始は、キャパシタ37の電圧が一定以下になり、なおかつ定電流電源26を通じて24V系負荷35にキャパシタ37に蓄えられた電力の供給が行われていないときに発生する。定電流電源26から電力が供給されていない期間は、本体101から供給を受ける24V電源電流が上限値以下であり、充電に電流を消費する余裕がある期間だからである。
充電は、本体101の入出力制御部72が待機モードのように本体や他の周辺装置の消費電力が小さい時に用紙後処理周辺装置103の入出力制御部20に指示を送り、開始される。
また、キャパシタ37に蓄えた電力の放電が進み、電圧が一定値以下になると、もう24V系負荷35に電力を供給することができなくなる。このことを入出力制御部20が検知すると、動作を変更し、24V系負荷の消費電流を少なくし、定電流電源26からの電流供給を停止する。イニシャライズ動作期間中であれば、イニシャライズ動作を中断する。綴じ動作を行うコピー中であれば、用紙をスタックした状態でステイプル動作を行わず待機する。そして、本体101の入出力制御部72に対し電圧が一定値以下になったことを通知する。
通知を受けた本体101の入出力制御72は、イニシャライズ中であれば、本体の定着装置430のヒートアップが終って装置全体の消費電力が少なくなるのを待ってから、用紙後処理周辺装置103の入出力装置20に指示を送り、中断したイニシャライズ動作を再開させる。ステイプル動作を待機している場合は、印刷を一旦中断し、装置全体の消費電力を小さくさせてから用紙後処理周辺装置103の入出力装置20に指示を送り、ステイプル動作を行わせる。
充電の開始の他の例として、負荷電流検出器33の検出電流が一定値以下にあることを入出力制御部20が検知し、そのことにより本体101から供給を受ける24V電源電流が上限値より充電器38の入力電流以上少なくなっていると判断して、本体101の入出力制御部72からの指示がなくても充電を開始するようにしても良い。
図4は図3に示した用紙後処理周辺装置103に設けられた定電流電源26、負荷電流検出器33及び電流指示器64の詳細を示すブロック図である。キャパシタ37は、前述のように電気二重層キャパシタである。電気二重層キャパシタは耐圧が低く、使用上の充電上限電圧は2.5Vである。そのために、高い電圧を得るためには、何個も直列に接続する必要がある。しかし、小容量のキャパシタを沢山直列にするよりも、大容量のキャパシタを少なく使った方が、同じ容量を低コストで得ることができる。電気二重層キャパシタを直列数9個以下で用いた場合、24V負荷に給電するためには、充電上限電圧が22.5V以下になるので、昇圧レギュレータを用いて定電流電源26を構成する必要がある。そこで本実施形態では、昇圧レギュレータ40によってキャパシタ37の電力を昇圧して定電流出力するようにしている。
昇圧レギュレータ40の半導体スイッチ41は、PWMコントローラ42の出力PWMパルスのH期間に導通(ON;オン)し、L期間は非導通(OFF;オフ)となる。スイッチ41が導通すると、キャパシタ37からリアクトル43及びにスイッチ41に電流が流れ、リアクトル43が蓄電し、スイッチ41が非導通に転換したときにリアクトル43の蓄電電力が高圧となってダイオード44を通してキャパシタ45を高圧充電する。スイッチ41のPWMパルス周期のON/OFFの繰り返しにより、キャパシタ45の電圧が上昇し、電流検出抵抗47を通して、また電源ON/OFFコントローラ55の半導体スイッチ56を通して、更に、負荷電流検出器33の電流検出抵抗60を通して、24V系負荷35に給電する。
図5は用紙後処理周辺装置103内部の電流値と電圧値を示す特性図である。図5(a)は図4に示す負荷電流検出器33の負荷電流値(横軸)に対応して発生する負荷電流検出信号レベル(縦軸)を示すグラフ、図5(b)は電流指示器64が負荷電流検出信号レベル(横軸)に対応して発生する補助電源32への電流出力指示信号レベル(縦軸)を示すグラフ、図5(c)は負荷電流検出器33の負荷電流検出信号レベル(横軸)と定電流電源26及び複写機本体101からの24V供給電流値との関係を示すグラフ、図5(d)は電圧リミッタ51の高電圧制限機能による定電流電源26の出力電圧(横軸)と出力電流値(縦軸)との関係を示すグラフである。
負荷電流検出器33は、電流検出抵抗60の両端の電位差を差動増幅器61で増幅して、負荷電流値に比例する負荷電流信号(抵抗60の電圧降下電圧:図5(a)参照)を発生し、抵抗62及びキャパシタ63でなるローパスフィルタを通して、電流指示器64に出力(印加)する。該ローパスフィルタは、モータ起動時の略10msec程度の期間の過電流(突入電流)を吸収し、平滑化する数10msec程度の時定数のものである。
電流指示器64は、入出力制御部20が与える電流上限値指示データMCDをD/Aコンバータ65で上限指示信号(電圧)にアナログ変換し、差動増幅器66で、
負荷電流検出値−上限指示値
を演算し、演算結果を表す差分電圧を、負電圧はダイオード67で遮断して定電流電源26に電流指示信号として出力する。すなわち、電流指示器64は、24V系負荷電流検出値(所要負荷電流値)から、入出力制御部20が指示する本体101から供給を受ける24V電源電流の上限値(MCD:30へのAC電力消費割当の上限値)を差し引いた差分値(図5(b)参照)を、定電流電源26が負担すべき目標電流値として、その分の電流出力を定電流電源26に指示する。
定電流電源26は、電流検出抵抗47の両端の電位差を差動増幅器48で増幅して出力電流値に比例する出力電流信号(抵抗47の電圧降下電圧)を発生する。バイアス回路49が該出力電流信号の電圧レベルを設定値分引き上げた正バイアスの出力電流信号を差動増幅器50に与える。差動増幅器50は、正バイアスの出力電流信号から、電流指示器64が与える目標電流値の差分、すなわち定電流フィードバック制御のエラー電圧を、PWMコントローラ42にPWMパルスのデューティ指示信号として与える。
PWMコントローラ42は、デューティ指示信号にて指定されるデューティに、半導体スイッチ41をオン/オフ駆動するPWMパルスのデューティを定める。すなわち、電流指示器64の出力信号(定電流電源26が負担すべき目標電流値)が高くなって差動増幅器50の出力電圧が低下すると、PWMパルスのデューティを高くする。これにより昇圧レギュレータ40の出力電流値が増大する。これにより電流検出抵抗47の電圧降下が増大し、出力電流検出信号のレベルが上昇して差動増幅器50の出力電圧が上昇すると、PWMパルスのデューティを低くする。その結果、昇圧レギュレータ40の出力電流値が低下する。
このようなフィードバックPWM制御により、昇圧レギュレータ40の出力電流値は、電流指示器64が与える24V系負荷電流検出値(所要負荷電流値)から、入出力制御20が指示する本体101から供給を受ける24V電源電流の上限値MCDを減算した差分に相当する値となる。図5(c)に、24V系負荷電流検出値(実線)と、本体101から供給を受ける24V電源電流の上限値(指示値)MCDと、本体101から供給を受ける24V電源電流値(点線)と、定電流電源26の出力電流値(一点鎖線)の三者の関係を示す。
24V系負荷35には、入出力制御部20がオン/オフ制御する負荷の他に、待機モード及び動作モードでは常に駆動される冷却ファンなどの24V系負荷などもあり、入出力制御部20がその制御対象である24V系負荷をオフ(非通電)にしていても、24V系負荷への給電ライン(負荷電流検出器33)には負荷電流が流れる。図4に示す昇圧レギュレータ40はブースト(Boost)方式の昇圧タイプであるので、PWMコントローラ42が半導体スイッチ41のスイッチング動作(PWMパルス出力)を停止していても、レギュレータ40の出力電圧が入力電圧よりも低下すると、入力から出力に向けて電流が流れてしまう。すなわちキャパシタ37が放電する。主電源スイッチ28がOFFされ、定電圧電源30の24V出力電圧が消え、しかも24V系負荷のいずれかがオンであると、キャパシタ37が該負荷に放電してしまう。これを防止するために本実施形態では、定電流電源26に電源ON/OFFコントローラ55を備えている。
電源ON/OFFコントローラ55は、電圧検出器57によって電源26の出力端の電圧を監視して、それが、定電圧電源30の24V出力電圧下限値から、負荷電流による降下電圧を引いた値より少し小さい設定値(例えば22.8V)以下になると、監視出力信号を正常時の高レベルHから、出力の低電圧異常を示す低レベルLに切り換える。アンドゲート58には、入出力制御20が電源ON/OFF指示信号(H:ON指示/L:OFF指示)を与えているので、電圧検出器57の監視出力信号が正常を示すHである間は、アンドゲート58の出力がHでトランジスタ59はONで半導体スイッチ56をONにしている。
しかし、電圧検出器57の監視出力信号が低圧異常を示すLに切り換わると、トランジスタ59がOFFに転じて半導体スイッチ56がOFFになり、負荷給電ラインへの電源26出力を遮断する。すなわちキャパシタ37の放電を防ぐ。アンドゲート58の出力信号(H:電流出力指示/L:電流出力遮断指示)は、PWMコントローラ42にも与えられ、この信号に応答してPWMコントローラ42は、H(電流出力指示)であると前述のPWMパルスを半導体スイッチ41に与えてそれをON/OFF駆動するが、L(電流出力遮断指示)であると、半導体スイッチ41にLを与えて半導体スイッチ41をOFFに拘束する。この半導体スイッチ41のOFFにより、半導体スイッチ41を通るキャパシタ37の放電も防止される。
電圧リミッタ51は、定電流電源26の出力端の電圧が、定電圧素子52を用いて設定した閾値(設定値)を超えると、比較器53の出力を、正常を表わすLから異常を表わすHに切り換える。このHがダイオード54を通してPWMコントローラ42へのPWM制御信号を、デューティ0以下を指定する電圧レベルに高くし、半導体スイッチ41を連続OFFに拘束する。仮に定電流電源26の出力端の電圧が異常に高くなると、これにより抵抗47で検出する出力電流値が低下し、これに応答してPWMコントローラ42が出力電流値を高くするようにPWMパルスのデューティを高くするので、出力電圧の高異常を更に増幅する。電圧リミッタ51はこのような異常動作を未然に防止する。
電圧リミッタ51のレギュレータ40を動作停止する設定値は、定電圧電源30の正常出力電圧の最大値より高くする必要がある。本実施形態では、定電圧電源30の出力電圧の正常範囲を24V+5%以下、−4%以上に定めているので、25.2V以上である必要がある。一方、負荷35への出力電圧は、24V+10%が上限であるので、26.4V以下の必要がある。そこで本実施例では、電圧リミッタ51の上記設定値(リミット電圧)は、25.2V以上26.4V以下の範囲内の値に定めている。
図6は各出力電流の推移を示すタイミングチャートである。同図(a)はAC給電ライン27に対する機器入力AC電力特性、(b)は定着電源31のAC電力消費特性、(c)は本体101から供給を受けた24V電源出力特性、(d)は負荷35の電流特性、(e)は本体101から供給を受けられる24V電源電流の上限値MCD、及び本体101から供給を受ける24V電源電流特性、(f)は定電流電源26の出力電流特性のそれぞれの経時的変化を示す。
定電流電源26の出力電流の推移の概要は以下のようになる。
すなわち、主電源SW28オン直後の、定着温度を目標温度に立ち上げる定着リロード期間では、装置に要求される立ち上げ時間を満足させるため、通常時より多大な電力を定着ヒータ36に供給し、定着ヒータ36をプリントが可能な温度にできるだけ早く立ち上げる。なお、定着リロードとは、定着温度をプリントが可能な温度に立ち上げることをいう。このとき、本体101から供給を受ける24V電源電流の上限値MCDは小さな値となり(図6(d))、用紙後処理周辺装置103の+24V系負荷35へは本体101から供給を受ける24V電源及び定電流電源26の両者から同時に電力を供給し、本体101の定電圧電源30のAC電力消費を低くし、定着電源31のAC電力割り当てを大きくして、定着ヒータ電流を大きくし、立ち上げ時間を短縮させる。
また、定着ヒータ36はプリントが可能な温度に一度達すれば、温度維持のための定着ヒータ供給電力は起動時より小さくてもよい。定着リロード終了後からは本体101の入出力制御72が用紙後処理装置103の入出力制御部20に指示する本体101から供給を受ける24V電源電流の上限値MCDは大きな値になる(図6(e))
本体101の入出力制御72が用紙後処理装置103の入出力制御20に指示する本体101から供給を受ける24V電源電流の上限値MCDは、本体や他の周辺装置の消費電力が大きい時は小さくなり、本体や他の周辺装置の消費電力が小さい時は大きくなる。また、キャパシタ充電器38への充電開始を指示し、電源ライン27の供給電力を供給可能電力以下になるように調整する。
以上のように、本実施形態によれば、
1)主電源(第1電源)からの給電と補助電源(第2電源)からの給電との切り換わりによる負荷電圧変動を防止することができる。
2)負荷への、主電源からの給電と補助電源からの給電の、同時点の電力分担を円滑に制御することができる。
3)主装置の入力電力の消費量の平準化を、より円滑にすることができる。
等の効果を奏する。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 図1に示した画像形成装置本体と周辺装置とからなるシステムのシステム構成の概略を示す図である。 図1の複写機本体と用紙後処理装置の電源装置の構成を示すブロック図である。 図3の定電流電源、負荷電流検出器及び電流指示器の構成を示す電気回路図である。 用紙後処理周辺装置内部の電流値と電圧値を示す図である。 24V電源から供給される各部の電流値の状態を示すタイミングチャートである。
符号の説明
20 入出力制御部
26 定電流電源(第2電源)
29 主電源
30 定電圧電源(第1電源)
33 負荷電流検出器
35 24V系負荷
37 キャパシタ
38 キャパシタ充電器
64 電流指示器
80 シリアルI/F
101 複写機本体(主装置)
102 自動原稿送り周辺装置(ADF)
103 用紙後処理周辺装置(フィニッシャー)
104 大容量給紙周辺装置(給紙バンク)

Claims (9)

  1. 主装置と通信する周辺装置に設けられた電源装置であって、
    前記主装置に設けられた定電圧出力の第1電源から供給される電力を入力源に用いる蓄電装置と、
    前記蓄電装置の電力を入力源に用いる定電流出力の第2電源と、
    前記第1電源と前記第2電源との出力が並列に接続された供給経路に設けられ、前記第1電源と前記第2電源との出力が合流した点よりも後段で電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段の検出した電流と、前記第1電源から前記電流検出手段の点へ供給される電流の上限値との差分を表す信号を出力する信号出力手段と、
    前記第2電源の出力電流を、前記信号に対応する出力電流値に制御する電流制御手段と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 前記主装置からの指示を受け付けて前記電流の上限値を変更する手段を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記蓄電装置への充電は前記第2電源の出力が停止している期間に行われ、当該充電中に前記主装置から供給される電流は上限値以下であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
  4. 前記蓄電装置への充電は、前記主装置からの指示を受けて開始されること
    を特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記蓄電装置はキャパシタを含むこと
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電源装置。
  6. 前記キャパシタは電気二重層キャパシタであること
    を特徴とする請求項5に記載の電源装置。
  7. 前記キャパシタに充電する充電手段を備えること
    を特徴とする請求項5又は6に記載の電源装置。
  8. 請求項1ないし7の何れか1項に記載の電源装置を備える周辺装置において、
    前記第2電源から電力を供給中に前記蓄電装置の出力電圧が一定以下になったときは当該第2電源からの電力供給を停止し、前記主電源装置から供給される電流が前記電流の上限値以下になるように動作を変更する周辺装置。
  9. 主装置と周辺装置からなるシステムであって、
    前記主装置に備えられた定電圧出力の第1電源と、
    前記周辺装置に設けられ、前記第1電源から供給される電力を入力源に用いる蓄電装置と、
    前記周辺装置に設けられ、前記蓄電装置の電力を入力源に用いる定電流出力の第2電源と、
    前記第1電源と前記第2電源との出力が並列に接続された供給経路から、前記第1電源からの電力と前記第2電源からの電力とが同時に供給される前記周辺装置の負荷と、
    前記第1電源と前記第2電源との出力が合流した点よりも後段で電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段の検出した電流と、前記第1電源から前記電流検出手段の点へ供給される電流の上限値との差分を表す第1の信号を出力する第1の信号出力手段と、
    前記第2電源の出力電流を、前記第1の信号に対応する出力電流値に制御する電流制御手段と、
    を備えることを特徴とする主装置と周辺装置とからなるシステム
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