JP5511353B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5511353B2
JP5511353B2 JP2009283331A JP2009283331A JP5511353B2 JP 5511353 B2 JP5511353 B2 JP 5511353B2 JP 2009283331 A JP2009283331 A JP 2009283331A JP 2009283331 A JP2009283331 A JP 2009283331A JP 5511353 B2 JP5511353 B2 JP 5511353B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
type
type region
mos transistor
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009283331A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011124516A (ja
Inventor
博昭 鷹巣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2009283331A priority Critical patent/JP5511353B2/ja
Publication of JP2011124516A publication Critical patent/JP2011124516A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5511353B2 publication Critical patent/JP5511353B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は、素子分離構造にシャロートレンチ分離を有する、N型のMOSトランジスタをESD保護素子として使用したMOS型トランジスタを有する半導体装置に関する。
MOS型トランジスタを有する半導体装置では、外部接続用のPADからの静電気による内部回路の破壊を防止するためのESD保護素子として、N型MOSトランジスタのゲート電位をグランド(Vss)に固定してオフ状態として設置する、いわゆるオフトランジスタが知られている。
オフトランジスタは、他ロジック回路などの内部回路を構成するMOS型トランジスタと異なり、一時に多量の静電気による電流を流しきる必要があるため、数百ミクロンレベルの大きなトランジスタ幅(W幅)にて設定されることが多い。
オフトランジスタのゲート電位はVssに固定され、オフ状態になっているものの、内部回路のN型MOSトランジスタと同様に1v以下の閾値を有するために、ある程度のサブスレッショルド電流が生じてしまう。上述のように、オフトランジスタのW幅が大きいために動作待機時のオフリーク電流も大きくなり、オフトランジスタを搭載するIC全体の動作待機時の消費電流が増大してしまうという問題点があった。
特にシャロートレンチ分離を素子分離構造に用いる半導体装置の場合、その構造自体や製造方法に由来してシャロートレンチ近接の領域で結晶欠陥層などのリーク電流を発生し易い領域を有するという問題点があり、オフトランジスタのオフリーク電流はさらに大きな問題点となる。
保護素子のリーク電流を低減するための改善策として、電源(Vdd)とグランド(Vss)の間に完全にオフするように複数のトランジスタを配置する例も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−231886号公報
しかしながら、オフトランジスタのオフリーク電流を小さく抑えるためにW幅を小さくすると、十分な保護機能を果たせなくなってしまい、また改善例のように電源(Vdd)とグランド(Vss)の間に完全にオフするように複数のトランジスタを配置する半導体装置においては、複数のトランジスタを有するため占有面積が大きく増大し、半導体装置のコストアップに繋がるなどの問題点があった。
上記問題点を解決するために、本発明は半導体装置を以下のように構成した。
外部接続端子と内部回路領域との間に前記内部回路領域に形成された内部素子をESDによる破壊から保護するために形成された、素子分離にシャロートレンチ構造を有するESD保護用のN型MOSトランジスタを有する半導体装置において、前記ESD保護用のN型MOSトランジスタのドレイン領域に接したP型の領域に側面および底面を囲まれた前記外部接続端子からの信号を受けるN型の領域が形成されている半導体装置とした。
また、前記ESD保護用のN型MOSトランジスタのドレイン領域と接したP型の領域は、前記外部接続端子からの信号を受けるN型の領域に前記半導体装置の電源電圧以上の電圧が印加された際に、前記外部接続端子からの信号を受けるN型の領域と、前記ESD保護用のN型MOSトランジスタのドレイン領域とがパンチスルーして導通し、また、記外部接続端子からの信号を受けるN型の領域と底面に形成されたP型の領域との間でダイオードブレークダウンを生じるような幅および濃度で設けられている半導体装置とした。
これらの手段によって、オフリーク電流を小さく抑えつつ十分なESD保護機能を持たせたESD保護用のN型MOSトランジスタを有する半導体装置を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、外部接続端子と内部回路領域との間に前記内部回路領域に形成された内部素子をESDによる破壊から保護するために形成された、素子分離にシャロートレンチ構造を有するESD保護用のN型MOSトランジスタを有する半導体装置において、前記ESD保護用のN型MOSトランジスタのドレイン領域に接したP型の領域に側面および底面を囲まれた前記外部接続端子からの信号を受けるN型の領域が形成されている半導体装置とした。
また、前記ESD保護用のN型MOSトランジスタのドレイン領域と接したP型の領域は、前記外部接続端子からの信号を受けるN型の領域に前記半導体装置の電源電圧以上の電圧が印加された際に、前記外部接続端子からの信号を受けるN型の領域と、前記ESD保護用のN型MOSトランジスタのドレイン領域とがパンチスルーして導通し、また、記外部接続端子からの信号を受けるN型の領域と底面に形成されたP型の領域との間でダイオードブレークダウンを生じるような幅および濃度で設けられている半導体装置とした。
これらの手段によって、オフリーク電流を小さく抑えつつ十分なESD保護機能を持たせたESD保護用のN型MOSトランジスタを有する半導体装置を得ることができる。
本発明による半導体装置の、ESD保護用のN型MOSトランジスタの第1の実施例を示す模式的断面図である。 本発明による半導体装置の、ESD保護用のN型MOSトランジスタの第1の実施例を示す模式的上面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明による半導体装置の、ESD保護用のN型MOSトランジスタの第1の実施例を示す模式的断面図である。
P型のシリコン基板101上にN型の高濃度不純物領域からなるソース領域201とドレイン領域202が形成されており、ソース領域201とドレイン領域202の間のチャネル領域上には、シリコン酸化膜などからなるゲート絶縁膜401が設けられ、その上面にポリシリコンなどからなるゲート電極402が形成されている。また、他の素子との間の絶縁分離にはシャロートレンチ構造が用いられており、トランジスタの外周はトレンチ分離領域301に囲まれている。
図1の実施例においては、2組のゲートESD保護用のN型MOSトランジスタ601を示している。
ここで、ドレイン領域202に接したP型の領域801を介して外部接続端子からの信号を受けるN型の領域901が形成されている。即ち、N型の領域901はその側面全域および底面に接してP型の領域801が形成されている。P型の領域801は、外部接続端子からの信号を受けるN型の領域901に半導体装置の電源電圧以上の電圧が印加された際に、外部接続端子からの信号を受けるN型の領域901とドレイン領域202とがパンチスルーして導通するような、図1では横方向となる長さL、図1では紙面と垂直方向でありドレイン領域202と平行な方向の幅および不純物濃度を有して、N型の領域901と接して形成されている。
図2は図1で示される第1の実施例を上から見た模式的上面図である。P型の領域801とN型の領域901とが接する距離である幅Wを示している。
P型の領域801におけるP型の不純物濃度と、P型の領域801およびN型の領域901とが接する長Lさおよび幅Wを適宜組み合わせて設定することにより、所望の印加電圧で外部接続端子からの信号を受けるN型の領域901と、ESD保護用のN型MOSトランジスタ601のドレイン領域202とをパンチスルーさせることが可能である。
P型の領域801の幅をこのように設定することにより、通常の半導体装置の動作状態で電源電圧以下の電圧の信号が外部端子に印加されている状態では、外部接続端子からの信号を受けるN型の領域901とドレイン領域202とは逆導電型のP型の領域801で分離された状態となるため、ESD保護用のN型MOSトランジスタ601のドレイン領域202には外部端子に印加された信号(電圧)は伝達されず、ESD保護用のN型MOSトランジスタ601のオフリーク電流の発生を根本的に防止することができる。
また、外部接続端子からの信号を受けるN型の領域901の底面に接するP型の領域801は、外部接続端子からの信号を受けるN型の領域901に半導体装置の電源電圧以上の電圧が印加された際に、外部接続端子からの信号を受けるN型の領域901と、P型の領域801との間でダイオードブレークダウンを生じる濃度で形成されている。
外部接続端子に大きな電圧(例えば静電気パルス)が印加された場合には、外部接続端子からの信号を受けるN型の領域901とESD保護用のN型MOSトランジスタ601のドレイン領域202とがパンチスルーして導通し、ESD保護用のN型MOSトランジスタがバイポーラ動作し、静電気パルス電流を逃がすとともに、外部接続端子からの信号を受けるN型の領域901と外部接続端子からの信号を受けるN型の領域901の底面に接するP型の領域801との間でダイオードブレークダウンを生じ、効率よく大きな電流を逃すことができる。
これらの動作により、内部回路要素に対する保護機能がしっかりと発揮される。また、図1の実施例においては、簡単のためコンベンショナル構造のESD保護用のN型MOSトランジスタの例を示したが、本発明はこれに限定されず、LDD構造や、ドレイン領域202を一定の幅でゲート電極402から離して設定するオフセットドレイン構造などのトランジスタ構造を用いても構わない。
101 P型のシリコン基板
201 ソース領域
202 ドレイン領域
301 トレンチ分離領域
401 ゲート絶縁膜
402 ゲート電極
601 ESD保護用のN型MOSトランジスタ
801 P型の領域
901 外部接続端子からの信号を受けるN型の領域

Claims (3)

  1. 外部接続端子と内部回路領域との間に前記内部回路領域に形成された内部素子をESDによる破壊から保護するために形成された、素子分離にシャロートレンチ構造を有するESD保護用のN型MOSトランジスタを有する半導体装置において、
    前記ESD保護用のN型MOSトランジスタのドレイン領域に接するP型の領域と、
    前記P型の領域に側面全域および底面を囲まれた前記外部接続端子からの信号を受ける、前記P型の領域と接するN型の領域と、
    が形成されており、
    前記P型の領域がパンチスルーする電圧が、前記ドレイン領域と前記N型の領域との間の距離である長さおよび前記P型の領域の不純物濃度により設定され、前記P型の領域は、前記N型の領域に電源電圧以上の電圧が印加された際に、前記N型の領域と、前記ドレイン領域とがパンチスルーして導通するとともに、前記N型の領域と底面に形成されたP型の領域との間でダイオードブレークダウンを生じる前記不純物濃度で設けられている半導体装置。
  2. 前記ESD保護用のN型MOSトランジスタは、LDD構造のN型MOSトランジスタで形成されている請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記ESD保護用のN型MOSトランジスタは、オフセットドレイン構造のN型MOSトランジスタで形成されている請求項1記載の半導体装置。
JP2009283331A 2009-12-14 2009-12-14 半導体装置 Active JP5511353B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009283331A JP5511353B2 (ja) 2009-12-14 2009-12-14 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009283331A JP5511353B2 (ja) 2009-12-14 2009-12-14 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011124516A JP2011124516A (ja) 2011-06-23
JP5511353B2 true JP5511353B2 (ja) 2014-06-04

Family

ID=44288082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009283331A Active JP5511353B2 (ja) 2009-12-14 2009-12-14 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5511353B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011071329A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Seiko Instruments Inc 半導体装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04146666A (ja) * 1990-10-08 1992-05-20 Sony Corp 入力保護回路
JPH0653497A (ja) * 1991-08-23 1994-02-25 Nec Corp 入出力保護回路を備えた半導体装置
JPH05267586A (ja) * 1992-03-18 1993-10-15 Sanyo Electric Co Ltd 出力保護回路
JP3397057B2 (ja) * 1996-11-01 2003-04-14 日産自動車株式会社 半導体装置
TW495952B (en) * 2001-07-09 2002-07-21 Taiwan Semiconductor Mfg Electrostatic discharge protection device
US6710990B2 (en) * 2002-01-22 2004-03-23 Lsi Logic Corporation Low voltage breakdown element for ESD trigger device
JP4695823B2 (ja) * 2003-02-28 2011-06-08 ミツミ電機株式会社 半導体装置
US7019368B1 (en) * 2003-07-11 2006-03-28 Actel Corporation Low-capacitance input/output and electrostatic discharge circuit for protecting an integrated circuit from electrostatic discharge
JP2007214267A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Seiko Instruments Inc 半導体装置
JP5069872B2 (ja) * 2006-05-31 2012-11-07 新日本無線株式会社 半導体集積回路
JP2009060081A (ja) * 2007-08-06 2009-03-19 Seiko Instruments Inc 半導体装置
JP5270877B2 (ja) * 2007-08-22 2013-08-21 セイコーインスツル株式会社 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011124516A (ja) 2011-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4790166B2 (ja) 保護トランジスタ
JP5270877B2 (ja) 半導体装置
JP5270876B2 (ja) 半導体装置
JP2008078361A (ja) 半導体集積回路装置
JP2011071327A (ja) 半導体装置
JP5511395B2 (ja) 半導体装置
KR101712629B1 (ko) Esd 보호 소자와 그 제조 방법 및 그 보호 소자를 포함하는 전기전자장치
JP2013153019A (ja) 半導体装置
CN101364596A (zh) 半导体器件
JP2009060081A (ja) 半導体装置
US8278714B2 (en) Semiconductor device
US20090039431A1 (en) Semiconductor device
JP5511353B2 (ja) 半導体装置
JP5498822B2 (ja) 半導体装置
JP5511370B2 (ja) 半導体装置
JP2011210896A (ja) 半導体装置
JP2011071328A (ja) 半導体装置
JP2011071325A (ja) 半導体装置
JP2002093999A (ja) Soi集積回路用esd保護素子
TWI536534B (zh) 靜電放電防護元件
JP2011192842A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5511353

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250