JP2002247064A - 親局装置、子局装置及び通信システム - Google Patents

親局装置、子局装置及び通信システム

Info

Publication number
JP2002247064A
JP2002247064A JP2001045530A JP2001045530A JP2002247064A JP 2002247064 A JP2002247064 A JP 2002247064A JP 2001045530 A JP2001045530 A JP 2001045530A JP 2001045530 A JP2001045530 A JP 2001045530A JP 2002247064 A JP2002247064 A JP 2002247064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
priority
bandwidth
upstream
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001045530A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Akita
稔 秋田
Norihiro Asashiba
慶弘 浅芝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001045530A priority Critical patent/JP2002247064A/ja
Priority to EP01116345A priority patent/EP1172955A2/en
Priority to US09/899,219 priority patent/US20020006111A1/en
Publication of JP2002247064A publication Critical patent/JP2002247064A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 子局装置からの高優先パケットの遅延や欠落
の発生を防ぐ。 【解決手段】 親局装置1が各子局装置2a〜2cの上
り帯域を算出する際に、帯域加算手段13が上りの高優
先パケット帯域を加算し、各子局装置2a〜2cの高優
先バッファ22に、高優先パケット生成手段21により
生成された高優先パケットを蓄積し、読出制御手段27
が帯域割当抽出手段20から通知された上り帯域から、
出力するパケットのタイミングを調整し、高優先バッフ
ァ22に高優先パケットが蓄積されている場合に、優先
的に親局装置1に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバ等の
伝送媒体及びスターカプラ等の多重分岐器を介して接続
された親局装置、子局装置及び通信システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】通信システムを低コストで実現するた
め、網側のOLT(Optical Line Ter
minator)等の親局装置となる通信制御装置に、
ONT(Optical Network Termi
nator)及びONU(Optical Netwo
rk Unit)等の複数の子局装置が、単一の伝送媒
体及び多重分岐器を介して接続されており、複数の子局
装置で単一の伝送媒体に伝送される帯域を共用する、P
ON(Passive Optical Networ
k)システム等の通信システムが国際標準として勧告化
され、この勧告に準拠した通信システムが実用化されて
いる。
【0003】図3はこのような複数の子局装置で単一の
伝送媒体に伝送される帯域を共用する通信システムの構
成を示す図である。図3においては、転送網5に接続さ
れた親局装置1が、伝送媒体3と多重分岐器4を介して
子局装置2a〜2cにそれぞれ接続され、子局装置2a
〜2cがこの通信システムの利用者6a〜6cを収容し
ている。
【0004】図4は図3で示した通信システムにおける
親局装置1から子局装置2a〜2cへのパケット(以
下、下りパケットと記述する)及び子局装置2a〜2c
から親局装置1へのパケット(以下、上りパケットと記
述する)のタイミングチャートである。図4において、
40は各子局装置2a〜2cの上りパケット出力許可の
指示を搭載したパケット、41は子局装置2a宛てのパ
ケット、42は子局装置2b宛てのパケット、43は子
局装置2c宛てのパケット、44は空きパケットであ
る。
【0005】また、図4において、45は子局装置2a
が送信したパケット、46は子局装置2bが送信したパ
ケット、47は子局装置2cが送信したパケット、48
は親局装置1が上りパケット出力許可の指示を搭載した
下りパケットを送信してから、対応する子局装置2a〜
2cがその該当位置にパケットを搭載して送信し、その
子局装置2a〜2cが送信したパケットを親局装置1が
受信するまでの遅延時間である。
【0006】図4に示す例で、親局装置1が出力する下
りパケットについて説明する。親局装置1が送信した下
りパケットでは、送信先の子局装置2a〜2cの宛先が
付けられたパケット41、42、43が時分割で多重さ
れており、この下りパケットは各子局装置2a〜2cに
同報される。子局装置2a〜2cでは、下りパケット中
のパケットの宛先を見て自局宛てのパケットであればそ
のパケットを取り込み、自局以外の宛先のパケットであ
れば廃棄する。親局装置1において、下りパケットに送
信するパケットがない場合は、空きパケット44が挿入
される。
【0007】また、下りパケットには、上りパケット中
に各子局装置2a〜2cが出力するパケットを挿入可能
であることを示す情報を搭載したパケット40が定期的
又は不定期に挿入され子局装置2a〜2cに同報され
る。各子局装置2a〜2cでは、下りパケット中からこ
の上りパケット出力許可の指示を搭載したパケット40
を取り込み、上りパケットに各子局装置2a〜2cがパ
ケットを挿入可能な位置と数を認識する。
【0008】次に、図4に示す例で、子局装置2a〜2
cが出力する上りパケットについて説明する。各子局装
置2a〜2cは、上りパケットにパケットの出力を許可
する指示を搭載したパケット40より、子局装置2a、
子局装置2b、子局装置2cの順に1個ずつ上りパケッ
トの出力が許可されていることを認識する。各子局装置
2a〜2cでは、この認識した情報をもとに、親局装置
1と合意した遅延時間48の後に、それぞれの子局装置
2a〜2cが上りパケットを挿入可能な位置にのみ上り
パケットを挿入する。
【0009】この例では、上りパケット出力許可の指示
を搭載したパケット40の受信後から、遅延時間48の
経過後に、子局装置2aがパケット45を挿入する。次
に、子局装置2aのパケット45が挿入された次の位置
に、子局装置2bがパケット46を挿入する。次に、子
局装置2bのパケット46が挿入された次の位置に、子
局装置2cがパケット47を挿入する。これらのパケッ
トは多重分岐器4によって多重されて親局装置1に出力
される。
【0010】このような通信システムのように、複数の
子局装置2a〜2cにより単一伝送媒体中の上りの伝送
帯域を共用する場合に、それぞれの子局装置2a〜2c
に収容した利用者6a〜6cとの最低帯域に基づく契約
を守ることは必須であるが、これに加えて、全利用者6
a〜6cの最低帯域の合計から、伝送媒体3のもつ全帯
域の差分である余剰帯域を利用者6a〜6cに動的に分
配し、上り帯域中の余剰網資源を積極的に活用したり、
バースト性を持つトラヒックを出力する利用者6a〜6
cに対して、一時的に動的に上り余剰帯域を割り当て、
輻輳を防いだりすることが考えられている。
【0011】このような動的な上り帯域の割り当てを行
う方法として、親局装置1側で、各子局装置2a〜2c
の上りパケットのトラヒックを常に監視し、上りパケッ
ト中に多くのパケットを送出している子局装置2a〜2
cに対して、多くの上り帯域を割り当てる方法(以下、
親局上り帯域検出方式と記述する)と、子局装置2a〜
2cより、子局装置2a〜2cが必要とする上り帯域
や、子局装置2a〜2cの情報パケット用バッファの状
態、トラヒック特性の変動等、上りトラヒックに関する
情報を通知し、この子局装置2a〜2cより通知された
情報を元に、親局装置1は、各子局装置2a〜2cに対
する上り帯域を割り当てる方法(以下、子局上り帯域通
知方式と記述する)がある。
【0012】一方、各子局装置2a〜2cの対して、こ
のような動的な上り帯域の割り当てが行われた場合であ
っても、例えば、ATM通信方式における伝送路や装置
の故障を通知する保守運用パケットや、特に子局上り帯
域通知方式では、子局装置2a〜2cの上りトラヒック
に関する情報を通知するためのパケットは、遅延や欠落
のないことが要求される。
【0013】図5は、動的な上り帯域の割り当てを行う
方法として親局上り帯域検出方式を採用した場合の、従
来の親局装置及び子局装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、1は親局装置、2a〜2cは子局装
置、3は伝送媒体、4は多重分岐器である。また、図5
の親局装置1において、100はパケット種別判別手
段、101はパケット数カウント手段、102は余剰帯
域分配手段、103は帯域加算手段、104は帯域通知
パケット生成手段、105は多重手段である。
【0014】さらに、図5の子局装置2aにおいて、2
00は帯域割当抽出手段、201は保守運用パケット生
成手段、202は多重手段、203バッファ、204は
空きパケット生成手段、205は読出制御手段である。
他の子局装置2b,2cも、子局装置2aと同じ構成で
ある。
【0015】次に図5に示す従来の親局装置及び子局装
置の動作について説明する。親局装置1において、余剰
帯域分配手段102が、通信の当初は、この通信システ
ムの全上り帯域から、各子局装置2a〜2cの契約した
最低帯域の合計値を減算した余剰帯域を、各子局装置2
a〜2cに平等に分配したり、又は、各子局装置2a〜
2cの最低帯域に比例させたりすることで、各子局装置
2a〜2cに対する余剰帯域を分配する。帯域加算手段
103は、決定された各子局装置2a〜2cの余剰帯域
に対して、各子局装置2a〜2cに割り当てる最低帯域
を加算して、各子局装置2a〜2cの上り帯域を算出す
る。
【0016】帯域通知パケット生成手段104は、算出
された各子局装置2a〜2cの上り帯域を通知するため
の上り帯域通知用パケットを生成する。多重手段105
は、生成された上り帯域通知用パケットを下りパケット
に多重する。上り帯域通知用パケットが多重された下り
パケットは、伝送媒体3及び多重分岐器4により、各子
局装置2a〜2cに分配される。
【0017】各子局装置2a〜2cは、親局装置1から
送出された下りパケットを受信し、その下りパケットが
自局宛てのパケットであるかを検出し自局宛てのパケッ
トを受信する。帯域割当抽出手段200は、受信した下
りパケットの中から、親局装置1より送出された上り帯
域通知用パケットを識別し、このパケットに搭載されて
いる自局に割り当てられた上り帯域を抽出する。
【0018】一方、保守運用パケット生成手段201は
警報等を親局装置1に通知する保守運用パケットを生成
し、多重手段202は生成された保守運用パケットを通
常の情報用上りパケットに多重する。通常の情報用上り
パケットに保守運用パケットが多重された上りパケット
は、帯域割当抽出手段200により抽出された上り帯域
に相当する出力タイミングになるよう調整するためにバ
ッファ203に蓄積される。
【0019】読出制御手段205は、帯域割当抽出手段
200からの情報により、バッファ203に蓄積されて
いる、通常の情報用上りパケットに保守運用パケットが
多重された上りパケットを、割り当てられた上り帯域に
相当するタイミングで読み出して親局装置1に送信す
る。この読み出しのタイミングで、バッファ203に読
み出す上りパケットが蓄積されていない場合には、空き
パケット生成手段204により空きパケットが生成さ
れ、上りパケットとして親局装置1に送信される。
【0020】各子局装置2a〜2cからの上りパケット
を受信した親局装置1において、パケット種別判別手段
100が、子局装置2a〜2c毎に、送信された上りパ
ケットの種別が空きパケットであるか、又は、空きパケ
ット以外であるかを検出し、パケット数カウント手段1
01が、空きパケットをカウント、又は、空きパケット
以外のパケットをカウントする。余剰帯域分配手段10
2は、この通信システムの全上り帯域から、各子局装置
2a〜2cに割り当てる最低帯域の合計値を減算した余
剰帯域を、パケット数カウント手段101からのパケッ
ト数に基づいて各子局装置2a〜2cに分配する。以
下、上記と同様にして、親局装置1及び子局装置2a〜
2cが動作する。
【0021】このような通信システムでは、親局装置1
において、上りの余剰帯域を各子局装置2a〜2cに分
配する際に、通常の情報用上りパケットよりも優先され
るべき保守運用パケットや、子局装置2a〜2cの上り
帯域に関する情報を通知するパケットの帯域も、通常の
情報用上りパケットと同じ帯域として分配される。ま
た、子局装置2a〜2cにおいても、通常の情報用上り
パケットよりも優先されるべき保守運用パケットや、子
局装置2a〜2cの上り帯域に関する情報を通知するパ
ケットの帯域等も、通常の情報用上りパケットに多重さ
れて同じバッファ203に蓄積される。
【0022】このため、例えば、動的な上り帯域制御に
より、特定の子局装置に対して帯域が小さく与えられて
いる場合に、与えられた帯域を上回る多くの通常の情報
用上りパケットが入力されてバッファ203に蓄積され
ると、子局装置2a〜2cからの高優先となる保守運用
パケットがバッファ203の後ろに追加されるために遅
延が発生し、また、通常の情報用上りパケットがバッフ
ァ203の容量を上回って蓄積された場合には、高優先
となる保守運用パケットにも欠落が発生する。
【0023】以上は親局上り帯域検出方式について説明
したが、子局上り帯域通知方式についても、子局装置2
a〜2cからの保守運用パケットと子局装置2a〜2c
のトラヒック情報を通知するパケットが高優先となり、
これらのパケットの扱いについても同様の課題が発生す
る。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従来の親局装置1は以
上のように構成されているので、親局装置1が上りの余
剰帯域を各子局装置2a〜2cに分配する際に、通常の
情報用上りパケットよりも高優先の保守運用パケットの
帯域が通常の情報用上りパケットと同じ帯域として分配
されるという課題があった。
【0025】また、子局装置2a〜2cにおいても、高
優先の保守運用パケットが通常の情報用上りパケットに
多重されて同じバッファ203に蓄積されるため、例え
ば、動的上り帯域制御によりその子局装置2a〜2cに
対して帯域が小さく与えられている場合に、与えられた
帯域を上回る多くの通常の情報用上りパケットが入力さ
れてバッファ203に蓄積されると、高優先の保守運用
パケットの遅延や欠落が発生するという課題があった。
【0026】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、動的な上り帯域制御が行われた場
合であっても、高優先の保守運用パケットに遅延や欠落
を発生させない親局装置、子局装置及び通信システムを
得ることを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明に係る親局装置
は、単一の伝送媒体及び多重分岐器を介して、上りの通
信帯域を共用して使用する複数の子局装置に接続された
ものにおいて、子局装置から送信された保守運用パケッ
ト等の高優先パケットと、高優先パケット以外の低優先
パケットと、空きパケットの種別を判別するパケット種
別判別手段と、各子局装置に対応して、パケット種別判
別手段により判別されたパケットの種別毎に、パケット
数をカウントするパケット数カウント手段と、通信シス
テムの全上り帯域から、各子局装置に割り当てる上りの
最低帯域の合計と上りの高優先パケット帯域の合計を減
算した上りの余剰帯域を、パケット数カウント手段によ
りカウントされたパケット種別毎のパケット数に基づき
分配する余剰帯域分配手段と、余剰帯域分配手段により
分配された各子局装置の上りの余剰帯域に対し、各子局
装置に割り当てる上りの最低帯域と上りの高優先パケッ
ト帯域を加算して、各子局装置の上り帯域を演算する帯
域加算手段と、帯域加算手段により演算された各子局装
置の上り帯域を、各子局装置に通知する上り帯域通知パ
ケットを生成する帯域通知パケット生成手段と、帯域通
知パケット生成手段により生成された上り帯域通知パケ
ットを、下りパケットに多重する多重手段とを備えたも
のである。
【0028】この発明に係る親局装置は、パケット種別
判別手段が各子局装置から送信された上りの通信量を通
知するための通信量通知パケットと、高優先パケット
と、通信量通知パケット及び高優先パケット以外の低優
先パケットと、空きパケットの種別を判別し、余剰帯域
分配手段が、通信システムの全上り帯域から、各子局装
置に割り当てる上りの最低帯域の合計と上りの高優先パ
ケット帯域の合計と上りの通信量通知パケット帯域の合
計を減算した上りの余剰帯域を、パケット数カウント手
段によりカウントされたパケット種別毎のパケット数に
基づき分配し、帯域加算手段が余剰帯域分配手段により
分配された各子局装置の上りの余剰帯域に対し、各子局
装置に割り当てる上りの最低帯域と上りの高優先パケッ
ト帯域と上りの通信量通知パケット帯域を加算して、各
子局装置の上り帯域を演算するものである。
【0029】この発明に係る子局装置は、親局装置に単
一の伝送媒体及び多重分岐器を介して接続され、上りの
通信帯域を共用して使用するものにおいて、親局装置に
より送信された下りパケットから、自局宛の上り帯域通
知パケットを識別し自局に割り当てられた上り帯域を抽
出する帯域割当抽出手段と、保守運用パケット等の高優
先パケットを生成する高優先パケット生成手段と、高優
先パケット生成手段により生成された高優先パケットを
蓄積する高優先バッファと、高優先パケット以外の低優
先パケットを蓄積する低優先バッファと、自局が上りパ
ケットを出力するタイミングで、高優先バッファ及び低
優先バッファにパケットが蓄積されていない場合に空き
パケットを生成する空きパケット生成手段と、帯域割当
抽出手段から通知される自局に割り当てられた上り帯域
から、自局が上りに出力するパケットのタイミングを調
整し、このタイミングで高優先バッファにパケットが蓄
積されている場合に、蓄積されているパケットを送信
し、高優先バッファにパケットが蓄積されていない場合
に、低優先バッファに蓄積されているパケットを送信
し、高優先バッファと低優先バッファの両方にパケット
が蓄積されていない場合には、空きパケット生成手段に
より生成される空きパケットを送信する読出制御手段と
を備えたものである。
【0030】この発明に係る子局装置は、上りの通信量
を通知するための通信量通知パケットを生成する通信量
通知パケット生成手段と、高優先パケット生成手段によ
り生成された高優先パケットと、通信量通知パケット生
成手段により生成された通信量通知パケットを多重する
多重手段とを備え、高優先バッファが多重された高優先
パケットと通信量通知パケットを蓄積するものである。
【0031】この発明に係る通信システムは、親局装置
に単一の伝送媒体及び多重分岐器を介して複数の子局装
置が接続され、上りの通信の際には各子局装置で通信帯
域を共用して使用するものにおいて、親局装置が、子局
装置から送信された保守運用パケット等の高優先パケッ
トと、高優先パケット以外の低優先パケットと、空きパ
ケットの種別を判別するパケット種別判別手段と、各子
局装置に対応して、パケット種別判別手段により判別さ
れたパケットの種別毎に、パケット数をカウントするパ
ケット数カウント手段と、通信システムの全上り帯域か
ら、各子局装置に割り当てる上りの最低帯域の合計と上
りの高優先パケット帯域の合計を減算した上りの余剰帯
域を、パケット数カウント手段によりカウントされたパ
ケット種別毎のパケット数に基づき分配する余剰帯域分
配手段と、余剰帯域分配手段により分配された各子局装
置の上りの余剰帯域に対し、各子局装置に割り当てる上
りの最低帯域と上りの高優先パケット帯域を加算して、
各子局装置の上り帯域を演算する帯域加算手段と、帯域
加算手段により演算された各子局装置の上り帯域を、各
子局装置に通知する上り帯域通知パケットを生成する帯
域通知パケット生成手段と、帯域通知パケット生成手段
により生成された上り帯域通知パケットを、下りパケッ
トに多重する多重手段とを備え、各子局装置が、親局装
置により送信された下りパケットから、自局宛の上り帯
域通知パケットを識別し自局に割り当てられた上り帯域
を抽出する帯域割当抽出手段と、保守運用パケット等の
高優先パケットを生成する高優先パケット生成手段と、
高優先パケット生成手段により生成された高優先パケッ
トを蓄積する高優先バッファと、高優先パケット以外の
低優先パケットを蓄積する低優先バッファと、自局が上
りパケットを出力するタイミングで、高優先バッファ及
び低優先バッファにパケットが蓄積されていない場合に
空きパケットを生成する空きパケット生成手段と、帯域
割当抽出手段から通知される自局に割り当てられた上り
帯域から、自局が上りに出力するパケットのタイミング
を調整し、このタイミングで高優先バッファにパケット
が蓄積されている場合に、蓄積されているパケットを送
信し、高優先バッファにパケットが蓄積されていない場
合に、低優先バッファに蓄積されているパケットを送信
し、高優先バッファと低優先バッファの両方にパケット
が蓄積されていない場合には、空きパケット生成手段に
より生成される空きパケットを送信する読出制御手段と
を備えたものである。
【0032】この発明に係る通信システムは、各子局装
置において、上りの通信量を通知するための通信量通知
パケットを生成する通信量通知パケット生成手段と、高
優先パケット生成手段により生成された高優先パケット
と、通信量通知パケット生成手段により生成された通信
量通知パケットを多重する多重手段とを備え、高優先バ
ッファが多重された高優先パケットと通信量通知パケッ
トを蓄積し、親局装置において、パケット種別判別手段
が子局装置から送信された通信量通知パケットと、高優
先パケットと、通信量通知パケット及び高優先パケット
以外の低優先パケットと、空きパケットの種別を判別
し、余剰帯域分配手段が、通信システムの全上り帯域か
ら、各子局装置に割り当てられた上りの最低帯域の合計
と上りの高優先パケット帯域の合計と上りの通信量通知
パケット帯域の合計を減算した上りの余剰帯域を、パケ
ット数カウント手段によりカウントされたパケット種別
毎のパケット数に基づき分配し、帯域加算手段が余剰帯
域分配手段により分配された各子局装置の上りの余剰帯
域に対し、各子局装置に割り当てる上りの最低帯域と上
りの高優先パケット帯域と上りの通信量通知パケット帯
域を加算して、各子局装置の上り帯域を演算するもので
ある。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による親
局装置及び子局装置の構成を示すブロック図である。図
において、親局装置1と複数の子局装置2a〜2cは、
従来と同様に、光ファイバ等の伝送媒体3及びスターカ
プラ等の分岐多重器4を介して接続されている。
【0034】図1の親局装置1において、10は、子局
装置2a〜2cから送信された上りパケットにおける警
報等を転送する保守運用パケット等の高優先パケット
と、低優先保守運用パケットが多重された通常の情報用
上りパケットと、空きパケットの種別を判別するパケッ
ト種別判別手段で、11は、各子局装置2a〜2cに対
応して、パケット種別判別手段10により判別された高
優先パケット、低優先保守運用パケットが多重された通
常の情報用上りパケット、空きパケットの種別毎に、パ
ケット数をカウントするパケット数カウント手段であ
る。
【0035】また、図1の親局装置1において、12
は、通信システムの全上り帯域から、各子局装置2a〜
2cに割り当てる上りの最低帯域の合計と上りの高優先
パケット帯域の合計を減算した上りの余剰帯域を、パケ
ット数カウント手段11によりカウントされたパケット
種別毎のパケット数に基づき分配する余剰帯域分配手段
で、13は、余剰帯域分配手段12により分配された各
子局装置2a〜2cの上りの余剰帯域に対し、各子局装
置2a〜2cに割り当てる上りの最低帯域と上りの高優
先パケット帯域を加算して、各子局装置2a〜2cの上
り帯域を演算する帯域加算手段である。
【0036】さらに、図1の親局装置1において、14
は、帯域加算手段13により演算された各子局装置2a
〜2cの上り帯域を、各子局装置2a〜2cに通知する
上り帯域通知パケットを生成する帯域通知パケット生成
手段で、15は、帯域通知パケット生成手段14により
生成された上り帯域通知パケットを、下りパケットに多
重する多重手段である。
【0037】一方、図1の子局装置2a〜2cにおい
て、20は、親局装置1により送信された下りパケット
から、自局宛の上り帯域通知パケットを識別し自局に割
り当てられた上り帯域を抽出する帯域割当抽出手段で、
21は警報等の高優先の保守運用パケット等の高優先パ
ケットを生成する高優先パケット生成手段で、22は、
高優先パケット生成手段21により生成された高優先パ
ケットを、出力するタイミングまで蓄積する高優先バッ
ファである。
【0038】また、図1の子局装置2a〜2cにおい
て、23は通常の情報用上りパケットと同等に扱える保
守運用パケット等の低優先保守運用パケットを生成する
低優先保守運用パケット生成手段で、24は、低優先保
守運用パケット生成手段23により生成された低優先保
守運用パケットを、通常の情報用上りパケットに多重す
る多重手段で、25は、多重手段24により低優先保守
運用パケットが多重された通常の情報用上りパケット
を、出力するタイミングまで蓄積する低優先バッファ
で、26は、自局が上りパケットを出力するタイミング
で、高優先バッファ22及び低優先バッファ25にパケ
ットが蓄積されていない場合に空きパケットを生成する
空きパケット生成手段である。
【0039】さらに、図1の子局装置2a〜2cにおい
て、27は、帯域割当抽出手段20から通知される自局
に割り当てられた上り帯域から、自局が上りに出力する
パケットのタイミングを調整し、このタイミングで高優
先バッファ22に高優先パケットが蓄積されている場合
に高優先パケットを送信し、高優先バッファ22に高優
先パケットが蓄積されていない低優先バッファ25に蓄
積されている低優先保守運用パケットが多重された通常
の情報用上りパケットを送信し、高優先バッファ22と
低優先バッファ25の両方にパケットが蓄積されていな
い場合には、空きパケット生成手段26により生成され
る空きパケットを送信する読出制御手段である。
【0040】次に動作について説明する。親局装置1の
余剰帯域分配手段12は、通信の当初は、通信システム
の全上り帯域から、各子局装置2a〜2cに割り当てる
上りの最低帯域の合計と上りの高優先パケット帯域の合
計を減算した上りの余剰帯域を、各子局装置2a〜2c
に平等に分配したり、又は、各子局装置2a〜2cの上
りの最低帯域に比例させたりすることで、各子局装置2
a〜2cに分配する。
【0041】帯域加算手段13は、余剰帯域分配手段1
2により分配された各子局装置2a〜2cの余剰帯域に
対し、各子局装置2a〜2cに割り当てる上りの最低帯
域と上りの高優先パケット帯域を加算して、各子局装置
2a〜2cに分配する上り帯域を算出する。
【0042】帯域通知パケット生成手段14は、帯域加
算手段13により算出された各子局装置2a〜2cの上
り帯域を通知する上り帯域通知用セルを生成する。多重
手段15は、下りパケットに、帯域通知パケット生成手
段14により生成された上り帯域通知用パケットを多重
する。多重手段15により上り帯域通知用パケットが多
重された下りパケットは、伝送媒体3及び多重分岐器4
を介して、各子局装置2a〜2cに送信される。
【0043】子局装置2a〜2cは、親局装置1から送
信された、上り帯域通知用セルが多重された下りパケッ
トを受信し、その下りパケットが自局宛ての下りパケッ
トであるかを検出し、自局宛ての下りパケットである場
合に、その下りパケットを取得する。帯域割当抽出手段
20は、取得された下りパケットの中から上り帯域通知
用パケットを識別し、この上り帯域通知用パケットに搭
載されている自局に割り当てられた上り帯域を抽出す
る。
【0044】高優先パケット生成手段21は、遅延や廃
棄となることが望ましくない高優先の警報等を親局装置
1に通知する保守運用セル等の高優先パケットを生成す
る。高優先パケット生成手段21により生成された高優
先パケットは、帯域割当抽出手段20により抽出された
上り帯域に相当する出力タイミングで送信されるよう
に、高優先バッファ22に蓄積される。
【0045】低優先保守運用パケット生成手段23は、
通常の情報用の上りパケットと同等の扱いで良い低優先
保守運用パケットを生成し、多重手段24は、通常の情
報用上りパケットに、低優先保守運用パケット生成手段
23により生成された低優先保守運用パケットを多重す
る。多重手段24により低優先保守運用パケットが多重
された通常の情報用上りパケットは、帯域割当抽出手段
20により抽出された上り帯域に相当する出力タイミン
グで送信されるように、低優先バッファ25に蓄積され
る。
【0046】読出制御手段27は、帯域割当抽出手段2
0により抽出された上り帯域に相当するタイミングで、
高優先バッファ22に蓄積されている高優先パケットを
読み出して親局装置1に送信する。この読み出しのタイ
ミングで、高優先バッファ22に読み出す高優先パケッ
トが蓄積されていない場合には、読出制御手段27は、
低優先バッファ25に蓄積されている低優先保守運用パ
ケットが多重された通常の情報用上りパケットを読み出
して親局装置1に送信する。この読み出しのタイミング
で、高優先バッファ22と低優先バッファ25の両方に
読み出すパケットが蓄積されていない場合には、読出制
御手段27は、空きパケット生成手段26により生成さ
れる空きパケットを親局装置1に送信する。
【0047】このように、子局装置2a〜2cからの上
りパケットは、高優先パケットと低優先保守運用パケッ
トが多重された通常の情報用パケットと空きパケットが
親局装置1に送信される。
【0048】子局装置2a〜2cからの高優先パケッ
ト、低優先保守運用パケットが多重された通常の情報用
パケット又は空きパケットを受信した親局装置1におい
て、パケット種別判別手段10は、高優先パケットと、
低優先保守運用パケットが多重された通常の情報用パケ
ット又は空きパケットの種類を判別し、パケット数カウ
ント手段11は、子局装置2a〜2c毎に、高優先パケ
ットと、低優先保守運用パケットが多重された通常の情
報用パケット又は空きパケットの数をカウントする。
【0049】余剰帯域分配手段12は、通信システムの
全上り帯域から、各子局装置2a〜2cに割り当てる上
りの最低帯域の合計と上りの高優先パケット帯域の合計
を減算した上りの余剰帯域を、パケット数カウント手段
11によりカウントされた、低優先保守運用パケットが
多重された通常の情報用パケット又は空きパケットの数
に基づき各子局装置2a〜2cに割り当てる。
【0050】なお、子局装置2a〜2cから送信された
高優先パケットに対し、パケット種別判別手段10がパ
ケットの種類を判別し、パケット数カウント手段11が
パケットの数をカウントしているのは、通信当初に割り
当てた高優先パケット帯域どおりに、各子局装置2a〜
2cから高優先パケットが送信されているかを確認する
ためである。
【0051】帯域加算手段13は、余剰帯域分配手段1
2により割り当てられた各子局装置2a〜2cの上りの
余剰帯域に対して、各子局装置2a〜2cに割り当てる
最低帯域と高優先パケット帯域を加算して、各子局装置
2a〜2cの上り帯域を算出する。このとき、加算され
る高優先パケット帯域は、固定的に割り当てても良い
し、パケット数カウント手段11によるパケット数のカ
ウント結果に応じて動的に変更しても良い。
【0052】帯域通知パケット生成手段14は、帯域加
算手段13により算出された各子局装置2a〜2cの上
り帯域を通知する上り帯域通知用パケットを生成する。
多重手段15は、下りパケットに、帯域通知パケット生
成手段14により生成された上り帯域通知用パケットを
多重する。以下、上記と同様にして、親局装置1及び子
局装置2a〜2cが動作する。
【0053】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、親局装置1において、帯域加算手段13が各子局装
置2a〜2cの上り帯域を算出する際に、低優先運用パ
ケットが多重された通常の情報用上りパケットよりも優
先させるべき高優先パケットについて、高優先パケット
帯域として加算することで、子局装置2a〜2cにおい
て、高優先パケット帯域が常に確保され、子局装置2a
〜2cから出力されるパケットの動的な上り帯域制御の
影響を受けないという効果が得られる。
【0054】また、子局装置2a〜2cにおいて、低優
先運用パケットが多重された通常の情報用上りパケット
より高優先となる高優先パケットを、専用の高優先バッ
ファ22に蓄積し、読出制御手段27が、低優先運用パ
ケットが多重された通常の情報用上りパケットの出力よ
り優先させて、高優先パケットを出力させることによ
り、動的な上り帯域制御が行われた場合であっても、高
優先パケットに遅延や欠落が発生しないという効果が得
られる。
【0055】実施の形態2.実施の形態1では、上り帯
域の動的な帯域制御の方式として、親局上り帯域検出方
式を採用した例を示したが、上り帯域の動的な帯域制御
の方式として、子局上り帯域通知方式を採用した場合で
あっても、子局装置2a〜2cの上り帯域に関する情報
を通知する通信量通知パケットを高優先パケットに多重
の上、高優先バッファに蓄積することで、実施の形態1
と同じ効果を得ることができる。
【0056】図2はこの発明の実施の形態2による親局
装置及び子局装置の構成を示すブロック図である。図2
の子局装置2a〜2cにおいて、28は子局装置2a〜
2cから親局装置1への通信量を親局装置1に通知する
ための通信量通知パケットを生成する通信量通知パケッ
ト生成手段で、29は、高優先パケット生成手段21に
より生成された高優先パケットと、通信量通知パケット
生成手段28により生成された通信量通知パケットを多
重する多重手段で、30は、多重された高優先パケット
と通信量通知パケットを、出力するタイミングまで蓄積
する高優先バッファである。
【0057】また、図2の子局装置2a〜2cにおい
て、31は、帯域割当抽出手段20から通知される自局
に割り当てられた上り帯域から、自局が上りに出力する
パケットのタイミングを調整し、このタイミングで高優
先バッファ30に、多重された高優先パケットと通信量
通知パケットが蓄積されている場合に、多重された高優
先パケットと通信量通知パケットを送信し、高優先バッ
ファ30に多重された高優先パケットと通信量通知パケ
ットが蓄積されていない場合に、低優先バッファ25に
蓄積されている低優先保守運用パケットが多重された通
常の情報用上りパケットを送信し、高優先バッファ30
と低優先バッファ25の両方にパケットが蓄積されてい
ない場合には、空きパケット生成手段26により生成さ
れる空きパケットを送信する読出制御手段である。
【0058】さらに、図2の子局装置2a〜2cにおい
て、帯域割当抽出手段20、高優先パケット生成手段2
1、低優先保守運用パケット生成手段23、多重手段2
4、低優先バッファ25、空きパケット生成手段26
は、実施の形態1の図1における構成と同等である。
【0059】図2の各親局装置1において、16は、子
局装置2a〜2cから送信された上りパケットにおける
通信用通知パケットと、高優先パケットと、低優先保守
運用パケットが多重された通常の情報用上りパケット又
は空きパケットの種別を判別するパケット種別判別手段
で、17は、各子局装置2a〜2cに対応して、パケッ
ト種別判別手段16により判別された、通信用通知パケ
ット、高優先パケット、低優先保守運用パケットが多重
された通常の情報用上りパケット又は空きパケットの種
別毎に、パケット数をカウントするパケット数カウント
手段である。
【0060】また、図2の親局装置1において、18
は、通信システムの全上り帯域から、各子局装置2a〜
2cに割り当てる上りの最低帯域の合計と上りの高優先
パケット帯域の合計と上りの通信用通知パケット帯域の
合計を減算した上りの余剰帯域を、パケット数カウント
手段17によりカウントされたパケット種別毎のパケッ
ト数に基づき分配する余剰帯域分配手段である。
【0061】また、図2の親局装置1において、19
は、余剰帯域分配手段18により分配された各子局装置
2a〜2cの上りの余剰帯域に対し、各子局装置2a〜
2cに割り当てる上りの最低帯域と上りの高優先パケッ
ト帯域と上りの通信用通知パケット帯域を加算して、各
子局装置2a〜2cの上り帯域を演算する帯域加算手段
である。その他の帯域通知パケット生成手段14、多重
手段15は実施の形態1の図1における構成と同等であ
る。
【0062】次に動作について説明する。親局装置1の
余剰帯域分配手段18は、通信の当初は、通信システム
の全上り帯域から、各子局装置2a〜2cに割り当てる
上りの最低帯域の合計と上りの高優先パケット帯域の合
計と上りの通信用通知パケット帯域の合計を減算した上
りの余剰帯域を、各子局装置2a〜2cに平等に分配し
たり、又は、各子局装置2a〜2cの上りの最低帯域に
比例させたりすることで、各子局装置2a〜2cに分配
する。
【0063】帯域加算手段19は、余剰帯域分配手段1
8により分配された各子局装置2a〜2cの余剰帯域に
対し、各子局装置2a〜2cに割り当てる上りの最低帯
域と上りの高優先パケット帯域と上りの通信用通知パケ
ット帯域を加算して、各子局装置2a〜2cに分配する
上り帯域を算出する。帯域通知パケット生成手段14及
び多重手段15の動作は、実施の形態1と同様である。
【0064】子局装置2a〜2cにおいて、帯域割当抽
出手段20及び高優先パケット生成手段21の動作は、
実施の形態1と同様である。通信量通知パケット生成手
段28は、子局装置2a〜2cから親局装置1への通信
量を親局装置1に通知するための通信量通知パケットを
生成する。多重手段29は、高優先パケット生成手段2
1により生成された高優先パケットと、通信量通知パケ
ット生成手段28により生成された通信量通知パケット
を多重し、多重された高優先パケットと通信量通知パケ
ットは、出力するタイミングまで高優先バッファ30に
蓄積される。
【0065】低優先保守運用パケット生成手段23、多
重手段24、低優先バッファ25及び空きパケット生成
手段26の動作は、実施の形態1と同様である。
【0066】読出制御手段31は、帯域割当抽出手段2
0により抽出された上り帯域に相当するタイミングで、
高優先バッファ30に蓄積されている通信量通知パケッ
トと高優先パケットを読み出して親局装置1に送信す
る。この読み出しのタイミングで、高優先バッファ30
に読み出す通信量通知パケットと高優先パケットが蓄積
されていない場合には、読出制御手段31は、低優先バ
ッファ25に蓄積されている低優先保守運用パケットが
多重された通常の情報用上りパケットを読み出して親局
装置1に送信する。この読み出しのタイミングで、高優
先バッファ30と低優先バッファ25の両方に読み出す
パケットが蓄積されていない場合には、読出制御手段3
1は、空きパケット生成手段26により生成される空き
パケットを親局装置1に送信する。
【0067】このように、子局装置2a〜2cからの上
りパケットは、多重された通信量通知パケットと高優先
パケット、低優先保守運用パケットが多重された通常の
情報用パケット、空きパケットが親局装置1に送信され
る。
【0068】子局装置2a〜2cからの多重された通信
量通知パケットと高優先パケット、低優先保守運用パケ
ットが多重された通常の情報用パケット、空きパケット
を受信した親局装置1において、パケット種別判別手段
16は、通信量通知パケットの種類と、高優先パケット
の種類と、低優先保守運用パケットが多重された通常の
情報用パケット又は空きパケットの種類を判別し、パケ
ット数カウント手段17は、子局装置2a〜2c毎に、
通信量通知パケットの数、高優先パケットの数、低優先
保守運用パケットが多重された通常の情報用パケット又
は空きパケットの数をカウントする。
【0069】余剰帯域分配手段18は、通信システムの
全上り帯域から、各子局装置2a〜2cに割り当てる上
りの最低帯域の合計と上りの高優先パケット帯域の合計
と上りの通信量通知パケット帯域の合計を減算した上り
の余剰帯域を、パケット数カウント手段17によりカウ
ントされた、低優先保守運用パケットが多重された通常
の情報用パケット又は空きパケットの数に基づき各子局
装置2a〜2cに分配する。
【0070】なお、子局装置2a〜2cから送信された
通信量通知パケットと高優先パケットに対し、パケット
種別判別手段16がパケットの種類を判別し、パケット
数カウント手段17がパケットの数をカウントしている
のは、通信当初に割り当てた通信量通知パケット帯域と
高優先パケット帯域どおりに、各子局装置2a〜2cか
ら通信量通知パケットと高優先パケットが送信されてい
るかを確認するためである。
【0071】帯域加算手段19は、余剰帯域分配手段1
8により分配された各子局装置2a〜2cの上りの余剰
帯域に対して、各子局装置2a〜2cに割り当てる上り
の最低帯域と上りの高優先パケット帯域と上りの通信量
通知パケット帯域を加算して、各子局装置2a〜2cの
上り帯域を算出する。このとき、加算される高優先パケ
ット帯域と通信量通知パケット帯域は、固定的に割り当
てても良いし、パケット数カウント手段17によるパケ
ット数のカウント結果に応じて動的に変更しても良い。
以下、上記と同様にして、親局装置1及び子局装置2a
〜2cが動作する。
【0072】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、親局装置1において、帯域加算手段19が各子局装
置2a〜2cの上り帯域を算出する際に、低優先運用パ
ケットが多重された通常の情報用上りパケットよりも優
先させるべき、通信量通知パケットと高優先パケットに
ついて、通信量通知パケット帯域と高優先パケット帯域
として加算することで、子局装置2a〜2cにおいて、
通信量通知パケット帯域と高優先パケット帯域が常に確
保され、子局装置2a〜2cから出力されるパケットの
動的な上り帯域制御の影響を受けないという効果が得ら
れる。
【0073】また、子局装置2a〜2cにおいて、低優
先運用パケットが多重された通常の情報用上りパケット
より高優先となるべき通信量通知パケットと高優先パケ
ットを、専用の高優先バッファ30に蓄積し、読出制御
手段31が、低優先運用パケットが多重された通常の情
報用上りパケットの出力より優先させて、通信量通知パ
ケットと高優先パケットを出力させることにより、動的
な上り帯域制御が行われた場合であっても、通信量通知
パケットと高優先パケットに遅延や欠落が発生しないと
いう効果が得られる。
【0074】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、親局
装置において、帯域加算手段が各子局装置上り帯域を算
出する際に、高優先パケット帯域を加算することで、子
局装置において、高優先パケット帯域が常に確保され、
子局装置から出力されるパケットの動的な上り帯域制御
の影響を受けないという効果がある。
【0075】この発明によれば、子局装置において、高
優先パケットを専用の高優先バッファに蓄積し、読出制
御手段が、低優先パケットの出力より優先させて、高優
先パケットを出力させることにより、動的な上り帯域制
御が行われた場合であっても、高優先パケットに遅延や
欠落が発生しないという効果がある。
【0076】この発明によれば、親局装置において、帯
域加算手段が各子局装置の上り帯域を算出する際に、通
信量通知パケット帯域と高優先パケット帯域を加算する
ことで、子局装置において、通信量通知パケット帯域と
高優先パケット帯域が常に確保され、子局装置から出力
されるパケットの動的な上り帯域制御の影響を受けない
という効果がある。
【0077】この発明によれば、通信量通知パケットと
高優先パケットを専用の高優先バッファに蓄積し、読出
制御手段が、低優先パケットの出力より優先させて、通
信量通知パケットと高優先パケットを出力させることに
より、動的な上り帯域制御が行われた場合であっても、
通信量通知パケットと高優先パケットに遅延や欠落が発
生しないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による親局装置及び
子局装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による親局装置及び
子局装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 従来の通信システムの構成を示す図である。
【図4】 従来の伝送媒体上の下りパケット及び上りパ
ケットのタイミングチャートである。
【図5】 従来の親局装置及び子局装置の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 親局装置、2a〜2c 子局装置、3 伝送媒体、
4 多重分岐器、10パケット種別判別手段、11 パ
ケット数カウント手段、12 余剰帯域分配手段、13
帯域加算手段、14 帯域通知パケット生成手段、1
5 多重手段、16 パケット種別判別手段、17 パ
ケット数カウント手段、18 余剰帯域分配手段、19
帯域加算手段、20 帯域割当抽出手段、21 高優
先パケット生成手段、22 高優先バッファ、23 低
優先保守運用パケット生成手段、24 多重手段、25
低優先バッファ、26 空きパケット生成手段、27
読出制御手段、28 通信量通知バケット生成手段、2
9 多重手段、30高優先バッファ、31 読出制御手
段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の伝送媒体及び多重分岐器を介し
    て、上りの通信帯域を共用して使用する複数の子局装置
    に接続された親局装置において、 上記子局装置から送信された保守運用パケット等の高優
    先パケットと、高優先パケット以外の低優先パケット
    と、空きパケットの種別を判別するパケット種別判別手
    段と、 上記各子局装置に対応して、上記パケット種別判別手段
    により判別されたパケットの種別毎に、パケット数をカ
    ウントするパケット数カウント手段と、 通信システムの全上り帯域から、上記各子局装置に割り
    当てる上りの最低帯域の合計と上りの高優先パケット帯
    域の合計を減算した上りの余剰帯域を、上記パケット数
    カウント手段によりカウントされたパケット種別毎のパ
    ケット数に基づき分配する余剰帯域分配手段と、 上記余剰帯域分配手段により分配された上記各子局装置
    の上りの余剰帯域に対し、上記各子局装置に割り当てる
    上りの最低帯域と上りの高優先パケット帯域を加算し
    て、上記各子局装置の上り帯域を演算する帯域加算手段
    と、 上記帯域加算手段により演算された上記各子局装置の上
    り帯域を、上記各子局装置に通知する上り帯域通知パケ
    ットを生成する帯域通知パケット生成手段と、 上記帯域通知パケット生成手段により生成された上り帯
    域通知パケットを、下りパケットに多重する多重手段と
    を備えたことを特徴とする親局装置。
  2. 【請求項2】 パケット種別判別手段が各子局装置から
    送信された上りの通信量を通知するための通信量通知パ
    ケットと、高優先パケットと、通信量通知パケット及び
    高優先パケット以外の低優先パケットと、空きパケット
    の種別を判別し、 余剰帯域分配手段が、通信システムの全上り帯域から、
    上記各子局装置に割り当てる上りの最低帯域の合計と上
    りの高優先パケット帯域の合計と上りの通信量通知パケ
    ット帯域の合計を減算した上りの余剰帯域を、パケット
    数カウント手段によりカウントされたパケット種別毎の
    パケット数に基づき分配し、 帯域加算手段が上記余剰帯域分配手段により分配された
    上記各子局装置の上りの余剰帯域に対し、上記各子局装
    置に割り当てる上りの最低帯域と上りの高優先パケット
    帯域と上りの通信量通知パケット帯域を加算して、上記
    各子局装置の上り帯域を演算することを特徴とする請求
    項1記載の親局装置。
  3. 【請求項3】 親局装置に単一の伝送媒体及び多重分岐
    器を介して接続され、上りの通信帯域を共用して使用す
    る子局装置において、 上記親局装置により送信された下りパケットから、自局
    宛の上り帯域通知パケットを識別し自局に割り当てられ
    た上り帯域を抽出する帯域割当抽出手段と、 保守運用パケット等の高優先パケットを生成する高優先
    パケット生成手段と、 上記高優先パケット生成手段により生成された高優先パ
    ケットを蓄積する高優先バッファと、 高優先パケット以外の低優先パケットを蓄積する低優先
    バッファと、 自局が上りパケットを出力するタイミングで、上記高優
    先バッファ及び上記低優先バッファにパケットが蓄積さ
    れていない場合に空きパケットを生成する空きパケット
    生成手段と、 上記帯域割当抽出手段から通知される自局に割り当てら
    れた上り帯域から、自局が上りに出力するパケットのタ
    イミングを調整し、このタイミングで上記高優先バッフ
    ァにパケットが蓄積されている場合に、蓄積されている
    パケットを送信し、上記高優先バッファにパケットが蓄
    積されていない場合に、上記低優先バッファに蓄積され
    ているパケットを送信し、上記高優先バッファと低優先
    バッファの両方にパケットが蓄積されていない場合に
    は、上記空きパケット生成手段により生成される空きパ
    ケットを送信する読出制御手段とを備えたことを特徴と
    する子局装置。
  4. 【請求項4】 上りの通信量を通知するための通信量通
    知パケットを生成する通信量通知パケット生成手段と、 高優先パケット生成手段により生成された高優先パケッ
    トと、上記通信量通知パケット生成手段により生成され
    た通信量通知パケットを多重する多重手段とを備え、 高優先バッファが多重された高優先パケットと通信量通
    知パケットを蓄積することを特徴とする請求項3記載の
    子局装置。
  5. 【請求項5】 親局装置に単一の伝送媒体及び多重分岐
    器を介して複数の子局装置が接続され、上りの通信の際
    には上記各子局装置で通信帯域を共用して使用する通信
    システムにおいて、 上記親局装置が、 上記子局装置から送信された保守運用パケット等の高優
    先パケットと、高優先パケット以外の低優先パケット
    と、空きパケットの種別を判別するパケット種別判別手
    段と、 上記各子局装置に対応して、上記パケット種別判別手段
    により判別されたパケットの種別毎に、パケット数をカ
    ウントするパケット数カウント手段と、 通信システムの全上り帯域から、上記各子局装置に割り
    当てる上りの最低帯域の合計と上りの高優先パケット帯
    域の合計を減算した上りの余剰帯域を、上記パケット数
    カウント手段によりカウントされたパケット種別毎のパ
    ケット数に基づき分配する余剰帯域分配手段と、 上記余剰帯域分配手段により分配された上記各子局装置
    の上りの余剰帯域に対し、上記各子局装置に割り当てる
    上りの最低帯域と上りの高優先パケット帯域を加算し
    て、上記各子局装置の上り帯域を演算する帯域加算手段
    と、 上記帯域加算手段により演算された上記各子局装置の上
    り帯域を、上記各子局装置に通知する上り帯域通知パケ
    ットを生成する帯域通知パケット生成手段と、 上記帯域通知パケット生成手段により生成された上り帯
    域通知パケットを、下りパケットに多重する多重手段と
    を備え、 上記各子局装置が、 上記親局装置により送信された下りパケットから、自局
    宛の上り帯域通知パケットを識別し自局に割り当てられ
    た上り帯域を抽出する帯域割当抽出手段と、 保守運用パケット等の高優先パケットを生成する高優先
    パケット生成手段と、 上記高優先パケット生成手段により生成された高優先パ
    ケットを蓄積する高優先バッファと、 高優先パケット以外の低優先パケットを蓄積する低優先
    バッファと、 自局が上りパケットを出力するタイミングで、上記高優
    先バッファ及び上記低優先バッファにパケットが蓄積さ
    れていない場合に空きパケットを生成する空きパケット
    生成手段と、 上記帯域割当抽出手段から通知される自局に割り当てら
    れた上り帯域から、自局が上りに出力するパケットのタ
    イミングを調整し、このタイミングで上記高優先バッフ
    ァにパケットが蓄積されている場合に、蓄積されている
    パケットを送信し、上記高優先バッファにパケットが蓄
    積されていない場合に、上記低優先バッファに蓄積され
    ているパケットを送信し、上記高優先バッファと低優先
    バッファの両方にパケットが蓄積されていない場合に
    は、上記空きパケット生成手段により生成される空きパ
    ケットを送信する読出制御手段とを備えたことを特徴と
    する通信システム。
  6. 【請求項6】 各子局装置において、 上りの通信量を通知するための通信量通知パケットを生
    成する通信量通知パケット生成手段と、 高優先パケット生成手段により生成された高優先パケッ
    トと、上記通信量通知パケット生成手段により生成され
    た通信量通知パケットを多重する多重手段とを備え、 高優先バッファが多重された高優先パケットと通信量通
    知パケットを蓄積し、 親局装置において、 パケット種別判別手段が上記子局装置から送信された通
    信量通知パケットと、高優先パケットと、通信量通知パ
    ケット及び高優先パケット以外の低優先パケットと、空
    きパケットの種別を判別し、 余剰帯域分配手段が、通信システムの全上り帯域から、
    上記各子局装置に割り当てられた上りの最低帯域の合計
    と上りの高優先パケット帯域の合計と上りの通信量通知
    パケット帯域の合計を減算した上りの余剰帯域を、パケ
    ット数カウント手段によりカウントされたパケット種別
    毎のパケット数に基づき分配し、 帯域加算手段が上記余剰帯域分配手段により分配された
    上記各子局装置の上りの余剰帯域に対し、上記各子局装
    置に割り当てる上りの最低帯域と上りの高優先パケット
    帯域と上りの通信量通知パケット帯域を加算して、上記
    各子局装置の上り帯域を演算することを特徴とする請求
    項5記載の通信システム。
JP2001045530A 2000-07-14 2001-02-21 親局装置、子局装置及び通信システム Pending JP2002247064A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001045530A JP2002247064A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 親局装置、子局装置及び通信システム
EP01116345A EP1172955A2 (en) 2000-07-14 2001-07-05 Methods and devices of allocating slots to child stations
US09/899,219 US20020006111A1 (en) 2000-07-14 2001-07-06 Parent station device, communication control device, communication control method, child station device, communication system having the parent station device and child station devices, and method of allocating slots to child station devices

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001045530A JP2002247064A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 親局装置、子局装置及び通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002247064A true JP2002247064A (ja) 2002-08-30

Family

ID=18907313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001045530A Pending JP2002247064A (ja) 2000-07-14 2001-02-21 親局装置、子局装置及び通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002247064A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006148265A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Nec Commun Syst Ltd 通信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006148265A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Nec Commun Syst Ltd 通信システム
JP4535849B2 (ja) * 2004-11-16 2010-09-01 日本電気通信システム株式会社 通信システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5142532A (en) Communication system
EP0961522B1 (en) Novel method and apparatus for traffic shaping in a broadband fiber-based access system
US7103063B2 (en) Apparatus and method for facilitating data packet transportation
US8139950B2 (en) Passive optical network system, optical line terminator and, communication method of passive optical network system
US6546014B1 (en) Method and system for dynamic bandwidth allocation in an optical access network
JP2007074234A (ja) 伝送装置
EP1461911A2 (en) Optical network communication system
JP2002057738A (ja) フレーム転送装置、フレーム転送方法、フレーム転送システム
JP2000332808A (ja) Atm−ponにおける上り送信速度制御方法および通信システム
JP4639175B2 (ja) 伝送装置
KR20060082516A (ko) 이더넷 수동 광 가입자망에서 데이터 전송을 위한 대역폭할당 방법 및 할당 시스템
EP0810808B1 (en) ATM cell transport equipment
KR100452952B1 (ko) 비동기 전송방식 네트워크에서 데이터 셀 전송 스케줄링 방법
JP4425258B2 (ja) 光送信器のフレーム生成回路および光伝送方法
US20110158093A1 (en) Bandwidth control method and bandwidth control device in node device
JP2008289202A (ja) 伝送装置及びネットワークシステム
EP1211850A1 (en) Optical multiple branching communicate system, parent station device used therefore, child station device, optical multiple branching communication band control method
US6678475B1 (en) Method of transmitting a concatenated signal
JP2005203868A (ja) Pon中継装置及びponシステム
US7386233B2 (en) Ring network made using a dual optical data bus
JP2002247064A (ja) 親局装置、子局装置及び通信システム
US7272315B1 (en) Technique for transferring information in a passive optical network
KR100758784B1 (ko) 수동광분기망의 광대역국사장치에서의 맥 스케줄링 장치및 그 방법
JP3537991B2 (ja) Atmセル伝送装置
JP3697312B2 (ja) 1対多通信システムのアクセス方式

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20071109

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071109

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071109