JPH0284832A - Tdma無線通信方式 - Google Patents

Tdma無線通信方式

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JPH0284832A
JPH0284832A JP63237159A JP23715988A JPH0284832A JP H0284832 A JPH0284832 A JP H0284832A JP 63237159 A JP63237159 A JP 63237159A JP 23715988 A JP23715988 A JP 23715988A JP H0284832 A JPH0284832 A JP H0284832A
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JP63237159A
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Inventor
Eisuke Miki
三木 英輔
Akiteru Yoshida
彰顕 吉田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、1つの親局と複数の子局とが子局ごとに割り
当てられた無線チャネルを使用して通信を行うTDMA
無線通信方式に関する。特に、TDMA無線通信用フレ
ームフォーマットの構成に関し、データ伝送に使用する
情報チャネルとは別に監視制御情報の伝送に使用する監
視制御チャネルを設けるTDMA無線通信方式に関する
〔従来の技術〕
従来のTDMA無線通信方式のフレームフォーマットに
ついて第6図を用いて説明する。
第6図はTDMA無線通信でのフレームフォーマットを
示すもので、1フレームが、共通チャネル1と各子局ご
とに割り当てられるN個の情報チャネル3から構成され
ている。この共通チャネル1は、フレーム同期、クロッ
ク再生等に用いられるものであり、親局や子局、あるい
は無線回線の状態を示す監視制御にかかわる情報を含ん
でいない。N個の情報チャネル3は、それぞれの親局と
子局間との情報信号の伝送に用いるチャネルである。こ
の情報チャネル3の#1〜#Nはチャネル番号を示す。
各情報チャネル3は、第6図に示すように、監視制御ビ
ット、データビット環よびパリティビット、ガードビッ
トを含んで構成される。各子局は各子局ごとに割り当て
られた一定時間(タイムスロット)に定められた情報チ
ャネルを送受信し、親局との間で通信を行う。
このように、従来は、各情報チャネルごとに監視制御ビ
ット部分を設け、回線障害、子局装置障害等の監視項目
および子局折り返し試験等の制御項目ごとに1ビツトを
使用し、障害時、試験実行時にビットを反転させること
により、監視制御情報の伝送を行っていた。
例えば第7図に示すように、監視制御ビット用部分のピ
ッ)Aが子局装置障害、ピッ)Bが子局折り返し試験に
それぞれ相当し、通常は各監視制御ビットを「1」とし
、障害発生時あるいは試験実行時に該当ビットを「0」
としていた。
〔発明が解決しようとする問題点3 以上のように、従来のTDMA無線通信方式では、各子
局ごとに割り当てられる情報チャネル内に監視制御情報
伝送用のビット部分を設けて伝送するものであったが、
この方法では以下に述べる問題点があった。
まず、第1の問題は、降雨等により回線品質が悪化した
場合に監視制御ビットにも誤りが生じ、保守性、サービ
ス性が低下してしまう点である。
すなわち、第7図に示すフレームフォーマットを用いて
TDMA通信を行っている場合に、降雨等により回線品
質が悪化した際には、情報チャネルにも誤りが生じ、デ
ータビットとともに監視制御ビットも誤る可能性が為る
1ビツトのみの誤りであれば、パリティビットにより検
出できるが、複数ビットが誤った場合には検出できない
。従って監視制御用ビットのビットA1ピッ)Bが反転
しかつそれ以外のデータビットにも誤りが生じた場合に
は誤った監視制御情報が伝送されてしまう。ピッ)Aが
反転した場合には、子局装置には異常がないのに、保守
者には子局装置に何らかの異常が生じたように見えてし
まい、迅速かつ正確に行う必要のある保守活動に支障を
きたしていた。また、ビ゛ツ)Bが反転した場合には、
保守者は子局折り返し制御を行っていないにもかかわら
ず、子局折り返し状態になってしまい、ユーザに対する
サービス性が低下していた。
第2の問題は、情報チャネルごとに監視制御ビット部分
を設けるために、フレーム使用効率(フレーム全体に示
すデータビットの割合)が低下してしまう点である。正
常時には監視制御情報を伝送する必要はなく、障害発生
時、試験時のみ監視制御ビットが意味を持つものである
。すなわち、従来のフレームフォーマットには、使用頻
度が非常に少ない監視制御ビットが各情報チャネルごと
に付随しているため、フレーム内の情報チャネル数が減
少しフレーム効率が低下してしまう問題がある。
例えば、2 Mb/sのTDMAフレームで、54kb
/sのデータを各情報チャネルで伝送する場合のフレー
ムフォマット例を第8図に示す。このフレームフォーマ
ット例では、共通チャネルは48ビツト、25の情報チ
ャネルは、各80ビツトとし、監視制御項目は10個あ
るとする。この場合は、全部でl0X25=250ビツ
トが障害時、試験時以外には使用されないことになり、
フレーム効率が低下する。
また、回線品質悪化時に監視制御情報の伝送誤りが生ず
る欠点を補うため、即ち各情報チャネル内の監視制御ビ
ットの代わりに巡回冗長符号(CRC)等の複数ビット
の誤りを検出できる誤り検出符号を用いることも可能で
あるが、そのような誤り検出符号は、パリティビット方
式に比べてビット数が多く必要となるため、さらにフレ
ーム効率を低下させる。
以上のように、従来のTDMA無線通信方式のフレーム
フォーマットでは降雨時等における監視制御情報の信頼
性に欠け、システムの保守性が低下し、またフレーム効
率も低下する欠点があった。
本発明の目的は、上述の欠点に鑑み、監視制御情報の信
頼性を高め、システムの保守性を向上させ、かつフレー
ム効率の高いTDMAフレームフォーマットによるTD
MA無線通信方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、1つの親局と複数の子局とが17し−ム内に
各子局ごとに割り当てられた無線通信チャネルを用いて
通信を行うTDMA無線通信方式において、子局の識別
情報と複数の監視制御項目が符号化された監視制御情報
とを含む監視制御チャネルをデータ伝送用情報チャネル
とは別に設けたことを特徴とする。
この監視制御チャネルは1フレームに1個、すなわちN
チャネルに1個設けることができる。
〔作用〕
、本発明のTDMA無線通信用フレームフォーマットは
、親局と子局との間のデータ伝送に使用する情報チャネ
ルとは別に、子局の識別番号(ID)と監視制御項目ご
とに複数のビットで符号化された監視制御情報とを含む
監視制御チャネルが設けられている。この符号化は、誤
り検出符号付加やブロック符号化、畳み込み符号化する
ことができる。
この監視制御チャネルは、親局からの指定するタイムス
ロットで子局から親局へ伝送され、必要な監視制御情報
を伝送する。また、親局から子局を指定して監視制御情
報が伝送される。さらに子局の識別番号を特殊なコード
とすることにより、親局から全子局または一部の複数子
局への監視制御情報の同報伝送も可能となる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明実施例を説明する。
第2図は、本発明が適用される一般的なTDMA無線通
信方式を説明する図である。第2図において、子局A−
Cは、ある定められた一定時間のタイムスロット(上り
A−C,下りA′〜C′)にそれぞれ情報チャネルを送
受信し、親局との間で同じ周波数を子局ごとのタイムス
ロットを割り当てて通信を行う。
本発明の特徴は、1つの親局と複数の子局とが1フレー
ム内に各子局ごとに割り当てられた無線通信チャネルを
用いて通信を行うTDMA無線通信方式において、監視
制御情報伝送用の監視制御チャネルをデータ伝送用の情
報チャネルとは別に設け、この監視制御チャネルでは、
1つの監視制御項目を複数ビットで表し、子局識別番号
とともに監視制御チャネルで伝送し、かつ監視制御チャ
ネルに符号化処理を加えたところにある。
この監視制御チャネルの符号化の方法として次の方法が
ある。
■ 同じ監視制御チャネルを複数回受信し、その多数決
をとることにより、高信頼化を図る手法、■ 子局識別
番号と監視制御情報ビットに誤り検出符号(例えば巡回
冗長符号等)を付加することで、高信頼化を図る手法、 ■ 子局識別番号と監視制御情報を誤り訂正符号(ブロ
ック符号、畳み込み符号等)により伝送することで、高
信頼化を図る手法 の3つの方法があるが、本実施例では、■の誤り検出符
号を付加する場合で説明する。
第1図に、本発明一実施例のTDMA無線通信方式に使
用するTDMAフレームフォーマットの基本構成を示す
本実施例のTDMAフレームフォーマットは、1フレー
ム内に共通チャネル1、監視制御チャネル2、子局ごと
に割り当てられる複数N個の情報チャネル3から構成さ
れている。
共通チャネル1は、フレーム同期用、クロック再生等に
用いるビットを伝送するチャネルであり、親局や子局、
あるいは無線回線の状態を表す監視制御にかかわる情報
は含°まない。N個の情報チャネル3は、それぞれデー
タビット3−1とパリティビット3−2、ガードビット
3−3とからなり、従来のような監視制御ビットは付加
されていない。
監視制御チャネル2は監視制御の対象となる子局を指定
するための子局識別番号(子局ID)2−1と、子局折
り返し試験、回線障害等の監視制御情報をコード化した
監視制御情報2−2と、子局識別・番号と監視制御情報
に付加する誤り検出符号ビット2−3およびガードビッ
ト2−4とから構成される。
この誤り検出符号としては1ビット誤りのみ検出可能な
パリティ符号ではなく、複数ビットの誤りも検出可能な
巡回冗長符号(CRC)等を使用する。
第3図と第4図に本発明を実施する場合の親局無線回線
終端装置および子局無線回線終端装置のブロック図を示
す。第3図は親局から子局に対して監視制御情報を伝送
する場合の構成、第4図は子局から親局に対して監視制
御情報を伝送する場合の構成を示すものである。
この第3図と第4図に示す子局無線回線終端装置は、監
視制御情報や伝送データ等の処理を行う子局インタフェ
ース部11、この子局インタフェース部11に接続され
る端末10、親局へ伝送すべき監視制御情報を符号化す
る監視制御情報符号化部22、自局の子局識別番号を出
力する子局ID部20、親局へ伝送する監視制御情報と
子局識別番号に誤り検出符号を付加して監視制御チャネ
ル14を作成する誤り検出符号付加部19、共通チャネ
ル12と情報チャネル13と監視制御チャネル14とか
ら親局へ伝送すべきTDMAフレームを合成するフレー
ム合成部15、親局から伝送されたフレームから、共通
チャネル12、情報チャネル13、監視制御チャネル1
4を分離するフレーム分離部16、この分離された監視
制御チャネルの誤り検出符号から誤りを検出する誤り判
定部18、監視制御チャネルの子局識別番号と自局の識
別番号との一致を調べる子局IDチエツク部21、一致
のとれた監視制御チャネルから監視制御情報を復号して
子局インタフェース部11に入力する監視制御情報復号
部23、およびフレーム合成部15、フレーム分離部1
6に接続され親局と無線通信を行う無線機17を備えて
いる。
また親局無線回線終端装置は、入力されるデータ、監視
制御情報等の処理を行う親局インタフェース部31、こ
の親局インタフェース部31に接続される保守者が折り
返し試験等の入力を行う入力装置44、監視制御チャネ
ルを構成する子局識別番号を抽出付加する子局ID部4
0、子局へ伝送する監視制御情報を符号化する監視制御
情報符号化部42、子局識別番号と監視制御情報とに誤
り検出符号を付加して監視制御チャネルを作成する誤り
検出符号付加部39と、共通チャネル32、情報チャネ
ル33、監視制御チャネル34とを合成してTDMAフ
レームを作成するフレーム合成部35、子局との無線通
信を行う無線機37、子局から受信したフレームを共通
チャネル32、情報チャネル33、監視制御チャネル3
4に分離するフレーム分離部36、この監視制御チャネ
ルの誤り検出符号から誤り判定を行う誤り判定部38、
子局識別番号を取り出す子局IDチエツク部41、監視
制御情報を復号して親局インタフェース部31に入力す
る監視制御情報復号部43を備えている。
次に本実施例の動作を説明する。
(1)親局から子局への監視制御情報の伝送まず、親局
から各子局A−Cに対して監視情報を伝送する場合につ
いて説明する。
相手側端末障害、親局装置障害等の監視情報を子局に伝
送する場合には、親局インタフェース部31で監視情報
と伝送先の子局識別番号を抽出し、監視情報は監視制御
情報符号化部42でコード化する。監視制御情報用ビッ
トとして4ビット割り当てる場合の監視制御項目の符号
化例を次表に示す。
(以下本頁余白) この表に示すように、各ビットが1つの監視制御項目に
相当するのではなく、4ビットのコードで1つの監視制
御項目を表す。誤り検出符号(CRC)付加部39では
、子局識別番号と監視制御情報符号に対して誤り検出符
号を付加し、監視制御チャネルのフォーマットを作成す
る。この作成された監視制御チャネル34と共通チャネ
ル32と情報チャネル33とからフレーム合成部35に
おいてTDMA無線通信用フレームフォーマットを構成
し、無線機37を介して各子局に向けて送信する。
今、情報チャネル数をNとすると、親局はN個の子局に
対して監視制御情報を伝送する必要があるが、その伝送
方法としては、例えば ■ 各子局に対して順番にNフレームに1回伝送する。
すなわち、あるフレーム(フレーム1とする)で子局N
α1に対する監視制御情報を伝送すれば、次のフレーム
2では子局魔2に、その次のフレーム3では子局Nα3
に、フレームNでは子局N11Nに、さらにフレームN
+1では子局Nα1に伝送するというように伝送する方
法、■ 特定の子局に対して監視制御情報を伝送する必
要が生じた場合のみ、監視制御チャネルを用いて特定の
子局へ伝送する方法 等があるが、いずれも親局からの制御によって監視制御
情報の伝送を実現できる。これらの伝送方法によれば、
従来の方法に比べて時間あたりの監視制御チャネルの伝
送回数が減少するが、実際の監視制御チャネルの使用頻
度は余り高くないため、システム運用上は問題は生じな
い。
子局側では、無線機17で受信したフレームをフレーム
分離部16で共通チャネル12、情報チャネル13、監
視制御チャネル14に分離する。次に誤り検出ビットに
より、親局と子局間とで伝送誤りが生じているか否かを
誤り判定部18にふいてチエツクし、誤りが生じていれ
ば監視制御チャネルは無視する。誤りが生じていなけれ
ば監視制御チャネルから子局識別番号、監視制御情報を
分離する。さらに子局IDチエツク部21で子局識別番
号をチエツクし、自局識別番号λ子局識別番号とが一致
しない場合には監視制御情報は無視する。識別番号が一
致する場合は監視制御情報復号部23で監視制御情報を
復号し、子局インタフェース部11では、復号された監
視制御情報に従って子局無線回線終端装置あるいは端末
10の警報ランプを点滅させる等の処理を行う。
次に保守者が親局から子局に対して子局折り返し試験等
の制御情報を伝送する場合について説明する。
保守者は、キーボード等の入力装置44から実行したい
制御項目と制御対象の子局識別番号を入力する。入力さ
れた制御情報は、親局インタフェース部31を介して子
局ID部40と監視制御情報符号化部42に伝えられ、
それぞれコード化される。続いて誤り検出符号付加部3
9で子局識別番号と制御情報符号に対して誤り検出符号
を付加し、監視制御チャネル34のフォーマットを作成
する。この監視制御チャネル34と共通チャネル32と
各情報チャネル33とからフレーム合成部35でTDM
Aフレームフォーマットを構成し、無線機37を介して
各子局に向けて送信する。この場合は、他の子局に対す
る監視制御チャネルの伝送よりも、当該保守対象子局に
対する監視制御チャネルの伝送を優先させる方法が有効
である。
子局側では、監視情報を受信する場合と同様に無線機1
7で受信したフレームをフレーム分離部16で共通チャ
ネル12、情報チャネル13、監視制御チャネル14に
分離する。次に誤り検出ビットにより親局と子局間で誤
りが生じているか否かを誤り判定部18においてチエツ
クし、誤りが生じていれば監視制御チャネルは無視する
。誤りが生じていなければ、監視制御チャネルから子局
識別番号、監視制御情報を分離し、子局IDチエツク部
21で自局の識別番号とチエツクして、自局の識別番号
と子局識別番号が一致しない場合は監視制御情報は無視
する。子局識別番号が一致すれば、監視制御情報復号部
23で監視制御情報を復号し、親局で保守者が人力した
制御項目に対応する処理を子局インタフェース部11に
おいて実行する。
(2)子局から親局への監視制御情報の伝送続いて子局
から親局に対して監視制御情報を伝送する場合について
説明する。
子局に右いて障害、故障等が生じた場合および保守者が
子局から親局に対する試験を行う場合は、子局インタフ
ェース部11で、端末10などから入力された制御情報
等を抽出して監視制御情報符号化部22に伝える。誤り
検出符号付加部19は、監視制御情報符号化部22で符
号化された監視制御情報と子局ID部20からの子局識
別番号に誤り検出符号を付加して監視制御チャネル14
を作成する。続いてフレーム合成部15で共通チャネル
12、情報チャネル13と監視制御チャネル14とから
TDMAフレ−ムフォーマットを構成し、無線機17を
介して親局へ向けて送信する。
各子局は、親局から指定された時間に監視制御チャネル
を親局に向けて伝送する構成をとることで、監視制御チ
ャネルの衝突をさける。この時間指定の方法としては、 ■ 各子局は、順番にNフレームに1回伝送する。
すなわち、あるフレーム(フレームlとする)で子局N
[L 1が監視制御チャネルを伝送すれば、次のフレー
ム2では子局Na 2が、その次のフレーム3では子局
Nα3が、フレームNでは子局NαNが、さらにフレー
ムN+1では子局Nα1がという様に伝送する方法、 ■゛ 親局が特定の子局に対して監視制御チャネルの伝
送を要求し、子局はその要求があった場合のみ監視制御
チャネルを伝送する方法 等があるが、いずれも親局からの制御により実現できる
。これらの方法によれば、従来の方法に比べて時間当り
の監視制御チャネルの伝送回数が減少するが、実際の監
視制御チャネルの使用頻度は余り高くないため、システ
ム運用上は問題はない。
親局では、各子局からの信号を無線機37で受信し、フ
レーム分離部36でTDMAフレームから監視制御チャ
ネル34を分離し、誤り判定部38において誤りをチエ
ツクした後、監視制御チャネル34で子局から何らかの
監視制御情報が送信されてきているか否かを調べる。監
視制御情報がある場合には、監視制御情報復号部43に
より監視制御情報の内容を調べ、監視制御情報がある場
合は、子局IDチエツク部41で子局識別番号を抽出し
、監視制御情報復号部43より監視制御情報の内容を復
号して調べ、親局インタフェース部31を介して、親局
の保守者に対する表示、伝送路への警報情報の転送等の
処理あるいは子局から要求のあった試験項目の実行等を
行う。
このように、子局から親局に向けての伝送の場合は、情
報チャネルと監視制御チャネルをフレーム中の別のバー
ストを用いて送信するが、加入者無線方式の場合は各バ
ーストにプリアンプルビットは必要ないため、フレーム
効率が悪化することはない。
また、監視制御チャネルに対して誤り検出は、複数ビッ
トの誤りを検出できる巡回冗長符号(CRC)を用いる
が、各データビットにはパリティビットのみを付加する
ことで回線終端装置のハードウェアの負担を軽減する。
本発明によるTDMAフレームフォーマツ)(7)具体
例を第5図に示す。
第5図は、2 Mb/sのTDMAフレームで、(i4
kb/sのデータを各情報チャネルで伝送する場合のフ
レームフォーマットであり、第8図の場合と同様に各情
報チャネルに対応して10個の監視制御項目を持ち、こ
の監視制御情報を4ビツトとし、子局識別番号に12ビ
ツトを、誤り検出符号に6ビツトをガードビットに2ビ
ツトを割り当てて監視制御チャネルが24ビツトで構成
されている。
従来は、第8図に示すように、各情報チャネルごとにl
θビットの監視制御情報を有していたため、2 Mb/
sのフレーム内の情報チャネル数は25個であった。本
発明によれば、情報チャネルにデータビットとして64
ビツト、パリティビットに1ビツト、ガードビットに2
ビツトを割り当て、一つの情報チャネルを67ビツトで
構成し、各情報チャネルには監視制御情報用ビットを持
たないため、情報チャネル数は29個とすることができ
る。
したがって、フレーム全体に占めるデータビットの割合
、すなわちフレーム効率は第8図においては、0.78
であったもめか、本実施例では0.91に改善される。
このTDMAフレームフォーマットを用いて、ブリアサ
インド(固定割当)TDMA通信を行っている場合には
、収容加入者数は3しか増加しないが、デマンドアサイ
ンド(要求割当)TDMA通信を行っている場合には、
呼損率0.01、各子局当りの呼量を0.02とすると
収容加入者数は800から1000に増加する。
また、監視制御チャネル内の監視制御情報は4ビツトで
構成されているので、最大16の監視制御情報の伝送が
可能であり、さらに誤り検出符号を付加することにより
、高信頼度の監視情報伝送が可能となる。
また、監視制御チャネルには、子局識別番号を持つが、
ある特別の識別番号を定めておくことにより、全子局ま
たは一部の複数の子局に対して1度に監視制御情報を伝
送する、監視制御情報の同報通信が可能となる。例えば
子局識別番号のビットが全て“0”の場合には、当該監
視制御情報はすべての子局が受信すると決めておけば、
親局から同時に全子局に対して1つの監視制御情報を伝
送することが可能となり、システム運用上大きな利点と
なる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、降雨時等の回線品質劣
化時にも高信頼度の監視制御情報の伝送が可能となるた
め、システムの保守性の向上を実現できる。また、高い
フレーム効率の実現が可能となり、特にデマンドアサイ
ンTDMA通信方式に適用した場合には大幅の収容加入
者数の増加を実現できて電波の有効利用を図ることがで
きる。
さらに、特定の子局と親局との間の監視制御情報の伝送
が容易に実現でき、親局から監視制御情報を同時に全て
の子局または一部の複数の子局に対して伝送する同報通
信が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のTDMAフレームフォーマット
を説明する図。 第2図はTDMA通信方式を説明する図。 第3図および第4図は本実施例での無線回線終端装置の
構成を説明する図。 第5図は本実施例でのTDMAフレームフォーマット例
を説明する図。 第6図ないし第8図は従来のTDMAフレームフォーマ
ットを説明する図。 1.12.32・・・共通チャネル、2.14.34・
・・監視制御チャネル、3.13.33・・・情報チャ
ネル、10・・・端末、11・・・子局インタフェース
部、15.35・・・フレーム合成部、16.36・・
・フレーム分離部、17.37・・・無線機、18.3
8・・・誤り判定部、19.39・・・誤り検出符号付
加部、20.40・・・子局ID部、21.41・・・
子局IDチエツク部、22.42・・・監視制御情報符
号化部、23.43・・・監視制御情報復号部、31・
・・親局インタフェース部、44・・・入力装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1つの親局と複数の子局とが1フレーム内に各子局
    ごとに割り当てられた無線通信チャネルを用いて通信を
    行うTDMA無線通信方式において、子局の識別情報と
    複数の監視制御項目が符号化された監視制御情報とを含
    む監視制御チャネルをデータ伝送用情報チャネルとは別
    に設けた ことを特徴とするTDMA無線通信方式。
JP63237159A 1988-09-20 1988-09-20 Tdma無線通信方式 Pending JPH0284832A (ja)

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