JP2011168356A - コンベア装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被搬送物Wを支持するキャリア2を傾斜ガイドレール3に沿って重力により自走させるコンベア装置1において、キャリア2の搬送方向の全長L1に対する一部L2に搬送方向に延びる被制動面(被制動用ロッド4)を設け、摩擦ローラ7に遠心ブレーキ8を連結して制動手段5とし、制動手段5,5,…をキャリア2の搬送方向の全長L1と同じ間隔で搬送経路に沿って配設し、前記被制動面に制動手段5の摩擦ローラ7を圧接してキャリア2を制動する。
【選択図】図1
Description
ここで、特許文献1のコンベア装置は、長さ方向の小間隔毎に多数の遊転ローラが回転自在に配設された傾斜ガイドレール、該傾斜ガイドレールに沿って移動可能なパレット、及び、一定の低速回転を行ってそれ以上の回転を制御され、前記ガイドレールの適宜長さ間隔毎に配設されたブレーキロール等により構成される。
また、特許文献2のコンベア装置は、長さ方向の小間隔毎に多数の遊転ローラが回転自在に配設された傾斜ガイドレール、該傾斜ガイドレールに沿って移動可能なパレット、前記遊転ローラの下部に接続分離自在な制動装置、遊転ローラ群からなる搬送経路を分ける複数のゾーンにおける各ゾーン毎に設けられた、制動装置の遊転ローラに対する接続・分離を切り換える弁装置及び在荷検出装置、並びに、搬送方向で隣接する2つのゾーンにおいて下流側のゾーンに荷が不在のときに制動装置を遊転ローラから分離動させる制御回路等により構成される。
しかしながら、ブレーキロールの制動力を小さくしてパレットの搬送速度を上げると、パレットをストレージする際におけるストッパーとの衝突時及び停止している先行パレットとのパレット同士の衝突時の衝撃が大きくなるため、搬送能力を上げることができない。
しかしながら、下流側のゾーンに荷が不在のときには、制御回路により制動装置は遊転ローラから分離動させられることから、搬送経路が空の状態で先頭パレットが供給された際には、先頭パレットは制動装置が遊転ローラから分離動した状態の各ゾーンを順次移動してストッパーに当接するため、ストッパーに衝突する際の衝撃が大きくなる。
その上、小間隔毎に配設された多数の遊転ローラ毎に該ローラに対して接続分離自在な制動装置を備える必要があるとともに、制動装置の接続・分離を切り換える弁装置及び制御回路(制動装置を遊転ローラに対して接続・分離させるアクチュエータ及びその制御装置)が必要になることから、機構及び制御が比較的複雑なものとなるため、特許文献1のような簡素な構成と比較してイニシャルコスト及びランニングコストが増大する。
このような構成によれば、搬送経路の所定間隔毎に配設された制動手段により制動される被制動面が、キャリアの搬送方向の全長にわたるものではなく、キャリアの搬送方向の全長に対する一部のみに設けられていることから、キャリアが重力により加速して搬送速度を上昇させた状態で被制動面に摩擦部材が圧接されて減速し、このような加減速動作を繰り返しながらキャリアが移動するため、被制動面がキャリアの搬送方向の全長にわたって設けられた構成と比較して搬送能力を向上することができる。
その上さらに、キャリアの全長にわたって制動力を付与しないように、被制動面をキャリアの搬送方向の全長に対する一部にのみ設けるという簡素な構成により、前記作用効果を実現しながらコストの増大を抑制することができる。
このような構成によれば、摩擦ローラに連結された制動装置が回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持っていることから、キャリアの進入速度が大きい場合には相対的に大きな制動トルクが作用し、キャリアの進入速度が小さい場合には相対的に小さな制動トルクが作用するため、進入速度がばらついても減速距離のばらつきを小さく抑えることができる。
よって、キャリアの進入速度がばらついても進入速度に適合した制動トルクを作用させて安定した制動を行い、キャリアをストレージする際における先頭キャリアのストッパーとの衝突時及び停止している先行キャリアとの衝突時の衝撃を小さくすることができるとともに、搬送能力の低下を抑制することができる。
その上、回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持った制動装置が遠心ブレーキである場合には、摩擦ローラの回転速度が所定値を超えた際に遠心力により起き上がったブレーキシューがライニングに押し付けられて制動トルクが発生する遠心ブレーキにより、外部からエネルギーを供給することなく、安定かつ確実にキャリアを所定の一定速度に減速することができる。
このような構成によれば、キャリアをストレージする際に、停止している先行キャリアに対して後行キャリアが衝突する前に該後行キャリアを確実に減速して前記衝突時の衝撃を小さくすることができるとともに、ストッパーを開いてキャリアを下流側へ重力により自走させる起動の際に、キャリアの被制動面に摩擦部材が圧接していないことから、前記起動の際に摩擦部材による静止摩擦が作用しないため、安定かつ確実に動作させることができる。
このような構成によれば、キャリアを傾斜ガイドレールに沿って重力により自走させる搬送ラインとキャリアをフリクションローラ式駆動装置により駆動して搬送する搬送ラインとを含む搬送ラインにおいて、共通のキャリアを用いて被搬送物を搬送することができるため、異なるキャリア間で被搬送物の積み卸しを行う移載装置を不要にすることができる。
その上、制御装置により制動トルク(制動力)の大きさの調整を容易に行うことができるため、制御装置により制動力を調整して搬送能力を向上することができるとともに、キャリアの構成や被搬送物重量の変更等に応じて、制御装置により制動力をフレキシブルに調整することができる。
その上さらに、ストレージ等により停止状態にあるキャリアを起動する際に、同期発電電動機により搬送方向に確実に送り出すように制御することもできる。
よって、キャリアの進入速度がばらついても進入速度に適合した制動トルクを作用させて安定した制動を行い、キャリアをストレージする際における先頭キャリアのストッパーとの衝突時及び停止している先行キャリアとの衝突時の衝撃を小さくすることができるとともに、搬送能力の低下を抑制することができる。
また、本明細書においては、キャリアの搬送方向(図中矢印F参照。)に沿って、その前側(下流側)を前、後側(上流側)を後とし、左右は前方に向かっていうものとし、左方から見た図を正面図とする。
図1及び図2に示すように、本発明の実施の形態1に係るコンベア装置1は、被搬送物Wを支持するキャリア2を前下がり傾斜する傾斜ガイドレール3に沿って重力により自走させるものであり、キャリア2の搬送方向の全長L1に対する一部(搬送方向の長さL2)に被制動用ロッド4を設けており、被制動用ロッド4の右側面を被制動面4A(図2参照。)とし、被制動面4Aに摩擦部材である摩擦ローラ7を圧接してキャリア2を制動する制動手段5,5,…を搬送経路の所定間隔(キャリア2の搬送方向の全長L1と同じ間隔)毎に配設している。
なお、キャリア2の搬送方向の全長L1に対して、被制動面4Aの搬送方向長さ(被制動用ロッド4の搬送方向長さ)L2を、後述する設定方法により例えば約20%程度に設定している。
また、キャリア2の各トロリ11〜14には、走行車輪18,…及びサイドローラ19,…が取り付けられており、走行レール20,20上部の立起部にサイドローラ19,…が当接するため、左右方向への振れ止めがされた状態で、走行レール20,20に走行車輪18,…が係合するため、各トロリ11〜14は走行レール20,20に沿って移動可能であり、キャリア2は前下がり傾斜する傾斜ガイドレール3(走行レール20,20)に沿って重力により前方へ移動する。
なお、遠心ブレーキ8の駆動軸と摩擦ローラ7の回転中心軸との間を同心で連結する遊星歯車型の減速機9により、遠心ブレーキ8の制動トルクを増幅して摩擦ローラ7に伝達する構成、すなわち、負荷側から見ると、キャリア2の被制動面4Aに圧接され回転する摩擦ローラ7の回転速度を増速して遠心ブレーキ8の駆動軸を回転させて遠心ブレーキ8を動作させる構成としており、減速機9の減速比を選定することで遠心ブレーキ8の動作点をキャリア2の搬送速度に対して調整するようにしているが、キャリア2の搬送速度の大きさ及び遠心ブレーキ8の特性によっては、減速機9をなくすことができる。
また、駆動軸の回転数が小さくなると、牽引ばねにより、ブレーキシューがライニングから離間した状態(制動トルクを発生しない状態)に復帰する。
図5は、遠心ブレーキ8(制動装置A)を用いた制動手段5の摩擦ローラ7へのキャリア2の進入速度による減速距離の変化を示したものであり、前記進入速度が高速(40m/min)及び低速(20m/min)の場合を比較するとともに、定トルクブレーキとも比較して示している。
したがって、定トルクブレーキを用いた場合には、前記進入速度が高速である場合の減速距離に合わせて被制動面の長さを長くすると、前記進入速度が低速である場合には手前で停止してしまい、前記進入速度が低速である場合の減速距離に合わせて被制動面の長さを短くすると、前記進入速度が高速である場合には所要の速度まで減速することができないという不具合が生じる。
したがって、遠心ブレーキ8を用いることにより、前記進入速度が最大の場合の減速距離に合わせて被制動面4Aの長さL2を設定しておくか、あるいは前記進入速度が最大の場合の減速距離に合わせた長さより若干長く被制動面4Aの長さL2を設定しておくことにより、前記進入速度が高速である場合及び低速である場合ともに、キャリア2を所要の速度に減速させることができる。
このように、被制動面4Aの長さL2は、制動手段5の摩擦ローラ7へのキャリア2の進入速度が最大の場合の減速距離と同じにするか、又は、この減速距離よりも若干大きくすることが、効果的な長さ設定である。
また、このような摩擦ローラ7に遠心ブレーキ8を連結して制動手段5とした構成によれば、上述の遠心ブレーキ8の構成及び作用により、外部からエネルギーを供給することなく、安定かつ確実にキャリア2を所定の一定速度に減速することができる。
図6はキャリア2を停止させるストッパー6の構成例を示しており、モーター21の出力軸21Aに偏心して取り付けられた円板22を回転させると、支軸23まわりにストッパーレバー24が揺動し、キャリア2の前端トロリ11を下流側から当止して停止させる位置と前端トロリ11を当止せずに通過させる位置とを切り替えることができる。
図7(b)に示す後行キャリア2Bが加速して搬送速度が大きい状態から、図8(a)に示すように後行キャリア7Bが先頭キャリア7Aに近づいた状態では、後行キャリア2Bが対応する制動手段5により減速された搬送速度の小さい状態(図中矢印V2参照。)となっている。
そして、図8(a)に示す搬送速度の小さい状態となった後行キャリア2Bが、図8(b)に示すように先頭キャリア2Aに衝突して停止する。
以上の動作を繰り返すことにより、前後方向にキャリア2,2,…を当接させてスペース効率を高めた状態でストレージすることができるが、このように停止している先行キャリアに対して順次後行キャリアを当止して停止させる際に、先行キャリアに対して後行キャリアが衝突する前に、制動手段5により後行キャリアが確実に減速されるため前記衝突時の衝撃を小さくすることができる。
よって、ストッパー6を開いてキャリア2(例えば、図8(b)の先頭キャリア2A)を下流側へ重力により自走させるように起動する際に、キャリア2の被制動用ロッド4(被制動面4A)に摩擦ローラ7が圧接していないことから、前記起動の際に摩擦ローラ7による静止摩擦が作用しないため、安定かつ確実に動作させることができる。
また、キャリア2を制動する制動手段5が回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持った制動装置Aにより構成されることから、キャリア2の進入速度がばらついても進入速度に適合した制動トルクを作用させて安定した制動を行い、キャリア2をストレージする際における先頭キャリアのストッパーとの衝突時及び停止している先行キャリアとの衝突時の衝撃を小さくすることができるとともに、搬送能力の低下を抑制することができる。
その上、キャリア2の全長にわたって制動力を付与しないように、被制動用ロッド4(被制動面4A)をキャリア2の搬送方向の全長に対する一部にのみ設けるという簡素な構成により、コストの増大を抑制することができる。
よって、キャリアを傾斜ガイドレール3に沿って重力により自走させる搬送ラインとキャリアをフリクションローラ式駆動装置により駆動される搬送ラインとを含む搬送ラインにおいて、共通のキャリア2,2,…を用いて被搬送物Wを搬送することができるため、異なるキャリア間で被搬送物の積み卸しを行う移載装置を不要にすることができる。
なお、キャリアを傾斜ガイドレール3に沿って重力により自走させる搬送ラインとキャリアをフリクションローラ式駆動装置により駆動される搬送ラインとを含む搬送ラインに、さらにキャリアをパワーアンドフリー式駆動装置により搬送する搬送ラインも含めて共通のキャリア2,2,…を用いて被搬送物Wを搬送するようにしてもよい。
また、制動手段5は、被搬送物の重量及び大きさ並びに所要搬送速度等の仕様によっては、制動手段5の摩擦部材を摺動部材として、該摺動部材をキャリアの被制動面に摺動させるようにしてもよい。
さらに、以上の説明において、コンベア装置1がフロアコンベアである場合を示したが、コンベア装置1はオーバーヘッドコンベアであってもよい。
さらにまた、以上の説明において、キャリア2が台車である場合を示したが、キャリア2をパレット等として傾斜ローラーコンベア上を移動させるようにしてもよい。
図9は、本発明の実施の形態2に係るコンベア装置におけるキャリア及び制動手段の構成を示す概略図であり、実施の形態1の図1〜図3と同一符号は同一又は相当部分を示している。
図9に示すキャリア28は、実施の形態1のキャリア2と同様に、図示しない前下がり傾斜する傾斜ガイドレールに沿って重力により自走するものであり、キャリア28の搬送方向の全長L1には、図示しないフリクションローラ式駆動装置により駆動される被駆動面29が設けられ、被駆動面29における搬送方向の一部L2の面を被制動面29Aとして設定している。
摩擦ローラ7がキャリア28の被駆動面29により回転させられた際には、被駆動面29の前端から設定した被制動面29Aの前端までの長さL0及び被制動面29Aの前後方向の長さL2がエンコーダ32の出力により把握できるため、摩擦ローラ7が被制動面29Aに圧接された状態では、制御装置33により摩擦ローラ7又は同期発電電動機31の回転数が大きくなると制動トルクが大きくなるように可変抵抗器30の抵抗値を変化させ、摩擦ローラ7が被制動面29A以外の被駆動面29に圧接された状態では、制御装置33により可変抵抗器30の抵抗値を零にするように制御することができる。
また、制御装置33により制動トルク(制動力)の大きさの調整を容易に行うことができるため、制御装置33により制動力を調整して搬送能力を向上することができるとともに、キャリアの構成や被搬送物重量の変更等に応じて、制御装置により制動力をフレキシブルに調整することができる。
さらに、ストレージ等により停止状態にあるキャリアを、ストッパーを開いて下流側へ重力により自走させる起動の際に、同期発電電動機を駆動手段として利用して搬送方向に確実に送り出すように制御することもできる。
よって、キャリア28の進入速度がばらついても進入速度に適合した制動トルクを作用させて安定した制動を行い、キャリア28をストレージする際における先頭キャリアのストッパーとの衝突時及び停止している先行キャリアとの衝突時の衝撃を小さくすることができるとともに、搬送能力の低下を抑制することができる。
F 前方
FL 床面
L1 キャリアの搬送方向の全長(制動手段の配設ピッチ)
L2 被制動面の搬送方向長さ
V1,V2 キャリアの速度
W 被搬送物
1 コンベア装置
2 キャリア
2A 先頭キャリア
2B 後行キャリア
3 傾斜ガイドレール
4 被制動用ロッド
4A 被制動面
5 制動手段
6 ストッパー
7 摩擦ローラ(摩擦部材)
8 遠心ブレーキ
9 減速機
10 荷受体
11 前端トロリ
12 後端トロリ
13,14 ロードトロリ
15 前連結ロッド
16 後連結ロッド
17 中間連結ロッド
15A,16A,17A 側面(被駆動面)
18 走行車輪
19 サイドローラ
20 走行レール
21 モーター
21A 出力軸
22 円板
23 支軸
24 ストッパーレバー
25 ブラケット
26 ヨーク
27 アンカーボルト
28 キャリア
29 被駆動面
29A 被制動面
30 可変抵抗器
31 同期発電電動機
32 エンコーダ(検出器)
33 制御装置
Claims (5)
- 被搬送物を支持するキャリアを傾斜ガイドレールに沿って重力により自走させるコンベア装置であって、
前記キャリアの搬送方向の全長に対する一部に搬送方向に延びる被制動面を設け、
該被制動面に摩擦部材を圧接して前記キャリアを制動する制動手段を、搬送経路の所定間隔毎に配設してなることを特徴とするコンベア装置。 - 前記摩擦部材が摩擦ローラであり、該摩擦ローラに回転数が大きくなると制動トルクが大きくなる特性を持った制動装置を連結して前記制動手段としてなる請求項1記載のコンベア装置。
- 前記制動手段を配設する前記所定間隔を前記キャリアの搬送方向の全長と同じにするとともに、先頭の前記キャリアをストッパーにより所定位置に停止させ、後行する前記キャリアを先行する前記キャリアに順次衝突させて停止させたストレージ状態で、前記キャリアの被制動面のそれぞれを対応する前記摩擦部材よりも下流側へ位置させてなる請求項1又は2記載のコンベア装置。
- 前記キャリアの搬送方向の全長にフリクションローラ式駆動装置により駆動される被駆動面を設けてなる請求項1記載のコンベア装置。
- 被搬送物を支持するキャリアを傾斜ガイドレールに沿って重力により自走させるコンベア装置であって、
前記キャリアの搬送方向の全長にフリクションローラ式駆動装置により駆動される被駆動面を設けるとともに、該被駆動面における搬送方向の一部の面を制動範囲として設定した被制動面とし、
前記被駆動面に圧接される摩擦ローラと、該摩擦ローラに連結される、可変抵抗器が負荷として接続された同期発電電動機と、前記摩擦ローラ又は同期発電電動機の回転数を検出する検出器と、前記可変抵抗器の抵抗値を変化させる制御装置とからなる、前記キャリアを制動する制動手段を搬送経路の所定間隔毎に配設してなり、
前記摩擦ローラが前記被制動面に圧接された状態において、前記制御装置により前記回転数が大きくなると制動トルクが大きくなるように前記可変抵抗器の抵抗値を変化させることを特徴とするコンベア装置。
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