JP2002009805A - 光多分岐通信システム、これに用いる親局装置、子局装置および光多分岐通信帯域制御方法 - Google Patents

光多分岐通信システム、これに用いる親局装置、子局装置および光多分岐通信帯域制御方法

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JP2002009805A
JP2002009805A JP2000183687A JP2000183687A JP2002009805A JP 2002009805 A JP2002009805 A JP 2002009805A JP 2000183687 A JP2000183687 A JP 2000183687A JP 2000183687 A JP2000183687 A JP 2000183687A JP 2002009805 A JP2002009805 A JP 2002009805A
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Hiroshi Ichibagase
広 一番ヶ瀬
Seiji Ozaki
成治 小崎
Tetsuya Yokoya
哲也 横谷
Minoru Akita
稔 秋田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の子局から親局に伝送される伝送情報の
伝送効率を一層高めること。 【解決手段】 子局20−1〜20−3は、バッファ2
5内のバッファ滞留量が所定の閾値以上か否かを検出
し、検出結果をPT変更部24に通知するバッファ滞留
検出部26と、バッファ滞留検出部26から所定の閾値
以上であると通知された場合、バッファ25から読み出
されたATMセルのATMヘッダ内のPTを変更するP
T変更部24とを有し、親局10は、ATMセル内のP
Tを抽出するPT抽出部13と、PT抽出部13が抽出
したATMセルを送出する子局20−1〜20−3に対
する帯域割当情報を生成し、この帯域割当情報を各子局
20−1〜20−3に同報して各子局20−1〜20−
3の帯域割当制御を行う共用帯域割当部12とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の子局装置
が伝送媒体および伝送帯域を共用し、親局装置が各子局
装置の使用伝送帯域の割当を制御する帯域割当情報を各
子局側装置に通知し、各子局装置が前記親局装置から通
知された帯域割当情報をもとに親局装置に伝送情報を時
分割に伝送する光多分岐通信システム、これに用いる親
局装置、子局装置および光多分岐通信帯域制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数の子局が伝送媒体および
伝送帯域を共用し、親局の帯域制御によって各子局が親
局に対するデータ伝送を行う方式としては、たとえば、
ITU−T勧告G.983.1(Broadband opitical a
ccess systems based on Passive Optical Network (PO
N) 1998/10)に記載された光ネットワークが知られてい
る。
【0003】図12は、上述した光ネットワークの概要
構成を示すブロック図である。図12において、親局1
10は、幹線光ファイバ130、光スプリッタ134、
および支線光ファイバ131〜133を介して複数の子
局120−1〜120−3に接続される。親局110
は、ATM網などの転送網140に接続され、転送網1
40から受信した下り信号を光信号に変換して幹線光フ
ァイバ130に送出し、光スプリッタ134で分配され
た光信号は、支線光ファイバ131〜133を介して各
子局120−1〜120−3に同報伝達される。
【0004】この下り方向の光信号には、親局110か
ら各子局120−1〜12−3側に通知する管理情報
「G」が含まれ、管理情報「G」には、親局110と各
子局120−1〜120−3との間の帯域を制御する帯
域制御情報が含まれる。各子局120−1〜120−3
は、この帯域制御情報をもとに自子局が親局110側に
送出すべき伝送情報「A」〜「C」のタイムスロットを
認識し、このタイムスロットのタイミングで伝送情報
「A」〜「C」を送出する。すなわち、各子局120−
1〜120−3からの伝送情報「A」〜「C」は、時分
割多重されて親局110側に伝送され、転送網140に
多重化された上り信号として伝送される。
【0005】ここで、図13を参照して、親局110と
子局120−1〜120−3との間における帯域制御処
理について説明する。図13は、従来の光多分岐通信シ
ステムの構成を示すブロック図である。図13におい
て、親局110の固定割当帯域ポーリング生成部111
は、各子局120−1〜120−3に対して予め割り当
てた固定割当帯域分のポーリングID(PID)を生成
し、共用帯域割当部112に送出する。このPIDは、
予め設定された各子局120−1〜120−3を識別す
る情報である。なお、固定割当帯域分とは、上り方向の
複数タイムスロットのうち、各子局120−1〜120
−3が固定して使用するタイムスロットの個数に対応
し、子局が使用する固定割当帯域は、使用するタイムス
ロットの個数に比例することになる。従って、PIDの
個数が多く割り当てられている場合、このPIDをもつ
子局は、大きな帯域が割り当てられていることになる。
【0006】ポーリング要求抽出部113は、各子局1
20−1〜120−3から送出されたポーリング要求を
抽出し、このポーリング要求を共用帯域割当部112に
送出する。共用帯域割当部112は、このポーリング要
求をもとに、全帯域から固定割当帯域を除いた残りの余
剰帯域の帯域割当を行い、この割当結果であるPID
と、固定割当帯域ポーリング生成部111から入力され
たPIDとを有する帯域割当情報を各子局120−1〜
120−3に同報する。
【0007】各子局120−1〜120−3のPID抽
出部122は、帯域割当情報であるPIDを抽出し、読
出部124に出力する。読出部124は、バッファ12
5に入力された上り信号を、抽出した自PIDが示すタ
イムスロット位置に対応して読み出し、多重化部123
に出力する。一方、ポーリング要求生成部126は、バ
ッファ125内の上り信号の滞留量が、予め設定された
閾値以上であるか否かを検出し、閾値以上である場合に
ポーリング要求を生成し、多重化部123に送出する。
多重化部123は、読出部124が読み出した上り信号
とポーリング要求生成部126から入力されるポーリン
グ要求とを多重化し、この多重化した信号を、PIDが
示したタイムスロットのタイミングで光送受信器121
から送出する。
【0008】この子局120−1〜12−3から送出さ
れたポーリング要求は、親局110のポーリング要求抽
出部113によって抽出され、共用帯域割当部112が
このポーリング要求をもとに各子局120−1〜12−
3による余剰帯域の使用を制御することによって、各子
局120−1〜120−3のバッファ125に滞留する
上り信号であるATMセルの溢れを防ぎ、伝送効率の向
上を図っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光多分岐通信システムでは、各子局120−1
〜120−3がポーリング要求を親局110に送出する
必要があるため、このポーリング要求の情報伝送時に1
つのタイムスロットが使用され、上り方向の使用帯域が
制限され、伝送効率が低下するという問題点があった。
【0010】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
複数の子局装置から親局装置に伝送される伝送情報の伝
送効率を一層高めることができる光多分岐通信システ
ム、これに用いる親局装置、子局装置および光多分岐通
信帯域制御方法を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる光多分岐通信システムは、複数の
子局装置が伝送媒体および伝送帯域を共用し、親局装置
が各子局装置の使用伝送帯域の割当を制御する帯域割当
情報を各子局側装置に通知し、各子局装置が前記親局装
置から通知された帯域割当情報をもとに親局装置側に伝
送情報を伝送する光多分岐通信システムにおいて、前記
親局装置は、各子局装置から伝送された伝送情報内の所
定情報に記述され、該伝送情報のトラフィック状態を通
知するトラフィック通知情報を抽出する抽出手段を備
え、前記抽出手段が抽出したトラフィック通知情報をも
とに前記伝送帯域の割当処理を行い、割当結果を前記帯
域割当情報として各子局装置に通知することを特徴とす
る。
【0012】この発明によれば、前記親局装置の抽出手
段が、各子局装置から伝送された伝送情報内の所定情報
に記述され、該伝送情報のトラフィック状態を通知する
トラフィック通知情報を抽出し、前記親局装置が、この
抽出したトラフィック通知情報をもとに前記伝送帯域の
割当処理を行い、割当結果を前記帯域割当情報として各
子局装置に通知するようにしている。
【0013】つぎの発明にかかる光多分岐通信システム
は、複数の子局装置が伝送媒体および伝送帯域を共用
し、親局装置が各子局装置の使用伝送帯域の割当を制御
する帯域割当情報を各子局側装置に通知し、各子局装置
が前記親局装置から通知された帯域割当情報をもとに親
局装置側に伝送情報を伝送する光多分岐通信システムに
おいて、前記複数の子局装置は、前記親局装置側に伝送
すべき伝送情報の滞留量が所定の閾値以上か否かを検出
する輻輳検出手段と、前記輻輳検出手段が所定の閾値以
上であることを検出した場合、前記伝送情報内の所定情
報に記述され、該伝送情報のトラフィック状態を通知す
るトラフィック通知情報の内容を輻輳状態に変更する変
更手段と、を備え、前記親局装置は、各子局装置から伝
送された伝送情報内の所定情報に記述されるトラフィッ
ク通知情報を抽出する抽出手段を備え、前記親局装置
は、前記抽出手段が抽出したトラフィック通知情報をも
とに前記伝送帯域の割当処理を行い、割当結果を前記帯
域割当情報として各子局装置に通知することを特徴とす
る。
【0014】この発明によれば、前記複数の子局装置の
輻輳検出手段が、前記親局装置側に伝送すべき伝送情報
の滞留量が所定の閾値以上か否かを検出し、変更手段
が、前記輻輳検出手段が所定の閾値以上であることを検
出した場合、前記伝送情報内の所定情報に記述され、該
伝送情報のトラフィック状態を通知するトラフィック通
知情報の内容を輻輳状態に変更して、親局装置側に伝送
情報を送出し、前記親局装置の抽出手段が、各子局装置
から伝送された伝送情報内の所定情報に記述されるトラ
フィック通知情報を抽出し、前記親局装置が、前記抽出
手段が抽出したトラフィック通知情報をもとに前記伝送
帯域の割当処理を行い、割当結果を前記帯域割当情報と
して各子局装置に通知して、各子局装置における帯域割
当制御を行うようにしている。
【0015】つぎの発明にかかる光多分岐通信システム
は、上記の発明において、前記子局装置は、前記親局装
置側に出力する複数の一連の伝送情報を一時蓄積する複
数のバッファと、前記親局装置からの帯域割当情報をも
とに前記複数のバッファに一時蓄積された各一連の伝送
情報を選択的に読み出す選択読出手段とをさらに備え、
前記変更手段は、各バッファから読み出された各一連の
伝送情報のトラフィック通知情報を変更することを特徴
とする。
【0016】この発明によれば、前記変更手段が、各バ
ッファから読み出された各一連の伝送情報のトラフィッ
ク通知情報を変更するようにしている。
【0017】つぎの発明にかかる光多分岐通信システム
は、上記の発明において、前記子局装置は、前記親局装
置側に出力する複数の一連の伝送情報を一時蓄積する複
数のバッファと、前記親局装置からの帯域割当情報をも
とに前記複数のバッファにそれぞれ対応し、各バッファ
に一時蓄積された一連の伝送情報をそれぞれ読み出す複
数の読出手段と、前記複数の読出手段によって読み出さ
れた伝送情報の論理和をとって前記親局装置側に送出す
る論理和手段と、をさらに備え、前記変更手段は、各バ
ッファから読み出された各一連の伝送情報のトラヒック
通知情報を変更し、前記親局装置は、前記複数のバッフ
ァに入力される各一連の伝送情報単位に帯域割当処理を
行うことを特徴とする。
【0018】この発明によれば、前記親局装置が、前記
複数のバッファに入力される複数の一連の伝送情報単位
に帯域割当処理を行うようにしている。
【0019】つぎの発明にかかる光多分岐通信システム
は、上記の発明において、前記子局装置の前段に接続さ
れ、該子局装置に入力される複数の一連の伝送情報を前
もって多重化する情報多重化手段をさらに備え、前記子
局装置の輻輳検出手段は、前記親局装置側に伝送すべき
伝送情報の滞留量が所定の閾値以上である場合、前記情
報多重化手段に輻輳通知を行い、前記情報多重化手段
は、前記輻輳通知を受けた場合、多重化する一連の伝送
情報の前記子局装置への送出量を減少させる制御を行う
ことを特徴とする。
【0020】この発明によれば、輻輳検出手段が、前記
親局装置側に伝送すべき伝送情報の滞留量が所定の閾値
以上である場合、前記情報多重化手段に輻輳通知を行
い、前記情報多重化手段が、前記輻輳通知を受けた場
合、多重化する一連の伝送情報の前記子局装置への送出
量を減少させる制御を行うようにしている。
【0021】つぎの発明にかかる光多分岐通信システム
は、上記の発明において、前記親局装置は、前記抽出手
段が抽出したトラフィック通知情報をもとに前記伝送帯
域の割当処理を行う帯域割当手段を備え、前記帯域割当
手段は、全子局装置に対する全帯域を、各子局装置に対
して予め設定した固定帯域と各子局装置が共有する余剰
帯域とに区分し、前記抽出手段が抽出したトラフィック
通知情報をもとに前記余剰帯域の割当処理を行うことを
特徴とする。
【0022】この発明によれば、前記親局装置の帯域割
当手段が、全子局装置に対する全帯域を、各子局装置に
対して予め設定した固定帯域と各子局装置が共有する余
剰帯域とに区分し、前記抽出手段が抽出したトラフィッ
ク通知情報をもとに前記余剰帯域の割当処理を行うよう
にしている。
【0023】つぎの発明にかかる光多分岐通信システム
は、上記の発明において、前記帯域割当情報は、前記伝
送情報の論理パス毎に割り当てることを特徴とする。
【0024】この発明によれば、前記帯域割当情報を、
論理パス毎に割り当てるようにしているため、論理パス
に割り当てられたサービス毎のサービス品質を考慮した
制御が可能となる。
【0025】つぎの発明にかかる光多分岐通信システム
は、上記の発明において、前記トラフィック通知情報
は、ATMセルヘッダ内のペイロードタイプ情報である
ことを特徴とする。
【0026】この発明によれば、前記トラフィック通知
情報を、ATMセルヘッダ内のペイロードタイプ情報と
し、ATMレイヤとの処理の互換性を保つことができる
ようにしている。
【0027】つぎの発明にかかる光多分岐通信システム
は、上記の発明において、前記抽出手段は、前記トラフ
ィック通知情報を再変更して前記伝送情報を出力するこ
とを特徴とする。
【0028】この発明によれば、前記抽出手段が、前記
トラフィック通知情報を再変更して前記伝送情報を出力
し、伝送情報の内容を変化させないようにしている。
【0029】つぎの発明にかかる親局装置は、複数の子
局装置が伝送媒体および伝送帯域を共用し、親局装置が
各子局装置の使用伝送帯域の割当を制御する帯域割当情
報を各子局側装置に通知し、各子局装置が前記親局装置
から通知された帯域割当情報をもとに親局装置側に伝送
情報を伝送する光多分岐通信システムに用いる親局装置
において、各子局装置から伝送された伝送情報内の所定
情報に記述され、該伝送情報のトラフィック状態を通知
するトラフィック通知情報を抽出する抽出手段を備え、
前記抽出手段が抽出したトラフィック通知情報をもとに
前記伝送帯域の割当処理を行い、割当結果を前記帯域割
当情報として各子局装置に通知することを特徴とする。
【0030】この発明によれば、抽出手段が、各子局装
置から伝送された伝送情報内の所定情報に記述され、該
伝送情報のトラフィック状態を通知するトラフィック通
知情報を抽出し、親局装置が、前記抽出手段が抽出した
トラフィック通知情報をもとに前記伝送帯域の割当処理
を行い、割当結果を前記帯域割当情報として各子局装置
に通知するようにしている。
【0031】つぎの発明にかかる子局装置は、複数の子
局装置が伝送媒体および伝送帯域を共用し、親局装置が
各子局装置の使用伝送帯域の割当を制御する帯域割当情
報を各子局側装置に通知し、各子局装置が前記親局装置
から通知された帯域割当情報をもとに親局装置側に伝送
情報を伝送する光多分岐通信システムに用いる子局装置
において、前記親局装置側に伝送すべき伝送情報の滞留
量が所定の閾値以上であるか否かを検出する輻輳検出手
段と、前記輻輳検出手段が所定の閾値以上であることを
検出した場合、前記伝送情報内の所定情報に記述され、
該伝送情報のトラフィック状態を通知するトラフィック
通知情報の内容を輻輳状態に変更する変更手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0032】この発明によれば、輻輳検出手段が、前記
親局装置側に伝送すべき伝送情報の滞留量が所定の閾値
以上であるか否かを検出し、変更手段が、前記輻輳検出
手段が所定の閾値以上であることを検出した場合、前記
伝送情報内の所定情報に記述され、該伝送情報のトラフ
ィック状態を通知するようにしている。
【0033】つぎの発明にかかる子局装置は、上記の発
明において、前記子局装置は、前記子局装置の前段に接
続され、該子局装置に入力される複数の一連の伝送情報
を前もって多重化する情報多重化手段をさらに備え、前
記輻輳検出手段は、前記親局装置側に伝送すべき伝送情
報の滞留量が所定の閾値以上である場合、前記子局装置
の前段に接続され、該子局装置に入力される複数の一連
の伝送情報を前もって多重化する情報多重化手段に輻輳
通知を行い、前記情報多重化手段からの伝送情報の送出
量を減少させることを特徴とする。
【0034】この発明によれば、前記輻輳検出手段が、
前記親局装置側に伝送すべき伝送情報の滞留量が所定の
閾値以上である場合、前記子局装置の前段に接続され、
該子局装置に入力される複数の一連の伝送情報を前もっ
て多重化する情報多重化手段に輻輳通知を行い、前記情
報多重化手段からの伝送情報の送出量を減少させるよう
にしている。
【0035】つぎの発明にかかる光多分岐通信帯域制御
方法は、複数の子局装置が伝送媒体および伝送帯域を共
用し、親局装置が各子局装置の使用伝送帯域の割当を制
御する帯域割当情報を各子局側装置に通知し、各子局装
置が前記親局装置から通知された帯域割当情報をもとに
親局装置側に伝送情報を伝送する光多分岐通信帯域制御
方法において、各子局装置が、前記親局装置側に伝送す
べき伝送情報の滞留量が所定の閾値以上であるか否かを
検出する輻輳検出工程と、前記輻輳検出工程が所定の閾
値以上であることを検出した場合、前記伝送情報内の所
定情報に記述され、該伝送情報のトラフィック状態を通
知するトラフィック通知情報の内容を輻輳状態に変更す
る変更工程と、前記親局装置が、前記伝送情報内にトラ
フィック通知情報を抽出する抽出工程と、前記親局装置
が、前記抽出工程によって抽出したトラフィック通知情
報をもとに前記伝送帯域の割当処理を行い、割当結果を
前記帯域割当情報として各子局装置に通知する通知工程
と、を含むことを特徴とする。
【0036】この発明によれば、輻輳検出工程によっ
て、各子局装置が、前記親局装置側に伝送すべき伝送情
報の滞留量が所定の閾値以上であるか否かを検出し、変
更工程によって、前記輻輳検出工程が所定の閾値以上で
あることを検出した場合、前記伝送情報内の所定情報に
記述され、該伝送情報のトラフィック状態を通知するト
ラフィック通知情報の内容を輻輳状態に変更し、抽出工
程によって、前記親局装置が、前記伝送情報内にトラフ
ィック通知情報を抽出し、通知工程によって、前記親局
装置が、前記抽出工程によって抽出したトラフィック通
知情報をもとに前記伝送帯域の割当処理を行い、割当結
果を前記帯域割当情報として各子局装置に通知し、これ
によって、各子局装置の帯域割当制御を行うようにして
いる。
【0037】つぎの発明にかかる光多分岐通信帯域制御
方法は、上記の発明において、前記輻輳検出工程は、前
記親局装置側に伝送すべき伝送情報の滞留量が所定の閾
値以上である場合、前記子局装置の前段に接続され、該
子局装置に入力される伝送情報を前もって多重化する情
報多重化手段に輻輳通知を行い、前記情報多重化手段か
らの伝送情報の送出量を減少させることを特徴とする。
【0038】この発明によれば、前記輻輳検出工程が、
前記親局装置側に伝送すべき伝送情報の滞留量が所定の
閾値以上である場合、前記子局装置の前段に接続され、
該子局装置に入力される伝送情報を前もって多重化する
情報多重化手段に輻輳通知を行い、前記情報多重化手段
からの伝送情報の送出量を減少させるようにしている。
【0039】つぎの発明にかかる光多分岐通信帯域制御
方法は、上記の発明において、前記帯域割当情報は、前
記伝送情報の論理パス毎に割り当てることを特徴とす
る。
【0040】この発明によれば、前記帯域割当情報を、
論理パス毎に割り当てるようにしているため、論理パス
毎に割り当てられたサービス毎のサービス品質を考慮し
た制御が可能となる。
【0041】つぎの発明にかかる光多分岐通信帯域制御
方法は、上記の発明において、前記トラフィック通知情
報は、ATMセルヘッダ内のペイロードタイプ情報と
し、ATMレイヤとの処理の互換性を保つことができる
ようにしている。
【0042】この発明によれば、前記トラフィック通知
情報を、ATMセルヘッダ内のペイロードタイプ情報と
している。
【0043】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる光多分岐通信システム、これに用いる親局
装置、子局装置および光多分岐通信帯域制御方法の好適
な実施の形態を詳細に説明する。
【0044】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1である光多分岐通信システムの構成を示すブロッ
ク図である。図1において、親局10は、幹線光ファイ
バ30、光スプリッタ34、および支線光ファイバ31
〜33を介して複数の子局20−1〜20−3に接続さ
れる。光スプリッタ34は、親局10からの光信号を分
波して各子局20−1〜20−3に同報送出し、各子局
20−1〜20−3からの光信号を合波して親局10に
送出する。ここで、親局10が帯域割当制御を行うこと
によって、各子局20−1〜20−3からの上り信号
は、時分割多重される。なお、上り信号および下り信号
は、ともに53バイトの固定長セルであるATMセルで
ある。
【0045】ここで、図2を参照して、親局10と各子
局20−1〜20−3との間で伝送される上り方向およ
び下り方向のフレームフォーマットについて説明する。
図2は、ITU−T勧告G.983.1(Figure 11/G.
983.1-Frame format for 155.52/155.52 Mbit/s PON)
に示された下り方向のフレームフォーマットおよび上り
方向のフレームフォーマットを示す図である。図2にお
いて、下り方向のフレームは、53バイトの固定長セル
によって構成され、上り方向のフレームは、53バイト
のATMセルに3バイトのオーバーヘッドが付加された
56バイトの固定長セルによって構成される。
【0046】下り方向のフレームは、54個のATMセ
ルと2個の監視制御用(PLOAM:Physical Layer O
perations Administration and Maintenance)セルとを
有し、28セル周期でPLOAMセルが挿入される。P
LOAMセルは、ITU−T勧告G.983.1(Tabl
e 8/G.983.1-Payload content of downstream PLOAMcel
l)に示されるように、帯域割当情報として、第1番目
のPLOAMセルに「GRANT1」〜「GRANT2
7」が挿入され、第2番目のPLOAMセルに「GRA
NT28」〜「GRANT54」が挿入される。
【0047】上り方向のフレームは、53個のATMセ
ルを有し、それぞれタイムスロットTS1〜TS53を
形成する。上述したPLOAMセル内に記述された「G
RANT1」〜「GRANT53」は、タイムスロット
TS1〜TS53に対応する。「GRANT」値は、各
子局20−1〜20−3に対応付けた識別情報であり、
図1に示すように、各子局20−1〜20−3には、そ
れぞれ「a」〜「c」が予め対応付けられている。した
がって、各「GRANT1」〜「GRANT53」とし
て、各子局20−1〜20−3の「GRANT」値を挿
入することによって、各子局20−1〜20−3は、自
子局が伝送すべきATMセルのタイムスロット位置を認
識することができ、これによって各子局20−1〜20
−3の帯域割当制御がなされることになる。
【0048】図1において、親局10は、最低帯域情報
保持部11を有し、各子局20−1〜20−3に予め設
定される固定割当帯域が保持される。各子局20−1〜
20−3に固定割当帯域が設定されるのは、伝送対象の
ATMセルが、音声データなどのようなリアルタイム性
を有するデータ種別である場合があるからである。一
方、ファイル転送などのデータのように、一時的あるい
は断続的に発生するバーストデータのATMセルは、伝
送遅延が許容されるため、固定割当帯域の設定対象とせ
ず、全帯域から固定割当帯域を除いた残りの余剰帯域を
帯域制御によって割り当てられる。
【0049】PT抽出部13は、各子局20−1〜20
−3から伝送されるATMセル内のPT(Payload Typ
e)を抽出し、このPT内に示された子局のトラフィッ
ク通知情報を共用帯域割当部12に通知する。共用帯域
割当部12は、最低帯域情報保持部11から入力される
固定割当帯域に対応する各「GRANT」値とともに、
PT抽出部13から通知された子局のトラフィック通知
情報をもとに、輻輳状態である子局に対して共用帯域を
割り当てる「GRANT」値を生成し、各子局20−1
〜20−3の帯域を可変に制御する。共用帯域割当部1
2は、各「GRANT」値を、各タイムスロットに対応
するPLOAMセルの領域に挿入し、光送受信器14に
よって光信号に変換し、各子局20−1〜20−3に同
報伝達される。
【0050】共用帯域割当部12が行う帯域割当は、た
とえば、各子局20−1〜20−3に3つのタイムスロ
ット分の固定割当帯域を設定すると、「GRANT1」
〜「GRANT53」の値は、「a」,「a」,
「a」,「b」,「b」,「b」,「c」,「c」,
「c」,「x」,…,「x」となる。ここで、「a」〜
「c」は、それぞれ子局20−1〜20−3の「GRA
NT」値であり、固定割当帯域を示し、「x」は、PT
をもとに割り当てられる余剰帯域を示している。
【0051】ここで、図3は、ATMセルのフォーマッ
トを示す図である。ATMセルは、大きくATMセルヘ
ッダと情報領域とに区分され、ATMセルヘッダには、
GFC(フロー制御:Generic Flow Control)、VPI
(仮想パス識別子:VirtualPath Identifier)、VCI
(仮想チャネル識別子:Virtual Channel Identifie
r)、PT(ペイロードタイプ:Payload Type)、CL
P(セル損失優先度:Cell Loss Priority)、HEC
(ヘッダ誤り制御:Header Error Control)が記述され
る。PT抽出部13は、このPTを抽出するとともに、
VPI(VCI)が示す論理パスを抽出し、子局を特定
する。
【0052】PTは、3ビットで構成される。ATMセ
ルがABR(Available Bit Rate)のとき、1番目のビ
ットが「0」の場合、ユーザセルを示し、「1」の場
合、OAMセルを示す。2番目のビットは、トラフィッ
ク状態を示すビットであり、ビットが「0」の場合、輻
輳していないことを示し、ビットが「1」の場合、輻輳
していることを示す。なお、3番目のビットは任意であ
る。したがって、共用帯域割当部12は、PTの1ビッ
ト目が「0」であって、2ビット目が「1」のとき、こ
のATMセルの論理パスは輻輳状態であると認識し、こ
の論理パスに対応する子局に対して帯域を増加する帯域
割当制御を行う。
【0053】一方、子局20−1〜20−3のGRAN
T抽出部22は、親局10から通知されるPLOAMセ
ル内の「GRANT」値を抽出し、この「GRANT」
値を読出部23に出力する。読出部23は、予め自子局
に設定された「GRANT」値と、抽出された「GRA
NT」値とが一致する場合、このタイミングでバッファ
25に蓄積されたATMセルを読み出し、対応するタイ
ムスロットで光送受信器21から光信号に変換して親局
10側に伝送する。
【0054】ここで、バッファ滞留検出部26は、バッ
ファ25内におけるATMセルの滞留量が、予め設定さ
れた閾値以上であるか否か検出し、閾値以上である場
合、PT変更部24によって、バッファ25から読み出
したATMセル内のPTのトラフィック通知情報を輻輳
状態「1」に変更させ、読出部23に出力させる。これ
によって、各子局20−1〜20−3から伝送されるA
TMセルが各子局において輻輳状態にあるか否かを親局
10側に通知することができ、親局10が、このトラフ
ィック通知情報を抽出し、余剰帯域の割当を適切に行う
ことによって、各子局20−1〜20−3のバッファ2
5内におけるATMセルの滞留をなくし、バッファ25
からATMセルが溢れることを防止し、ATMセルが棄
却されないようにしている。
【0055】ここで、図4および図5に示すフローチャ
ートを参照して、子局側におけるバッファ滞留情報通知
処理および親局側における帯域割当処理について説明す
る。まず、図4は、子局側におけるバッファ滞留情報通
知処理手順を示すフローチャートである。図4におい
て、まず、バッファ25におけるATMセルのバッファ
滞留量の閾値をバッファ滞留検出部26に設定する(ス
テップS101)。その後、バッファ滞留検出部26
は、バッファ滞留量が閾値以上であるか否かを判断する
(ステップS102)。
【0056】バッファ滞留量が閾値以上である場合(ス
テップS102,YES)には、バッファ25に読出セ
ルがあるか否かを判断し(ステップS103)、読出セ
ルがある場合(ステップS103,YES)には、さら
に、この読出セルのPTのトラフィック通知情報を変更
し、この変更に伴ってHECの値を変更し(ステップS
104)、ステップS102に移行する。なお、バッフ
ァ滞留量が閾値以上でない場合(ステップS102,N
O)には、この判断処理を繰り返し、読出セルがない場
合(ステップS103,NO)には、この判断処理を繰
り返す。また、既にPTのトラフィック通知情報が、輻
輳状態を示す「1」に設定されている場合、ステップS
104では上書きを行う。
【0057】一方、図5は、親局側における帯域割当処
理手順を示すフローチャートである。図5において、共
用帯域割当部12は、最低帯域情報保持部11に保持さ
れた各子局の固定割当帯域をもとに、各子局に割り当て
られる上り帯域初期値を決定する(ステップS20
1)。その後、この帯域初期値に対応して、上りの使用
許可情報挿入値(GRANT値)を下り信号のPLOA
Mセルに挿入する(ステップS202)。
【0058】その後、PT抽出部13は、上りセルのP
Tを抽出し、この抽出したPTのトラフィック通知情報
が「1」であるか否かを判断する(ステップS20
3)。PTのトラフィック通知情報が「1」である場合
(ステップS203,YES)には、さらに、このPT
のトラフィック通知情報を再変更するか否かを判断する
(ステップS204)。このトラフィック通知情報の再
変更を行うか否かの判断を行うのは、ATMレイヤにお
いて設定したPTの内容を子局側で変更しているため、
再度親局側で変更し、もとのPTの内容に戻しておくこ
とが、上位レイヤであるATMレイヤにとって好ましい
場合があるからである。
【0059】PTのトラフィック通知情報の再変更を行
うと判断した場合(ステップS204,YES)には、
このPTのトラフィック通知情報を再変更して「0」に
設定するとともに、これに伴ってHECの値を変更する
(ステップS205)。その後、各子局20−1〜20
−3に対する上り余剰帯域の再配分値を決定する(ステ
ップS206)。さらに、この再配分値に対応して、上
りの使用許可情報挿入値(GRANT値)を下り信号の
PLOAMセルに挿入し(ステップS207)、ステッ
プS203に移行する。これによって、輻輳状態にある
子局のバッファ滞留量を減少させる帯域割当制御が適正
に行われることになる。
【0060】なお、図4に示した子局側のバッファ滞留
情報通知処理では、最初にバッファ滞留量が所定の閾値
以上であるか否かを判断し、その後、読出セルがあるか
否かを判断して読出セルのPTおよびHECの変更処理
を行うようにしていたが、最初に読出セルがあるか否か
を判断し、その後バッファ滞留量が所定の閾値以上であ
るか否かを判断して読出セルのPTおよびHECの変更
処理を行うようにしてもよい。
【0061】すなわち、図6は、子局側の他のバッファ
滞留情報通知処理手順を示すフローチャートであり、ま
ず、バッファ25におけるATMセルのバッファ滞留量
の閾値をバッファ滞留検出部26に設定する(ステップ
S301)。その後、読出部23は、バッファ25内に
読出セルがあるか否かを判断する(ステップS30
2)。読出セルがある場合(ステップ302,YES)
には、さらに、バッファ滞留検出部26は、バッファ滞
留量が閾値以上であるか否かを判断する(ステップS3
03)。
【0062】バッファ滞留量が閾値以上である場合(ス
テップS303,YES)には、読出セルのPTのトラ
フィック通知情報を変更し、この変更に伴ってHECの
値を変更し(ステップS304)、ステップS302に
移行する。なお、読出セルがない場合(ステップS30
2,NO)、あるいはバッファ滞留量が所定の閾値以上
でない場合(ステップS303,NO)には、ステップ
S302に移行する。なお、図4あるいは図6に示した
処理手順に限らず、たとえば、読出部23による読出セ
ルの有無判断処理とバッファ滞留検出部26によるバッ
ファ滞留量の判断処理とを並行処理するようにしてもよ
い。
【0063】この実施の形態1によれば、バッファ滞留
検出部26によってバッファ25内のバッファ滞留量が
所定の閾値以上になったか否か、すなわち輻輳状態にあ
るか否かを判断し、輻輳状態にある場合にはPT変更部
24によってATMセルのPT内のトラフィック通知情
報を輻輳状態に変更し、親局10側に通知し、親局10
側がこのトラフィック通知情報をもとに各子局20−1
〜20−3に対する帯域割当制御を行うようにしている
ので、上り帯域を狭めることなく帯域割当制御を行うこ
とができ、上り伝送帯域の効率的利用を行うことができ
る。
【0064】実施の形態2.つぎに、この発明の実施の
形態2について説明する。上述した実施の形態1では、
子局20−1〜20−3内に入力される上り信号の論理
パスが1つのみであったが、この実施の形態2では、複
数の論理パスをもつ上り信号に対する帯域割当制御を行
って、子局側の輻輳状態を回避するようにしている。
【0065】図7は、この発明の実施の形態2である光
多分岐通信システムの構成を示すブロック図である。図
7において、各子局20−1〜20−3は、2つのバッ
ファ25a,25b、バッファ25a,25b内の各A
TMセルのバッファ滞留量が所定の閾値以上であるか否
かを検出する2つのバッファ滞留検出部26a,26
b、バッファ滞留検出部26a,26bが所定の閾値以
上であることを検出した場合に、それぞれバッファ25
a,25b内から読み出したATMセルのPT内のトラ
フィック通知情報の値を「1」に変更するとともに、そ
れに伴ってHECの値を変更する1つのPT変更部24
a,24b、およびPT変更部24a,24bを介して
読み出された各ATMセルを選択的に読み出し、この読
み出したATMセルを、GRANT抽出部22が抽出し
た「GRANT」値に対応したタイムスロットのタイミ
ングで光送受信器21に送出する選択読出部43を有す
る。その他の構成は、実施の形態1と同じであり、同一
構成部分には同一符号を付している。
【0066】親局10が予め設定する「GRANT」値
は、実施の形態1と同様に、各子局20−1〜20−3
毎に設定される。各バッファ25a,25bに入力され
る上り信号のATMセル、異なる論理パスをもつATM
セルは、それぞれ対応するバッファ滞留検出部26a,
26bによってバッファ滞留量が検出され、所定の閾値
以上の場合には、PT変更部24a,24bに通知され
る。各PT変更部24a,24bは、バッファ滞留検出
部26a,26bからの通知があった場合、各バッファ
25a,25bから読み出されるATMセルのPT値を
変更し、選択読出部43に出力する。この場合、GRA
NT抽出部22によって抽出される「GRANT」値は
1つの値であるため、選択読出部43は、バッファ25
a,25b内のATMセルを交互に読み出す処理を行
う。なお、選択読出部43は、バッファ25a内にAT
Mセルが存在しない場合、バッファ25b内のATMセ
ルの読み出しを試み、いずれのバッファ25a,25b
内にもATMセルが存在しない場合、空のセルを光送受
信器21に送出する。
【0067】この実施の形態2によれば、論理パスの異
なる複数の上り信号を子局20−1〜20−3側から親
局10側に送出する場合であっても、実施の形態1と同
様に、ATMセル内のPTのトラフィック通知情報を用
いて複数のバッファの輻輳状態を親局10側に通知し、
親局10側がこのトラフィック通知情報をもとに各子局
20−1〜20−3に対する帯域割当制御を行うように
しているので、上り帯域を狭めることなく帯域割当制御
を行うことができ、上り伝送帯域の効率的利用を行うこ
とができる。
【0068】実施の形態3.つぎに、この発明の実施の
形態3について説明する。上述した実施の形態2では、
実施の形態1と同様に、各子局20−1〜20−3に対
応した「GRANT」値を設定して帯域割当制御を行っ
ていたが、この実施の形態3では、各子局20−1〜2
0−3内の複数の論理パスに対して「GRANT」値を
設定するようにしている。
【0069】図8は、この発明の実施の形態3である光
多分岐通信システムの構成を示すブロック図である。図
8において、この光多分岐通信システムでは、上述した
ように、各子局20−1〜20−3内の複数の論理パス
に対して異なる「GRANT」値を予め設定する。たと
えば、子局20−1では、バッファ25aに入力される
上り信号の論理パスに対して「GRANT」値を「a
1」に設定し、バッファ25bに入力される上り信号の
論理パスに対して「GRANT」値を「a2」に設定し
ている。この異なる2つの「GRANT」値を抽出する
ため、実施の形態2に示したGRANT抽出部22に代
えて、異なる複数の「GRANT」値を抽出する複数G
RANT抽出部52が設けられる。
【0070】また、この光多分岐通信システムでは、実
施の形態2に示した選択読出部43に代えて、各バッフ
ァ25a,25bに対応する個別の読出部23a,23
bを設けるとともに、各読出部23a,23bから読み
出されたATMセルの論理和をとって光送受信器21に
送出する論理和部53を設けている。ここで、複数GR
ANT抽出部52が抽出した「GRANT」値は、各読
出部23a,23bに出力され、各読出部23a,23
bは、自読出部23a,23bが保持する「GRAN
T」値、すなわち「a1」,「a2」に一致する場合に
各バッファ25a,25bから各論理パスのATMセル
を読み出す。論理和部53は、各読出部23a,23b
から出力されたATMセルが存在する場合に、それぞれ
光送受信器21に送出する。すなわち、論理和部53
は、読出部23a,23bからの読出があった場合、必
ず光送受信器21に送出できるようにしている。なお、
各論理パスに対して異なる「GRANT」値を設定して
いるため、この「GRANT」値に対応したタイムスロ
ットでATMセルが送出され、各読出部23a,23b
の読み出したATMセルが重複することはない。
【0071】この実施の形態3によれば、各子局20−
1〜20−3内の複数の論理パス毎に異なる「GRAN
T」値を予め設定し、各論理パス毎に帯域割当制御を行
うようにしているので、論理パスに割り当てられたサー
ビス毎のサービス品質を考慮した木目の細かい帯域割当
制御が可能で、特に各バッファ25a,25bの溢れを
それぞれ確実に防止することができるとともに、実施の
形態1,2と同様に、PTのトラフィック通知情報を用
いて帯域割当制御を行うようにしているので、上り帯域
を上り帯域を狭めることなく帯域割当制御を行うことが
でき、上り伝送帯域の効率的利用を行うことができる。
【0072】実施の形態4.つぎに、この発明の実施の
形態4について説明する。この実施の形態4では、実施
の形態3のバッファ滞留検出部26a,26bが、各バ
ッファ25a,25bのバッファ滞留量が所定の閾値以
上となった場合に、各子局20−1〜20−3の前段に
配置されたATM多重処理を行う装置に輻輳通知を行う
ようにし、ATM多重処理を行う装置側による輻輳制御
を行わせることによって、迅速な輻輳制御を行うように
している。
【0073】図9は、この発明の実施の形態4である光
多分岐通信システムの構成を示すブロック図である。図
9において、この光多分岐通信システムには、子局20
−1の前段に、バッファ25aに入力される多重化され
たATMセルの多重処理を行う装置であるラインカード
60が接続される。子局20−1のバッファ滞留検出部
26aは、バッファ25aのバッファ滞留量が所定の閾
値以上となった場合、実施の形態3と同様に、PT変更
部24aに輻輳状態を通知し、PT内のトラフィック通
知情報の値を「1」に変更して親局10側に送出させる
とともに、ラインカード60に輻輳通知を送出する。そ
の他の構成は実施の形態3と同じであり、同一構成部分
には同一符号を付している。
【0074】ラインカード60は、VPIが「01」で
ある上り信号のATMセルをバッファリングするバッフ
ァ65aと、VPIが「02」である上り信号のATM
セルをバッファリングするバッファ65bとを有する。
また、バッファ滞留検出部66a,66bを有し、それ
ぞれバッファ65a,65bのバッファ滞留量を検出
し、所定の閾値以上の場合、それぞれPT変更部64
a,64bに輻輳状態であることを通知する。各PT変
更部64a,64bは、PT変更部24a,24bと同
様に、輻輳状態であることの通知を受けると、読み出し
たATMセルのPT内のトラフィック通知情報の値を
「1」に変更して選択読出部63に出力する。
【0075】選択読出部63は、バッファ65a,65
bに蓄積されたATMセルを選択的に読み出して、AT
Mセルの多重化を行い、この多重化されたATMセルを
子局20−1のバッファ25aに送出する。したがっ
て、バッファ25aに入力されたATMセルは、異なる
2つの論理パス、すなわちVPI=「01」,「02」
である2つの論理パスが混在することになる。
【0076】ここで、親局10は、実施の形態3と同様
に、各バッファ25a,25bに入力される論理パス毎
の「GRANT」値を設定している。このため、PT抽
出部13は、管理テーブル13aを有する。管理テーブ
ル13aは、各ATMセルの論理パスと「GRANT」
値との対応関係を保持し、PT抽出時に、「GRAN
T」値を併せて共用帯域割当部12に送出するが、この
場合、各「GRANT」値は、複数の論理パスと対応付
けられることになる。たとえば、「GRANT」値=
「a1」には、VPI=「01」,「02」が対応付け
られることになる。
【0077】ところで、ラインカード60は、輻輳通知
受信部62を有し、輻輳通知受信部62は、子局20−
1から送出された輻輳通知を受信する。輻輳通知受信部
62は、輻輳通知を受信すると、輻輳状態であることを
選択読出部63に通知する。選択読出部63は、送出先
のバッファ25aが輻輳状態であるため、ATMセルの
送出量を減少させる制御を行う。たとえば、リアルタイ
ム性が要求されないファイル転送などのバーストデータ
を蓄積するバッファ65aからの読出を抑制し、バッフ
ァ25aに対するATMセルの送出量を抑制する。
【0078】ここで、図10に示すフローチャートを参
照して、この実施の形態4における子局側でのバッファ
滞留情報通知処理手順について説明する。図10におい
て、まず、バッファ25aにおけるATMセルのバッフ
ァ滞留量の閾値をバッファ滞留検出部26aに設定する
(ステップS401)。その後、バッファ滞留検出部2
6aは、バッファ滞留量が閾値以上であるか否かを判断
する(ステップS402)。
【0079】バッファ滞留量が閾値以上である場合(ス
テップS402,YES)には、バッファ滞留検出部2
6aは、ラインカード60に輻輳通知を行う(ステップ
S403)。その後、バッファ25aに読出セルがある
か否かを判断し(ステップS404)、読出セルがある
場合(ステップS404,YES)には、さらに、この
読出セルのPTのトラフィック通知情報を変更し、この
変更に伴ってHECの値を変更し(ステップS40
5)、ステップS402に移行する。なお、バッファ滞
留量が閾値以上でない場合(ステップS402,NO)
には、この判断処理を繰り返し、読出セルがない場合
(ステップS404,NO)には、この判断処理を繰り
返す。
【0080】この実施の形態4では、子局20−1にバ
ッファ25aに入力されるATMセルが多重化されたA
TMセルである場合であって、バッファ25aが輻輳状
態になった場合、実施の形態3と同様に、PT内にトラ
フィック通知情報を変更して親局10側に輻輳状態を通
知し、これによって帯域割当制御を行わせるとともに、
子局20−1の前段に配置されたATMセル多重化装置
であるラインカード60に輻輳通知を行って、ATMセ
ルの情報発生源側のATMセル送出量を減少させるよう
にしているので、親局10側による帯域割当制御に時間
がかかる場合、バッファ25a内のATMセルの溢れを
迅速に防ぐことができる。
【0081】実施の形態5.つぎに、この発明の実施の
形態5について説明する。上述した実施の形態1〜4で
は、いずれも、各子局20−1〜20−3がATMセル
ヘッダ内のPT変更を行うようにしていたが、この実施
の形態5では、子局20−1〜20−3は、PT変更を
行わず、親局10が、ATMレイヤにおいて付されたA
TMセルヘッダ内のPTの値をそのまま抽出し、この抽
出結果をもとに帯域割当制御を行うようにしている。
【0082】図11は、この発明の実施の形態5である
光多分岐通信システムの構成を示すブロック図である。
図11において、この光多分岐通信システムは、実施の
形態3に示した子局20−1内のバッファ滞留検出部2
6a,26bおよびPT変更部24a,24bを削除し
た構成としている。その他の構成は、実施の形態3と同
じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
【0083】子局20−1において、バッファ滞留検出
部26a,26bがないため、バッファ25a,25b
内のバッフ滞留量は検出されず、PT変更部24a,2
4bによるPT変更も行われない。しかし、子局20−
1に入力される上り信号のATMセルのPTには、既に
トラフィック通知情報が記述されている。
【0084】したがって、親局10のPT抽出部13
が、ATMセルヘッダのPT内のトラフィック通知情報
を抽出ことによって、子局20−1側のバッファ25
a,25bの帯域割当制御を行うことができる。
【0085】この実施の形態5によれば、親局10側に
PT抽出部13を設け、このPT抽出部13が、ATM
レイヤにおいて付されたPT内のトラフィック通知情報
を抽出することのみによって、ATMレイヤとの処理の
互換性を保ちつつ、各子局20−1〜20−3の帯域割
当制御を行うことができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、前記親局装置の抽出手段が、各子局装置から伝送さ
れた伝送情報内の所定情報に記述され、該伝送情報のト
ラフィック状態を通知するトラフィック通知情報を抽出
し、前記親局装置が、この抽出したトラフィック通知情
報をもとに前記伝送帯域の割当処理を行い、割当結果を
前記帯域割当情報として各子局装置に通知するようにし
ているので、親局装置は、子局装置側による帯域割当要
求を上り帯域を用いず、伝送情報内のトラフィック通知
情報を用いて帯域割当を行うことができ、この結果、上
り帯域の伝送効率を一層高めることができるという効果
を奏する。
【0087】つぎの発明によれば、前記複数の子局装置
の輻輳検出手段が、前記親局装置側に伝送すべき伝送情
報の滞留量が所定の閾値以上か否かを検出し、変更手段
が、前記輻輳検出手段が所定の閾値以上であることを検
出した場合、前記伝送情報内の所定情報に記述され、該
伝送情報のトラフィック状態を通知するトラフィック通
知情報の内容を輻輳状態に変更して、親局装置側に伝送
情報を送出し、前記親局装置の抽出手段が、各子局装置
から伝送された伝送情報内の所定情報に記述されるトラ
フィック通知情報を抽出し、前記親局装置が、前記抽出
手段が抽出したトラフィック通知情報をもとに前記伝送
帯域の割当処理を行い、割当結果を前記帯域割当情報と
して各子局装置に通知して、各子局装置における帯域割
当制御を行うようにしているので、親局装置は、子局装
置側による帯域割当要求を上り帯域を用いず、伝送情報
内のトラフィック通知情報を用いて帯域割当を行うこと
ができ、この結果、上り帯域の伝送効率を一層高めるこ
とができるという効果を奏する。
【0088】つぎの発明によれば、前記変更手段が、各
バッファから読み出された各一連の伝送情報のトラフィ
ック通知情報を変更するようにしているので、親局装置
は、子局装置側による帯域割当要求を上り帯域を用い
ず、子局装置に複数の一連の伝送情報が入力される場合
であっても、各伝送情報内のトラフィック通知情報を用
いて帯域割当を行うことができ、この結果、上り帯域の
伝送効率を一層高めることができるという効果を奏す
る。
【0089】つぎの発明によれば、前記親局装置が、前
記複数のバッファに入力される複数の一連の伝送情報単
位に帯域割当処理を行うようにしているので、木目の細
かい帯域割当制御ができるとともに、親局装置は、子局
装置側による帯域割当要求を上り帯域を用いず、子局装
置に複数の一連の伝送情報が入力される場合であって
も、各伝送情報内のトラフィック通知情報を用いて帯域
割当を行うことができ、この結果、上り帯域の伝送効率
を一層高めることができるという効果を奏する。
【0090】つぎの発明によれば、輻輳検出手段が、前
記親局装置側に伝送すべき伝送情報の滞留量が所定の閾
値以上である場合、前記情報多重化手段に輻輳通知を行
い、前記情報多重化手段が、前記輻輳通知を受けた場
合、多重化する一連の伝送情報の前記子局装置への送出
量を減少させる制御を行うようにしているので、親局装
置による帯域割当制御に時間がかかる場合、情報多重化
手段に対する伝送情報の送出量を減少させることができ
るので、子局装置における伝送情報の溢れを迅速に防止
することができるという効果を奏する。
【0091】つぎの発明によれば、前記親局装置の帯域
割当手段が、全子局装置に対する全帯域を、各子局装置
に対して予め設定した固定帯域と各子局装置が共有する
余剰帯域とに区分し、前記抽出手段が抽出したトラフィ
ック通知情報をもとに前記余剰帯域の割当処理を行うよ
うにしているので、柔軟かつ確実な帯域割当処理を行う
ことができるという効果を奏する。
【0092】つぎの発明によれば、前記帯域割当情報
を、論理パス毎に割り当てるようにしているので、論理
パスに割り当てられたサービス毎のサービス品質を考慮
した木目の細かい帯域割当制御が可能になるという効果
を奏する。
【0093】つぎの発明によれば、前記トラフィック通
知情報を、ATMセルヘッダ内のペイロードタイプ情報
とし、ATMレイヤとの処理の互換性を保つことができ
るという効果を奏する。
【0094】つぎの発明によれば、前記抽出手段が、前
記トラフィック通知情報を再変更して前記伝送情報を出
力し、伝送情報の内容を変化させないようにしているの
で、この光多分岐通信システムを用いる伝送情報に影響
を与えないという効果を奏する。
【0095】つぎの発明によれば、抽出手段が、各子局
装置から伝送された伝送情報内の所定情報に記述され、
該伝送情報のトラフィック状態を通知するトラフィック
通知情報を抽出し、親局装置が、前記抽出手段が抽出し
たトラフィック通知情報をもとに前記伝送帯域の割当処
理を行い、割当結果を前記帯域割当情報として各子局装
置に通知するようにしているので、親局装置は、子局装
置側による帯域割当要求を上り帯域を用いず、伝送情報
内のトラフィック通知情報を用いて帯域割当を行うこと
ができ、この結果、上り帯域の伝送効率を一層高めるこ
とができるという効果を奏する。
【0096】つぎの発明によれば、輻輳検出手段が、前
記親局装置側に伝送すべき伝送情報の滞留量が所定の閾
値以上であるか否かを検出し、変更手段が、前記輻輳検
出手段が所定の閾値以上であることを検出した場合、前
記伝送情報内の所定情報に記述され、該伝送情報のトラ
フィック状態を通知するようにしているので、親局装置
は、子局装置側による帯域割当要求を上り帯域を用い
ず、伝送情報内のトラフィック通知情報を用いて帯域割
当を行うことができ、この結果、上り帯域の伝送効率を
一層高めることができるという効果を奏する。
【0097】つぎの発明によれば、前記輻輳検出手段
が、前記親局装置側に伝送すべき伝送情報の滞留量が所
定の閾値以上である場合、前記子局装置の前段に接続さ
れ、該子局装置に入力される複数の一連の伝送情報を前
もって多重化する情報多重化手段に輻輳通知を行い、前
記情報多重化手段からの伝送情報の送出量を減少させる
ようにしているので、親局装置による帯域割当制御に時
間がかかる場合、情報多重化手段に対する伝送情報の送
出量を減少させることができるので、子局装置における
伝送情報の溢れを迅速に防止することができるという効
果を奏する。
【0098】つぎの発明によれば、輻輳検出工程によっ
て、各子局装置が、前記親局装置側に伝送すべき伝送情
報の滞留量が所定の閾値以上であるか否かを検出し、変
更工程によって、前記輻輳検出工程が所定の閾値以上で
あることを検出した場合、前記伝送情報内の所定情報に
記述され、該伝送情報のトラフィック状態を通知するト
ラフィック通知情報の内容を輻輳状態に変更し、抽出工
程によって、前記親局装置が、前記伝送情報内にトラフ
ィック通知情報を抽出し、通知工程によって、前記親局
装置が、前記抽出工程によって抽出したトラフィック通
知情報をもとに前記伝送帯域の割当処理を行い、割当結
果を前記帯域割当情報として各子局装置に通知し、これ
によって、各子局装置の帯域割当制御を行うようにして
いるので、親局装置は、子局装置側による帯域割当要求
を上り帯域を用いず、伝送情報内のトラフィック通知情
報を用いて帯域割当を行うことができ、この結果、上り
帯域の伝送効率を一層高めることができるという効果を
奏する。
【0099】つぎの発明によれば、前記輻輳検出工程
が、前記親局装置側に伝送すべき伝送情報の滞留量が所
定の閾値以上である場合、前記子局装置の前段に接続さ
れ、該子局装置に入力される伝送情報を前もって多重化
する情報多重化手段に輻輳通知を行い、前記情報多重化
手段からの伝送情報の送出量を減少させるようにしてい
るので、親局装置による帯域割当制御に時間がかかる場
合、情報多重化手段に対する伝送情報の送出量を減少さ
せることができるので、子局装置における伝送情報の溢
れを迅速に防止することができるという効果を奏する。
【0100】つぎの発明によれば、前記帯域割当情報
を、論理パス毎に割り当てるようにしているので、論理
パスに割り当てられたサービス毎にサービス品質を考慮
した木目の細かい帯域割当制御が可能になるという効果
を奏する。
【0101】つぎの発明によれば、前記トラフィック通
知情報を、ATMセルヘッダ内のペイロードタイプ情報
とし、ATMレイヤとの処理の互換性を保つことができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である光多分岐通信
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した親局と子局との間における下り
方向および上り方向のフレームフォーマットを示す図で
ある。
【図3】 ATMセルのセルフォーマットを示す図であ
る。
【図4】 子局側におけるバッファ滞留情報通知処理手
順を示すフローチャートである。
【図5】 親局側における帯域割当処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 子局側における他のバッファ滞留情報通知処
理手順を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態2である光多分岐通信
システムの構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態3である光多分岐通信
システムの構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態4である光多分岐通信
システムの構成を示すブロック図である。
【図10】 図9に示した光多分岐通信システムの子局
側におけるバッファ滞留情報通知処理手順を示すフロー
チャートである。
【図11】 この発明の実施の形5である光多分岐通信
システムの構成を示すブロック図である。
【図12】 従来の光多分岐通信システムの全体概要を
示すブロック図である。
【図13】 従来の光多分岐通信システムの構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10 親局、11 最低帯域情報保持部、12 共用帯
域割当部、13 PT抽出部、13a 管理テーブル、
14,21 光送受信器、20−1〜20−3子局、2
2 GRANT抽出部、23、読出部、24,24a,
24b,64a,64b PT変更部、25,25a,
25b,65a,65b バッファ、26,26,26
b,66a,66b バッファ滞留検出部、30 幹線
光ファイバ、31〜33 支線光ファイバ、34 光ス
プリッタ、43,63 選択読出部、52 複数GRA
NT抽出部、53 論理和部、60 ラインカード、6
2 輻輳通知受信部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横谷 哲也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 秋田 稔 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA05 DA03 DA05 DA12 DA91 FA01 5K030 GA08 GA13 HA10 HB29 HC14 JL03 LC09 LC11 MB02 MB15 5K033 BA08 CB06 CC01 DA01 DA15 DB02 DB22 EA00

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の子局装置が伝送媒体および伝送帯
    域を共用し、親局装置が各子局装置の使用伝送帯域の割
    当を制御する帯域割当情報を各子局側装置に通知し、各
    子局装置が前記親局装置から通知された帯域割当情報を
    もとに親局装置側に伝送情報を伝送する光多分岐通信シ
    ステムにおいて、 前記親局装置は、 各子局装置から伝送された伝送情報内の所定情報に記述
    され、該伝送情報のトラフィック状態を通知するトラフ
    ィック通知情報を抽出する抽出手段を備え、前記抽出手
    段が抽出したトラフィック通知情報をもとに前記伝送帯
    域の割当処理を行い、割当結果を前記帯域割当情報とし
    て各子局装置に通知することを特徴とする光多分岐通信
    システム。
  2. 【請求項2】 複数の子局装置が伝送媒体および伝送帯
    域を共用し、親局装置が各子局装置の使用伝送帯域の割
    当を制御する帯域割当情報を各子局側装置に通知し、各
    子局装置が前記親局装置から通知された帯域割当情報を
    もとに親局装置側に伝送情報を伝送する光多分岐通信シ
    ステムにおいて、 前記複数の子局装置は、 前記親局装置側に伝送すべき伝送情報の滞留量が所定の
    閾値以上か否かを検出する輻輳検出手段と、 前記輻輳検出手段が所定の閾値以上であることを検出し
    た場合、前記伝送情報内の所定情報に記述され、該伝送
    情報のトラフィック状態を通知するトラフィック通知情
    報の内容を輻輳状態に変更する変更手段と、 を備え、 前記親局装置は、 各子局装置から伝送された伝送情報内の所定情報に記述
    されるトラフィック通知情報を抽出する抽出手段を備
    え、 前記親局装置は、前記抽出手段が抽出したトラフィック
    通知情報をもとに前記伝送帯域の割当処理を行い、割当
    結果を前記帯域割当情報として各子局装置に通知するこ
    とを特徴とする光多分岐通信システム。
  3. 【請求項3】 前記子局装置は、 前記親局装置側に出力する複数の一連の伝送情報を一時
    蓄積する複数のバッファと、 前記親局装置からの帯域割当情報をもとに前記複数のバ
    ッファに一時蓄積された各一連の伝送情報を選択的に読
    み出す選択読出手段と、 をさらに備え、前記変更手段は、各バッファから読み出
    された各一連の伝送情報のトラフィック通知情報を変更
    することを特徴とする請求項2に記載の光多分岐通信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記子局装置は、 前記親局装置側に出力する複数の一連の伝送情報を一時
    蓄積する複数のバッファと、 前記親局装置からの帯域割当情報をもとに前記複数のバ
    ッファにそれぞれ対応し、各バッファに一時蓄積された
    一連の伝送情報をそれぞれ読み出す複数の読出手段と、 前記複数の読出手段によって読み出された伝送情報の論
    理和をとって前記親局装置側に送出する論理和手段と、 をさらに備え、前記変更手段は、各バッファから読み出
    された各一連の伝送情報のトラヒック通知情報を変更
    し、 前記親局装置は、 前記複数のバッファに入力される各一連の伝送情報単位
    に帯域割当処理を行うことを特徴とする請求項2に記載
    の光多分岐通信システム。
  5. 【請求項5】 前記子局装置の前段に接続され、該子局
    装置に入力される複数の一連の伝送情報を前もって多重
    化する情報多重化手段をさらに備え、 前記子局装置の輻輳検出手段は、前記親局装置側に伝送
    すべき伝送情報の滞留量が所定の閾値以上である場合、
    前記情報多重化手段に輻輳通知を行い、 前記情報多重化手段は、前記輻輳通知を受けた場合、多
    重化する一連の伝送情報の前記子局装置への送出量を減
    少させる制御を行うことを特徴とする請求項2〜4のい
    づれか一つに記載の光多分岐通信システム。
  6. 【請求項6】 前記親局装置は、 前記抽出手段が抽出したトラフィック通知情報をもとに
    前記伝送帯域の割当処理を行う帯域割当手段を備え、 前記帯域割当手段は、 全子局装置に対する全帯域を、各子局装置に対して予め
    設定した固定帯域と各子局装置が共有する余剰帯域とに
    区分し、前記抽出手段が抽出したトラフィック通知情報
    をもとに前記余剰帯域の割当処理を行うことを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれか一つに記載の光多分岐通信シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記帯域割当情報は、前記伝送情報の論
    理パス毎に割り当てることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれか一つに記載の光多分岐通信システム。
  8. 【請求項8】 前記トラフィック通知情報は、ATMセ
    ルヘッダ内のペイロードタイプ情報であることを特徴と
    する請求項1〜7のいずれか一つに記載の光多分岐通信
    システム。
  9. 【請求項9】 前記抽出手段は、前記トラフィック通知
    情報を再変更して前記伝送情報を出力することを特徴と
    する請求項1〜8のいずれか一つに記載の光多分岐通信
    システム。
  10. 【請求項10】 複数の子局装置が伝送媒体および伝送
    帯域を共用し、親局装置が各子局装置の使用伝送帯域の
    割当を制御する帯域割当情報を各子局側装置に通知し、
    各子局装置が前記親局装置から通知された帯域割当情報
    をもとに親局装置側に伝送情報を伝送する光多分岐通信
    システムに用いる親局装置において、 各子局装置から伝送された伝送情報内の所定情報に記述
    され、該伝送情報のトラフィック状態を通知するトラフ
    ィック通知情報を抽出する抽出手段を備え、前記抽出手
    段が抽出したトラフィック通知情報をもとに前記伝送帯
    域の割当処理を行い、割当結果を前記帯域割当情報とし
    て各子局装置に通知することを特徴とする親局装置。
  11. 【請求項11】 複数の子局装置が伝送媒体および伝送
    帯域を共用し、親局装置が各子局装置の使用伝送帯域の
    割当を制御する帯域割当情報を各子局側装置に通知し、
    各子局装置が前記親局装置から通知された帯域割当情報
    をもとに親局装置側に伝送情報を伝送する光多分岐通信
    システムに用いる子局装置において、 前記親局装置側に伝送すべき伝送情報の滞留量が所定の
    閾値以上であるか否かを検出する輻輳検出手段と、 前記輻輳検出手段が所定の閾値以上であることを検出し
    た場合、前記伝送情報内の所定情報に記述され、該伝送
    情報のトラフィック状態を通知するトラフィック通知情
    報の内容を輻輳状態に変更する変更手段と、 を備えたことを特徴とする子局装置。
  12. 【請求項12】 前記子局装置は、 前記子局装置の前段に接続され、該子局装置に入力され
    る複数の一連の伝送情報を前もって多重化する情報多重
    化手段をさらに備え、 前記輻輳検出手段は、前記親局装置側に伝送すべき伝送
    情報の滞留量が所定の閾値以上である場合、前記子局装
    置の前段に接続され、該子局装置に入力される複数の一
    連の伝送情報を前もって多重化する情報多重化手段に輻
    輳通知を行い、前記情報多重化手段からの伝送情報の送
    出量を減少させることを特徴とする請求項11に記載の
    子局装置。
  13. 【請求項13】 複数の子局装置が伝送媒体および伝送
    帯域を共用し、親局装置が各子局装置の使用伝送帯域の
    割当を制御する帯域割当情報を各子局側装置に通知し、
    各子局装置が前記親局装置から通知された帯域割当情報
    をもとに親局装置側に伝送情報を伝送する光多分岐通信
    帯域制御方法において、 各子局装置が、前記親局装置側に伝送すべき伝送情報の
    滞留量が所定の閾値以上であるか否かを検出する輻輳検
    出工程と、 前記輻輳検出工程が所定の閾値以上であることを検出し
    た場合、前記伝送情報内の所定情報に記述され、該伝送
    情報のトラフィック状態を通知するトラフィック通知情
    報の内容を輻輳状態に変更する変更工程と、 前記親局装置が、前記伝送情報内にトラフィック通知情
    報を抽出する抽出工程と、 前記親局装置が、前記抽出工程によって抽出したトラフ
    ィック通知情報をもとに前記伝送帯域の割当処理を行
    い、割当結果を前記帯域割当情報として各子局装置に通
    知する通知工程と、 を含むことを特徴とする光多分岐通信帯域制御方法。
  14. 【請求項14】 前記輻輳検出工程は、前記親局装置側
    に伝送すべき伝送情報の滞留量が所定の閾値以上である
    場合、前記子局装置の前段に接続され、該子局装置に入
    力される伝送情報を前もって多重化する情報多重化手段
    に輻輳通知を行い、前記情報多重化手段からの伝送情報
    の送出量を減少させることを特徴とする請求項13に記
    載の光多分岐通信帯域制御方法。
  15. 【請求項15】 前記帯域割当情報は、前記伝送情報の
    論理パス毎に割り当てることを特徴とする請求項13ま
    たは14に記載の光多分岐通信制御方法。
  16. 【請求項16】 前記トラフィック通知情報は、ATM
    セルヘッダ内のペイロードタイプ情報であることを特徴
    とする請求項13〜15のいずれか一つに記載の光多分
    岐通信制御方法。
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