JP5515475B2 - タペットローラ用軸受装置 - Google Patents
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Description
このうちの1対の支持壁部は、ロッカーアームの一部に、互いに間隔を開けた状態で設けられている。
又、前記支持軸は、前記両支持壁部に、その両端部を支持されている。
又、前記タペットローラは、円筒状で、前記支持軸の中間部周囲に配置されている。
又、前記ラジアル転がり軸受は、これら支持軸の外周面とタペットローラの内周面との間に設けられている。
更に、前記1対のスラスト玉軸受は、前記ラジアル転がり軸受の軸方向両側位置で、前記タペットローラの両端面と前記両支持壁部の側面との間に設けられている。
尚、前記両スラスト玉軸受を構成するスラスト転動体である前記各玉には予圧を付与せず、これら各玉の転動面と、各スラスト軌道面との接触面圧を低く抑える。この理由は、これら各玉の転がり抵抗、延いては前記両スラスト玉軸受の動トルクを低く抑える為である。
又、請求項3に記載した発明の様に、前記ラジアル転がり軸受を、ラジアル転動体を複列に配置した、複列転がり軸受とする。そして、一方の列のラジアル転動体を保持するラジアル保持器と他方の列のラジアル転動体を保持するラジアル保持器とが互いに分離するものとする。又、一方の列に関するラジアル保持器と一方のスラスト玉軸受に組み込まれたスラスト保持器とを、他方の列に関するラジアル保持器と他方のスラスト玉軸受に組み込まれたスラスト保持器とを、それぞれ一体とする。そして、前記一方の列のラジアル転動体を保持するラジアル保持器の内端縁に形成した凹凸部と、前記他方の列のラジアル転動体を保持するラジアル保持器の内端縁に形成した凹凸部とを凹凸係合させる事により、これら両列のラジアル保持器を、軸方向に関して分離可能に、且つ、同期した回転を可能に組み合わせる。
先ず、摩擦損失の低減は、タペットローラの軸方向両端面と1対の支持壁部の側面との間に、何れも転動体である玉に予圧を付与していないスラスト玉軸受を組み込む事により実現できる。即ち、前記タペットローラに加わるスラスト荷重の方向に拘らず、1対のスラスト玉軸受のうちの一方のスラスト玉軸受が、このスラスト荷重を支承する。そして、前記タペットローラの軸方向端面を何れかの支持壁部に対して、軽い力で回転させる。前記両スラスト玉軸受を構成するスラスト転動体である各玉には予圧が付与されておらず、エンジンの運転時に前記タペットローラに加わるスラスト荷重は限られている為、このスラスト荷重を支承するスラスト玉軸受の動トルクも低く抑えられ、前記タペットローラの回転抵抗、言い換えれば、前記回転支持部の摩擦損失を十分に低減できる。
図1〜2は、請求項1、3に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例の特徴は、支持軸の周囲にタペットローラを回転自在に支持する為のラジアル転がり軸受に加えて、このタペットローラの軸方向両端面と支持壁部との間に1対のスラスト玉軸受を設け、これら各転がり軸受及び玉軸受に組み込んだ保持器が互いに同期して回転する様にした点にある。前記支持軸の両端部を支持固定する為のロッカーアームの構造等、前記特徴部分以外の構成及び作用は、前述の図30〜36に示した構造を含めて、従来から知られている構造と同様であるから、図示並びに説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
図3〜5は、請求項1〜2に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、ラジアル保持器16aを、それぞれが半円筒形である1対のラジアル保持器素子19a、19aを組み合わせたものとしている。そして、これら両ラジアル保持器素子19a、19aの外端縁に連続させて、それぞれが円輪状であるスラスト保持器18、18を設けている。即ち、一方のラジアル保持器素子19aと一方のスラスト保持器18とを、他方のラジアル保持器素子19aと他方のスラスト保持器18とを、それぞれ一体に形成している。そして、前記ラジアル保持器16aに設けた、それぞれが軸方向に長い矩形のポケット20a、20a内に玉15、15を、これら各ポケット20a、20a毎に複数個ずつ、転動自在に設けている。この様な本例の場合には、組み込む玉15、15の数を多くして、ラジアル玉軸受26の負荷容量の増大を図れる。その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
図6〜7は、請求項1〜2に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合も、上述した実施の形態の第2例と同様に、ラジアル保持器16aとして、1対のラジアル保持器素子19a、19aを組み合わせたものを使用している。特に本例の場合には、前記ラジアル保持器16aのポケット20a、20a内に、円筒ころ(ニードル)22、22を、これら各ポケット20a、20a毎に1本ずつ、転動自在に設けている。即ち、本例の場合には、ラジアル転がり軸受としてラジアルニードル軸受7aを用いている。その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第2例と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
図8〜10は、本発明に関する参考例の第1例を示している。本参考例の場合には、円筒状のラジアル保持器16と一方(図8〜10の左方)のスラスト保持器18aとを一体とし、他方(図8〜10の右方)のスラスト保持器18bを、前記ラジアル保持器16とは別体としている。即ち、この他方のスラスト保持器18bの内径を、このラジアル保持器16の先端部の外径よりも僅かに(次述する油膜を全周に亙り介在させられ、しかも、前記スラスト保持器18bの径方向の位置決めを図れる程度)大きくしている。そして、前記他方のスラスト保持器18bをこのラジアル保持器16の先端部に、隙間嵌により外嵌支持している。
図11は、本発明に関する参考例の第2例を示している。本参考例の場合には、円筒状のラジアル保持器16と1対のスラスト保持器18b、18bとを、互いに別体としている。即ち、これら両スラスト保持器18b、18bの内径を、前記ラジアル保持器16の両端部の外径よりも僅かに大きくして、これら両スラスト保持器18b、18bをこのラジアル保持器16の両端部に、隙間嵌により外嵌支持している。この様な本参考例の構造によれば、前記ラジアル保持器16に形成したポケット20aの軸方向長さを大きく(長く)して、これら各ポケット20a内に保持する玉15、15の数を多くし、ラジアル玉軸受26の負荷容量を大きくできる。
図12〜13は、本発明に関する参考例の第3例を示している。本参考例の場合には、ラジアル保持器16のポケット20a、20a内に、円筒ころ22、22を、これら各ポケット20a、20a毎に1本ずつ、転動自在に設けている。その他の部分の構成及び作用は、前述の図8〜10に示した参考例の第1例と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
図14は、本発明に関する参考例の第4例を示している。本参考例の場合には、円筒状のラジアル保持器16のポケット20a内に、円筒ころ22を、これら各ポケット20a毎に1本ずつ、転動自在に設けている。本参考例の場合には、これらポケット20aの軸方向長さを大きく(長く)して、これら各ポケット20a内に保持する円筒ころ22の軸方向長さを大きく(長く)し、ラジアルニードル軸受7aの負荷容量を大きくできる。ラジアル転がり軸受がラジアル玉軸受26(図11参照)からラジアルニードル軸受7aに変わった以外の構成及び作用は、前述の図11に示した参考例の第2例と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
図15〜17は、本発明に関する参考例の第5例を示している。本参考例の場合には、円筒状のラジアル保持器16と一方(図15〜17の左方)のスラスト保持器18aとを一体とし、他方(図15〜17の右方)のスラスト保持器18cを、前記ラジアル保持器16とは別体としている。即ち、この他方のスラスト保持器18cの内径を、支持軸5bの外径よりも少しだけ大きくして、この他方のスラスト保持器18cをこの支持軸5bに、隙間嵌により外嵌支持している。
図18は、本発明に関する参考例の第6例を示している。本参考例の場合には、円筒状のラジアル保持器16と1対のスラスト保持器18c、18cとを、互いに別体としている。即ち、これら両スラスト保持器18c、18cの内径を、支持軸5bの外径よりも僅かに大きくして、これら両スラスト保持器18c、18cをこの支持軸5bの周囲でタペットローラ6bを軸方向両側から挟む位置に、隙間嵌により外嵌支持している。その他の部分の構成及び作用は、上述した参考例の第5例と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
図19〜20は、本発明に関する参考例の第7例を示している。本参考例の場合には、ラジアル保持器16のポケット20a、20a内に、円筒ころ22、22を、これら各ポケット20a、20a毎に1本ずつ、転動自在に設けている。その他の部分の構成及び作用は、前述の図15〜17に示した参考例の第5例と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
図21は、本発明に関する参考例の第8例を示している。本参考例の場合には、円筒状のラジアル保持器16と1対のスラスト保持器18c、18cとを、互いに別体としている。即ち、これら両スラスト保持器18c、18cの内径を、支持軸5bの外径よりも僅かに大きくして、これら両スラスト保持器18c、18cをこの支持軸5bの周囲でタペットローラ6bを軸方向両側から挟む位置に、隙間嵌により外嵌支持している。その他の部分の構成及び作用は、上述した参考例の第7例と同様であるから、同等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
図22〜23は、請求項1に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、支持軸5bの中間部外周面とタペットローラ6bの内周面との間に設けるラジアル転がり軸受を、複列円筒ころ軸受21としている。この複列円筒ころ軸受21を構成する、それぞれがラジアル転動体である、両列毎に複数個の円筒ころ22、22を転動自在に保持する為のラジアル保持器16bを、それぞれが円筒形である、1対のラジアル保持器素子19b、19bの軸方向端縁同士を突き合わせた構造としている。尚、これら両ラジアル保持器素子19b、19bの軸方向端縁の円周方向に関する形状は、凹凸を持たない形状としている。
この様な本例の構造の場合には、ラジアル転がり軸受を複列円筒ころ軸受21としている分、前記タペットローラ6bの回転トルク低減の面からは多少不利になる代わりに、このラジアル転がり軸受の負荷容量を確保できる。その他の部分の構造及び作用は、前述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する説明を省略する。
図24は、本発明に関する参考例の第9例を示している。本参考例の場合には、タペットローラ6bの軸方向両端面と両支持壁部の側面との間に設けるスラスト転がり軸受を、それぞれスラストころ軸受23、23としている。これに合わせて、1対のスラスト保持器18a、18aのポケットを矩形とし、放射方向に配置している。
この様な本参考例の構造の場合には、1対のスラスト転がり軸受をスラストころ軸受23、23としている分、前記タペットローラ6bの回転トルク低減の面からは多少不利になる為、本発明の実施の形態とはしていない。その他の部分の構造及び作用は、前述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する説明を省略する。
図25は、本発明に関する参考例の第10例を示している。本参考例の場合には、支持軸5bの中間部外周面とタペットローラ6bの内周面との間に設けるラジアル転がり軸受を、複列円筒ころ軸受21とすると共に、このタペットローラ6bの軸方向両端面と両支持壁部の側面との間に設けるスラスト転がり軸受を、それぞれスラストころ軸受23、23としている。この様な本参考例の構造の場合も、1対のスラスト転がり軸受をスラストころ軸受23、23としている分、前記タペットローラ6bの回転トルク低減の面からは多少不利になる為、本発明の実施の形態とはしていない。その他の部分の構造及び作用は、前述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する説明を省略する。
図26は、請求項1、3に対応する、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例の場合には、1対のスラスト保持器18、18及び各玉17、17を挟んでタペットローラ6bと反対側部分に、それぞれスラストレース24、24を配置している。これら各スラストレース24、24は、軸受鋼、肌焼鋼等の硬質金属製の板材により円輪状に構成したもので、前記両スラスト保持器18、18と対向する面を、それぞれスラスト軌道面としている。
この様な本例の場合には、支持軸5bの両端部を支持固定する支持壁部が、軽合金等の軟らかい材料製であっても、この支持壁部の側面が前記各玉17、17の転動面の転がり接触に基づいて削り取られる事を防止できる。又、前記支持壁部が、鋼材等の硬質金属製の場合であっても、この支持壁部の側面を平滑に仕上げる手間を省略して、低コスト化を図れる。その他の部分の構造及び作用は、前述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する説明を省略する。
図27〜28は、請求項1、3に対応する、本発明の実施の形態の第6例を示している。本例の場合には、タペットローラ6cの軸方向両端面の径方向中間部と、1対のスラストレース24a、24aの側面でこのタペットローラ6cの軸方向両端面に対向する部分とに、断面円弧状のスラスト軌道面25a、25bを、それぞれ全周に亙って形成している。そして、1対のスラスト玉軸受14a、14aを構成する各玉17、17の転動面と前記各スラスト軌道面25a、25bとの転がり接触部に存在する接触楕円が大きくなる様にしている。
この様な本例の構造によれば、前記タペットローラ6cの回転抵抗の上昇を抑えつつ、前記両スラスト玉軸受14a、14aの耐久性向上を図れる。その他の部分の構造及び作用は、前述した実施の形態の第1例と同様であるから、重複する説明を省略する。
図29は、請求項1、3に対応する、本発明の実施の形態の第7例を示している。本例の場合には、1対のスラスト保持器18、18及び各玉17、17を挟んでタペットローラ6bと反対側部分のスラストレース24、24に加えて、このタペットローラ6bの軸方向両端面と、1対のスラスト保持器18、18及び各玉17、17との間部分にも、それぞれスラストレース24b、24bを配置している。
この様な本例の場合には、前記タペットローラ6bの両端面を平滑に仕上げる手間を省略して、低コスト化を図れる。その他の部分の構造及び作用は、前述した実施の形態の第5例と同様であるから、重複する説明を省略する。
2、2a カム
3、3a ロッカーアーム
4、4a 支持壁部
5、5a、5b 支持軸
6、6a、6b、6c タペットローラ
7、7a ラジアルニードル軸受
8 第一の連結部
9 第二の連結部
10 弁体
11 プランジャ
12 リターンスプリング
13 複列ラジアル玉軸受
14、14a スラスト玉軸受
15 玉
16、16a、16b ラジアル保持器
17 玉
18、18a、18b、18c スラスト保持器
19、19a、19b ラジアル保持器素子
20、20a ポケット
21 複列円筒ころ軸受
22 円筒ころ(ニードル)
23 スラストころ軸受
24、24a、24b スラストレース
25a、25b スラスト軌道面
26 ラジアル玉軸受
Claims (3)
- ロッカーアームの一部に互いに間隔を開けた状態で設けられた1対の支持壁部と、これら両支持壁部にその両端部を支持された支持軸と、この支持軸の中間部周囲に配置された円筒状のタペットローラと、これら支持軸の外周面とタペットローラの内周面との間に設けられたラジアル転がり軸受と、このラジアル転がり軸受の軸方向両側位置で、前記タペットローラの両端面と前記両支持壁部の側面との間に設けられた、それぞれが複数の転動体として玉を使用している1対のスラスト玉軸受とを備え、これら各玉には予圧が付与されておらず、これら両スラスト玉軸受と前記ラジアル転がり軸受とは何れも、保持器により複数個の転動体を保持した保持器付転がり軸受であり、このラジアル転がり軸受に組み込まれたラジアル保持器と、前記両スラスト玉軸受に組み込まれたスラスト保持器とは、互いに同期して回転するものである、タペットローラ用軸受装置。
- 前記ラジアル保持器と前記スラスト保持器とが一体である、請求項1に記載したタペットローラ用軸受装置。
- 前記ラジアル転がり軸受が、ラジアル転動体を複列に配置した複列転がり軸受であって、一方の列のラジアル転動体を保持するラジアル保持器と他方の列のラジアル転動体を保持するラジアル保持器とが互いに分離するものであり、一方の列に関するラジアル保持器と一方のスラスト玉軸受に組み込まれたスラスト保持器とが、他方の列に関するラジアル保持器と他方のスラスト玉軸受に組み込まれたスラスト保持器とが、それぞれ一体であり、前記一方の列のラジアル転動体を保持するラジアル保持器の内端縁に形成した凹凸部と、前記他方の列のラジアル転動体を保持するラジアル保持器の内端縁に形成した凹凸部とを凹凸係合させる事により、これら両列のラジアル保持器を、軸方向に関して分離可能に、且つ、同期した回転を可能に組み合わせた、請求項1に記載したタペットローラ用軸受装置。
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