JP2019022327A - 空調用ブロアモータユニット - Google Patents

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政彰 石崎
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Abstract

【課題】空調用ブロアモータユニットの作製コストの低廉化、組立ての容易化を図る。【解決手段】ブラシレスモータ12を制御するための電子部品120が設けられた回路基板14には、絶縁性支持部材128に第1基板側端子部130a〜第3基板側端子部130cの一部を埋入した導通用ユニット124が設けられる。第1基板側端子部130a及び第2基板側端子部130bは軸受保持部に近接する側に突出し、第3基板側端子部130cは軸受保持部から離間する側に突出する。第1基板側端子部130a〜第3基板側端子部130cには、他端が第1ステータ側端子部100a〜第3ステータ側端子部100cに係止された第1導電線126a〜第3導電線126cの一端が係止される。【選択図】図2

Description

本発明は、ブラシレスモータによってブロアファンを回転させる空調用ブロアモータユニットに関する。
車両用空調装置では、空調用ブロアモータユニットを構成するブロアファンが回転動作し、これにより送風が行われる。このブロアファンは、ブラシレスモータの作用下に回転する。すなわち、ブラシレスモータは、電磁コイルを含むステータと、ヨークとして機能し且つ永久磁石を保持したカップ形状の回転盤を含むロータとを有する。前記電磁コイルに交流電流が通電されると、該電磁コイルと前記永久磁石との間に交番磁界が形成される。これに伴ってロータが回転することにより、該ロータに保持された回転軸、及び該回転軸に取り付けられたブロアファンが回転する。
ブラシレスモータの出力、ひいてはブロアファンの回転速度等は、回路基板に設けられた制御回路によって制御される。制御回路には、コンデンサや抵抗、スイッチング素子等の電子部品が設けられており、これらの電子部品は、ブラシレスモータを構成する電磁コイルに対して電気的に接続されている。
特許文献1には、電磁コイルに交流電流を供給するためのリード線と前記電磁コイルとを、固定子絶縁部に設けられた端子を介して結線するとともに、前記リード線をリード線固定部に固定した電動機が記載されている。
また、特許文献2記載の電動機では、アッパーケースとロアケースからなる回路保護ケース内の所定位置に固定されたインナケースに回路基板を取り付けるとともに、該インナケースにバスバーを埋設している。また、ブロアファンが回転した際にステータからの振動が回路基板に伝達されることを防止するためのU字状の防振構造を設けている。
特開2001−309600号公報 特開2001−275328号公報
特許文献1に記載されるようにモータの軸線方向に直交する周方向からリード線を導出すると、3本(3相)のリード線の長さが不揃いとなる。この場合において、モータの振動を吸収し得るような柔軟な細線をリード線として採用したときには特に、リード線の抵抗値が不揃いとなり、U相、V相、W相の各相に均等に通電することが困難となる。このような状況下では、パワーモジュール等のスイッチング制御等でブラシレスモータの回転速度を制御する際、リード線が長い相に電圧降下が発生することがあり得る。このような事態が生じると、ブラシレスモータがスムーズに回転しなくなり、その結果、変動騒音が発生する。
しかも、リード線の長さが不揃いであるため、長尺なリード線と短尺なリード線を個別に作製する必要がある。このように長さが相違するリード線を用意することは煩雑であるとともにコストが高騰する。
一方、特許文献2に記載される構成では、バスバーを作製すること自体が煩雑である。しかも、バスバーを、円周上に沿って配置されているターミナルピンの向きに合わせて複雑に折曲した形状とせざるを得ない。このため、バスバーを作製することが容易ではない。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、制御が容易となるとともに、作製コストを低廉化し得、さらに、組立が容易な空調用ブロアモータユニットを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ステータコアを被覆する絶縁材に線材が巻回されてなるU相用電磁コイル領域、V相を形成するV相用電磁コイル領域、及びW相を形成するW相用電磁コイル領域が順次設けられたステータと、永久磁石を保持して前記ステータの周縁に沿って回転するロータとを有するブラシレスモータによってブロアファンを回転させる空調用ブロアモータユニットであって、
前記ステータに保持されるとともに、前記ブラシレスモータの回転軸を回転可能に支持した金属製の軸受保持部と、
前記ブラシレスモータを制御するための電子部品が設けられた回路基板と、
前記軸受保持部及び前記回路基板を、互いが重畳しない位置に保持した支持盤と、
前記絶縁材の、前記回路基板に臨む側の端面に、前記U相用電磁コイル領域と前記V相用電磁コイル領域との境界、前記V相用電磁コイル領域と前記W相用電磁コイル領域との境界、前記W相用電磁コイル領域と前記U相用電磁コイル領域との境界から導出された電着部にデルタ接続されるとともに、前記軸受保持部の周囲に配置された3個のステータ側端子部と、
前記回路基板に設けられて前記電子部品に電気的に接続された3個の基板側端子部と、
前記3個の基板側端子部と前記3個のステータ側端子部を個別に且つ相対的に揺動可能に電気的に接続して前記回路基板から前記U相用電磁コイル領域、V相用電磁コイル領域及びW相用電磁コイル領域へと至る通電回路を形成する3本の可撓性線材と、
を備え、
前記3本の可撓性線材の長さが互いに同等であり、且つ1本の前記可撓性線材の一端が残余の2本の前記可撓性線材よりも前記軸受保持部から離間する方向に配置されていることを特徴とする。
このように、3本の可撓性線材の長さを互いに同等に揃えることにより、可撓性線材の抵抗値が略同等となる。このため、U相、V相、W相の各相に均等に通電することができる。その結果、パワーモジュール等のスイッチング制御等によるモータの回転速度を制御することが容易となる。
しかも、この場合、多数個の可撓性線材を作製し、その中から無作為に抽出した1個をU相、V相、W相のいずれかに用いることができる。上記したように、U相、V相、W相で同一長さの可撓性線材を用いるようにしているからである。すなわち、本発明では、相ごとに長さが相違する可撓性線材を作製する必要がない。このため、作製コストの低減を図ることができる。
また、ある相用の可撓性線材を誤って別の相に用いる等、いわゆる誤組立が起こることもない。従って、ブラシレスモータの組立が容易になる。
さらに、本発明では、1本の可撓性線材の一端を、残余の2本の可撓性線材よりも軸受保持部から離間する方向に配置するようにしている。このため、可撓性線材が複雑に折曲されることが回避される。従って、回路基板等に干渉するほどに変形した部位が形成されることが回避される。また、このためにブラシレスモータの組立が一層容易となる。
加えて、可撓性線材を用いているので、ステータで発生した振動が可撓性線材で吸収される。このため、回路基板やケーシングに振動が伝達され難くなる。その結果、空調用ブロアモータユニットが静音化される。換言すれば、静粛性に優れた空調用ブロアモータユニットが得られる。
空調用ブロアモータユニットは、回路基板に設けられ、且つ3個の基板側端子部の一部が埋入された樹脂製の絶縁性支持部材をさらに有するものであることが好ましい。この場合、2個の基板側端子部の残部は、前記絶縁性支持部材の、軸受保持部に近接する側から突出し、且つ残余の1個の基板側端子部の残部は、前記軸受保持部から離間する側から突出させればよい。この場合、一端が2本の可撓性線材よりも軸受保持部から離間する方向に配置された残余の1本の可撓性線材は、回路基板の平面視で、絶縁性支持部材と交差する。
この場合、3個の基板側端子部を、同一の端子用部材(金具)から設けることができる。従って、3個の基板側端子部の形状が揃うとともに、3個の基板側端子部と、3個のステータ側端子部との離間距離を揃えることが可能となる。このことと、3本の可撓性線材の長さが揃っていることとが相俟って、各基板側端子部と各ステータ側端子部との間の抵抗値を一層揃えることができる。その結果として、パワーモジュール等のスイッチング制御等によるモータの回転速度を制御することがさらに容易となる。
加えて、基板側端子部となる端子用部材を3相分全て共通部品とすることができるので、上記と同様の理由から、ブラシレスモータの組立が一層容易になる。
可撓性線材の好適な一例としては、複数個の細線が撚り合わされた撚り線が挙げられる。なお、絶縁被覆が設けられていると、可撓性線材が撓んだ際に回路基板等に接触するような事態が起こったとしても、可撓性線材と回路基板等との間の絶縁が保たれるので好適である。
本発明によれば、3本の可撓性線材の長さを互いに同等に揃えるようにしているので、可撓性線材の抵抗値を略同等として、U相、V相、W相の各相に均等に通電することができる。このため、パワーモジュール等のスイッチング制御等によるモータの回転速度を制御することが容易となる。
しかも、U相、V相、W相で可撓性線材を共通部品とすることができる。このため、作製コストの低減を図ることができるとともに、いわゆる誤組立が起こることが回避されるのでブラシレスモータの組立が容易になる。
さらに、1本の可撓性線材の一端を、残余の2本の可撓性線材よりも軸受保持部から離間する方向に配置するようにしているので、可撓性線材が回路基板等に干渉するほどに複雑に折曲されることが回避される。そして、このためにブラシレスモータの組立が一層容易となる。
本発明の実施の形態に係る空調用ブロアモータユニットの概略縦断面図である。 図1の空調用ブロアモータユニットの要部概略斜視図である。 導通用ユニットを構成する端子用部材の全体概略斜視図である。 図1の空調用ブロアモータユニットを構成するステータの全体分解斜視図である。
以下、本発明に係る空調用ブロアモータユニットにつき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、以降における「下」、「上」は、図1における下方(Z1方向)及び上方(Z2方向)に対応する。また、各図面に付したX1方向同士は同一方向を表し、X2、Y1、Y2、Z1及びZ2方向同士についても同様である。さらに、図1におけるX1方向、X2方向はそれぞれ紙面奥側、紙面手前側である。
図1は、本実施の形態に係る空調用ブロアモータユニット10の概略縦断面図である。この空調用ブロアモータユニット10は、ブラシレスモータ12と、該ブラシレスモータ12を制御する制御回路が設けられた回路基板14と、該回路基板14を支持する支持盤16と、これらブラシレスモータ12、回路基板14及び支持盤16を収容したケーシング18とを有する。ブラシレスモータ12の回転軸20には、仮想線で示すブロアファン22が取り付けられる。
ケーシング18は、いずれも樹脂からなる下側半体24(第2ケーシング部材)と上側半体26(第1ケーシング部材)とが組み合わされて構成される。下側半体24は、上側半体26に臨む側が開口した中空体であり、一方、上側半体26は、下側半体24に臨む側が開口した中空体である。すなわち、下側半体24は底部を構成し、上側半体26は天井部を構成する。従って、ケーシング18も中空体として構成され、その中空内部は、上側半体26に形成された空気導入口28から導入された冷却風の流通路となる。なお、冷却風は、回転するブロアファン22によって発生する気流、すなわち、空気流である。
下側半体24には、該下側半体24を上側半体26に連結する連結ネジ30を通すための連結ネジ挿通孔32が複数個(例えば、3個)形成されており、図1にはその中の1個が示されている。勿論、連結ネジ挿通孔32は、冷却風の流通を妨げない位置に形成される。また、下側半体24には、その底壁部が上側半体26側に指向して折曲されることで、略逆V字形状をなす突部34が形成されている。この突部34は、冷却風を案内する案内部として機能する。
下側半体24の上側開口の外縁部近傍には、該外縁部に沿って周回する薄肉の第1嵌合部36が形成されている。一方、上側半体26の下側開口には、該外縁部に沿って周回する薄肉の第2嵌合部38が形成されており、下側半体24に上側半体26が組み付けられたときには、第2嵌合部38が第1嵌合部36を囲繞する。すなわち、第1嵌合部36の外面と第2嵌合部38の内面とが互いに当接する。これにより、下側半体24と上側半体26とが互いに嵌合している。
上側半体26の、前記空気導入口28の近傍には、所定の部材、例えば、ブロアファン22を囲繞するいわゆるスクロール形状のファンケーシング(図示せず)に接続されるダクト44が立設される。また、上側半体26の周縁部には、空調用ブロアモータユニット10を前記ファンケーシングに連結するための複数個(例えば、3個)のステー部46が設けられている。
連結ネジ挿通孔32に対応する部位には、連結ネジ用孔48が設けられる。すなわち、連結ネジ挿通孔32に通された連結ネジ30は、連結ネジ用孔48に螺合される。これにより、下側半体24と上側半体26が連結されてケーシング18が構成される。
上側半体26には、円環状突部50が上方に指向して突出形成される。該円環状突部50には、後述するロータ52よりも大径の回転軸挿通口54が形成される。この回転軸挿通口54からは、ブラシレスモータ12の回転軸20が露呈する。その一方で、ブラシレスモータ12を構成するステータ56及びロータ52、該ブラシレスモータ12を制御する回路基板14等は、支持盤16とともにケーシング18に収容されている。さらに、上側半体26の、下側半体24を臨む側の面(すなわち、裏面)には、後述する支持ネジ60を螺合するための支持ネジ用孔62が形成される。
支持盤16は、薄肉の金属からなる。略円盤形状をなす支持盤16の約半分は、回路基板14に重畳する重畳部位である。重畳部位には、ヒートシンク部64が一体的に設けられる。なお、ヒートシンク部64は、複数個のフィン(図示せず)が立設されることで表面積が大となった放熱部である。すなわち、ヒートシンク部64により、支持盤16に伝達された回路基板14の熱の放散が促進される。
支持盤16は、ヒートシンク部64の下面が前記突部34側を臨み且つ前記フィンが上側半体26を臨む姿勢でケーシング18内に収容されている。ヒートシンク部64、及びそれ以外の数箇所(本実施の形態では2箇所)には、下側半体24に臨む側から上側半体26に臨む側に向かって延在するように、取付ネジ用孔66が形成される。
また、支持盤16の外縁には、所定角度で互いに離間した複数個(例えば、3個)のネジ台座部70が突出する。図1には、その中の1個が示されている。ネジ台座部70には支持ネジ挿通孔72が形成されており、該支持ネジ挿通孔72には、支持盤16を上側半体26に取り付けて位置決め固定するための支持ネジ60が通される。
さらに、支持盤16の中心には、金属からなる軸受保持部としての第1ベアリングホルダ74及び第2ベアリングホルダ76を保持する保持孔78が形成されるとともに、該保持孔78を中心として円弧形状に延在する通風孔80が複数個(本実施の形態では、3個)形成される。1個の通風孔80の近傍には、図4に示す円筒状ネジ部81が形成される。
保持孔78には、第1防振用ラバー部材90と第2防振用ラバー部材92とが組み合わされたラバー組立体94が嵌装される。また、保持孔78には、後述する第1ステータ側端子部100a、第2ステータ側端子部100b及び第3ステータ側端子部100cの各々が挿通される第1切欠部101a、第2切欠部101b、及び第3切欠部101cが、互いに略120°の位相差となるように形成される。
さらに、図1に示すように、通風孔80は、ロータ52を構成して環状に配置された複数個の永久磁石102の略直下に位置する。換言すれば、通風孔80は、永久磁石102の配置に沿って円弧状に湾曲している。
以上のように構成される支持盤16は、例えば、アルミニウム合金からなる鋳造物として得ることができる。この支持盤16には、車体側に設けられたワイヤハーネスを挿入するためのカプラハウジング(いずれも図示せず)が、通風孔80の近傍に設けられる前記円筒状ネジ部81に保持ネジが螺合されることで支持される。該カプラハウジングは樹脂からなり、絶縁性である。なお、前記ワイヤハーネスは、カプラハウジング内に先端が突出した図示しない導通部材に電気的に接続される。
ここで、第1ベアリングホルダ74の大径な下端には第1ベアリング104及び図示しないウェーブワッシャが挿入され、一方、第2ベアリングホルダ76に臨む側の上端は、下端に比して小径に設定されている。また、第2ベアリングホルダ76の大径な上端には第2ベアリング106が圧入され、一方、第1ベアリングホルダ74に臨む側の下端は、前記上端に比して小径に設定されている。また、該第1ベアリングホルダ74に臨む側の下端には、第1ベアリングホルダ74が圧入される。
前記ラバー組立体94は、圧入結合される第1ベアリングホルダ74及び第2ベアリングホルダ76の下端と上端の直径がそれぞれ相違することで形成される段部によって支持盤16に挟着され、前記保持孔78に位置決めされる。その結果、軸受保持部としての第1ベアリングホルダ74及び第2ベアリングホルダ76が、ラバー組立体94を介して支持盤16に弾性保持される。
第1ベアリングホルダ74、第2ベアリングホルダ76には、第1ベアリング104、第2ベアリング106を介してブラシレスモータ12の回転軸20が回転自在に支持される。
回路基板14は支持盤16の約半分に重畳する略半円形状を呈し、略直線形状をなす部位が前記第1ベアリングホルダ74側を臨むように配置される。このため、回路基板14は、平面視で回転軸20ないし軸受保持部に重なる(覆う)ことはなく、囲繞することもない。
すなわち、軸受保持部及び回路基板14は、支持盤16により、互いが重畳しない位置に保持される。なお、回路基板14は、ブラシレスモータ12の制御に回転検出センサを必要としないセンサレス制御方式である。このため、回路基板14における回転軸20の近傍に、回転軸20の回転角度状態を検出するための回転検出センサを設ける必要がない。従って、軸受保持部と回路基板14を互いに離間させることが容易である。
回路基板14には、取付ネジ110が通される取付ネジ挿通孔112が形成される。取付ネジ挿通孔112の位置は、ヒートシンク部64(フィンの裏面)に形成された前記取付ネジ用孔66の位置に対応する。取付ネジ挿通孔112に取付ネジ110が通されるとともに、該取付ネジ110が取付ネジ用孔66に螺合されることにより、回路基板14が支持盤16に支持される。回路基板14は、支持盤16を介して間接的にケーシング18に支持されるが、ケーシング18に直接連結されてはいない。
回路基板14には、コンデンサや抵抗、スイッチング素子等の各種の電子部品120が設けられるとともに図示しない配線によって導電経路が形成され、これにより制御回路が構成されている。該制御回路は、回転軸20の回転速度を制御する等の制御を行う。
前記導通部材は、前記配線に電気的に接続される。前記制御回路への通電(給電)は、この導通部材を介してなされる。該導通部材は、回路基板14の上方(上面)にハンダ等で固着されて回路基板14から突出し、上述したように、突出した導通部材の先端側は前記カプラハウジング内に収納されている。
一方、制御回路から、ステータ56を構成するU相用電磁コイル領域122a、V相用電磁コイル領域122b、W相用電磁コイル領域122c(特に図4参照)への通電は、導通用ユニット124に設けられた第1導電線126a〜第3導電線126cを介してなされる。図2に詳細を示すように、導通用ユニット124は、絶縁性支持部材128と、第1基板側端子部130a〜第3基板側端子部130cとを含んで構成される。
絶縁性支持部材128は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等の樹脂材料からなり、長尺な平板形状部132の側面から台形形状部134が突出した形状をなす。平板形状部132には、Z1方向に向かって突出するネジ受部136が設けられる。該ネジ受部136には、Z2方向からZ1方向に向かって延在する図示しないネジ穴が形成されるとともに、該ネジ穴に、絶縁性支持部材128を回路基板14に位置決め固定する固定ネジ138(図1参照)が螺合される。
この絶縁性支持部材128は、平板形状部132が軸受支持部に近接し、且つ台形形状部134が軸受支持部から離間する側となるように、回路基板14に位置決め固定されている。第1基板側端子部130a、第2基板側端子部130bは平板形状部132から軸受支持部に指向するように突出し、第3基板側端子部130cは台形形状部134から軸受支持部に対して離間するように突出している。
第1基板側端子部130a〜第3基板側端子部130cは、図2及び図3に示す同一形状の端子用部材からなる。第1基板側端子部130aにつき概略説明すると、この第1基板側端子部130aは、基端側が絶縁性支持部材128に臨む基部140aと、該基部140aの側面に連なり、且つ下方(Z1方向)に向かって略垂下したアーム部142aと、該アーム部142aの先端に設けられた略U字状の第1フック部144aとを有する。基部140aには、上方(Z2方向)に向かって略垂直に立ち上がり、回路基板14に形成された1組(2個)のスルーホールに差し込まれるべく二叉に分岐された分岐部146aが連なる。
残余の第2基板側端子部130b及び第3基板側端子部130cについては、互いを明確に区別して説明の便宜を図るべく、第1基板側端子部130aの部位に対応する部位に、添字の「a」を「b」又は「c」に代えた参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図2から諒解されるように、第1基板側端子部130a〜第3基板側端子部130cは、基部140a〜140cの大部分が絶縁性支持部材128に埋入されるとともに、分岐部146a〜146c、アーム部142a〜142c及び第1フック部144a〜144cが絶縁性支持部材128から露呈する。上記したように、アーム部142a、142b及び第1フック部144a、144bは、絶縁性支持部材128の平板形状部132から軸受保持部に近接する方向(Y1方向)に露呈し、且つアーム部142c及び第1フック部144cは、絶縁性支持部材128の台形形状部134から、軸受保持部に対して離間する方向(Y2方向)に露呈する。また、分岐部146a〜146cは、絶縁性支持部材128の上方に露呈する(図1参照)。
第1フック部144a〜144cには、第1導電線126a〜第3導電線126cの一端が係止及び電着(ヒュージング)される。なお、第1導電線126a〜第3導電線126cの他端は、第1ステータ側端子部100a〜第3ステータ側端子部100cの下方側の第3フック部162a〜162cに係止及び電着される。
第1導電線126a〜第3導電線126cは、撚り合わされた複数個の細線(銅素線等)、すなわち、いわゆる撚り線から構成されている。第1導電線126a〜第3導電線126cには、絶縁被覆148が設けられている。
第1導電線126a〜第3導電線126cを直線状に延伸したときの長さは、略同等である。第1導電線126a〜第3導電線126cは、一端が第1フック部144a〜144cに係止され、且つ他端が第3フック部162a〜162cに係止されるように適宜折曲されている。
第3導電線126cの他端を係止する第3ステータ側端子部100cは、第1ステータ側端子部100a、第2ステータ側端子部100bに比して導通用ユニット124に近接する位置にある。その一方で、第3基板側端子部130cが軸受保持部から離間している。このため、第3ステータ側端子部100cと第3基板側端子部130cとの離間距離が、第1ステータ側端子部100aと第1基板側端子部130aとの離間距離、及び、第2ステータ側端子部100bと第2基板側端子部130bとの離間距離と略同等となる。従って、折曲後の第1導電線126a〜第3導電線126cの長さも略同等とすることができる。
上記したように、第3導電線126cの一端は、絶縁性支持部材128の、軸受保持部から離間した台形形状部134に設けられ、且つ軸受保持部から離間する方向に突出した第3基板側端子部130cに係止される。このため、第3導電線126cは、回路基板14を平面視したときに絶縁性支持部材128と交差する(図2参照)。
ブラシレスモータ12は、図1に示すように、第2ベアリングホルダ76の外周壁に位置決め固定されたステータ56と、回転軸20に保持されて該回転軸20と一体的に回転するロータ52とを有する。この中のステータ56は、図4に示すように円環形状をなす部材であり、第2ベアリングホルダ76が圧入されたヨーク部と、ヨーク部の外周から回転軸20の軸線と垂直な方向に放射状に突出するように形成されるティース部とを有する積層コア150(ステータコア)を有する。該積層コア150は、1組のインシュレータ152a、152b(絶縁材)で上下から挟持される。
ヨーク部は、該積層コア150の内周側で円環形状をなし、第2ベアリングホルダ76の外周壁に堅牢に位置決め固定される。一方、ティース部は、ロータ52を構成する回転盤154の内周壁に対向する。すなわち、この場合、ブラシレスモータ12は、ステータ56の外方にロータ52が位置する、いわゆるアウタロータ型である。
隣接するティース部同士は、所定間隔で互いに離間している。すなわち、互いの間にはクリアランスが形成されている。このクリアランスは、冷却風が通過する通路となる。
図1及び図2に示すように、支持盤16を臨む積層コア150の下方のインシュレータ152aには、支持盤16及び回路基板14に指向して延在する第1端子埋設部156a〜第3端子埋設部156cがそれぞれ設けられる。これら第1端子埋設部156a〜第3端子埋設部156cには、第1ステータ側端子部100a〜第3ステータ側端子部100cの一部がそれぞれ埋入している。そして、第1ステータ側端子部100a〜第3ステータ側端子部100cの残部は、第1端子埋設部156a〜第3端子埋設部156cの各々から前記下側半体24に指向してそれぞれ突出するとともに、支持盤16に形成された第1切欠部101a、第2切欠部101b、及び第3切欠部101cに挿通される。
第1端子埋設部156a〜第3端子埋設部156cから露呈した第1ステータ側端子部100a〜第3ステータ側端子部100cは、その一部が舌片部として突出することで形成された第2フック部、第3フック部を有する。以下、理解を容易にするべく、第1ステータ側端子部100aの第2フック部、第3フック部の参照符号を160a、162a、第2ステータ側端子部100bの第2フック部、第3フック部の参照符号を160b、162b、第3ステータ側端子部100cの第2フック部、第3フック部の参照符号を160c、162cとする。
ステータ56は、さらに、インシュレータ152a、152bを介して積層コア150のティース部に巻回されたU相用電磁コイル領域122a、V相用電磁コイル領域122b、W相用電磁コイル領域122cを備える。U相用電磁コイル領域122aは、U相を形成する奇数個のU相用電磁コイルからなり、同様に、V相用電磁コイル領域122b、W相用電磁コイル領域122cは、V相を形成する奇数個のV相用電磁コイル、W相を形成するW相用電磁コイルからなる。本実施の形態では、U相用電磁コイル、V相用電磁コイル、W相用電磁コイルは5個ずつ存在する。
なお、U相用電磁コイル領域122a、V相用電磁コイル領域122b、W相用電磁コイル領域122cは、1本の線材が全てのティース部に順次掛け渡されることで形成される。そして、U相用電磁コイル領域122aとV相用電磁コイル領域122bとの境界から、電着部としての掛止部170bが導出される。V相用電磁コイル領域122bとW相用電磁コイル領域122cとの境界、W相用電磁コイル領域122cとU相用電磁コイル領域122aとの境界にも同様に、掛止部170c、掛止部170aが導出される。
第1端子埋設部156a及び第1ステータ側端子部100aは、W相用電磁コイル領域122cとU相用電磁コイル領域122aとの境界に設けられている。また、第2端子埋設部156b及び第2ステータ側端子部100bは、U相用電磁コイル領域122aとV相用電磁コイル領域122bとの境界に設けられる。さらに、第3端子埋設部156c及び第3ステータ側端子部100cは、V相用電磁コイル領域122bとW相用電磁コイル領域122cとの境界に設けられる。
後述するように、掛止部170aは、第1ステータ側端子部100aの第2フック部160aに係止及び電着される。また、掛止部170b、170cは、第2ステータ側端子部100bの第2フック部160b、第3ステータ側端子部100cの第2フック部160cにそれぞれ係止及び電着される。これにより、いわゆるデルタ接続がなされる。
上記したように、第1ステータ側端子部100a〜第3ステータ側端子部100cは、支持盤16に形成された第1切欠部101a、第2切欠部101b、及び第3切欠部101cを通って支持盤16の下方に露出する(図2参照)。この露出に伴い、回路基板14が支持盤16に保持されたとき、第1ステータ側端子部100a〜第3ステータ側端子部100cの第3フック部162a〜162cが回路基板14よりも若干下方に位置する。
そして、第1導電線126a〜第3導電線126cの一端が第1基板側端子部130a〜第3基板側端子部130cの第1フック部144a〜144cに係止される。且つ、第1導電線126a〜第3導電線126cの他端が、第1ステータ側端子部100a〜第3ステータ側端子部100cの第3フック部162a〜162cに係止される。
以上の係止がなされるとともに電着(ヒュージング)がなされることで、各部材間の電気的接続がなされる。すなわち、掛止部170aが第1ステータ側端子部100aを介して第1導電線126aに電気的に接続される。同様に、掛止部170bが第2ステータ側端子部100bを介して第2導電線126bに電気的に接続され、掛止部170cが第3ステータ側端子部100cを介して第3導電線126cに電気的に接続される。
ロータ52は、図1に示す回転盤154を有する。この回転盤154は、第1ベアリングホルダ74、第2ベアリングホルダ76に回転自在に挿入された回転軸20に支持される。該回転盤154は、側壁部172と円形状底面174とを有する有底カップ形状をなし、円形状底面174から略垂下するように形成された側壁部172の内面には、ステータ56のティース部と対向するように、複数個の永久磁石102が環状に保持されている。回転軸20とともに回転盤154が回転するときには、永久磁石102も回転盤154と一体的に回転する。
回転盤154の円形状底面174は上方を臨み、且つ該円形状底面174は、上側半体26の円環状突部50に形成された回転軸挿通口54から、回転軸20とともに露呈する。円環状突部50と円形状底面174との間には、所定のクリアランスが形成される。なお、図1から諒解されるように、側壁部172は回転軸挿通口54に囲繞されており、空調用ブロアモータユニット10の外部には露呈しない。
さらに、円形状底面174には、ブロアファン22が設けられる回転軸20を通すべく中心部に設けられた回転軸支持部176が円環状突部として設けられるとともに、ティース部に臨む複数の通気開口178が形成される。
本実施の形態に係る空調用ブロアモータユニット10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
空調用ブロアモータユニット10は、以下のようにして組み立てられる。すなわち、はじめに、第1端子埋設部156a〜第3端子埋設部156cから第1ステータ側端子部100a〜第3ステータ側端子部100cの一部が露呈したインシュレータ152aとインシュレータ152bで積層コア150を覆った後、インシュレータ152a、152bを介してティース部に線材(巻線)を巻回することで電磁コイルを形成する。
この場合、例えば、先ず、第1ステータ側端子部100aの第2フック部160aに線材の始端部を仮係止し、続いて第2フック部160aに近接する1個のティース部に対して線材(巻線)を巻回する。このようにして1個のティース部に対する巻回が終了したら、その隣のティース部に線材を掛け渡して巻回する。これを繰り返して5個の電磁コイルを形成し、U相用電磁コイル領域122aとする。
次に、U相用電磁コイル領域122aから、前記掛け渡した線材を引き出すようにして掛止部170bを形成し、該掛止部170bを、U相用電磁コイル領域122aとV相用電磁コイル領域122bとの境界に設けられた第2ステータ側端子部100bの第2フック部160bに掛止する。続いて、第2フック部160bに近接するティース部に対して順次線材(巻線)を巻回してさらに5個の電磁コイルを形成し、V相用電磁コイル領域122bとする。以降は上記と同様にして、掛止部170c、W相用電磁コイル領域122c、掛止部170aを順次形成する。なお、全てのティース部に巻回された線材の終端部は、前記始端部と重ね合わせるようにして第2フック部160aにともに係止され、これにより掛止部170aを構成する。
その後、掛止部170a〜170cを各第2フック部160a〜160cに電着固定する。
さらに、積層コア150の内周側で円環形状をなすヨーク部の内孔に、第2ベアリングホルダ76を圧入する。その後、第2ベアリングホルダ76の小径な下端に第2防振用ラバー部材92を外嵌し、さらに、第2防振用ラバー部材92の比較的小径な部位に、支持盤16の保持孔78を嵌装する。
その後、第1防振用ラバー部材90を第2防振用ラバー部材92に組み合わせる。支持盤16にラバー組立体94を嵌装した状態として、ここに第1ベアリングホルダ74の小径な上端を、第2ベアリングホルダ76の小径な下端に圧入する。これにより、軸受保持部がラバー組立体94を介して支持盤16に弾性支持される。
次に、第2ベアリングホルダ76の内孔に第2ベアリング106を圧入し、さらに、第2ベアリング106の内孔に、ロータ52を保持した回転軸20を圧入する。その後、下方から第1ベアリングホルダ74の内孔にウェーブワッシャを挿入する。そして、第1ベアリング104を回転軸20に圧入するとともに前記ウェーブワッシャを挟持するようにして第1ベアリング104を第1ベアリングホルダ74の内孔に挿入する。これにより、ロータ52(永久磁石102)がステータ56の外縁を囲繞するブラシレスモータ12が構成される。すなわち、回転盤154の側壁部172の内面に支持されてロータ52を構成する永久磁石102が、ステータ56の積層コア150に対向する。
その後、カプラ部を構成するカプラハウジングを、回路基板14から突出するようにして、保持ネジを前記円筒状ネジ部81に螺合することで支持盤16に連結する。このように、カプラハウジングは支持盤16に設けられ、回路基板14には設けられていない。このため、回路基板14における電子部品120の搭載スペースが十分な広さとして確保されるので、回路基板14にいわゆるデッドスペースが生じ難い。加えて、カプラハウジングが平面視で回転軸20に重なることがない。
以上のようにして得られたブラシレスモータ12と支持盤16の組立体を、上側半体26に組み付ける。すなわち、支持ネジ60を、ネジ台座部70の支持ネジ挿通孔72に通し且つ支持ネジ用孔62に螺合することで、支持盤16を上側半体26に連結する。これと同時に、回転軸20と、回転盤154の円形状底面174が上側半体26の回転軸挿通口54から露呈する。
以上とは別に、射出成形を行う等して、第1基板側端子部130a、第2基板側端子部130bの基部140a、140bの一部が埋入された平板形状部132と、第3基板側端子部130cの基部140cの一部が埋入された台形形状部134とを有する絶縁性支持部材128を得る。その後、第1導電線126a〜第3導電線126cの一端を、第1基板側端子部130a〜第3基板側端子部130cに係止して電着する。以上により、導通用ユニット124を構成する。
ここで、第1基板側端子部130a〜第3基板側端子部130cとしては、同一形状の端子用部材(図3参照)が用いられている。換言すれば、同一形状の端子用部材を、第1基板側端子部130a〜第3基板側端子部130cのいずれかとして使い分けている。すなわち、同一形状の端子用部材を多数個作製すればよく、形状が相違する端子用部材を作製する必要はない。
また、本実施の形態では、第3基板側端子部130cを、軸受保持部から離間する側に突出させるようにしている。従って、第3ステータ側端子部100cと第3基板側端子部130cとの離間距離が、第1ステータ側端子部100aと第1基板側端子部130aとの離間距離、及び、第2ステータ側端子部100bと第2基板側端子部130bとの離間距離と略同等となる。このため、長さが相違する導電線を作製する必要はなく、長尺な撚り線から略同一長さに切り出された線材を第1導電線126a〜第3導電線126cのいずれかとすることができる。
従って、第1基板側端子部130a〜第3基板側端子部130c、第1導電線126a〜第3導電線126cの製作コストを低廉化することができる。
また、形状が相違する端子用部材を混在して用いる場合、例えば、第1基板側端子部130a用の端子部材を誤って第2基板側端子部130bの位置に配置してしまう等、誤組立の可能性がある。一方、長さが相違する撚り線を切り出した場合、例えば、短い導電線では、第1フック部144a〜144cから第3フック部162a〜162cへの橋架ができないことがあり得る。これに対し、同一形状の端子用部材を第1基板側端子部130a〜第3基板側端子部130cとして用い、且つ略同一長さに切り出された撚り線を第1導電線126a〜第3導電線126cとして用いる本実施の形態では、その懸念が払拭される。このため、空調用ブロアモータユニット10の組立が容易となる。
次に、回路基板14に導通用ユニット124を取り付ける。この際、回路基板14に形成された3組(6個)のスルーホールに対し、絶縁性支持部材128の上方に露呈している二叉となった分岐部146a〜146cを差し込む。これにより、回路基板14に対する導通用ユニット124の位置決めがなされる。また、回路基板14に形成された図示しない固定ネジ通過孔の位置とネジ受部136の位置が合う。
この状態で、固定ネジ通過孔に前記固定ネジ138を通し、ネジ受部136のネジ穴に螺合する。これにより、導通用ユニット124が回路基板14に取り付けられて位置決め固定される。
次に、回路基板14を支持盤16に取り付ける。すなわち、回路基板14の取付ネジ挿通孔112に通した取付ネジ110を、ヒートシンク部64(フィンの裏面)、及びそれ以外の2箇所に形成された取付ネジ用孔66に螺合する。これにより、回路基板14が取付ネジ110を介して支持盤16に支持される。
この際、第3導電線126cが、回路基板14を平面視したときに絶縁性支持部材128と交差し、軸受保持部側に向かって延在するとともに、第3ステータ側端子部100cに近接する。
このような構成とすることにより、本実施の形態によれば、第3基板側端子部130cと第3ステータ側端子部100cをある程度離間させることができる。すなわち、第3基板側端子部130cと第3ステータ側端子部100cが過度に近接することが回避される。このため、第3導電線126cを複雑に折曲させる必要がない。従って、第3導電線126cが回路基板14等に干渉するほどに変形した部位が形成されることを回避することができる。
次に、第1導電線126a〜第3導電線126cを適宜折曲し、第1導電線126a〜第3導電線126cの他端を、第1ステータ側端子部100a〜第3ステータ側端子部100cの第3フック部162a〜162cに係止して電着する。以上の電着により、回路基板14に実装された電子部品120とU相用電磁コイル領域122a、V相用電磁コイル領域122b、W相用電磁コイル領域122cとが電気的に接続される。なお、回路基板14は支持盤16を介して上側半体26に間接的に支持され、上側半体26に直接連結されることはない。
次に、下側半体24に形成された連結ネジ挿通孔32に連結ネジ30を通し、さらに、該連結ネジ30を、上側半体26に形成された連結ネジ用孔48に螺合する。これにより、下側半体24と上側半体26とが連結される。また、この際、第1嵌合部36の外面を第2嵌合部38の内面が覆うことで、下側半体24が上側半体26に嵌合される。以上により、前記組立体(回路基板14、支持盤16及びブラシレスモータ12)を収容したケーシング18が構成される。
さらに、回転軸20にブロアファン22(図1参照)が取り付けられることで、空調用ブロアモータユニット10が得られるに至る。カプラハウジングは、下側半体24から露出して該下側半体24に隣り合う位置となる。
上記したように回路基板14が平面視で回転軸20に重ならないオフセット位置であるため、ケーシング18の上下方向(厚み方向)寸法が大きくなることを回避することができる。さらに、カプラハウジングが下側半体24に隣り合うので、下側半体24の厚みの範囲内に収まる。このため、ケーシング18が厚み方向に大きくなることが回避される。従って、空調用ブロアモータユニット10の小型化を図ることが容易となる。
空調用ブロアモータユニット10は、車体に搭載されて車両用空調装置に組み込まれる。この際、ステー部46に図示しない組付ネジが通されるとともに、該組付ネジが所定の部材、例えば、ブロアファン22を囲繞するいわゆるスクロール形状のファンケーシング(図示せず)に螺合される。
この状態で、車体側のワイヤハーネスが前記カプラハウジング内に挿入されて導通部材に電気的に接続される。車両用空調装置を運転する際には、ワイヤハーネスから導通部材を介して制御回路に通電がなされる。
この通電に伴い、該制御回路の制御下にコンデンサや抵抗、スイッチング素子等の各種の電子部品120を介してU相用電磁コイル領域122a、V相用電磁コイル領域122b、W相用電磁コイル領域122cにも通電がなされる。その結果、ステータ56に交番磁界が発生する。この交番磁界と、ロータ52を構成する永久磁石102による磁界との間で吸引・反発が連続的に起こることにより、回転盤154が回転する。これと一体的に、回転軸20及びブロアファン22が回転する。
制御回路に通電がなされることに伴い、電子部品120及び回路基板14が熱を帯びる。この熱は、支持盤16に伝達されて該支持盤16のヒートシンク部64に到達する。ヒートシンク部64が回路基板14に近接しているので、回路基板14の熱が速やかにヒートシンク部64に伝達される。
ブロアファン22が回転することに伴い、図示しない前記ファンケーシング内に該ブロアファン22の周囲(特に上方)の空気が巻き込まれて、遠心ファンであるブロアファン22の遠心方向に向かう気流、すなわち、空気流となる。この空気流の一部は、上側半体26のダクト44内に形成された空気導入口28からケーシング18の内部に導入され、該ケーシング18内の流通路を流通する冷却風となる。
ここで、下側半体24には、上側半体26に向かって凸となる突部34が設けられている。冷却風が突部34に接触した際には、該冷却風は、傾斜した上流側の側部に沿って流通する。その結果、冷却風の一部の進行方向が上側半体26側に変更される。このように、突部34は、冷却風の一部を上側半体26側に案内する案内部である。
上側半体26側に進行した冷却風の一部は、ヒートシンク部64に接触する。従って、ヒートシンク部64が速やかに冷却される。上記したように、回路基板14の熱がヒートシンク部64に速やかに伝達されるので、ヒートシンク部64を介しての回路基板14の熱の放散が効率よく進行する。このように、ケーシング18内に突部34(案内部)を設けて冷却風をヒートシンク部64に向けるようにしたことにより、回路基板14の熱を除去することが容易となる。
ヒートシンク部64が支持盤16の一部位として一体的に設けられているときには、支持盤16の全体を放熱部材として利用可能となることから、別部材であるヒートシンクを支持盤16に連結する場合に比して放熱面積を大きくすることができる。このため、空調用ブロアモータユニット10の小型化を図りながら、回路基板14を効率よく冷却することができる。
ヒートシンク部64に接触した冷却風は、上側半体26を構成する円環状突部50の内壁に案内されながら、回転盤154の側壁部172の外壁に沿って上昇する。この際に冷却風が側壁部172に接触するので、ロータ52が外方から冷却される。
冷却風の残部は、突部34を越えて下側半体24内の流通路を流通し、回路基板14やステータ56側に向かって上昇する。冷却風は、回路基板14等に接触した後に支持盤16の通風孔80を通過し、さらに、ステータ56の周方向に隣接するティース部同士の間の間隙を通過する。これにより、回路基板14や支持盤16、ブラシレスモータ12及びロータ52(特に永久磁石102)が冷却される。
冷却風は、上側半体26の回転軸挿通口54とブラシレスモータ12の回転盤154との間の間隙や、回転盤154に形成された通気開口178を介してケーシング18外に排出される。その後、ブロアファン22(遠心ファン)の空気流に還流される。
回転軸20が回転することに伴い、内孔に回転軸20が通されたステータ56が振動する。この振動は、第1ステータ側端子部100a〜第3ステータ側端子部100cを介して第1導電線126a〜第3導電線126cに伝達される。
ここで、第1導電線126a〜第3導電線126cは、撚り線からなり可撓性を示す。従って、第1導電線126a〜第3導電線126cは、振動が伝達されることに伴って容易に撓む。このようにして第1導電線126a〜第3導電線126cが撓むことにより、振動が吸収される。しかも、第1導電線126a〜第3導電線126cが回路基板14等からある程度離間しているため、撓んだ際に回路基板14に接触することが回避される。
従って、振動が回路基板14や支持盤16ないしケーシング18に伝達されることが抑制される。これにより回路基板14やケーシング18が共振することが回避されるので、空調用ブロアモータユニット10を静音化することができる。
仮に振動が回路基板14に伝達されたとしても、絶縁性支持部材128が前記固定ネジ138を介するネジ止めによって回路基板14に連結されている。このため、回路基板14の剛性が向上するので、空調用ブロアモータユニット10を一層静音化することができる。
さらに、ブラシレスモータ12及び回路基板14は、金属製の支持盤16を介在するようにして、ケーシング18の内壁に対して所定距離で離間している。このため、ブラシレスモータ12及び回路基板14が振動ないし揺動した場合であっても、ケーシング18の内壁がブラシレスモータ12ないし回路基板14に干渉することが回避される。しかも、回路基板14、支持盤16及びブラシレスモータ12の組立体は、ケーシング18に収容されている。このために組立体から放出される騒音がケーシング18の内壁に衝突するので、騒音がケーシング18の周囲に過度に放射される事態を防止することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、静粛性に優れる小型な空調用ブロアモータユニット10を構成することも可能である。また、当接音が発生する懸念や、回路基板14に傷が発生する懸念が払拭されるとともに、耐久性が向上する。
また、第1導電線126a〜第3導電線126cの長さが略同等であるので、U相用電磁コイル領域122a、V相用電磁コイル領域122b、W相用電磁コイル領域122cの各相に略均等に通電することができる。このため、パワーモジュール等のスイッチング制御等でブラシレスモータの回転速度を制御することが容易となる。
しかも、第1導電線126a〜第3導電線126cに絶縁被覆148が設けられているので、第1導電線126a〜第3導電線126cが回路基板14に接触したとしても、第1導電線126a〜第3導電線126cと回路基板14との間でショートが発生することが有効に回避される。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記した実施の形態においては、1本の線材(巻線)の始端部及び終端部を第1ステータ側端子部100aの第2フック部160aに係止し、該1本の線材を全てのティース部に順次掛け渡すことでステータ56の電磁コイルを形成するようにしているが、本発明はこれに特に限定されるものではない。すなわち、前記始端部及び終端部を第2フック部160b又は第2フック部160cに係止して線材を隣り合うティース部に順次掛け渡すようにしてもよい。
また、U相用電磁コイル領域122a、V相用電磁コイル領域122b、W相用電磁コイル領域122cを、複数本(例えば、3本)の線材から個別に作製するようにしてもよい。この場合、第1ステータ側端子部〜第3ステータ側端子部は、それぞれ、任意の1相の電磁コイルの端部が係止及び電着されるフック部と、別の1相の電磁コイル領域の端部が係止及び電着されるフック部と、第1導電線126a〜第3導電線126cのいずれかの一端が係止及び電着されるフック部とが形成されるものであってもよい。
さらに、絶縁被覆148が設けられていない撚り線を第1導電線126a〜第3導電線126cとして用いることも可能である。この場合、第1ベアリングホルダ74の、第1導電線126a〜第3導電線126cと対向する周面には、樹脂製の絶縁材が配設される等して絶縁処理が施される。
10…空調用ブロアモータユニット 12…ブラシレスモータ
14…回路基板 16…支持盤
18…ケーシング 20…回転軸
22…ブロアファン 24…下側半体
26…上側半体 28…空気導入口
52…ロータ 56…ステータ
64…ヒートシンク部 74、76…ベアリングホルダ
80…通風孔 100a〜100c…ステータ側端子部
102…永久磁石 104、106…ベアリング
120…電子部品 122a…U相用電磁コイル領域
122b…V相用電磁コイル領域 122c…W相用電磁コイル領域
124…導通用ユニット 126a〜126c…導電線
130a〜130c…基板側端子部 132…平板形状部
134…台形形状部 144a〜144c…第1フック部
148…絶縁被覆 150…積層コア
152a、152b…インシュレータ 156a〜156c…端子埋設部
160a〜160c…第2フック部 162a〜162c…第3フック部
170a〜170c…掛止部 178…通気開口

Claims (4)

  1. ステータコアを被覆する絶縁材に線材が巻回されてなるU相用電磁コイル領域、V相を形成するV相用電磁コイル領域、及びW相を形成するW相用電磁コイル領域が順次設けられたステータと、永久磁石を保持して前記ステータの周縁に沿って回転するロータとを有するブラシレスモータによってブロアファンを回転させる空調用ブロアモータユニットであって、
    前記ステータに保持されるとともに、前記ブラシレスモータの回転軸を回転可能に支持した金属製の軸受保持部と、
    前記ブラシレスモータを制御するための電子部品が設けられた回路基板と、
    前記軸受保持部及び前記回路基板を、互いが重畳しない位置に保持した支持盤と、
    前記絶縁材の、前記回路基板に臨む側の端面に、前記U相用電磁コイル領域と前記V相用電磁コイル領域との境界、前記V相用電磁コイル領域と前記W相用電磁コイル領域との境界、前記W相用電磁コイル領域と前記U相用電磁コイル領域との境界から導出された電着部にデルタ接続されるとともに、前記軸受保持部の周囲に配置された3個のステータ側端子部と、
    前記回路基板に設けられて前記電子部品に電気的に接続された3個の基板側端子部と、
    前記3個の基板側端子部と前記3個のステータ側端子部を個別に且つ相対的に揺動可能に電気的に接続して前記回路基板から前記U相用電磁コイル領域、V相用電磁コイル領域及びW相用電磁コイル領域へと至る通電回路を形成する3本の可撓性線材と、
    を備え、
    前記3本の可撓性線材の長さが互いに同等であり、且つ1本の前記可撓性線材の一端が残余の2本の前記可撓性線材よりも前記軸受保持部から離間する方向に配置されていることを特徴とする空調用ブロアモータユニット。
  2. 請求項1記載の空調用ブロアモータユニットにおいて、前記回路基板に設けられ、且つ前記3個の基板側端子部の一部が埋入された樹脂製の絶縁性支持部材をさらに有し、
    2個の前記基板側端子部の残部は、前記絶縁性支持部材の、前記軸受保持部に近接する側から突出し、且つ残余の1個の前記基板側端子部の残部は、前記軸受保持部から離間する側から突出し、
    一端が2本の前記可撓性線材よりも前記軸受保持部から離間する方向に配置された前記可撓性線材は、前記回路基板の平面視で前記絶縁性支持部材と交差していることを特徴とする空調用ブロアモータユニット。
  3. 請求項1又は2記載の空調用ブロアモータユニットにおいて、前記可撓性線材が、複数個の細線が撚り合わされた撚り線であることを特徴とする空調用ブロアモータユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調用ブロアモータユニットにおいて、前記可撓性線材に絶縁被覆が設けられていることを特徴とする空調用ブロアモータユニット。
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