JP4957813B2 - 通信用スレーブ及び通信ネットワークシステム - Google Patents

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Description

本発明は、1つのマスタと複数のスレーブとを、高電位側,低電位側の一対のバスでデイジーチェーン接続して構成される通信ネットワークに使用される前記スレーブ,並びに前記通信ネットワークのシステムに関する。
1つのマスタと複数のスレーブとを、一対のバスでデイジーチェーン接続して構成される通信ネットワークのプロトコルには、例えば車載LANとして用いられるDSI(Distributed System Interface)やSbW(Safe by Wire)などがある。このような通信ネットワークでは、マスタが複数のスレーブとシリアル通信を行うため、各スレーブにIDを設定する必要がある。
例えば特許文献1には、複数のスレーブ装置の各々が、バスを構成する電源線にスイッチを挿入し、マスタ装置があらかじめ記憶したスレーブ装置の各接続順とIDに基づいて、バスを介してマスタ装置に近いスレーブ装置から順次IDを設定し、IDが設定されたスレーブ装置が順次スイッチをオンにして、次段のスレーブ装置をバス接続する技術が開示されている。
特開2003−152741号公報
しかしながら、特許文献1のように、バスにスイッチを挿入しようとすると、そのスイッチを構成するトランジスタ等の素子には、オン抵抗値を極力低下させることが要求される。すると、スイッチのサイズを大型にせざるを得ず、各スレーブのサイズ、ひいては通信システム全体のサイズが大型化することに繋がるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バスにスイッチを挿入せずとも、それぞれがIDを適切に設定できる通信用スレーブ並びに通信ネットワークシステムを提供することにある。
請求項1記載の通信用スレーブによれば、自身を経由する高電位側バスについて、制御回路が接続されている点よりも下流側に抵抗素子を挿入する。そして、この抵抗素子の上流側端子と、低電位側バスとの電位差を検出する電位差検出手段とを備え、制御回路は、電位差検出手段により検出される電位差のレベルに応じて、マスタと通信を行うためのIDを設定する。すなわち、抵抗素子は、同程度のオン抵抗を有するトランジスタよりも小さなサイズで構成できる。ここで「上流側」とはマスタに近付く側を言い、「下流側」とはマスタより遠ざかる側を言うものとする。
そして、各スレーブの制御回路も動作する際にある程度の電流を消費するので、一対のバスに接続される各スレーブは、マスタより下流側に接続されるものほど、検出されるバス間の電位差が低下することになる。したがって、各スレーブの制御回路が、検出されるバス間電位差のレベルに応じてIDを設定すれば、それぞれがIDを一意に設定できるので、バスに低オン抵抗のスイッチを挿入する必要がなくなる。これにより、通信用スレーブ,ひいては通信ネットワークシステムの全体を小型化することができる。
請求項2記載の通信用スレーブによれば、一対のバスにおいて、電位差検出手段が接続されている点よりも下流側に、電流消費状態を変化可能に構成される電流消費回路を接続する。斯様に構成すれば、制御回路の消費電流が少ない場合でも、各スレーブ毎に検出されるバス間電位差を明確に相違させることができ、高電位側バスに挿入する抵抗素子の抵抗値をより低く設定できる。
請求項3記載の通信用スレーブによれば、電流消費回路を、マスタと通信を行うためのドライバで構成する。すなわち、スレーブのドライバが、バスに流す電流量を変化させてバスをドライブすることでマスタに対して応答を返すように構成されている場合は、電位差検出手段は、自身よりも下流側に位置するスレーブのドライバが電流を消費させた際にバス間の電位差を検出することができる。
請求項4記載の通信用スレーブによれば、電流消費回路を、スイッチと抵抗素子との直列回路で構成するので、スイッチを閉じることで抵抗素子に電流を流し、電流の消費状態を変化させることができる。
請求項5記載の通信用スレーブによれば、制御回路は、電源が投入されるとIDの設定を行うので、初期状態では、マスタからの制御指令が与えられなくても、スレーブ側が自律的に自身のIDを設定できる。
請求項6記載の通信用スレーブによれば、制御回路は、マスタより送信されるID設定を指示するコマンドを受信するとIDの設定を行うので、マスタからコマンドが送信される任意のタイミングでIDを設定できる。
請求項7記載の通信用スレーブによれば、制御回路は、バス間電位差の低下度合いに応じてID値を昇順若しくは降順に設定するので、マスタから遠くに位置するスレーブほど、ID値が順次大きくなるか、若しくは順次小さくなるように設定できる。
請求項8記載の通信ネットワークシステムによれば、スレーブの制御回路は、マスタよりトリガ信号が送信されるとドライバをオンしてバスに電流を流し、その間に電位差検出手段により検出される電位差データを取得してからドライバをオフさせる。そして、次にマスタよりトリガ信号が送信されると、他のスレーブによる送信処理との衝突を回避しながら電位差データに基づくID設定用データをマスタに送信する。尚、上記「衝突」の回避は、以下のように行うことが可能である。各スレーブがトリガ信号に同期して送信を同時に開始すると(ドライバ:オン)、最も下流側に位置するスレーブの電位差検出手段だけがシャント抵抗の電位差を検出せず、その他の上流側に位置するスレーブでは全てシャント抵抗の電位差が検出される。したがって、電位差が検出されたスレーブが送信を停止すれば、下流側のスレーブを優先させて通信を行うことができる。
一方、マスタは、各スレーブよりそれぞれ送信されるID設定用データを全て受信すると、それらのID設定用データに基づいて各スレーブに設定するIDを決定し、決定したIDをID設定コマンドと共に順次スレーブに送信する。すると、スレーブの制御回路は、ID設定コマンドと共に送信されたIDデータが電位差データに一致した場合は、そのIDデータを自身のID値として設定する。斯様に構成すれば、各スレーブのIDはマスタに全て把握されてから、マスタにより各スレーブに設定されるので、マスタとスレーブとの間で設定したIDの食い違いが生じることを回避できる。
請求項9記載の通信ネットワークシステムによれば、スレーブの制御回路は、マスタに送信するID設定用データに電位差データのビット反転値を用いる。すなわち、請求項8で述べたプロセスに従って各スレーブのIDを設定する際には、マスタから最も遠い位置にあるスレーブで検出される電位差データはゼロとなり、スレーブがマスタに近づくにつれて検出される電位差データは次第に大きくなる。その結果、検出された電位差データをそのままバス上に送信すると、マスタより遠いスレーブほど、送信するデータの上位ビット側に「0」が多くなる。
したがって、ドライバがオフの状態をデータ「0」に設定しているプロトコルの場合は、マスタより遠い下流側のスレーブがデータを送信している状態でも、その上流側に位置する他のスレーブが、非通信状態にあると判定する可能性が高くなり、スレーブ間で通信の衝突が発生し易くなる。そこで、スレーブが送信するID設定用データに電位差データのビット反転値を用いれば、下流側に位置するスレーブほどMSB側より(MSBファーストの場合)データ「1」が連続するようになるため、衝突の発生を回避して通信効率を向上させることができる。
第1実施例であり、通信ネットワークシステムの構成を示す図 スレーブが自身のIDを設定する処理を示すフローチャート 第2実施例を示す図2相当図 第3実施例を示す図1相当図 各スレーブで検出されるバス電圧の具体例を示す図 図2相当図 第4実施例を示す図6相当図 第5実施例を示す図1相当図 (a)はマスタが行う受信処理、(b)はスレーブが行う電圧検出処理、(c)はスレーブが行う送信処理のフローチャート 図9の処理が行われる場合の各部の信号変化を示すタイミングチャート (a)はマスタが各スレーブにIDを送信する処理、(b)はスレーブが送信されたIDを受信して設定する処理のフローチャート
(第1実施例)
以下、第1実施例について図1及び図2を参照して説明する。図1は、通信ネットワークシステムの構成を示す。通信ネットワークは、マスタ1と複数のスレーブ2a〜2d(通信用スレーブ,通信ノード)とで構成され、複数のスレーブ2a〜2dは、通信バス3H(高電位側バス),3L(低電位側バス)を介してマスタ1にデイジーチェーン接続されている。通信バス3Hには、マスタ1内のスイッチ4を介して電源VBが供給され、通信バス3Lにはグランド電位が付与される。尚、通信バス3Lについては一部のみを破線で示し、省略的に図示している。
マスタ1は、スレーブ2に通信バス3を介して信号を送信するドライバ5,スレーブ2が応答した信号を通信バス3を介して受信するレシーバ6,スイッチ4とドライバ5並びにレシーバ6を制御する制御回路7を備えている。制御回路7は、マイクロコンピュータにより構成され、ドライバ5を制御して通信バスの電位を変動させてマスタ2信号を送信する。また、マスタ2が応答した信号は、レシーバ6を介して制御回路7に与えられる。
スレーブ2は、マスタ1より送信された信号を受信するレシーバ8,マスタ1に信号を送信するドライバ9,レシーバ8並びにドライバ9を制御する制御回路10を備えている。この制御回路10も、マイクロコンピュータにより構成されている。ドライバ9は、通信バス3H,3L間に接続された電流源で構成されており、制御回路10が前記電流原のオンオフを制御することで通信バス3に流れる電流を変動させてマスタ1に応答信号を送信する。
また、スレーブ2を経由する通信バス3Hにおいて、ドライバ9が通信バス3Hに接続されている点と、次段のスレーブ2との間には、シャント抵抗11(抵抗素子)が挿入されている。このシャント抵抗11の抵抗値は例えば数Ωから10Ω程度である。尚、図示はしないが、通信バス3H,3Lのインピーダンスの平衡を維持するには、通信バス3L側にも同じ抵抗値のシャント抵抗を挿入することが好ましい。
そして、上記通信バス3Hにおいて、レシーバ8が接続されている点とドライバ9が接続されている点との間には、A/D変換回路(電位差検出手段)12が接続されている。A/D変換回路12は、通信バス3H,3L間の電位をA/D変換したデータを制御回路10に出力する。また、各スレーブ2は、通信バス3を介して電源供給を受けて動作するようになっている(例えばDSIのように、電源供給フェーズと通信フェーズとが交互に切り替えられる)。
次に、本実施例の作用について図2を参照して説明する。図2は、通信バス3に電源VBが投入された場合に、スレーブ2が自身のIDを設定する処理を示すフローチャートである。マスタ1がスイッチ4をオンして通信バス3に電源VBを投入すると(ステップS1:YES)、各スレーブ2はその電圧変動をレシーバ8を介して検出し、A/D変換回路12がA/D変換した通信バス3の電位データ;バス電圧を取得する。そして、ステップS2〜S5において、取得したバス電圧の大きさに応じて自身のIDを設定する(ステップS6〜S9)。
すなわち、各スレーブ2では、制御回路10を中心とする回路によって電流が消費されるので、その消費電流によって上流側に位置するスレーブ2のシャント抵抗11に電圧降下が生じる。したがって、マスタ1より遠い位置で通信バス3に接続されているスレーブ2ほど、A/D変換回路12により取得されるバス電圧は低下する。各バス電圧の具体数値は、電源VBの電圧やシャント抵抗11の抵抗値,通信バス3の長さやインピーダンスに応じて異なる。
本実施例では、例えば(VB>Va>Vb>Vc>Vd)となる閾値を設定し、(Va±α)Vか否か(ステップS2),(Vb±α)Vか否か(ステップS3),(Vc±α)Vか否か(ステップS4),(Vd±α)Vか否か(ステップS5)に応じて夫々IDを設定することとする。尚、αは許容測定幅であり、例えば「0.1」程度に設定する。そして、ステップS2で「YES」と判断するとID=1(ステップS6),ステップS3で「YES」と判断するとID=2(ステップS7),ステップS4で「YES」と判断するとID=3(ステップS8),ステップS5で「YES」と判断するとID=4(ステップS9)に設定する。この場合、スレーブ2a〜2dが、順にID=1〜4に設定されることになる。
以上のように本実施例によれば、スレーブ2を経由する通信バス3Hにおいて、制御回路10が接続されている点よりも下流側にシャント抵抗11を挿入し、制御回路10は、A/D変換回路12により検出される通信バス3H,3L間の電位差レベルに応じて、マスタ1と通信を行うためのIDを設定するようにした。すなわち、シャント抵抗11は、同程度のオン抵抗を有するトランジスタよりも小さなサイズで構成できる。一例を挙げると、5Ωのオン抵抗を有するトランジスタの素子サイズは約0.265mm2であるのに対し、5Ωの抵抗素子の素子サイズは約0.0146mm2であり、必要な面積が20分の1程度になる。
そして、制御回路10等も動作する際にある程度の電流を消費するので、マスタ1より下流側に接続されるスレーブ2ほど、通信バス3間について検出される電位差が低下するようになり、各スレーブ2がそれぞれ一意のIDを設定できる。したがって、通信バス3に低オン抵抗のスイッチ(トランジスタ)を挿入する必要がなくなり、スレーブ2,ひいては通信ネットワークシステムの全体を小型化することができる。
また、制御回路10は、通信バス3を介して電源が投入されるとIDの設定を行うので、初期状態では、マスタ1からの制御指令が与えられなくても、スレーブ2側が自律的に自身のIDを設定できる。更に、制御回路10は、検出されるバス電圧の低下度合いに応じてID値を昇順に設定するので、マスタ1から遠くに位置するスレーブ2ほど、ID値が順次大きくなるように設定できる。
(第2実施例)
図3は第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施例の構成は第1実施例と同様であるが、図3に示すID設定処理において、各スレーブ2の制御回路10は、ステップS1で「YES」と判断するとドライバ9(電流消費回路)をオンさせる(ステップS10)。すなわち、電流原を動作させて定電流を流し、電流を消費させる。これにより、判断ステップS2’〜S5’においては、閾値Va〜Vdに替わる閾値Va’〜Vd’を用いてバス電圧の判定を行い、判定結果に従い第1実施例と同様にIDを設定する。そして、IDを設定した後、ドライバ9をオフさせて(ステップS11)処理を終了する。
以上のように構成される第2実施例によれば、制御回路10は、IDを設定する際にドライバ9を動作させるので、制御回路10の消費電流が少ない場合でも、各スレーブ2毎に検出されるバス電圧を明確に相違させることができ、通信バス3に挿入するシャント抵抗11の抵抗値をより低く設定できる。そして、スレーブ2がマスタ1に対して応答を返すために備えているドライバ9を用いて電流の消費状態を変化させるので、電流消費回路を別途設ける必要が無い。
(第3実施例)
図4ないし図6は第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分について説明する。第3実施例のスレーブ21は、第1実施例のスレーブ2に、電流消費回路22を追加して構成されている。電流消費回路22は、常開型のスイッチ23及び負荷抵抗(抵抗素子)24の直列回路で構成され、シャント抵抗11の下流側端子とグランドとの間に接続されている。スイッチ23は例えばトランジスタで構成され、スイッチ23のオンオフ制御は制御回路25によって行われる。すなわちスイッチ23がオンすれば、通信バス3H,3L間に負荷抵抗24が接続される。
ここで図5は、電源VBの電圧を10V,シャント抵抗11の抵抗値を10Ω,負荷抵抗24の抵抗値を500Ωとして、各スレーブ21のスイッチ23をオンした状態で、各スレーブ21のA/D変換回路12によって検出されるバス電圧の具体例を示すものである。スレーブ21d側より順次合成抵抗値を検出して行くと、スレーブ21dでは510Ωと500Ωとの並列値となり252.4752Ω((c)参照),スレーブ21cでは262.4752Ωと500Ωとの並列値となり172.1205Ω((e)参照),スレーブ21bでは182.1205Ωと500Ωとの並列値となり133.4958Ω((g)参照)となる。
スレーブ21aで検出されるバス電圧は10Vであり、スレーブ21bで検出されるバス電圧は、
10×133.4958/(10+133.4958)≒9.3031(V)
であり、バス電圧検出点で流れる電流は、
9.3031/133.4958≒69.6884(mA)
となる。以降、同様に計算すると、スレーブ21cで検出されるバス電圧は約8.7923V,スレーブ21dで検出されるバス電圧は約8.4573Vとなる。
次に、第3実施例の作用について図6を参照して説明する。各スレーブ21の制御回路25は、ステップS1で「YES」と判断すると電流消費回路22のスイッチ23をオンさせて(ステップS12)、負荷抵抗24を通信バス3H,3L間に接続する。これにより、判断ステップS13〜S16においては、閾値Va〜Vdを、図5に示した各バス電圧に応じて具体的に設定する。
すなわち、ステップS13ではバス電圧が(10±0.1)Vか否か,ステップS14では(9.3±0.1)Vか否か,ステップS15では(8.8±0.1)Vか否か,ステップS16では(8.4±0.1)Vか否かに応じて夫々IDを設定する。そして、ステップS13〜S16の何れで「YES」と判断するかに応じて、ステップS6〜S9でID=1〜4に設定する。この場合、スレーブ21a〜21dのIDが、順にID=1〜4に設定されることになる。そして、IDを設定した後は、スイッチ23をオフさせて(ステップS17)処理を終了する。
以上のように第3実施例によれば、電流消費回路22を、スイッチ23と負荷抵抗24との直列回路で構成するので、スイッチ23を閉じることで負荷抵抗24に電流を流し、電流の消費状態を変化させることができる。
(第4実施例)
図7は第4実施例であり、第3実施例と異なる部分について説明する。第4実施例の構成は第3実施例と同様であるが、既に通信バス3Hに電源が投入されて第3実施例における処理が終了しており、各スレーブ21にIDが設定されている状態にあるものとする。そして、図7に示すID設定処理では、各スレーブ21は、マスタ1が送信する「ID確認コマンド」を受信すると(ステップS18:YES)、電流消費回路22のスイッチ23をオンさせる(ステップS12)。
それから、更にマスタ1が送信する「INI(イニシャル)コマンド」を受信するまで待機し(ステップS19)、上記コマンドを受信すると(YES)、第3実施例と同様の処理を行う。
以上のように第4実施例によれば、制御回路25は、マスタ1より送信されるID設定を指示するコマンド(ID確認コマンド,INIコマンド)を受信するとIDの設定を行うので、各スレーブ21は、マスタ1からコマンドが送信される任意のタイミングでIDを設定できる。
(第5実施例)
図8ないし図11は第5実施例を示すものである。第5実施例の通信ネットワークシステムは、マスタ31にスレーブ32a〜32dがデイジーチェーン接続されて構成されている。マスタ31は、制御回路7に替わる制御回路33を備え、スレーブ32は、制御回路10に替わる制御回路34と、A/D変換回路12に替わるA/D変換回路35(電位差検出手段)とを備えている。A/D変換回路35は、シャント抵抗11の下流側端子の電位も検出するようになっており、シャント抵抗11の上流側端子の電位と下流側端子の電位との差をとることで、シャント抵抗11の端子間電圧を検出する。尚、上流側端子,下流側端子の電位差を得る処理は、制御回路34が行っても良い。
次に、第5実施例の作用について図9乃至図11を参照して説明する。図9(a)は、マスタ31が通信バス3上に出力したトリガ信号に応答して、各スレーブ32が送信したデータをマスタが受信する処理を示すフローチャートである。マスタ31の制御回路33は、通信バス3上の電圧レベルを変化させてトリガ信号を送信する(ステップS21)。それから、スレーブ32が信号を送信するために(その信号をマスタ31が受信するために)使用する同期用信号を送信しながら(ステップS22)、スレーブ32が送信したデータを受信し(ステップS23:YES)、受信したデータをメモリに記憶させるなどして保存する(ステップS24)。そして、ステップS22〜S24の処理をスレーブ32からのデータを受信しなくなるまで(ステップS23:NO)継続する。
尚、上記の「同期用信号」は、マスタ31が通信バス3上の電圧を変化させて送信する例えばデータ値「0」を連続させたもので、各スレーブ32は、データ値「0」の電圧信号の例えば立下りエッジに同期して1ビットずつ送信を行う。そして、ステップS23で「NO」と判断すると、ステップS24で保存したデータをソートし(ステップS25)、ソートした順に各スレーブ32に与えるID値の割り付けを行う(ステップS26)。
図9(b)は、マスタ31が図9(a)の処理を実行している間にスレーブ32が行う電圧検出処理のフローチャートである。スレーブ32の制御回路34は、マスタ31が送信したトリガ信号を受信すると(ステップS31:YES)、ドライバ9をオンして通信バス3に電流を流す(ステップS32)。そこから一定時間が経過すると(ステップS33:YES)、シャント抵抗11の端子間電圧をA/D変換回路35を介して読み取る(ステップS34,S35)。そして、A/D変換された電圧データ(電位差データ,例えば8ビットとする)をメモリに記憶させて保持し(ステップS36)、ドライバ9をオフすると(ステップS37)処理を終了する。
また、図9(c)は、図9(b)の処理に引き続きスレーブ32が行う電圧データの送信処理を示すフローチャートである。スレーブ32の制御回路34は、マスタ31がステップS21の次に送信したトリガ信号を受信すると(ステップS41:YES)、例えばその信号の立下りエッジに同期して、ステップS34,S35で測定した電圧データのシリアル送信を1ビット目から(例えばMSBファーストで)開始する(ステップS42)。尚、ここで送信する電圧データは、ステップS35で読み込んで保持したA/D変換データの反転値を用いるが、その意義については後述する。
そして、1ビット目を送信した後にもシャント抵抗11の端子間電圧を検出し、その電圧が0Vか否かを判断する(ステップS43)。端子間電圧が0Vであれば(YES)、自身より下流側に位置するスレーブ32は存在しないことになる。一方、端子間電圧が0Vでなければ(NO)、自身より下流側に位置するスレーブ32が存在することになる。この場合はステップS41に戻り、下流側のスレーブ32に送信権を譲る。尚、下流側のスレーブ32による消費電流の影響により、前記スレーブが通信バス3をドライブしていない状態での電圧が厳密に0Vにならない場合は、例えば1V未満の閾値を設定し、その閾値以下であればステップS43で「NO」と判断すれば良い。
続くステップS44〜S57では、スレーブ32が2ビット目以降のデータを1ビットずつ、シャント抵抗11の端子間電圧が0Vであることを確認しながら送信する処理となる。そして、ステップS57で「YES」と判断すると処理を終了する。
図10は、図9の処理が行われる場合の各部の信号変化を示す。期間(A)においてマスタ31によりトリガ信号が送信された後、期間(B)で各スレーブ32a〜32dが同時にドライバ9をオンさせると、スレーブ32dではシャント抵抗11の端子間電圧は0Vである(図10(e)参照)。そこから上流側に位置するスレーブ32c,32b,32aに行くほど、シャント抵抗11に流れる電流量が増加するので、検出されるシャント抵抗11の端子間電圧は次第に上昇する。
期間(C)では(通信フェーズ)、冒頭で全てのスレーブ32a〜32dが1ビット目のデータを送信するが、その際にシャント抵抗11の端子間電圧が0Vになるのはスレーブ32dだけであるから、上述のようにスレーブ32dが2ビット目以降を送信し続ける(図10(e)参照)。スレーブ32dがデータ送信を終了すると、以降にマスタ31よりトリガ信号が送信されても通信を開始しない。
マスタ31による給電フェーズが実行された後、期間(D)の冒頭では、トリガ信号に応答してスレーブ32a〜32cが1ビット目のデータを送信するが、その際にシャント抵抗11の端子間電圧が0Vになるのはスレーブ32cだけであるから、ここではスレーブ32cが2ビット目以降を送信し続ける(図10(d)参照)。以降は同様に、期間(E)ではスレーブ32bがデータを送信し、期間(F)ではスレーブ32aがデータを送信する。そして、期間(G)ではデータ送信を開始するスレーブ32が存在しないため(ステップS23:NO)、マスタ31は電圧データの受信処理を終了する。尚、図10(a)の上段に記載されている「AD値」は、A/D変換データの反転値を示す。
以上の処理において、期間(B)に各スレーブ32d〜32aが検出するシャント抵抗11d〜11aの端子間電圧のA/D変換データが、夫々00000000B,00000100B,0010000B,1000000Bであったとする。通信バス3上でスレーブ32が送信するデータは「1」がドライブ状態(ドミナント)で送信され、「0」が非ドライブ状態(レセッシブ)で送信される。そして、上述のように各スレーブ32は、自身が1ビット目を送信した際に、シャント抵抗11の端子間電圧が0V(非ドライブ状態)か否かで、自身よりも下流側に位置するスレーブ32が送信を開始しているか否かを判断する。
したがって、下流側のスレーブ32が送信を開始したMSBのデータ値が「0」であると、上流側のスレーブ32に上記送信の開始が認識されず、衝突が発生する可能性がある。そこで、期間(B)に検出されるシャント抵抗11の端子間電圧がより低くなる下流側のスレーブ32について、送信データのMSBが「1」となるよう端子間電圧データの反転値を送信し、各スレーブ32間の送信権の調停がスムーズに行われるようにしている。尚、各スレーブ32にIDが設定された後は、マスタ31が各スレーブ32のIDを指定して通信を行うので、上記のような調停を行う必要はない。
図11(a)はマスタ31が図9(a)の電圧データ受信処理を行った後、各スレーブ32a〜32dにIDを送信する処理、図11(b)はスレーブ32a〜32dが夫々に送信されたIDを受信して設定する処理のフローチャートである。マスタ31は、送信回数をカウントするためのカウンタCNTをゼロクリアすると(ステップS61)、ID設定コマンドと共に先ずスレーブ32a(Sa)のIDデータを送信する(ステップS62)。ここで送信するIDデータは、スレーブ32aがマスタ31に送信したデータの反転値、すなわちシャント抵抗11aの電圧データそのものとする。
それから、マスタ31はステップS22と同様にデータ受信用の同期信号を送信し(ステップS62)、スレーブ32aからIDが設定されたことを示す応答信号(アクノリッジ)の返信を確認する(ステップS64)。上記応答信号の返信があれば(YES)ステップS67に移行する。ステップS64において応答信号の返信が無かった場合は(NO)カウンタCNTをインクリメントし(ステップS65)、カウンタCNTの値が「2」になったか否かを判断する(ステップS66)。カウンタCNTの値が「2」未満であれば(NO)ステップS62に戻り、再度IDデータを送信する。ステップS65においてカウンタCNTの値が「2」になれば(YES)エラー終了とする。
以降のステップS67〜72ではスレーブ32b(Sb)について上記と同様の処理を行い、ステップS73〜78ではスレーブ32c(Sc)について、ステップS79〜84ではスレーブ32d(Sd)について同様の処理を行う。
一方、図11(b)に示すスレーブ32側では、マスタ31より送信されたID設定コマンドを受信すると(ステップS91:YES)、当該コマンドに続いて送信されたIDデータを受信し、そのデータ値がステップS36で保持したA/D変換データに一致するか否かを判断する(ステップS92)。両者が一致すれば(YES)受信したデータを自身のIDとして設定し(ステップS93)、一致しなかった場合は(NO)ステップS91に戻る。以上の処理を各スレーブ32a〜32dが行うことで、それぞれに固有のIDが設定される。
以降は上述したように、マスタ31がIDを送信して通信対象とするスレーブ32を指定したコマンドを送信すると、上記IDに対応するスレーブ32だけが、マスタ1に応答するようになる。
以上のように第5実施例の通信ネットワークによれば、スレーブ32の制御回路34は、マスタ31よりトリガ信号が送信されるとドライバ9をオンして通信バス3に電流を流し、その間にA/D変換回路35により検出されるシャント抵抗11の端子間電圧のA/D変換データを取得してからドライバ9をオフさせる。そして、次にマスタ31よりトリガ信号が送信されると、他のスレーブ32による送信処理との衝突を回避しながらA/D変換データに基づくID設定用データをマスタ31に送信する。
また、マスタ31は、各スレーブ32よりそれぞれ送信されるID設定用データを全て受信すると、それらのID設定用データに基づいて各スレーブ32に設定するIDを決定し、決定したIDをID設定コマンドと共に順次スレーブ32に送信する。すると、スレーブ32の制御回路34は、ID設定コマンドと共に送信されたIDデータがA/D変換データに一致すれば、そのIDデータを自身のID値として設定する。したがって、各スレーブ32のIDはマスタ31に全て把握されてから、マスタ31により各スレーブ32に設定されるので、マスタ31とスレーブ32との間で設定したIDの食い違いが生じることを回避できる。
更に、スレーブ32の制御回路34は、マスタ31に送信するID設定用データに電位差データのビット反転値を用いるので、ドライバ9がオフの状態をデータ「0」に設定しているプロトコルの場合に、衝突の発生を回避して通信効率を向上させることができる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
検出されるバス電圧が低下するのに応じて、各スレーブのIDが降順となるように設定しても良い。その場合、最初に設定するIDは、スペックで規定されているスレーブの最大接続数以上にすれば良い。また、必ずしもIDを昇順,降順で設定する必要はなく、各スレーブがそれぞれ特定可能なるようにIDを付与すれば良い。
シャント抵抗11や負荷抵抗24の抵抗値は、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
電位差検出手段は、コンパレータを用いて構成しても良い。
各スレーブの低電位基準(例えばグランド)が低電位側バス3Lで接続されておらず、個別に電位基準点に接続されている場合は、シャント抵抗11を低電位側に挿入する必要はない。
ドライバ9は電流駆動型に限らず、電圧駆動型であっても良い。
バスのドライブ状態,非ドライブ状態とデータ値「1,0」との対応を逆にしても良い。
DSIのような通信プロトコルに限ることなく、1つのマスタと複数のスレーブとがバスを介してデイジーチェーン状に接続され、各スレーブがIDをダイナミックに設定するものであれば適用が可能である。
図面中、1はマスタ、2はスレーブ(通信用スレーブ)、3Hは通信バス(高電位側バス)、3Lは通信バス(低電位側バス)、9はドライバ(電流消費回路)、10は制御回路、11はシャント抵抗(抵抗素子)、12はA/D変換回路(電位差検出手段)、21はスレーブ(通信用スレーブ)、22は電流消費回路、23はスイッチ、24は負荷抵抗(抵抗素子)、25は制御回路、31はマスタ、32はスレーブ、34は制御回路、35はA/D変換回路(電位差検出手段)を示す。

Claims (9)

  1. 1つのマスタと複数のスレーブとを、高電位側,低電位側の一対のバスでデイジーチェーン接続して構成される通信ネットワークに使用される前記スレーブにおいて、
    前記マスタとの通信を制御する制御回路と、
    前記高電位側バスに、前記制御回路が接続されている点よりも下流側に挿入される抵抗素子と、
    この抵抗素子の上流側端子と、前記低電位側バスとの電位差を検出する電位差検出手段とを備え、
    前記制御回路は、前記電位差検出手段により検出される電位差のレベルに応じて、前記マスタと通信を行うためのIDを設定することを特徴とする通信用スレーブ。
  2. 前記一対のバスにおいて、前記電位差検出手段が接続されている点よりも下流側に接続され、電流の消費状態を変化可能に構成される電流消費回路を備えることを特徴とする請求項1記載の通信用スレーブ。
  3. 前記電流消費回路は、前記マスタと通信を行うためのドライバで構成されることを特徴とする請求項2記載の通信用スレーブ。
  4. 前記電流消費回路は、スイッチと抵抗素子との直列回路で構成されることを特徴とする請求項2記載の通信用スレーブ。
  5. 前記制御回路は、電源が投入されると、前記IDの設定を行うことを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の通信用スレーブ。
  6. 前記制御回路は、前記マスタより送信されるID設定を指示するコマンドを受信すると、前記IDの設定を行うことを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の通信用スレーブ。
  7. 前記制御回路は、前記電位差の低下度合いに応じて、前記ID値を昇順若しくは降順に設定することを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の通信用スレーブ。
  8. 1つのマスタと複数のスレーブとを、高電位側,低電位側の一対のバスでデイジーチェーン接続して構成される通信ネットワークシステムにおいて、
    前記スレーブは、
    前記マスタとの通信を制御する制御回路と、
    前記高電位側バスに、前記制御回路が接続されている点よりも下流側に挿入される抵抗素子と、
    この抵抗素子の上流側端子と下流側端子との電位差を検出する電位差検出手段と、
    前記抵抗素子の上流側端子と前記低電位側バスとの間に接続され、バスに流す電流の状態を変化させて前記マスタに信号を送信するためのドライバとを備え、
    前記制御回路は、
    前記マスタよりトリガ信号が送信されると前記ドライバをオンしてバスに電流を流し、その間に前記電位差検出手段により検出される電位差データを取得してから前記ドライバをオフさせ、
    次に前記マスタよりトリガ信号が送信されると、他のスレーブによる送信処理との衝突を回避しながら前記電位差データに基づくID設定用データを前記マスタに送信し、
    前記マスタは、各スレーブよりそれぞれ送信される前記ID設定用データを全て受信すると、それらのID設定用データに基づいて各スレーブに設定するIDを決定し、決定したIDをID設定コマンドと共に順次スレーブに送信し、
    前記スレーブの制御回路は、前記ID設定コマンドと共に送信されたIDデータが前記電位差データに一致した場合は、前記IDデータを自身のID値として設定することを特徴とする通信ネットワークシステム。
  9. 前記スレーブの制御回路は、前記マスタに送信するID設定用データに、前記電位差データのビット反転値を用いることを特徴とする請求項8記載の通信ネットワークシステム。
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