JP7210331B2 - モータユニットおよびファン - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、軸受の温度を検出することにより軸受の故障の予兆を判定する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1には、温度センサの適切な取り付け位置について開示されていない。一般に小型の軸流ファン等は電子部品を実装するスペースに制限がある。そのため、ファンとしての能力を適切に発揮できるように設計された既存のモータユニットの構造を大幅に変更することなく、軸受の故障診断のためのセンサを追加で実装することは容易ではない。
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。なお、以下の説明では、一例として、発明の構成要素に対応する図面上の参照符号を、括弧を付して記載している。
以下、本発明の実施の形態の具体例について図を参照して説明する。なお、以下の説明において、各実施の形態において共通する構成要素には同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
図1には、実施の形態に係るファン100の断面図が示され、図2には、ファン100の分解斜視図が示されている。
図4は、図3に示したファン100のステータ3の周辺部分を拡大した斜視図である。図5Aは、図4に示したステータ3の周辺部分の断面図である。図5Bは、図5Aにおけるセンサ7の周辺部分の拡大図である。図6は、図4に示したステータ3の周辺部分の軸線Q方向から見た平面図(上面図)である。なお、図4乃至図6において、ロータ2、インペラ11、およびケース12の図示を省略している。
また、従来のファン用のモータユニットには、ステータコア30の互いに隣り合うティース部301間にスロット302が形成されている。したがって、本実施の形態に係るモータユニット10によれば、従来のモータユニットの構造を大きく変更することなく、センサ7のリード線71を配策することが可能となる。
以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
図7は、ステータ3の側壁部311に形成された穴部の別の一例を示す図である。図7に示すように、インシュレータ31の側壁部311の内周面311aと外周面311bとを貫通する貫通穴314Aを形成してもよい。
図8は、センサ7のリード線71の配策に関する別の一例を示す図である。図8に示すように、センサ7のセンサ部70から回転軸24の回転方向に離れた位置に穴部314を形成してもよい。この場合、センサ7のリード線71は、側壁部311と軸受ハウジング5との間の空間530において側壁部311に沿って配策され、穴部314を通ってステータ3の外部に引き出される。
Claims (10)
- モータと、
センサと、を備え、
前記モータは、
回転軸を含むロータと、
ステータと、
前記回転軸を回転可能に支持する軸受と、
前記軸受を支持する軸受ハウジングとを有し、
前記ステータは、ステータコアとコイルとを絶縁するためのインシュレータを含み、
前記インシュレータは、前記回転軸の回転方向に沿って前記軸受ハウジングの少なくとも一部を囲み、前記軸受ハウジングと離間して形成された側壁部を含み、
前記センサは、前記側壁部と前記軸受ハウジングとの間に配置され、
前記センサは、物理量を検出するセンサ部と、前記センサ部で検出された物理量に応じた電気信号を伝達するためのリード線と、を含み、
前記側壁部は、
前記回転軸に対向する内周面と、前記内周面に背向する外周面と、前記内周面と前記外周面とを連通する穴部とを含み、
前記センサ部は、前記側壁部の前記内周面と前記軸受ハウジングとの間の空間に配置され、
前記リード線は、前記空間から前記穴部を通って前記側壁部の前記外周面側に延在している
ことを特徴とするモータユニット。 - 請求項1に記載のモータユニットにおいて、
前記センサは、前記回転軸の軸線に垂直な方向から見て前記軸受と重なる領域に配置されている
ことを特徴とするモータユニット。 - 請求項1または2に記載のモータユニットにおいて、
前記センサは、前記軸受ハウジングに接触した状態で固定されている
ことを特徴とするモータユニット。 - 請求項3に記載のモータユニットにおいて、
前記軸受ハウジングは、金属材料を含む
ことを特徴とするモータユニット。 - 請求項1乃至4の何れか一項に記載のモータユニットにおいて、
前記穴部は、前記側壁部が突出する方向と平行な方向に深さを有する切り欠きである
ことを特徴とするモータユニット。 - 請求項1乃至4の何れか一項に記載のモータユニットにおいて、
前記穴部は、前記側壁部の前記内周面と前記外周面とを貫通する貫通穴である
ことを特徴とするモータユニット。 - 請求項1乃至6の何れか一項に記載のモータユニットにおいて、
前記リード線は、前記側壁部の前記外周面に沿って延在している
ことを特徴とするモータユニット。 - 請求項1乃至7の何れか一項に記載のモータユニットにおいて、
前記ステータにおける前記回転軸の軸線方向の一方側に配置され、前記ロータの回転を制御するモータ駆動制御回路が形成された回路基板を更に有し、
前記側壁部は、前記ステータにおける前記軸線方向の他方の側に形成され、
前記リード線は、一端が前記センサ部に接続され、他端が前記回路基板に接続されている
ことを特徴とするモータユニット。 - 請求項8に記載のモータユニットにおいて、
前記ステータコアは、前記回転軸に垂直な方向に突出し、前記回転軸の回転方向に互いに離間して配置された複数のティース部を有し、
前記リード線は、互いに隣り合う前記ティース部間を通って延在している
ことを特徴とするモータユニット。 - 請求項1乃至9の何れか一項に記載のモータユニットと、
前記ロータの回転力によって回転可能に構成されたインペラと、を備える
ことを特徴とするファン。
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JP2019038463A JP7210331B2 (ja) | 2019-03-04 | 2019-03-04 | モータユニットおよびファン |
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JP2019038463A JP7210331B2 (ja) | 2019-03-04 | 2019-03-04 | モータユニットおよびファン |
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JP2020145780A JP2020145780A (ja) | 2020-09-10 |
JP7210331B2 true JP7210331B2 (ja) | 2023-01-23 |
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ID=72354653
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP7210331B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007108187A (ja) | 2002-02-19 | 2007-04-26 | Nsk Ltd | センサ付転動装置 |
JP2019022327A (ja) | 2017-07-18 | 2019-02-07 | 株式会社ケーヒン | 空調用ブロアモータユニット |
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- 2019-03-04 JP JP2019038463A patent/JP7210331B2/ja active Active
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JP2019022327A (ja) | 2017-07-18 | 2019-02-07 | 株式会社ケーヒン | 空調用ブロアモータユニット |
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