JP4642551B2 - 転動体を有する機械構造物の形状設計方法 - Google Patents

転動体を有する機械構造物の形状設計方法 Download PDF

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Description

この発明は転動体を有する機械構造物の形状設計方法に関し、例えば、自動車の車輪用軸受であるハブ軸受等の転動体を有する機械構造物の形状設計方法に関する。
図10は従来のハブ軸受の縦断面図である。この図10に示したハブ軸受は、車両の駆動輪に使用されているものであり、ハブホイール1と、複列転がり軸受2とを備えている。ハブホイール1は中空構造となっており、その外周面の軸方向中間部には径方向外向きのフランジ部11が鍛造により形成されており、中空孔40には所定の領域にスプラインが形成されている。フランジ部11よりも一方側(車両インナ側)の外周面には、複列転がり軸受2における他方側(車両アウタ側)の玉群22の内輪軌道面12が一体的に形成されている。中空孔40には、図示しない軸体がスプライン結合される。
複列転がり軸受2は、2列の軌道溝を有する単一の外輪21と、2列で配列される転動体としての複数の玉群22,24と、2つの保持器23と、シール26と、車両インナ側の玉群24に関する内輪25と、ハブホイール1に設けられている軌道面12とから構成されている。
ハブホイール1の外周面には、複列転がり軸受2が取り付けられる。ハブホイール1の車両インナ側端部は、径方向外向きに屈曲されて複列転がり軸受2の内輪25の車両インナ側端面に対してかしめ付けられている。このかしめ部は、符号Aを付して示す。
そして、ハブホイール1のフランジ部11に対して、パイロット部14によりガイドされてディスクブレーキ装置のディスクロータ4および図示しない車輪があてがわれて複数のボルト13によって装着される。また、複列転がり軸受2の外輪21に設けてある径方向外向きの取付片27が、車体5にボルト39にて固定される。
図10に示した自動車用ホイール軸受であるハブ軸受は、軸受の軽量化および軸受の低トルク化が求められている。軽量化を図ることで省資源を達成でき、低トルク化を図ることで燃費を削減できるからである。このために「月刊トライポロジー」(非特許文献1)には、フランジ部の厚みやつなぎ部の円弧半径などの寸法値を変化させて、有限要素法による解析技術を導入して応力解析・剛性解析を実施し、応力値,剛性,重量を満足する形状を試行錯誤により決定する方法について記載されている。
ここで、有限要素法とは、計算機により構造物の変形や応力を解析するための近似解析手法であり、複雑な形状・性質を持つ物体を単純な小部分に分割することで近似し、全体の挙動を予測しようとするものである。
構造物の最適形状を解析するために、従来より種々の方法が提案されており、例えば特開2002−7487号公報(特許文献1)には、複数の制約体積について、剛性を最大とする形状を検出し、各形状についてこれを評価するための応答量を検出して制約体積と応答量との相関関係を求め、この相関関係から、応答量が設計条件を満足する最小体積を検出することについて記載されている。
特開2003−288373号公報(特許文献2)には、メッシュジェネレータやプリプロセッサなどのモデル作成ソフトにおいて、特定部分の単位形状モデルを作成する単位マクロ操作を定義する単位マクロファイルを事前に作成し、この単位マクロファイルを反復して実行することにより、複数の特定部分を有する形状モデルを作成する解析用形状モデルの作成方法について記載されている。
特開2002−7487号公報(段落番号0027、図2) 特開2003−288373号公報(段落番号0020〜0031、図4) 「月刊トライポロジー」新樹社、2003年4月発行、p.12−15
非特許文献1に記載されている方法では、ハブ軸受の何箇所かの形状を部分的に変化させているが、必要な箇所に材料を付け、不必要な箇所から材料を削ぐという部材の構造形態に関する検討が行われておらず、以前からあった形状あるいは何らかの初期形状を基礎として改良検討を加えているだけにすぎない。
このため、真に最適な形状が得られているわけではなく、さらなる最適化,軽量化が可能でありながら無駄な材料が肉として残った設定となっていた。特に、応力値,重量,剛性の要求レベルが厳しい場合は、目的を達成することができず、基本形状が適切ではないという問題がある。
また、形状を変更するに当たっても何らかの根拠に基づき寸法を変更しているわけではなく、試行錯誤で寸法を離散的に変更して行くという方法であるため、得られた値は最適値ではない。得られた値は、ばらばらでいわゆる離散的であるため、最適値を捕らえていないということと、各部寸法が絡み合って複雑な応答になっている場合は、局所的な最適値しか求めていない場合があるという問題がある。すなわち、たとえ構造形態最適化を図った適切な形状であっても検討手法としては適切ではないため、従来方法では、真に最適な寸法を決定する方法にも問題がある。
特許文献1,2に記載されている技術をハブ軸受の形状最適化設計に適用しても、精度のよい形態の最適化に関する検討を行うことができない。すなわち、ハブベアリングでは、相手面との取り付け状況によって応力や変位が大きく影響されるため、トポロジー最適化または領域形状最適化を行う際に、相手面との接触を考慮する必要があることと、鍛造により加工される部位に関しては、鍛造時の加工性を考慮した形状が創出されるように解析する必要があることと、トポロジー最適化または領域形状最適化により得られた形状は自由曲面となっており、加工できない、または加工に多大なコストがかかるため、加工しやすい近似形状に置き換える必要があり、近似形状に対して寸法最適化解析を実施する必要があること、さらにハブベアリングは熱処理により硬化された部位と、熱処理されずにもとのままの低い硬度である部位が混在しており、これを考慮した寸法最適化解析が必要であるという固有の事情がある。
そこで、この発明の目的は、経験によることなく最小体積で最大剛性を得ることができ、さらに応力が評価基準を満足できる転動体を有する機械構造物の形状設計方法を提供することである。
この発明は、転動体を支持する軸受部と、軸受部から径方向に延びる複数の取付け部とを有する機械構造物の形状を、コンピュータを用いて求める形状設計方法であって、ユーザによって、軸受部を形状の変更が不可能な領域として設定させ、取付け部を形状の変更が可能な領域として設定させる工程と、ユーザによって機械構造物に加わる入力荷重と、機械構造物の剛性を最大にするための剛性最大化関数と、体積または質量とを入力させる工程と、設定,入力された情報をコンピュータの記憶部に記憶させる工程と、記憶された情報に基づいて、コンピュータの演算部によって、予め定める体積比とたわみに対する関係に基づいて、取付け部の肉厚部を薄くし、かつ幅を狭くすることにより体積を変化させて、体積比に対するたわみを演算させる工程と、コンピュータの演算部によって、求めたたわみが所定の値以下にならないように剛性最大化関数に基づく剛性を維持しながら取付け部の余肉部を削ぎ、トポロジー最適化または領域形状最適化を行って構造形態最適化形状を求めさせる工程と、ユーザによって構造形態最適化形状に近似した寸法パラメータを入力させる工程と、入力されたパラメータをコンピュータの記憶部に記憶させる工程と、コンピュータの演算部によって、記憶された寸法パラメータと連動する有限要素解析を行って取付け部の各部の寸法を変更させる工程とを備える。
トポロジー最適化または領域形状最適化と寸法パラメータに連動する有限要素解析とを行うことにより、経験によることなく最小体積で最大剛性を有する機械構造物を設計できる。
好ましくは、構造形態最適化形状を求める工程は、均質化法,密度法あるいは力法などに基づく方法によりトポロジー最適化または領域形状最適化を行うことを含む。
好ましくは、機械構造物は、複数の取り付け部を含むとともに、車輪に接触するための円板状またはその一部を切り欠いたフランジ部を含み、構造形態最適化形状を求めさせる工程は、フランジ部に荷重を加えたときに車輪とフランジ部とが接触している状態であることを考慮しながら、トポロジー最適化または領域形状最適化を行うことを含む。この場合、現行解析ソフトの能力上フランジ部の接触面側のメッシュ分割要素の1層分領域を形状の変更が不可能な領域として設定することにより、接触を考慮した解析が実施し易くなる。接触を考慮することで荷重が作用したときにロータとフランジ部とが変形により部分的に離反するモードを考慮して解析することができる。
好ましくは、軸受部は径方向に交差する一方方向に延びるようにフランジ部の一方面側に設けられており、さらに径方向に交差する他方方向に延びるようにフランジ部の他方面側に設けられて車輪の取り付けを案内する円筒状のパイロット部を含み、
構造形態最適化形状を求めさせる工程は、パイロット内径部の奥に向うにつれて内径が小さくなるという条件と、フランジ部の径方向端部から軸受部へ向うにつれて内径が小さくなるという条件に基づいて、トポロジー最適化または領域形状最適化を行うことを含む。
好ましくは、複数の取り付け部は、フランジ部の一方面で軸受から径方向に延びる複数のリブと、各リブの先端側に設けられるボルト孔とを含み、軸受部は、転動体が接触する軌道面およびシールが接触するシール部を含み、フランジ部の他方側面と軸受の軌道面およびシールとボルト孔とパイロットとを形状の変更が不可能な領域として設定され、フランジ部の一方面側形状の変更が可能な領域として設定され、構造形態最適化形状を求める工程は、体積または質量を制約条件として、歪エネルギーまたはある点の変位などを目的関数として入力されたことに応じて、トポロジー最適化または前記領域形状最適化を行うことを含み、寸法を決定する工程は、少なくともフランジ部のリブの幅と肉厚寸法を最適化することを含む。
好ましくは、寸法を決定する工程は、求めた機械構造物の構造形態最適化形状から決定された基本形状に対して有限要素モデルを作成し、応力と剛性の解析を行い、各要素の寸法パラメータが変更されたことに対してメッシュ形状が変更できるようにモーフィングモデルを作成する工程と、各種最適化アルゴリズムを適用して各要素の寸法を最適化する工程とを含む。モーフィングモデルを作成することで、形状変更を容易に行うことができ、リブの厚肉部から薄肉部に至る傾斜面などの形状を任意に設定できる。
好ましくは、寸法を決定する工程において、熱処理により硬化された部位と、熱処理されないもとの柔らかい部位とに分けて応力の許容値を設定することを含む。
この発明によれば、転動体を有する機械構造物の形状をトポロジー最適化または領域形状最適化とパラメータ最適化の2段階で行うことにより、経験によることなく最小体積で最大剛性を得ることができ、さらに応力が規格値を満足できる機械的構造物の形状を求めることができる。
図1はこの発明の一実施形態における転動体を有する機械構造物の一例のハブ軸受に含まれるハブホイールを示す外観斜視図である。図1において、ハブホイール51の一方面である車両インナ側の中心部には、軸受部53が形成されており、強度を高めるために、ある幅と肉厚を有するリブ54が軸受部53の根元から径方向に延びるように、例えば4箇所に形成されている。各リブ54は内径側が厚肉部となっており、外径側の先端部が薄肉部になっている。各リブ54の先端側の薄肉部には、タイヤのホイールをハブホイール51にボルトとナットで締結するために、ボルト孔55が形成されている。
軸受部53には中空孔59が形成されているとともに、図10に示した複列転がり軸受の転動体などが接触する内輪軌道面56が軸受部53の周りの全周にわたって形成されている。リブ54から内輪軌道面56に至る箇所には、鍛造時の金型が抜けるように勾配が形成されている。勾配の一部に小さな段差が設定され、その部分が研磨されて図10に示したシール26が接触するシールランド57が形成されている。パイロット部62は円筒状に形成されている。リブ54や軸受部53などは、機械構造物の一例のハブホイール51における要素を構成している。
図2は構造形態最適化形状を求める前におけるハブホイールの初期形状を示す外観斜視図であり、(A)はフランジ部の一方面側から見た斜視図であり、(B)はフランジ部の他方面側から見た斜視図であり、図3は図2(A)に示す線A−Aに沿う縦断面図であり、(A)は断面をメッシュを付して示した図であり、(B)は後述の形状変更可能領域および形状不可能領域を示した断面図である。
この発明の一実施形態は、トポロジー最適化により図2に示したハブホイール51の初期形状から、剛性やたわみに影響の小さい不必要な肉を削ぐことで剛性の最大化および軽量化を図った構造形態最適化形状を求め、その後図面化し易いように基本形状を決定して、これに対してリブ54の肉厚や幅などの寸法パラメータを最適化して図1に示したハブホイール51の形状を決定することにある。
このために図2に示したハブホイール51は、図1に示したリブ54を形成する前の初期形状をしている。すなわち、図2(A)に示すように、フランジ部52aは、肉厚のある平坦な円板状であって、形状は確定されていない。また、図3(B)に示すように、ディスクロータなどの相手面との取付の関係で、フランジ部52aのメッシュのうち厚み方向要素1列分であるフランジ部52bと、取付用ボルト孔55と、パイロット62は、形状を変更できない箇所であり、これらは荷重に対する負荷容量の関係で内輪軌道面56は形状を変更できない箇所であり、形状変更不可能領域として設定される。さらに、フランジ部52aのうち、図3(B)にクロスハッチで示す領域63と、中空孔59のうちのパイロット62側の内周面であるクロスハッチで示す領域64は形状変更可能領域として設定される。さらに、鍛造時の金型の抜けを考慮して、フランジ部52aは相手部材60との非接触面側において軸受部53へ向うにつれて内径が小さくなるという条件で図3(B)に示すB方向に、またパイロット内径部はパイロット62の内径部の奥に向うにつれて内径が小さくなるという条件で図3(B)に示すC方向に、それぞれ金型が抜け易いように設定される。
図3(A)に示す中空孔59の一方端側は、図10で説明した内輪25と、かしめ部Aとを一体化して示されている。フランジ部52aの一部であるフランジ部52bと相手部材60との接触面にはギャップ要素61が定義されている。
このギャップ要素61は、ハブ軸受の解析のモデル化を行う上で、フランジ部52aと相手部材60とが接触状態であることを表現するために用いられる。接触状態を定義せずにハブ軸受を相手材料と一体であるまたは接触面が全く変形できないものとしてモデル化された場合には、適正な解析を行うことができない。
これは荷重が作用したとき、ハブホイール51のフランジ部52aと相手部材60とが離反すべきところが、拘束されてくっついた状態となり、実際の状態とは異なった解析結果となるためである。これを是正するために、ギャップ要素61を用いて接触解析を行う。ただし、図3ではフランジ部52aと相手部材60の間に隙間をつけて表示しているが、実際にはフランジ部52aと相手部材60は、距離が0であり、したがってギャップ要素61の長さは0である。ギャップ要素61は、両部材が離れるときは何の制約もしないが、接近するときはある剛性を持って反力を生ぜしめる。
なお、接触解析にはギャップ要素61以外にも、非線形要素を用いるものや、マスタースレーブ法などがあり、これらの方法を用いてもよいが、この発明の一実施形態では、ギャップ要素61を用いて接触を考慮したトポロジー最適化を行っている。
また、前述したように、図3(A),(B)において、フランジ部52aの一部であるフランジ部52bは、形状変更不可領域として定義されている。
図3(A)において、軸受部53の一方側および他方側における軌道面肩部には、軸受部53に荷重を加えたときのハブホイール51のたわみを測定するために一例として、測定点y1,y2が規定されている。これらの測定点y1,y2の変位の差は傾きとして求められる。その傾き角θは、y1,y2間の間隔Lに対して変位量δからtanδ/Lで求められる。なお、測定点y1,y2を軸受部53の中空孔59の中心軸に対して周方向に90度ずつずれた4箇所に設けて、それぞれの測定点でたわみを測定してもよい。
図4はこの発明の一実施形態における転動体を有する機械構造物の形状設計方法を実現するための制御装置のブロック図である。図4において、制御装置70は制御部71に接続された入力部72と、表示部73と、印刷部74とを含む。制御部71は形状設計方法を実現するためのプログラムを実行するものであり、入力部72は各種条件などを入力するためのマウスやキーボードを含む。表示部73はハブホイール51の初期形状や演算されて形成されたモデル画像などを表示し、印刷部74はそのモデル画像などを印刷する。
図5はこの発明の一実施形態における構造物の形状設計方法を実行するためのフローチャートである。
制御部71は、図5に示すフローチャートに基づくプログラムを実行すると、表示部73に図2および図3に示したハブホイールの初期形状や断面形状の画像を表示するとともに、オペレータが各種項目について情報を入力部72から入力可能なように表示する。オペレータはその表示を見て、図5に示すステップ(図示ではSPと略称する)SP1,SP2において、入力部72を操作して形状の変更が不可能な領域と可能な領域とを設定する。
すなわち、図2に示したハブホイール51では、図3(A)のメッシュに対して図3(B)で説明したように形状変更可能領域と形状変更不可能領域とを設定する。ステップSP3において、オペレータは、荷重条件,拘束条件,接触条件および鍛造抜き勾配を設定する。荷重条件として路面からハブホイール51に加わる入力荷重を定義し、接触条件として図3に示した相手部材60と、フランジ部52aとの接触部にギャップ要素61を定義する。このとき、現状の解析ソフトの能力から図3(A)で説明したように相手部材60とフランジ部52aとの接触部分におけるフランジ部52a側の要素1列分(フランジ厚み方向に1要素分)は形状変更が不可能な領域とする。また、図3(B)で説明したようにフランジ部52aはB方向に、パイロット62の内径部はC方向に型抜き方向を設定する。
ステップSP4において、目的関数として剛性最大化関数(たわみ角最小化)および歪エネルギー最小化を定義し、制約条件として部材の体積または質量を規定する。さらに、回転対称性を考慮するために、ボルト孔55ごとの軸受部53の中空孔59の軸を中心にして周方向の対称性を考慮する。例えば、ボルト孔55を4個設ける場合には、各ボルト孔55はハブホイール51の他方面に周方向に90度ごとの間隔で設けられる。これらの定義付けがされた後、制御部71は、ステップSP5において、均質化法に基づく方法や、力法に基づく方法によりトポロジー最適化解析または領域形状最適化を行って基本形状を求める。
ここでトポロジー最適化解析とは、空間内に最適な構造形態をとる位相形状を得る手法を云い、どのように部材を配置すれば最適な構造になるかを求める解析である。解析対象よりやや大きめの空間を設定し、必要な箇所を抜出していく方法である。領域形状最適化解析も、目的とするところはトポロジー最適化と同じであるが、構造物の領域(形状)を変化させて求める点がトポロジー最適化解析と異なる。
トポロジー最適化手法としては、例えばBendsoe,M.P.and Kikuchi,N.,“Generating optimal topologies in structural design using a Homogenization method”,Comput.Methods Appl.Mech Engrg.,71(1988).pp.197−224によって提案された均質化法に基づく方法がある。また、力法による最適化手法として、例えば、畔上秀幸,呉志強“線形弾性問題における領域最適化解析(力法によるアプローチ)”、日本機械学界論文集A編,60(578),1994,pp.2312−2318.がある。
さらに、トポロジー最適化を行うために、OptiStruct(Altair Engineering),OptiShape(くいんと),GENESIS(VDOC),NASTRAN(エムエスシー)、領域形状最適化を行うためにOptiShape(くいんと)などのソフトウェアを使用することができる。
図6はトポロジー最適化を説明するために、制約条件として体積を変化させたときの図であり、図7はハブホイールの体積比とたわみとの関係を示す図である。
図6(D)に示したハブホイール51の体積比を1とする。これに対して図6(A)は体積比が1.15、図6(B)は体積比が1.0、図6(C)は体積比が0.85となるようにハブホイール51の余肉部を削ぐとともに剛性の向上を図っている。図6(A)〜(C)は図面の作図上直線で表しているが、実際には曲面形状である。
また、図7の横軸は体積比を示し、縦軸はたわみを示している。図7におけるa〜cは、それぞれ図6(A)〜(C)に示した各形状のハブホイール51の体積比に対するたわみの値を示している。図6(B)と(D)とを比べると体積比は同じであるが、図6(B)の方がたわみの小さい好ましい形状になっている。
図6および図7から明らかなように、体積比が小さくなるほどたわみの値が大きくなっている。このたわみは図3で説明したように、測定点y1,y2の変位の差である。リブ54の肉が削がれて薄肉部および厚肉部の肉厚が薄くされかつ幅が狭くして軽量化されると、たわみが大きくなっており、剛性が弱くなっていることがわかる。たわみが所定の値以下にならないように余肉部の肉を削ぎ、剛性を向上させてトポロジーの最適化が図られる。この実施形態では、重量はそのままで剛性を図6(D)の現行形状以上にすることを目的としたため、最終的に得られたハブ軸受51の形状は図6(B)とした。
図6(B)に示したトポロジー最適化解析で得られる構造形態最適化形状は一般に複雑であり、自由曲面となっているため、そのままの形状に加工するのは困難である。このため、オペレータはステップSP6において、図6(B)の形状をベースに加工し易いように平面や円筒面や円錐面で近似した形状を求め、これを基本形状として決定する。ステップSP7において、決定した基本形状は、3次元CADの画像として表示部73に表示される。このとき必要に応じて印刷部74で印刷を行ってもよい。
前述のステップSP6において、基本形状を平面と円筒面などで近似したことにより、最適値から外れてしまうため、各部の寸法を適宜変更し、最適な寸法を求める。すなわち、ステップSP7における寸法最適化解析用メッシュモデルの作成と連動して、ステップSP8において、オペレータは変更する寸法と変更しない寸法を決定する。
ステップSP9において、ステップSP8で決定した寸法変更箇所に対して、これにモーフィング技術を適用し、厚みなどの設計変数に対して形状を可変させられるモーフィングモデルを作成する。
図8はモーフィングモデルの一例を示しており、リブ54の先端部からシールランドまでの薄肉部と厚肉部との斜面の断面を示したものであり、(A)はリブ54の斜面を膨らませたものであり、(B)は斜面を平坦にしたものであり、(C)は斜面を凹ませたものである。このように、モーフィングモデルは、既存のメッシュモデルを利用して容易にメッシュの変更を行うことができる。このようなモーフィングモデルは、例えばMeshWorks/Morpher(茨城日立情報サービス)、HyperMorph(Altair Engineering),Sofy(エムエスシー)などのモーフィングソフトを用いて作成することができる。
ステップSP10において、オペレータは作成したモーフィングモデルに関して荷重条件や拘束条件などを定義し、有限要素解析用モデルを作成する。そして、ステップSP11において、例えば、ABAQUS(アバカス)、Marc(エムエスシー),NASTRAN(エムエスシー)などの有限要素解析ソフトを用いて各部の応力と変位を計算して構造解析を実行する。有限要素解析では、接触などを考慮した非線形解析を行い、大規模問題には領域分割法を用いてもよい。
ステップSP12において解析結果を得ると、その結果を取込み、HyperStudy(Altair Engineering),iSIGHT(エンジニアス),Optimus(サイバネット)などの寸法最適化ソフトにより、ステップSP13において、寸法が最適化されたか否かを判別する。
最適化されていなければステップSP14において、最適化手法により寸法の変更を行う。最適化手法のアルゴリズムとして、数理的手法,応答曲面法などの近似的手法、実験計画法,遺伝的アルゴリズム(GA)シミュレーテッドアニーリング(SA)などの探索的手法が適用できる。変更した寸法をステップSP9でモーフィングモデルに反映させ、以下ステップSP10〜ステップSP14を繰り返す。図9は、7つの寸法パラメータh,b,y,x,y,x,yを設定する場合の例である。
図9において、(A)はハブホイールを半分に切断して表したモデルの外観斜視図であり、(B)は(A)に示したリブの厚肉部から先端部の薄肉部までのモデルを上から見た図であり、(C)は(A)に示したリブの厚肉部から先端部の薄肉部までのモデルの勾配の断面図であり、(D)は(A)に示したリブ54の厚肉部から先端部の薄肉部にいたるモデルの勾配部分を抽出した一部破断斜視図である。図9において、半分に切断したモデルを用いたのは計算量を減らして解析するためであり、対称性がある場合は、通常このような手法を用いる。
寸法パラメータhは図9(C),(D)に示すようにリブ54の先端部における薄肉部の高さであり、寸法パラメータbは図9(B),(D)に示すようにリブ54の半分の幅であり、寸法パラメータfは図9(B)に示すようにリブ54の厚肉部接線端点であって固定値である。寸法パラメータf〜fは図9(D)に示すようにリブ54における厚肉部から薄肉部までの各部の値である
寸法パラメータf〜fの括弧内の記号xはX軸上の高さを示し、yはリブ54のY軸上の位置を示している。X,Yはシールランド57から連なる段部における予め定められた固定値である。入力部12から固定値であるf,X,Yを入力すると、ステップSP10〜SP14の処理により、7つの寸法パラメータh,b,y,x,y,x,yが設定され、寸法パラメータf〜fが決められるので、リブ54の薄肉部や厚肉部における形状が決められる。
また、図9(A)に示すように軸受部53の内輪軌道面56とシールランド57との表面は、クロスハッチで示す焼入れ領域58として定義されており、その他の領域は非焼入れ領域として定義されている。最適化の制約条件として応力の上限の値を求める場合があるが、焼入れ領域58には非焼入れ領域に対して相対的に高い許容応力を設定し、材料の能力を最大に使い切るようにする。
ステップSP13において、設定された寸法パラメータにより形状が最適と判定されるとステップSP10における有限要素解析入力モデルが最適形状として決定されて出力される。
上述のごとく、この実施形態によれば、形状の最適化をトポロジー最適化とパラメータ最適化の2段階で行うことにより、経験によることなく、ハブホイール51のリブ54の幅や厚みを決定して最適形状を求めることができる。これにより、余分な肉を削ぐことができ、軽量化を図りながら最小体積で最大剛性を得ることができ、さらに応力が規格値を満足できるハブホイール51を得ることができる。
なお、上述の説明では、この発明をハブホイール51の最適形状を求める場合に適用したが、これに限ることなく、その他の等速ジョイント,ロッカーアームなどのように転動体を有し、複数の要素を有する機械構造物の最適形状を求める場合にも適用することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明の転動体を有する機械構造物の形状設計方法は、自動車用軸受であるハブ軸受におけるハブホイール,等速ジョイント,ロッカーアームなどの設計に利用される。
この発明の一実施形態における転動体を有する機械構造物の一例のハブ軸受に含まれるハブホイールを示す外観斜視図である。 トポロジー最適形状を求める前におけるハブホイールの初期形状を示す外観斜視図であり、(A)はフランジ部の一方面側から見た外観斜視図であり、(B)はフランジ部の他方面側から見た外観斜視図である。 図2(A)に示す線A−Aに沿う縦断面図である。 この発明の一実施形態における転動体を有する機械構造物の形状設計方法を実現するための制御装置のブロック図である。 この発明の一実施形態における転動体を有する機械構造物の形状設計方法を実行するためのフローチャートである。 トポロジー最適化を説明するために、制約条件としての体積を変化させたときの図である。 ハブホイールのたわみと体積比との関係を示す図である。 モーフィングモデルの一例を示しており、リブの先端部からシールランドまでの断面を示したものである。 寸法最適化を説明するためのモデルを示す図である。 従来のハブ軸受の縦断面図である。
符号の説明
51 ハブホイール、52,52a フランジ部、53 軸受部、54 リブ、55 ボルト孔、56 内輪軌道面、57 シールランド、58 焼入れ領域、59 中空孔、60 相手部材、61 ギャップ要素、62 パイロット、70 制御装置、71 制御部、72 入力部、73 表示部、74 印刷部。

Claims (7)

  1. 転動体を支持する軸受部と、前記軸受部から径方向に延びる複数の取付け部とを有する機械構造物の形状を、コンピュータを用いて求める形状設計方法であって、
    ユーザによって、前記軸受部を形状の変更が不可能な領域として設定させ、前記取付け部を形状の変更が可能な領域として設定させる工程と、
    ユーザによって、前記機械構造物に加わる入力荷重と、前記機械構造物の剛性を最大にするための剛性最大化関数と、体積または質量とを入力させる工程と、 前記設定,入力された情報を前記コンピュータの記憶部に記憶させる工程と、
    前記記憶された情報に基づいて、前記コンピュータの演算部によって、予め定める体積比とたわみに対する関係に基づいて、前記取付け部の肉厚部を薄くし、かつ幅を狭くすることにより体積を変化させて、体積比に対するたわみを演算させる工程と、
    前記コンピュータの演算部によって、前記求めたたわみが所定の値以下にならないように前記剛性最大化関数に基づく剛性を維持しながら前記取付け部の余肉部を削ぎ、トポロジー最適化または領域形状最適化を行って構造形態最適化形状を求めさせる工程と、
    ユーザによって前記構造形態最適化形状に近似した寸法パラメータを入力させる工程と、
    前記入力された寸法パラメータを前記コンピュータの記憶部に記憶させる工程と、
    前記コンピュータの演算部によって、前記記憶された寸法パラメータと連動する有限要素解析を行って前記取付け部の各部の寸法を変更させる工程とを備える、転動体を有する機械構造物の形状設計方法。
  2. 前記構造形態最適化形状を求めさせる工程は、均質化法,密度法あるいは力法などに基づく方法により前記トポロジー最適化または前記領域形状最適化を行うことを含む、請求項1に記載の転動体を有する機械構造物の形状設計方法。
  3. 前記機械構造物は、前記複数の取り付け部を含むとともに、車輪に接触するための円板状またはその一部を切り欠いたフランジ部を含み、
    記構造形態最適化形状を求めさせる工程は、前記フランジ部に荷重を加えたときに前記車輪と前記フランジ部とが接触している状態であることを考慮しながら、前記トポロジー最適化または前記領域形状最適化を行うことを含む、請求項1または2に記載の転動体を有する転動体を有する機械構造物の形状設計方法。
  4. 前記軸受部は前記径方向に交差する一方方向に延びるように前記フランジ部の一方面側に設けられており、さらに前記径方向に交差する他方方向に延びるように前記フランジ部の他方面側に設けられて前記車輪の取り付けを案内する円筒状のパイロット部を含み、
    記構造形態最適化形状を求めさせる工程は、前記パイロット内径部の奥に向うにつれて内径が小さくなるという条件と、前記フランジ部の径方向端部から前記軸受部へ向うにつれて内径が小さくなるという条件に基づいて、前記トポロジー最適化または前記領域形状最適化を行うことを含む、請求項に記載の転動体を有する機械構造物の形状設計方法。
  5. 前記複数の取り付け部は、前記フランジ部の一方面で前記軸受から径方向に延びる複数のリブと、前記各リブの先端側に設けられるボルト孔とを含み、
    前記軸受部は、前記転動体が接触する軌道面およびシールが接触するシール部を含み、
    前記フランジ部の他方側面と前記軸受の軌道面およびシールと前記ボルト孔とパイロットとを形状の変更が不可能な領域として設定させ、前記フランジ部の一方面側形状の変更が可能な領域として設定させ、
    前記構造形態最適化形状を求めさせる工程は、体積または質量を制約条件として、歪エネルギーまたはある点の変位などを目的関数として入力されたことに応じて、前記トポロジー最適化または前記領域形状最適化を行うことを含み、
    前記寸法を決定させる工程は、少なくとも前記フランジ部のリブの幅と肉厚寸法を最適化することを含む、請求項に記載の転動体を有する機械構造物の形状設計方法。
  6. 前記寸法を決定させる工程は、
    前記求めた機械構造物の構造形態最適化形状における各要素の寸法パラメータが変更されたことに応じて、前記基本形状に対して有限要素モデルを作成し、応力と剛性解析を行い、前記寸法パラメータが変更されたことに対してメッシュ形状が変更できるようにモーフィングモデルを作成させる工程と、
    各種最適化アルゴリズムを適用して前記各要素の寸法を最適化させる工程とを含む、請求項1からのいずれかに記載の転動体を有する機械構造物の形状設計方法。
  7. 前記寸法を決定させる工程において、熱処理により硬化された部位と、熱処理されないもとの柔らかい部位とに分けて評価基準を設定させることを含む、請求項1からのいずれかに記載の転動体を有する機械構造物の形状設計方法。
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