JP2839054B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2839054B2
JP2839054B2 JP4203530A JP20353092A JP2839054B2 JP 2839054 B2 JP2839054 B2 JP 2839054B2 JP 4203530 A JP4203530 A JP 4203530A JP 20353092 A JP20353092 A JP 20353092A JP 2839054 B2 JP2839054 B2 JP 2839054B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/407Bus networks with decentralised control
    • H04L12/413Bus networks with decentralised control with random access, e.g. carrier-sense multiple-access with collision detection [CSMA-CD]
    • H04L12/4135Bus networks with decentralised control with random access, e.g. carrier-sense multiple-access with collision detection [CSMA-CD] using bit-wise arbitration

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非破壊的アービットレ
ーション機能を有し、デジタルデータを1ビット毎にパ
ルス幅変調してシリアル通信を行なうCSMA/CD
(carriersense multiple access/collision detectio
n)方式のデータ通信システムに使用される通信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、非破壊的アービットレーション機
能を有するCSMA/CD方式のデータ通信システムと
して、伝送線路に他の通信装置からの伝送データが流れ
ていないときに、伝送データの送信を開始し、伝送デー
タの送信中は、送信中の伝送データと他の通信装置から
の伝送データとの伝送線路上での衝突を監視し、伝送デ
ータの衝突時には、優先順位の高い伝送データを送信し
ている通信装置が伝送データを送信し続け、優先順位の
低い伝送データを送信している通信装置が伝送データの
送信を停止するようにしたものがある(特開昭62ー2
08737号公報等)。このシステムに対してアメリカ
の自動車技術者協会(SAE)で国際標準であるJ18
50規格が定められている。
【0003】この通信装置は、自らが出力した伝送デー
タが伝送線路を流れているか否かを、伝送データの1ビ
ット毎に確認し、自らが出力した伝送データと同一のデ
ータが伝送線路に流れていれば、伝送データの送信を継
続し、自らが出力した伝送データと同一のデータが伝送
線路に流れていなければ、伝送データの送信を中止す
る。
【0004】従って、データ通信システムを構成する各
通信装置が上記のような動作を行なうことにより、例え
ば図9に示す如く、3つの通信装置A,B,Cが時点t
1にて同時に伝送データの送信を開始したような場合、
各通信装置A,B,Cからの伝送データが一致してお
り、伝送線路Lにも各通信装置A,B,Cが送信中の伝
送データと同じ伝送データが流れている場合には、各通
信装置A,B,Cが伝送データの送信を継続し、その後
各通信装置A,B,Cからの伝送データが一致しなくな
り、伝送線路Lにその内の優先順位の高い(図9におい
ては、Highレベル優先)伝送データが流れるようになる
と、優先順位の低い伝送データを送信した通信装置B,
Aが、順次、伝送データの送信を停止し、最終的には通
信装置Cのみが伝送データの送信を継続することとな
る。
【0005】ところでこうした非破壊的アービットレー
ション機能を有するCSMA/CD方式のデータ通信シ
ステムでは、他の通信装置が伝送線路上に伝送データを
出力していない場合には、いつでも伝送データの出力を
行なうことができる。しかし通信装置は、周知の伝送ラ
インドライバ/レシーバ(以下、単にD/Rと記載す
る。)を介して伝送データの送受信を行うため、そのD
/Rの伝送遅れや、伝送線路の浮遊容量等により、通信
装置が伝送線路上の伝送データを受信する際に、遅れ時
間が生じる。
【0006】このため、図10(a)に示すように、あ
る通信装置が送信端子TX1から伝送データの送信を開始
しても、自己及び他の通信装置は、その伝送データを遅
れ時間△dだけ遅れて(図に示すTX1′)受信すること
となり、その遅れ時間△d内に他の通信装置が送信端子
TX2から伝送データの送信を開始することがある。この
場合、各通信装置は、その送信端子TX2からの伝送デー
タも遅れ時間△dだけ遅れて(図に示すTX2′)受信す
ることとなるため、結局、各通信装置の受信端子RX1,
RX2には、各通信装置からの伝送データTX1′,TX2′
を合成した信号が入力されることとなり、その入力デー
タは、各通信装置が送信した伝送データとは異なるデー
タ(図に示す斜線部分がLow レベルからHighレベルに変
化したデータ)となってしまい、正常なデータ通信を実
行できなくなることがある。
【0007】一方この種のデータ通信システムにおい
て、各通信装置は、自己のシステムクロックにより動作
するため、各通信装置間でシステムクロックが異なり、
送信する伝送データの周期が一致しないことがある。こ
の場合、例えば図10(b)に示すように、2つの通信
装置が送信端子TX1,TX2から同じタイミングで伝送デ
ータの送信を開始したとしても、各伝送データの周期の
ずれにより、伝送線路Lには各通信装置が送信した伝送
データとは異なる信号が現れ、各通信装置が共に伝送デ
ータの送信を停止してしまうことがある。
【0008】本発明は、非破壊的アービットレーション
機能を有するCSMA/CD方式のデータ通信システム
において、各通信装置での伝送データの受信遅れ、或は
各通信装置間でのシステムクロックの違いがあっても、
正常なデータ通信を実行することのできるようにするこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、送信手段より伝送線路上に伝送
データを送出後、伝送線路上の伝送データを受信し、こ
の受信した伝送データにおけるビット単位の送信タイミ
ングを検出し、このタイミングを基に、伝送線路に送出
する伝送データの1ビット毎のパルス幅及び次のビット
送信タイミングを決定するように構成したことを特徴と
している。
【0010】
【作用】従って、各通信装置の送信タイミングにずれが
生じた場合でも、受信した伝送データを基に伝送データ
の1ビット毎のパルス幅及び次のビット送信タイミング
が決定され、各通信装置から送信する伝送データが同期
することになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。車両用通信システムは、マスタノード,コラム周
辺のスイッチ(ヘッドランプスイッチ等)の情報をマス
タノードに送信するコラムノード,メータパネルのウォ
ーニングランプ等の情報をマスタノードに送信するメー
タノード等の各種のノードを伝送線路Lにて接続してい
る。例えば、図2(a)に示すように、ノードA,B,
C,…を、伝送線路Lを介して接続したものである。各
ノードA,B,C…は、図2(b)に示す如く、車両各
部の状態の監視及び制御を行なう電子制御ユニット(以
下単にECUという。)2と、伝送線路Lを介して他の
ノードとデータ通信を行うための通信装置4と、通信装
置4と伝送線路Lとの間に挿入されて、通信装置4の送
信端子TX から出力された伝送データを伝送線路L上に
流すと共に、伝送線路Lを流れる伝送データを通信装置
4の受信端子RX に入力するD/R(伝送ラインドライ
バ/レシーバ)6とから構成されている。
【0012】また、通信制御装置4は、図2(c)に示
す如く構成されている。ECU通信用受信部12は、E
CU2からの送信要求や送信用のデジタルデータを受信
する。ここで、ECU2から送出されるデジタルデータ
は、図3に示すように、J1850規格に則り、フレー
ム開始符号(SOF)、データ(DATA)、エラーチ
ェックコード(ERR)、データ終了符号(EOD:En
d of Data )、正常受信符号( IFR:Inter Frame Re
sponse) 、フレーム終了信号(EOF)、フレーム区切
り符号(IFS:Inter Frame Separation) のフレーム
にて構成される。送信制御部16はECU通信用受信部
12から送信されたデータに基づき伝送ライン送信部1
4から伝送データをD/R6を介して送信させる。ま
た、伝送ライン受信部18はD/R6を介して受信端子
RX に入力された伝送線路L上の伝送データを取り込
む。受信制御部20は伝送ライン受信部18にて取り込
まれた伝送データをデジタルデータに変換すると共に、
伝送データの中から各種コードを取り出し、必要に応じ
て送信制御部16に対し回答用の伝送データを送信させ
る。ECU通信用送信部22は、受信制御部20にて得
られたデジタルデータをECU2に送信する。
【0013】ここで送信制御部16は、伝送ライン送信
部14に伝送データを送信させる際、受信制御部20か
らの信号により、伝送線路Lに他のノードからの伝送デ
ータが流れていないかどうかを確認(キャリアチェッ
ク)し、他のノードからの伝送データが流れていない、
すなわち送信可能状態の時に、伝送ライン送信部14か
ら伝送データを送信させる。また、他のノードからの伝
送データが流れている場合には伝送データの送信を所定
期間延期させる。さらに、受信制御部20より、送信中
の伝送データと受信した伝送データとが不一致となった
ことを示す信号を受けると送信を停止させる。
【0014】この送信制御部16は、具体的には、EC
U通信用受信部12から伝送データを受信したとき受信
制御部20からの信号により送信可能状態を検出する
と、伝送データにおけるSOFの開始信号を伝送ライン
送信部14に送出するとともに、伝送データのビット毎
のパルス幅を示す基準値Cαを順次伝送ライン送信部1
4に送出し、さらに伝送データの送信を停止する場合に
は停止信号を伝送ライン送信部14に送出するように構
成されている。
【0015】また受信制御部20は、送信制御部16が
伝送ライン送信部14に伝送データを送信させていると
き、送信中の伝送データと伝送ライン受信部18が受信
した伝送データとを1ビット毎に比較し、伝送データが
一致していなければ送信制御部16に対して伝送データ
の送信を停止させる信号を送出する。このため、受信制
御部20は図4の部分構成図に示すように、伝送ライン
受信部18から受信した伝送データの各サンプリングデ
ータに基づき、上述したフレーム構成データ(SOF
等)を各検出回路20a 、20b等で検出し、図示しな
い回路にて上記した送信中の伝送データと伝送ライン受
信部18が受信した伝送データとの1ビット毎の比較を
行うようにしている。また、SOF検出回路20a にて
SOFを検出した場合にはS2パルスをパルス発生回路
20cよりS2信号線に発生し、EOF検出回路20b
にてEOFを検出した場合にはS1パルスをパルス発生
回路20dよりS1信号線に発生する。これらS1、S
2パルスの意味については後述する。
【0016】次に、本願発明の特徴部分をなす、上記伝
送ライン送信部14及び伝送ライン受信部18について
説明する。図1に示す如く、伝送ライン送信部14に
は、伝送データを送信端子TX を介して出力するセット
/リセット型のフリップフロップ(以下単にF/Fとい
う)30と、発振回路31からのシステムクロックによ
りカウントを行ない伝送データの1ビット毎の送信時間
を計時するカウンタ32と、カウンタ32のカウント値
Cが基準値Cβとなったとき論理和回路OR1を介して
F/F30をセットすることによりF/F30が出力す
る伝送データを立ち上げる立上がりエッジコンパレータ
34と、カウンタ32のカウント値Cが基準値Cαとな
ったとき論理和回路OR2を介してF/F30をリセッ
トすることによりF/F30が出力する伝送データを立
ち下げる立下がりエッジコンパレータ36と、カウンタ
32のカウント値Cが、所定値Ca(Ca<Cβ)以
上,所定値Cb(Cb>Cβ)以下の所定範囲内にある
とき、受信端子RX に入力された伝送線路L上の伝送デ
ータの立上がりエッジによりカウンタ32をリセットす
ると共に、論理和回路OR1を介してF/F30をセッ
トする同期コンパレータ38とが備えられている。な
お、伝送データの送信開始にあたっては、送信制御部1
6からSOFの開始信号が送出され、この開始信号によ
り論理和回路OR1を介してF/F30がセットされ、
最初の伝送データを伝送線路L上に送出する。
【0017】また伝送ライン受信部18には、受信端子
RX に入力された伝送線路L上の伝送データをサンプリ
ングするD型のフリップフロップからなるサンプリング
回路40と、伝送ライン送信部14に設けたカウンタ3
2のカウント値Cに基づき、サンプリング回路40のサ
ンプリングタイミングを決定するサンプリングコンパレ
ータ42とがある。
【0018】ここで伝送ライン送信部14において、立
下がりエッジコンパレータ36の基準値Cαは、送信制
御部16によりデジタルデータの1ビット毎に設定さ
れ、またF/F30は、伝送データの送信を停止するた
めに、論理和回路OR2を介して送信制御部16から直
接リセットできるようになっている。
【0019】またカウンタ32のカウント値Cにより伝
送データの立上がりエッジを決定する立上がりエッジコ
ンパレータ34は、伝送データを正確に送信するため
に、図5に示す如く、カウンタ32がリセットされてか
ら、伝送データの1ビット時間から伝送データの受信遅
れ時間△dを差し引いた時間△β経過した時点で、送信
する伝送データを立ち上げるようにされている。
【0020】即ち、立上がりエッジコンパレータ34に
は、1ビット時間をカウンタ32のカウント値Cに換算
した値(例えば96)から、伝送データの受信遅れ時間
△dをカウンタ32のカウント値Cに換算した値(例え
ば3)を差し引いた値Cβ(例えば93)が予め設定さ
れている。
【0021】一方、J1850規格では、デジタルデー
タのビット情報が「0」であればパルス幅(即ちHighレ
ベル時間)を1ビット時間に対して2/3とし、デジタ
ルデータのビット情報が「1」であればパルス幅を1ビ
ット時間に対して1/3とするものと規定されているた
め、立下がりエッジコンパレータ36の基準値Cαを設
定する送信制御部16は、伝送データのパルス幅を1ビ
ット時間に正確に対応させるために、図5に示す如くカ
ウンタ32がリセットされてから、デジタルデータのビ
ット情報に対応した時間(即ち1ビット時間の2/3又
は1/3時間)から伝送データの受信遅れ時間△dを差
し引いた時間△α経過した時点で、伝送データが立ち下
がるように、立下がりエッジコンパレータ36の基準値
Cαを設定する。
【0022】即ち、立下がりエッジコンパレータ36に
は、ビット情報に対応したパルス幅をカウンタ32のカ
ウント値Cに換算した値(例えば64,32)から、伝
送データの受信遅れ時間△dをカウンタ32のカウント
値Cに換算した値(例えば3)を差し引いた値Cα(例
えば61,29)が設定される。
【0023】また同期コンパレータ38は、カウンタ3
2を受信端子RX に入力された伝送線路L上の伝送デー
タの立上がりエッジによりリセットさせると共に、F/
F30をセットするが、図5に示す如く、その領域を、
カウンタ32のカウント値Cが所定範囲Ca〜Cb内に
ある領域Xに制限する。これは伝送線路Lにエンジン等
からのノイズが重畳して、受信端子RX に入力される伝
送データに図に点線で示す如きパルス状のノイズNが生
じ、そのノイズNの立上がりによりカウンタ32を誤っ
てリセットしてしまうことがあるためである。つまり同
期コンパレータ38は、カウンタ32のリセット領域を
制限することにより、こうしたノイズによる誤動作を防
止する。
【0024】尚同期コンパレータ38は、伝送線路L上
の伝送データの立上がりエッジによりカウンタ32をリ
セットするだけでなく、F/F30をセットする。これ
は以下に示す2つの意味がある。第1に、伝送データの
立ち上げ前に伝送線路L上の伝送データの立上がりエッ
ジが入力された場合には、カウンタ32がリセットされ
るため、立上がりエッジコンパレータ34による伝送デ
ータの立ち上げが不可能になってしまい、いわゆるビッ
ト抜けが発生してしまうのを防止するためである。この
ような伝送データの立ち上がりタイミングの相違は、各
通信装置間でのシステムクロックの違いによって生じう
る。第2に、他の通信装置より先に伝送データが送出さ
れ、その伝送データの受信が行われた後に、伝送データ
を送信すしようとすると、伝送データの受信による同期
タイミングをとることができないため、伝送データの受
信が行われた場合には、予めF/F30をセットして送
信を行い、その後に伝送データを送信した場合でも、そ
の伝送データの同期を確実にとることができるようにす
るためである。
【0025】かかる同期コンパレータ38は、図6に示
す如く、カウンタ32のカウント値Cが所定値Caとな
ったときに信号を発生する同期許可開始検出コンパレー
タ38aと、カウンタ32のカウント値Cが所定値Cb
となったときに信号を発生する同期許可終了検出コンパ
レータ38bと、同期許可開始検出コンパレータ38a
からの信号によりセットされ、同期許可終了検出コンパ
レータ38bからの信号によりリセットされるF/F3
8cと、F/F38cの出力及び受信端子RXに入力さ
れた伝送線路L上の伝送データを受け、各信号レベルが
共にHighレベルであるときにHighレベルの信号を出力す
る論理積回路AND1と、論理積回路AND1からの信
号と同期許可終了検出コンパレータ38bからの信号を
F/F38cのリセット端子に入力する論理和回路OR
3とから構成されている。
【0026】即ちこのように構成された本実施例の同期
コンパレータ38においては、同期許可開始検出コンパ
レータ38a及び同期許可終了検出コンパレータ38b
が、カウンタ32のカウント値Cが所定範囲Ca〜Cb
内にあるときにF/F38cをセットするように動作す
ると共に、その動作によりF/F38cがセットされる
期間内に受信端子RX を介して入力される伝送線路L上
の伝送データがHighレベルとなると、論理積回路AND
1からHighレベルの信号を出力し、その信号によりF/
F38cをリセットさせる。このため同期コンパレータ
38からは、カウンタ32のカウント値Cが所定範囲C
a〜Cb内にあるときに伝送線路L上の伝送データがHi
ghレベルとなった後、そのHighレベルの信号によりF/
F38cがリセットされる動作期間、カウンタ32リセ
ット用のパルス信号が出力されることとなる。
【0027】また、受信制御部20からのS1パルスが
論理和回路OR4を介してF/F38cのセット端子に
入力され、受信制御部20からのS2パルスが論理和回
路OR3を介してF/F38cのリセット端子に入力さ
れる。
【0028】このことにより、前回の伝送データのEO
F検出から今回受信した伝送データのSOF検出までF
/F38cがセットされるため、この期間に伝送線路L
上に他の通信装置からの伝送データを受信すると、カウ
ンタ32のリセット用のパルスを送出し、上述したよう
に、他の通信装置より遅れて伝送データの送信を行う場
合にも同期した伝送データの送信を行うことができる。
【0029】以上説明したデータ通信システムにおいて
は、各ノードA,B,Cに設けられた通信制御装置4
が、伝送線路Lに他のノードからの伝送データが流れて
いないときに伝送データの送信を開始し、その送信中に
伝送線路Lに流れている伝送データが自己が送信した伝
送データと一致しなくなると、その送信を停止する。ま
た各通信制御装置4においては、送信制御部16が伝送
ライン送信部14のF/F30をセットすることにより
伝送データの送信を開始し、その後は、基本的には、伝
送線路Lに流れる伝送データの立上がりエッジによりリ
セットされるカウンタ32のカウント値Cと、基準値C
α,Cβとにより、夫々決定されるパルス幅及び1ビッ
ト時間によって、デジタルデータを1ビット毎にパルス
幅変調することにより、伝送データを生成する。
【0030】このため、図7(a)に示す如くD/R6
の伝送遅れや伝送線路の浮遊容量等による伝送データの
受信遅れ△dにより、2つの通信装置がその送信端子T
X1,TX2から異なるタイミングで伝送データの送信を開
始した場合には、後に送信を開始した通信装置が、伝送
データを、先に送信を開始した通信装置からの伝送デー
タに同期する。
【0031】また、図7(b)に示す如く、通信装置間
でのシステムクロックの違いによって、2つの通信装置
がその送信端子TX1,TX2から周期の異なる伝送データ
の送信を開始した場合には、周期の長い伝送データを送
信する通信装置が、周期の短い伝送データを送信する通
信装置に同期することとなる。この場合パルス幅自体に
ついてはシステムクロックの違いによって相違してくる
が、その相違が許容範囲内であれば、自己が送信した伝
送データと伝送線路Lに流れている伝送データとの一致
判定に支障が生じることはない。すなわち、そのデータ
の一致判定は、逐一の一致判定ではなく例えば3ポイン
トチェック等のサンプリング的なものであるからであ
る。
【0032】従って、上記説明からも明らかなように、
本実施例によれば、各通信制御装置4が送信する伝送デ
ータと伝送線路Lに流れる伝送データとを、伝送データ
の1ビット毎に同期させることができる。
【0033】また本実施例では、伝送データの立上がり
エッジを決定する立上がりエッジコンパレータ34及び
立下がりエッジを決定する立下がりエッジコンパレータ
36には、伝送データの1ビット時間及びビット情報に
対応したパルス幅から伝送遅れ時間△dを差し引いた値
に相当するカウント値Cβ,Cαを夫々基準値として設
定するようにされているため、伝送データを伝送線路L
上の伝送データと同期させることにより、各通信制御装
置4が送信する伝送データが伝送遅れ時間△d分長くな
るといったことはなく、各通信制御装置4は、伝送デー
タの1ビット時間及びパルス幅を正確に設定することが
できるようになる。
【0034】更に本実施例では、同期コンパレータ38
により、カウンタ32を伝送線路L上の伝送データの立
上がりエッジによりリセットさせる領域を、伝送データ
の1ビット毎に制限するようにされているため、伝送線
路Lに流れる伝送データに重畳されたノイズ等によっ
て、カウンタ32を誤ってリセットしてしまうのを防止
することができる。
【0035】なお、上記実施例では、受信端子RX に入
力された伝送線路L上を流れる伝送データの立上がりエ
ッジによりカウンタ32をリセットすることにより、送
信する伝送データを伝送線路L上の伝送データと同期さ
せるように構成したが、例えば2本の伝送線路により互
いに反転した伝送データを伝送するように構成されたツ
イストペア方式のデータ通信システムのように、上記実
施例の伝送データとは正負が逆の伝送データが流れる伝
送線路を有するデータ通信システムの場合には、その伝
送線路に流れる伝送データの立下がりエッジによりカウ
ンタ32をリセットするようにすればよい。
【0036】また上記実施例では、伝送データの立上が
り及び立下がりタイミングを決定するカウンタ32及び
カウンタ32を伝送線路L上の伝送データの立上がりタ
イミングによりリセットさせる同期コンパレータ38を
伝送ライン送信部14に夫々1個設け、伝送ライン受信
部18のサンプリングコンパレータ42は、そのカウン
タ32のカウント値から、サンプリング回路40のサン
プリングタイミングを決定するように構成したが、図8
に示す如く、伝送ライン送信部14に送信カウンタ52
及び送信同期コンパレータ54を、伝送ライン受信部1
8に受信カウンタ56及び受信同期コンパレータ58
を、夫々設け、伝送ライン送信部14において伝送デー
タの立上がり及び立下がりタイミングを決定する際には
送信カウンタ52のカウント値を用い、伝送ライン受信
部18にてサンプリング回路40のサンプリングタイミ
ングを決定する際には受信カウンタ56のカウント値を
用いるように構成しても、伝送データを伝送線路L上の
伝送データに1ビット毎に同期させることができる。
【0037】また、本実施例ではリセット時、カウンタ
32を0に設定し立ち上がりエッジコンパレータ34、
立ち下がりエッジコンパレータ36の値を引いたが、逆
にリセット時、カウンタ32の値を増やして、立ち上が
りエッジコンパレータ、立ち下がりエッジコンパレータ
の値を換算しない値にしても同様である。
【0038】なお、上記実施例と請求項に記載の構成と
の関係について説明すると、F/F30及び伝送ライン
ドライバ/レシーバ6が送信手段に相当し、送信制御部
16が送信許可手段に相当し、受信制御部20が送信停
止手段に相当し、カウンタ32がカウント手段に相当
し、同期コンパレータ38がリセット手段に相当する。
また、立上がりエッジコンパレータ34及び立下がりエ
ッジコンパレータ36が請求項1に記載の伝送データ生
成手段に相当し、立上がりエッジコンパレータ34、立
下がりエッジコンパレータ36及びカウンタ32が請求
項5に記載の伝送データ生成手段に相当する。さらに、
論理和回路OR1が請求項3に記載の手段に相当する。
【0039】
【発明の効果】請求項1又は5に記載の発明において
は、伝送線路上に伝送データを送出後、伝送線路上の伝
送データを受信し、この受信した伝送データにおけるビ
ット単位の送信タイミングを検出し、このタイミングを
基に、伝送線路に送出する伝送データの1ビット毎のパ
ルス幅及び次のビット送信タイミングを決定するように
しているから、各通信装置での伝送データの受信遅れ、
或は各通信装置間でのシステムクロックの違いがあって
も、正常なデータ通信を実行することができるという優
れた効果がある。
【0040】請求項2に記載の発明においては、伝送デ
ータの1ビット毎のパルス幅及び1ビット時間を、D/
Rの伝送遅れや、伝送線路の浮遊容量等による伝送デー
タの受信遅れ時間に影響されることなく、所望の値に正
確に設定することができるという優れた効果がある。
【0041】請求項3に記載の発明においては、リセッ
ト手段によるカウンタのリセットタイミングに同期して
送信手段より次のビットの送信を開始させるようにして
いるから、カウンタのカウント値に基づく次のビットの
送信開始前に、他の通信装置からの伝送データの受信に
基づきカウンタがリセットされて次のビットの送信が行
えない、いわゆるビット抜けを防止することができると
いう優れた効果がある。
【0042】請求項4に記載の発明においては、伝送線
路に流れる伝送データに重畳されたノイズ等によって、
カウンタを誤ってリセットさせてしまうのを防止するこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の通信制御装置内の伝送ライン送信部及
び伝送ライン受信部の回路構成を表すブロック図であ
る。
【図2】実施例のデータ通信システム及び各部の構成を
表すブロック図である。
【図3】伝送データのフレーム構成を示す構成図であ
る。
【図4】受信制御部の部分構成を示す部分構成図であ
る。
【図5】通信制御装置による伝送データの送信動作を説
明する動作説明図である。
【図6】伝送ライン送信部に設けられた同期コンパレー
タの詳細を表すブロック図である。
【図7】実施例の作動説明に供する説明図である。
【図8】伝送ライン送信部及び伝送ライン受信部の他の
回路構成を表すブロック図である。
【図9】従来のデータ通信システムを構成する通信装置
の通信動作を説明する動作説明図である。
【図10】従来の通信装置の問題を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
14 伝送ライン伝送部 16 送信制御部 18 伝送ライン受信部 20 受信制御部 31 発振回路 32 カウンタ 34 立上がりエッジコンパレータ 36 立下がりエッジコンパレータ 38 同期コンパレータ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信装置間で複数ビットから構成
    される伝送データの送受信を行うようにした通信システ
    ムに適用される通信装置であって、 伝送すべき情報を1ビット毎にパルス幅変調した伝送デ
    ータとして伝送線路に送出する送信手段と前記伝送線路
    に他の通信装置からの伝送データが流れていないとき
    に、前記送信手段から伝送線路への伝送データの送出を
    許可する送信許可手段と、 前記送信手段が伝送線路に送出した伝送データと、伝送
    線路上の伝送データとを1ビット毎に比較し、両者が不
    一致となったことを判定して前記送信手段から伝送線路
    への伝送データの送出を停止させる送信停止手段と、 前記伝送データの1ビット毎の送信時間を計時するカウ
    ント手段と、 前記伝送線路上の伝送データを受信し、この受信した伝
    送データにおけるビット単位の送信タイミングを検出し
    て前記カウント手段をリセットさせるリセット手段と、 前記カウント手段のカウント値と、前記伝送すべき情報
    に対応しビット毎に設定される基準値とに基づき、前記
    送信手段が伝送線路に送出する伝送データの1ビットの
    パルス幅及び次のビットの送信タイミングを決定して前
    記伝送データを生成する伝送データ生成手段とを備えた
    通信装置。
  2. 【請求項2】 前記基準値が、前記伝送データの1ビッ
    トのパルス幅及び前記伝送データの1ビット時間から、
    夫々、前記送信手段を経由し前記伝送線路に送出した伝
    送データを受信するまでの遅れ時間を差し引いた時間
    を、上記カウント手段のカウント値に換算した値である
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記リセット手段による前記カウント手
    段のリセットタイミングに同期して前記送信手段より次
    のビットの送信を開始させる手段を有することを特徴と
    する請求項1乃至2に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記リセット手段は、前記伝送データの
    1ビット時間前後の所定時間領域だけ前記カウント手段
    のリセットを許可するカウンタリセット制限手段を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    通信装置。
  5. 【請求項5】 複数の通信装置間で複数ビットから構成
    される伝送データの送受信を行うようにした通信システ
    ムに適用される通信装置であって、 伝送すべき情報を1ビット毎にパルス幅変調した伝送デ
    ータとして伝送線路に送出する送信手段と、 この送信手段が伝送線路に送出した伝送データと、伝送
    線路上の伝送データとを1ビット毎に比較し、両者が不
    一致となったことを判定して前記送信手段から伝送線路
    への伝送データの送出を停止させる送信停止手段と、 前記伝送線路上の伝送データを受信し、この受信した伝
    送データにおけるビット単位の送信タイミングを検出す
    るタイミング検出手段と、 このタイミング検出手段にて検出したタイミングを基
    に、前記送信手段が伝送線路に送出する伝送データの1
    ビットのパルス幅及び次のビットの送信タイミングを決
    定して前記伝送データを生成する伝送データ生成手段と
    を備えた通信装置。
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