JP5664401B2 - 電源装置、電源管理装置、電源装置の接続位置検出方法及び電源システム - Google Patents

電源装置、電源管理装置、電源装置の接続位置検出方法及び電源システム Download PDF

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Description

本発明は、電源装置、電源管理装置、電源装置の接続位置検出方法及び電源システムに関する。
電力源あるいは負荷の直列、並列接続は、電気回路の基本となるものである。受動負荷においては直列、並列の接続は原理的な困難は伴わず、対応する電気配線を実現すればいい。一方、電力源においては、その電圧、あるいは電流容量を考慮しないと危険であり単純な直列、並列接続はできない。
例えば、電池の並列接続の場合、並列接続される個々の電池の出力電圧が等しいという条件や、電池の種類(さらには、メーカ、ロットまで)が同一という条件が必要になる。これは各々の電池の種類が異なると、充電、放電特性が異なり、当初は同じ電圧であっても、時間が経つと電圧のアンバランスが発生し、どれかの電池が他を充電してしまったり、特定の電池のみにストレスが掛かったりするなどの悪影響があるからである。
直列接続においては、直列接続された全体の電流容量は一番小さいもので決まり、各素子の電流容量が同程度でないと、効果的な接続はできない。しかし、この電気的特性をよく揃えることで、あるいは各素子に対する電流配分の制御(並列の場合)、電流容量を同程度とする(直列の場合)等の対策を入れることで、電力源も直列、並列接続及びそれらの切り替えが可能となり、実際に使用されている。
電力源の直列、並列接続及びそれらの切り替えについては、予め、電力源がバスラインに対して物理的にどの位置にあるかを、切り替えを行う装置において適切に把握することが求められる。
そこで、本開示は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的とするところは、電力源がバスラインにどのように接続しているかを把握できる情報の通知及び当該通知を取得することで電力源がバスラインにどのように接続しているかを把握することが可能な、新規かつ改良された電源装置、電源管理装置、電源装置の接続位置検出方法及び電源システムを提供することにある。
本開示によれば、一方向にのみ電流を流せるラインを含むバスラインに接続される電源管理装置からの位置検出信号の出力の指示を受けて前記ラインに位置検出信号を出力する位置検出信号出力部と、他の装置から出力される、前記ラインを流れる前記位置検出信号を検出する位置検出信号検出部と、前記位置検出信号検出部で前記位置検出信号を検出すると、該位置検出信号の検出を前記電源管理装置に対して応答する位置検出信号応答部と、を備える、電源装置が提供される。
本開示によれば、位置検出信号出力部は、一方向にのみ電流を流せるラインを含むバスラインに接続される電源管理装置からの位置検出信号の出力の指示を受けてラインに位置検出信号を出力する。位置検出信号検出部は、他の装置から出力される、ラインを流れる位置検出信号を検出する。位置検出信号応答部は、位置検出信号検出部で位置検出信号を検出すると、該位置検出信号の検出を電源管理装置に対して応答する。これにより、本開示にかかる電源装置は、位置検出信号を検出して、位置検出信号を検出した旨を電源管理装置へ応答することが出来る。
また本開示によれば、一方向にのみ電流を流せるラインを含むバスラインに接続される電源装置の内の一の電源装置に対して、前記バスラインにおける各前記電源装置の接続位置を検出する位置検出信号の前記ラインへの出力を指示する位置検出信号出力指示部と、前記位置検出信号を検出した前記電源装置からの応答を受信して、前記バスラインへの前記電源装置の接続位置を検出する接続位置検出部と、を備える、電源管理装置が提供される。
また本開示によれば、一方向にのみ電流を流せるラインを含むバスラインに接続される電源装置の内の一の電源装置に対して、前記バスラインにおける各前記電源装置の接続位置を検出する位置検出信号の前記ラインへの出力を指示する位置検出信号出力指示ステップと、前記位置検出信号を検出した前記電源装置からの応答を受信して、前記バスラインへの前記電源装置の接続位置を検出する接続位置検出ステップと、を備える、電源装置の接続位置検出方法が提供される。
また本開示によれば、一方向にのみ電流を流せるラインを含むバスラインに接続される複数の電源装置及び電源管理装置を備え、前記電源管理装置は、前記電源装置の内の一の電源装置に対して、前記バスラインにおける各前記電源装置の接続位置を検出する位置検出信号の前記ラインへの出力を指示する位置検出信号出力指示部と、前記位置検出信号を検出した前記電源装置からの応答を受信して、前記バスラインへの前記電源装置の接続位置を検出する接続位置検出部と、を備え、前記電源装置は、前記電源管理装置からの位置検出信号の出力の指示を受けて前記ラインに位置検出信号を出力する位置検出信号出力部と、他の電源装置から出力される、前記ラインを流れる前記位置検出信号を検出する位置検出信号検出部と、前記位置検出信号を検出すると、該位置検出信号の検出を前記電源管理装置に対して応答する位置検出信号応答部と、を備える、電源システムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、電力源がバスラインにどのように接続しているかを把握できる情報の通知及び当該通知を取得することで電力源がバスラインにどのように接続しているかを把握することが可能な、新規かつ改良された電源装置、電源管理装置、電源装置の接続位置検出方法及び電源システムを提供することができる。
本開示の第1の実施形態に係る電源システム1の基本構成を示す説明図である。 本開示の第1の実施形態に係る電源装置100aの構成を示す説明図である。 本開示の第1の実施形態に係る電源管理装置50の構成を示す説明図である。 電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。 電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。 本開示の第2の実施形態にかかる電源装置200の構成を示す説明図である。 電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。 電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。 本開示の第3の実施形態にかかる電源装置300の構成を示す説明図である。 電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。 電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。 電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。 電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。 本開示の第4の実施形態にかかる電源装置400の構成を示す説明図である。 電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。 電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。 電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。 電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。 本開示の第4の実施形態にかかる電源システム5の構成を示す説明図である。 電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
<1.本開示の第1の実施形態>
[1−1.電源システムの基本構成]
[1−2.電源装置の構成]
[1−3.電源管理装置の構成]
[1−4.電源装置の位置検出方法]
<2.本開示の第2の実施形態>
[2−1.電源装置の構成]
[2−2.電源装置の位置検出方法]
<3.本開示の第3の実施形態>
[3−1.電源装置の構成]
[3−2.電源装置の位置検出方法]
<4.本開示の第4の実施形態>
[4−1.電源装置の構成]
[4−2.電源装置の位置検出方法]
<5.本開示の第5の実施形態>
[5−1.電源システムの構成]
[5−2.電源装置の位置検出方法]
<6.まとめ>
<1.本開示の第1の実施形態>
[1−1.電源システムの基本構成]
まず、本開示の第1の実施形態に係る電源システムの基本構成について説明する。図1は、本開示の第1の実施形態に係る電源システム1の基本構成を示す説明図である。以下、図1を用いて本開示の第1の実施形態に係る電源システム1の基本構成について説明する。
図1に示したように、本開示の第1の実施形態に係る電源システム1は、バスライン10に接続される電源装置100a、100b、100c、・・・と、同じくバスライン10に接続される電源管理装置50と、を含んで構成される。
バスライン10は、図1に示したように4本のライン11,12,13,14で構成される。ライン11は電源装置100a、100b、100c、・・・から電力を出力するための電力出力ラインである。ライン12は電源装置100a、100b、100c、・・・を直列に接続するためのラインである。ライン12には、図1に示すように、ダイオード21a、21b、21c、・・・が電源装置100a、100b、100c、・・・が接続される位置に対応して設けられる。このダイオード21a、21b、21c、・・・により、ライン12は電源装置100a、100b、100c、・・・を直列に接続する役割を果たすことが出来る。ライン13は電源装置100a、100b、100c及び電源管理装置50の共通ラインであり、ライン14は、電源装置100a、100b、100cを動作させるための電力が供給される動作用電源ラインである。
図1に示した電源システム1では、バスライン10と、電源装置100a、100b、100c及び電源管理装置50との接続は、5つのピンからなるコネクタが用いられる。電源装置100a、100b、100cとバスライン10のライン11との間には、ダイオード22a、22b、22cが設けられている。一方、バスライン10と電源管理装置50とを接続するコネクタ30dの1ピン(BUS)にはダイオードが入っていない。電源管理装置50にとっては、コネクタ30dの1ピンは電力入力ポートに相当するからである。
電源装置100a、100b、100cは、バスライン10とはコネクタ30a、30b、30cで接続され、それぞれバスライン10と接続するためのコネクタ101a、101b、101cを備える。電源装置100a、100b、100cは、バスライン10にダイナミックに接続、またバスライン10からダイナミックに切断することが可能な装置である。従って、バスライン10から電源装置100a、100b、100cが抜かれていたり、またバスライン10への電源装置100a、100b、100cの接続位置が入れ替わったりすることが想定される。
図1に示した電源システム1では、バスライン10を使用して、電源装置100a、100b、100c、・・・を直列に接続する場合には、電力は図1の左から右に向かって流れる。従って、どの電源装置がバスライン10のどの位置に接続されているかが把握できないと、どの電源装置同士を直列に接続すべきかの制御ができない。これは、直列接続された電源装置を並列に接続する場合についても同様である。
従って、電源管理装置50は、電源装置の直並列接続の切り替えには、各電源装置のバスライン10への接続位置を把握することが必要不可欠である。最も単純な方法としては、例えばバスライン10の左から順にIDを設定し、電源装置の接続位置を変更しない方法がある。しかし、電源装置の接続位置を固定してしまうと、電源装置のダイナミックな接続及び切断が不可能になる。従って、電源管理装置50は、各電源装置のバスライン10への接続位置を何らかの方法で把握することが必要不可欠である。
本実施形態では、各電源装置のバスライン10への接続位置を電源管理装置50で把握できるようにするために、各電源装置に対して、製造時に固有のIDを設定することとする。これは例えばネットワークに接続できるデバイスにMACアドレスを設定することと同様の思想である。これにより、各電源装置はワールドユニークなIDを保持することができる。この場合、電源管理装置50は、電源装置がバスライン10に接続された際に、電源装置と電源管理装置50との間の通信によって、各電源装置の固有IDを知ることが出来る。なお、電源装置と電源管理装置50との間の通信は、バスライン10を用いた通信であってもよく、バスライン10と用いない無線通信であっても良い。
一方、各電源装置に対して、製造時に固有のIDを設定しない場合であっても、電源管理装置50は、バスライン10に接続された電源装置を特定するために、各電源装置を一位に識別できるアドレスを固有ID代わりに割り振ることで、各電源装置を特定することが出来る。
従って、バスライン10に接続される電源装置のIDやアドレスの管理は、既存のご術で容易に実行出来ることが分かる。
しかし、電源装置をIDやアドレスで管理しても、電源装置はバスライン10に設けられる任意のコネクタに接続することができる。従って電源管理装置50は、電源装置の直並列接続の切り替えに際し、バスライン10上のコネクタの位置と、電源装置のIDやアドレスとをバインドする必要がある。以下において、バスライン10上のコネクタの位置と、電源装置のIDやアドレスとのバインドを自動で行い、電源管理装置50は、このバインドに基づいて電源装置の直並列接続の切り替えを行えるようにする方法について説明する。
[1−2.電源装置の構成]
図2は、本開示の第1の実施形態に係る電源装置100aの構成を示す説明図である。なお、図2では電源装置100aを例に挙げて示すが、その他の電源装置100b、100c、・・・についても電源装置100aと同様の構成を有する。以下、図2を用いて本開示の第1の実施形態に係る電源装置100aの構成について説明する。
図2に示したように、本開示の第1の実施形態に係る電源装置100aは、コネクタ101aと、マイクロプロセッサ110と、スイッチ111と、抵抗R11と、を含んで構成される。なお、図2に示した電源装置100aは、内部に電力を蓄え、蓄えた電力を、コネクタ101aの1ピン(BUS)を通じてバスライン10に出力することができる構成を有しているが、図面ではかかる構成は割愛されている。
コネクタ101aは、図1に示したコネクタ30a、30b、30c、・・・のいずれかに接続することができるコネクタであり、図2に示すように5つのピンを有する。1ピン(BUS)は、電源装置100aから電力をバスライン10のライン11に出力するためのピンである。2ピン(GND)はバスライン10のライン13に接続するためのピンであり、接地の役割を有する。3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)は、ライン12に接続するためのピンである。4ピン(Vcc)は、ライン14に接続するためのピンである。
マイクロプロセッサ110は、電源装置100aの動作を制御するプロセッサであり、本実施形態では、3ピン(JPRA)の電圧を検出する機能、およびスイッチ111のオン・オフを制御する機能を有する。マイクロプロセッサ110は、3ピン(JPRA)の電圧レベルのみを検出するので、高インピーダンス入力としてもよい。マイクロプロセッサ110は、3ピン(JPRA)の電圧レベルの検出に際し、ノイズに対する誤動作を妨げる程度のインピーダンスにすることができ、ノイズについてはソフトウェア的なフィルタリングを実行するようにしても良い。
マイクロプロセッサ110は、通信部121と、位置検出信号検出部122と、位置検出信号応答部123と、を備える。通信部121は、電源管理装置50との間の通信を実行するものである。位置検出信号検出部122は、3ピン(JPRA)に発生した電圧を検出するものである。位置検出信号応答部123は、位置検出信号検出部122の電圧の検出に応じて、電圧が検出されたことを、通信部121を通じて電源管理装置50に応答するものである。
なお、電源管理装置50と電源装置100aとの間の通信は、有線で行われてもよく、無線で行われても良い。電源管理装置50と電源装置100aとの間の通信が有線で行われる場合には、バスライン10を通じた電力線通信を用いても良く、バスライン10とは別に通信線を設けて当該通信線による通信を用いても良い。
スイッチ111は、4ピン(Vcc)と5ピン(JPRB)との間の接続を切り替える機能を有するスイッチである。上述したように、スイッチ111はマイクロプロセッサ110によってオン・オフが制御される。また、スイッチ111と5ピン(JPRB)との間には抵抗R11が設けられる。スイッチ111がオンされると、電源装置100aは、ライン14を流れる動作用DC電源を、抵抗R11を通じて5ピン(JPRB)に出力する。
以上、図2を用いて本開示の第1の実施形態に係る電源装置100aの構成について説明した。次に、図2を用いて本開示の第1の実施形態に係る電源管理装置50の構成について説明する。
[1−3.電源管理装置の構成]
図3は、本開示の第1の実施形態に係る電源管理装置50の構成を示す説明図である。以下、図3を用いて本開示の第1の実施形態に係る電源管理装置50の構成について説明する。
図3に示したように、本開示の第1の実施形態に係る電源管理装置50は、コネクタ51と、マイクロプロセッサ60と、スイッチ61と、抵抗R12と、を含んで構成される。
コネクタ51は、図1に示したコネクタ30a、30b、30c、・・・のいずれかに接続することができるコネクタであり、図3に示すように5つのピンを有する。1ピン(BUS)は、電源装置100aからの電力をバスライン10のライン11から受け取るためのピンである。2ピン(GND)はバスライン10のライン13に接続するためのピンであり、接地の役割を有する。3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)は、ライン12に接続するためのピンである。4ピン(Vcc)は、ライン14に接続するためのピンである。
マイクロプロセッサ60は、電源管理装置50の動作を制御するプロセッサであり、本実施形態では、バスライン10に接続されている電源装置の接続位置を取得するために、スイッチ61をオンさせて、ライン12に電圧Vccを発生させることができる。電源管理装置50がスイッチ61をオンさせて、ライン12に電圧Vccを発生させることで、バスライン10に接続される電源装置100aは、スイッチ111をオンさせることで、3ピン(JPRA)の電圧をマイクロプロセッサ110で検出することが可能になる。
マイクロプロセッサ60は、通信部71と、位置検出信号出力指示部72と、接続位置検出部73と、を備える。通信部71は、電源装置100a等との間の通信を実行するものである。位置検出信号出力指示部72は、ライン12への所定の電圧の出力を指示するものである。位置検出信号出力指示部72がライン12へ所定の電圧の出力を指示すると、スイッチ61がオンされて、ライン12に電圧Vccが発生する。接続位置検出部73は、特定の電源装置に対してスイッチ111をオンさせる命令を、通信部71を介して送出し、電源装置からの応答を、通信部71を介して受信することで、バスライン10への電源装置の接続位置を検出するものである。
以上、図3を用いて本開示の第1の実施形態に係る電源管理装置50の構成について説明した。次に、本開示の第1の実施形態に係る電源管理装置50による、電源装置のバスライン上の位置検出方法について説明する。
[1−4.電源装置の位置検出方法]
図4A及び図4Bは、本開示の第1の実施形態に係る電源管理装置50による、電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。なお、図4A及び図4Bは、5つの電源装置100a〜100eを図示しており、これら5つの電源装置には、電源管理装置50が位置検出処理を開始する前に固有のIDまたはアドレスが割り振られており、電源管理装置50はこの5つの電源装置の固有のIDまたはアドレスを把握しているものとする。また、電源管理装置50が、電源装置のバスラインへの接続位置を検出するには、全ての電源装置のスイッチ111がオフになっていることを前提とする。
電源管理装置50は、バスライン10に接続された電源装置100a〜100eの内、適当なIDまたはアドレスを持った電源装置に対して、スイッチ111をオンにする命令を接続位置検出部73が通信部71を通じて送出する。図4Aでは、電源装置100cに対して、スイッチ111をオンにする命令を送出する場合について示されている。
電源管理装置50からのスイッチ111をオンにする命令を受けた電源装置100cは、マイクロプロセッサ110によりスイッチ111をオンにする。スイッチ111がオンになることで、ライン12に所定の電圧が出力される。
ライン12に所定の電圧が出力されると、電源装置100cの下流側の装置、すなわち電源装置100d、100eにおいて、3ピン(JPRA)に電圧が発生したことをマイクロプロセッサ110の位置検出信号検出部122で検出することができる。電源装置100d、100eは、3ピン(JPRA)に電圧が発生したことをマイクロプロセッサ110の位置検出信号検出部122で検出すると、位置検出信号応答部123は、電圧を検出したことを、通信部121を介して電源管理装置50に送信する。図4Bは、電源装置100d、100eは、3ピン(JPRA)に電圧が発生したことを電源管理装置50に送信する様子を図示したものである。
電源装置100d、100eからの電圧検出の送信により、電源管理装置50は、適当に指定した電源装置(上述の例では電源装置100c)より右側(下流側)に位置する全ての電源装置を知ることが出来る。
一方、電源管理装置50により適当に指定された電源装置(上述の例では電源装置100c)より左側(上流側)に位置する電源装置(上述の例では電源装置100a、100b)は、ダイオード21a、21bのために電圧の検出ができない。従って、当該電源装置は、電源管理装置50に対して電圧を検出したことの送信を行わないか、電圧を検出できなかったことを送信する。
かかる構成において、電源管理装置50は、例えば以下に示すようなアルゴリズムを用いて、バスライン10に接続された各電源装置の位置を特定することができる。
まず、電源管理装置50は、バスライン10にn個の電源装置が接続されていることは既知であるとする。次に電源管理装置50は、各電源装置に対してスイッチ111をオンにする命令を送信し、ある電源装置のスイッチ111のオンに基づいて電圧を検出した旨の応答を返してきた電源装置の数を記憶する。
例えば、電源管理装置50がスイッチ111をオンにする命令を送信し、どの電源装置も応答を返してこなければ、当該命令を送信した相手の電源装置は電源管理装置50のすぐ左側(上流側)に位置することが分かり、応答を返した電源装置の数がmならば、当該命令を送信した相手の電源装置は電源管理装置50の上流側(m+1)番目に位置することが分かる。すなわち、電源管理装置50は、(n−1)個の電力装置に対してスイッチ111をオンにする命令を送信し、返ってきた応答の数を確認するだけで、全ての電源装置の順番を確定することが出来る。
電源管理装置50は、電源装置からの応答のためのタイムスパンをnスロット用意してもよい。タイムスパンをnスロット用意することで、例えばアドレスの若い順に応答を電源管理装置50へ返すようにしておければ、電源装置間での応答の衝突を回避することができる。
以上、本開示の第1の実施形態に係る電源管理装置50による、電源装置のバスライン上の位置検出方法について説明した。以上説明したように本開示の第1の実施形態によれば、バスライン10に接続されている電源装置に対して、電源管理装置50からスイッチ111をオンにする命令を送信し、ある電源装置のスイッチ111のオンに基づいて電圧を検出した旨の応答を返してきた電源装置の数を取得する。これにより、電源管理装置50は、どの電源装置がバスライン10のどのコネクタに接続されているかを把握することが可能となる。
<2.本開示の第2の実施形態>
[2−1.電源装置の構成]
次に、本開示の第2の実施形態について説明する。図5は、本開示の第2の実施形態にかかる電源装置200の構成を示す説明図である。以下、図5を用いて本開示の第2の実施形態にかかる電源装置200の構成について説明する。
図5に示したように、本開示の第2の実施形態にかかる電源装置200は、コネクタ201と、マイクロプロセッサ210と、スイッチ211と、抵抗R21と、を含んで構成される。なお、図5に示した電源装置200は、内部に電力を蓄え、蓄えた電力を、コネクタ201の1ピン(BUS)を通じてバスライン10に出力することができる構成を有しているが、図面ではかかる構成は割愛されている。
コネクタ201は、図1に示したコネクタ30a、30b、30c、・・・のいずれかに接続することができるコネクタであり、図5に示すように5つのピンを有する。1ピン(BUS)は、電源装置200から電力をバスライン10のライン11に出力するためのピンである。2ピン(GND)はバスライン10のライン13に接続するためのピンであり、接地の役割を有する。3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)は、ライン12に接続するためのピンである。4ピン(Vcc)は、ライン14に接続するためのピンである。
マイクロプロセッサ210は、電源装置200の動作を制御するプロセッサであり、本実施形態では、3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)の電圧を検出する機能、並びにスイッチ211のオン・オフを制御する機能を有する。マイクロプロセッサ210は、3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)の電圧レベルを検出するので、高インピーダンス入力としてもよい。マイクロプロセッサ210は、3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)の電圧レベルの検出に際し、ノイズに対する誤動作を妨げる程度のインピーダンスにすることができ、ノイズについてはソフトウェア的なフィルタリングを実行するようにしても良い。
マイクロプロセッサ210は、通信部221と、位置検出信号検出部222と、位置検出信号応答部223と、を備える。通信部221は、電源管理装置50との間の通信を実行するものである。位置検出信号検出部222は、3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)に発生した電圧を検出するものである。位置検出信号応答部223は、位置検出信号検出部222の電圧の検出に応じて、電圧が検出されたことを、通信部221を通じて電源管理装置50に応答するものである。
スイッチ211は、4ピン(Vcc)と3ピン(JPRA)との間の接続を切り替える機能を有するスイッチである。上述したように、スイッチ211はマイクロプロセッサ210によってオン・オフが制御される。また、スイッチ211と3ピン(JPRA)との間には抵抗R21が設けられる。スイッチ211がオンされると、電源装置200は、ライン14を流れる動作用DC電源を、抵抗R21を通じて3ピン(JPRA)に出力する。
図5に示した電源装置200は、図2に示した電源装置100aと違い、内部のスイッチ211がオンされると、動作用DC電源を、抵抗R21を通じて3ピン(JPRA)に出力する点で異なっている。また図5に示した電源装置200は、図2に示した電源装置100aと違い、内部のマイクロプロセッサ210が3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)の電圧を検出する点で異なっている。
従って、電源管理装置50からの命令を受けて、内部のマイクロプロセッサ210がスイッチ211をオンすると、動作用DC電源が、抵抗R21を通じて、3ピン(JPRA)からライン12に出力される。
このように電源装置200を構成することで、バスライン10に接続される、ある電源装置200がスイッチ211をオンすると、下流側の電源装置だけでなく、隣接する上流側の電源装置も、ライン12に出力される電圧を検出することができ、バスライン10に接続される電源管理装置50に対して、電圧の検出を応答することができる。
以上、図5を用いて本開示の第2の実施形態にかかる電源装置200の構成について説明した。次に、本開示の第2の実施形態にかかる電源装置の位置検出方法について説明する。
[2−2.電源装置の位置検出方法]
図6A及び図6Bは、本開示の第2の実施形態に係る電源管理装置50による、電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。なお、図6A及び図6Bは、5つの電源装置200a〜200eを図示しており、これら5つの電源装置の構成は図5に示した電源装置200と同一の構成を有し、5つの電源装置には、電源管理装置50が位置検出処理を開始する前に固有のIDまたはアドレスが割り振られており、電源管理装置50はこの5つの電源装置の固有のIDまたはアドレスを把握しているものとする。また、電源管理装置50が、電源装置のバスラインへの接続位置を検出するには、全ての電源装置のスイッチ211がオフになっていることを前提とする。
電源管理装置50は、バスライン10に接続された電源装置200a〜200eの内、適当なIDまたはアドレスを持った電源装置に対して、スイッチ211をオンにする命令を送出する。図6Aでは、電源装置200cに対して、スイッチ211をオンにする命令を送出する場合について示されている。
電源管理装置50からのスイッチ211をオンにする命令を受けた電源装置200cは、マイクロプロセッサ210によりスイッチ211をオンにする。スイッチ211がオンになることで、ライン12に所定の電圧が出力される。
ライン12に所定の電圧が出力されると、電源装置200cの下流側の装置、すなわち電源装置200d、200eにおいて、3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)に電圧が発生したことをマイクロプロセッサ210で検出することができる。また、ライン12に所定の電圧が出力されると、電源装置200cの隣接する上流側の電源装置、すなわち電源装置200bにおいて、5ピン(JPRB)に電圧が発生したことをマイクロプロセッサ210で検出することができる。電源装置200d、200eは、3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)に電圧が発生したことをマイクロプロセッサ210で検出すると、3ピン及び5ピンで電圧を検出したことを電源管理装置50に送信する。また、電源装置200bは、5ピン(JPRB)に電圧が発生したことをマイクロプロセッサ210で検出すると、5ピンで電圧を検出したことを電源管理装置50に送信する。図6Bは、電源装置200d、200eは、3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)の2点で電圧が発生したことを電源管理装置50に送信し、電源装置200bは、5ピン(JPRB)の1点で電圧が発生したことを電源管理装置50に送信する様子を図示したものである。
すなわち、5ピン(JPRB)に電圧が発生したことを検出できるが、3ピン(JPRA)に電圧が発生したことを検出できない電源装置は、電源システム2の中ではただ一つである。
従って本実施形態では、電源管理装置50は、バスライン10に接続されている適当な電源装置に対して、スイッチ211をオンにする命令を送信すると、その電源装置と、当該電源装置に上流側で隣接する電源装置とのペア(図6A、6Bに示した例では、電源装置200b、200cのペア)が1つ検出できる。従って電源管理装置50は、続いて、その上流側で隣接する電源装置に対してスイッチ211をオンにする命令を送信していけば、最初に指定した電源装置から上流側の電源装置について、バスライン10のどの位置に接続されているかを識別することが可能となる。そして、最初に指定した電源装置の下流側に位置する電源装置についても、同様にスイッチ211をオンにする命令を送信していけば、バスライン10のどの位置に接続されているかを識別することが可能となる。
以上、本開示の第2の実施形態に係る電源管理装置50による、電源装置のバスライン上の位置検出方法について説明した。以上説明したように本開示の第2の実施形態によれば、バスライン20に接続されている電源装置に対して、電源管理装置50からスイッチ211をオンにする命令を送信し、ある電源装置のスイッチ211のオンに基づいて電圧を1点で検出した旨の応答を返してきた電源装置及び2点で検出した旨の応答を返してきた電源装置を取得する。これにより、電源管理装置50は、どの電源装置がバスライン10のどのコネクタに接続されているかを把握することが可能となる。
<3.本開示の第3の実施形態>
[3−1.電源装置の構成]
次に、本開示の第3の実施形態について説明する。図7は、本開示の第3の実施形態にかかる電源装置300の構成を示す説明図である。以下、図7を用いて本開示の第3の実施形態にかかる電源装置300の構成について説明する。
図7に示したように、本開示の第3の実施形態にかかる電源装置300は、コネクタ301と、マイクロプロセッサ310と、スイッチ311と、抵抗R31と、を含んで構成される。なお、図7に示した電源装置300は、内部に電力を蓄え、蓄えた電力を、コネクタ301の1ピン(BUS)を通じてバスライン10に出力することができる構成を有しているが、図面ではかかる構成は割愛されている。
コネクタ301は、図1に示したコネクタ30a、30b、30c、・・・のいずれかに接続することができるコネクタであり、図7に示すように5つのピンを有する。1ピン(BUS)は、電源装置300から電力をバスライン10のライン11に出力するためのピンである。2ピン(GND)はバスライン10のライン13に接続するためのピンであり、接地の役割を有する。3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)は、ライン12に接続するためのピンである。4ピン(Vcc)は、ライン14に接続するためのピンである。
マイクロプロセッサ310は、電源装置300の動作を制御するプロセッサであり、本実施形態では、5ピン(JPRB)の電圧を検出する機能、およびスイッチ311のオン・オフを制御する機能を有する。マイクロプロセッサ310は、5ピン(JPRB)の電圧レベルのみを検出するので、高インピーダンス入力としてもよい。マイクロプロセッサ310は、5ピン(JPRB)の電圧レベルの検出に際し、ノイズに対する誤動作を妨げる程度のインピーダンスにすることができ、ノイズについてはソフトウェア的なフィルタリングを実行するようにしても良い。
マイクロプロセッサ310は、通信部321と、位置検出信号検出部322と、位置検出信号応答部323と、を備える。通信部321は、電源管理装置50との間の通信を実行するものである。位置検出信号検出部322は、5ピン(JPRB)に発生した電圧を検出するものである。位置検出信号応答部323は、位置検出信号検出部322の電圧の検出に応じて、電圧が検出されたことを、通信部321を通じて電源管理装置50に応答するものである。
スイッチ311は、4ピン(Vcc)と3ピン(JPRA)との間の接続を切り替える機能を有するスイッチである。上述したように、スイッチ311はマイクロプロセッサ310によってオン・オフが制御される。また、スイッチ311と3ピン(JPRA)との間には抵抗R31が設けられる。スイッチ311がオンされると、電源装置300は、ライン14を流れる動作用DC電源を、抵抗R31を通じて3ピン(JPRA)に出力する。
図7に示した電源装置300は、図5に示した電源装置200と違い、内部のマイクロプロセッサ210が5ピン(JPRB)のみの電圧を検出する点で異なっている。従って、上述した本開示の第2の実施形態のように2点で電圧を検出する場合と異なり、ある電源装置がスイッチ311をオンしても、隣接する電源装置のペアを特定することは出来ない。従って電源管理装置50は、上述した本開示の第2の実施形態とは異なる方法で、バスライン10への電源装置の接続位置を特定する必要がある。
以上、図7を用いて本開示の第3の実施形態にかかる電源装置300の構成について説明した。次に、本開示の第3の実施形態にかかる電源装置の位置検出方法について説明する。
[3−2.電源装置の位置検出方法]
図8A〜図8Dは、本開示の第3の実施形態に係る電源管理装置50による、電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。なお、図8A〜図8Dは、6つの電源装置300a〜300fを図示しており、これら6つの電源装置の構成は図7に示した電源装置300と同一の構成を有し、6つの電源装置には、電源管理装置50が位置検出処理を開始する前に固有のIDまたはアドレスが割り振られており、電源管理装置50はこの6つの電源装置の固有のIDまたはアドレスを把握しているものとする。また、電源管理装置50が、電源装置のバスラインへの接続位置を検出するには、全ての電源装置のスイッチ311がオフになっていることを前提とする。
電源管理装置50は、バスライン10に接続された電源装置300a〜300eの内、適当なIDまたはアドレスを持った電源装置に対して、スイッチ311をオンにする命令を送出する。図8Aでは、電源装置300dに対して、スイッチ311をオンにする命令を送出する場合について示されている。
電源管理装置50からのスイッチ311をオンにする命令を受けた電源装置300dは、マイクロプロセッサ310によりスイッチ311をオンにする。スイッチ311がオンになることで、ライン12に所定の電圧が出力される。
ライン12に所定の電圧が出力されると、電源装置300dの下流側の装置、すなわち電源装置300e、300fにおいて、また電源装置300dの隣接する上流側の電源装置、すなわち電源装置300cにおいて、5ピン(JPRB)に電圧が発生したことをマイクロプロセッサ310で検出することができる。
電源装置300c、300e、300fは、5ピン(JPRB)に電圧が発生したことをマイクロプロセッサ310で検出すると、5ピンで電圧を検出したことを電源管理装置50に送信する。図8Bは、電源装置300c、300e、300fが5ピン(JPRB)で電圧が発生したことを電源管理装置50に送信する様子を図示したものである。
電源管理装置50は、続いて、レスポンスを返した電源装置300c、300e、300fのいずれかに対し、スイッチ311をオンにする命令を送信する。例えば、図8Cでは、電源装置300eに対して、スイッチ311をオンにする命令を送出する場合について示されている。
電源管理装置50からのスイッチ311をオンにする命令を受けた電源装置300eは、マイクロプロセッサ310によりスイッチ311をオンにする。スイッチ311がオンになることで、ライン12に所定の電圧が出力される。ライン12に所定の電圧が出力されると、電源装置300eの下流側の装置、すなわち電源装置300fにおいて、また電源装置300eの隣接する上流側の電源装置、すなわち電源装置300dにおいて、5ピン(JPRB)に電圧が発生したことをマイクロプロセッサ310で検出することができる。
電源装置300d、300fは、5ピン(JPRB)に電圧が発生したことをマイクロプロセッサ310で検出すると、5ピンで電圧を検出したことを電源管理装置50に送信する。図8Dは、電源装置電源装置300d、300fが5ピン(JPRB)で電圧が発生したことを電源管理装置50に送信する様子を図示したものである。
これにより、電源管理装置50は、上流側から電源装置300c、300d、300e、300f、または300c、300f、300e、300dのどちらかの順番でバスライン10に接続されていることが分かる。また、電源装置300dに対してスイッチ311をオンにする命令を送った結果、3つの電源装置から応答があったので、電源装置300dは最も下流側に位置する電源装置から3番目に位置することは分かる。従って、電源管理装置50は、上流側から電源装置300c、300d、300e、300fの順番でバスライン10に接続されていることを検出することができる。
電源管理装置50は、バスライン10への接続位置が検出出来ていない電源装置300a、300bの、バスライン10への接続位置を検出するために、電源装置300dに対してスイッチ311をオンにする命令を送る。すると、電源装置300b、300d、300e、300fが応答を返すことが分かる。これにより、電源管理装置50は全ての電源装置の接続位置を検出することができる。
以上、本開示の第3の実施形態に係る電源管理装置50による、電源装置のバスライン上の位置検出方法について説明した。以上説明したように本開示の第3の実施形態によれば、バスライン10に接続されている電源装置に対して、電源管理装置50からスイッチ311をオンにする命令を送信し、ある電源装置のスイッチ311のオンに基づいて電圧を検出した旨の応答を返してきた電源装置を取得する。これにより、電源管理装置50は、どの電源装置がバスライン10のどのコネクタに接続されているかを把握することが可能となる。
<4.本開示の第4の実施形態>
[4−1.電源装置の構成]
次に、本開示の第4の実施形態について説明する。図9は、本開示の第4の実施形態にかかる電源装置400の構成を示す説明図である。以下、図9を用いて本開示の第4の実施形態にかかる電源装置400の構成について説明する。
図9に示したように、本開示の第4の実施形態にかかる電源装置400は、コネクタ401と、マイクロプロセッサ410と、スイッチ411と、抵抗R41と、を含んで構成される。なお、図9に示した電源装置400は、内部に電力を蓄え、蓄えた電力を、コネクタ401の1ピン(BUS)を通じてバスライン10に出力することができる構成を有しているが、図面ではかかる構成は割愛されている。
コネクタ401は、図1に示したコネクタ30a、30b、30c、・・・のいずれかに接続することができるコネクタであり、図9に示すように5つのピンを有する。1ピン(BUS)は、電源装置400から電力をバスライン10’のライン11に出力するためのピンである。2ピン(GND)はバスライン10のライン13に接続するためのピンであり、接地の役割を有する。3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)は、ライン12’に接続するためのピンである。4ピン(Vcc)は、ライン14に接続するためのピンである。
マイクロプロセッサ410は、電源装置400の動作を制御するプロセッサであり、本実施形態では、3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)の電圧を検出する機能、並びにスイッチ411のオン・オフを制御する機能を有する。マイクロプロセッサ410は、3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)の電圧レベルを検出するので、高インピーダンス入力としてもよい。マイクロプロセッサ410は、3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)の電圧レベルの検出に際し、ノイズに対する誤動作を妨げる程度のインピーダンスにすることができ、ノイズについてはソフトウェア的なフィルタリングを実行するようにしても良い。
マイクロプロセッサ410は、通信部421と、位置検出信号検出部422と、位置検出信号応答部423と、を備える。通信部421は、電源管理装置50との間の通信を実行するものである。位置検出信号検出部422は、3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)に発生した電圧を検出するものである。位置検出信号応答部423は、位置検出信号検出部422の電圧の検出に応じて、電圧が検出されたことを、通信部421を通じて電源管理装置50に応答するものである。
スイッチ411は、4ピン(Vcc)と3ピン(JPRA)との間の接続を切り替える機能を有するスイッチである。上述したように、スイッチ411はマイクロプロセッサ410によってオン・オフが制御される。また、スイッチ411と3ピン(JPRA)との間には抵抗R41が設けられる。スイッチ411がオンされると、電源装置400は、ライン14を流れる動作用DC電源を、抵抗R41を通じて3ピン(JPRA)に出力する。
本実施形態は、今までの実施形態とは異なり、バスライン10’のライン12’にダイオードが設けられていない。このようにライン12’にダイオードが設けられていない場合は、ある電源装置400がスイッチ411をオンすると、上流側に隣接する電源装置400のみが、5ピン(JPRB)で電圧を検出することができる。また、このようにライン12’にダイオードが設けられていない場合は、途中のコネクタに電源装置400が接続されていないと、そのコネクタをまたいでの直列接続が不可能になる。しかし、どのコネクタに電源装置400が接続されていないかを含めて、電源装置400の位置関係の把握が可能となるものである。
以上、図9を用いて本開示の第4の実施形態にかかる電源装置400の構成について説明した。次に、本開示の第4の実施形態にかかる電源装置の位置検出方法について説明する。
[4−2.電源装置の位置検出方法]
図10A〜図10Dは、本開示の第4の実施形態に係る電源管理装置50による、電源装置のバスライン上の位置検出方法を示す説明図である。なお、図10A〜図10Dは、6つの電源装置400a〜400fを図示しており、これら6つの電源装置の構成は図9に示した電源装置400と同一の構成を有し、6つの電源装置には、電源管理装置50が位置検出処理を開始する前に固有のIDまたはアドレスが割り振られており、電源管理装置50はこの6つの電源装置の固有のIDまたはアドレスを把握しているものとする。また、電源管理装置50が、電源装置のバスラインへの接続位置を検出するには、全ての電源装置のスイッチ411がオフになっていることを前提とする。
電源管理装置50は、バスライン10’に接続された電源装置400a〜400fの内、適当なIDまたはアドレスを持った電源装置に対して、スイッチ411をオンにする命令を送出する。図10Aでは、電源装置400dに対して、スイッチ411をオンにする命令を送出する場合について示されている。
電源管理装置50からのスイッチ411をオンにする命令を受けた電源装置400dは、マイクロプロセッサ410によりスイッチ411をオンにする。スイッチ411がオンになることで、ライン12’に所定の電圧が出力される。
ライン12’に所定の電圧が出力されると、電源装置400dの隣接する上流側の電源装置、すなわち電源装置400cにおいて、5ピン(JPRB)に電圧が発生したことをマイクロプロセッサ410で検出することができる。
電源装置400c、5ピン(JPRB)に電圧が発生したことをマイクロプロセッサ410で検出すると、5ピンで電圧を検出したことを電源管理装置50に送信する。図10Bは、電源装置400cが5ピン(JPRB)で電圧が発生したことを電源管理装置50に送信する様子を図示したものである。
このように、ある電源装置(例えば電源装置400d)に対してスイッチをオンにする命令を送った際に、その電源装置に上流側で隣接する電源装置(図10Aに示した例では電源装置400c)があれば、その電源装置が電源管理装置50に対して応答を返すので、これら電源装置の位置関係を把握することができる。従って、電源管理装置50は、電源装置に対して順次スイッチをオンにする命令を送ることで、電源装置の位置関係を把握することが出来る。
一方、ある電源装置に対してスイッチをオンにする命令を送った際に、その電源装置に上流側で隣接する電源装置が存在しない(すなわち、バスライン10’のコネクタに電源装置が接続されていない)場合には、どの電源装置も電源管理装置50に対して応答を返すことはない。
例えば、図10Cのようにバスライン10’に電源装置が接続されている状態で、電源装置400dに対してスイッチ411をオンにする命令を送出する場合を考える。この場合は、図10Aに示した場合とは異なり、電源装置400dの上流側に隣接する電源装置が存在しない(すなわち、バスライン10’のコネクタに電源装置400cが接続されていない)状態を示すものである。
この場合では、どの電源装置も電源管理装置50に応答を返すことはない。図10Dは、電源装置も電源管理装置50に対して応答しない様子を図示したものである。
このように、バスライン10’のあるコネクタに電源装置が接続されておらず、バスライン10’に複数の連続した孤立するブロックがある場合、これらのブロック間の位置を特定することは出来ないが、電源装置の直列接続は、孤立するブロック内でのみ可能であるので、孤立するブロック間の位置が特定できなくても問題はない。もちろん、孤立するブロック同士での、電源装置の並列接続は、問題なく行えることは言うまでもないことである。
以上、本開示の第4の実施形態に係る電源管理装置50による、電源装置のバスライン上の位置検出方法について説明した。以上説明したように本開示の第4の実施形態によれば、バスライン10’に接続されている電源装置に対して、電源管理装置50からスイッチ411をオンにする命令を送信し、ある電源装置のスイッチ411のオンに基づいて電圧を検出した旨の応答を返してきた電源装置を取得する。これにより、電源管理装置50は、どの電源装置とどの電源装置が、バスライン10’のどのコネクタに隣接して接続されているか、また、どの電源装置の上流側でバスライン10’のコネクタから電源装置が外されているか、を把握することが可能となる。
<5.本開示の第5の実施形態>
[5−1.電源システムの構成]
次に、本開示の第5の実施形態について説明する。本開示の第5の実施形態は、上記各実施形態とは異なり、バスラインに接続される電源装置に予めアドレスが割り振られていなくても、バスラインへの接続位置を電源管理装置が把握できるものである。図11は、本開示の第5の実施形態にかかる電源システム5の構成、電源管理装置50の構成及び電源装置500a〜500cの構成を示す説明図である。以下、図11を用いて本開示の第5の実施形態にかかる電源システム5の構成、電源管理装置50の構成及び電源装置500〜500cの構成について説明する。
図11に示したように、本開示の第5の実施形態にかかる電源装置500a〜500cは、それぞれ、コネクタ501と、マイクロプロセッサ510と、スイッチ511と、抵抗R51と、を含んで構成される。なお、図11に示した電源装置500a〜500cは、内部に電力を蓄え、蓄えた電力を、コネクタ501の1ピン(BUS)を通じてバスライン10に出力することができる構成を有しているが、図面ではかかる構成は割愛されている。
また、図11に示したように、本開示の第5の実施形態にかかる電源管理装置50は、コネクタ51と、マイクロプロセッサ60と、スイッチ61と、抵抗R12と、を含んで構成される。
図11に示した電源装置500a〜500cは、図7に示した電源装置300と同様の構成を有しているが、マイクロプロセッサ310の機能が異なる。
コネクタ501は、図1に示したコネクタ30a、30b、30c、・・・のいずれかに接続することができるコネクタであり、図11に示すように5つのピンを有する。1ピン(BUS)は、電源装置500a〜500cから電力をバスライン10のライン11に出力するためのピンである。2ピン(GND)はバスライン10のライン13に接続するためのピンであり、接地の役割を有する。3ピン(JPRA)及び5ピン(JPRB)は、ライン12に接続するためのピンである。4ピン(Vcc)は、ライン14に接続するためのピンである。
マイクロプロセッサ510は、電源装置500a〜500cの動作を制御するプロセッサであり、本実施形態では、5ピン(JPRB)の電圧を検出する機能、およびスイッチ311のオン・オフを制御する機能を有する。マイクロプロセッサ510は、5ピン(JPRB)の電圧レベルのみを検出するので、高インピーダンス入力としてもよい。マイクロプロセッサ510は、5ピン(JPRB)の電圧レベルの検出に際し、ノイズに対する誤動作を妨げる程度のインピーダンスにすることができ、ノイズについてはソフトウェア的なフィルタリングを実行するようにしても良い。
マイクロプロセッサ510は、通信部521と、位置検出信号検出部522と、位置検出信号応答部523と、を備える。通信部521は、電源管理装置50との間の通信を実行するものである。位置検出信号検出部522は、5ピン(JPRB)に発生した電圧を検出するものである。位置検出信号応答部523は、位置検出信号検出部522の電圧の検出に応じて、電圧が検出されたことを、通信部521を通じて電源管理装置50に応答するものである。
スイッチ511は、4ピン(Vcc)と3ピン(JPRA)との間の接続を切り替える機能を有するスイッチである。上述したように、スイッチ511はマイクロプロセッサ310によってオン・オフが制御される。また、スイッチ511と3ピン(JPRA)との間には抵抗R51が設けられる。スイッチ311がオンされると、電源装置500a〜500cは、ライン14を流れる動作用DC電源を、抵抗R51を通じて3ピン(JPRA)に出力する。
本実施形態では、電源管理装置50からライン12に電圧Vccを出力すると、マイクロプロセッサ510は、5ピン(JPRB)に電圧Vccが発生したことを検出することができる。マイクロプロセッサ510は、5ピン(JPRB)に電圧Vccが発生したことを検出すると、電源管理装置50に電圧の検出を回答するとともに、所定のディレイの後にスイッチ511をオンにする。スイッチ511がオンになることで、スイッチ511がオンになった電源装置(例えば電源装置500c)の上流側に隣接する電源装置(例えば電源装置500b)が、5ピン(JPRB)に電圧Vccが発生したことを検出することができる。
このようにマイクロプロセッサ510を動作させるようにすることで、電源管理装置50は、バスライン10の最も下流側に位置する電源装置から順に、バスライン10への接続位置を特定することができる。
以上、図11を用いて本開示の第5の実施形態にかかる電源システム5の構成、電源管理装置50の構成及び電源装置500a〜500cの構成について説明した。次に、本開示の第5の実施形態にかかる電源装置の位置検出方法について説明する。
[5−2.電源装置の位置検出方法]
図11に示した電源システム5の構成を用いて本開示の第5の実施形態にかかる電源装置の位置検出方法について説明する。電源管理装置50が、電源装置のバスラインへの接続位置を検出するには、全ての電源装置のスイッチ511がオフになっていることを前提とする。まず、電源管理装置50は、マイクロプロセッサ60によってスイッチ61をオンにする。スイッチ61がオンになると、ライン12に電圧Vccが発生する。
ライン12に電圧Vccが発生すると、電源管理装置50の上流側に隣接している電源装置500cのみが、5ピン(JPRB)に電圧Vccが発生したことをマイクロプロセッサ510で検出することができる。電源装置500cのマイクロプロセッサ510は、5ピン(JPRB)に電圧Vccが発生したことを検出すると、電源管理装置50に電圧の検出を回答する。
電源管理装置50は、電源装置500cから電圧の検出の回答を受け取ると、電源装置500cを特定するためにアドレスを決定し、当該決定したアドレスを電源装置500cに通知する。アドレスの通知を受けた電源装置500cは、スイッチ511をマイクロプロセッサ510によってオンさせる。電源装置500cのスイッチ511がオンされると、電圧Vccが電源装置500cの上流側のライン12に発生する。
電源装置500cの上流側のライン12に電圧Vccが発生すると、電源装置500cの上流側に隣接している電源装置500bが、5ピン(JPRB)に電圧Vccが発生したことをマイクロプロセッサ510で検出することができる。電源装置500bのマイクロプロセッサ510は、5ピン(JPRB)に電圧Vccが発生したことを検出すると、電源管理装置50に電圧の検出を回答する。
電源管理装置50は、電源装置500bから電圧の検出の回答を受け取ると、電源装置500bを特定するためにアドレスを決定し、当該決定したアドレスを電源装置500cに通知する。アドレスの通知を受けた電源装置500bは、スイッチ511をマイクロプロセッサ510によってオンさせる。電源装置500bのスイッチ511がオンされると、電圧Vccが電源装置500bの上流側のライン12に発生する。
電源装置500bの上流側のライン12に電圧Vccが発生すると、電源装置500bの上流側に隣接している電源装置500aが、5ピン(JPRB)に電圧Vccが発生したことをマイクロプロセッサ510で検出することができる。以下、同様に電源管理装置50によって、電源装置500aについてもアドレスが決定される。
図12は、本開示の第5の実施形態にかかる電源装置の位置検出方法について説明する説明図であり、上述した一連の処理をタイムチャートで示したものである。電源管理装置50からライン12に電圧Vccを発生させると、上述したように、下流側から電源装置500c、500b、500aの順に、電圧の検出を電源管理装置50に回答する。
このように、本実施形態にかかる電源装置の位置検出方法によれば、バスラインに接続される電源装置に予めアドレスが割り振られていなくても、電源装置のバスラインへの接続位置を電源管理装置50が把握でき、電源装置に対してアドレスを付与することができる。
<6.まとめ>
以上説明したように、本開示の各実施形態によれば、バスラインに接続されている電源装置を管理する電源管理装置は、バスラインに所定の電圧を発生させると共に、ある電源装置に対して内部のスイッチをオンにさせる命令を出力する。当該命令を受け取った電源装置は、内部のスイッチをオンすることで、電源管理装置が発生させた所定の電圧を検出することができるとともに、当該電源装置以外の電源装置も、電源装置の構成に応じて、電源管理装置が発生させた電圧を検出することができる。所定の電圧を検出した電源装置は、電圧を検出した旨を電源管理装置へ回答する。回答を受けた電源管理装置は、どの電源装置が回答を返してきたかを把握することで、電源装置のバスライン上の接続位置を把握することが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)一方向にのみ電流を流せるラインを含むバスラインに接続される電源管理装置からの位置検出信号の出力の指示を受けて前記ラインに位置検出信号を出力する位置検出信号出力部と、
他の装置から出力される、前記ラインを流れる前記位置検出信号を検出する位置検出信号検出部と、
前記位置検出信号検出部で前記位置検出信号を検出すると、該位置検出信号の検出を前記電源管理装置に対して応答する位置検出信号応答部と、
を備える、電源装置。
(2)前記位置検出信号検出部は、前記ラインの上流側から出力される前記位置検出信号を検出する、前記(1)に記載の電源装置。
(3)前記位置検出信号検出部は、前記ラインに設けられるダイオードのカソード側で前記位置検出信号を検出する、前記(2)に記載の電源装置。
(4)前記位置検出信号検出部は、さらに前記ラインの下流側に隣接する装置から出力される前記位置検出信号を検出する、前記(2)に記載の電源装置。
(5)前記位置検出信号検出部は、前記ラインに設けられるダイオードのアノード側及びカソード側で前記位置検出信号を検出する、前記(4)に記載の電源装置。
(6)一方向にのみ電流を流せるラインを含むバスラインに接続される電源装置の内の一の電源装置に対して、前記バスラインにおける各前記電源装置の接続位置を検出する位置検出信号の前記ラインへの出力を指示する位置検出信号出力指示部と、
前記位置検出信号を検出した前記電源装置からの応答を受信して、前記バスラインへの前記電源装置の接続位置を検出する接続位置検出部と、
を備える、電源管理装置。
(7)一方向にのみ電流を流せるラインを含むバスラインに接続される電源装置の内の一の電源装置に対して、前記バスラインにおける各前記電源装置の接続位置を検出する位置検出信号の前記ラインへの出力を指示する位置検出信号出力指示ステップと、
前記位置検出信号を検出した前記電源装置からの応答を受信して、前記バスラインへの前記電源装置の接続位置を検出する接続位置検出ステップと、
を備える、電源装置の接続位置検出方法。
(8)前記位置検出信号出力指示ステップによる、一方向にのみ電流の流れるラインを含むバスラインに接続される電源管理装置からの位置検出信号の出力の指示を受けて前記ラインに位置検出信号を出力する位置検出信号出力ステップと、
他の装置から出力される、前記ラインを流れる前記位置検出信号を検出する位置検出信号検出部ステップと、
前記位置検出信号を検出すると、該位置検出信号の検出を前記電源管理装置に対して応答する位置検出信号応答ステップと、
をさらに備える、請求項7に記載の電源装置の接続位置検出方法。
(9)一方向にのみ電流を流せるラインを含むバスラインに接続される複数の電源装置及び電源管理装置を備え、
前記電源管理装置は、
前記電源装置の内の一の電源装置に対して、前記バスラインにおける各前記電源装置の接続位置を検出する位置検出信号の前記ラインへの出力を指示する位置検出信号出力指示部と、
前記位置検出信号を検出した前記電源装置からの応答を受信して、前記バスラインへの前記電源装置の接続位置を検出する接続位置検出部と、
を備え、
前記電源装置は、
前記電源管理装置からの位置検出信号の出力の指示を受けて前記ラインに位置検出信号を出力する位置検出信号出力部と、
他の電源装置から出力される、前記ラインを流れる前記位置検出信号を検出する位置検出信号検出部と、
前記位置検出信号を検出すると、該位置検出信号の検出を前記電源管理装置に対して応答する位置検出信号応答部と、
を備える、電源システム。
1 電源システム
10 バスライン
50 電源管理装置
51 コネクタ
60 マイクロプロセッサ
61 スイッチ
71 通信部
72 位置検出信号出力指示部
73 位置検出信号応答部
100a〜100e 電源装置
101 コネクタ
110 マイクロプロセッサ
111 スイッチ
121 通信部
122 位置検出信号検出部
123 位置検出信号応答部

Claims (9)

  1. 一方向にのみ電流を流せるラインを含むバスラインに接続される電源管理装置からの位置検出信号の出力の指示を受けて前記ラインに位置検出信号を出力する位置検出信号出力部と、
    他の装置から出力される、前記ラインを流れる前記位置検出信号を検出する位置検出信号検出部と、
    前記位置検出信号検出部で前記位置検出信号を検出すると、該位置検出信号の検出を前記電源管理装置に対して応答する位置検出信号応答部と、
    を備える、電源装置。
  2. 前記位置検出信号検出部は、前記ラインの上流側から出力される前記位置検出信号を検出する、請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記位置検出信号検出部は、前記ラインに設けられるダイオードのカソード側で前記位置検出信号を検出する、請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記位置検出信号検出部は、さらに前記ラインの下流側に隣接する装置から出力される前記位置検出信号を検出する、請求項2に記載の電源装置。
  5. 前記位置検出信号検出部は、前記ラインに設けられるダイオードのアノード側及びカソード側で前記位置検出信号を検出する、請求項4に記載の電源装置。
  6. 一方向にのみ電流を流せるラインを含むバスラインに接続される電源装置の内の一の電源装置に対して、前記バスラインにおける各前記電源装置の接続位置を検出する位置検出信号の前記ラインへの出力を指示する位置検出信号出力指示部と、
    前記位置検出信号を検出した前記電源装置からの応答を受信して、前記バスラインへの前記電源装置の接続位置を検出する接続位置検出部と、
    を備える、電源管理装置。
  7. 一方向にのみ電流を流せるラインを含むバスラインに接続される電源装置の内の一の電源装置に対して、前記バスラインにおける各前記電源装置の接続位置を検出する位置検出信号の前記ラインへの出力を指示する位置検出信号出力指示ステップと、
    前記位置検出信号を検出した前記電源装置からの応答を受信して、前記バスラインへの前記電源装置の接続位置を検出する接続位置検出ステップと、
    を備える、電源装置の接続位置検出方法。
  8. 前記位置検出信号出力指示ステップによる、一方向にのみ電流の流れるラインを含むバスラインに接続される電源管理装置からの位置検出信号の出力の指示を受けて前記ラインに位置検出信号を出力する位置検出信号出力ステップと、
    他の装置から出力される、前記ラインを流れる前記位置検出信号を検出する位置検出信号検出部ステップと、
    前記位置検出信号を検出すると、該位置検出信号の検出を前記電源管理装置に対して応答する位置検出信号応答ステップと、
    をさらに備える、請求項7に記載の電源装置の接続位置検出方法。
  9. 一方向にのみ電流を流せるラインを含むバスラインに接続される複数の電源装置及び電源管理装置を備え、
    前記電源管理装置は、
    前記電源装置の内の一の電源装置に対して、前記バスラインにおける各前記電源装置の接続位置を検出する位置検出信号の前記ラインへの出力を指示する位置検出信号出力指示部と、
    前記位置検出信号を検出した前記電源装置からの応答を受信して、前記バスラインへの前記電源装置の接続位置を検出する接続位置検出部と、
    を備え、
    前記電源装置は、
    前記電源管理装置からの位置検出信号の出力の指示を受けて前記ラインに位置検出信号を出力する位置検出信号出力部と、
    他の電源装置から出力される、前記ラインを流れる前記位置検出信号を検出する位置検出信号検出部と、
    前記位置検出信号を検出すると、該位置検出信号の検出を前記電源管理装置に対して応答する位置検出信号応答部と、
    を備える、電源システム。

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