JP2003273881A - タイムスケジューリング方法およびタイムスケジューリング回路 - Google Patents
タイムスケジューリング方法およびタイムスケジューリング回路Info
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- JP2003273881A JP2003273881A JP2002069472A JP2002069472A JP2003273881A JP 2003273881 A JP2003273881 A JP 2003273881A JP 2002069472 A JP2002069472 A JP 2002069472A JP 2002069472 A JP2002069472 A JP 2002069472A JP 2003273881 A JP2003273881 A JP 2003273881A
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Abstract
保することができるタイムスケジューリング方法および
タイムスケジューリング回路を提供することを目的とす
る。 【構成】 ひとつの基地局と複数の加入者局とが固定さ
れた場所で時分割多元接続方式により通信する固定無線
アクセスシステムにおける無線スロットの割当を行うタ
イムスケジューリング方法であって、タイムスケジュー
リング手段が、ポーリングによって送信要求データ量が
得られた加入者局群における無線スロットの割当の開始
位置を擬似的にランダム化するステップを有するように
構成する。
Description
リング方法およびタイムスケジューリング回路に関し、
特に、ひとつの基地局と複数の加入者局とが固定された
場所で時分割多元接続方式により通信する固定無線アク
セスシステムにおけるタイムスケジューリング方法およ
びタイムスケジューリング回路に関する。
局との通信を行う際のタイムスケジューリングを一括管
理、制御する機能を具備する。ここで、タイムスケジュ
ーリングとは、無線フレームにおけるタイムスロット
(以下、「無線スロット」という)の各加入者局に対す
る割当を意味する。
ィックが公平になるように、自らの送信バッファに蓄積
された送信データ量と加入者局の送信バッファに蓄積さ
れた送信データ量とを基に、タイムスケジューリングを
ラウンドロビン方式によって行う。
ーリングによって送信要求量が得られた複数の加入者局
で構成される加入者局群において、無線スロットを、優
先度を設けることなく、各加入者局に対して順次に割り
当てる方式である。
地局は、ある加入者局群におけるタイムスケジューリン
グが終了した際に、該加入者局群においてどの加入者局
にまで無線スロットの割り当てを行ったか(以下、「無
線スロットの割当の終了位置」という)を記憶してい
た。
再度タイムスケジューリングをする際に、該記憶してい
る加入者局(以下、「無線スロットの割当の開始位置と
いう)の次の加入者局から順次に無線スロットを割り当
てていた。
うに、加入者局数が動的に増減する場合には、基地局が
どの加入者局にまで無線スロットを割り当てたかを記憶
しておくということは困難である。したがって、従来の
技術では、加入者局数が動的に増減する場合に、無線ス
ロットの割り当ての公平を確保することは困難であっ
た。
易に無線スロットの割り当ての公平性を確保することが
できるタイムスケジューリング方法およびタイムスケジ
ューリング回路を提供することを目的とする。
題は、前記特許請求の範囲に記載の手段により、解決さ
れる。すなわち、請求項1に記載の発明は、ひとつの基
地局と複数の加入者局とが固定された場所で時分割多元
接続方式により通信する固定無線アクセスシステムにお
ける無線スロットの割当を行うタイムスケジューリング
方法であって、
グによって送信要求データ量が得られた加入者局群にお
ける無線スロットの割当の開始位置を擬似的にランダム
化するステップを有することを特徴とするタイムスケジ
ューリング方法である。
と複数の加入者局とが固定された場所で時分割多元接続
方式により通信する固定無線アクセスシステムにおける
無線スロットの割当を行うタイムスケジューリング方法
であって、
グによって送信要求データ量が得られた加入者局群にお
ける無線スロットの割当の開始位置を、該加入者局群の
直前にタイムスケジューリングした加入者局群における
無線スロットの割当の終了位置とするステップを有する
ことを特徴とするタイムスケジューリング方法である。
と複数の加入者局とが固定された場所で時分割多元接続
方式により通信する固定無線アクセスシステムにおける
無線スロットの割当を行うタイムスケジューリング回路
であって、
られた加入者局群における無線スロットの割当の開始位
置を擬似的にランダム化するタイムスケジューリング手
段を有することを特徴とするタイムスケジューリング回
路である。
と複数の加入者局とが固定された場所で時分割多元接続
方式により通信する固定無線アクセスシステムにおける
無線スロットの割当を行うタイムスケジューリング回路
であって、
られた加入者局群における無線スロットの割当の開始位
置を、該加入者局群の直前にタイムスケジューリングし
た加入者局群における無線スロットの割当の終了位置と
するタイムスケジューリング手段を有することを特徴と
するタイムスケジューリング回路である。
が得られた加入者局群についての無線スロットの割当の
開始位置として、直前にスケジューリングした加入者局
群における無線スロットの割当の終了位置を用いる。し
たがって、この無線スロットの割当の開始位置と無線ス
ロットの割当の終了位置とは、相互に関連性がない。よ
って、本発明によれば、無線スロットの割当の開始位置
を簡易にランダム化できる。
明の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明の原理を示す図であり、図2は、本発明のタイムスケ
ジューリング方法に係るフローチャートの一例を示す図
である。また、表1は、図2のフローチャートにおける
各変数の意味を示す表である。
当てる無線スロット番号sが、1に初期化される。この
タイムスロットは、無線フレームにおいて複数存在す
る。無線スロット番号sは、この複数存在する無線スロ
ットを識別する番号である。なお、無線スロット番号s
の最大値は、上り無線スロット数NBUに格納されてい
る。
り当てた加入者局の数を表す割当済み加入者局数NZR
を、0に初期化する。ステップS3において、変数RP
Uに格納されている、本タイムスケジューリングの直前
にタイムスケジューリングした加入者局群における無線
スロットの割当の終了位置を送信要求ポーリング番号p
に格納する。送信要求ポーリング番号pに格納される値
は、該加入者局群において最後に無線スロットを割り当
てた加入者局を、該加入者局群内において相対的に識別
する番号(以下、「ラウンドロビンポインタ」という)
である。
基地局が現在タイムスケジューリングしている加入者局
群において行ったポーリングの回数である。ステップS
4で、無線スロット番号sが上り無線スロット数NBU
よりも小さく、かつ、割当済み加入者局数NZRが送信
要求ポーリング数pmaxよりも小さいか否か(小さい場
合はYES、小さくない場合はNO)を判断する。
NBUよりも小さいか否かを判断するのは、割当可能な
無線フレーム数が上り無線スロット数NBUであるた
め、これを超える無線スロット番号s存在しないためで
ある。
求ポーリング数pmaxよりも小さいか否かを判断するの
は、一回のタイムスケジューリングでは、送信要求ポー
リング数pmaxを超える無線スロットの割当を行わない
ためである。
要求ポーリング番号pに対応する加入者局番号を示す送
信要求ポーリング加入者局番号DPS(p)を、加入者
局番号jに代入する。ここで、jは、加入者局番号を一
時的に格納する変数である。
局に送信要求があるか否かを判断する。具体的には、当
該加入者局の送信要求数NPU(j)が1以上であるか
否かを判断する。送信要求数NPU(j)が1以上の場
合には、該加入者局に無線スロット番号sの無線スロッ
トを割り当て、上り割当指定テーブルにNAU(s)に
該加入者局に該無線スロットを割り当てた旨を記録す
る。
NPU(j)から1を差し引いた後、ステップS7で、
無線スロット番号sに1を加える。なお、ステップS5
で、加入者局の送信要求数NPU(j)が0である場合
には、当該加入者局について無線スロットを割り当てる
必要はないため、該加入者局への無線スロットの割当は
済んだものとし、割当済み加入者局数NZRに1を加え
る。
pに1を加える。ポーリングが1回終了したからであ
る。ステップS9で、送信要求ポーリング番号pが送信
要求ポーリング数pmaxを超えていないかどうかを判断
する。超えていれば、ステップS10で、送信要求ポー
リング番号pを1に初期化して、前記ステップS4に戻
る。越えていなければ、該初期化をおこなうことなく、
ステップS4に戻る。
で割当可能な無線スロットがなくなった場合には、ステ
ップS11に進み、送信要求ポーリング番号pを上りラ
ウンドポインタに保存し、本タイムスケジューリングを
終了する。
一例を示す図である。図3において、MAC制御回路の
タイムスケジューリング回路は、各加入者局に割り当て
る無線スロット番号sを1に初期化する。
ットを割り当てた加入者局の数を表す割当済み加入者局
数NZRを、0に初期化する。タイムスケジューリング
回路は、変数RPUに格納されている、本タイムスケジ
ューリングの直前にタイムスケジューリングした加入者
局群におけるラウンドロビンポインタを送信要求ポーリ
ング番号pに格納する。
ット番号sが上り無線スロット数NBUよりも小さく、
かつ、割当済み加入者局数NZRが送信要求ポーリング
数p maxよりも小さいか否か(小さい場合はYES、小
さくない場合はNO)を判断する。無線スロット番号s
が上り無線スロット数NBUよりも小さいか否かを判断
するのは、割当可能な無線フレーム数が上り無線スロッ
ト数NBUであるため、これを超える無線スロット番号
sが存在しないためである。
求ポーリング数pmaxよりも小さいか否かを判断するの
は、一回のタイムスケジューリングでは、送信要求ポー
リング数pmaxを超える無線スロットの割当を行わない
ためである。
場合には、送信要求ポーリング番号pに対応する加入者
局番号を示す送信要求ポーリング加入者局番号DPS
(p)を、加入者局番号jに代入する。
番号jの加入者局に送信要求があるか否かを判断する。
具体的には、当該加入者局の送信要求数NPU(j)が
1以上であるか否かを判断する。送信要求数NPU
(j)が1以上の場合には、該加入者局に無線スロット
番号sの無線スロットを割り当て、上り割当指定テーブ
ルにNAU(s)に該加入者局に該無線スロットを割り
当てた旨を記録する。
局の送信要求数NPU(j)から1を差し引いた後、無
線スロット番号sに1を加える。なお、タイムスケジュ
ーリング回路は、加入者局の送信要求数NPU(j)が
0である場合には、当該加入者局について無線スロット
を割り当てる必要はないため、該加入者局への無線スロ
ットの割当は、済んだものとし、割当済み加入者局数N
ZRに1を加える。
ポーリング番号pに1を加える。ポーリングが1回終了
したからである。タイムスケジューリング回路は、送信
要求ポーリング番号pが送信要求ポーリング数pmaxを
超えていないかどうかを判断する。超えていれば、タイ
ムスケジューリング回路は、送信要求ポーリング番号p
を1に初期化して、上記処理を繰りかえす。越えていな
ければ、該初期化をおこなうことなく、上記処理を繰り
かえす。
線フレームで割当可能な無線スロットがなくなった場合
には、送信要求ポーリング番号pを上りラウンドポイン
タに保存し、本タイムスケジューリングを終了する。
後、加入者局から送信されるデータは、送受信アンテナ
により受信され、高周波回路を通じて変復調回路に達す
る。変復調回路は、この加入者局から送られるデータを
復調しMAC制御回路におくる。そして、このデータ
は、網インタフェース回路、網インタフェース部を通じ
て、ネットワークへ送信される。なお、ネットワークと
しては、IP網を用いることができるが、本発明は、こ
れに限られるものではない。
インタは、直後にスケジューリングされる加入者局群に
おいて何らの関連性を有さない値となる。したがって、
図1に示すように、ラウンドロビンポインタは、該直後
のスケジューリングにおける加入者局群から見れば、ラ
ンダムな値である。
ットの割り当ての開始位置が完全に無作為と成るため、
加入者局数が動的に増減する場合であっても、統計的に
無線スロットの割当の公平性を確保することができる。
は、加入者局番号を用いることができるが、本発明はこ
れに限られるものではない。したがって、ラウンドロビ
ンポインタは、加入者局を識別できるものであればなん
でもよい。
スケジューリングをする加入者局群の無線スロット割当
開始位置として、該加入者局群の直前にタイムスケジュ
ーリングした加入者局群の無線スロット割当終了位置を
用いる。したがって、本発明によれば、無線スロットの
割当開始位置を、乱数発生用のアルゴリズムを搭載する
ことなく、簡易にランダム化することができる。よっ
て、本発明によれば、動的に増減する複数の加入者局に
対して、トラフィックの公正性を容易に確保することが
できる。
ローチャートの一例を示す図である。
である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 ひとつの基地局と複数の加入者局とが固
定された場所で時分割多元接続方式により通信する固定
無線アクセスシステムにおける無線スロットの割当を行
うタイムスケジューリング方法であって、 タイムスケジューリング手段が、ポーリングによって送
信要求データ量が得られた加入者局群における無線スロ
ットの割当の開始位置を擬似的にランダム化するステッ
プを有することを特徴とするタイムスケジューリング方
法。 - 【請求項2】 ひとつの基地局と複数の加入者局とが固
定された場所で時分割多元接続方式により通信する固定
無線アクセスシステムにおける無線スロットの割当を行
うタイムスケジューリング方法であって、 タイムスケジューリング手段が、ポーリングによって送
信要求データ量が得られた加入者局群における無線スロ
ットの割当の開始位置を、該加入者局群の直前にタイム
スケジューリングした加入者局群における無線スロット
の割当の終了位置とするステップを有することを特徴と
するタイムスケジューリング方法。 - 【請求項3】 ひとつの基地局と複数の加入者局とが固
定された場所で時分割多元接続方式により通信する固定
無線アクセスシステムにおける無線スロットの割当を行
うタイムスケジューリング回路であって、 ポーリングによって送信要求データ量が得られた加入者
局群における無線スロットの割当の開始位置を擬似的に
ランダム化するタイムスケジューリング手段を有するこ
とを特徴とするタイムスケジューリング回路。 - 【請求項4】 ひとつの基地局と複数の加入者局とが固
定された場所で時分割多元接続方式により通信する固定
無線アクセスシステムにおける無線スロットの割当を行
うタイムスケジューリング回路であって、 ポーリングによって送信要求データ量が得られた加入者
局群における無線スロットの割当の開始位置を、該加入
者局群の直前にタイムスケジューリングした加入者局群
における無線スロットの割当の終了位置とするタイムス
ケジューリング手段を有することを特徴とするタイムス
ケジューリング回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002069472A JP2003273881A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | タイムスケジューリング方法およびタイムスケジューリング回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002069472A JP2003273881A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | タイムスケジューリング方法およびタイムスケジューリング回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003273881A true JP2003273881A (ja) | 2003-09-26 |
Family
ID=29200296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002069472A Pending JP2003273881A (ja) | 2002-03-14 | 2002-03-14 | タイムスケジューリング方法およびタイムスケジューリング回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003273881A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010067749A1 (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-17 | 三菱電機株式会社 | データ送受信方法、データ送受信システム、マスタ装置、及びスレーブ装置 |
US9131517B2 (en) | 2012-08-13 | 2015-09-08 | St-Ericsson Sa | Achieving best effort performance with interfering communications system equipment |
-
2002
- 2002-03-14 JP JP2002069472A patent/JP2003273881A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010067749A1 (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-17 | 三菱電機株式会社 | データ送受信方法、データ送受信システム、マスタ装置、及びスレーブ装置 |
JP5523344B2 (ja) * | 2008-12-12 | 2014-06-18 | 三菱電機株式会社 | データ送受信方法、データ送受信システム、マスタ装置、及びスレーブ装置 |
US8972514B2 (en) | 2008-12-12 | 2015-03-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Data transmitting and receiving method, data transmitting and receiving system, master device, and slave device |
US9692613B2 (en) | 2008-12-12 | 2017-06-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Data transmitting and receiving method, data transmitting and receiving system, master device, and slave device |
US9131517B2 (en) | 2012-08-13 | 2015-09-08 | St-Ericsson Sa | Achieving best effort performance with interfering communications system equipment |
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