JP5523344B2 - データ送受信方法、データ送受信システム、マスタ装置、及びスレーブ装置 - Google Patents

データ送受信方法、データ送受信システム、マスタ装置、及びスレーブ装置 Download PDF

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Description

この発明は、高速PLC(Power Line Communication)、無線LANなど、同一の媒体を共有して複数の通信装置がデータ送信を行うネットワークシステムにおけるデータ送受信方法、データ送受信システム、マスタ装置、及びスレーブ装置に関するものである。
無線、あるいは高速PLCなど同一の媒体を共有して複数の通信装置がデータ送信を行う場合、同一タイミングで2個以上の通信装置が同一媒体に対してデータ送信を行わないよう制御する必要がある。これは、2個以上の通信装置が同一タイミングで共有媒体にデータ送信を行った場合、送信されたデータが伝送路で衝突するため、受信装置でデータの分離ができず、結果、通信に失敗するためである。
これとは逆に、共有媒体への送信アクセスを極度に制限した場合、データを有し、共有媒体への送信アクセスを希望する通信装置があるにもかかわらず、いずれの通信装置も共有媒体へのアクセス権を得られず、共有媒体が未使用といった状態が続くことも伝送効率の面から好ましくない。このした通信装置の共有媒体へのアクセスを制御する技術として媒体アクセス制御(Medium Access Control:MAC)がある。
また、こうした媒体アクセス制御法を含む無線通信規格として標準化された、「小電力データ通信システム/広帯域移動通信アクセスシステム(HiSWANa)」(ARIB STD−T70)などがある。
以下、HiSWANa規格に採用された媒体アクセス制御に関して簡単に説明する。HiSWANaのシステム構成はアクセスポイント(以下、"AP"と略記する)と移動装置(以下、"MT"と略記する)から構成される無線通信システムを前提としており、APによる集中制御でのTDMA(Time Division Multiple Access)方式を採用している。TDMA方式は、1つの周波数を短時間ずつ交代で複数の発信者(APおよびMT)で共有する方式である。HiSWANa規格ではAPからネットワーク管理用のBroadcast CHannel(以下、"BCH"と略記する)、Frame CHannel(以下、"FCH"と略記する)、Access Feedback CHannel(以下、"ACH"と略記する)が各MTに対して送信される。このうちBCHはAP、MT間での時刻同期を取るために使用され、新規MTがネットワークへ参入する場合、BCHの検出、受信を行い、時刻同期を確立した後、APに対してネットワーク参入依頼を行うといった用途で使用される。ネットワーク参入を果たしたMTは、データ送信タイミング、及びデータ受信タイミングのスケジュール情報が記載されたFCHを受信し、その送信用の帯域割当て、受信用の帯域割当てに従ってタイミングを計り、データの送受信を行う。FCHに記載されたスケジュール情報により、特定タイミングで共有媒体へアクセスを許可されたMTは1台に制限されるため、共有媒体である無線通信路でのデータ衝突は発生せず、媒体アクセス制御が実現され、安定した通信を確保することができる。
HiSWANaで採用されたTDMA方式では、APは送信データを持つ装置(AP自身も含む)に対して送信帯域の割当てをスケジュールし、FCHに反映し、MT向けに送信する。従って、送信したいデータを持つMTはAPに対して送信帯域の割当てを要求することにより、帯域の割当てを受けることができる。このMTが帯域を要求するためのメッセージを帯域割当要求メッセージと言い、APはこのメッセージを受信することで、各MTの送信バッファ状態を知り、ある期間の帯域を特定のMTが占有できるようスケジュールし、スケジュール情報であるFCHに反映している。
前述の通り、各MTは帯域割当要求メッセージをユーザデータの送信と同様、いずれかの帯域を使用してAPに送信しなければならない。しかし、FCHでスケジュールされた帯域は、APに対して帯域割当要求メッセージが送達されて始めてスケジュールされるものであるため、最初の帯域割当要求メッセージを送信することができない。そのため、HiSWANaではRandom CHannel(以下、"RCH"と略記する)帯域が別に用意されている。RCH帯域では、FCHによるAPのスケジュールに制御されること無く、共有媒体へのアクセスが許可されているため、MTはAPに対して任意のタイミングで帯域割当要求メッセージを送信することができる。ただしRCH期間は前述の通りAPによるアクセス制御の対象外であるため、複数のMTが同一タイミングで帯域割当要求メッセージを送信することがあり、その場合、送信データの衝突が発生し、受信側のAPでデータ受信に失敗する可能性がある。このため、RCHを送信したMTは、次周期のACHを受信し、前周期のRCH帯域においてAPへ送信した帯域割当要求メッセージがAPによって受信されたか、あるいは伝送路上で衝突が発生し、APでの受信に失敗したのかを検知しなければならない。
ACHの受信により前周期のRCH送信に失敗したことを検知したMTは、ランダム期間、共有媒体へのアクセスを停止した後、RCHによる帯域割当要求メッセージの再送を行う。これは、衝突したMT間で、次に送信するRCHによる帯域割当要求メッセージが再度、衝突することを回避するために、再送信を行うタイミングを装置間で異ならすための仕組みであり、バックオフ制御といわれている。
上述したHiSWANaなど個々のMTからの帯域割当要求により共有媒体へのアクセス権(タイムスロット)を割当てるデマンドアサインメント方式に対して、共有媒体の利用率(伝送効率)向上の観点から、新たな提案がなされている。特許文献1は本来制御用の帯域割当要求メッセージおよび、新規MT参入時に送信されるASsociation Control CHannel(ASCH)などの送信に使用されているRCHを、RCHの衝突発生頻度を監視し、衝突発生頻度が所定値以下の場合、RCHに制御用メッセージではなく、MTからAPへのデータそのものの送信を可能とするもので、回線利用効率の向上を目指したものである。
特開平9−18441号公報(図2及びその説明)
前述の通りデマンドアサインメント方式では、送信データがある場合、MTはAPに対して帯域割当要求メッセージをその都度、送信し、帯域の割当てを待つ必要がある。帯域割当要求メッセージの送信をRCHで行った場合、複数のMTからの同時送信による衝突により帯域割当要求メッセージの送信に失敗する可能性があるが、MTからAPへの帯域割当要求により、一旦FCHにMTからAP方向の帯域割当てが行われると、割当てられた帯域を用いて、MTはAPに対してユーザデータと共に、次のユーザデータ送信用の帯域割当要求メッセージを送信することが可能となり、その場合、送信メッセージの衝突の可能性は無い。このようにRCHによる送信は、FCHによる帯域割当てが無い場合に限って使用される。この逆に、RCHによる帯域割当要求メッセージの衝突が発生する場面は、FCHによる帯域割当てが無く、通信回線に十分な余裕があるにもかかわらず、RCHの衝突により帯域割当要求メッセージがAPに到達しないため、通信回線が使用されない状況にある可能性がある。1台のAPに対するMTの収容台数が増加すると、RCHの同時送信、衝突という状況の発生頻度はますます高まることになる。こうした状況を回避するため、RCHでの伝送容量を大きくし、複数のMTから帯域割当要求メッセージの同時送信を許容しようという方法もあるが、こうした場合、FCHによりアクセス制御することが可能な、ユーザデータ送信に使用できる帯域を圧迫することになり、システム全体の効率が低下する問題が新たに発生する。
そこで本発明は、上述したような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、RCHにおける信号衝突を回避しつつ、データ送信帯域の圧迫という影響を抑え、回線利用効率の低下を防止することを目的とするものである。
本発明のデータ送受信方法は、ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、前記マスタ装置前記スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信方法において、前記スレーブ装置は前記マスタ装置に対して、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、前記マスタ装置は前記スレーブ装置の前記データ送受信ネットワークへの参入を許可し、前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし、前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ、前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行うことを特徴とする改善されたデータ送受信方法である。
また、本発明のデータ送受信システムは、ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、前記マスタ装置前記スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムにおいて、前記スレーブ装置は前記マスタ装置に対して、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、前記マスタ装置は前記スレーブ装置の前記データ送受信ネットワークへの参入を許可し、前記マスタ装置は、1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させるマスタ装置であり、前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行うスレーブ装置であることを特徴とする改善されたデータ送受信システムである。
また、本発明のデータ送受信システムに使用されるマスタ装置は、ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるマスタ装置において、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによる前記スレーブ装置からの前記データ送受信ネットワークへの参入依頼に対して参入を許可し、前記マスタ装置は、1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させることを特徴とする改善されたマスタ装置である。
また、本発明のデータ送受信システムに使用されるスレーブ装置は、ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし、前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるスレーブ装置であって、前記スレーブ装置は、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記マスタ装置に対して前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、前記マスタ装置からの参入許可を受信し、前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域を割当てるのを待って、当該割当てられた固定サイズの占有帯域を使って前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行うことを特徴とする改善されたスレーブ装置である。
本発明は、ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、前記マスタ装置前記スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信方法において、前記スレーブ装置は前記マスタ装置に対して、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、前記マスタ装置は前記スレーブ装置の前記データ送受信ネットワークへの参入を許可し、前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし、前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ、前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行うので、デマンドアサインメント方式のデータ送受信方法において、スレーブ装置からの帯域割当要求メッセージの衝突が発生することがなく、回線利用効率の低下を防止することができる。
また、本発明は、ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、前記マスタ装置前記スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムにおいて、前記スレーブ装置は前記マスタ装置に対して、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、前記マスタ装置は前記スレーブ装置の前記データ送受信ネットワークへの参入を許可し、前記マスタ装置は、1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させるマスタ装置であり、前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行うスレーブ装置であるので、デマンドアサインメント方式のデータ送受信システムにおいて、スレーブ装置からの帯域割当要求メッセージの衝突が発生することがなく、回線利用効率の低下を防止することができる。
また、本発明は、ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるマスタ装置において、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによる前記スレーブ装置からの前記データ送受信ネットワークへの参入依頼に対して参入を許可し、前記マスタ装置は、1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させるので、デマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるマスタ装置において、スレーブ装置からの帯域割当要求メッセージの衝突が発生することがなく、回線利用効率の低下を防止することができる。
また、本発明は、ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし、前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるスレーブ装置であって、前記スレーブ装置は、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記マスタ装置に対して前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、前記マスタ装置からの参入許可を受信し、前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域を割当てるのを待って、当該割当てられた固定サイズの占有帯域を使って前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行うので、デマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるスレーブ装置において、スレーブ装置からの帯域割当要求メッセージの衝突が発生することがなく、回線利用効率の低下を防止することができる。
この発明の上記以外の目的、特徴、観点及び効果、等は、図面を参照する以下のこの発明の詳細な説明から、さらに明らかになる。
この発明の実施の形態1および2および3に共通なネットワーク構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1および2および3に共通な装置構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1および2および3に共通な電力線を通じて送受信されるフレーム構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1および2および3に共通な電力線を通じて送受信されるフレーム内のFCHの構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1および2および3に共通なポーリング帯域割当管理テーブルの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるポーリング帯域を2台割当てた場合のフレーム構成の一例を示す図である。 この発明に至る過程の技術におけるマスタ装置のスケジュール処理フローの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるマスタ装置のスケジュール処理フローの一例を示す図である。 この発明の実施の形態2におけるスレーブ装置の送信処理フローの一例を示す図である。 この発明の実施の形態3におけるマスタ装置のスケジュール処理フローの一例を示す図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るデータ送受信を実施する高速PLCネットワークシステムの構成の一例を示す図である。
図1において、101、102、103、104はPLCネットワークへのI/Fを備えたPLCモデムであり、その中で101は高速PLCネットワークの全体を管理するマスタ装置(HiSWANaのAPに相当)、102、103、104は高速PLCに接続されたスレーブ装置(HiSWANaのMTに相当)を示す。
各装置は電源コンセントからなるPLC I/Fにより、共有媒体である電力線105に接続されており、Ethernet(登録商標)(イーサネット(登録商標)) I/FによりPC等の外部機器とも接続されている。
また、マスタ装置、スレーブ装置の装置構成の一例を図2に示す。図2はマスタ装置とスレーブ装置とが同一構成の場合を例示してある。
図2において、マスタ装置及びスレーブ装置の各装置には、装置全体の動作制御を行うCPU201、送受信データや連結情報、スケジュール情報等を一次保存する汎用メモリ202、データバス203を備え、Bridge(ブリッジ)204、MAC205、PHY206を備え、MAC内にはデータ送信時にデータの連結処理を行うデータ連結処理部とデータ受信時にデータの分離処理を行うデータ分離部を、さらにPLC I/Fにより電力線207と、Ethernet(登録商標) I/FによりPC等の外部機器208と接続されている。Ethernet(登録商標) I/F208の先にはPC等の外部機器が接続される。
なお、図1に示された高速PLCネットワークシステムの構成は、本発明のデータ送受信方法及びデータ送受信装置が適用できるシステム構成の一例として示したものであり、本発明のデータ送受信方法及びデータ送受信システムの適用を制限するものではなく、無線LANなどを用いた他のネットワークシステムにも適用可能である。
次に図3は図1のPLCネットワークシステムの電力線207で送受信されるデータを例示している。
図3において、データ列は一定長のフレーム周期の繰り返しで、各フレーム周期内には、BCH301、FCH302、ACH303、RCH304の制御用チャネルが固定長時間割当てられ、毎フレーム周期的に送受信されている。こうした制御用チャネル期間は媒体アクセス制御の対象外であり、BCH301、FCH302、ACH303はマスタ装置が送信し、全スレーブ装置が受信、RCH304はスレーブ装置が送信、マスタ装置が受信と、アクセス権があらかじめ決定されている。
こうした制御用チャネルの期間を除くデータ送受信期間305は、フレーム周期ごとにデータ送受信の送信装置、受信装置が変化するため、媒体アクセス制御の対象となり、マスタ装置が各スレーブ装置からの帯域要求に従い、スケジュールを行って送信装置、受信装置を決定する期間である。
図7は本発明に至る過程での技術であるHiSWANaを実現した場合のマスタ装置で行うスケジュールの処理フロー例を示したものである。本発明の実施の形態1特有の動作説明に先立ち、図7を用い、マスタ装置で行うスケジュール処理について説明する。
マスタ装置はフレーム周期ごとに図7のスケジュール処理を行い、スケジュール結果に基づきFCH302の作成を行う。後述するがFCH302はマスタ装置が全スレーブ装置に対してスケジュール結果を通知するためのチャネルである。
スケジュール処理を開始すると、マスタ装置は、スケジュールの対象となる長さ(データ送受信期間305のサイズ)を算出する(ST701)。データ送受信期間305の帯域サイズが毎フレーム周期で変化しない場合、マスタ装置の起動時に一度算出し、それを汎用メモリ202等に保持することで、フレーム周期ごとの算出処理を省略することも可能である。
次に、スレーブ装置から受信した帯域割当要求を1個選択(ST703、マスタ装置は、帯域割当要求を複数のスレーブ装置から受信するため、マスタ装置は通常、複数個の帯域割当要求を記憶しており、その中から帯域割当てを行うものを選択する)し、選択した帯域割当要求に必要となる帯域サイズとデータ送受信期間305の帯域サイズとを比較(ST704)、データ送受信期間305の帯域サイズが大きい場合、帯域割当要求の割当てが可能と判断し、割当てを決定、FCH302に割当帯域の登録を行う(ST705)。さらに、残った帯域割当要求の中から1個の帯域割当要求を選択(ST708、ST709)し、割当てが可能かを判断するため、割当可能残サイズを算出する。これは、データ送受信期間305の帯域サイズから割当てを決定した帯域割当要求の帯域サイズを順次減算(ST706)した残りとして求めることができる。
処理ST704からST709の処理サイクルを繰り返し、割当可能残サイズが帯域割当要求を割当てるのに不足した場合(ST704でのNo)、あるいはマスタ装置が記憶している帯域割当要求が全て割当て済みとなった場合(ST708でのNo)、1フレーム期間でのスケジュール処理を終了する。
上記の処理にてマスタ装置が行ったスケジュールの結果は、FCH302を用いて全スレーブ装置に通知される。
図4はFCH302で同報通知されるスケジュール結果について図示している。
図4において、305はマスタ装置のスケジュールにより媒体アクセス制御が行われた期間であり、ユーザデータの送受信が行われる期間(データ送受信期間)である。
図4では、FCHによりデータ送受信期間をN個の帯域に分割し、各々の帯域を個々のスレーブに割当てた事例である。この場合、スケジュール結果通知用のFCH302は、チャネル識別用のプリアンブル信号に続き、N個の帯域個々の、送信装置番号402、受信装置番号401、帯域サイズ403、送信開始時間404の繰り返しにより構成される。
以上、説明した装置、データフレームにより構成された高速PLCネットワークシステムにおいて、システム稼動開始時、まずマスタ装置が単独で動作を開始する。 マスタ装置は起動後、ネットワークの時刻同期の基準となるBCH301と、スケジュール情報を含むFCH302、およびACH303を自装置の内部クロックに従い一定周期(フレーム周期)で同報送信する。
スレーブ装置の参入前、ネットワークがマスタ装置単独で構成されている場合、データの送受信は発生せず、FCH302のスケジュール情報には帯域割当ては存在しない。その場合、図7の処理フローでは処理ST702でのNoによりスケジュール処理が終了する。またこの場合、スレーブ装置からRCH304によるランダムアクセス送信も発生しない。
次にスレーブ装置の動作を説明する。
マスタ装置が管理するネットワークに参入するスレーブ装置は、まずBCH301の探索および受信によりマスタ装置との時刻同期を確立する。その後、マスタ装置に対して参入依頼をRCH304により行う。
より具体的にはアソシエーション要求メッセージをRCH304により送信する。RCHによるアソシエーション要求メッセージがマスタ装置で受領された場合、ACHによりランダムアクセス結果="成功"がマスタ装置から同報送信され、スレーブ装置はこれを受信し、ネットワークへの参入が許可されたことを知る。
仮にランダムアクセス結果="失敗"が通知された場合、スレーブ装置はアソシエーション要求メッセージのRCH304による再送信を実施する。こうしてネットワーク参入が完了したスレーブ装置は、次にFCH302を受信することで、スケジュール情報である各装置のデータ送信タイミングおよびデータ受信タイミングを取得し、スケジュール情報に基づき、データの送受信を実施することが可能となる。
本実施の形態特有の動作として、ネットワーク参入を完了したスレーブ装置に対してマスタ装置は、帯域割当要求メッセージの送信が可能な固定サイズの帯域(以下、ポーリング帯域)の割当てを開始する。図8はポーリング帯域の割当ても含めたスケジュールの処理フローを示している。なお、図8において、図7と同一処理のものは同一番号を付し、説明を省略する。
図8において、スケジュール処理を開始したマスタ装置は、ポーリング割当要求を1個選択する(マスタ装置に接続を完了したスレーブ装置と同数のポーリング割当要求をマスタ装置が作成し記憶している)。マスタ装置に接続しているスレーブ装置が0台の場合、ポーリング割当要求は存在しないため、ポーリング帯域の割当処理は即座に終了する(ST800のNo)。ポーリング割当要求を選択後、ポーリング割当台数に残数が存在することを確認する(ST802)。
ポーリング割当台数とは1フレーム内でポーリング帯域を割当てるスレーブ装置の台数であり、マスタ装置の起動時に、マスタ装置であらかじめ指定された値である。
ポーリング割当台数で指定された台数、ポーリング帯域の割当完了後(ST802でのNo)、スレーブから割当が要求された通常のスケジュール処理を開始する(ST702以降)。
ポーリング割当台数に残数がある場合(ST802でのYes)、ポーリング帯域とデータ送受信期間305の帯域サイズを比較(ST803)、データ送受信期間305の帯域サイズが大きい場合、帯域割当要求の割当てが可能と判断し、割当てを決定、FCH302に割当てを登録する(ST804)。
処理ST805、ST806はポーリング割当要求が処理対象となっている点を除き、処理ST706、ST707と同等の処理である。
さらに処理ST804で1台のスレーブ装置にポーリング帯域割当を決定したためポーリング割当台数を1減算(ST807)し、次のポーリング帯域割当要求を選択する(ST808、ST809)。これもポーリング割当要求を処理対象としている点を除き、処理ST708、ST709と処理内容は同等である。
処理ST802からST809の処理サイクルを繰り返し、ポーリング割当台数に残数がなくなった場合(ST802でのNo)、割当可能残サイズがポーリング帯域を割当てるのに不足した場合(ST803でのNo)、全てのスレーブ装置にポーリング帯域の割当てが完了した場合(ST808でのNo)、スレーブから割当が要求された通常のスケジュール処理が開始される(ST702以降)。
ここで、ポーリング割当要求の選択についてもう少し詳細に説明する。例えばポーリング割当台数が2台で、図1に示すようにネットワーク参入を完了したスレーブ装置が3台存在するとした場合、フレーム周期1ではスレーブ装置(#1)102、スレーブ装置(#2)103がポーリング割当対象スレーブとなり、フレーム周期2ではスレーブ装置(#3)104、スレーブ装置(#1)102が、フレーム周期3ではスレーブ装置(#2)103、スレーブ装置(#3)104が順次、ポーリング割当対象スレーブとなる。
図5はM台のスレーブ装置がネットワーク参入を完了した状態で、ポーリング割当台数を2台として、マスタ装置でポーリング割当要求を記憶したテーブルの例であり、テーブルは汎用メモリ202などに記憶される。
このように実施されたスケジュールの結果を図6に示す。
図6では、帯域601に2台のスレーブ装置用に2個の帯域を帯域割当要求メッセージ送信専用のポーリング帯域として割当て、残りの帯域602をデータ送受信期間としている。そのためFCH302には、送信装置=スレーブ装置、受信装置=マスタ装置として、ポーリング帯域の帯域#1(603)、帯域#2(604)が書き込まれる。
図5のフレーム周期1のスケジューリングでは、テーブルの先頭に登録されたスレーブ装置(#1)501、スレーブ装置(#2)502のポーリング帯域割当てを決定するとともに、2台のスレーブ装置は割当て済みとしてテーブルの末端に移動し、テーブルが更新される。
フレーム周期2、フレーム周期3でも同様にテーブルの先頭に登録された2台のスレーブ装置に対してポーリング帯域の割当てをスケジュールし、同様にテーブルの末端に移動してテーブル更新されることで、ポーリング帯域割当て回数のスレーブ装置間の公平性を保ちながら、ポーリング帯域の割当てを実施する。
こうしたネットワークを構成した場合に、外部機器107から外部機器106へユーザデータを送信する場合を説明する。
外部機器107からスレーブ装置(#1)102へ入力されたユーザデータは、電力線105、マスタ装置101を介して外部機器106へ送信される。この時、スレーブ装置(#1)からマスタ装置101へ送信する際、電力線105へのアクセス権がマスタ装置101で管理されているため、スレーブ装置(#1)102はマスタ装置101に、帯域割当要求メッセージを送信し、FCH302による帯域割当てを待って、マスタ装置に対してユーザデータ送信を行う。この帯域割当要求メッセージを送信する時、ポーリング帯域を含めFCH302のスケジュール情報の送信装置番号402にスレーブ装置自身の装置番号がある場合、割当てられた帯域を用いて帯域割当要求メッセージの送信を行うことができる。
データ送受信期間はスケジュール情報に従って全てのスレーブが送受信を行うため、データ送受信期間で送信された帯域割当要求メッセージが、他のスレーブから送信されたユーザデータや帯域割当要求メッセージと衝突し、マスタ装置に送達しないことは発生し得ない。ただし、電力線105での外部ノイズにより帯域割当要求メッセーがマスタ装置に送達しない可能性はあるが、それは本発明で解決しようとする問題では無い。
他方、FCH302のスケジュール情報の送信装置番号402に自身の装置番号が無いスレーブ装置は、従来例ではRCH304の期間にマスタ装置に対して帯域割当要求メッセージの送信を行うことになる。ただしRCH304の期間は媒体アクセス制御の対象外で、各スレーブ装置は各々の装置のタイミングで送信を行う可能性がある。複数のスレーブ装置が、同じフレーム周期のRCH304期間に、帯域割当要求メッセージ送信を行った場合、送信データの衝突が発生し、帯域割当メッセーはマスタ装置に送達しない。
そのため、本発明のシステムにおけるスレーブ装置は、RCH304期間での帯域割当要求メッセージの送信を行わず、ポーリング帯域割当てを待ち、ポーリング帯域の期間で帯域割当要求メッセージの送信を行う。
上述のように本実施の形態1では、RCHによる帯域割当要求メッセージ送信を行うことが無く、複数スレーブ装置からの送信による衝突が発生しない。そのため、RCH送信制御のための送信停止期間(バックオフ期間)を設ける必要が無くなり、共有媒体の利用率(伝送効率)を改善することができる。これはスレーブ装置の収容台数が増大した場合にRCHの衝突が頻発し、システム全体の伝送効率が悪化する課題を解決できる。
実施の形態2.
図9は本実施の形態のスレーブ装置102における送信処理フロー図であり、基本的な装置、システム構成は実施の形態1と同一である。
本実施の形態2におけるスレーブ装置は、実施の形態1と同様、ポーリング帯域の割当てを受ける可能性があるため、送信すべきユーザデータを保持している場合、FCH302からスケジュール情報を取得し、自装置のポーリング帯域割当の有無を判定する(ST901)。ポーリング帯域の割当てがない場合、実施の形態1と同様、次フレーム周期以降のポーリング帯域割当を待ち、当該フレーム周期での送受信処理を終了する。
ポーリング帯域の割当てをFCH302に検出した場合、スケジュール情報からさらにポーリング帯域で割当てられた帯域サイズを取得し(ST902)、割当てられた帯域サイズで送信可能なデータ長を演算する(ST903)。次にポーリング帯域で送信可能なデータ長と外部機器107から受信し、電力線105を介してマスタ装置101へ送信しなければならないユーザデータ長を比較する(ST904)。この時、ポーリング帯域で送信可能なデータ長がユーザデータ長以上の場合、ポーリング帯域を使ってユーザデータそのものの送信を行い(ST905)、当該フレーム周期での送信動作を終了する。
ポーリング帯域で送信可能なデータ長がユーザデータ長より小さい場合、ユーザデータ送信に必要な帯域の割当てをマスタ装置101に要求するための帯域割当要求メッセージを作成し(ST906)、ポーリング帯域を使用して、マスタ装置101に送信する(ST907)。
ポーリング帯域を使用してスレーブ装置102からマスタ装置101へ送信された帯域割当要求メッセージを受信したマスタ装置101は、次フレーム周期で要求された帯域の割当てをスケジュールし、FCH302を使用してスレーブ装置102へ通知する。スレーブ装置102は、帯域割当要求メッセージにより割当要求した帯域を次フレーム周期以降に受信し、当該帯域を用いてユーザデータの送信を行う。
上述のように本実施の形態2では、数フレーム周期毎に割当てられるポーリング帯域を用い、可能な場合、ユーザデータの送信を行うことにより、帯域割当要求メッセージの送受信を伴うことなく、ユーザデータ送信が可能となり、電力線を介したユーザデータ送信に伴うプロトコル遅延(帯域割当要求メッセージを送信し、割当てを待つまでの遅延)を軽減し、伝送効率の向上を図ることができる。
実施の形態3.
図10は本実施の形態特有のスケジュール処理フローを示している。本実施の形態は基本的な装置、システム構成は実施の形態1と同一であるため説明を省略する。また処理フローにおいても図8と同一処理のものは同一番号を付し、説明を省略する。
本実施の形態3におけるマスタ装置は、実施の形態1と同様、ネットワークに参入しているスレーブ装置からポーリング割当台数に指定された台数、ポーリング帯域の割当てを行い、さらにスレーブ装置から割当要求を受けた帯域の割当てをスケジュールする。
スレーブ装置から割当要求を受けた帯域の割当てが終了するのは、スレーブ装置から割当要求を全く受信していない場合(ST702でのNo)、割当可能残サイズが新たな帯域割当要求を割当てるのに不足した場合(ST704でのNo)、あるいはスレーブ装置から受信し、マスタ装置が記憶している帯域割当要求が全て割当て済みとなった場合(ST708でのNo)であるのも同様である。実施の形態1ではその状態でスケジュール処理を終了していたが、本実施の形態3では、さらにポーリング帯域のスケジュールフローを追加している(ST1001からST1008)。これは図5のフレーム周期2において、スレーブ装置(#1)501、スレーブ装置(#2)502のポーリング帯域割当てが決定され、スレーブ装置(#3)503、スレーブ装置(#4)504、スレーブ装置(#5)505はポーリング帯域未割当ての状態であったものを、割当可能残サイズと比較してポーリング帯域の割当てがさらに可能であった場合、ポーリング割当台数を超えてスレーブ装置(#3)503、スレーブ装置(#4)504、スレーブ装置(#5)505にもポーリング帯域割当てを行おうというものである。
図10をもとに本実施の形態特有の処理フローを説明する。
ポーリング割当要求から未割当てのポーリング割当要求の存在を確認(ST1001)し、これを選択(ST1002)、ポーリング帯域割当てが可能かを割当可能残サイズと比較し判定する(ST1003)。割当てが可能である場合、処理ST804からST806と同様の処理ST1004からST1006を行う。
さらに、図8の処理ST807を省略して、処理ST808、ST809と同様な処理であるST1007、ST1008を実施する。処理ST807に相当する処理を実施しない理由は、ポーリング割当台数として指定された台数に相当するスレーブへのポーリング帯域割当はすでに完了しており、ポーリング帯域の余剰割当てを行っているためである。
処理ST1001からST1008の処理サイクルを繰り返し、割当可能残サイズがポーリング帯域を割当てるのに不足した場合(ST1003でのNo)、あるいは全てのスレーブ装置に対するポーリング帯域割当てが完了した場合(ST1007でのNo)、1フレーム期間でのスケジュール処理を終了する。
上述のように本実施の形態3では、データ送受信期間305に、ポーリング割当台数、帯域割当要求メッセージによる割当要求の割当てを行ってなお帯域に余剰がある場合に、ポーリング割当てを追加して行うことにより、例えば実施の形態1の図5ではフレーム周期3でポーリング帯域の割当てを待っていたスレーブ装置(#3)、スレーブ装置(#4)が、フレーム周期2でポーリング帯域の割当てを受ける可能性があり、より早く、スレ
ーブ装置から帯域割当要求メッセージをマスタ装置へ送信できるため、ポーリング帯域の割当てを待つといった通信遅延を軽減し、伝送効率の向上を図ることができる。
前述の実施の形態1〜3は上述の通りであり、上位概念で要約すれば、以下のような特徴がある。
特徴点1:ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置(APに相当)と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置(MTに相当)と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路を備え、マスタ装置とスレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワークで、スレーブ装置は、マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、マスタ装置はスレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、スレーブ装置はマスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式において、スレーブ装置がマスタ装置に対して帯域を要求する帯域割当要求メッセージを送信するための占有帯域を、スレーブ装置のデータ保有量に拘わらず、マスタ装置が1周期ごとに特定台数のスレーブ装置に対して帯域を要求するための占有帯域の割当てをスケジュールし、スレーブ装置は帯域を要求するための占有帯域の割当てを待って帯域割当要求メッセージを送信することにより、マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するものである。
特徴点2:さらにスレーブ装置が保有するデータが、周期的に割当てられる固定サイズの占有帯域で送信可能かどうかを判定し、可能な場合に固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信するものである。
特徴点3:さらに特定台数のスレーブ装置に対して固定サイズの占有帯域を割当て、さらにスレーブ装置から帯域割当要求メッセージにより割当てを要求された帯域を全て割当ててもさらに未割当て帯域が残存する場合で、残存帯域が固定サイズの占有帯域以上の場合に、特定台数以外のスレーブ装置に対しても固定サイズの占有帯域割当てを行うことにより、伝送路が空いている場合に固定サイズの占有帯域割当ての頻度を上げるものである。
特徴点4:1台のAPに対するMTの収容台数が2台以上に増加した場合に、従来技術で発生しうるRCHを用いた帯域割当要求メッセージの衝突発生を回避することができるため、バックオフ制御による通信停止時間を排除し、共有媒体の利用率(伝送効率)を上げることができる。
特徴点5:さらにスレーブ装置がネットワーク参入後、スレーブ装置からマスタ装置へ帯域割当要求メッセージを送信することなく、スレーブ装置が送信用に占有できる帯域をマスタ装置が数フレーム毎に割当て、スレーブ装置は占有できる帯域でユーザデータ送信用の帯域割当を要求する帯域割当要求メッセージを送信するとともに、ユーザデータのサイズが小さく、ユーザデータが占有できる送信用帯域で送信可能と判断した場合、スレーブ装置は占有できる送信用帯域にユーザデータを送信することにより、帯域割当要求メッセージの送信、帯域の割当てといった複数フレーム周期を要するプロトコル遅延を軽減することができ、スレーブ装置からマスタ装置へのユーザデータ送信におけるレイテンシーを向上させることができる。
特徴点6:さらにスレーブ装置からの帯域割当要求が無く、未割当て帯域が発生した場合に、マスタ装置は、占有できる送信用帯域を割当てるスレーブ装置の台数を増加させることにより、スレーブ装置が帯域割当要求メッセージを送信できるまでの待ち時間を短縮することができるため、スレーブ装置からマスタ装置へのユーザデータ送信におけるレイテンシーを向上させることができる。
特徴点7:ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信方法において、前記マスタ装置が1周期ごとに特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行うことを特徴とするデータ送受信方法である。
特徴点8:特徴点7に記載のデータ送受信方法において、前記スレーブ装置が保有するデータが、周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信することを特徴とするデータ送受信方法。
特徴点9:ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信方法において、前記マスタ装置は1周期ごとに特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記スレーブ装置が保有するデータが前記周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信することを特徴とするデータ送受信方法である。
特徴点10:特徴点7〜9の何れか一に記載のデータ送受信方法において、前記マスタ装置による固定サイズの占有帯域のスケジュールが、前記スレーブ装置のデータ保有量に拘わらず行われることを特徴とするデータ送受信方法である。
特徴点11:特徴点7〜10の何れか一に記載のデータ送受信方法において、前記マスタ装置による前記特定台数のスレーブ装置に対する固定サイズの占有帯域の割当てが行われ、さらに前記スレーブ装置から割当てを要求された帯域の割当てを実施した後も、さらに未割当て帯域が残存し当該残存帯域が占有帯域の固定サイズ以上の場合に、前記特定台数を超えるスレーブ装置に対しても固定サイズの占有帯域割当てを行うことを特徴とするデータ送受信方法である。
特徴点12:ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムにおいて、前記マスタ装置は、1周期ごとに特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域をスケジュールするマスタ装置であり、前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行うスレーブ装置であることを特徴とするデータ送受信システム。
特徴点13:特徴点12に記載のデータ送受信システムにおいて、前記スレーブ装置が保有するデータが、周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信することを特徴とするデータ送受信システムである。
特徴点14:ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムにおいて、前記マスタ装置は、1周期ごとに特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域をスケジュールするマスタ装置であり、前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記スレーブ装置が保有するデータが前記周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信するスレーブ装置であることを特徴とするデータ送受信方法である。
特徴点15:特徴点12〜14の何れか一に記載のデータ送受信システムにおいて、前記マスタ装置による固定サイズの占有帯域のスケジュールが、前記スレーブ装置のデータ保有量に拘わらず行われることを特徴とするデータ送受信システムである。
特徴点16:特徴点12〜15の何れか一に記載のデータ送受信システムにおいて、前記マスタ装置による前記特定台数のスレーブ装置に対する固定サイズの占有帯域の割当てが行われ、さらに前記スレーブ装置から割当てを要求された帯域の割当てを実施した後も、さらに未割当て帯域が残存し当該残存帯域が占有帯域の固定サイズ以上の場合に、前記特定台数を超えるスレーブ装置に対しても固定サイズの占有帯域割当てを前記マスタ装置が行うことを特徴とするデータ送受信システムである。
特徴点17:ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるマスタ装置において、前記マスタ装置は、1周期ごとに特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域をスケジュールすることを特徴とするマスタ装置である。
特徴点18:特徴点17に記載のマスタ装置において、前記スレーブ装置が保有するデータが、周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記スレーブ装置から前記固定サイズの占有帯域でデータそのものが送信されることを特徴とするマスタ装置である。
特徴点19:ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるマスタ装置において、前記マスタ装置は、1周期ごとに特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域をスケジュールすることを特徴とするマスタ装置である。
特徴点20:特徴点17〜19の何れか一に記載のマスタ装置において、前記マスタ装置による固定サイズの占有帯域のスケジュールが、前記スレーブ装置のデータ保有量に拘わらず行われることを特徴とするマスタ装置である。
特徴点21:請求項17〜請求項20の何れか一に記載のマスタ装置において、前記マスタ装置による前記特定台数のスレーブ装置に対する固定サイズの占有帯域の割当てが行われ、さらに前記スレーブ装置から割当てを要求された帯域の割当てを実施した後も、さらに未割当て帯域が残存し当該残存帯域が占有帯域の固定サイズ以上の場合に、前記特定台数を超えるスレーブ装置に対しても固定サイズの占有帯域割当てを前記マスタ装置が行うことを特徴とするマスタ装置である。
特徴点22:ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるスレーブ装置において、前記マスタ装置が1周期ごとに特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域を割当てるのを待って、当該割当てられた固定サイズの占有帯域を使って前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行うことを特徴とするスレーブ装置である。
特徴点23:特徴点22に記載のスレーブ装置において、前記スレーブ装置が保有するデータが、周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信することを特徴とするスレーブ装置である。
特徴点24:ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるスレーブ装置において、前記マスタ装置が1周期ごとに特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域を割当てるのを待って、自己が保有するデータが前記周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信することを特徴とするスレーブ装置である。
特徴点25:特徴点22〜24の何れか一に記載のスレーブ装置において、前記固定サイズの占有帯域のスケジュールが、自己のデータ保有量に拘わらず行われたスケジュールであることを特徴とするスレーブ装置である。
特徴点26:特徴点22〜25の何れか一に記載のスレーブ装置において、前記固定サイズの占有帯域が、前記マスタ装置による前記特定台数のスレーブ装置に対する固定サイズの占有帯域の割当てが行われ、さらに前記スレーブ装置から割当てを要求された帯域の割当てを実施した後も、さらに未割当て帯域が残存し当該残存帯域が占有帯域の固定サイズ以上の場合に、前記特定台数を超えるスレーブ装置に対しても割当てが行われた固定サイズの占有帯域であることを特徴とするスレーブ装置である。

Claims (20)

  1. ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、前記マスタ装置前記スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、
    前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
    前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
    前記スレーブ装置は前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信方法において、
    前記スレーブ装置は前記マスタ装置に対して、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、
    前記マスタ装置は前記スレーブ装置の前記データ送受信ネットワークへの参入を許可し、
    前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし、
    前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ
    前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行うことを特徴とするデータ送受信方法。
  2. 請求項1に記載のデータ送受信方法において、 前記スレーブ装置が保有するデータが、周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信する
    ことを特徴とするデータ送受信方法。
  3. ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、前記マスタ装置前記スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、 前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
    前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
    前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信方法において、
    前記スレーブ装置は前記マスタ装置に対して、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、
    前記マスタ装置は前記スレーブ装置の前記データ送受信ネットワークへの参入を許可し、
    前記マスタ装置は1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし、
    前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ
    前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記スレーブ装置が保有するデータが前記周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信する
    ことを特徴とするデータ送受信方法。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一に記載のデータ送受信方法において、 前記マスタ装置による固定サイズの占有帯域のスケジュールが、前記スレーブ装置のデータ保有量に拘わらず行われる
    ことを特徴とするデータ送受信方法。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一に記載のデータ送受信方法において、 前記マスタ装置による前記特定台数のスレーブ装置に対する固定サイズの占有帯域の割当てが行われ、さらに前記スレーブ装置から割当てを要求された帯域の割当てを実施した後も、さらに未割当て帯域が残存し当該残存帯域が占有帯域の固定サイズ以上の場合に、前記特定台数を超えるスレーブ装置に対しても固定サイズの占有帯域割当てを行う
    ことを特徴とするデータ送受信方法。
  6. ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、 マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、
    前記マスタ装置前記スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、
    前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、
    前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
    前記マスタ装置は前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
    前記スレーブ装置は前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムにおいて、
    前記スレーブ装置は前記マスタ装置に対して、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、
    前記マスタ装置は前記スレーブ装置の前記データ送受信ネットワークへの参入を許可し、
    前記マスタ装置は、1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させるマスタ装置であり、
    前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行うスレーブ装置である
    ことを特徴とするデータ送受信システム。
  7. 請求項6に記載のデータ送受信システムにおいて、 前記スレーブ装置が保有するデータが、周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信する
    ことを特徴とするデータ送受信システム。
  8. ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、 マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、
    マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、
    前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、
    前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
    前記マスタ装置は前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
    前記スレーブ装置は前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムにおいて、
    前記スレーブ装置は前記マスタ装置に対して、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、
    前記マスタ装置は前記スレーブ装置の前記データ送受信ネットワークへの参入を許可し、
    前記マスタ装置は、1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールするマスタ装置であり、
    前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ
    前記スレーブ装置は、前記スケジュールによる前記固定サイズの占有帯域の割当てを待って、前記スレーブ装置が保有するデータが前記周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信するスレーブ装置である
    ことを特徴とするデータ送受信システム。
  9. 請求項6〜請求項8の何れか一に記載のデータ送受信システムにおいて、 前記マスタ装置による固定サイズの占有帯域のスケジュールが、前記スレーブ装置のデータ保有量に拘わらず行われる
    ことを特徴とするデータ送受信システム。
  10. 請求項6〜請求項9の何れか一に記載のデータ送受信システムにおいて、 前記マスタ装置による前記特定台数のスレーブ装置に対する固定サイズの占有帯域の割当てが行われ、さらに前記スレーブ装置から割当てを要求された帯域の割当てを実施した後も、さらに未割当て帯域が残存し当該残存帯域が占有帯域の固定サイズ以上の場合に、前記特定台数を超えるスレーブ装置に対しても固定サイズの占有帯域割当てを前記マスタ装置が行う
    ことを特徴とするデータ送受信システム。
  11. ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、 前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
    前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
    前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施する
    デマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるマスタ装置において、
    前記マスタ装置は、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによる前記スレーブ装置からの前記データ送受信ネットワークへの参入依頼に対して参入を許可し、
    前記マスタ装置は、1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させる
    ことを特徴とするマスタ装置。
  12. 請求項11に記載のマスタ装置において、 前記スレーブ装置が保有するデータが、周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記スレーブ装置から前記固定サイズの占有帯域でデータそのものが送信される
    ことを特徴とするマスタ装置。
  13. ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とから構成され、前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、 前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
    前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
    前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施する
    デマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるマスタ装置において、 前記マスタ装置は、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによる前記スレーブ装置からの前記データ送受信ネットワークへの参入依頼に対して参入を許可し、
    前記マスタ装置は、1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ
    ことを特徴とするマスタ装置。
  14. 請求項11〜請求項13の何れか一に記載のマスタ装置において、 前記マスタ装置による固定サイズの占有帯域のスケジュールが、前記スレーブ装置のデータ保有量に拘わらず行われる
    ことを特徴とするマスタ装置。
  15. 請求項11〜請求項14の何れか一に記載のマスタ装置において、 前記マスタ装置による前記特定台数のスレーブ装置に対する固定サイズの占有帯域の割当てが行われ、さらに前記スレーブ装置から割当てを要求された帯域の割当てを実施した後も、さらに未割当て帯域が残存し当該残存帯域が占有帯域の固定サイズ以上の場合に、前記特定台数を超えるスレーブ装置に対しても固定サイズの占有帯域割当てを前記マスタ装置が行う
    ことを特徴とするマスタ装置。
  16. ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、マスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とを備え、 前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし、
    前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ
    前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、
    前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
    前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
    前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施する
    デマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるスレーブ装置であって、
    前記スレーブ装置は、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記マスタ装置に対して前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、前記マスタ装置からの参入許可を受信し、
    前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域を割当てるのを待って、当該割当てられた固定サイズの占有帯域を使って前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するメッセージ送信を行
    ことを特徴とするスレーブ装置。
  17. 請求項16に記載のスレーブ装置において、 前記スレーブ装置が保有するデータが、周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信する
    ことを特徴とするスレーブ装置。
  18. ネットワークのデータ送受信をスケジュールするマスタ装置と、マスタ装置から定期的に出力されるスケジュール情報に基づき、データ送信、あるいはデータ受信を行うスレーブ装置と、およびマスタ装置スレーブ装置間を繋ぐ伝送路とから構成され、
    前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域内において、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対して帯域を要求するための固定サイズの占有帯域と前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータを送信する帯域とをスケジュールし、 前記マスタ装置は前記1周期に対して割当てる前記固定サイズの占有帯域の数を、前記マスタ装置によるスケジュールの対象となる帯域における割当可能残サイズに応じて変動させ
    前記マスタ装置と前記スレーブ装置の間でデータ送受信を行うデータ送受信ネットワーク上で、
    前記スレーブ装置は、前記マスタ装置へ送信すべきデータの保有量に従い、データ送信を行うための帯域をマスタ装置に要求し、
    前記マスタ装置は、前記スレーブ装置から要求された帯域をスケジュールし、
    前記スレーブ装置は、前記マスタ装置が行ったスケジュール情報に基づいて通信を実施するデマンドアサインメント方式のデータ送受信システムに使用されるスレーブ装置であって、
    前記スレーブ装置は、前記スレーブ装置が送信し前記マスタ装置が受信する制御用チャンネルによって前記マスタ装置に対して前記データ送受信ネットワークへの参入を依頼し、前記マスタ装置からの参入許可を受信し、
    前記マスタ装置が1周期ごとに複数の特定台数のスレーブ装置に対して、前記スレーブ装置が前記マスタ装置に対してデータ送信用の帯域を要求するための固定サイズの占有帯域を割当てるのを待って、自己が保有するデータが前記周期的に割当てられる前記固定サイズの占有帯域で送信可能な場合は、前記固定サイズの占有帯域でデータそのものを送信する
    ことを特徴とするスレーブ装置。
  19. 請求項16〜請求項18の何れか一に記載のスレーブ装置において、
    前記固定サイズの占有帯域のスケジュールが、自己のデータ保有量に拘わらず行われたスケジュールであることを特徴とするスレーブ装置。
  20. 請求項16〜請求項19の何れか一に記載のスレーブ装置において、 前記固定サイズの占有帯域が、前記マスタ装置による前記特定台数のスレーブ装置に対する固定サイズの占有帯域の割当てが行われ、さらに前記スレーブ装置から割当てを要求された帯域の割当てを実施した後も、さらに未割当て帯域が残存し当該残存帯域が占有帯域の固定サイズ以上の場合に、前記特定台数を超えるスレーブ装置に対しても割当てが行われた固定サイズの占有帯域である
    ことを特徴とするスレーブ装置。
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