JPH09261196A - 1対多通信システムのアクセス方式 - Google Patents

1対多通信システムのアクセス方式

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JPH09261196A
JPH09261196A JP8061514A JP6151496A JPH09261196A JP H09261196 A JPH09261196 A JP H09261196A JP 8061514 A JP8061514 A JP 8061514A JP 6151496 A JP6151496 A JP 6151496A JP H09261196 A JPH09261196 A JP H09261196A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のサービスが混在した場合に、各子局で
必要な伝送容量をダイナミックに割り当ててメモリ量を
削減する。 【解決手段】 子局では、送信情報を複数のサービスそ
れぞれ独立に管理できる形で一旦メモリ21,22に蓄
積し、制御部27により蓄積された少なくとも一つのサ
ービスに対する情報量から該サービスに必要な伝送容量
を計算し、この伝送容量の情報をヘッダに記入して多重
部23で上り情報パケットに付加し、送信部24より親
局に向けて送信する。親局では、上り情報パケットに付
加されているヘッダ情報を読取り、サービスに対する必
要な伝送容量の情報を読み取って、システムで許容され
る総上り伝送容量との関係から、子局へのサービスに対
して割り当てる伝送容量を決定し、その伝送容量に相当
する頻度で下り情報パケットに付加するヘッダに該サー
ビス毎に送信権を記入してアクセスを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1つの親局に対し複
数の子局が接続されている1対多通信システムにおい
て、高信頼性サービスに加え、ネットワークに空きのあ
る場合に通信可能な廉価なサービスも提供可能な1対多
通信システムのアクセス方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の公衆網における通信では、確実に
通信が行えて安定に届くことが重要とされるギャランテ
ィー型と呼ばれるサービスが主であった。
【0003】一方、近年ではインターネットに代表され
るような電子メールやデータベース検索といった水平分
散型のコンピュータ通信の需要が高まっている。このよ
うな通信に対しては、確実に通信が行えて安定に届くこ
とよりも安価であることの方が重要であり、ネットワー
クに余裕のある時に通信が行えるベストエフォート型サ
ービスの方が適している。将来は動画像を含むマルチメ
ディアの伝送もベストエフォート型サービスとして実現
される可能性があり、今後ますます需要が高まると考え
られている。
【0004】また、通信の方法から両者を比較すると、
従来からのギャランティー型サービスは、通信に先立っ
て相手先と呼の接続を行ってからデータの送受信を行う
コネクション型の通信であり、ベストエフォート型サー
ビスは、送り先までの通信回線を設定せず、送信するデ
ータに宛先を付けて送るコネクションレス型の通信であ
る。
【0005】一方、マルチメディアサービスを各家庭ま
で伝送するアクセス系として、図4に示すようなPON
(パッシブ・オプティカル・ネットワーク)が考えられ
ている。この方法は親局Aからパッシブな光分岐を経て
複数の子局B1〜Bnを接続する方法で、複数の子局B
1〜Bnで一つの局側装置を共用するため、低コスト化
が期待されている方法である。
【0006】但し、この方法では、複数の子局B1〜B
nで一つの伝送路を共用することになるので、伝送路上
での各子局B1〜Bnの信号衝突を回避するアクセス制
御が重要になる。また、伝送路の共用により、親局Aと
子局B1〜Bnをそれぞれ1対1に結ぶシングルスター
と呼ばれる形態に比べ、一子局あたりの伝送容量が小さ
くなるので、効率よく伝送容量を利用できるアクセス方
式が重要となる。
【0007】ベストエフォート型のサービスは、上述の
ように通信回線の設定を行わずに宛先を付けて、あるタ
イミングで突然データを送信するコネクションレス型の
通信であるために、PONでこのようなサービスを提供
する場合には、何らかの工夫をしないと、各子局からラ
ンダムに送信されるデータが伝送路上で衝突する可能性
がある。
【0008】また、PONで取り扱うサービスにはギャ
ランティー型サービスも含まれるため、ベストエフォー
ト型サービスによりギャランティー型サービスに悪影響
を及ぼすのを避ける必要がある。
【0009】以上述べたように、今後の通信サービスに
おいて重要となるベストエフォート型サービスをPON
で提供するためには、PON上で信号が衝突しないこと
と、ギャランティー型サービスに悪影響を及ぼさないこ
との他に、伝送容量が余っている場合に、余った伝送容
量をベストエフォート型サービス用に如何に割り当てる
かが重要となっている。
【0010】1対多通信において、子局の送信の伝送容
量を割り当てる方法にはいくつかの方法が知られてい
る。その中でも、転送すべき情報を比較的小さな情報パ
ケットに分割し、この情報パケットの転送間隔を設定す
ることにより伝送容量を設定する方式は、容量設定の柔
軟性と遅延時間の削減の面から有望な方式である。
【0011】情報パケットの長さは、長くすると情報パ
ケットの組立に要する遅延時間が長くなり、短くすると
パケットに付加するヘッダの割合が大きくなるため情報
の伝送効率が劣化する。したがって、情報パケットの長
さには最適長がある。
【0012】情報パケットの長さを53バイトとする
と、次世代の通信ネットワークに適用されると考えられ
ているATMとの整合が良く、PONに適用した場合に
ATMover PONとして研究が盛んである。
【0013】この方式のアクセス制御としては、情報パ
ケットにアクセス制御用のヘッダを付加し、このヘッダ
を利用して送信タイミングを制御する方法が提案されて
いる。この方法では、親局から子局に情報パケットを送
り出す際に、アクセス制御用ヘッダに情報パケットの宛
先IDと上りの送信権を与える子局IDを付加する。送
信権を得た子局は、送信権を得てからそれぞれの子局に
よって予め定められた一定時間後に上りの情報パケット
を転送する。
【0014】この方式では、親局は各子局に与える送信
権の出現確率を変更することにより、子局に割り当てる
伝送容量をダイナミックに制御できる可能性がある。実
際にこの方式を用いて伝送容量をダイナミックに制御す
る可能性については、1993年電子情報通信学会秋季
大会B−668にて発表されている。しかし、この発表
内容では、子局が必要な伝送容量を親局へ通知するため
の具体的な手段については触れていない。
【0015】ここで考えられているヘッダの構成の一例
を図5(a)に示す。親局から子局への下り信号の下り
ヘッダでは、上りの送信権を付与する子局のID、情報
パケット内の情報領域の宛先子局を示すアドレス(下り
宛先ID)、下りで秘話を行うための制御信号(秘話制
御用情報)、情報領域の中身がユーザの送受信する情報
であるかネットワーク管理のためのOAM情報であるか
を識別するための情報パケット識別子からなり、それに
続いて情報パケットが付加される。
【0016】また、子局から親局への上り信号の上りヘ
ッダは、情報パケットの衝突を防ぐガードタイム、位相
同期・識別レベル設定のためのプリアンブル、バイト単
位での同期をとるために必要なデリミタ、情報領域の中
身がユーザの送受信する情報であるかネットワーク管理
のためのOAM情報であるかを識別するための情報パケ
ット識別子からなり、それに続いて情報パケットが付加
される。
【0017】尚、情報パケット識別子は、1ビットでそ
の機能を満足できるが、ネットワークでの誤りに対する
耐力を考え、またバイト同期を基本とするネットワーク
との整合性から、1バイト単位が望ましい。
【0018】また、1対多通信において、子局に送信の
伝送容量を割り当てる別の方法として、特開平6−19
7116号公報に次のような方法が提案されている。親
局は1フレーム毎にポーリングにより各子局に必要な伝
送容量をモニタする。モニタした伝送容量に応じて、次
のフレームで各子局に伝送容量を割り当てる。そして、
この際に音声等の遅延に対する仕様の厳しいサービスに
対しては、伝送容量の申請と割り当てをフレームの先頭
で行うことを特徴とする方法である。
【0019】この方法においては、各子局に実際に必要
な情報量に相当する伝送容量をフレーム毎に割り当てる
ことができる。したがって、伝送容量の有効利用が可能
と考えられている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、パケッ
トの送信権付与確率を変えて、伝送容量の割り当てを行
う従来の1対多通信システムのアクセス方式では、ダイ
ナミックに伝送容量を設定できる可能性は指摘されてい
る。しかし、ベストエフォート型サービスのように、子
局からの伝送容量が随時変化するようなサービスに対し
て、各子局で必要な伝送容量の変化に応じて、各子局に
伝送容量を割り当てる方法については具体的な記述がな
く、この内容からは実施化が困難であった。
【0021】また、1フレーム毎に子局が伝送容量を申
請し、所望の伝送容量を割り当てる方法では、フレーム
単位で余った伝送容量をベストエフォート型サービスに
割り当てることが可能と考えられる。このため、伝送容
量の有効利用は可能である。しかし、フレーム化のため
に1フレーム以上の遅延時間が必ず生じてしまい、情報
を一旦蓄積するメモリに必要な容量も、フレーム化に要
する時間分の情報を蓄積するため大きなものが必要とな
っていた。
【0022】本発明は、複数のサービスが混在した場合
に、各子局で必要とする伝送容量をダイナミックに割り
当てて伝送容量の有効利用を図り、かつ、子局に必要な
メモリ量を削減することのできる1対多通信システムの
アクセス方式を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、1つの親局に対し複数の子局が接続さ
れ、情報パケットを用いて通信を行う1対多通信システ
ムで、親局から送信権を割り当てられた子局が所定の時
間に送信を行うアクセス方式に係り、前記複数の子局
は、送信する情報を複数のサービスそれぞれ独立に管理
できる形で一旦メモリに蓄積する手段と、前記メモリに
蓄積された少なくとも一つのサービスに対する情報量か
ら該サービスに必要な伝送容量を計算する手段と、この
手段で得られた必要な伝送容量の情報を上り情報パケッ
トに付加するヘッダに記入する手段とを備え、前記親局
は、前記複数の子局からの上り情報パケットに付加され
ているヘッダ情報を読取る手段と、この手段で得られた
ヘッダから各子局のサービスに対する必要な伝送容量の
情報を読み取って、システムで許容される総上り伝送容
量との関係から、各子局の該サービスに対して割り当て
る伝送容量を決定する手段と、この手段で割り当てる伝
送容量に相当する頻度で下り情報パケットに付加するヘ
ッダに該サービス毎に送信権を記入してアクセスを制御
する手段とを備えるようにした。
【0024】特に、常に伝送容量を補償するギャランテ
ィー型サービスと伝送容量に余裕のある時に送信する権
利を与えられるベストエフォート型サービスとが混在す
る場合には、前記複数の子局は、ギャランティー型サー
ビスとベストエフォート型サービスとに対してそれぞれ
独立に管理できる形で送信する情報を一旦メモリに蓄積
し、前記ベストエフォート型サービスに対して前記メモ
リに蓄積された情報量からベストエフォート型サービス
に必要な伝送容量を計算し、上り情報パケットに付加す
るヘッダに該必要な伝送容量を記入し、前記親局は、前
記複数の子局からの上りヘッダに記入された各子局のベ
ストエフォート型サービスに対する必要伝送容量とシス
テムに許容される総上り伝送容量とから各子局のベスト
エフォート型サービスに対して割り当てる伝送容量を決
定し、割り当てた伝送容量に相当する頻度で下り情報パ
ケットに付加するヘッダにベストエフォート型サービス
に対する送信権を記入してアクセス制御を行うようにし
た。
【0025】また、前記親局において、余った伝送容量
の割り当て方法として、前記子局から申請された伝送容
量が総上り伝送容量を下回る場合に、余った伝送容量を
予め定められた方法で各子局に割り当てるようにした。
【0026】あるいは、前記子局から申請された伝送容
量が総上り伝送容量を下回る場合に、実際に使用されて
いる伝送容量の多い子局に余った伝送容量を優先的に割
り当てるようにした。
【0027】あるいは、前記子局から申請された伝送容
量が総上り伝送容量を下回る場合に、余った伝送容量を
各子局に均等に割り当てるようにした。
【0028】一方、前記子局は、複数の端末に対してサ
ービスを振り分ける手段を備えるようにした。
【0029】すなわち、上記構成による1対多通信シス
テムのアクセス方式において、子局では、送信情報をサ
ービス種別毎に一旦メモリに蓄積し、メモリに蓄積され
ている情報の量を監視し、それぞれのサービスに対して
必要とされる伝送容量を計算する。上り情報パケットの
ヘッダに計算された伝送容量をサービス毎に記載して親
局へ送信する。
【0030】親局では子局から送信されたサービス毎の
要求伝送容量に応じて各子局の各サービスに対する伝送
容量を決定し、割り当てる伝送容量に相当する頻度でそ
れぞれのサービス毎に送信権を各子局へ転送する。
【0031】子局では、親局からそれぞれのサービスに
対する送信権が割り当てられると該当するサービスの情
報を送信する。また、上りの伝送容量に余裕がある場合
には、余った送信権を適宜割り当てる。
【0032】サービス毎にメモリを管理し、メモリに蓄
積されている情報量をもとに必要な伝送容量を決めるた
め、伝送容量の有効活用ができる。親局との通信毎にヘ
ッダに載せて伝送容量の申請を行うために、比較的短時
間に所望の伝送容量が割り当てられて情報の伝送が行え
るため、遅延時間を抑えることができ、メモリ量の削減
が可能となる。
【0033】また、上り伝送容量に余裕がある場合に
は、余った送信権を適宜子局に割り当てるために、この
送信権を利用することにより、新規に情報を送出する必
要がある場合や、送出すべき情報量が増加した場合の増
加分の情報に対して、情報の送出までに必要とする遅延
時間をより短くすることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3を参照して本
発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、ここでは図4
に示した1対多通信システムに本発明のアクセス方式を
適用した場合について説明する。
【0035】図1は本発明に用いられる親局の装置構成
を示すものである。ここでは親局装置のうち本発明に関
わる部分のみを取り出して示している。
【0036】この親局は、子局からの情報信号を受信す
る受信部11と、この受信部11の受信情報から特定の
ヘッダを分離するヘッダ分離部12と、当該通信システ
ム以外の他のネットワークと接続して入出力情報のサー
ビスを振り分けるサービス振り分け部13とを備える。
【0037】さらに、このサービス振り分け部13から
所定の子局宛てに出力される情報を入力し、所定のヘッ
ダを挿入するヘッダ挿入部14と、このヘッダ挿入部1
4で得られた情報を子局に向けて送出する送信部15
と、以上の各処理部11〜14を総括的にコントロール
すると共にヘッダ情報を管理する制御部16とを備え
る。
【0038】図2は本発明で用いられる子局の装置構成
を示すものである。ここでも子局装置のうち本発明に関
わる部分のみを取り出して示している。
【0039】この子局は、ギャランティー型サービスを
受ける端末からの情報信号を格納する第1のメモリ21
と、ベストユフォート型サービスを受ける端末からの情
報信号を格納する第2のメモリ22と、各メモリ21,
22の読み出し出力を多重し、ヘッダ情報を付加して送
出する多重部23と、この多重部23の出力を親局に送
信する送信部24とを備える。
【0040】さらに、親局からの情報信号を受信する受
信部25と、この受信部25の受信情報からヘッダ情報
を読取り、そのヘッダ情報から判別される宛先の端末別
に分離して、対応する端末に送出する分離部26と、以
上の各処理部21〜26を総括的にコントロールすると
共にヘッダ情報を管理する制御部27とを備える。
【0041】上記構成による1対多通信システムにおい
て、以下に本発明のアクセス方式について説明する。
【0042】図2に示す子局は、電話などのギャランテ
ィー型サービスを受ける端末とパソコン通信のようなベ
ストエフォート型サービスを受ける端末を別々に管理す
るための第1及び第2のメモリ21,22を備える。こ
こでは、第1のメモリ21をギャランティー型サービス
に、第2のメモリ22をベストエフォート型サービスに
使用するものとする。この場合、メモリ21,22とし
てFIFO(First InFirst Out)を利用できる。
【0043】尚、上記メモリ21,22はサービスに応
じて別々に管理できること、すなわち、入出力がサービ
ス毎にでき、蓄積されている情報量がサービス毎に監視
できることが肝要であり、必ずしも物理的に別々のメモ
リである必要はない。但し、図2ではサービスにより別
々のメモリを使用した場合の例を示している。
【0044】制御部27は、少なくともベストエフォー
ト型サービス用の第2のメモリ22に蓄積されている情
報量を監視し、その結果からベストエフォート型に対し
て上りに必要な伝送容量を計算する。ギャランティー型
サービスとベストエフォート型サービスとそれぞれ独立
して管理されているから、第1のメモリ21に蓄積され
ている情報量も監視することで、それぞれのサービスに
対して独立に必要な伝送容量を計算することもできる。
【0045】但し、実際には、ギャランティー型サービ
スでは契約時や呼設定の際に必要な伝送容量が示される
ので、後述するような伝送容量申請のためには必ずしも
メモリ21,22を監視する必要はない。
【0046】ベストエフォート型サービスの必要伝送容
量の算出方法としては、例えば、単にメモリ21,22
に蓄積されている情報量に比例して求める方法や、一定
期間内にメモリ21,22に入力される情報量から求め
る方法などがある。
【0047】本実施形態の子局動作を説明するために、
ギャランティー型サービスのみが行われている状態でベ
ストエフォート型サービスの信号が新たに加わった場合
を考える。
【0048】最初、ベストエフォート型サービスの送信
データが子局に入力されていないため、ベストエフォー
ト型サービス用の第2のメモリ22は空になっていると
する。このとき、上りの伝送容量には基本的にベストエ
フォート型サービスに対して割り当てられていない。
【0049】ベストエフォート型サービスを受ける端末
(図示せず)から当該子局に情報が流入すると、この情
報はベストエフォート型サービス用の第2のメモリ22
に蓄えられる。制御部27は、メモリ22に蓄積された
情報量から必要な伝送容量を計算する。
【0050】子局では、定期的にギャランティー型サー
ビスの情報パケットを送信している。そこで、ギャラン
ティー型サービスの情報パケットを送信するときに、制
御部27で計算したベストエフォート型サービスに必要
な伝送容量をヘッダに付加して伝送する。このとき、申
請する伝送容量がベストエフォート型に対してであるこ
とを示す識別子もヘッダに付加する。
【0051】親局では、ヘッダに書き込まれた伝送容量
の割り当てが可能であれば、該当する子局のベストエフ
ォート型サービス向けに送信権を送出する。このとき、
送信権を付与する伝送容量がベストエフォート型サービ
ス用であることを明示する識別子を付ける。
【0052】子局では、親局からベストエフォート型サ
ービス向けの送信権を得たときに、ベストエフォート型
サービス向けの第2のメモリ22に蓄積されていた情報
を親局向けに送信する。このとき、メモリ22にその時
点で蓄積されている情報量から新たに伝送容量を計算
し、ヘッダに記入して送信することもできる。
【0053】また、ギャランティー型サービスの通信を
行っていない場合にも、定期的に送信するOA&M情報
パケットのヘッダ、あるいは後述する余り伝送容量に対
する情報パケットのヘッダを利用して、必要な伝送容量
を申請することができる。
【0054】ギャランティー型サービスの中には契約時
に伝送容量が決まり、実際に通信する場合には、電話サ
ービスのように遅延なく接続できることが望ましいサー
ビスがある。このようなサービスに対しては、契約した
伝送容量分の送信権を常に子局に与えておけばよい。こ
のようにしておけば、呼の開設までにかかる遅延時間を
短くすることができる。この場合に、上記ようなサービ
ス向けの送信権であることを示すサービス識別子を付け
ておくことで、遅延に対する品質を保証することができ
る。
【0055】また、ギャランティー型サービスであって
も、多少の遅延の許されるデータ通信サービス等では、
ベストエフォート型サービスと同様に、予め情報の送信
権を付与するようなことはせず、第1のメモリ21に情
報が入力された時点で、親局に向けて伝送容量要求をヘ
ッダに挿入する。
【0056】親局では、ベストエフォート型サービスで
上り伝送容量の全てが占有されていた状態であっても、
サービス毎に送信権を規定することができるので、ギャ
ランティー型サービスに優先的に送信権を割り当てるよ
うに送信権の出現確率を変更する。このようにすれば、
ギャランティー型サービスであっても遅延の許されるサ
ービスに対しては伝送容量を固定的に占有させないた
め、伝送容量の有効利用が可能となる。
【0057】ベストエフォート型サービスの中でも特に
可変速度のサービスでは、第2のメモリ22に流入する
情報量が文字通り時刻毎にダイナミックに変動する。ま
た、子局にベストエフォート型サービスを受ける端末が
複数接続されている場合にも、第2のメモリ22に流入
する情報量はダイナミックに変動する。
【0058】この場合、子局では、第2のメモリ22を
監視してその刻々で必要な伝送容量を求め、入力される
情報量に応じて時事刻々と申請する伝送容量を変更す
る。このようにすれば、各子局にはその時点で必要な伝
送容量しか割り当てられないので、伝送容量の有効利用
が可能となる。
【0059】伝送容量の申請やサービスの識別には、一
つの方法として情報パケット識別子の空き領域を用いる
ことができる。つまり、下りの情報パケット識別子に
は、付与する送信権がギャランティー型サービスかベス
トエフォート型サービスかを識別する情報を付加すれば
よい。また、上りの情報パケット識別子には、申請する
伝送容量とこの申請する伝送容量がギャランティー型サ
ービスのためであるかベストエフォート型サービスのた
めであるかを識別する情報を付加すればよい。
【0060】尚、場合によっては、ギャランティー型サ
ービスにおいて、電話サービスのように遅延に対して要
求の厳しいサービスとデータ通信のような多少の遅延の
許されるサービスとに細分する等、さらにサービスの種
別を細分することも可能である。
【0061】本発明のアクセス方式においては、各子局
から親局に対して申請した伝送容量の総和がシステムの
上り伝送容量より小さい場合は、余った伝送容量を各子
局に割り振ることができる。上り伝送容量の余裕の少な
い場合は、子局ではメモリに情報が流入してきた直後の
自局の送信時に伝送容量の申請をするが、上記のように
余った伝送容量に対する送信権を適宜子局に割り当てて
いれば、この送信権を利用してメモリに蓄積されている
情報を送信し、さらに伝送容量の申請も行えるので、遅
延時間を短くし伝送容量を有効利用することができる。
【0062】余った伝送容量に対する送信権の各子局へ
の割り当て方法としては、各子局に与えられた送信権の
利用効率の高い子局に、余った伝送容量に対する送信権
を優先的に割り当てる方法が考えられる。
【0063】送信権の利用効率の高い子局は、実際に必
要としている伝送容量ぎりぎりしか送信権が割り当てら
れていないことを意味する。このような子局では、新規
に通信が始まった場合に、利用していない送信権がない
ために、すぐには新規通信の情報を送信できない。
【0064】そこで、送信権の利用効率の高い子局に優
先的に送信権を割り当てると、余った送信権を利用し
て、新規通信の情報を伝送することができる。このた
め、新規通信の情報を送信するまでの遅延時間をどの子
局に対しても一定とする効果がある。
【0065】余った伝送容量に対する送信権の各子局へ
の割り当て方法としては、各子局に割り当てる送信権が
均一になるように割り当てる方法も考えられる。この方
法によれば、各子局で新規に通信が始まったときに、余
った伝送容量に対する送信権を利用して、新規通信に必
要な伝送容量の申請を行うことができる。
【0066】すなわち、送信権が各子局で均一に割り当
てられている場合には、新規情報に対する伝送容量の申
請を行うまでの遅延時間をどの子局に対しても一定とす
る効果がある。もちろん、余った伝送容量に対する送信
権を利用して、新規通信の情報そのものを伝送すること
もできる。
【0067】上記のような余った送信権の割り当て方式
において、各子局で利用しない送信権が生じた場合に
は、意味のない情報を送ったり、何も送らないこともで
きるし、送信権を利用していないこと明示した上で伝送
容量の申請だけに利用することもできる。
【0068】また、子局に与えるIDをサービスの種別
や情報の種別を含めて定義すれば、下り信号からは情報
パケット識別子を削除し、上り信号では伝送容量設定に
使用できるビット数を増やすことができる。この場合
に、例えば放送型のサービスの様に複数の端末に同じ番
組を提供する必要があるとき、ある番組をIDで定義す
れば、一つの情報パケットで複数端末に同時に伝送する
ことができ、伝送容量の有効利用が可能となる。
【0069】また、本発明においても、特公平5−86
715号公報や特公平2−21700号公報に示される
ように、親局受信器に入力されるレベルと位相を揃える
方法を併用すれば、上り信号におけるプリアンブルとデ
リミタの削除と、ガードタイムの削減が可能となり、一
層の伝送容量利用効率向上を図ることができる。
【0070】ところで、図2に示す子局の構成では、サ
ービスそれぞれに対して入出力ポートを設置することに
なるが、図3に示すように、サービス振り分け機能を持
つクロスコネクト28を入出力部に持てば、必ずしも入
出力ポートをサービス毎に設置する必要はない。特に、
入出力される情報がATMセルである場合には、ATM
スイッチを用いることができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数のサ
ービスが混在した場合に、各子局で必要とする伝送容量
をダイナミックに割り当てて伝送容量の有効利用を図
り、かつ、子局に必要なメモリ量を削減することのでき
る1対多通信システムのアクセス方式を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る1対多通信システムのアクセス方
式の一実施形態として、親局の構成を示す示すブロック
図。
【図2】同実施形態における子局の構成を示すブロック
図。
【図3】同実施形態の子局構成において、端末との入出
力部にサービス振り分け機能を持つクロスコネクトを配
置した場合の構成を示すブロック図。
【図4】本発明が適用可能とされる従来のPON(パッ
シブオプティカルネットワーク)による1対多通信シス
テムの構成を示すブロック図。
【図5】図4に示す通信システムにおいて情報パケット
に付加するヘッダの構成を示す図。
【符号の説明】
11…受信部 12…ヘッダ分離部 13…サービス振り分け部 14…ヘッダ挿入部 15…送信部 16…制御部 21…第1のメモリ 22…第2のメモリ 23…多重部 24…送信部 25…受信部 26…分離部 27…制御部 A…親局 B1〜Bn…子局

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの親局に対し複数の子局が接続され、
    情報パケットを用いて通信を行う1対多通信システム
    で、親局から送信権を割り当てられた子局が所定の時間
    に送信を行うアクセス方式において、 前記複数の子局は、送信する情報を複数のサービスそれ
    ぞれ独立に管理できる形で一旦メモリに蓄積する手段
    と、前記メモリに蓄積された少なくとも一つのサービス
    に対する情報量から該サービスに必要な伝送容量を計算
    する手段と、この手段で得られた必要な伝送容量の情報
    を上り情報パケットに付加するヘッダに記入する手段と
    を備え、 前記親局は、前記複数の子局からの上り情報パケットに
    付加されているヘッダ情報を読取る手段と、この手段で
    得られたヘッダから各子局のサービスに対する必要な伝
    送容量の情報を読み取って、システムで許容される総上
    り伝送容量との関係から、各子局の該サービスに対して
    割り当てる伝送容量を決定する手段と、この手段で割り
    当てる伝送容量に相当する頻度で下り情報パケットに付
    加するヘッダに該サービス毎に送信権を記入してアクセ
    スを制御する手段とを備えることを特徴とした1対多通
    信システムのアクセス方式。
  2. 【請求項2】前記複数の子局は、常に伝送容量を補償す
    るギャランティー型サービスと伝送容量に余裕のある時
    に送信する権利を与えられるベストエフォート型サービ
    スとに対してそれぞれ独立に管理できる形で送信する情
    報を一旦メモリに蓄積し、前記ベストエフォート型サー
    ビスに対して前記メモリに蓄積された情報量からベスト
    エフォート型サービスに必要な伝送容量を計算し、上り
    情報パケットに付加するヘッダに該必要な伝送容量を記
    入し、 前記親局は、前記複数の子局からの上りヘッダに記入さ
    れた各子局のベストエフォート型サービスに対する必要
    伝送容量とシステムに許容される総上り伝送容量とから
    各子局のベストエフォート型サービスに対して割り当て
    る伝送容量を決定し、割り当てた伝送容量に相当する頻
    度で下り情報パケットに付加するヘッダにベストエフォ
    ート型サービスに対する送信権を記入してアクセス制御
    を行うことを特徴とする請求項1記載の1対多通信シス
    テムのアクセス方式。
  3. 【請求項3】前記親局は、前記子局から申請された伝送
    容量が総上り伝送容量を下回る場合に、余った伝送容量
    を予め定められた方法で各子局に割り当てることを特徴
    とする請求項1及び請求項2のいずれかに記載の1対多
    通信システムのアクセス方式。
  4. 【請求項4】前記親局は、前記子局から申請された伝送
    容量が総上り伝送容量を下回る場合に、実際に使用され
    ている伝送容量の多い子局に余った伝送容量を優先的に
    割り当てることを特徴とする請求項1及び請求項2のい
    ずれかに記載の1対多通信システムのアクセス方式。
  5. 【請求項5】前記親局は、前記子局から申請された伝送
    容量が総上り伝送容量を下回る場合に、余った伝送容量
    を各子局に均等に割り当てる請求項1及び請求項2のい
    ずれかに記載の1対多通信システムのアクセス方式。
  6. 【請求項6】前記子局は、複数の端末に対してサービス
    を振り分ける手段を備えることを特徴とする請求項1及
    び請求項2のいずれかに記載の1対多通信システムのア
    クセス方式。
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