JP5501674B2 - 電動モータ - Google Patents

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Description

本発明は、電動モータに関するものである。
従来より、ブラシ付き電動モータでは、回転するロータにブラシが摺接しながら電流を供給している。そのため、ブラシの温度が過度に上昇するのを防止するために、ブラシが搭載されるブラシマウントにサーミスタなどの温度検出手段を設け、ブラシの温度を検出している。
特許文献1には、ブラシ付きDCモータにおけるサーミスタ取付構造が開示されている。このブラシ付きDCモータでは、サーミスタを取付けるための貫通孔を保持板に形成し、そこにサーミスタを挿入保持することによってサーミスタを保持している。
特開平11−299177号公報
しかしながら、特許文献1に記載のブラシ付きDCモータでは、サーミスタをブラシマウントに取付けるときに、サーミスタを貫通孔に挿入保持すると同時にリード線を保持板の裏面側に導出して保持板に接続している。このとき、保持板にリード線を接続する作業の作業性が良好でなかった。
そこで、本発明では、ブラシの温度を検出するために設けられる温度検出手段の組み立て性を向上可能な電動モータを提供することを目的とする。
本発明は、ブラシマウントに対して回転自在なロータと、前記ロータに向かって進退可能に前記ブラシマウントに固定され、前記ロータに摺接する複数のブラシと、リード線を有し、前記ブラシの温度を検出可能な温度検出手段と、前記温度検出手段によって検出された温度を出力するためのセンサ線と、基端が前記ブラシマウントに取付けられ、前記リード線が絡げられて固定され電気的に接続されるポストと、を備え、前記ポストは、その先端に先割れ部を有し、前記先割れ部に嵌入される前記センサ線を保持することを特徴とする。
本発明によれば、温度検出手段は、基端がブラシマウントに取付けられるポストにリード線が電気的に接続される。よって、組み立て時にはリード線をポストに接続すればよいため、温度検出手段の組み立てが容易になる。
したがって、温度検出手段の組み立て性を向上可能な電動モータを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る電動モータの内部構造を示す正面図である。 図1におけるA−A断面図である。 図1の電動モータに接着剤が塗布された状態の正面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態に係る電動モータ100について説明する。
まず、図1から図3を参照しながら電動モータ100の構成を説明する。図1及び図2は、サーミスタ10の取付け態様を詳細に説明するために、接着剤40,50を充填していない状態を示す。
電動モータ100は、ケーシング(図示省略)内部に固定されるブラシマウント1と、ブラシマウント1の内周に向けて進退可能に設けられる四つのブラシ(図示省略)と、それぞれのブラシを支持するための四つのブラシホルダ2と、四つのブラシと摺接しながら回転するロータ(図示省略)と、ロータの外周に対峙するように設けられて磁場を形成する複数の永久磁石(図示省略)とを備える。
電動モータ100は、プラス側とマイナス側のそれぞれ異なる二つの極性を持つ二対のブラシを備える四極の電動モータである。四つのブラシのうち、互いに対向する二つのブラシは同極である。
電動モータ100は、コントローラ(図示省略)によって制御される。電動モータ100は、電源装置(図示省略)から動力線3を介して供給された電流がブラシを介してロータへと供給され、電流が流れることによって磁化されたロータが、磁石の吸引力及び反発力によって永久磁石の内側で回転することによって動作する。
ブラシマウント1は、電動モータ100の内部に固定され、中心にロータの軸が挿通される円形の中心穴1bが形成される環状の板である。ブラシマウント1は樹脂で形成されるが、樹脂でなくても絶縁材であればよい。ブラシマウント1には、中心穴1bに対峙するようにブラシホルダ2が配設される。
ブラシホルダ2は、ブラシマウント1の内周に向けて形成される保持溝2aを摺動し、ロータに対して進退可能なブラシを支持する。保持溝2aには、ばね等の付勢手段(図示省略)が設けられ、ロータに向けてブラシを付勢している。
ブラシホルダ2は、ブラシマウント1の周方向に等間隔に、ロータの回転軸を中心とする放射線状に配設される。ブラシホルダ2には、被覆を剥いた状態の動力線3が接続され、電源装置から供給される電流をブラシを介してロータへと供給する。ブラシホルダ2には、ブラシホルダ2の温度を検出するためのサーミスタ10が当接して固定される。
一対の動力線3は、図1で見て上二つの隣接して設けられるブラシホルダ2に接続される。下二つのブラシホルダ2には、上二つのブラシホルダ2と接続される配線(図示省略)によって電源が供給される。
サーミスタ10は、検出した温度に応じて抵抗値が変化する素子である。サーミスタ10には、一定の電圧が印加されており、抵抗値の変化と反比例して変化する電流値によって温度を検出可能である。このサーミスタ10が温度検出手段に該当する。
サーミスタ10は、ブラシホルダ2に当接して固定されるセンサ部11と、電流が流れる一対のリード線12とを備える。サーミスタ10は、ブラシホルダ2の温度を検出し、ブラシホルダ2の温度が過度に上昇させないために、少なくとも一つのブラシホルダ2に取付けられる。
ここで、ブラシホルダ2の温度はブラシの温度と略同一である。したがって、サーミスタ10でブラシホルダ2の温度を検出し、ブラシの温度が過度に上昇しないようにすることで、電動モータ100の焼き付きなどの故障を防止できる。
サーミスタ10は、先端がアールを帯びて形成されるセンサ部11からブラシマウント1に沿ってリード線12が伸びるように寝かせて載置される。サーミスタ10の一対のリード線12は、基端23をブラシマウント1に嵌入して固定される一対のポスト20にそれぞれ絡げられて固定され、電気的に接続される。
ポスト20は、サーミスタ10及び抵抗器30の配線をまとめるターミナルとして設けられる。ポスト20には、サーミスタ10及び抵抗器30が並列回路を形成するように接続される。具体的には、サーミスタ10の一方のリード線12が一方のポスト20に接続され、他方のリード線12は他方のポスト20に接続される。同様に、抵抗器30の一方のリード線31は一方のポスト20に接続され、他方のリード線31は他方のポスト20に接続される。
それぞれのポスト20には、サーミスタ10に電流を供給してブラシの温度を抵抗値として検出するためのセンサ線21が電気的に接続され、外部へと引き出される。よって、センサ線21から電圧が印加されると、サーミスタ10と抵抗器30とは電気的に並列に接続されているため、サーミスタ10と抵抗器30とには同一の大きさの電圧が印加される。
ポスト20は、電流が流れなければならないため、導電材で形成される。ブラシマウント1は絶縁材で形成されているため、ポスト20同士の間が短絡することはない。
ポスト20は、センサ線21の長さを最小限に抑えるために、一対の動力線3の間に配設される。つまり、ポスト20は、図1で見て上二つの隣接して設けられるブラシホルダ2の間に配設される。これにより、動力線3の間に設けられるセンサ線21を、上二つのブラシホルダ2に接続されている動力線3まとめて、最短距離で電動モータ100の外部へと引き出すことが可能である。
図2に示すように、ポスト20の先端には、先割れ部22が形成される。先割れ部22は、センサ線21を保持するために設けられる。先割れ部22の間隔は、センサ線21の径と略同一の大きさに形成される。
センサ線21は、被覆を剥いた状態で先割れ部22に嵌入するように取付けられ、はんだ付けして固定される。センサ線21には一定の電圧が印加され、流れる電流の大きさによって抵抗の大きさを検出する。
ポスト20には、サーミスタ10と並列に設けられる抵抗器30のリード線31が更に絡げられて固定され、電気的に接続される。
抵抗器30は、サーミスタ10と並列に設けられ、固有の抵抗値を有する固定抵抗器である。よって、センサ線21を介して検出される抵抗値は、サーミスタ10と抵抗器30との合成抵抗の抵抗値である。
抵抗器30は、サーミスタ10との合成抵抗の大きさを修正し、温度の変化に伴って直線的に変化する電流の出力を得るために設けられる。つまり、抵抗器30は、サーミスタ10からの出力を調整するために設けられる。サーミスタ10の抵抗変化は温度に対して線形ではないが、抵抗器30を設けることによって、出力電流の大きさの範囲が調整され、サーミスタ10と抵抗器30との合成抵抗値を線形に近似させることが可能である。
抵抗器30のリード線31は、ポスト20において、サーミスタ10のリード線12の上部であり、かつセンサ線21の下部に絡げられる。抵抗器30は、ブラシマウント1に形成される円筒状の突起である円筒突起1c(図1参照)の上部に載置される。
図3は、図1及び図2におけるブラシマウント1に接着剤40,50を充填した状態を示す。接着剤40,50は、共に非電導性の接着剤である。接着剤40は、サーミスタ10をブラシホルダ2に固定し、ブラシホルダ2の温度をサーミスタ10に伝達するために設けられる。接着剤50は、ポスト20,抵抗器30,動力線3及びセンサ線21を固定して絶縁するために、接着剤40の上部に重ねて設けれる。
接着剤40は、接着剤50と比べて熱伝導率の高い接着剤である。具体的には、接着剤40の熱伝導率は、例えば1.6(W/(m・K))程度である。そのため、ブラシの温度がブラシホルダ2へと伝達され、ブラシホルダ2の温度が接着剤40を介してサーミスタ10に伝達される。この接着剤40が第1の接着剤に該当する。
接着剤40が充填されていないときには、サーミスタ10のセンサ部11先端はアールを帯びて形成されているため、センサ部11とブラシホルダ2とは線で接触する。これに対して電動モータ100では接着剤40が充填されているため、センサ部11とブラシホルダ2とを接着剤40を介して互いに面同士で接触させることができる。よって、センサ部11とブラシホルダ2との間の熱伝導率が向上している。
接着剤40の流出を防止するために、ブラシマウント1には内周壁5及び外周壁6が形成され、内周壁5と外周壁6とで囲われるように、接着剤40が充填される充填部9が画成される。これらの内周壁5と外周壁6とが、接着剤40の流れを規制するための規制壁に該当する。
充填部9には、サーミスタ10のリード線12が通っている。充填部9に接着剤40が充填されて硬化すると、リード線12は固定されて絶縁される。これにより、振動などによる衝撃が作用してもリード線12が振動することは無く、リード線12が断線することを防止できる。
内周壁5は、中心穴1bに沿って一対の隣り合うブラシホルダ2の間に形成される。内周壁5は、サーミスタ10のセンサ部11と略同一の高さに形成される。
外周壁6は、ポスト20の外周を囲い、内周壁5と円筒突起1cとの間を連結するように形成される。よって、外周壁6と内周壁5とによって接着剤40が充填される区画が囲われる。一方のブラシホルダ2と対峙する外周壁6には、サーミスタ10のセンサ部11が嵌合する切欠き7が形成される。外周壁6は、内周壁5と略同一の高さに形成される。
切欠き7は、サーミスタ10のセンサ部11がブラシホルダ2に向けて突出させるために形成される。切欠き7は、センサ部11の外形よりも僅かに大きく形成される。よって、切欠き7とセンサ部11との間には僅かな隙間8が形成される。そのため、接着剤40は切欠き7からブラシホルダ2へと流出し、ブラシホルダ2とセンサ部11との間を埋めるように充填される。
隙間8は、ブラシホルダ2とセンサ部11との間を埋めるだけの量の接着剤40が流出可能な大きさに形成される。隙間8が大き過ぎると接着剤40が必要以上に流出し、隙間8が小さすぎると接着剤40が充分に流出しない。
接着剤50は、接着剤40よりも粘度の高い接着剤である。具体的には、接着剤40の粘度は、例えば18(Pa・s)程度であり、接着剤50の粘度は、例えば20(Pa・s)程度である。接着剤50が充填される区画には接着剤40のための内周壁5及び外周壁6に相当する壁部が形成されていないため、流下しないでその場に留まって硬化可能な程度の粘度が必要である。
接着剤50が充填されることによって、ポスト20,抵抗器30,動力線3及びセンサ線21は強固に固定され、振動などによって脱落することを防止できる。この接着剤50が第2の接着剤に該当する。
電動モータ100の動作時には、ブラシホルダ2に支持されるブラシと回転するロータとは摺接しているため、ブラシが削れて粉が発生する。この粉が動力線3の周囲に付着すると、センサ線21との間で短絡を起こすおそれがある。電動モータ100では、動力線3及びセンサ線21は接着剤50で覆われているため、ブラシが削れて発生した粉の付着によって短絡することを防止できる。
以下、電動モータ100の作用について説明する。
動力線3からブラシホルダ2へと供給される電流が、ブラシを介してロータへと供給される。ロータは、電流が流れることによって磁化し、外周を囲む永久磁石との間に作用する吸着力及び反発力によって、ブラシと摺接しながら回転する。
ロータが回転すると、摺接するブラシとの間に摩擦熱が発生する。サーミスタ10は、センサ部11がブラシホルダ2に当接するように設けられ、接着剤40によって間を埋めて面接触するように接着されている。接着剤40は、熱伝導率の高い接着剤であるため、センサ部11の温度はブラシホルダ2の温度と略同一になる。ブラシホルダ2とブラシとは互いに摺動自在に当接しているため、これらの温度は略同一である。よって、サーミスタ10は、ブラシの温度を検出することが可能である。
温度によって抵抗値が変化するサーミスタ10には、一定の電圧が印加されており、抵抗値の変化と反比例して変化する電流値によって温度を検出可能である。よって、コントローラに入力される電流値の変化によって、センサ部11が検出したブラシホルダ2の温度を監視することが可能である。
ここで、サーミスタ10、抵抗器30、センサ線21を固定するターミナルとして一対のポスト20が、基端23をブラシマウント1に嵌入されて固定されている。
電動モータ100の組み立て時には、ポスト20にサーミスタ10のリード線12を絡げ、その上部に抵抗器30のリード線31を絡げ、その上部にセンサ線21を先割れ部22に嵌入するように固定してはんだ付けする。電動モータ100では、リード線12及びリード線31はポストに絡げることで固定され、センサ線21は先割れ部22に嵌入することによって固定される。よって、リード線12,31及びセンサ線21をポスト20に固定すればよく、組み立てが容易である。
次に、接着剤40を充填してサーミスタ10を固定する。接着剤40は接着剤50よりも粘度が低いため、センサ部11と切欠き7との間の僅かな隙間から流出し、センサ部11とブラシホルダ2との間を埋めるて硬化する。接着剤40は熱伝導率が高いため、ブラシホルダ2の熱がセンサ部11へと伝達され、センサ部11によってブラシホルダ2の温度を検出することができる。
このとき、ブラシマウント1には内周壁5及び外周壁6が画成されており、内周壁5と外周壁6とで囲われて充填部9が画成される。充填部9には、サーミスタ10のリード線12が通っており、充填部9に接着剤40が充填されて硬化すると、リード線12は固定されて絶縁される。これにより、振動などによる衝撃が作用してもリード線12が振動することは無く、リード線12が断線することを防止できる。
そして、接着剤40の上部を覆うように接着剤50が充填される。接着剤50は、接着剤40よりも粘性が高いため、充填された位置に留まったまま硬化する。接着剤50は、動力線3、センサ線21,抵抗器30及びポスト20の上部を覆うように固定するように充填されるので、動力線3及びセンサ線21はその場に固定され、振動などによってサーミスタ10や抵抗器30が外れたり、リード線31が断線することを防止できる。
また、動力線3とセンサ線21との間にブラシが削れて発生した粉などの異物が付着するおそれが無い。よって、動力線3とセンサ線21との間の絶縁が確保され、短絡することを防止できる。
以上のように、二種類の異なる特性を有する接着剤40,50を順に重ねて充填することによって、サーミスタ10でブラシホルダ2の温度検出を可能にすると共に、振動などによるサーミスタ10,抵抗器30の外れやリード線12,31の断線を防止できる。
以上の実施の形態によれば、以下に示す効果を奏する。
本発明によれば、サーミスタ10は、基端23がブラシマウント1に嵌入して固定されるポスト20にリード線12が固定される。よって、組み立て時にはリード線12をポスト20に固定すればよい。また、サーミスタ10のリード線12、抵抗器30のリード線31、及びセンサ線21をポスト20に絡げて固定すればよいため、サーミスタ10,抵抗器30,及びリード線31の組み立てを容易に行うことができる。
また、二種類の異なる接着剤40,50を充填することによって、サーミスタ10でブラシホルダ2の温度検出を可能にすると共に、振動などによるサーミスタ10及び抵抗器30の外れやリード線12,31の断線を防止できる。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明に係る電動モータは、汎用のブラシ付き電動モータとして、振動が多い環境においても利用できる。
100 電動モータ
1 ブラシマウント
2 ブラシホルダ
3 動力線
5 内周壁
6 外周壁
7 切欠き
10 サーミスタ
20 ポスト
21 センサ線
30 抵抗器
40 接着剤
50 接着剤

Claims (7)

  1. ブラシマウントに対して回転自在なロータと、
    前記ロータに向かって進退可能に前記ブラシマウントに固定され、前記ロータに摺接する複数のブラシと、
    リード線を有し、前記ブラシの温度を検出可能な温度検出手段と、
    前記温度検出手段によって検出された温度を出力するためのセンサ線と、
    基端が前記ブラシマウントに取付けられ、前記リード線が絡げられて固定され電気的に接続されるポストと、を備え
    前記ポストは、その先端に先割れ部を有し、前記先割れ部に嵌入される前記センサ線を保持することを特徴とする電動モータ。
  2. リード線を有し、前記温度検出手段と並列に設けられ、前記温度検出手段からの出力を調整するための抵抗器を備え、
    前記抵抗器のリード線は、前記ポストに絡げられて固定され電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の電動モータ。
  3. 前記先割れ部は、その間隔が前記センサ線の径と同一の大きさに形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動モータ。
  4. 前記ブラシマウントに取付けられ、前記ブラシを摺動自在に支持するブラシホルダを備え、
    前記温度検出手段は、温度を検出するためのセンサ部と、前記リード線と、を備え、
    前記センサ部は、前記ブラシホルダとの間に充填される接着剤によって固定されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の電動モータ。
  5. 前記接着剤は、
    前記ブラシの温度を前記温度検出手段に伝達するための第1の接着剤と、
    前記第1の接着剤を覆うように充填され、前記第1の接着剤よりも粘度の高い第2の接着剤と、を備えることを特徴とする請求項4に記載の電動モータ。
  6. 前記ブラシマウントには、前記第1の接着剤が流出しないように囲う規制壁が形成されることを特徴とする請求項5に記載の電動モータ。
  7. 隣接する二つの前記ブラシホルダに電気的に接続され、電源を供給するための一対の動力線を備え、
    前記ポストは、前記隣接する二つのブラシホルダの間に設けられ、
    前記センサ線は、前記一対の動力線の間に設けられることを特徴とする請求項4から6のいずれか一つに記載の電動モータ。
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