JP5523344B2 - データ送受信方法、データ送受信システム、マスタ装置、及びスレーブ装置 - Google Patents
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Description
これとは逆に、共有媒体への送信アクセスを極度に制限した場合、データを有し、共有媒体への送信アクセスを希望する通信装置があるにもかかわらず、いずれの通信装置も共有媒体へのアクセス権を得られず、共有媒体が未使用といった状態が続くことも伝送効率の面から好ましくない。このした通信装置の共有媒体へのアクセスを制御する技術として媒体アクセス制御(Medium Access Control:MAC)がある。
また、こうした媒体アクセス制御法を含む無線通信規格として標準化された、「小電力データ通信システム/広帯域移動通信アクセスシステム(HiSWANa)」(ARIB STD−T70)などがある。
図1は、本発明の実施の形態1に係るデータ送受信を実施する高速PLCネットワークシステムの構成の一例を示す図である。
また、マスタ装置、スレーブ装置の装置構成の一例を図2に示す。図2はマスタ装置とスレーブ装置とが同一構成の場合を例示してある。
図3において、データ列は一定長のフレーム周期の繰り返しで、各フレーム周期内には、BCH301、FCH302、ACH303、RCH304の制御用チャネルが固定長時間割当てられ、毎フレーム周期的に送受信されている。こうした制御用チャネル期間は媒体アクセス制御の対象外であり、BCH301、FCH302、ACH303はマスタ装置が送信し、全スレーブ装置が受信、RCH304はスレーブ装置が送信、マスタ装置が受信と、アクセス権があらかじめ決定されている。
こうした制御用チャネルの期間を除くデータ送受信期間305は、フレーム周期ごとにデータ送受信の送信装置、受信装置が変化するため、媒体アクセス制御の対象となり、マスタ装置が各スレーブ装置からの帯域要求に従い、スケジュールを行って送信装置、受信装置を決定する期間である。
スケジュール処理を開始すると、マスタ装置は、スケジュールの対象となる長さ(データ送受信期間305のサイズ)を算出する(ST701)。データ送受信期間305の帯域サイズが毎フレーム周期で変化しない場合、マスタ装置の起動時に一度算出し、それを汎用メモリ202等に保持することで、フレーム周期ごとの算出処理を省略することも可能である。
図4において、305はマスタ装置のスケジュールにより媒体アクセス制御が行われた期間であり、ユーザデータの送受信が行われる期間(データ送受信期間)である。
図4では、FCHによりデータ送受信期間をN個の帯域に分割し、各々の帯域を個々のスレーブに割当てた事例である。この場合、スケジュール結果通知用のFCH302は、チャネル識別用のプリアンブル信号に続き、N個の帯域個々の、送信装置番号402、受信装置番号401、帯域サイズ403、送信開始時間404の繰り返しにより構成される。
スレーブ装置の参入前、ネットワークがマスタ装置単独で構成されている場合、データの送受信は発生せず、FCH302のスケジュール情報には帯域割当ては存在しない。その場合、図7の処理フローでは処理ST702でのNoによりスケジュール処理が終了する。またこの場合、スレーブ装置からRCH304によるランダムアクセス送信も発生しない。
マスタ装置が管理するネットワークに参入するスレーブ装置は、まずBCH301の探索および受信によりマスタ装置との時刻同期を確立する。その後、マスタ装置に対して参入依頼をRCH304により行う。
より具体的にはアソシエーション要求メッセージをRCH304により送信する。RCHによるアソシエーション要求メッセージがマスタ装置で受領された場合、ACHによりランダムアクセス結果="成功"がマスタ装置から同報送信され、スレーブ装置はこれを受信し、ネットワークへの参入が許可されたことを知る。
仮にランダムアクセス結果="失敗"が通知された場合、スレーブ装置はアソシエーション要求メッセージのRCH304による再送信を実施する。こうしてネットワーク参入が完了したスレーブ装置は、次にFCH302を受信することで、スケジュール情報である各装置のデータ送信タイミングおよびデータ受信タイミングを取得し、スケジュール情報に基づき、データの送受信を実施することが可能となる。
ポーリング割当台数とは1フレーム内でポーリング帯域を割当てるスレーブ装置の台数であり、マスタ装置の起動時に、マスタ装置であらかじめ指定された値である。
ポーリング割当台数で指定された台数、ポーリング帯域の割当完了後(ST802でのNo)、スレーブから割当が要求された通常のスケジュール処理を開始する(ST702以降)。
ポーリング割当台数に残数がある場合(ST802でのYes)、ポーリング帯域とデータ送受信期間305の帯域サイズを比較(ST803)、データ送受信期間305の帯域サイズが大きい場合、帯域割当要求の割当てが可能と判断し、割当てを決定、FCH302に割当てを登録する(ST804)。
処理ST805、ST806はポーリング割当要求が処理対象となっている点を除き、処理ST706、ST707と同等の処理である。
さらに処理ST804で1台のスレーブ装置にポーリング帯域割当を決定したためポーリング割当台数を1減算(ST807)し、次のポーリング帯域割当要求を選択する(ST808、ST809)。これもポーリング割当要求を処理対象としている点を除き、処理ST708、ST709と処理内容は同等である。
図5はM台のスレーブ装置がネットワーク参入を完了した状態で、ポーリング割当台数を2台として、マスタ装置でポーリング割当要求を記憶したテーブルの例であり、テーブルは汎用メモリ202などに記憶される。
このように実施されたスケジュールの結果を図6に示す。
図6では、帯域601に2台のスレーブ装置用に2個の帯域を帯域割当要求メッセージ送信専用のポーリング帯域として割当て、残りの帯域602をデータ送受信期間としている。そのためFCH302には、送信装置=スレーブ装置、受信装置=マスタ装置として、ポーリング帯域の帯域#1(603)、帯域#2(604)が書き込まれる。
フレーム周期2、フレーム周期3でも同様にテーブルの先頭に登録された2台のスレーブ装置に対してポーリング帯域の割当てをスケジュールし、同様にテーブルの末端に移動してテーブル更新されることで、ポーリング帯域割当て回数のスレーブ装置間の公平性を保ちながら、ポーリング帯域の割当てを実施する。
外部機器107からスレーブ装置(#1)102へ入力されたユーザデータは、電力線105、マスタ装置101を介して外部機器106へ送信される。この時、スレーブ装置(#1)からマスタ装置101へ送信する際、電力線105へのアクセス権がマスタ装置101で管理されているため、スレーブ装置(#1)102はマスタ装置101に、帯域割当要求メッセージを送信し、FCH302による帯域割当てを待って、マスタ装置に対してユーザデータ送信を行う。この帯域割当要求メッセージを送信する時、ポーリング帯域を含めFCH302のスケジュール情報の送信装置番号402にスレーブ装置自身の装置番号がある場合、割当てられた帯域を用いて帯域割当要求メッセージの送信を行うことができる。
データ送受信期間はスケジュール情報に従って全てのスレーブが送受信を行うため、データ送受信期間で送信された帯域割当要求メッセージが、他のスレーブから送信されたユーザデータや帯域割当要求メッセージと衝突し、マスタ装置に送達しないことは発生し得ない。ただし、電力線105での外部ノイズにより帯域割当要求メッセーがマスタ装置に送達しない可能性はあるが、それは本発明で解決しようとする問題では無い。
そのため、本発明のシステムにおけるスレーブ装置は、RCH304期間での帯域割当要求メッセージの送信を行わず、ポーリング帯域割当てを待ち、ポーリング帯域の期間で帯域割当要求メッセージの送信を行う。
図9は本実施の形態のスレーブ装置102における送信処理フロー図であり、基本的な装置、システム構成は実施の形態1と同一である。
本実施の形態2におけるスレーブ装置は、実施の形態1と同様、ポーリング帯域の割当てを受ける可能性があるため、送信すべきユーザデータを保持している場合、FCH302からスケジュール情報を取得し、自装置のポーリング帯域割当の有無を判定する(ST901)。ポーリング帯域の割当てがない場合、実施の形態1と同様、次フレーム周期以降のポーリング帯域割当を待ち、当該フレーム周期での送受信処理を終了する。
ポーリング帯域で送信可能なデータ長がユーザデータ長より小さい場合、ユーザデータ送信に必要な帯域の割当てをマスタ装置101に要求するための帯域割当要求メッセージを作成し(ST906)、ポーリング帯域を使用して、マスタ装置101に送信する(ST907)。
図10は本実施の形態特有のスケジュール処理フローを示している。本実施の形態は基本的な装置、システム構成は実施の形態1と同一であるため説明を省略する。また処理フローにおいても図8と同一処理のものは同一番号を付し、説明を省略する。
スレーブ装置から割当要求を受けた帯域の割当てが終了するのは、スレーブ装置から割当要求を全く受信していない場合(ST702でのNo)、割当可能残サイズが新たな帯域割当要求を割当てるのに不足した場合(ST704でのNo)、あるいはスレーブ装置から受信し、マスタ装置が記憶している帯域割当要求が全て割当て済みとなった場合(ST708でのNo)であるのも同様である。実施の形態1ではその状態でスケジュール処理を終了していたが、本実施の形態3では、さらにポーリング帯域のスケジュールフローを追加している(ST1001からST1008)。これは図5のフレーム周期2において、スレーブ装置(#1)501、スレーブ装置(#2)502のポーリング帯域割当てが決定され、スレーブ装置(#3)503、スレーブ装置(#4)504、スレーブ装置(#5)505はポーリング帯域未割当ての状態であったものを、割当可能残サイズと比較してポーリング帯域の割当てがさらに可能であった場合、ポーリング割当台数を超えてスレーブ装置(#3)503、スレーブ装置(#4)504、スレーブ装置(#5)505にもポーリング帯域割当てを行おうというものである。
ポーリング割当要求から未割当てのポーリング割当要求の存在を確認(ST1001)し、これを選択(ST1002)、ポーリング帯域割当てが可能かを割当可能残サイズと比較し判定する(ST1003)。割当てが可能である場合、処理ST804からST806と同様の処理ST1004からST1006を行う。
さらに、図8の処理ST807を省略して、処理ST808、ST809と同様な処理であるST1007、ST1008を実施する。処理ST807に相当する処理を実施しない理由は、ポーリング割当台数として指定された台数に相当するスレーブへのポーリング帯域割当はすでに完了しており、ポーリング帯域の余剰割当てを行っているためである。
ーブ装置から帯域割当要求メッセージをマスタ装置へ送信できるため、ポーリング帯域の割当てを待つといった通信遅延を軽減し、伝送効率の向上を図ることができる。
Claims (20)
- ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、前記マスタ装置前記スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、
前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
前記スレーブ装置は前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信方法において、
前記スレーブ装置は前記マスタ装置に対して、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、
前記マスタ装置は前記スレーブ装置の前記データ送受信ネットワークへの参入を許可し、
前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし、
前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ、
前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行うことを特徴とするデータ送受信方法。 - 請求項1に記載のデータ送受信方法において、 前記スレーブ装置が保有するデータが、周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信する
ことを特徴とするデータ送受信方法。 - ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、前記マスタ装置前記スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、 前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信方法において、
前記スレーブ装置は前記マスタ装置に対して、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、
前記マスタ装置は前記スレーブ装置の前記データ送受信ネットワークへの参入を許可し、
前記マスタ装置は1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし、
前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ、
前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記スレーブ装置が保有するデータが前記周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信する
ことを特徴とするデータ送受信方法。 - 請求項1〜請求項3の何れか一に記載のデータ送受信方法において、 前記マスタ装置による固定サイズの占有帯域のスケジュールが、前記スレーブ装置のデータ保有量に拘わらず行われる
ことを特徴とするデータ送受信方法。 - 請求項1〜請求項4の何れか一に記載のデータ送受信方法において、 前記マスタ装置による前記特定台数のスレーブ装置に対する固定サイズの占有帯域の割当てが行われ、さらに前記スレーブ装置から割当てを要求された帯域の割当てを実施した後も、さらに未割当て帯域が残存し当該残存帯域が占有帯域の固定サイズ以上の場合に、前記特定台数を超えるスレーブ装置に対しても固定サイズの占有帯域割当てを行う
ことを特徴とするデータ送受信方法。 - ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、 マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、
前記マスタ装置前記スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、
前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、
前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
前記マスタ装置は前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
前記スレーブ装置は前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムにおいて、
前記スレーブ装置は前記マスタ装置に対して、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、
前記マスタ装置は前記スレーブ装置の前記データ送受信ネットワークへの参入を許可し、
前記マスタ装置は、1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させるマスタ装置であり、
前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行うスレーブ装置である
ことを特徴とするデータ送受信システム。 - 請求項6に記載のデータ送受信システムにおいて、 前記スレーブ装置が保有するデータが、周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信する
ことを特徴とするデータ送受信システム。 - ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、 マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、
マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、
前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、
前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
前記マスタ装置は前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
前記スレーブ装置は前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムにおいて、
前記スレーブ装置は前記マスタ装置に対して、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、
前記マスタ装置は前記スレーブ装置の前記データ送受信ネットワークへの参入を許可し、
前記マスタ装置は、1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールするマスタ装置であり、
前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ、
前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記スレーブ装置が保有するデータが前記周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信するスレーブ装置である
ことを特徴とするデータ送受信システム。 - 請求項6〜請求項8の何れか一に記載のデータ送受信システムにおいて、 前記マスタ装置による固定サイズの占有帯域のスケジュールが、前記スレーブ装置のデータ保有量に拘わらず行われる
ことを特徴とするデータ送受信システム。 - 請求項6〜請求項9の何れか一に記載のデータ送受信システムにおいて、 前記マスタ装置による前記特定台数のスレーブ装置に対する固定サイズの占有帯域の割当てが行われ、さらに前記スレーブ装置から割当てを要求された帯域の割当てを実施した後も、さらに未割当て帯域が残存し当該残存帯域が占有帯域の固定サイズ以上の場合に、前記特定台数を超えるスレーブ装置に対しても固定サイズの占有帯域割当てを前記マスタ装置が行う
ことを特徴とするデータ送受信システム。 - ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、 前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施する
デマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるマスタ装置において、
前記マスタ装置は、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによる前記スレーブ装置からの前記データ送受信ネットワークへの参入依頼に対して参入を許可し、
前記マスタ装置は、1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させる
ことを特徴とするマスタ装置。 - 請求項11に記載のマスタ装置において、 前記スレーブ装置が保有するデータが、周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記スレーブ装置から前記固定サイズの占有帯域でデータそのものが送信される
ことを特徴とするマスタ装置。 - ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とから構成され、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、 前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施する
デマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるマスタ装置において、 前記マスタ装置は、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによる前記スレーブ装置からの前記データ送受信ネットワークへの参入依頼に対して参入を許可し、
前記マスタ装置は、1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させる
ことを特徴とするマスタ装置。 - 請求項11〜請求項13の何れか一に記載のマスタ装置において、 前記マスタ装置による固定サイズの占有帯域のスケジュールが、前記スレーブ装置のデータ保有量に拘わらず行われる
ことを特徴とするマスタ装置。 - 請求項11〜請求項14の何れか一に記載のマスタ装置において、 前記マスタ装置による前記特定台数のスレーブ装置に対する固定サイズの占有帯域の割当てが行われ、さらに前記スレーブ装置から割当てを要求された帯域の割当てを実施した後も、さらに未割当て帯域が残存し当該残存帯域が占有帯域の固定サイズ以上の場合に、前記特定台数を超えるスレーブ装置に対しても固定サイズの占有帯域割当てを前記マスタ装置が行う
ことを特徴とするマスタ装置。 - ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、 前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし、
前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ、
前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、
前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施する
デマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるスレーブ装置であって、
前記スレーブ装置は、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記マスタ装置に対して前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、前記マスタ装置からの参入許可を受信し、
前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域を割当てるのを待って、当該割当てられた固定サイズの占有帯域を使って前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行う
ことを特徴とするスレーブ装置。 - 請求項16に記載のスレーブ装置において、 前記スレーブ装置が保有するデータが、周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信する
ことを特徴とするスレーブ装置。 - ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、およびマスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とから構成され、
前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし、 前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ、
前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、
前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるスレーブ装置であって、
前記スレーブ装置は、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記マスタ装置に対して前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、前記マスタ装置からの参入許可を受信し、
前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域を割当てるのを待って、自己が保有するデータが前記周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信する
ことを特徴とするスレーブ装置。 - 請求項16〜請求項18の何れか一に記載のスレーブ装置において、
前記固定サイズの占有帯域のスケジュールが、自己のデータ保有量に拘わらず行われたスケジュールであることを特徴とするスレーブ装置。 - 請求項16〜請求項19の何れか一に記載のスレーブ装置において、 前記固定サイズの占有帯域が、前記マスタ装置による前記特定台数のスレーブ装置に対する固定サイズの占有帯域の割当てが行われ、さらに前記スレーブ装置から割当てを要求された帯域の割当てを実施した後も、さらに未割当て帯域が残存し当該残存帯域が占有帯域の固定サイズ以上の場合に、前記特定台数を超えるスレーブ装置に対しても割当てが行われた固定サイズの占有帯域である
ことを特徴とするスレーブ装置。
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