JP2006226318A - 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一方向クラッチの潤滑性能を向上することができ、長寿命化を図ることができる一方向クラッチ内蔵型プーリ装置を提供する。
【解決手段】一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10は、一方向クラッチ13のばね24を板ばねとし、ばね24が、ころ22と接触する部分近傍に潤滑剤溜まりsを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、一方向クラッチ内蔵型プーリ装置に関するものであり、特に、自動車用補機であるスタータ、オルタネータ、クランクプーリ、コンプレッサや、エンジンアイドルストップ時の補機駆動用等として使用する一方向クラッチ内蔵型プーリ装置に関するものである。
例えば、近年のオルタネータでは、高性能・高出力化がますます進み、高回転・高荷重・高温・振動等が過酷になっており、エンジンの高出力化に伴いベルトの種類も様々であるが、更に条件が厳しい状況にある。また、エンジン等の微小角速度変動は、ベルトのばたつきやベルト鳴きを発生させる。このため、ベルト寿命の向上・異音問題を解決する一方向クラッチ内蔵型プーリ装置は、市場において需要が高まりつつあるのが現状である。
従来のオルタネータに組み込まれる一方向クラッチ内蔵型プーリ装置は、エンジンのクランク軸に固定された駆動プーリからの駆動ベルト(無端ベルト)が掛け渡される従動プーリと、オルタネータの回転軸に固定されるスリーブとを備え、従動プーリとスリーブとの間に、一方向クラッチ及び一対のサポート軸受が配置されている。
例えば、図12に示される一方向クラッチ100は、従動プーリ110の軸方向中間部の内周面に内嵌されるクラッチ外輪101と、スリーブ120の軸方向中間部の外周面に外嵌され、外周面にカム面(図示せず)が形成されるクラッチ内輪102と、クラッチ外輪101の内周面とクラッチ内輪102のカム面とのくさび空間に回動自在に配設される複数のころ103とを備えている。また、一方向クラッチ100は、各ころ103を個別に収容する複数のポケットを有するクラッチ保持器104と、クラッチ保持器104に支持され、各ころ103をロック方向に弾性的に押圧するばね105とを備えている。また、くさび空間には、潤滑剤としてのグリースGが封入されている。なお、図12(a)は、説明のため、一対のサポート軸受を図示省略している。
そして、従動プーリ110の回転角速度がオルタネータの回転軸の回転角速度より速い場合には、一方向クラッチ100のころ103のくさび作用によって、従動プーリ110とスリーブ120とが相対回転不能(ロック状態)になり、エンジンの回転力がオルタネータの回転軸に伝達される。一方、速度変動や微小角速度変動等、従動プーリ110の回転角速度がオルタネータの回転軸の回転角速度より遅い場合には、従動プーリ110とスリーブ120との相対回転が自在(オーバーラン状態)となる。従って、クランク軸の回転角速度が変動した場合でも、一方向クラッチ100の作用により、無端ベルトと従動プーリ110が擦れ合うことが防止され、鳴きと呼ばれる異音の発生や摩耗による無端ベルトの寿命低下を防止すると共に、オルタネータの発電効率が低下することを防止できる。
ところで、一方向クラッチ内蔵型プーリ装置では、回転運動により遠心力が発生し、図12(a)に示すように、ころ103とクラッチ内輪102間、及びころ103とクラッチ外輪101間にあるグリースGが拡散され、くさび空間内のグリースGが不足する可能性がある。このため、従来の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置においては、潤滑性能を向上するよう、潤滑剤溜まりを形成することが提案されている(例えば、特許文献1〜6参照。)。
特許文献1に記載のプーリ装置は、すべり軸受とプーリとの間に潤滑剤溜まりを形成する。特許文献2に記載のプーリ装置は、保持器の外径を縮径した部分或いはプーリの外径に、潤滑剤溜まりを形成する。特許文献3に記載のプーリ装置は、保持器のポケットを利用して潤滑剤溜まりを形成する。特許文献4に記載のプーリ装置は、クラッチのカム面に溝を形成し、潤滑剤溜まりを構成する。特許文献5に記載のプーリ装置は、クラッチ内輪及びクラッチ保持器に潤滑剤溜まりを形成する。また、特許文献6に記載のプーリ装置は、クラッチ外輪とクラッチ保持器との間に比較的大きな空間を設けて、潤滑剤溜まりを構成する。
特開2002−188709号公報 特開2002−106686号公報 特開2001−108069号公報 特開2001−90751号公報 特開平10−115363号公報 特開2001−32911号公報
ところで、特許文献1,2,6に記載のプーリ装置では、潤滑剤溜まりが一方向クラッチの軸方向外方に設けられており、各軌道面と転動面との間での潤滑性能を向上することが望まれる。また、特許文献3に記載のプーリ装置では、クラッチ保持器のポケットが潤滑剤溜まりとして利用されるため、必要なころ数を組み込むために装置が大型化するという問題がある。また、特許文献4に記載のプーリ装置は、クラッチ内輪に溝加工を施すため、製造が困難である。さらに、特許文献5に記載のプーリ装置も、クラッチ内輪の加工は、製造が困難であり、また、クラッチ保持器に潤滑剤溜まりを形成する場合には、保持器の剛性が低下する虞がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、一方向クラッチの潤滑性能を向上することができ、長寿命化を図ることができる一方向クラッチ内蔵型プーリ装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)スリーブと、
該スリーブの周囲に該スリーブと同心に配置されるプーリと、
クラッチ外輪と、クラッチ内輪と、該クラッチ外輪の内周面と該クラッチ内輪の外周面の一方に形成されるカム面と、他方に形成される円筒面との間に設けられる複数のころと、該ころを収容するポケットを構成する保持器と、前記ころを前記カム面及び前記円筒面と係合する方向に弾性的に押圧するばねとを備え、前記プーリと前記スリーブの一方が他方に対し所定方向に相対回転する傾向となる場合にのみ前記プーリと前記スリーブとの間で回転力の伝達を自在とする一方向クラッチと、
外輪と、内輪と、該外輪の内周面と該内輪の外周面との間に設けられる複数の転動体とを備え、前記スリーブと前記プーリとを相対回転可能に支持するサポート軸受と、
を有し、
前記ばねは、板ばねであり、前記ころと接触する部分近傍に潤滑剤溜まりを有することを特徴とする一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
本発明の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置によれば、一方向クラッチのばねを板ばねとし、ばねが、ころと接触する部分近傍に潤滑剤溜まりを有するので、潤滑剤溜まりがころの転動面に近接し、また、軌道面にも最近傍に位置するので、一方向クラッチの潤滑性能を向上することができ、長寿命化を図ることができる。
以下、本発明の各実施形態に係る一方向クラッチ内蔵型プーリ装置について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態であるオルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置を説明するための断面図である。
図1に示されるように、第1実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10は、オルタネータ等の補機を駆動するためのもので、図示されない回転軸が内嵌されるスリーブ11を有する。スリーブ11の周囲には、外周面にベルト溝12aが形成されたプーリ12がスリーブ11と同心に配置されている。また、スリーブ11の外周面とプーリ12の内周面との間で、この間に形成される環状空間の軸方向中間部には、一方向クラッチ13が配置されており、上記環状空間の軸方向両端部には、一方向クラッチ13を挟持するようにして、例えば、深溝玉軸受等の一対のサポート軸受14a,14bが配設されている。
一方向クラッチ13は、プーリ12がスリーブ11に対して所定方向に相対回転する傾向となる場合にのみプーリ12からスリーブ11への回転力を伝達する。また、一対のサポート軸受14a,14bは、プーリ12に加わるラジアル荷重を支承しつつ、スリーブ11とプーリ12との相対回転を可能とする。
サポート軸受14a,14bは、スリーブ11の小径部の外周面に外嵌される内輪15と、プーリ12の内周面に内嵌される外輪16と、内輪15と外輪16の両軌道面間に配置された転動体である複数の玉17と、玉17を転動自在に保持する保持器18とを備えている。また、サポート軸受14a,14bは、上記環状空間の軸方向両側に配置され、外部からの異物の浸入や内部からのグリース等の潤滑剤の漏洩を防止するシール部材19を有している。
一方向クラッチ13は、プーリ12の内周面に圧入固定されるクラッチ外輪20と、スリーブ11の大径部の外周面に圧入固定されるクラッチ内輪21と、クラッチ外輪20とクラッチ内輪21との間に回動自在に配設された係合子である複数のころ22とを備えている。図2に示すように、クラッチ内輪21の外周面は、複数のランプ面21aが円周方向に所定の間隔で設けられたカム面を形成する。ころ22は、各ランプ面21aとクラッチ外輪20の内周面に形成された円筒面20aとから構成されるくさび空間Sに回転自在に保持されている。
また、一方向クラッチ13は、各ころ22を個別に収容する複数のポケットを有するクラッチ保持器23と、各ころ22をロック方向に弾性的に押圧するばね24とを備えている。
ここで、クラッチ保持器23は、図3に示すように、ころ22の幅と略同一な間隔を持って配置される一対の円環部25と、一対の円環部25を連結するころ22と同数の複数の橋部26を備えており、一対の円環部25と互いに隣接する橋部26とでころ22を収容する各ポケットを構成する。一対の円環部25の内周面には、ランプ面21aの軸方向両端部と係合する凸部27が形成されており、クラッチ保持器23とクラッチ内輪21は回転一体に固定される。
一対の円環部25の内側面側で、各橋部26の軸方向中間部及び軸方向両端部には、各橋部26の外周面から径方向外方に突出する中央柱部28及び両端柱部29が形成されている。
また、図3及び図4に示すように、ばね24は、板ばねであり、その基部24aを中央柱部28と両端柱部29によって固定され、橋部26の上方にそれぞれ配置される。また、ばね24は、基部24aの両端を折り曲げることで押圧部24bを構成する。さらに、ばね24は、押圧部24bの先端部を波状に湾曲させ、ころ22と接触する2つの凸部24c、24dとの間にグリース溜まり(潤滑剤溜まり)sを構成する凹状の微小空間を形成する。
上記のように構成される一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10では、プーリ12の回転角速度が、例えばオルタネータの回転軸の回転角速度より速い場合には、一方向クラッチ13のころ22がくさび作用によってクラッチ内輪21のランプ面21aとクラッチ外輪20の円筒面20aとの間に噛み込まれて、プーリ12とスリーブ11とが相対回転不能(ロック状態)となり、エンジンの回転力がオルタネータの回転軸に伝達される。一方、プーリ12の回転角速度がオルタネータの回転角速度より遅い場合には、ころ22の噛み込みが解除されて、プーリ12とスリーブ11との相対回転が自在(オーバーラン状態)となる。
また、一方向クラッチ13が回転することで遠心力が発生するが、ばね24によって形成されるグリース溜まりs内のグリースによって、ころ22の軌道面、さらに、ばね24の近傍に位置するクラッチ外輪20及びクラッチ内輪21の軌道面を良好に潤滑することができる。これにより、ベルトのスリップや鳴き等の現象を防止し、ベルト寿命の向上を図ることができる。
特に、オーバーラン状態では、クラッチ内輪21の速度がクラッチ外輪20の速度より速くなり、ころ22が自転する際にばね24と擦れる。この際、ばね24の先端部がグリース溜まりsを構成することから、ころ22とばね24との間の潤滑性が向上され、ばね24の摩耗を軽減することができる。
従って、本実施形態の一方向クラッチプーリ装置10によれば、一方向クラッチ13のばね24を板ばねとし、ばね24が、ころ22と接触する部分近傍にグリース溜まりsを有するので、グリース溜まりsがころ22の転動面に近接し、また、クラッチ外輪20及びクラッチ内輪21の軌道面にも最近傍に位置するので、一方向クラッチ13の潤滑性能を向上することができ、長寿命化を図ることができる。
当該ばね24は、板厚0.1〜0.25mm程度と薄板であるため、プレス加工にて廉価かつ容易にグリース溜り形状を製作することが可能である。
なお、本実施形態のばね24の先端部は、ころ22との接触部位にグリース溜まりsを形成するものであれば、種々の変更が可能である。例えば、図5に示される第1の変形例のように、押圧部24bの先端側を軸方向外側に折り曲げた後、グリース溜まりsを形成するように先端部を波状に湾曲させたものであってもよい。この場合、グリース溜まりsは、軸方向外側に折り曲げることによって形成される凸部24eと、波状に湾曲することで形成される凸部24fとの間に構成される。
さらに、図3や図5では、グリース溜まりsを折り曲げによって形成される2つの凸部24c,24d(24e,24f)との間に形成したが、図6及び図7に示される第2、第3の変形例のように、グリース溜まりsは、折り曲げによる凸部24c(24e)と端面24gとによって形成されてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態における一方向クラッチ内蔵型プーリ装置について図8を参照して説明する。なお、第1実施形態と同等部分については同一符号を付して、説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置30は、一方向クラッチ31のクラッチ保持器32及びばね33の形状が第1実施形態のものと異なる。
図8及び図9に示されるように、クラッチ保持器32は、ころ22の幅と略同一な間隔を持って配置される一対の円環部34と、一対の円環部34を連結するころ22と同数の複数の橋部35を備えており、一対の円環部34と互いに隣接する橋部35とでころ22を収容する各ポケットを構成する。一対の円環部34の内周面には、クラッチ内輪21の隣接するランプ面21a間に形成される凹部21bと軸方向に亘って係合する凸部36が形成されており、クラッチ保持器32とクラッチ内輪21は回転一体に固定される。
図8〜図10に示すように、ばね33は、この橋部35に嵌めこまれるようにしてクラッチ保持器32に取り付けられており、橋部35と略同じ長さを有して橋部35の上面を覆う基部33aと、基部33aの略中央に設けられ、下端に押圧部33bを有する中間支持部33cと、基部33aの両端に設けられ、中間支持部33cとともに橋部35を挟み込む両端支持部33dとを有する。
また、押圧部33bは、中央支持部33cとの取付け部分からころ22と近接する方向に湾曲されており、押圧部33bの先端部を波状に湾曲させ、ころ22と接触する2つの凸部33e,33fとの間にグリース溜まり(潤滑剤溜まり)sを構成する凹状の微小空間を形成する。
従って、本実施形態の一方向クラッチプーリ装置30においても、一方向クラッチ31のばね33を板ばねとし、ばね33が、ころ22と接触する部分近傍にグリース溜まりsを有するので、グリース溜まりsがころ22の転動面に近接し、また、クラッチ外輪20及びクラッチ内輪21の軌道面にも最近傍に位置するので、一方向クラッチ13の潤滑性能を向上することができ、長寿命化を図ることができる。
その他の構成、及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
なお、本実施形態においても、ばね33の先端部は、ころ22との接触部位にグリース溜まりsを形成するものであれば、種々の変更が可能である。例えば、図11に示される第1の変形例のように、押圧部33bの先端側を軸方向内側に折り曲げた後、グリース溜まりsを形成するように先端部を波状に湾曲させたものであってもよい。この場合、グリース溜まりsは、軸方向外側に折り曲げることによって形成される凸部33gと、波状に湾曲することで形成される凸部33hとの間に構成される。また、本実施形態においても、第1実施形態同様、グリース溜まりsは、押圧部の凸部と端面によって形成することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
本実施形態では、ばねの円周方向に凹状の微小空間を設けてグリース溜まりを構成したが、ばねの径方向に凹状の微小空間を形成し、グリースが遠心力によって径方向外方に拡散されるのを防止するようにしてもよい。また、グリース溜まりをばねの円周方向と径方向両方に設けるようにしてもよい。
また、グリース溜まりは、ばねの先端部を湾曲することで、複数形成されてもよい。
本発明において、一方向クラッチの軸方向両側に配置されたサポート軸受は、深溝玉軸受以外の形式の転がり軸受であってもよい。また、サポート軸受は、軸方向片側のみに配置されてもよい。
本発明の一方向クラッチのクラッチ内輪、クラッチ外輪、又、サポート軸受の内輪、外輪は、従動プーリ或いはスリーブと一体に形成されてもよい。
本実施形態では、一方向クラッチ内蔵型プーリ装置はオルタネータの回転軸と従動プーリ間に装着されたが、スタータのプーリと回転軸間に装着されてもよく、この場合には、内輪の外周面を円筒面とし、外輪の内周面にカム面を形成し、内輪が外輪に対して所定方向に相対回転する傾向となる場合にのみ、内輪と外輪との間で回転力の伝達が自在となる。
また、一方向クラッチ内蔵型プーリ装置がエンジンアイドルストップ機構の補機駆動用として適用される場合には、エンジン停止時にコンプレッサ等の補機を専用のモータにて駆動するため、エンジンの回転変動は受けないが、補機駆動用モータから発生する回転変動を受ける構成となる。
本発明の第1実施形態として示す一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の断面図である。 図1のII−II線に沿った一方向クラッチの断面図である。 (a)は、図2の一方向クラッチを、外輪を除いた状態で示す上面図であり、(b)は、(a)の要部拡大図である。 第1実施形態の一方向クラッチのばねを示す斜視図である。 第1実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の第1の変形例を示し、一方向クラッチを、外輪を除いた状態で示す上面図である。 第1実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の第2の変形例を示し、一方向クラッチを、外輪を除いた状態で示す上面図である。 第1実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の第3の変形例を示し、一方向クラッチを、外輪を除いた状態で示す上面図である。 本発明の第2実施形態として示す一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の一方向クラッチの断面図である。 図8の一方向クラッチを、外輪を除いた状態で示す上面図である。 第2実施形態の一方向クラッチのばねを示す斜視図である。 第2実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の第1の変形例を示し、一方向クラッチを、外輪を除いた状態で示す上面図である。 (a)は、従来の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置を示す断面図であり、(b)は、(a)の一方向クラッチを、外輪を除いた状態で示す上面図である。
符号の説明
10,30 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
11 スリーブ
12 従動プーリ
13 一方向クラッチ
14a,14b サポート軸受
15 内輪
16 外輪
17 玉(転動体)
18 保持器
19 シール部材
20 クラッチ外輪
21 クラッチ内輪
22 ころ
23,32 クラッチ保持器
24,33 ばね
s グリース溜まり(潤滑剤溜まり)

Claims (1)

  1. スリーブと、
    該スリーブの周囲に該スリーブと同心に配置されるプーリと、
    クラッチ外輪と、クラッチ内輪と、該クラッチ外輪の内周面と該クラッチ内輪の外周面の一方に形成されるカム面と、他方に形成される円筒面との間に設けられる複数のころと、該ころを収容するポケットを構成する保持器と、前記ころを前記カム面及び前記円筒面と係合する方向に弾性的に押圧するばねとを備え、前記プーリと前記スリーブの一方が他方に対し所定方向に相対回転する傾向となる場合にのみ前記プーリと前記スリーブとの間で回転力の伝達を自在とする一方向クラッチと、
    外輪と、内輪と、該外輪の内周面と該内輪の外周面との間に設けられる複数の転動体とを備え、前記スリーブと前記プーリとを相対回転可能に支持するサポート軸受と、
    を有し、
    前記ばねは、板ばねであり、前記ころと接触する部分近傍に潤滑剤溜まりを有することを特徴とする一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
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