JP4723427B2 - 画像処理回路および画像処理システムならびに画像処理方法 - Google Patents

画像処理回路および画像処理システムならびに画像処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理技術、特にライン毎にピクセルデータを処理する技術に関する。
画像データに対してさまざまな画像処理を施して再生することが行われている。これらの画像処理では、例えば1画面をライン毎に分け、各ラインに対してそのピクセルデータを順次処理する。
図14は、このような処理をする装置の例として、1ラインのピクセルデータに対して水平フィルタリング処理をする水平フィルタ10を示す。水平フィルタ10は、5タップのフィルタであり、6つのフリップフロップ(以下F/Fという)2a〜2eおよびF/F7、5つの乗算器4a〜4e、加算器5、除算器6を備える。ピクセルデータが1ラインの左端からの順に水平フィルタ10に入力され、入力順にF/F2e、F/F2d、F/F2c、F/F2b、F/F2aに格納される。各乗算器は、それぞれ所定のフィルタパラメータ(ここでは乗算係数)を、相対応するフリップフロップに記憶されたピクセルデータに乗算する。加算器5は、乗算器によりフィルタパラメータが乗算された5つのピクセルデータを加算して得た総和を除算器6に入力する。除算器6は、この総和を5で割り、その結果を、5つのフリップフロップ2a〜2eの中心に位置するF/F2cに格納されたピクセルデータに対する処理結果としてF/F7に出力する。この処理を以下水平フィルタリング処理という。F/F7は、後の処理のためにこの結果を一時保持する。なお、5つの乗算器4a〜4eと、加算器5と、除算器6とを合わせて以下処理部8という。
ここでピクセルデータA、ピクセルデータB、ピクセルデータC、ピクセルデータD、ピクセルデータEが順に水平フィルタ10に入力されたときの処理について説明する。まずピクセルデータAが水平フィルタ10に入力されてF/F2aに格納される。水平フィルタリング処理をする際に、各フリップフロップに格納されたピクセルデータに対して乗算する乗算係数が異なり、たとえばF/F2Cに格納されたピクセルデータに最も大きい乗算係数をかけるようにすることがある。F/F2Cに格納されたピクセルデータが最も大きく重み付けされる意味で、処理部8の処理対象がF/F2cに格納されたピクセルデータである言える。このとき、F/F2cに格納されたピクセルデータに対して処理が行われ、その処理結果がF/F7に格納された後、水平フィルタ10から出力される。
そして、F/F2a〜2eに格納された各ピクセルデータがそれぞれ1つ前(図14に示す例においては1つ右)のフリップフロップに移動され、元のピクセルデータを上書する。同時にF/F2aにピクセルデータBが入力される。このとき、ピクセルデータAはF/F2bに格納される。
処理が進み、ピクセルデータAがF/F2cに格納されたときは、F/F2bとF/F2aにそれぞれピクセルデータBとピクセルデータCが格納される。このときに水平フィルタ10の処理結果はピクセルデータAに対する処理結果である。
このような処理が繰り返され、1ラインの末尾のピクセルデータがF/F2cに格納される。そして、このピクセルデータが処理され、1つ右のフリップフロップに進められる。すなわち、1ラインの末尾のピクセルデータの処理が終わったとき、水平フィルタ10のF/F2dとF/F2eには、このラインの末尾のピクセルデータとそれの1つ前のピクセルデータが格納されている。
前述したように、ラインの左端のピクセルデータが、このラインのピクセルデータのうち、最も先に水平フィルタ10に入力されるので、以下このピクセルデータを先頭ピクセルデータという。先頭ピクセルデータが水平フィルタ10のF/F2cに格納され、水平フィルタ10はこのピクセルデータの処理結果を得る場合について考える。
このとき、F/F2bとF/F2aには、先頭ピクセルデータの次のピクセルデータと、さらに次のピクセルデータが格納されている。一方、F/F2dとF/F2eには、前のラインのピクセルデータが格納されている。この場合、F/F2cに格納されたピクセルデータが先頭であるか否かにかまわずに前述したフィルタリング処理をすると、F/F2dとF/F2eには、前に処理した他のラインのピクセルデータが残っているため、このラインの先頭ピクセルデータに対する処理結果は、前に処理したラインのピクセルデータに影響されてしまうという問題がある。
また、1ラインの末尾ピクセルデータを処理する際においても同じである。このピクセルデータがF/F2cに保持された場合には、F/F2aとF/F2bには次に処理するラインのピクセルデータが保持されている。この場合においても、F/F2cに格納されたピクセルデータが末尾ピクセルデータであるか否かにかまわずに処理してしまうと、末尾ピクセルデータに対する処理結果に、次に処理するラインのピクセルデータに影響されてしまうという問題がある。
一方、近年、ハードウェアを並列化して性能を向上させるための1つの手法としてパイプラインがよく用いられている。具体的には、処理を2つ以上のステージに分け、各ステージが並列に処理できるようにする。以下このようなステージを機能ブロックと呼ぶ。
画像データに対して複数の処理を施す際にもパイプラインが適用される。図15は、水平フィルタを1つの機能ブロックとして、画像データに対して水平フィルタリング処理を含む画像処理を行うパイプラインの模式図を示す。なお、図15は、このようなパイプラインにおいて、前述した問題を解決するための手法も示唆している。
図15に示す例のパイプラインは、複数(ここでは8つ)の機能ブロック20a〜20hかから構成される。これらの機能ブロックの1つ例えば機能ブロック20aは、図14に示す水平フィルタ10である。ピクセルデータはライン毎に順次入力され、各機能ブロックにより順次処理される。そして、最後尾の機能ブロック(機能ブロック20h)により1ラインの末尾ピクセルデータを処理して出力するタイミングに同期してラインリセット信号を発生し、各機能ブロック内の記憶素子をリセットする(以下これをラインリセットという)。また、これに同期して、次のラインの先頭ピクセルデータを入力する。こうすることによって、例えば水平フィルタリング処理を行う機能ブロック20a(図14に示す水平フィルタ10)は、先頭ピクセルデータに対して処理を行う際に、このピクセルデータを格納したF/F2cの後の2つの記憶素子F/F2dとF/F2eがリセットされた状態である。
特許文献1にも、このような手法を適用した画像処理装置を開示している。
特開2005−78608号公報
ここで、図15に示すパイプラインにより画像データの1つのラインの先頭ピクセルデータおよび末尾ピクセルデータを処理する際の各機能ブロックの状態について考える。
図16は、図15に示すパイプラインにより1つのラインの先頭ピクセルデータを処理する際に、処理の進行に伴った各機能ブロックの状態を示す。
前述したように、画像データは1ピクセルずつパイプラインに入力される。1ラインの末尾ピクセルデータの処理が完了しその結果がパイプラインから出力されることに同期してラインリセット信号が発生する。それに応じて各機能ブロックの記憶素子はリセットされる。そして、次のラインを処理するのにあたり、図16(a)に示すように、まず、次のラインの先頭のピクセルデータが機能ブロック20aに入力される。このとき、機能ブロック20aが動作し、他の機能ブロックは待機状態にある。
ピクセルデータの入力と機能ブロック20aによる処理が進み、図16(b)に示すように、機能ブロック20aは先頭ピクセルデータに対して処理を施して得た結果を次の機能ブロック20bに出力し、この結果は機能ブロック20bの記憶素子に格納される。このとき、機能ブロック20aには次のピクセルデータが入力されており、機能ブロック20aと機能ブロック20bは動作し、他の機能ブロックは待機状態にある。
このように、先頭ピクセルデータに対して処理する際に、パイプラインの下位側の機能ブロックは、上位側の機能ブロックから処理結果が渡されるまで待機しなければならない。そのため、1度のラインリセット後、パイプラインの最も下位側の機能ブロック(機能ブロック20h)が動作を開始するのは、最も上位側の機能ブロック(機能ブロック20a)が動作を開始した数十クロック後になる。もちろん、パイプラインに含まれる機能ブロックの数が多いほど、1度のラインリセット後、下位側の機能ブロックの待機時間が長くなる。
一方、末尾ピクセルデータの処理時、それを処理した機能ブロックは、自身より下位にある機能ブロックに処理結果を出力してからは、機能ブロック20hによる末尾ピクセルデータの処理が完了し、ラインリセット信号により記憶素子がリセットされるまで待機しなければいけない。
図17(a)は、末尾ピクセルデータについて、機能ブロック20a〜20fの処理が完了した際のパイプラインの状態を示す。このとき、機能ブロック20gと機能ブロック20hは動作しており、機能ブロック20a〜20fは待機状態にある。
また、図17(b)に示すように、機能ブロック20gは、末尾ピクセルデータについての処理を完了し、その処理結果を機能ブロック20hに出力した後、機能ブロック20hのみは動作し、機能ブロック20a〜20gは待機状態にある。
そして、図17(c)に示すように、機能ブロック20hによる末尾ピクセルデータの処理が完了し処理結果が出力されると、ラインリセット信号が発生し、各機能ブロック内の記憶素子がリセットされる。
すなわち、複数の機能ブロックから構成されたパイプラインにおいて、最下位の機能ブロックにより末尾ピクセルデータの処理を完了しその処理結果を出力するタイミングに同期してパイプラインに含まれる各機能ブロックの記憶素子を一斉にリセットする手法では、先頭ピクセルデータを処理する場合には下位側の機能ブロックが待機しなければならず、末尾ピクセルデータを処理する場合には上位側の機能ブロックが待機しなければならない。
高解像度や、高画質など再生性能に対する追求がますますなされ、画像処理装置はより多くの処理をすることが予想される。そのため、パイプラインのステージ数も多くなる。前述したラインリセット手法では、追加される段数分だけ待機時間がさらに増えるため、再生の高性能化と処理時間の増加というジレンマが生じてしまう。
本発明の第1の態様は画像処理回路である。この画像処理回路は、1ラインを構成する各ピクセルデータを順次処理する画像処理回路であって、順次入力されるピクセルデータを入力順にそれぞれ保持する複数の記憶素子と、該複数の記憶素子のうちの所定の記憶素子に保持されているピクセルデータを処理対象とする処理部と、1ラインの末尾のピクセルデータが処理部により処理されて出力されるタイミングに同期して複数の記憶素子をリセットするリセット制御部とを有する。
本発明の第2の態様は画像処理システムである。この画像処理システムは、下位の画像処理回路が隣接する上位の画像処理回路から出力されたピクセルデータを順次処理するように、第1の態様の画像処理回路が複数接続されてなる。
本発明の第3の態様は画像処理回路である。この画像処理回路は、1ラインを構成する各ピクセルデータを順次処理する画像処理回路であって、入力される各ピクセルデータに対して、該ピクセルデータが先頭のピクセルデータであるか否か、および末尾のピクセルデータであるか否かを示すアトリビュート信号を生成して付属させる制御部を備える。
本発明の第4の態様は画像処理システムである。この画像処理システムは、1ラインを構成する各ピクセルデータを順次処理する画像処理回路が、下位の画像処理回路が隣接する上位の画像処理回路から出力されたピクセルデータを順次処理するように複数接続されてなる画像処理システムであって、最も上位の画像処理回路は、第3の態様の画像処理回路である。
なお、本発明の説明において、「アトリビュート信号をピクセルデータに付属させる」とは、このピクセルデータを処理する際にそれに対応するアトリビュート信号を取得することができ、さらにこのピクセルデータが処理されて出力される際に、出力されるピクセルデータに対しても同じアトリビュート信号を取得できるようにすることを意味する。たとえば、アトリビュート信号をピクセルデータに付随させて同じ伝送経路で伝送してもよいし、異なる伝送経路で同期にして伝送してもよい。
なお、上記各構成の組合せ、または画像処理回路ならびに画像処理システムを方法に置き換えたものも、本発明の態様としては有効である。
本発明にかかる画像処理回路および画像処理システムによれば、ライン毎にピクセルデータを処理することにおいて、処理速度を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるテレビ映像の受信システム100を示す。受信システム100は、テレビ映像を受信する受信部105と、受信した画像データに対して表示するための処理を施す表示処理部180と、表示処理部180により処理された画像データを再生するディスプレイなどの表示部190を備える。
図2は、図1に示す受信システム100における表示処理部180の構成を示す。表示処理部180は、受信部105からのフレームデータを一時保存する3つのフレームバッファ110と、この3つのフレームバッファにそれぞれ対応しており、対応するフレームバッファからフレームデータを読み出して1フレームずつ画像処理を施す3つのフレーム処理部160と、3つのフレーム処理部160によりそれぞれ処理された3つのフレームを重ね合わせて表示フレームを得る重ね合わせ処理部172と、表示部190に出力するまでに表示フレームを一時保存する出力バッファ174とを備える。表示処理部180は、1枚の画像(すなわち1フレーム)を処理することができる3つのフレーム処理部160を有するため、計3枚のフレームを重ね合わせて表示することができる。また、本実施の形態の表示処理部180において、3つのフレーム処理部160は、同じ機能を有し、並列に動作する。これによって3枚のフレームを同時に同じ加工を施すことができる。なお、ここで例として3枚のフレームを重ね合わせて表示する例を示しているが、重ね合わせて表示するフレームの数ひいてはフレーム処理部の数は、3に限定されない。なお、フレーム処理部160は、請求項でいう画像処理システムとして機能する。
各フレームは、ピクセルデータより構成される。フレームバッファからフレーム処理部へのデータの出力は、図示しないドッククロック(DotCLK)に同期して、当該フレームにより表される画像の左上からラスタスキャン順に1ピクセルずつ行われる。ドットクロックは、ピクセルデータを処理するために規格で定められたクロック信号であり、例えば、テレビ受像機などで映像を表示する規格におけるドットクロックは13.5MHz、27MHz、54MHz、74.25MHzなどがあり、最近では、85MHz(WXGA)、148.5MHz(フルHD)なども登場している。
また、フレーム処理部160から重ね合わせ処理部172までの処理においては、データパスクロック(DPCLK)と呼ばれるクロックが用いられる。フレーム処理部160により行われる画像処理のうち、例えば2ピクセルを1ピクセルにする縮小する処理が含まれる場合がある。この場合においてドットクロックより高速なクロックで処理しなければドットクロックに同期して処理済みのフレームを出力することができないため、データパスクロックはドットクロックより高速なクロックである。
フレーム処理部160を説明する前に、まずフレーム処理部160の処理対象となるフレームについて説明する。
映像を表示する規格にてフレームに対して定められるものにはブランキング領域と表示領域がある。図3は、フレームの領域構成を示す。図中領域Bと領域Cは表示領域であり、それ以外の領域となる領域Aはブランキング領域である。なお、図中X軸とY軸の単位はそれぞれ画素数とする。
フレーム処理部160は、走査部を有し、フレームバッファ110に格納されたフレームに対して、左上端(図3に示す例では、領域Aの左上端)から図中X軸方向すなわち右に向かってドットクロックのレートで順に1ピクセルずつ走査する。フレームの右端に達すると1ピクセル下の左端から右に向かって走査する。フレーム処理部160が走査している領域が表示領域であるときはピクセルデータがフレーム処理部160に入力され処理される一方、フレーム処理部160が走査している領域がブランキング領域であるときはフレーム処理部160に入力されるピクセルデータがない。以下の説明において、X方向とY方向をそれぞれ副走査方向と主走査方向といい、主走査方向の同じ高さにおける、左端から右端までの走査を1回の副走査という。
表示領域の副走査方向に沿った区間は水平表示区間と呼ばれ、表示領域の主走査方向に沿った区間は垂直表示区間と呼ばれる。また、表示領域の外部にあって、副走査方向において表示領域と隣接するブランキング領域の副走査方向における区間は水平ブランキング区間と呼ばれ、表示領域の外部にあって、主走査方向において表示領域と隣接するブランキング領域の主走査方向における区間は垂直ブランキング区間と呼ばれる。フレーム処理部160の走査部が水平ブランキング区間と垂直ブランキング区間を走査している際に、フレーム処理部160に読み込まれるピクセルデータがない。なお、走査部が水平ブランキング区間を走査している期間を以下「水平ブランキング期間」という。
以下において、フレーム処理部160がフレームバッファ110から読み出したピクセルデータを処理することについて説明するが、これらの説明におけるピクセルデータは、表示領域を走査して得たピクセルデータであり、1回の副走査により得られたピクセルデータは、同じラインのピクセルデータとする。また、フレーム処理部160の走査部は、先頭ピクセルデータを読み出す際に、このラインの水平サイズすなわちこのラインの水平表示区間のピクセル数も取得してフレーム処理部160に入力する。
図4は、フレーム処理部160の構成を示す。フレーム処理部160は、前述した走査部(図示せず)と、複数(ここでは例として8つ)の機能ブロックを有する。これらの機能ブロックは、例えば前述したフィルリング処理やアップサンプリング処理などをそれぞれ行う。最も先頭の機能ブロックを他の機能ブロックと区別するために、先頭機能ブロックに対して符号120を付与し、他の機能ブロックに対しては130a〜130gの符号を付与する。なお、機能ブロックは、請求項でいう画像処理回路に対応する。
図5aは、先頭機能ブロック120の構成を示す。先頭機能ブロック120は、複数ここでは例として8つのフリップフロップF/F121a〜121hと、F/F121a〜F/F121gに格納されたピクセルデータを処理する組合回路122を有する。最後のフリップフロップF/F121hは、組合回路122により処理されたピクセルデータを順次次の機能ブロックに渡すことを担う。1ラインのピクセルデータは1ピクセルずつ先頭機能ブロック120に入力され、F/F121a〜121gに順次格納され、順次処理される。処理対象のピクセルデータに対する処理は前述した水平フィルタ10の例のように、このピクセルデータの前後のピクセルデータを用いることがある。
なお、各フリップフロップは、ピクセルデータのビット幅に応じた容量を有し、たとえば8ビットのピクセルデータであれば、フリップフロップは8ビットのフリップフロップとなる。
先頭機能ブロック120は、さらにリセット制御部123を備える。リセット制御部123は、アトリビュート信号生成回路126と、アトリビュート信号を伝送するために用いられる8つのフリップフロップ(アトリビュート信号用F/F124a〜124h)と、リセット信号出力器125を有する。
アトリビュート信号生成回路126は、1ラインの末尾ピクセルデータであるか否かを示す信号(以下アトリビュート信号という)を生成するものであり、1ラインの末尾ピクセルデータが先頭機能ブロック120に入力されるのと同時にアトリビュート信号をアクティブにする。アトリビュート信号生成回路126は、比較器127と入力ピクセルカウンタ128を有する。入力ピクセルカウンタ128は、1ラインの先頭ピクセルデータが入力されたときからフレーム処理部160に入力されたピクセルの数をカウントする。比較器127は、走査部が先頭ピクセルデータと共に入力した水平サイズと、入力ピクセルカウンタ128によりカウントされたピクセル数とを比較し、カウントされたピクセル数が水平サイズに達したときにのみアトリビュート信号をアクティブにする。
アトリビュート信号は、各アトリビュート信号用フリップフロップによってこのアトリビュート信号に対応するピクセルデータと同期して伝送され、当該ピクセルデータの処理結果が最終段のF/F121hに格納されたときに、対応するアトリビュート信号もアトリビュート信号用F/F124hに格納される。また、F/F121hからピクセルデータの処理結果が次の機能ブロックに出力される際に、アトリビュート信号用F/F124hに格納されたアトリビュート信号も次の機能ブロックに出力される。
リセット信号出力器125は、先頭機能ブロック120のF/F121hからピクセルデータの処理結果が次の機能ブロックに出力される際に、アトリビュート信号用F/F124hからのアトリビュート信号がアクティブであれば、リセット信号を出力する。これによって先頭機能ブロック120のF/F121a〜121hがリセットされる。すなわち、1ラインの末尾ピクセルデータがF/F121hから出力されるタイミングと同期して、先頭機能ブロック120内のF/F121a〜121hがリセットされる。
なお、リセット信号出力器125は、末尾ピクセルデータが処理され出力されるとき以外に、同期信号リセット信号を受信したときもリセット信号を出力して先頭機能ブロック120内のF/F121a〜121hをリセットする。同期リセット信号は、外部から表示処理部180全体を任意に初期化することができるリセット信号であり、そのために設けられた回路(図示せず)から、表示処理部180をリセットしたい場合において入力される。
図5aは、複数のフリップフロップに記憶されたピクセルデータを処理する組合回路122を備えた先頭ブロックの例を示しているが、図5bに示すような、フリップフロップ毎に組合回路(図中122a〜122h)が設けられ、これらの組合回路によりそれぞれのフリップフロップに記憶されたピクセルデータを処理する先頭ブロックを用いてもよい。
なお、以下の説明および図示において、複数のフリップフロップに記憶されたピクセルデータを処理する組合回路を備えたすべての機能ブロックも、フリップフロップ毎に組合回路が設けられた機能ブロックであってもよい。
次に先頭機能ブロック120以外の機能ブロック130a〜130gについて説明する。
図6は、機能ブロック130aの構成を示す。機能ブロック130aは、複数個例として8つのフリップフロップF/F131a〜131hと、組合回路132を有する。最後のフリップフロップF/F131hは、組合回路132により処理されたピクセルデータを次の機能ブロックに渡すことを担う。1ラインのピクセルデータ(前の機能ブロックにより処理された結果)は1ピクセルずつ機能ブロック130aに入力され、F/F131a〜131gに順次格納され、順次処理される。
機能ブロック130aは、さらにリセット制御部133を備える。リセット制御部133は、1つ前の機能ブロックから、ピクセルデータと同期して出力されてきたアトリビュート信号を伝送するために用いられる8つのフリップフロップ(アトリビュート信号用F/F134a〜134h)と、リセット信号出力器135を有する。各アトリビュート信号用F/F134a〜134h、リセット信号出力器135は、先頭機能ブロック120における相対応する部分と同じであるので、ここで詳細な説明を省略する。
すなわち、先頭機能ブロック120のリセット制御部123は、アトリビュート信号生成回路126を備え、それにより生成したアトリビュート信号を用いて先頭機能ブロック120のF/F121a〜121hのリセットを制御するのに対して、機能ブロック130aのリセット制御部133は、先頭機能ブロック120からピクセルデータと共に出力されてきたアトリビュート信号を受けてそれを用いて機能ブロック130aのF/F131a〜131hのリセットを制御する。
なお、ここで機能ブロック130aについて説明したが、機能ブロック130b〜130gは、機能ブロック130aと同じ構成を有するので、機能ブロック130b〜130gについての詳細な説明を省略する。
このように、アトリビュート信号は先頭機能ブロック120に備えられたアトリビュート信号生成回路126により生成され、相対応するピクセルデータと同期して前の機能ブロックから後の機能ブロックへ伝送される。各機能ブロックはこのアトリビュート信号を用いて自身のリセットの制御をする。具体的にはアクティブであるアトリビュート信号に対応するピクセルデータ(すなわち末尾ピクセルデータ)を出力する際に、機能ブロック内の記憶素子の記憶内容をリセットする。
図7は、フレーム処理部160による処理の進行に伴った各機能ブロックの状態を示す。
図7(a)は、フレーム処理部160の各機能ブロックが動作中である状態を示す。この状態では、上位側の機能ブロックと下位側の機能ブロックは、異なるラインのピクセルデータを処理している可能性がある。
図7(b)に示すように、図7(a)に示す状態において、先頭機能ブロック120は、処理中の1ラインの末尾ピクセルデータを処理して出力すると、自身の各記憶素子をリセットする。
そして、図7(c)に示すように、先頭機能ブロック120は次のラインの先頭ピクセルデータの処理を開始し、動作中状態になる。また、次の機能ブロック130aも処理中のラインの末尾ピクセルデータの処理を完了して処理結果を出力すると自身の各記憶素子をリセットする。
処理が進み、同図7(d)に示すように、機能ブロック130aは先頭機能ブロック120から出力されてきた次のラインの先頭ピクセルデータを処理する。また、機能ブロック130aの次の機能ブロック130bも処理中のラインの末尾ピクセルデータの処理を完了して処理結果を出力すると自身の各記憶素子をリセットする。
このように、フレーム処理部160の各機能ブロックは、自身が処理したピクセルデータが末尾ピクセルデータであれば、その処理結果を出力するのに同期して自身の記憶素子をリセットする。こうすることによって、図16と図17に示すような、先頭ピクセルデータを処理する場合における下位側の機能ブロックの待機時間と、末尾ピクセルデータを処理する場合における上位側の機能ブロックの待機時間を短縮することができ、処理速度を向上させることができる。
テレビの映像信号を受信して表示するシステムにおいて、フレーム処理部160において機能ブロックの待機時間の短縮は、特に重大な意味をもたらす。
例えばデジタルハイビジョン放送やさらに上位の解像度を持つ規格(1080P)などに対応する製品が開発されている。このような製品において、高性能な表示に対応するために、図1に示す表示部190のドットクロックが高速になっており、表示部190の前段の画像データを処理する回路(図2に示す表示処理部180ないしフレーム処理部160に該当し、以下画像処理装置という)の動作周波数(すなわちデータパスクロック)もそれに追随する必要がある。しかし、画像処理装置の動作周波数を向上させると、回路規模が増大するとともに、制御も複雑になるという問題が生じるため、システムの構築が困難になることが予想される。この問題を避けるために、データパスクロックの周波数を下げ、例えばデータパスクロックとドットクロックの周波数比を2:1から1:1に近付ける方向に変化させる手法を取ることが考えられる。
ここで、複数の機能ブロックから構成されたパイプラインについて、最も上位の機能ブロックが1ラインの末尾ピクセルデータを処理して出力した後に、次のラインの先頭ピクセルデータが入力されるまでの時間について考える。以下、この時間をライン切替待ち時間という。
図8(a)は、図15に示すような各機能ブロックを一斉にラインリセットする手法を用いた場合、データパスクロックとドットクロックの周波数比をそれぞれ2:1、1.5:1、1:1にしたときのライン切替待ち時間を示す。ラインの切替りを行う際に例えば20サイクルがかかるとすると、どの周波数のデータパスクロックでも同じクロックサイクルが必要であるため、図示のように、データパスクロックがドットクロックに近いほど、ライン切替待ち時間が増加する。
さらに、前述したように、高性能な再生効果を得るためにパイプラインのステージ数が増えることが予想され、これもライン切替待ち時間をさらに増加させる。
ライン切替待ち時間が長くなると、水平ブランキング期間が圧迫される。その結果、画像データを記憶したバッファから、水平表示期間内にデータを出力することができなくなる恐れがあり、表示しようとする画像を入力できず、絵が乱れる現象が起こり得る。
図8(b)は、図2に示す表示処理部180の各フレーム処理部160のように、各機能ブロックが自身において末尾ピクセルデータの処理を終了すると記憶素子をリセットする手法を用いた場合に、データパスクロックとドットクロックの周波数比をそれぞれ2:1、1.5:1、1:1にしたときのライン切替待ち時間を示す。この手法は機能ブロック毎にリセットを行うため、最も下位の機能ブロックが末尾ピクセルデータを処理して出力することを待たずして次のラインの処理を開始することができるため、図示のように、切替待ち時間を大幅に短縮できる。それによって、切替待ち時間が水平ブランキング期間を圧迫することに起因する画像の乱れなどを防ぐことができる。また、切替待ち時間がデータパスクロックとドットクロックの比率にほとんど影響されないので、この比率を下げても水平ブランキング期間を圧迫することを防ぐことができる。
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、この実施の形態も、テレビ映像の受信システムであり、図1に示す実施の形態の受信システム100と同じように、受信部と、表示処理部、表示部を備える。なお、表示処理部が受信システム100の表示処理部180と異なる点を除き、他の各構成は受信システム100の相対応する構成と同じである。さらに、表示処理部も、それに含まれるフレーム処理部が表示処理部180に含まれるフレーム処理部160と異なる点を除き、他の各構成は表示処理部180の対応する構成と同じであるので、ここで第2の実施の形態については、フレーム処理部のみを説明し、他の構成については図示および説明を省略する。
図9は、この第2の実施の形態におけるフレーム処理部260の構成を示す。フレーム処理部260は、複数(ここでも例として8つ)機能ブロックを有する。最も先頭の機能ブロックを他の機能ブロックと区別するために、先頭機能ブロックに対して符号220を付与し、他の機能ブロックに対しては230a〜230gの符号を付与する。
図10は、先頭機能ブロック220の構成を示す。先頭機能ブロック220は、複数ここでも例として8つのフリップフロップF/F221a〜221hと、組合回路222を有する。最後のフリップフロップF/F221hは、組合回路222により処理されたピクセルデータを次の機能ブロックに渡すことを担う。1ラインのピクセルデータは1ピクセルずつ先頭機能ブロック220に入力され、F/F221a〜221gに順次格納され、順次処理される。
先頭機能ブロック220は、さらに制御部223を備える。制御部223は、アトリビュート信号生成回路226と、アトリビュート信号を伝送するために用いられる8組のフリップフロップペア(アトリビュート信号用F/Fペア224a〜h)とを有する。
アトリビュート信号生成回路226は、アトリビュート信号として、1ラインの先頭ピクセルデータであるか否かを示す信号と、末尾ピクセルデータであるか否かを示す信号を生成するものである。具体的には、アトリビュート信号生成回路226は、1ラインの先頭ピクセルデータが先頭ブロック220に入力されるのと同時に、先頭ピクセルデータであることを示す信号をアクティブにする。また、1ラインの末尾ピクセルデータが先頭ブロック220に入力されるのと同時に、末尾ピクセルデータであることを示す信号をアクティブにする。なお、アトリビュート信号生成回路226は、先頭ピクセルデータであるか否かを示す信号の生成について、例えばラインが切替った後の1つ目のピクセルデータが入力される際にこのピクセルデータが先頭ピクセルデータとするようにすればよく、末尾ピクセルデータであるか否かを示す信号の生成については、受信システム100の図5aに示すアトリビュート信号生成回路126と同じようにすればよい。
すなわち、本実施の形態において、各ピクセルデータに対して1対のアトリビュート信号が作成される。この1対のアトリビュート信号は、各アトリビュート信号用フリップフロップペアによって対応するピクセルデータと同期にして伝送される。各組合回路222a〜gは、ピクセルデータを処理する際にこの1対のアトリビュート信号を参照して先頭ピクセルデータであるか否か、および末尾ピクセルデータであるか否かに応じた処理を行う。例えば、先頭ブロック220が水平フィルタである場合には、先頭ピクセルデータを処理する際に、先頭ピクセルデータと、先頭ピクセルデータより後に入力されたピクセルデータのみを用いるようにしたり、あるいは先頭ピクセルデータをそのまま出力するなど、前のラインのピクセルデータが混ざらないようにする処理ができる。また、末尾ピクセルデータであれば、このピクセルデータとそれより先に入力されたピクセルデータのみを用いるようにしたり、あるいはそのまま出力するなど、次のラインのピクセルデータが混ざらないようにする処理ができる。
ピクセルデータの処理結果が最終段のF/F221hに格納されたときに、それの一対のアトリビュート信号もアトリビュート信号用F/Fペア224hに格納される。また、F/F221hピクセルデータの処理結果が次の機能ブロックに出力される際に、アトリビュート信号用F/Fペア224hに格納された1対のアトリビュート信号も次の機能ブロックに出力される。
先頭機能ブロック220以外の機能ブロック230a〜230gについて説明する。
図11は、機能ブロック230aの構成を示す。機能ブロック230aは、複数個例として8つのフリップフロップF/F231a〜hと、組合回路232を有する。最後のフリップフロップF/F231hは、組合回路232により処理されたピクセルデータを次の機能ブロックに渡すことを担う。1ラインのピクセルデータ(前の機能ブロックにより処理された結果)は1ピクセルずつ機能ブロック230aに入力され、F/F231a〜231gに順次格納され、順次処理される。
機能ブロック230aは、さらに制御部233を備える。制御部233は、前の機能ブロックから、ピクセルデータと同期して出力されてきた1対のアトリビュート信号を伝送するために用いられる8組のフリップフロップペア(アトリビュート信号用F/Fペア234a〜234h)を有する。
すなわち、先頭機能ブロック220の制御部223は、アトリビュート信号生成回路226を備え、それにより生成した1対のアトリビュート信号を用いて先頭機能ブロック220の各々の組合回路232の処理を制御する。それに対して、機能ブロック230aの制御部233は、先頭機能ブロック220から、相対応するピクセルデータと同期して出力されてきた1対のアトリビュート信号を用いて機能ブロック230aの各組合回路232の処理を制御する。
なお、ここで機能ブロック230aについて説明したが、機能ブロック230b〜230gは、機能ブロック230aと同じ構成を有するので、機能ブロック230b〜230gについての詳細な説明を省略する。
このように、1対のアトリビュート信号は先頭機能ブロック220に備えられたアトリビュート信号生成回路226により生成され、相対応するピクセルデータと同期して前の機能ブロックから後の機能ブロックへ伝送される。各機能ブロックの組合回路232a〜232gは、この1対のアトリビュート信号を参照して、先頭ピクセルデータであるか否か、および末尾ピクセルデータであるか否かに応じた処理を行う。
図1に示す第1の実施の形態の受信システム100において、次のラインのピクセルデータの処理を開始するのにあたり、機能ブロック内の記憶素子をリセットすることによって前のラインのピクセルデータが混ざることを防ぐことを実現している。それに対して、本第2の実施の形態では、先頭ピクセルデータであるか否か、および末尾ピクセルデータであるか否かを示す1対のアトリビュート信号を生成してピクセルデータに付属させるようにしている。こうすることによって、水平フィルタのような水平方向の処理を行う機能ブロックはこの1対のアトリビュート信号を参照して、先頭ピクセルデータであれば前のラインのピクセルデータが混ざらないように処理を行い、末尾ピクセルデータであれば次のラインのピクセルデータが混ざらないように処理を行うことができる。すなわち、ライン切替時に記憶素子のリセットをせずに連続した処理を行い、ライン切替待ち時間を無くすことができる。
次いで本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、この実施の形態も、テレビ映像の受信システムであり、図1に示す実施の形態の受信システム100と同じように、受信部と、表示処理部、表示部を備える。なお、表示処理部が受信システム100の表示処理部180と異なる点を除き、他の各構成は受信システム100の相対応する構成と同じである。さらに、表示処理部も、それに含まれるフレーム処理部が表示処理部180に含まれるフレーム処理部160と異なる点を除き、他の各構成は表示処理部180の対応する構成と同じであるので、ここで第3の実施の形態については、フレーム処理部のみを説明し、他の構成については図示および説明を省略する。
図12は、この第3の実施の形態におけるフレーム処理部360の構成を示す。フレーム処理部360は、走査部(図示せず)と、複数(ここでも例として8つ)の機能ブロック320a〜320hを有する。なお、フレーム処理部360の各機能ブロックは同じ構成を有するので、機能ブロック320aを例にして説明し、他の機能ブロック機能ブロック320b〜320hについての詳細な説明を省略する。
図13は、機能ブロック320aの構成を示す。機能ブロック320aは、複数ここでも例として8つのフリップフロップF/F321a〜321hと、組合回路322を有する。最後のフリップフロップF/F321hは、組合回路322により処理されたピクセルデータを次の機能ブロックに渡すことを担う。1ラインのピクセルデータは1ピクセルずつ先頭機能ブロック320aに入力され、F/F321a〜321gに順次格納され、順次処理される。
機能ブロック320aは、さらに制御部323を備える。リセット制御部323は、出力ピクセルカウンタ328と、比較器327と、リセット信号出力器325を有する。
出力ピクセルカウンタ328は、1ラインの先頭ピクセルデータが処理されて機能ブロック320aから出力されたときから、機能ブロック320aから出力されたピクセルの数をカウントする。比較器327は、図示しない走査部が先頭ピクセルデータとともにフレーム処理部360に入力した水平サイズと、出力ピクセルカウンタ328によりカウントされたピクセル数とを比較して、その結果をリセット信号出力器325に出力する。リセット信号出力器325は、比較器327からの比較結果が、出力ピクセルカウンタ328によりカウントされたピクセル数が水平サイズに達したときにリセット信号を出力する。これによって、機能ブロック320aのF/F321a〜hがリセットされる。すなわち、1ラインの末尾ピクセルデータが処理され出力されたときに、機能ブロック320a内のF/F321a〜hがリセットされる。
なお、リセット信号出力器125は、末尾ピクセルデータが処理され出力されたとき以外に、同期信号リセット信号を受信したときもリセット信号を出力して機能ブロック320a内のF/F321a〜hをリセットする。
このように、この第3の実施の形態において、フレーム処理部360の各機能ブロックは、自身が処理したピクセルデータが末尾ピクセルデータであれば、その処理結果を出力するタイミングと同期して自身の記憶素子をリセットする。こうすることによって、図1に示す第1の実施の形態と同じ効果を得ることができる。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、さまざまな変更、増減、組合せをしてもよい。これらの変更、増減、組合せが加えられた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の第1の実施の形態による受信システムの構成を示す図である。 図1に示す受信システムにおける表示処理部の構成を示す図である。 フレームの構成を説明するための図である。 図2に示す表示処理部におけるフレーム処理部の構成を示す図である。 図4に示すフレーム処理部における先頭機能ブロックの構成を示す図である。 図4に示すフレーム処理部における先頭ブロックの他の構成例を示す図である。 図4に示すフレーム処理部における他の機能ブロックの構成を示す図である。 図4に示すフレーム処理部による処理の進行に伴った各機能ブロックの状態を示す図である。 ライン切替待ち時間を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態による受信システムにおけるフレーム処理部の構成を示す図である。 図9に示すフレーム処理部における先頭機能ブロックの構成を示す図である。 図9に示すフレーム処理部における他の機能ブロックの構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態による受信システムにおけるフレーム処理部の構成を示す図である。 図12に示すフレーム処理部における機能ブロックの構成を示す図である。 水平フィルタの構成を示す図である。 従来技術の手法を説明するための図である。 従来技術の問題点を説明するための図である(その1)。 従来技術の問題点を説明するための図である(その2)。
符号の説明
105 受信部 110 フレームバッファ
120 先頭機能ブロック 121 フリップフロップ
122 組合回路 123 リセット制御部
124 アトリビュート信号用F/F 125 リセット信号出力器
126 アトリビュート信号生成回路 127 比較器
128 入力ピクセルカウンタ 130 機能ブロック
131 フリップフロップ 132 組合回路
133 リセット制御部 134 アトリビュート信号用F/F
135 リセット信号出力器 140 出力バッファ
160 フレーム処理部 172 重ね合わせ処理部
174 出力バッファ 180 表示処理部
190 表示部 220 先頭ブロック
221 フリップフロップ 222 組合回路
223 制御部 224 アトリビュート信号用F/Fペア
226 アトリビュート信号生成回路 230 機能ブロック
231 フリップフロップ 232 組合回路
233 制御部 234 アトリビュート信号用F/Fペア
260 フレーム処理部 320 機能ブロック
321 フリップフロップ 322 組合回路
325 リセット信号出力器 327 比較器
328 出力ピクセルカウンタ 360 フレーム処理部

Claims (12)

  1. 1ラインを構成する各ピクセルデータを順次処理する画像処理回路において、
    順次入力される前記ピクセルデータをそれぞれ保持する複数の記憶素子と、
    該複数の記憶素子のうちの所定の記憶素子に保持されているピクセルデータを処理対象とする処理部と、
    前記1ラインの末尾のピクセルデータが前記処理部により処理されて出力されるタイミングに同期して前記複数の記憶素子をリセットするリセット制御部と、を有し、
    前記処理部は、
    連続した複数の前記記憶素子に保持された各ピクセルデータを用いて演算処理し、
    前記1ラインの先頭または末尾ピクセルデータが前記記憶素子を順次転送されるタイミングに同期した信号により制御されることを特徴とする画像処理回路。
  2. 1ラインを構成する各ピクセルデータを順次処理する画像処理回路において、
    順次入力される前記ピクセルデータをそれぞれ保持する複数の記憶素子と、
    該複数の記憶素子のうちの所定の記憶素子に保持されているピクセルデータを処理対象とする処理部と、
    前記1ラインの末尾のピクセルデータが前記処理部により処理されて出力されるタイミングに同期して前記複数の記憶素子をリセットするリセット制御部と、を有し、
    前記リセット制御部は、末尾ピクセルデータが前記処理部に入力したときに生成され、前記ピクセルデータが前記記憶素子を転送されるタイミングに同期して転送されるアトリビュート信号を参照して、前記記憶素子のリセットを制御することを特徴とする画像処理回路。
  3. 前記処理部は、連続した複数の前記記憶素子に保持された各ピクセルデータを用いて演算処理することを特徴とする請求項2に記載の画像処理回路。
  4. 前記リセット制御部は、
    1ラインにおける先頭のピクセルデータを起点として、入力されるピクセルデータの数をカウントする入力ピクセルカウンタと、
    該カウンタがカウントした数と、前記1ラインのピクセルデータの総数とを比較する比較器とを備え、
    前記比較器の比較結果が一致したことを示すときに入力されるピクセルデータに対して、該ピクセルデータが末尾のピクセルデータであることを示すアトリビュート信号を生成すること特徴とする請求項2または3に記載の画像処理回路。
  5. 複数の画像処理回路が、下位の画像処理回路が隣接する上位の画像処理回路から出力されたピクセルデータを順次処理するように接続されてなる画像処理システムにおいて、
    前記画像処理回路は、
    1ラインを構成する各ピクセルデータを順次処理するものであり、
    順次入力される前記ピクセルデータをそれぞれ保持する複数の記憶素子と、
    該複数の記憶素子のうちの所定の記憶素子に保持されているピクセルデータを処理対象とする処理部と、
    前記1ラインの末尾のピクセルデータが前記処理部により処理されて出力されるタイミングに同期して前記複数の記憶素子をリセットするリセット制御部とを有し、
    最も上位の画像処理回路の前記リセット制御部は、入力される各ピクセルデータに対して、該ピクセルデータが末尾のピクセルデータであるか否かを示すアトリビュート信号を生成して付属させ、処理されたピクセルデータが出力される際に、該ピクセルデータの前記アトリビュート信号を参照して前記リセットを制御し、
    他の画像処理回路の前記リセット制御部は、当該画像処理回路において処理されたピクセルデータが出力される際に、該ピクセルデータに付属した前記アトリビュート信号を参照して前記リセットを制御することを特徴とする画像処理システム。
  6. 前記処理部は、連続した複数の前記記憶素子に保持された各ピクセルデータを用いて演算処理することを特徴とする請求項5に記載の画像処理システム。
  7. 前記最も上位の画像処理回路のリセット制御部は、
    1ラインにおける先頭のピクセルデータを起点として、入力されるピクセルデータの数をカウントする入力ピクセルカウンタと、
    該入力ピクセルカウンタがカウントした数と、前記1ラインのピクセルデータの総数とを比較する比較器とを備え、
    前記比較器の比較結果が比較される両者が一致したことを示すときに入力されるピクセルデータに対して、該ピクセルデータが末尾のピクセルデータであることを示すアトリビュート信号を生成すること特徴とする請求項5または6に記載の画像処理システム。
  8. 1ラインを構成する各ピクセルデータを順次処理する画像処理方法において、
    順次入力される前記ピクセルデータを入力順に複数の記憶素子にそれぞれ保持し、
    該複数の記憶素子のうちの所定の記憶素子に保持されているピクセルデータを処理して出力し、
    前記1ラインの末尾のピクセルデータが処理されて出力されるタイミングに同期して前記複数の記憶素子のリセットを行い、
    入力される各ピクセルデータに対して、該ピクセルデータが末尾のピクセルデータであるか否かを示すアトリビュート信号を生成して付属させ、
    処理されたピクセルデータが出力される際に、該ピクセルデータの前記アトリビュート信号が末尾のピクセルデータであることを示すときに前記リセットを行うことを特徴とする画像処理方法。
  9. 連続した複数の前記記憶素子に保持された各ピクセルデータを用いて演算処理することを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 1ラインにおける先頭のピクセルデータを起点として、入力されるピクセルデータの数をカウントし、
    カウントした数と、前記1ラインのピクセルデータの総数との比較をし、
    前記比較の結果が一致したことを示すときに入力されるピクセルデータに対して、該ピクセルデータが末尾のピクセルデータであることを示すアトリビュート信号を生成すること特徴とする請求項8または9に記載の画像処理方法。
  11. 1ラインを構成する各ピクセルデータを順次処理する複数の画像処理回路が、下位の画像処理回路が隣接する上位の画像処理回路から出力されたピクセルデータを処理するように接続されてなる画像処理システムにおける画像処理方法であって、
    各画像処理回路において、
    順次入力されるピクセルデータを入力順に複数の記憶素子にそれぞれ保持し、
    該複数の記憶素子のうちの所定の記憶素子に保持されているピクセルデータを処理して出力し、
    前記1ラインの末尾のピクセルデータが処理されて出力されるタイミングに同期して前記複数の記憶素子のリセットを行い、
    最も上位の画像処理回路において、入力される各ピクセルデータに対して、該ピクセルデータが末尾のピクセルデータであるか否かを示すアトリビュート信号を生成して付属させ、処理されたピクセルデータが出力される際に、該ピクセルデータの前記アトリビュート信号が末尾のピクセルデータであることを示すときに前記リセットを行い、
    他の画像処理回路において、当該画像処理回路において処理されたピクセルデータが出力される際に、該ピクセルデータの前記アトリビュート信号が末尾のピクセルデータであることを示すときに前記リセットを行うことを特徴とする画像処理方法。
  12. 連続した複数の前記記憶素子に保持された各ピクセルデータを用いて演算処理することを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
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