JP5811141B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信線に接続された複数の通信装置からのドミナント信号が衝突する可能性のある通信システムに関する。
この種の通信システムとしては、通信線に接続された複数の通信装置(以下、ノードともいう)が、PWM(Pulse width modulation)符号を送信し合い、送信信号(ドミナント信号)の衝突時には、長いドミナントパルスを送出するノードが、調停で優勢になるよう構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数のノードからのドミナント信号が衝突する可能性のある通信方式としては、特許文献1に記載のCSMA/CD方式のものや、スレーブノードがマスタノードからのデータ送信に同期してデータ送信を行うマスタ/スレーブ型のものを挙げることができる。
特許第2839054号公報
ところで、上記通信システムにおいて、複数のノードからドミナント信号が送信されているとき(つまりドミナント信号の衝突時)に、あるノードからのドミナント信号の送信が停止すると、そのノードから通信線への出力電圧が変化するため、通信線に流れる電流が急変することがあった。
例えば、図7は、通信用のバスを構成する通信線2に、マスタノード10と、スレーブノード30とが接続され、スレーブノード30が、マスタノード10から周期的に送信されるドミナント信号に同期してドミナント信号を送信するか否かを切り替えることで、シリアルデータを送信する通信システムを表している。
この通信システムにおいて、各ノード10、30には、それぞれ、電源電圧Vcが印加された電源ラインを通信線2に接続する終端抵抗12、32と、通信線2をグランドラインに接地することでドミナント信号を送信する送信用のトランジスタ14、34と、通信回路20、40とが備えられている。
なお、マスタノード10の終端抵抗12は、スレーブノード30の終端抵抗32の抵抗値(例えば30kΩ)に比べ、充分小さい抵抗値(例えば1kΩ)に設定されている。
そして、図8に示すように、マスタノード10の通信回路20は、トランジスタ14に対し抵抗16を介して周期的に駆動電圧S1(ハイレベル)を出力することで、トランジスタ14を周期的にオンさせ、ドミナント信号(グランド電位)を出力させる。
これに対し、スレーブノード30の通信回路40は、コンパレータ38を介して通信線2の電圧変化を監視することで、マスタノード10からドミナント信号が出力されたか否かを判定する。
そして、通信回路40は、マスタノード10からのドミナント信号の出力を検出すると(時点t1)、送信データが値「1」であるときに限ってトランジスタ34を一定期間(時点t2から時点t4迄)オンさせることで、ドミナント信号(グランド電位)を出力し、通信線2がローレベルとなる期間を、送信データが値「0」のときよりも長くする。
この結果、マスタノード10側の通信回路20は、コンパレータ18を介して通信線2の電圧変化(ハイ/ロー)を監視し、その通信線2のハイ/ローのデューティ比から、スレーブノード10からの送信データを検出することができる。
このように、図7に示す通信システムでは、スレーブノード30が、マスタノード10からのドミナント信号に同期して、送信データが値「1」であるときドミナント信号を送信するが、この送信により、各ノード10、30からのドミナント信号が衝突する。
そして、この衝突時(時点t2)には、送信用のトランジスタ14、34が共にオン状態になるので、各ノード10、30間で通信線2に電位差が生じることがなく、通信線2に流れる電流はゼロになる。
しかし、その後、マスタノード10の通信回路20がトランジスタ14の駆動電圧S1をローレベルに切り替え、ドミナント信号の出力を停止すると(時点t3)、マスタノード10の終端抵抗12から、通信線2を介して、スレーブノード30のトランジスタ34に電流が流れる。
このとき、終端抵抗12を流れる電流の経路は、単にトランジスタ14からトランジスタ34に切り替えられるだけであり、スレーブノード30側では、トランジスタ34を介して通信線2をグランドラインに接地している状態であるので、通信線2に流れる電流を制御することはできない。
この結果、上記のようにマスタノード10側のトランジスタ14がオフされた時点t3で、通信線2に流れる電流が急峻に変化し、その電流変化によって、大きな放射ノイズが発生する。
なお、放射ノイズは、通信線2に流れる電流の単位時間当たりの変化量(図8に示す電流の傾き)を抑えることにより低減することはできる。しかし、スレーブノード30では、通信線2をドミナント信号出力時の電位(ここではグランド電位)に固定していることから、ドミナント信号の出力/停止を切り替えるときのように、トランジスタ34の駆動電圧を制御して、電流変化を抑えることはできない。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、通信線を介して複数のノードが接続され、各ノードから出力されるドミナント信号が衝突する可能性のある通信方式にて各ノードがデータ通信を行う通信システムにおいて、通信線の電流変化によって放射ノイズが発生するのを抑制することを目的とする。
本発明の通信システムにおいて、通信線に接続される複数の通信装置の内の少なくとも一つは、ドミナント信号送信時に通信線に出力する電圧のドミナント信号非送信時からの変化幅が、他の通信装置がドミナント信号送信時に通信線に出力する電圧のドミナント信号非送信時からの変化幅よりも小さくなるように設定された第1ドライバを備える。
従って、第1ドライバを備えた通信装置からのドミナント信号と、他の通信装置からのドミナント信号とが通信線上で衝突した際には、上記変化幅の違いによって、通信線の両側(詳しくは各通信装置が接続された部分)で電位差が生じ、通信線には電位の高い側から低い側へと一方向に電流が流れることになる。
また、第1ドライバを備えた通信装置とは異なる他の通信装置には、ドミナント信号の送信時に通信線に流れる電流の単位時間当たりの変化量を制限可能な第2ドライバが備えられている。
このため、上記のようにドミナント信号が通信線上で衝突しているときに、第1ドライバを備えた通信装置がドミナント信号の送信を停止し、通信線に流れる電流が変化したとしても、その変化量を、第2ドライバを備えた他の通信装置にて制限することができる。
よって、本発明の通信システムによれば、通信線に流れる電流の変化を滑らかにして、放射ノイズの発生を抑制することができる。
実施形態の通信システム全体の構成を表すブロック図である。 実施形態の通信システムの動作を表すタイムチャートである。 実施形態のスレーブノードの変形例を表すブロック図である。 通信システムの変形例を表す説明図である。 2種類のノードの機能を実現可能な通信装置の構成例を表すブロック図である。 図5に示した通信装置における機能の切り替え動作を表すタイムチャートである。 従来の通信システム全体の構成を表すブロック図である。 従来の通信システムの動作を表すタイムチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
なお、本発明は、下記の実施形態によって何ら限定して解釈されない。また、下記の実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も本発明の実施形態である。また、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も本発明の実施形態である。また、下記の実施形態の説明で用いる符号を特許請求の範囲にも適宜使用しているが、これは本発明の理解を容易にする目的で使用しており、本発明の技術的範囲を限定する意図ではない。
[実施形態]
図1に示すように、本実施形態の通信システムは、自動車に配線された通信用のバスである通信線2に対し、一つのマスタノード10と、1又は複数のスレーブノード30とを接続することにより構成される、自動車用通信システムである。
そして、マスタノード10及びスレーブノード30には、それぞれ、図7に示した従来の通信システムと同様、電源電圧Vcが印加された電源ラインを通信線2に接続する終端抵抗12、32と、受信用のコンパレータ16、36と、通信回路20、40とが備えられている。
また、マスタノード10及びスレーブノード30には、通信線2をグランドラインに接地することでドミナント信号を送信する送信用のドライバ13、33が設けられている。
マスタノード10に設けられた送信用のドライバ13は、通信線2をグランドラインに接地するためのトランジスタ14と、トランジスタ14のベースに通信回路20からの駆動信号を入力することでトランジスタ14をオンさせる抵抗18と、トランジスタ14のエミッタとグランドラインとの間に設けられたダイオード22と、から構成されている。
ダイオード22は、トランジスタ14がオン状態であるとき、トランジスタ14からグランドラインに流れる電流方向が順方向となるように設けられている。
このため、通信回路20からの駆動電圧S1により、トランジスタ14がオン状態になったときには、図2に示すように、ドミナント信号として、通信線2に、グランド電位よりもダイオード22の順方向電圧Vf(約0.7V)分だけ高い電圧が印加されることになる。
従って、ドミナント信号送信時にマスタノード10から通信線2に印加される電圧の、ドミナント信号非送信時にマスタノード10から通信線2に印加される電圧(電源電圧Vc)からの変化幅は、「Vc−Vf」となる。
一方、スレーブノード30に設けられた送信用のドライバ33は、通信線2をグランドラインに接地するためのトランジスタ34と、トランジスタ34のベースに通信回路40からの駆動信号を入力することでトランジスタ34をオンさせる抵抗38と、トランジスタ34のエミッタとグランドラインとの間に設けられた抵抗42とを備える。
この抵抗42は、その両端電圧(詳しくは、トランジスタ34との接続点の電圧)から、トランジスタ34を介して通信線2に流れる電流を検出するためのものであり、検出信号(電圧)は、微分回路44に入力される。
微分回路44は、抵抗42による電流の検出電圧を微分することで、単位時間当たりの電流変化量が大きいほど電圧が大きくなる信号S4を生成し、反転増幅回路46に出力する。
また、反転増幅回路46は、微分回路44からの信号S4を反転増幅し、反転増幅後の信号S5を、コンデンサ48を介して、トランジスタ34のベースに出力する。
従って、トランジスタ34を介して通信線2に流れる電流は、微分回路44及び反転増幅回路46の動作によって、単位時間当たりの電流変化量が小さくなるよう制御されることになる。
また、図2に示すように、ドミナント信号送信時にスレーブノード30から通信線2に印加される電圧は、概ねグランド電位と同電位になり、ドミナント信号非送信時からの電圧変化量は、略電源電圧Vcとなる。
このため、マスタノード10からのドミナント信号とスレーブノード30からのドミナント信号とが衝突した際には、通信線2のマスタノード10側の電位がスレーブノード30側の電位よりも高くなり、通信線2には、スレーブノード30のドライバ33を介して、マスタノード10側からスレーブノード30側に電流が流れる。
このようにスレーブノード30のドライバ33が通信線2から電流を引き込んでいるとき、マスタノード10の通信回路20がトランジスタ14の駆動(換言すればドミナント信号の送信)を停止し(時点t3)、通信線2のマスタノード10側の電位が図2に点線で示すように上昇しても、通信線2に流れる電流が大きく変化することはない。
よって、本実施形態の通信システムによれば、マスタノード10及びスレーブノード30からのドミナント信号が通信線2上で衝突し、その後、マスタノード10がドミナント信号の送信を停止したとしても、通信線2に流れる電流が変化して、放射ノイズが発生するのを抑えることができる。
なお、本実施形態において、マスタノード10に設けられたドライバ13は、本発明の第1ドライバに相当し、スレーブノード30に設けられたドライバ33は、本発明の第2ドライバに相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて種々の態様をとることができる。
[変形例1]
例えば、上記実施形態では、スレーブノード30に設けられたドライバ33は、抵抗42を介して通信線2に流れる電流を検出し、その検出信号(電圧)を微分し、反転増幅することで、通信線2に流れる電流の単位時間当たりの変化量が小さくなるように、トランジスタ34をフィードバック制御するものとして説明した。
しかし、スレーブノード30に設けるドライバ33は、通信線2に流れる電流の単位時間当たりの変化量を、放射ノイズが発生しない程度に抑制することができればよいことから、図3に示すように、トランジスタ34に流れる電流を直接制御するようにしてもよい。
つまり、図3に示すドライバ33は、通信回路40から出力される駆動信号(電圧)を、立上がり及び立下がりがなだらかな台形波に変換する台形波生成回路56と、台形波生成回路56からの駆動電圧をトランジスタ54のベースに印加することで、台形波形状の駆動電圧を電流に変換する電圧/電流変換回路58とを備える。
なお、トランジスタ54はエミッタが接地され、コレクタが抵抗52を介して電源ラインに接続されており、電源ラインとの接続点が、ドミナント信号送信用のトランジスタ34のベースに接続されている。また、トランジスタ34のエミッタは、図7に示した従来装置と同様、グランドラインに直接接地されている。
この結果、トランジスタ34は、ドミナント信号の送信時に、台形波生成回路56からの駆動電圧の電圧波形に従い、通信線2に流れる電流を変化させることになり、マスタノード10がドミナント信号の送信を停止した際、通信線2に流れる電流が急峻に変化するのを防止できる。
よって、スレーブノード30のドライバ33を図3に示すように構成しても、通信線2に流れる電流が急峻に変化して、通信線2から放射ノイズが発生するのを防止することができる。
[変形例2]
次に、上記実施形態では、マスタノード10及びスレーブノード30に、図7に示した従来システムと同様の通信回路20、40が設けられている。
このため、上記実施形態では、スレーブノード30の通信回路40が、マスタノード10からのドミナント信号に同期してドミナント信号を送信するか否かを切り替えることで、マスタノード10に対しデータを送信することになる。
しかし、本発明は、上記実施形態とは通信方式が異なるマスタ/スレーブ型の通信システムであっても、或いは、上記特許文献1に記載のように、通信用のバスに接続された複数の通信装置が、それぞれ、キャリアセンスによりバスの空き状態を確認した後、任意のタイミングでデータ送信を行うCSMA方式(例えば、CSMA/CD方式)の通信システムであっても、上記実施形態と同様に適用することができる。
なお、上記実施形態とは通信方式が異なるマスタ/スレーブ型の通信システム(特に車両用)としては、図4に示すような、LIN(Local Interconnect Network)方式の通信システムを挙げることができる。
つまり、図4に示す通信システムでは、通信用のバスに一つのマスタノード80と複数のスレーブノード81、82、…が接続されており、マスタノード80が識別子等からなるヘッダを送信し、その後、送信すべきデータを有するスレーブノード81、82、…が、送信データを含むレスポンスを送信する。
そして、この種の通信システムにおいても、マスタノード80に、本発明の第1ドライバとしての機能を有するドライバ13を設け、スレーブノード81、82、…に、本発明の第2ドライバとしての機能を有するドライバ33を設けるようにすれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
[変形例3]
また、上記実施形態では、マスタノード10に、本発明の第1ドライバとしての機能を有するドライバ13を設け、スレーブノード30に、本発明の第2ドライバとしての機能を有するドライバ33を設けるものとして説明した。
これは、マスタノード10によるドミナント信号の送信頻度が、スレーブノード30よりも高いからである。
つまり、ドミナント信号の送信頻度が高い通信装置は、ドミナント信号の衝突時に、ドミナント信号の送信を停止する確率も高くなることから、ドミナント信号の送信頻度が高い通信装置に第1ドライバとしての機能を持たせ、残りの通信装置に第2ドライバとしての機能を持たせた方が、本発明の効果をより有効に発揮させることができる。
このため、通信装置にマスタ/スレーブの区別のない通信システム(例えば、上述したCSMA方式の通信システム)であれば、ドミナント信号の送信頻度が最も高い通信装置に、本発明の第1ドライバとしての機能を有するドライバ13を設け、他の通信装置に、本発明の第2ドライバとしての機能を有するドライバ33を設けるようにすればよい。
[変形例4]
また、マスタ/スレーブ型の通信システムであっても、CSMA方式の通信システムであっても、システムを構成する通信装置(ノード)70には、図5に示すように、第1ドライバ及び第2ドライバとしての機能を有する送信回路60を設けるようにしてもよい。
この場合、各通信装置(ノード)70には、それぞれ、ドミナント信号の送信時に、他の通信装置からドミナント信号が送信されているか否かを判定する判定回路66を設ける。
そして、判定回路66は、他の通信装置からドミナント信号が送信されていれば、送信回路60を第2ドライバ(上記実施形態のドライバ33)として機能させ、他の通信装置からドミナント信号が送信されていなければ、送信回路60を第1ドライバ(上記実施形態のドライバ13)として機能させるように構成する。
なお、送信回路60は、図1に示したドライバ33と同様の構成のものに、ダイオード62と、トランジスタ64とを設けるようにすればよい。
すなわち、送信回路60において、電流検出用の抵抗42とグランドラインとの間には、トランジスタ34のオン時に通信線2に印加する電位を、グランド電位よりも一定電圧Vfだけ高い電位にするためのダイオード62を設ける。
また、送信回路60には、ダイオード62をバイパスする電流経路を形成するか否かを、判定回路66から出力される切り替え信号により切り替えるトランジスタ64を設ける。
そして、この場合、判定回路66は、図6に示すように、通信回路40からトランジスタ34をオンするための駆動電圧Son(ハイレベル)が出力されたときに、コンパレータ36からの出力がハイレベルであれば、ローレベルの信号を出力し、逆に、コンパレータ36からの出力がローレベルであれば、ハイレベルの切り替え信号を出力するように構成する。
このようにすれば、通信装置70が他の通信装置よりも早くドミナント信号を送信する際には、通信線2への出力を、グランド電位よりもダイオード62の順方向電圧Vf分だけ高くして、送信回路60を第1ドライバとして機能させることができる。
また、通信装置70がドミナント信号を送信する際に、既に他の通信装置がドミナント信号を送信している場合には、通信線2への出力をグランド電位にすることで、送信回路60を第2ドライバとして機能させることができる。
[変形例5]
また次に、上記実施形態では、通信システムを構成する複数の通信装置(ノード)は、それぞれ、ドミナント信号を、通信線2の電位をハイレベル(電源電圧Vc)からローレベル(グランド電位若しくはダイオードの順方向電圧Vc)に切り替えることにより送信するものとして説明した。
しかし、本発明は、通信システムを構成する複数の通信装置(ノード)が、通信線2の電位をローレベル(グランド電位)からハイレベル(電源電圧Vc若しくは「Vc−Vf」)に切り替えることにより、ドミナント信号を送信するように構成された通信システムであっても、上記実施形態と同様に適用することができる。
[変形例6]
また、上記実施形態では、マスタノード10がドミナント信号を出力する際の電圧を、スレーブノード30がドミナント信号を出力する際の電圧と異なる値に設定するのに、ダイオード22の順方向電圧Vfを利用するものとして説明したが、ダイオード22とは異なる定電圧源を利用してもよい。
2…通信線、10,80…マスタノード、12…終端抵抗、13,33…ドライバ、14,34,54,64…トランジスタ、16,36…コンパレータ、18,38,42、52…抵抗、20,40…通信回路、22,62…ダイオード、30,81,82…スレーブノード、44…微分回路、46…反転増幅回路、48…コンデンサ、56…台形波生成回路、58…電圧/電流変換回路、60…送信回路、66…判定回路、70…通信装置。

Claims (5)

  1. 通信線に接続された複数の通信装置を備え、前記通信線上で各通信装置からのドミナント信号が衝突することのある通信システムにおいて、
    前記複数の通信装置の内の少なくとも一つ(10)は、前記ドミナント信号送信時に前記通信線に出力する電圧の前記ドミナント信号非送信時からの変化幅が、他の通信装置が前記ドミナント信号送信時に前記通信線に出力する電圧の前記ドミナント信号非送信時からの変化幅、よりも小さくなるように設定された第1ドライバ(13)を備え、
    前記複数の通信装置の内、前記第1ドライバを備えた通信装置とは異なる他の通信装置(30)は、前記ドミナント信号の送信時に前記通信線に流れる電流の単位時間当たりの変化量を制限可能な第2ドライバ(33)を備えたことを特徴とする通信システム。
  2. 前記複数の通信装置として、一つのマスタノード(10)と、1又は複数のスレーブノード(30)とを備え、
    前記第1ドライバは、前記マスタノードに設けられ、前記第2ドライバは、前記スレーブノードに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記マスタノードは、前記ドミナント信号を周期的に送信し、
    前記スレーブノードは、前記マスタノードからの前記ドミナント信号に同期して自身のドミナント信号を送信するか否かを切り替えることで、データ送信を行うことを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記第1ドライバは、前記複数の通信装置の内、前記ドミナント信号の送信頻度が高い通信装置に設けられ、
    前記第2ドライバは、前記第1ドライバが設けられていない他の通信装置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  5. 前記複数の通信装置は、
    前記第1ドライバ及び前記第2ドライバとしての機能を有する送信回路(60)と、
    前記ドミナント信号の送信時に、他の通信装置からドミナント信号が送信されているか否かを判定して、他の通信装置から前記ドミナント信号が送信されていなければ、前記送信回路を前記第1ドライバとして機能させ、他の通信装置から前記ドミナント信号が送信されていれば、前記送信回路を前記第2ドライバとして機能させる切替手段(66)と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
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