JP5533003B2 - コンベア装置 - Google Patents

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本発明は、被搬送物を支持する台車又はパレット等のキャリアを傾斜ガイドレールに沿って重力により自走させるコンベア装置に関するものである。
ガイドレールに沿って移動可能な台車又はパレット等の被搬送物を支持するキャリアを搬送するコンベア装置として、省スペース化及び低コスト化等を図るために、ガイドレールを傾斜させて設置することにより、駆動装置を用いることなく重力によりキャリアを自走させるようにしたものがある(例えば、特許文献1及び2参照。)。
ここで、特許文献1のコンベア装置は、長さ方向の小間隔毎に多数の遊転ローラが回転自在に配設された傾斜ガイドレール、該傾斜ガイドレールに沿って移動可能なパレット、及び、一定の低速回転を行ってそれ以上の回転を制御され、前記ガイドレールの適宜長さ間隔毎に配設されたブレーキロール等により構成される。
また、特許文献2のコンベア装置は、長さ方向の小間隔毎に多数の遊転ローラが回転自在に配設された傾斜ガイドレール、該傾斜ガイドレールに沿って移動可能なパレット、前記遊転ローラの下部に接続分離自在な制動装置、遊転ローラ群からなる搬送経路を分ける複数のゾーンにおける各ゾーン毎に設けられた、制動装置の遊転ローラに対する接続・分離を切り換える弁装置及び在荷検出装置、並びに、搬送方向で隣接する2つのゾーンにおいて下流側のゾーンに荷が不在のときに制動装置を遊転ローラから分離動させる制御回路等により構成される。
実開昭64−18015号公報 実開平2−103011号公報
特許文献1のような従来のコンベア装置は、パレットの底面両側部に搬送方向全長にわたって取り付けられた硬質滑板が傾斜ガイドレール上を滑動する際に、ガイドレールの適宜長さ間隔毎に配設された低速回転を行うブレーキロールにより制動してパレットの滑動速度を制御するように構成しているため、パレットの低速搬送に適している。
しかしながら、ブレーキロールの制動力を小さくしてパレットの搬送速度を上げると、パレットをストレージする際におけるストッパーとの衝突時及び停止している先行パレットとのパレット同士の衝突時の衝撃が大きくなるため、搬送能力を上げることができない。
また、特許文献2のような従来のコンベア装置は、各ゾーン毎に制動装置の遊転ローラに対する接続・分離を切り換えることができ、搬送方向で隣接する2つのゾーンにおいて下流側のゾーンに荷が不在のときに制動装置を分離動させるように構成しているため、より安定した動作が可能になる。
しかしながら、下流側のゾーンに荷が不在のときには、制御回路により制動装置は遊転ローラから分離動させられることから、搬送経路が空の状態で先頭パレットが供給された際には、先頭パレットは制動装置が遊転ローラから分離動した状態の各ゾーンを順次移動してストッパーに当接するため、ストッパーに衝突する際の衝撃が大きくなる。
その上、小間隔毎に配設された多数の遊転ローラ毎に該ローラに対して接続分離自在な制動装置を備える必要があるとともに、制動装置の接続・分離を切り換える弁装置及び制御回路(制動装置を遊転ローラに対して接続・分離させるアクチュエータ及びその制御装置)が必要になることから、機構及び制御が比較的複雑なものとなるため、特許文献1のような簡素な構成と比較してイニシャルコスト及びランニングコストが増大する。
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、簡素な構成によりコストの増大を抑制しながら、キャリアをストレージする際における先頭キャリアのストッパーとの衝突時及び停止している先行キャリアとの衝突時の衝撃を小さくすることができるとともに搬送能力を上げることができる、キャリアを傾斜ガイドレールに沿って重力により自走させるコンベア装置を提供する点にある。
本発明に係るコンベア装置は、前記課題解決のために、被搬送物を支持するキャリアを傾斜ガイドレールに沿って重力により自走させるコンベア装置であって、前記キャリアの搬送方向の全長に対する一部に搬送方向に延びる被制動面を設け、該被制動面に摩擦部材を圧接して前記キャリアを制動する制動手段を、搬送経路の所定間隔毎に配設してなり、前記制動手段を配設する前記所定間隔を前記キャリアの搬送方向の全長と同じにするとともに、先頭の前記キャリアをストッパーにより所定位置に停止させ、後行する前記キャリアを先行する前記キャリアに順次衝突させて停止させたストレージ状態にすることができ、後行する前記キャリアは、重力により加速して搬送速度が大きい状態になってから、前記制動手段により減速されて搬送速度が小さくなった後に先行する前記キャリアに衝突することを特徴とする。
このような構成によれば、搬送経路の所定間隔毎に配設された制動手段により制動される被制動面が、キャリアの搬送方向の全長にわたるものではなく、キャリアの搬送方向の全長に対する一部のみに設けられていることから、キャリアが重力により加速して搬送速度を上昇させた状態で被制動面に摩擦部材が圧接されて減速し、このような加減速動作を繰り返しながらキャリアが移動するため、被制動面がキャリアの搬送方向の全長にわたって設けられた構成と比較して搬送能力を向上することができる。
その上、制動手段を配設する所定間隔をキャリアの搬送方向の全長と同じにするとともに、先頭のキャリアをストッパーにより所定位置に停止させ、後行するキャリアを先行するキャリアに順次衝突させて停止させたストレージ状態にすることができ、後行する前記キャリアは、重力により加速して搬送速度が大きい状態になってから、制動手段によ減速されて搬送速度が小さくなった後に先行するキャリアに衝突するので、キャリアをストレージする際に、停止している先行キャリアに対して後行キャリアが衝突する前に該後行キャリアが確実に減速されて搬送速度が小さくなるため、キャリアをストレージする際における先頭キャリアのストッパーとの衝突時及び停止している先行キャリアとの衝突時の衝撃を小さくすることができる。
その上さらに、キャリアの全長にわたって制動力を付与しないように、被制動面をキャリアの搬送方向の全長に対する一部にのみ設けるという簡素な構成により、前記作用効果を実現しながらコストの増大を抑制することができる。
ここで、前記摩擦部材が摩擦ローラであり、該摩擦ローラに回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持った制動装置を連結して前記制動手段としてなると好ましい。
このような構成によれば、摩擦ローラに連結された制動装置が回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持っていることから、キャリアの進入速度が大きい場合には相対的に大きな制動トルクが作用し、キャリアの進入速度が小さい場合には相対的に小さな制動トルクが作用するため、進入速度がばらついても減速距離のばらつきを小さく抑えることができる。
よって、キャリアの進入速度がばらついても進入速度に適合した制動トルクを作用させて安定した制動を行い、キャリアをストレージする際における先頭キャリアのストッパーとの衝突時及び停止している先行キャリアとの衝突時の衝撃を小さくすることができるとともに、搬送能力の低下を抑制することができる。
その上、回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持った制動装置が遠心ブレーキである場合には、摩擦ローラの回転速度が所定値を超えた際に遠心力により起き上がったブレーキシューがライニングに押し付けられて制動トルクが発生する遠心ブレーキにより、外部からエネルギーを供給することなく、安定かつ確実にキャリアを所定の一定速度に減速することができる。
また、前記ストレージ状態で、前記キャリアの被制動面のそれぞれを対応する前記摩擦部材よりも下流側へ位置させてなると好ましい。
このような構成によればストッパーを開いてキャリアを下流側へ重力により自走させる起動の際に、キャリアの被制動面に摩擦部材が圧接していないことから、前記起動の際に摩擦部材による静止摩擦が作用しないため、安定かつ確実に動作させることができる。

さらに、前記キャリアの搬送方向の全長にフリクションローラ式駆動装置により駆動される被駆動面を設けてなると好ましい。
このような構成によれば、キャリアを傾斜ガイドレールに沿って重力により自走させる搬送ラインとキャリアをフリクションローラ式駆動装置により駆動して搬送する搬送ラインとを含む搬送ラインにおいて、共通のキャリアを用いて被搬送物を搬送することができるため、異なるキャリア間で被搬送物の積み卸しを行う移載装置を不要にすることができる。
また、本発明に係るコンベア装置は、前記課題解決のために、被搬送物を支持するキャリアを傾斜ガイドレールに沿って重力により自走させるコンベア装置であって、前記キャリアの搬送方向の全長にフリクションローラ式駆動装置により駆動される被駆動面を設けるとともに、該被駆動面における搬送方向の一部の面を制動範囲として設定した被制動面とし、前記被駆動面に圧接される摩擦ローラと、該摩擦ローラに連結される、可変抵抗器が負荷として接続された同期発電電動機と、前記摩擦ローラ又は同期発電電動機の回転数を検出する検出器と、前記可変抵抗器の抵抗値を変化させる制御装置とからなる、前記キャリアを制動する制動手段を搬送経路の所定間隔毎に配設してなり、前記摩擦ローラが前記被制動面に圧接された状態において、前記制御装置により前記回転数が大きくなると制動トルクが大きくなるように前記可変抵抗器の抵抗値を変化させることを特徴とする。
このような構成によれば、キャリアの被駆動面の一部を被制動面としていることから、フリクションローラ式駆動装置により駆動される被駆動面を備えた通常のキャリアを改造することなくそのまま使用することができる。
その上、制御装置により制動トルク(制動力)の大きさの調整を容易に行うことができるため、制御装置により制動力を調整して搬送能力を向上することができるとともに、キャリアの構成や被搬送物重量の変更等に応じて、制御装置により制動力をフレキシブルに調整することができる。
その上さらに、ストレージ等により停止状態にあるキャリアを起動する際に、同期発電電動機により搬送方向に確実に送り出すように制御することもできる。
その上、制動手段が摩擦ローラの回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持っていることから、キャリアの進入速度が大きい場合には相対的に大きな制動トルクが作用し、キャリアの進入速度が小さい場合には相対的に小さな制動トルクが作用するため、進入速度がばらついても減速距離のばらつきを小さく抑えることができる。
よって、キャリアの進入速度がばらついても進入速度に適合した制動トルクを作用させて安定した制動を行い、キャリアをストレージする際における先頭キャリアのストッパーとの衝突時及び停止している先行キャリアとの衝突時の衝撃を小さくすることができるとともに、搬送能力の低下を抑制することができる。
以上のように、本発明に係るコンベア装置によれば、キャリアの全長にわたって制動力を付与しないように、被制動面をキャリアの搬送方向の全長に対する一部にのみ設けるという簡素な構成によりコストの増大を抑制しながら、キャリアをストレージする際における先頭キャリアのストッパーとの衝突時及び停止している先行キャリアとの衝突時の衝撃を小さくすることができるとともに搬送能力を上げることができるという顕著な効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係るコンベア装置を示す正面図である。 同じく前方から見た図であり、傾斜ガイドレールを縦断して示している。 制動手段の縦断正面図である。 制動手段の特性として回転数に対する制動トルクの変化を示す説明図であり、本発明の実施の形態1に係る遠心ブレーキを定トルクブレーキと比較して示している。 同じくキャリアの速度による減速距離の変化を示す説明図であり、本発明の実施の形態1に係る遠心ブレーキを定トルクブレーキと比較して示している。 ストッパーの構成例を示す前方から見た図であり、傾斜ガイドレールを縦断して示している。 ストレージ動作説明用正面図であり、(a)はストッパーにより先頭キャリアが所定位置に停止した状態を、(b)は後行キャリアが対応する制動手段の上流側に位置した搬送速度の大きい状態を示している。 ストレージ動作説明用正面図であり、(a)は後行キャリアが制動手段により制動されて減速された搬送速度が小さい状態を、(b)は後行キャリアが先頭キャリアに衝突して停止した状態を示している。 本発明の実施の形態2に係るコンベア装置におけるキャリア及び制動手段の構成を示す概略図である。
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。
また、本明細書においては、キャリアの搬送方向(図中矢印F参照。)に沿って、その前側(下流側)を前、後側(上流側)を後とし、左右は前方に向かっていうものとし、左方から見た図を正面図とする。
実施の形態1.
図1及び図2に示すように、本発明の実施の形態1に係るコンベア装置1は、被搬送物Wを支持するキャリア2を前下がり傾斜する傾斜ガイドレール3に沿って重力により自走させるものであり、キャリア2の搬送方向の全長L1に対する一部(搬送方向の長さL2)に被制動用ロッド4を設けており、被制動用ロッド4の右側面を被制動面4A(図2参照。)とし、被制動面4Aに摩擦部材である摩擦ローラ7を圧接してキャリア2を制動する制動手段5,5,…を搬送経路の所定間隔(キャリア2の搬送方向の全長L1と同じ間隔)毎に配設している。
なお、キャリア2の搬送方向の全長L1に対して、被制動面4Aの搬送方向長さ(被制動用ロッド4の搬送方向長さ)L2を、後述する設定方法により例えば約20%程度に設定している。
キャリア2は、前端トロリ11と後端トロリ12との間に、被搬送物Wを支持する荷受体10が取り付けられた前後のロードトロリ13,14を備えており、前端トロリ11と前ロードトロリ13とは前連結ロッド15を介して、前ロードトロリ13と後ロードトロリ14とは中間連結ロッド17を介して、後ロードトロリ14と後端トロリ12とは後連結ロッド16を介して連結される。
図1、図2及び図6に示すように、傾斜ガイドレール3は、アンカーボルト27により床面FLに固定されたヨーク26により支持された、左右に開口部を有する走行レール、すなわち、開口部を対向させた、例えばみぞ形鋼からなる左右一対の断面略コ字状の走行レール20,20により構成される。なお、傾斜ガイドレール3を、例えばH形鋼からなる左右に開口部を有する走行レールにより構成してもよい。
また、キャリア2の各トロリ11〜14には、走行車輪18,…及びサイドローラ19,…が取り付けられており、走行レール20,20上部の立起部にサイドローラ19,…が当接するため、左右方向への振れ止めがされた状態で、走行レール20,20に走行車輪18,…が係合するため、各トロリ11〜14は走行レール20,20に沿って移動可能であり、キャリア2は前下がり傾斜する傾斜ガイドレール3(走行レール20,20)に沿って重力により前方へ移動する。
図1〜図3に示すように、キャリア2を制動する制動手段5は、キャリア2の被制動面4Aに圧接される摩擦ローラ7に、減速機9を介して、ヨーク26に取り付けられたブラケット25に固定された、回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持った制動装置Aである遠心ブレーキ8を連結して構成されるものであり、遠心ブレーキ8の駆動軸が減速機9の入力軸に連結され、減速機9の出力軸が摩擦ローラ7に連結される。
なお、遠心ブレーキ8の駆動軸と摩擦ローラ7の回転中心軸との間を同心で連結する遊星歯車型の減速機9により、遠心ブレーキ8の制動トルクを増幅して摩擦ローラ7に伝達する構成、すなわち、負荷側から見ると、キャリア2の被制動面4Aに圧接され回転する摩擦ローラ7の回転速度を増速して遠心ブレーキ8の駆動軸を回転させて遠心ブレーキ8を動作させる構成としており、減速機9の減速比を選定することで遠心ブレーキ8の動作点をキャリア2の搬送速度に対して調整するようにしているが、キャリア2の搬送速度の大きさ及び遠心ブレーキ8の特性によっては、減速機9をなくすことができる。
回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持った制動装置Aである遠心ブレーキ8は、図4の実線に示すように、駆動軸の回転数(回転速度)が小さい場合は制動トルクを発生せず、駆動軸の回転数が所定値を超えると遠心力により起き上がったブレーキシューがライニングに押し付けられて制動トルクを発生させるものであり、破線により示す定トルクブレーキのように制動トルクが回転数によらないものと異なり、駆動軸の回転数が大きくなればなる程大きな制動トルク(回転数の2乗に比例する制動トルク)を発生する。
また、駆動軸の回転数が小さくなると、牽引ばねにより、ブレーキシューがライニングから離間した状態(制動トルクを発生しない状態)に復帰する。
次に、制動手段5の摩擦ローラ7へのキャリア2の進入速度のばらつきについて説明する。このような進入速度のばらつきは必ず生じるものであり、発生原因としては、ストレージされて停止した状態から起動して加速した後に制動手段5を通過する場合と、ストレージされずに停止していない低速走行状態から加速した後に制動手段5を通過する場合との速度のばらつきや、キャリアによる車輪転がり抵抗のばらつきにより生じる速度のばらつき等が挙げられる。
図5は、遠心ブレーキ8(制動装置A)を用いた制動手段5の摩擦ローラ7へのキャリア2の進入速度による減速距離の変化を示したものであり、前記進入速度が高速(40m/min)及び低速(20m/min)の場合を比較するとともに、定トルクブレーキとも比較して示している。
先ず、定トルクブレーキを用いた場合において、前記進入速度が高速である場合(一点鎖線)と低速である場合(破線)を比較すると、定トルクブレーキを作用させると減速して停止すること、及び、減速距離(制動距離)のばらつきが非常に大きいことがわかる。
したがって、定トルクブレーキを用いた場合には、前記進入速度が高速である場合の減速距離に合わせて被制動面の長さを長くすると、前記進入速度が低速である場合には手前で停止してしまい、前記進入速度が低速である場合の減速距離に合わせて被制動面の長さを短くすると、前記進入速度が高速である場合には所要の速度まで減速することができないという不具合が生じる。
これに対して、遠心ブレーキ8を用いた場合は、前記進入速度が高速である場合(実線)と低速である場合(二点鎖線)を比較すると、キャリア2を停止させずに一定速度に減速することができるとともに、遠心ブレーキ8が図4のような回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持っていることから、高速になればなるほど大きな制動トルクが作用するため、減速距離のばらつきが小さいことがわかる。
したがって、遠心ブレーキ8を用いることにより、前記進入速度が最大の場合の減速距離に合わせて被制動面4Aの長さL2を設定しておくか、あるいは前記進入速度が最大の場合の減速距離に合わせた長さより若干長く被制動面4Aの長さL2を設定しておくことにより、前記進入速度が高速である場合及び低速である場合ともに、キャリア2を所要の速度に減速させることができる。
このように、被制動面4Aの長さL2は、制動手段5の摩擦ローラ7へのキャリア2の進入速度が最大の場合の減速距離と同じにするか、又は、この減速距離よりも若干大きくすることが、効果的な長さ設定である。
また、このような摩擦ローラ7に遠心ブレーキ8を連結して制動手段5とした構成によれば、上述の遠心ブレーキ8の構成及び作用により、外部からエネルギーを供給することなく、安定かつ確実にキャリア2を所定の一定速度に減速することができる。
次に、キャリア2,2,…のストレージ動作について説明する。
図6はキャリア2を停止させるストッパー6の構成例を示しており、モーター21の出力軸21Aに偏心して取り付けられた円板22を回転させると、支軸23まわりにストッパーレバー24が揺動し、キャリア2の前端トロリ11を下流側から当止して停止させる位置と前端トロリ11を当止せずに通過させる位置とを切り替えることができる。
図7(a)に示すストッパー6により先頭キャリア2Aが所定位置に停止した状態において、図7(b)に示すように後行キャリア2Bが対応する制動手段5の上流側に位置した状態では、後行キャリア2Bが制動されずに重力により加速しており搬送速度の大きい状態(図中矢印V1参照。)となっている。
図7(b)に示す後行キャリア2Bが加速して搬送速度が大きい状態から、図8(a)に示すように後行キャリア7Bが先頭キャリア7Aに近づいた状態では、後行キャリア2Bが対応する制動手段5により減速された搬送速度の小さい状態(図中矢印V2参照。)となっている。
そして、図8(a)に示す搬送速度の小さい状態となった後行キャリア2Bが、図8(b)に示すように先頭キャリア2Aに衝突して停止する。
以上の動作を繰り返すことにより、前後方向にキャリア2,2,…を当接させてスペース効率を高めた状態でストレージすることができるが、このように停止している先行キャリアに対して順次後行キャリアを当止して停止させる際に、先行キャリアに対して後行キャリアが衝突する前に、制動手段5により後行キャリアが確実に減速されるため前記衝突時の衝撃を小さくすることができる。
制動手段5,5,…は、上述のとおりキャリア2の搬送方向の全長L1と同じ間隔毎に配設されており(図1参照。)、キャリア2,2,…をストレージした状態では、図8(b)からわかるように、キャリア2,2,…の被制動用ロッド4,4,…(被制動面4A,4A,…)のそれぞれは、対応する摩擦ローラ7(制動手段5)よりも下流側に位置している。
よって、ストッパー6を開いてキャリア2(例えば、図8(b)の先頭キャリア2A)を下流側へ重力により自走させるように起動する際に、キャリア2の被制動用ロッド4(被制動面4A)に摩擦ローラ7が圧接していないことから、前記起動の際に摩擦ローラ7による静止摩擦が作用しないため、安定かつ確実に動作させることができる。
また、キャリア2を制動する制動手段5が回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持った制動装置Aにより構成されることから、キャリア2の進入速度がばらついても進入速度に適合した制動トルクを作用させて安定した制動を行い、キャリア2をストレージする際における先頭キャリアのストッパーとの衝突時及び停止している先行キャリアとの衝突時の衝撃を小さくすることができるとともに、搬送能力の低下を抑制することができる。
以上のようなコンベア装置1の構成によれば、搬送経路の所定間隔毎に配設された制動手段5,5,…により制動される被制動用ロッド4(被制動面4A)が、キャリア2の搬送方向の全長にわたるものではなく、キャリア2の搬送方向の全長に対する一部のみに設けられていることから、キャリア2が重力により加速して搬送速度を上昇させた状態で被制動用ロッド4(被制動面4A)に摩擦部材である摩擦ローラ7が圧接されて減速し、このような加減速動作を繰り返しながらキャリア2,2,…が移動するため、被制動面がキャリア2の搬送方向の全長にわたって設けられた構成と比較して搬送能力を向上することができる。
その上、キャリア2の全長にわたって制動力を付与しないように、被制動用ロッド4(被制動面4A)をキャリア2の搬送方向の全長に対する一部にのみ設けるという簡素な構成により、コストの増大を抑制することができる。
また、図1及び図2に示すように、傾斜ガイドレール3は左右一対の走行レール20,20であり、キャリア2は、搬送方向に離間した複数のトロリ11,13,14,12間を連結ロッド15,17,16により連結し、トロリ11,13,14,12に装着された左右の走行車輪18,18,…を走行レール20,20に係合させたものであり、連結ロッド15,17,16の左右側面15A,17A,16A(図1参照。)を図示しないフリクションローラ式駆動装置により駆動される被駆動面としている。
よって、キャリアを傾斜ガイドレール3に沿って重力により自走させる搬送ラインとキャリアをフリクションローラ式駆動装置により駆動される搬送ラインとを含む搬送ラインにおいて、共通のキャリア2,2,…を用いて被搬送物Wを搬送することができるため、異なるキャリア間で被搬送物の積み卸しを行う移載装置を不要にすることができる。
なお、キャリアを傾斜ガイドレール3に沿って重力により自走させる搬送ラインとキャリアをフリクションローラ式駆動装置により駆動される搬送ラインとを含む搬送ラインに、さらにキャリアをパワーアンドフリー式駆動装置により搬送する搬送ラインも含めて共通のキャリア2,2,…を用いて被搬送物Wを搬送するようにしてもよい。
以上の説明においては、回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持った制動装置Aが遠心ブレーキである場合を示したが、前記制動装置Aは、例えば同期発電電動機に負荷を接続したもの等であってもよく、制動装置Aとして同期発電電動機を用いる場合は、その発電電力をバッテリーに蓄電して利用することもできる。
また、制動手段5は、被搬送物の重量及び大きさ並びに所要搬送速度等の仕様によっては、制動手段5の摩擦部材を摺動部材として、該摺動部材をキャリアの被制動面に摺動させるようにしてもよい。
さらに、以上の説明において、コンベア装置1がフロアコンベアである場合を示したが、コンベア装置1はオーバーヘッドコンベアであってもよい。
さらにまた、以上の説明において、キャリア2が台車である場合を示したが、キャリア2をパレット等として傾斜ローラーコンベア上を移動させるようにしてもよい。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2に係るコンベア装置におけるキャリア及び制動手段の構成を示す概略図であり、実施の形態1の図1〜図3と同一符号は同一又は相当部分を示している。
図9に示すキャリア28は、実施の形態1のキャリア2と同様に、図示しない前下がり傾斜する傾斜ガイドレールに沿って重力により自走するものであり、キャリア28の搬送方向の全長L1には、図示しないフリクションローラ式駆動装置により駆動される被駆動面29が設けられ、被駆動面29における搬送方向の一部L2の面を被制動面29Aとして設定している。
キャリア28を制動する制動手段5が搬送経路の所定間隔毎に配設され、制動手段5は、キャリア28の被駆動面29に圧接される摩擦ローラ7及び回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持った制動装置Aからなり、制動装置Aは、摩擦ローラ7に連結される、可変抵抗器30が負荷として接続された同期発電電動機31、摩擦ローラ7又は同期発電電動機31の回転数を検出する検出器であるエンコーダ32、及び、可変抵抗器30の抵抗値を変化させる制御装置33からなる。なお、制御装置33は、摩擦ローラ7又は同期発電電動機31の回転数が大きくなると制動トルクが大きくなるように可変抵抗器30の抵抗値を変化させる機能を主に有するものであり、このような機能を実現する構成は慣用技術であるため、その詳細説明は省略する。
摩擦ローラ7がキャリア28の被駆動面29により回転させられた際には、被駆動面29の前端から設定した被制動面29Aの前端までの長さL0及び被制動面29Aの前後方向の長さL2がエンコーダ32の出力により把握できるため、摩擦ローラ7が被制動面29Aに圧接された状態では、制御装置33により摩擦ローラ7又は同期発電電動機31の回転数が大きくなると制動トルクが大きくなるように可変抵抗器30の抵抗値を変化させ、摩擦ローラ7が被制動面29A以外の被駆動面29に圧接された状態では、制御装置33により可変抵抗器30の抵抗値を零にするように制御することができる。
このようなコンベア装置の構成によれば、キャリア28の被駆動面29を被制動面29Aとしていることから、フリクションローラ式駆動装置により駆動される被駆動面29を備えた通常のキャリア28を改造することなくそのまま使用することができる。
また、制御装置33により制動トルク(制動力)の大きさの調整を容易に行うことができるため、制御装置33により制動力を調整して搬送能力を向上することができるとともに、キャリアの構成や被搬送物重量の変更等に応じて、制御装置により制動力をフレキシブルに調整することができる。
さらに、ストレージ等により停止状態にあるキャリアを、ストッパーを開いて下流側へ重力により自走させる起動の際に、同期発電電動機を駆動手段として利用して搬送方向に確実に送り出すように制御することもできる。
さらにまた、制動手段5が摩擦ローラ7の回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持っていることから、キャリア28の進入速度が大きい場合には相対的に大きな制動トルクが作用し、キャリア28の進入速度が小さい場合には相対的に小さな制動トルクが作用するため、キャリア28の進入速度がばらついても減速距離のばらつきを小さく抑えることができる。
よって、キャリア28の進入速度がばらついても進入速度に適合した制動トルクを作用させて安定した制動を行い、キャリア28をストレージする際における先頭キャリアのストッパーとの衝突時及び停止している先行キャリアとの衝突時の衝撃を小さくすることができるとともに、搬送能力の低下を抑制することができる。
A 回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持った制動装置
F 前方
FL 床面
L1 キャリアの搬送方向の全長(制動手段の配設ピッチ)
L2 被制動面の搬送方向長さ
V1,V2 キャリアの速度
W 被搬送物
1 コンベア装置
2 キャリア
2A 先頭キャリア
2B 後行キャリア
3 傾斜ガイドレール
4 被制動用ロッド
4A 被制動面
5 制動手段
6 ストッパー
7 摩擦ローラ(摩擦部材)
8 遠心ブレーキ
9 減速機
10 荷受体
11 前端トロリ
12 後端トロリ
13,14 ロードトロリ
15 前連結ロッド
16 後連結ロッド
17 中間連結ロッド
15A,16A,17A 側面(被駆動面)
18 走行車輪
19 サイドローラ
20 走行レール
21 モーター
21A 出力軸
22 円板
23 支軸
24 ストッパーレバー
25 ブラケット
26 ヨーク
27 アンカーボルト
28 キャリア
29 被駆動面
29A 被制動面
30 可変抵抗器
31 同期発電電動機
32 エンコーダ(検出器)
33 制御装置

Claims (5)

  1. 被搬送物を支持するキャリアを傾斜ガイドレールに沿って重力により自走させるコンベア装置であって、
    前記キャリアの搬送方向の全長に対する一部に搬送方向に延びる被制動面を設け、
    該被制動面に摩擦部材を圧接して前記キャリアを制動する制動手段を、搬送経路の所定間隔毎に配設してなり、
    前記制動手段を配設する前記所定間隔を前記キャリアの搬送方向の全長と同じにするとともに、先頭の前記キャリアをストッパーにより所定位置に停止させ、後行する前記キャリアを先行する前記キャリアに順次衝突させて停止させたストレージ状態にすることができ、
    後行する前記キャリアは、重力により加速して搬送速度が大きい状態になってから、前記制動手段により減速されて搬送速度が小さくなった後に先行する前記キャリアに衝突することを特徴とするコンベア装置。
  2. 前記摩擦部材が摩擦ローラであり、該摩擦ローラに回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持った制動装置を連結して前記制動手段としてなる請求項1記載のコンベア装置。
  3. 前記ストレージ状態で、前記キャリアの被制動面のそれぞれを対応する前記摩擦部材よりも下流側へ位置させてなる請求項1又は2記載のコンベア装置。
  4. 前記キャリアの搬送方向の全長にフリクションローラ式駆動装置により駆動される被駆動面を設けてなる請求項1記載のコンベア装置。
  5. 被搬送物を支持するキャリアを傾斜ガイドレールに沿って重力により自走させるコンベア装置であって、
    前記キャリアの搬送方向の全長にフリクションローラ式駆動装置により駆動される被駆動面を設けるとともに、該被駆動面における搬送方向の一部の面を制動範囲として設定した被制動面とし、
    前記被駆動面に圧接される摩擦ローラと、該摩擦ローラに連結される、可変抵抗器が負荷として接続された同期発電電動機と、前記摩擦ローラ又は同期発電電動機の回転数を検出する検出器と、前記可変抵抗器の抵抗値を変化させる制御装置とからなる、前記キャリアを制動する制動手段を搬送経路の所定間隔毎に配設してなり、
    前記摩擦ローラが前記被制動面に圧接された状態において、前記制御装置により前記回転数が大きくなると制動トルクが大きくなるように前記可変抵抗器の抵抗値を変化させることを特徴とするコンベア装置。
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