JP5514508B2 - 液圧式防振マウント及び該液圧式防振マウントを備えている車両 - Google Patents

液圧式防振マウント及び該液圧式防振マウントを備えている車両 Download PDF

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Description

本発明は、液圧式防振マウント、及び該液圧式防振マウントを備えている車両に関する。
より具体的には、本発明は、高剛性な第1の構成部品と第2の構成部品との間において減衰させることを目的として挿置されるようになっている液圧式防振マウントに関する。この液圧式防振マウントは、
2つの高剛性な構成部品に固定されるようになっている第1の支持部材及び第2の支持部材と、
第1の構造プレートと、
2つの支持部材を互いに接続させ、第1の構造プレートと共に液体充填式動作チャンバを形成している弾性体と、
液体が充填され、第1の共振周波数を有し、動作チャンバを中間チャンバに連結する第1の制限通路と、
主ポートを備えている第2の構造プレートと、
第2の構造プレート共に液体充填式補償チャンバを形成している可撓性を有しているベローと、
液体が充填され、第2の共振周波数を有している第2の制限通路と、
を備えている。
特許文献1は、このような液圧式マウントに関し、ピストンが中間チャンバ内で移動し、第1の防振マウントに作用する振動の振幅の関数として補償チャンバに向かう制限通路の延長を開閉し、バネによって通常位置に復帰することを開示している。
このタイプの防振マウントは、中間チャンバ内で一体部品の移動を利用することが必要とされるという欠点を有しているので、妨害電波の恐れ、及びマウント組立体が複雑になることがあった。
国際公開第WO2004/081408号パンフレット
本発明の目的は、特に先行技術の欠点を解消しつつ改善さえた防振マウントを提供することである。
この目的を達成するために、本発明では、上述のタイプの防振マウントは、第2の制限通路が補償チャンバを中間チャンバに連結するか、又は補償チャンバを動作チャンバに連結しており、液圧式防振マウントが、第1の構造プレートと共に補助チャンバを形成している可撓性を有している膜を備えており、可撓性を有している膜が、補助チャンバを中間チャンバから密閉状態で分離し、可撓性を有している膜が、主ポートを閉じるように変形するために配置されており、補助チャンバが、逆止弁を備えている第1の流路によって動作チャンバから供給されており、補助チャンバが、第2の流路によって補助チャンバに供給することを特徴とする。
このような装置によって、妨害電波の恐れが低減される。さらに、可撓性を有している膜が付加的な復帰ポートを必要とせず、自身の弾性特性によって通常位置に復帰するので、マウント組立体が単純化される。
本発明の好ましい実施例では、1つ以上の以下の装置が利用される場合がある。
− 可撓性を有している膜が、自身が主オリフィスを閉じていない通常位置を有しており、可撓性を有している膜が、補助チャンバと中間チャンバとの圧力差が第1の所定値よりも小さい場合に、自身の弾性特性によって復帰する防振マウント。
− 可撓性を有している膜が、補助チャンバと中間チャンバとの圧力差が所定のしきい値を越えた場合に、主ポートを閉じるように配置されている防振マウント。
− 第1の構造プレートが、逆止弁が設けられている少なくとも1つの入口ポートを備えている防振マウント。
− 第2の構造プレートが、第2の流路に形成されている調整穴を備えており、補助チャンバを補償チャンバに永続的に接続している防振マウント。
− 可撓性を有している膜が、弾性材料から作られている防振マウント。
− 可撓性を有している膜が、主ポートの前に配置され、且つ、主ポートの直径よりも大きな直径を有している補剛インサートを備えている防振マウント。
− 第1の共振周波数が15Hz〜200Hzであり、第2の共振周波数が20Hz未満である防振システム。
− 逆止弁が、可撓性を有している弾性膜を備えており、弾性膜が、第1の構造プレートと第1の構造プレートと共に固定された支持グリッドとの間に遊びを有した状態で配置されており、逆止弁の可撓性を有している弾性膜が、第1の構造プレート内に配置されている少なくとも1つの入口ポートに面しており、支持グリッドが、補助チャンバと連通しており、逆止弁の可撓性を有している弾性膜が、逆止弁が所定のしきい値よりも低い状態において動作チャンバの容積を変化させるように開口している状態で、第1の構造プレートと支持グリッドとの間で自由に振動するように配置されている防振マウント。
− 支持グリッドが、間隙によって等角に分離されている周囲部分を備えており、逆止弁が、可撓性を有している弾性膜を径方向外側に形成し、且つ弾性部材から成る厚肉の外縁を備えており、周囲部分と第1の構造プレートとの間において軸方向に把持されており、厚肉の外縁が、間隙において第1の構造プレートから取り外されるように配置されており、これによりしきい値よりも高い状態において動作チャンバの容積を変化させるように、逆止弁を開口する防振マウント。
− 支持グリッドが、可撓性を有している弾性膜を内部に形成し且つ弾性材料から成る厚肉の内縁が遊び無く設けられている中実の中心部分を備えており、厚肉の内縁が、第1の構造プレートと支持グリッドとの間において軸方向に把持されている防振マウント。
− 支持グリッドの中心部分が、弾性を有しているラグによって、第1の構造プレートに形成された穴内部にて固定されており、支持グリッドの周囲部分が、第1の構造プレートの下に配置されているリムを備えている防振マウント。
さらに、本発明のさらなる目的は、本体と、少なくとも1つの上述の防振マウントによって本体に接続されているエンジンとを備えている車両を提供することである。
本発明のさらなる特徴及び利点は、添付図面に関連して非限定的な例として付与された2つの実施例についての以下の説明から明らかとなる。
少なくとも1つの本発明の第1の実施例における液圧式防振マウントによって支持されているエンジンを備えた自動車両の概略図である。 図1の自動車両の防振マウントの上面図である。 図1の自動車両の防振マウントの分解図であり、一部が断面図になっている。 図2の断面IV−IVに沿った、図1の自動車両の防振マウントの垂直断面図である。 図1の防振マウントの第1の構造プレートの詳細図である。 可撓性を有している膜が動作位置にあり、逆止弁が開位置になる場合における、図4に類している図である。 図1の防振マウントの第2の構造プレートの詳細図である。 本発明の第2の実施例における、図4に類している図である。 本発明の第3の実施例における、図4に類している図である。 本発明の第4の実施例における、図4に類している図である。 第4の実施例の逆止弁を表わす。
様々な図面において、同一の参照符号は、同一の又は類する構成部品を示している。
図1は、自動車両Vを表わす。本発明の実施例では、図2、図3、及び図4に表わすように、自動車両の本体CVは、少なくとも1つの液圧式防振マウント1によってエンジンMを支持している。
この防振マウント1は、図示する実施例において、
中実金属部品の形態をした高剛性な第1の支持部材7であって、例えば略平坦な頂面を有し、略垂直な軸Z1を中心として回転し、ネジを受容するための雌ネジ部分70を備えており、且つ、概略的に中心軸Z1に沿って上方に面し、例えば車両のエンジンMに固定されるように配置されている第1の支持部材であって、このような高剛性な第1の支持部材7が、テーパ状部分72を有しており、第1の支持部材の下面には、ドーム71が軸Z1を中心として下向きに開口している第1の支持部材と、
直接又は中間部品を介して例えば車両の本体CVに固定されるように配置されている例えば金属製の高剛性な第2の支持部材9であって、このような第2の支持部材9が、厚肉状のシェルの形態とされ、好ましくは軸Z1に関して軸対称とされており、このような厚肉状のシェルが、上方に向かって開口しているフレア状の上側部分90と、上側部分に隣接している頚部91と、頚部91に隣接している円筒状の中心部分92と、円筒状の中心部分92に隣接し且つ径方向内側に延在している、ビード93の形態をした下側部分と、を有しており、このようなビード93が、車両の本体CVに設けられたフランジに載置されるように配置されている第2の支持部材と、
特にエンジンMの重量に起因する静荷重に対して変形し且つ耐性を有するように配置されている弾性体14であって、
ドーム71に結合され且つ外側に覆い被されたクラウン140と、上方に延在し、軸Z1を中心として回転し、且つ第1の支持部材のテーパ状部分72を囲んでいる横方向突起141と、フレア状の上側部分90の高さにおいて高剛性な第2の支持部材9に結合され且つ外側に覆い被された環状のベース142との間に延在している例えば略鐘状の形態をした弾性体と、
を備えている。
さらに、高剛性な第2の支持部材9は、図面に表わす実施例のように、外側部分96及び内側部分95の両方の上で弾性体14と一体化された弾性材料から成る層によって覆われている。
さらに、第1の構造プレート2は、図5に表わすように、軸Zに対して垂直に延在している第2の支持部材9に固定されており、軸Z1を中心とした略ディスク状の形状とされる。この第1の構造プレートは、
円状の周囲部を有し、軸Z1を中心として配置され、軸Z1を中心として穿孔された中心孔21を有している平坦なプレート22であって、且つ幾つかの(図示の実施例では6つの)入口ポート20が中心孔21の周囲に配置されているプレートと、
平坦なプレートの周囲領域から軸方向下方に延在している厚肉状のリングと、
リングに沿って形成され、下方に向かって開口している倒置したU字状の断面を有している溝11であって、大きな扇状部分(angular sector)に亘って第1の端部111から第2の端部112に延在している溝と、
第1の端部111の高さにおいて溝11の底部から延在し、プレート22を貫通し、リングと溝11とが延在している側の反対側に位置するプレートの表面に開口している第1の貫通路24と、
概略的には溝の第1の端部111と第2の端部112との間においてリングの周囲に配置されているテーパ状の非貫通凹所23であって、軸方向に延在し、下方に開口している非貫通凹所と、
テーパ状の非貫通凹所23と同一の半径で内側に配置されているノッチ29であって、平坦なプレート22の中心に向かって下方に開口しているノッチと、
を備えている。
液体が充填された動作チャンバAの境界は、弾性体14と第1の構造プレート2とによって形成されている。動作チャンバAの動作については、以下に詳述する。
可撓性材料から作られている逆止弁8は、平坦なプレート22を押圧し、通常状態において入口ポート20を密閉しているディスク81と、軸Z1を中心として形成され、マッシュルーム状の突起82の形態をし、中心孔21内に保持されている軸方向突起とを備えている。当該逆止弁は、この第1の構造プレート2内に係合されている。マッシュルーム状の突起82の頂部の直径は、中心孔21の直径よりも大きく、マッシュルーム状の突起82のステムの直径は、中心孔21の直径と略同一である。マッシュルーム状の突起を構成する可撓性材料が変形可能であるので、マッシュルーム状の突起が中心孔21内に挿入可能であり、(図面に表わすように)一旦挿入されると、その位置で保持されロックされる。ディスク81が可撓性を有しているので、以下の詳述するように、液体が流通する入口ポート20に作用している液圧の効果によって、当該ディスクは変形される。逆止弁8は、必要に応じて、ディスク81内及び/又はマッシュルーム状の突起82内に収容されている整流コア(straightening core)(図示しない)を備えている場合がある。
さらに、図7に表わす第2の構造プレート4は、第2の支持部材9に固定され、軸Zに対して垂直に延在し、軸Z1を中心とした略ディスク状の形態を有している。当該第2の構造プレートは、
円状の周囲部を有し、軸Z1を中心として形成され、主ポート41が軸Z1を中心として穿孔され、下向きに面している表面に環状の溝47が形成されているプレート42と、
プレート42から軸方向上方に延在し、部分的に平頭になっている厚肉のドーム状部分と、
たらい状(basin)の断面が平頭になっている場所に配置され、下面、2つの側面、及び底部440を有しているキャビティ44と、
このたらい状部分の外側周囲部の周囲に形成され、上方に開いたU字状断面を有し、第1の端部121から第2の端部122に至るまで大きな扇状部分に亘って延在している溝12であって、第1の端部121がキャビティ44内に向かって開口している溝と、
第2の構造プレートの上側部分に形成された外部隆起49、及び第2の構造プレートの下側部分に形成された肩部49aと、
第1の構造プレートのテーパ状の凹所23に対して相補的な形状を有し、当該凹所に受容されるテーパ状の突起43と、
第1の構造プレート2に面している第2の構造プレート4の表面において突起43の近傍に開口しているブリード穴46(calibrated hole)を備えている脱出通路であって、ブリード穴が、切欠部46aまで延在し、第2の構造プレートの他の側面に下向きに開口している脱出通路と、
液体が充填された補償チャンバCと流通している溝12の第2の端部122に配設されている(特に図3及び図7に表わされる)第2の貫通経路と、
を備えている。補償チャンバCについては、以下に詳述する。
さらに、特に図3及び図4に表わすように、高剛性なフランジ30が、上述の第1の構造プレート2と第2の構造プレート4との間に遊び無く挿入されている。高剛性なフランジ30は、第2の支持部材9と共に固定されている。略環状の形態をしたこの高剛性なフランジ30は、外側周囲部に配置され、軸Z1に対して垂直な第1の平坦な周部分と、軸方向において湾曲した内側縁部とを備えている。フランジの平坦な周部分には、ブリード穴46に面している小さな逃げ穴33とキャビティ44に面して配置された細長い移送ポート31とが穿孔されている。フランジな平坦な周部分は、突起43を受容するノッチ32を周囲に備えている。
可撓性を有している膜3は、軸Z1に関して軸対称であり、高剛性なフランジ30に取り付けられている。この膜の周囲部分は、高剛性なフランジ30の湾曲した内側縁部の外側を覆っている。
可撓性を有している膜3は、フランジの湾曲した内側縁部に隣接している周辺領域36と、軸方向上方に突出しているバルジ37と、軸方向に移動可能な可動壁38と、可動壁38の中心部分に収容されている平坦なディスク状の形態をした補剛インサート35とを備えており、主ポート41の直径よりも僅かに大きな直径を有している。図4は、可撓性を有している膜3を表わす。図4においては、実線が、通常位置における膜を表わし、鎖線が、膜が主ポート41を閉じている動作位置における膜を表わす。膜は、自身の2つの表面間の圧力差の効果によって変形するように配置されている。
可撓性を有している膜3は、第2の構造プレート4と共に液体が充填された中間チャンバBの境界を形成している。さらに、可撓性を有している膜3は、第1の構造プレート2と共に液体が充填された補助チャンバDの境界を形成している。これら中間チャンバ及び補助チャンバの液圧動作については、以下に詳述する。
最後に、
変形可能な材料、好ましくは弾性体から作られ、軸Z1に関して回転対称な可撓性を有しているベロー5であって、中心部50と、ベローを容易に変形させるようになっている環状バルジ51と、第2の構造プレート4の溝47内に保持されている周囲隆起57とを備え、第2の構造プレート4のプレート42と共に補償チャンバCの境界を形成しているベロー、
軸Z1に関して回転対称とされ、L字状断面を有し、可撓性を有しているベロー5の環状バルジ51を第2の構造プレート4の溝47内に堅固に保持している挿入リング15、及び
略一定の肉厚を有し、ドーム状の形態をしている固定カバー6であって、中心孔64が形成された平坦なディスク状の形態をした中央部分60と、オリフィス孔61と、屈曲部63と、屈曲部63に隣り合っている円筒状部分65と、第2の屈曲部と、径方向外側に延在し、第2の支持部材9の下側部分内に受容され、第2の支持部材9のビード93に対して堅固に保持され、これにより固定カバー6が第2の支持部材9と共に完全に固定されている周囲カラー62とを備えている固定カバーが、第2の支持部材9と共に固定されている。
スタッド10又は任意の他の固定手段が、液圧式防振マウント1を車両の本体CVに固定するために中心孔64内に受容されている。
従って、液圧式防振マウント1は、以下に示す液体が充填される内部空間と通路とを備えている。すなわち、液圧式防振マウントは、
弾性体14と第1の構造プレート2とによって境界が形成されている動作チャンバAと、
可撓性を有している膜3と第2の構造プレート4とによって境界が形成されている中間チャンバBと、
第2の構造プレート4と可撓性を有するベロー5とによって境界が形成されている補償チャンバCと、
第1の構造プレート2と可撓性を有している膜3とによって境界が形成されている補助チャンバDと、
動作チャンバAを中間チャンバBに連結する第1の制限通路11であって、第1の構造プレート内に第1の貫通路24と溝11とを備え、さらには移送ポート31を備えている第1の制限通路と、
中間チャンバBを補償チャンバCに連結する第2の制限通路12であって、第2の構造プレート内に溝12と第2の貫通通路48とを備えている第2の制限通路と、
補助チャンバDを補償チャンバCに連結し、図6に表わすように第2の流路19を形成する脱出通路46であって、第1の構造プレートのノッチ29、高剛性なフランジの脱出孔33、並びに第2の構造プレートのブリード穴46及び第2の貫通切欠46aを貫通している脱出通路と、
を備えている。
さらに、逆止弁8は、図6に表わすように、特定の振動的負荷の条件下において第1の流路18によって補助チャンバDに供給するために利用される。
上述の防振マウントは、以下のように動作する。
車両のエンジンがアイドリングしている場合に、エンジンMからの振動は、一般に15Hz〜50Hzの周波数と約0.2mmよりも小さい振幅とを有しており、弾性体14によって動作チャンバAに伝達される。これにより動作チャンバAの空間内で波動が生じ、第1の制限通路11によって中間チャンバBに移送される。ここで、中間チャンバは、抗力が小さい状態で、主ポート41を通じて補償チャンバCと流通している。
第1の制限通路11の共振周波数は、アイドリング状態におけるエンジンが発生させる振動の周波数に略一致する。第1の制限通路11は、エンジンからの振動を効率的に吸収することができる共振現象の発生源である。一方、主ポートは第2の制限通路12よりも遙かに通過しやすいので、液体が主ポート41を貫流する場合には、第2の制限通路12が機能しないか、又は“省略されている(short-circuited)”。
高周波且つ低振幅で振動するこの動作モードでは、液体が動作チャンバAと補助チャンバDとの間においてほとんど移送されず、逆止弁8は大部分の時間において閉じた状態を保っている。
特に、比較的大きな厚さ(図示の実施例では直径の約5%〜約11%の厚さ)と通常位置から単一方向に移動可能なこととに起因して慣性力が作用するので、逆止弁8は、比較的高周波(例えば約15Hz〜約50Hzの周波数)且つ比較的低振幅(例えば約0.2mmよりも小さな振幅)の振動を吸収するデカップリング効果をあまり発揮することができない。
振幅が比較的低い状態を維持している場合には、逆止弁8が代替的に開閉する場合がある。逆止弁が開く場合にはいつでも、所定量の液体が動作チャンバAから補助チャンバDに移送され、これにより補助チャンバD内の圧力が高められるようになっている。しかしながら、脱出通路46は、上述の第2の流路19に沿って補助チャンバDから補償チャンバCに特定の流速で液体を貫流させることができるので、補助チャンバD内の圧力を低減させようとする反対の効果を発揮させることができる。
逆止弁8による液体取り込み量が制限された状態を維持している限り、当該液体取り込み量は、脱出通路46からの排出量によって補償されるので、可撓性を有している膜3が僅かに自身の通常位置から移動するにすぎない。
車両が動作している場合には、逆に、その動作が、大きな振幅(例えば0.1mm又は0.2mmよりも大きな振幅)且つ低い周波数(20Hzよりも低い周波数)の、エンジンMの本体CVに対する相対的な振動運動を発生させる。そして、これら大きな振動運動によって逆止弁8が強制的に交互に開くので、補助チャンバDが、第2の流路19の脱出通路46が許容する流速よりも大きな流速で充填される。このことは、補助チャンバD内の圧力を高めるという効果、及び可撓性を有している膜3を主ポート41に向かって押すという効果を有している。
負荷が非常に大きくなると、補助チャンバは、空になるよりも速く充填され、可撓性を有している膜3は、第2の構造プレート4に形成されているたらい状部分の形状を囲んでいるので、可撓性を有する膜の可動壁38が、たらい状部分の底部に保持され、特に主ポート41を遮断する。このような構成は、図6に表わされている。さらに、補剛インサート35は主ポート41に保持されており、補剛インサート35の直径が主ポート41の直径よりも大きいので、可撓性を有している膜3が主ポート41の内側、又は補償チャンバCの内側にさえ侵入することが回避される。
主ポート41が遮断された場合には、第2の制限通路12が中間チャンバBと補償チャンバCとの間における唯一の流通チャネルである。第2の制限通路12は、第1の制限通路11よりも通過することが困難であり、“連続”モードにおいて第1の制限通路に連結している。液体は、動作チャンバAと補償チャンバCとの間において、第1の制限通路11、中間チャンバB、及び第2の制限通路12から成る経路に沿って移動する。そうすると、第2の制限通路12の減衰特性が重要である。従って、共振周波数は、20Hzよりも低く、この周波数の範囲における液体のフラッター効果によって、“エンジン振動(engine shaking)”運動としても知られる動作に関連する運動が満足できる程度に減衰される。
大きな振幅の振動運動が終了した場合には、逆止弁8は閉じた状態を保っており、補助チャンバDは第2の流路19に沿った脱出通路46を通じて空になる。その後に、可撓性を有している膜3は、自身の弾性特性によって通常位置に弾性復帰する。これにより、液体が主ポート41を通じて自由に流通するようになり、第2の制限通路12を“省略する”ことができる。従って、結果として、上述の“アイドリング”モードにおける減衰特性に戻る。
図8は、本発明における第2の実施例を表わす。第2の実施例における液圧式防振マウント1は、第2の制限通路の構成において、本質的に第1の実施例と相違する。当該液圧式防振マウントは、変更すべき点を変更した上で、
本発明の第1の実施例において説明した第1の支持部材及び第2の支持部材に同一又は類似し、第1の実施例における弾性体に同一又は類似する弾性体14によって互いに連結されている高剛性な第1の支持部材7及び高剛性な第2の支持部材9と、
第1の実施例における固定カバーに同一又は類似し、第2の支持部材9と共に完全に固定され、固定するためにスタッド10を備えている固定カバー6と、
第1の実施例における第1の構造プレート2と比較して、以下の段落に詳述される特定の相違点を有している第1の構造プレート2′と、
第1の実施例における第2の構造プレート4と比較して、以下の段落に詳述される特定の相違点を有している第2の構造プレート4′と、
第1の実施例で説明した逆止弁に同一又は類似し、特定の振動的負荷が作用する状態において、第1の実施例で説明する第1の流路に同一又は類似する第1の流路18によって、補助チャンバDに供給する逆止弁8と、
第1の実施例で説明する膜に同一又は類似し、第1の実施例で説明するフランジに同一又は類似する高剛性なフランジ30と共に固定されている可撓性を有している膜3と、
第1の実施例で説明するベローに同一又は類似する可撓性を有しているベロー5と、
弾性体14と第2の構造プレート2′によって境界が形成され、第1の実施例で説明した動作チャンバに同一又は類似している動作チャンバAと、
可撓性を有している膜3と第2の構造プレート4′とによって境界が形成され、第1の実施例で説明した中間チャンバに同一又は類似している中間チャンバBと、
第2の構造プレート4′と可撓性を有しているベロー5とによって境界が形成され、第1の実施例で説明した補償チャンバに同一又は類似している補償チャンバCと、
第1の構造プレート2′と可撓性を有している膜3とによって境界が形成され、第1の実施例で説明した補助チャンバに同一又は類似している補助チャンバDと、
を備えている。
さらに、液圧式防振マウント1は、
動作チャンバAを中間チャンバBに連結し、第1の構造プレート2′の第1の貫通通路24、第1の構造プレート2′の溝11′、及び移送ポート31を備えている第1の制限通路11′と、
中間チャンバBを貫通することなく、動作チャンバAを補償チャンバCに直接連結している第2の制限通路12′と、
補助チャンバDを補償チャンバCに連結している脱出通路であって、第1の構造プレートのノッチ29、高剛性なフランジの脱出孔33、並びに第2の構造プレート4′のブリード穴46及び貫通した切欠部46aを通じて貫通している第2の流路19を形成している脱出通路46と、
を備えている。
第2の実施例では、補助チャンバDの構造及び動作は、供給及び排出の両方の観点において、第1の実施例で説明した補助チャンバの構造及び動作に同一又は類似しているので、本明細書では再度詳述することはしない。
同様に、動作チャンバAを中間チャンバBに連結している第1の制限通路11′の構造及び動作は、第1の実施例で説明される第1の制限通路の構造及び動作に同一又は類似しているので、本明細書では再度詳述することはしない。
しかしながら、第2の制限通路12′は、中間チャンバBを貫通することなく、動作チャンバAを補償チャンバCに直接連結しているので、異なる構成を有している。当該第2の制限通路は、
動作チャンバAと連通している開口部121と、
第2の部分124と連通している開口部内部に向かって開口している第1の構造プレート2′に形成されているチャネルを備えている第1の部分120と、
Y方向においてキンク123が設けられた経路を備えている第2の構造プレート4′の第2のチャネルを備え、このような経路が、第2の制限通路12′の寸法的特徴が理想的な共振周波数(20Hz未満)と互換性を有しているような長さ及び断面を有している第2のチャンネルと、
補償チャンバC内部に向かって開口している連通開口部122と、
を備えている。
従って、第1の構造プレート2′が第2の制限通路12′の第1の部分120を備え、且つ、第1の制限通路内の溝11′が中心に向かって径方向にオフセットされている点において、第1の構造プレート2′は、第1の実施例における第1の構造プレート2と相違する。
第2の構造プレート4′が(第2の制限通路12のすべての代わりに)第2の制限通路12′の第2の部分124を備えている点において、第2の構造プレート4′は、第1の実施例における第2の構造プレート4と相違する。
この第2の実施例に基づく防振マウントは、変更すべき点を変更した上で以下のように動作する。
車両のエンジンがアイドリング状態にある場合に、一般に、エンジンMからの振動の周波数は15Hz〜200Hz(特に好ましくは15Hz〜50Hz)であり、当該振動の振幅は0.2mm未満である。当該振動は、弾性体14によって動作チャンバAに伝達される。これにより動作チャンバAの容量が上下動し、振動が第1の制限通路11′によって中間チャンバBに伝達され、流動抵抗が低い状態で主ポート41を通じて補償チャンバCと流通する。
第1の制限通路11′の共振周波数は、アイドル時にエンジンによって発生する振動の周波数に略一致する。第1の制限通路11′は、エンジンからの振動を効果的に吸収可能とする共振現象の発生源に位置している。一方、液体が第1の制限通路11′及び流れ易くなっている主ポート41を通過するので、第2の制限通路12′が機能しないか、又は省略される。
動作モードにおいては、高周波の振動が発生するので、液体が動作チャンバAにほとんど移送されず、逆止弁9は閉じた状態を維持している。
振幅が比較的小さな状態を維持している場合には、逆止弁8は交互に開閉可能とされ、所定量の液体が動作チャンバAから補助チャンバDに流入するが、第1の実施例において説明したように、脱出通路46の流量が、可撓性を有している膜3が自身の通常位置から僅かにのみ動くように大きくなる。
車両が動作している場合に、逆に、その動作が大きな振幅(例えば0.1mm又は0.2mmよりも大きい)且つ低い周波数の(20Hzよりも小さい)、エンジンMの本体CVに対する振動運動を発生させる。第1の実施例において説明したように、このような振動運動は、補助チャンバDを上下動させ、主ポート41を閉じるという効果を有している。
主ポート41が遮断された場合には、第2の制限通路12′が、動作チャンバAと補償チャンバCとの間における唯一の流路であり、第1の制限通路11′は、主ポート41を通じて補償チャンバCと連通していない。
共振周波数が20Hzよりも小さい第2の制限通路12′の特徴は、この周波数の範囲内における液体のフラッター効果を通じて、“エンジン振動”運動として知られている動作に連動する運動が十分に減衰されることである。
大きな振幅の振動運動が終了した場合に、逆止弁8が閉じた状態を維持し、補助チャンバDが脱出通路46を通じて第2の流路19に沿って排出される。その後、可撓性を有する膜3が自身の弾性的な特性によって通常位置に弾性復帰し、これにより液体が主ポート41を通じて自由に通過するようになり、主ポート41を介して第1の制限通路11′と補償チャンバCとの間が再び連通させる。第1の制限通路11′を通過することが第2の制限通路12′を通過することよりも容易になるので、第1の制限通路11′が大きな役割を担い、第2の制限通路12′が“省略される”。上述の“アイドル”モードの減衰特性が回復する。
図9は、本発明の第3の実施例を表わす。第3の実施例は、補助チャンバDからの排出を可能とする脱出経路の位置のみにおいて、第1の実施例と相違する。当該実施例では、第1の実施例で説明したすべての構成部品が、以下の点を除いて同一であるか又は類似している。相違点としては、
第2の構造プレート4の調整穴46が省かれており、中央部分が可撓性を有する膜3及び補剛インサート35で作られ、且つ、軸線Z1と同軸に形成された調整穴460に換えられていること、
切欠部46aが省かれており、これにより第1の実施例において形成されていた流路19が存在しなくなっていること、及び高剛性なフランジ30に形成された穴33が第1の構造プレート2のノッチ29と共に省かれていること、並びに
流路190は、第1の実施例の流路19とは異なり、上述のような所定の流量で軸線Z1に沿って通過する経路に沿って調整穴460及び主ポート41を介して補償チャンバCと流通している補助チャンバDを載置していることが挙げられる。
可撓性を有している膜3が通常位置に復帰した場合、膜は主ポート41を閉じず、その後、補助チャンバDが中間チャンバB及び主ポート41を介して流路190に沿って補償チャンバCと連通する。
図10は、本発明の第4の実施例を表わす。第4の実施例は、液圧式防振マウント1が逆止弁8の構成の点のみにおいて第1の実施例と相違する。第4の実施例は、変更すべき点を変更して、
本発明の第1の実施例のものと同一又は類似である高剛性な第1の支持部材7及び第2の支持部材9であって、第1の実施例のものと同一又は類似である弾性体14によって互いに連結されている第1の支持部材7及び第2の支持部材9と、
第1の実施例のものと同一又は類似である固定カバー6であって、第2の支持部材9と共に完全に固定され、固定のためにスタッド10を備えている固定カバー6と、
第1の実施例のものと同一又は類似である第1の構造プレート2と、
第1の実施例のものと同一又は類似である第2の構造プレート4と、
振動的負荷を受けている状態において第1の流路18によって補助チャンバDに供給し、第1の実施例のものと同一又は類似であり、以下の詳述する絶縁機能を実施する以下に詳述する逆止弁8′であって、支持グリッド83によって保持されている逆止弁8′と、
第1の実施例のものと同一又は類似である可撓性を有している膜3であって、第1の実施例のものと同一又は類似である高剛性なフランジ30に固定されている膜3と、
第1の実施例のものと同一又は類似である可撓性を有しているベロー5と、
第1の実施例のものと同一又は類似である弾性体14及び第1の構造プレート2によってその境界が形成されている動作チャンバAと、
第1の実施例のものと同一又は類似である可撓性を有している膜3及び第2の構造プレート4によって境界が形成されている中間チャンバBと、
第1の実施例のものと同一又は類似である第2の構造プレート4及び可撓性を有しているベロー5によって境界が形成されている補償チャンバCと、
第1の実施例のものと同一又は類似である第1の構造プレート2及び可撓性を有している膜3によって境界が形成されている補助チャンバDと、
を備えている。
逆止弁8′は、弾性材料から作られており、軸線Z1に対して垂直で平坦且つ環状のディスクの形態をしている。この逆止弁の外径は、例えば約3cm〜約5cmである。
逆止弁8′は、
逆止弁8′の中央平面内に延在し、例えば約1mm〜2mmの小さな厚さを有している可撓性を有している弾性膜84と、
径方向内側において可撓性を有している弾性膜84の境界を形成し、円状の穴85が内部に形成されている内側が環状の厚肉縁部84aと、
径方向外側において可撓性を有している弾性膜84の境界を形成している外側が環状の厚肉縁部84bと、
を備えている。
厚肉縁部84a,84bの厚さは、例えば約4mm〜約5mmである。
逆止弁8′は、第1の構造プレート2の下方に配置されており、より具体的には構造プレートの入口ポート20と対応している。そして、この逆止弁は、高剛性な固定グリッド83によって第1の構造プレート2の下方に保持されている。この固定グリッドは、例えば熱可塑性材料から作られ、軸線Z1に対して垂直な平面内で延在している。
固定グリッド83は、第1の構造プレート2に固定されており、可撓性を有している弾性膜84は、第1の構造プレート2と固定グリッド83との間に配置されている。
支持グリッド83は、軸線Z1を中心としてディスク状の形態をした中央部分74を備えている。中央部分74は、例えば4つのラグ76を備えている。各ラグは、径方向外側に向いているフック86を備えている自由端に至るまで、軸線Z1に対して略平行に延在している。これらラグ76は、既に説明した第1の構造プレート2の穴21内に受容されている。フック86は、支持グリッド83を第1の構造プレート2に確実に固定するために、第1の構造プレート2の上部に固定されている。
支持グリッド83は、中心部分74から円状のリム75に至るまで径方向外側に延在しているスポーク88を備えている。軸線Z1を中心として等角配置されている、当該実施例では4つの周囲部分87が、リム75から径方向外側に延在している。これら周囲部分87それぞれが、軸線Z1に対して垂直な径方向部分87aと、軸線Z1を中心として形成され、第1の構造プレート2に向かって面し、第1の構造プレートの平坦なプレート22との接触を維持しようとする円筒状部分87bとを備えている。4つの周辺部分87は、リム75の周囲部の周りに等間隔で配置されている。4つの間隙87cが、これら4つの周囲部分87の間に配置され、それぞれが約45°に亘って延在している。様々な周囲部分87の径方向部分87aが、軸線Z1に対して垂直とされ、且つ、弾性膜84に向かって面している平坦な上面をスポーク88と共に形成する。周囲部分87の円筒状部分87bと支持グリッド83の中央部分74とが、前記平坦な上面から同一の高さに至るまで第1の構造プレート2に向かって突出している。これにより、円筒状部分87bの上縁と中央部分74の上縁とが、第1の構造プレート2の平坦な下面に当接している。
可撓性を有している弾性膜84の厚肉の内縁84aの直径は、支持グリッド83の中央部分74の直径と同一である。この厚肉の内縁は、遊び無く、中央部分の回りに嵌め合わされている。この弾性膜の厚肉の外縁84bが、円筒状部分87bの内側に嵌め合わされている。さらに、厚肉の内縁84aは、スポーク88と第1の構造プレート2の下面との両方に接触している。そして、厚肉の外縁84bは、周囲部分87の径方向部分87aと第1の構造プレート2の下面との両方に接触している。
しかしながら、弾性膜84の厚肉の外縁84bは、4つの間隙87cにおける底部で(すなわち補助チャンバDに向かって)支持されていない。これにより当該外縁が、動作チャンバAから伝播する液圧が作用する状態において変形可能となる。図10の左側において、参照符号99によって当該変形は破線で表わされている。
振動的負荷の比較的小さな振幅(例えば0.1mm未満)及び比較的高い周波数(例えば30Hz〜300Hz)については、所定のしきい値の下方における動作チャンバの空間内の上下動の変化に対応するので、可撓性を有している弾性膜84が、減結合膜として作用し、自身の縁部89が第1の構造プレート2の下面25から分離することなく、僅かに変形する。この場合には、補助チャンバDが満たされず、可撓性を有している弾性膜84が単独で振動を吸収するので、振動が車両の本体に伝達することが防止される。このような状況において、可撓性を有している膜3は、可撓性を有している弾性膜84が自由に振動することができるように、主ポート41を閉じておらず、これら振動に対応する小さな振動自体が可撓性を有しているベロー5の変形によって吸収される。
大きな振幅の振動的負荷においては、動作チャンバA内の圧力が補助チャンバD内の圧力よりも大きい場合にはいつでも、逆止弁8′が、支持グリッド83に向かって押され、前記逆止弁の厚肉の外縁84bが、4つの間隙87cがロックされている第1の構造プレート2から取り外される。上述のように、その後、逆止弁8′が開くので、液体が入口ポート20を通過し、補助チャンバDを充填する。
動作チャンバA内の圧力が補助チャンバD内の圧力よりも低い場合には、可撓性を有している弾性膜84が第1の構造プレート2の下面25に向かって押され、その後、逆止弁8′が閉じ、液体が補助チャンバDに向かって移動しないようになる。
補助チャンバDの充排動作は、第1の3つの実施例で説明したものに類似している。主ポート41を閉じること、一方の動作モードから他方の動作モードに切り替えること、及び他方の動作モードから一方の動作モードに切り替えることは、第1の3つの実施例で説明したものに類似している。
第4の実施例で説明した逆止弁8′の構成部品は、上述の第2の実施例及び/又は第3の実施例と組み合わせることができることは言うまでもない。
本発明の技術的範囲を超えることなく、同一の又は類似する特徴及び動作を維持したまま、第1の支持部材を車両の本体CVに完全に接続し、第2の支持部材をエンジンMに完全に接続することができる。
同様に、第1の支持部材7及び第2の支持部材9の形状は、本体CV又はエンジンMの異なる組立体に容易に取り付けられるように適合している。特に、第2の支持部材9は、車両の本体CVに形成されている対応する凹所内に受容されるように、自身の外側周囲部上の任意の点に外側肩部を有している。
1 液圧式防振マウント
2 第1の構造プレート
3 可撓性を有している膜
4 第2の構造プレート
5 ベロー
7 第1の支持部材
8 逆止弁
8′ 逆止弁
9 第2の支持部材
11 第1の制限通路
12 第2の制限通路
14 弾性体
19 第2の流路
20 入口ポート
35 補剛インサート
41 主ポート
46 調整穴
74 中心部分
76 ラグ
83 支持グリッド
84 可撓性を有している弾性膜
84a 厚肉の内縁
87 周囲部分
87b リム
87c 間隙
190 第2の流路
460 調整穴
A 動作チャンバ
B 中間チャンバ
C 補償チャンバ
D 補助チャンバ
CV 本体
M エンジン

Claims (12)

  1. 第1の高剛性な構成部品と第2の高剛性な構成部品との間において減衰させるために挿置されるように構成されている液圧式防振マウント(1)であって、
    2つの高剛性な構成部品に固定されるように配置されている第1の支持部材(7)及び第2の支持部材(9)と、
    前記第2の支持部材(9)と共に固定された第1の構造プレート(2)と、
    2つの支持部材(7,9)を互いに接続し、液体が充填される動作チャンバ(A)の境界を前記第1の構造プレート(2)と共に形成している弾性体(14)と、
    第1の共振周波数を有し、前記動作チャンバ(A)を中間チャンバ(B)に連結し、液体が充填される第1の液体充填式制限通路(11)と、
    前記第2の支持部材(9)と共に固定され、主ポート(41)を備えている第2の構造プレート(4)と、
    液体が充填される補償チャンバ(C)の境界を前記第2の構造プレート(4)と共に形成している可撓性を有しているベロー(5)と、
    第2の共振周波数を有し、液体が充填される第2の制限通路(12)と、
    を備えている前記液圧式防振マウントにおいて、
    前記第2の制限通路(12)が、前記補償チャンバ(C)を前記中間チャンバ(B)に接続するか、又は前記補償チャンバ(C)を前記動作チャンバ(A)に接続し、
    前記液圧式防振マウント(1)が、前記第1の構造プレート(2)と共に前記補助チャンバ(D)を形成している可撓性を有している膜(3)を備えており、前記可撓性を有している膜(3)が、前記補助チャンバ(D)を前記中間チャンバ(B)から密閉状態で分離し、前記可撓性を有している膜(3)が、前記主ポート(41)を閉じるように変形するために配置されており、
    前記補助チャンバ(D)が、逆止弁(8;8′)を備えている第1の流路(18)によって前記動作チャンバ(A)から供給されており、前記第1の流路(18)が、液体のみが前記動作チャンバ(A)から前記補助チャンバ(D)に流れるように配置されており、前記補助チャンバ(D)が、第2の流路(19;190)によって前記補助チャンバ(C)に移送し、
    前記可撓性を有している膜(3)が、自身が主オリフィス(41)を閉じない通常位置を有しており、前記可撓性を有している膜が、前記補助チャンバ(D)と前記中間チャンバ(B)との圧力差が第1の所定値よりも小さい場合に、自身の弾性特性によって前記通常位置に復帰することを特徴とする防振マウント。
  2. 前記可撓性を有している膜(3)が、前記補助チャンバ(D)と前記中間チャンバ(B)との圧力差が所定のしきい値を越えた場合に、前記主ポート(41)を閉じるように配置されていることを特徴とする請求項に記載の防振マウント。
  3. 前記第1の構造プレート(2)が、前記逆止弁(8;8′)が設けられている少なくとも1つの入口ポート(20)を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防振マウント。
  4. 前記第2の構造プレート(4)が、前記第2の流路(19;190)に形成されている調整穴(46;460)を備えており、
    前記調整穴(46;460)が、前記補助チャンバ(D)を前記補償チャンバ(C)に永続的に接続していることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の防振マウント。
  5. 前記可撓性を有している膜(3)が、弾性材料から作られていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の防振マウント。
  6. 前記可撓性を有している膜(3)が、前記主ポート(41)の前に配置されている補剛インサート(35)を備えており、
    前記補剛インサート(35)が、前記主ポート(41)の直径よりも大きな直径を有していることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の防振マウント。
  7. 前記第1の共振周波数が、15Hz〜200Hzであり、
    前記第2の共振周波数が、20Hz未満であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の防振システム。
  8. 前記逆止弁(8′)が、可撓性を有している弾性膜(84)を備えており、
    前記弾性膜(84)が、前記第1の構造プレート(2)と前記第1の構造プレート(2)と共に固定された支持グリッド(83)との間に遊びを有した状態で配置されており、
    前記逆止弁の前記可撓性を有している弾性膜(84)が、前記第1の構造プレート(2)内に配置されている少なくとも1つの入口ポート(20)に面しており、
    前記支持グリッド(83)が、前記補助チャンバ(D)と連通しており、
    前記動作チャンバ(A)の容積変化が所定のしきい値よりも小さい間、前記逆止弁(8′)が開くことなく、前記逆止弁の前記可撓性を有している弾性膜(84)が、前記第1の構造プレート(2)と前記支持グリッド(83)との間で自由に振動するように配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の防振マウント。
  9. 前記支持グリッド(83)が、間隙(87c)によって等角に分離されている周囲部分(87)を備えており、
    前記逆止弁(8′)が、前記可撓性を有している弾性膜(84)を径方向外側に形成している、弾性部材から成る厚肉の外縁(84b)を備えており、前記周囲部分(87)と前記第1の構造プレート(2)との間において軸方向に把持されており、
    前記厚肉の外縁(84b)が、前記間隙(87c)において前記第1の構造プレート(2)から取り外され、これにより前記動作チャンバ(A)の容積変化が前記所定のしきい値よりも大きい間、前記逆止弁(8′)を開くように配置されていることを特徴とする請求項に記載の防振マウント。
  10. 前記支持グリッド(83)が、前記可撓性を有している弾性膜(84)を内部に形成している弾性材料から成る厚肉の内縁(84a)が遊び無く取り付けられている中実の中心部分(74)を備えており、
    前記厚肉の内縁が、前記第1の構造プレート(2)と前記支持グリッド(83)との間において軸方向に把持されていることを特徴とする請求項に記載の防振マウント。
  11. 前記支持グリッド(83)の前記中心部分(74)が、弾性を有しているラグ(76)によって、前記第1の構造プレート(2)に形成された穴(21)内部に固定されており、
    前記支持グリッド(83)の前記周囲部分(87)が、前記第1の構造プレート(2)の下に配置されているリム(87b)を備えていることを特徴とする請求項10に記載の防振マウント。
  12. 本体(CV)と、
    請求項1〜11のいずれか一項に記載の少なくとも1つの防振マウント(1)によって前記本体に接続されているエンジン(M)と、
    を備えていることを特徴とする車両。
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