JP5075941B2 - ブラシ付モータにおける温度センサの取付構造及び電動工具 - Google Patents

ブラシ付モータにおける温度センサの取付構造及び電動工具 Download PDF

Info

Publication number
JP5075941B2
JP5075941B2 JP2010114412A JP2010114412A JP5075941B2 JP 5075941 B2 JP5075941 B2 JP 5075941B2 JP 2010114412 A JP2010114412 A JP 2010114412A JP 2010114412 A JP2010114412 A JP 2010114412A JP 5075941 B2 JP5075941 B2 JP 5075941B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature sensor
motor
brush
sensor
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010114412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011244589A (ja
Inventor
浩幸 椿本
浩一 橋本
真英 白谷
尚武 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Eco Solutions Power Tools Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Eco Solutions Power Tools Co Ltd filed Critical Panasonic Eco Solutions Power Tools Co Ltd
Priority to JP2010114412A priority Critical patent/JP5075941B2/ja
Priority to US13/092,225 priority patent/US8482170B2/en
Priority to EP11003492.3A priority patent/EP2388896A3/en
Priority to CN2011101141766A priority patent/CN102255441B/zh
Publication of JP2011244589A publication Critical patent/JP2011244589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5075941B2 publication Critical patent/JP5075941B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/20Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
    • H02K11/25Devices for sensing temperature, or actuated thereby
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K13/00Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
    • H02K13/006Structural associations of commutators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)

Description

本発明は、例えば電動工具の駆動源に用いられるブラシ付モータにおける温度センサの取付構造に関するものである。
従来、温度保護機能を搭載したブラシ付モータとしては、モータの特にブラシ付近の温度を検知するための例えばサーミスタからなる温度センサを備えているものがあった。例えば特許文献1に示すモータでは、ブラシを保持するブラシホルダが、モータ軸線と板面が直交するように配置された保持板上に設けられた金属製の固定台上に配置されている。固定台は、保持板に対してハトメ金具により固定されており、このハトメ金具部分は保持板及び固定台をモータ軸線方向に貫通する貫通孔となっている。温度センサは、このハトメ金具の貫通孔に固定されている。そして、温度センサからの信号は制御部に出力され、制御部はその信号に基づきモータの駆動制御を行うようになっている。
特開平11−299177号公報
しかしながら、上記のような電動工具では、温度センサが保持板とモータ軸線方向に重なる位置に配置される構成のため、温度センサの配線を保持板の板面側に引き延ばさなければならないため、その配線の取り回しが容易でなく、この点においてなお、改善の余地があった。特に、電動工具用のモータの場合には、電動工具の小型化のために温度センサの配線の取り回しスペースが小さく設計されるため、その配線の取り回しの容易性は重要な課題となっている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、温度センサの配線を容易に取り回すことができるブラシ付モータにおける温度センサの取付構造及び電動工具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、ブラシを保持するブラシホルダが、保持板上に設けられた金属製の固定台上に配置され、前記固定台には、温度センサを取り付けるためのセンサ取付部が前記保持板よりも外周側に位置するように設けられ、該センサ取付部に温度センサが取り付けられる。
また上記構成において、前記温度センサと前記センサ取付部に対しそれらを一纏めに覆うように外挿された収縮チューブにより前記温度センサが前記センサ取付部に固定されることが好ましい。
また上記構成において、前記収縮チューブは、透明な材料よりなることが好ましい。
また上記構成において、前記センサ取付部は、前記温度センサが取り付けられる取付面の縁部が断面円弧状に形成されることが好ましい。
また上記構成において、前記温度センサは、温度を検知するセンサ部と、該センサ部から延びる配線とを有し、前記センサ部が前記配線の弾性力にて前記センサ取付部に押しつけられるように構成されることが好ましい。
また上記構成において、前記センサ取付部には、前記温度センサを保持する保持凹部が設けられることが好ましい。
また上記構成において、前記温度センサは、前記センサ取付部に対して接着剤にて接着されることが好ましい。
また上記構成において、前記接着剤は、高熱伝導性材料よりなることが好ましい。
また上記構成において、前記温度センサには、高熱伝導性材料よりなるグリスが塗布される、または、高熱伝導性材料よりなる薄膜部材が巻かれていることが好ましい。
また、上記構成の温度センサの取付構造を有するブラシ付モータを駆動源として電動工具に備えることが好ましい。
また、上記構成のブラシ付モータには、冷却用のファンが取り付けられている事が好ましい。
本発明によれば、温度センサの配線を容易に取り回すことができる。
本実施形態の電動工具の断面図。 (a)ホルダ装置を反モータケース側から見た平面図、(b)ホルダ装置をモータケース側から見た平面図。 温度センサ(サーミスタ)の取付構造を説明するための説明図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、例えば電動式ドライバとして使用される本実施形態の電動工具1は、片手で把持可能な手持ち式であり、その本体ケース1aは、筒形状の胴部3と、その胴部3から下方に延出形成された把持部4を有している。本体ケース1aの胴部3は、駆動部2を収容しており、その先細形状に形成された先端部2aにドライバ用先端工具(図示略)を着脱可能となっている。そして、そのドライバ用先端工具は、胴部3内に収容されたモータ11の駆動力に基づき回転するように構成されている。
把持部4内には、同把持部4に設けられたトリガー4aの操作に基づきオンオフされるトリガースイッチ4bが収容されている。トリガースイッチ4bは、モータ11のブラシ12と電気的に接続されており、トリガースイッチ4bがオン状態とされるとモータ11が駆動されるようになっている。
モータ11は、胴部3の長手方向中央よりもやや後方側の位置においてモータ軸線が胴部3の長手方向に沿うように収容されている。このモータ11は、ブラシ12及び整流子13を介して回転磁界生成用のコイル(図示略)に電流が供給されるDCモータであり、コイル、ロータ、及びステータ(いずれも図示略)を収容した略円筒形のモータケース14を備えている。また、モータ11には、前記コイルやブラシ12等を冷却するための冷却ファン5が設けられており、モータ11の駆動時に冷却ファン5が回転し、冷却効果が発生するようになっている。
モータ11の後方側(反出力側)には、ブラシ12を保持するためのホルダ装置Hが設けられている。ホルダ装置Hは、円盤状の板材からなる保持板15(図2参照)を有し、その保持板15はその板面がモータ軸線と直交するように設けられている。図2(a)(b)に示すように、保持板15の中央部には整流子13が挿入される貫通孔15aが形成されている。なお、図2(a)(b)における下方は電動工具1の下方(把持部4側)と対応している。
図2(a)に示すように、保持板15のモータケース14とは反対側の面には、金属製よりなる板状の固定台21a,21bが2つ固定されており、その各固定台21a,21bには、コ字状のブラシホルダ22が固定されている。なお、固定台21a,21bは、図2(a)において、貫通孔15aの左斜め下及び右斜め下の位置にそれぞれ設けられている。ブラシホルダ22は、そのコ字状の開口端が固定台21a,21bにてそれぞれ塞がれるように設けられている。そして、各固定台21a,21bとブラシホルダ22との間には矩形の収容空間が構成されており、その収容空間にブラシ12が収容されている。なお、各ブラシホルダ22には複数の固定片22aが形成されており、その固定片22aによって各固定台21a,21b及び保持板15に固定されている(図2(b)参照)。また、保持板15において固定台21a,21b側の面には、ブラシ12を内周側に押圧するためのばね部材23がそれぞれ保持されている。
各固定台21a,21bとブラシホルダ22との間に収容されたブラシ12は、ピグテール24を介して固定台21a,21bにそれぞれ電気的に接続されている。各固定台21a,21bには、トリガースイッチ4bから延びる給電用リード線25が接続されており、固定台21a,21bとトリガースイッチ4bとが電気的に接続されている。すなわち、トリガー4aを操作することで、トリガースイッチ4bからブラシ12への電力供給を操作することが可能となっている。
固定台21a,21bの一方(図2(a)において左側の固定台21a)には、温度センサとしてのサーミスタ31を取り付けるためのセンサ取付部26が保持板15よりも外周側に位置するように延出形成されている。センサ取付部26は、保持板15の板面と略平行な板状をなすとともに屈曲形状をなしている。詳しくは、センサ取付部26は、ブラシホルダ22が取り付けられた固定台本体部27から直線状に延びる第1延出部26aと、第1延出部26aからその第1延出部26aの延出方向と交差する方向に直線状に延びる第2延出部26bとを有する。第2延出部26bは、保持板15の外周に略沿うように構成されるとともに、保持板15の斜め下方に位置している。また、第2延出部26bのモータケース14側の面(取付面26c)には保持凹部26dが形成されている。
センサ取付部26の第2延出部26bには、透明の部材よりなる収縮チューブTによってサーミスタ31が固定されている。詳述すると、サーミスタ31は、略円筒状をなすセンサ部31aと、センサ部31aの下部から延びる配線31bとを有し、サーミスタ31のセンサ部31aは第2延出部26bの保持凹部26d内に収容されている。なお、サーミスタ31のセンサ部31aは、配線31bが取付面26cと平行な方向に引き出されるように設けられている。そして、保持凹部26dに収容されたサーミスタ31とセンサ取付部26の第2延出部26bに対して、収縮チューブTがそれらを一纏めに覆うように外挿されている(図3参照)。
サーミスタ31の配線31bは、一端がセンサ部31aの基端部に接続されるとともに、他端が把持部4の下端部に収容された制御回路基板32に接続されている。制御回路基板32は、サーミスタ31からの出力信号に基づきモータ11の駆動制御の制御を行うようになっている。
収縮チューブTを取り付ける際には、サーミスタ31とセンサ取付部26の第2延出部26bに収縮チューブTを外挿する。このとき、収縮チューブTを第1延出部26aに突き当たるまで外挿する。その後、その収縮チューブTを図示しないヒータにて加熱して収縮させ、その収縮によりサーミスタ31がセンサ取付部26の第2延出部26bに対して固定されるようになっている。このように、サーミスタ31が収縮チューブTによってセンサ取付部26に固定される構成とすれば、収縮チューブをサーミスタ31とセンサ取付部26に外挿して加熱するだけで、サーミスタ31を容易に固定することが可能となっている。また、収縮チューブTは透明であるため、センサ取付部26(第2延出部26b)の保持凹部26dに対するサーミスタ31の取付状態(取付位置等)を目視で確認することが可能となっている。また、収縮チューブTを外挿する際、第1延出部26aに突き当たるため、収縮チューブTの位置決めが容易にできるようになっている。
また、図3に示すように、センサ取付部26においてサーミスタ31が取り付けられる側の面(モータケース14側の面)である取付面26cの縁部26eは断面円弧状に形成されている。換言すれば、取付面26cの縁部26eにはアールが形成されている。このアールは、固定台21aを形成する際の打ち抜き加工時において形成されるものである。このように、取付面26cの縁部26eにアールが形成される構成によれば、サーミスタ31の配線31bが取付面26cの縁部26eと干渉した際に与えられるダメージが抑えられ、サーミスタ31の配線31bの損傷が抑えられるようになっている。
また、サーミスタ31の配線31bは、取付面26c(保持凹部26d)に接触するセンサ部31aの基端部から引き出されるとともに、取付面26cから徐々に離間するように引き出されている。これにより、センサ部31aが配線31bの弾性力にてセンサ取付部26の保持凹部26dに押しつけられるように構成されている。センサ部31aは、温度測定部分(本構成では、取付面26c(保持凹部26d))に確実に接触していることが重要である。このような構成によれば、サーミスタ31のセンサ部31aがセンサ取付部26の保持凹部26d(取付面26c)に確実に接触されるようになるため、組み立てによる接触のばらつきが抑えられ、その結果、量産品質を安定させることが可能となっている。
本実施形態では、保持板15よりも外周側(径方向外側)に位置するセンサ取付部26の第2延出部26bにサーミスタ31が取り付けられているため、サーミスタ31の配線31bを保持板15の板面側に引き延ばす必要がない。このため、サーミスタ31の配線31bを容易に取り回すことが可能となっている。また、サーミスタ31は、センサ取付部26の取付面26c(保持板15の板面と略平行な面)に沿って設けられ、その配線31bは保持板15の板面と略平行に引き出されている。このため、サーミスタ31の配線31bをセンサ部31aの根元付近で急激に曲折させたり、保持板15に対して垂直な方向(モータ軸線方向)に沿って引き延ばしたりする必要がなく、配線31bを限られたスペースで容易に取り回すことが可能となっている。そして、サーミスタ31のセンサ部31aは、ブラシ12と接触する固定台21aのセンサ取付部26と接触しているため、ブラシ12付近の温度を追従性よく検出することが可能となっている。すなわち、本実施形態では、サーミスタ31の配線31bへのダメージを抑えるとともにサーミスタ31を限られたスペースで取り付け容易としつつも、ブラシ12付近の温度を追従性よく検出することが可能となっている。
また、本実施形態とは異なり、サーミスタ31の配線31bが取付面26cと垂直な方向に引き出されるようにセンサ部31aを設ける構成(例えば特許文献1参照)の場合、電動工具1の小型化のためにはサーミスタ31の配線31bをセンサ部31aの根元部分で垂直に屈曲させる必要がある。この点、本実施形態では、サーミスタ31の配線31bが取付面26cと平行な方向に引き出されるようにセンサ部31aが設けられているため、配線31bをセンサ部31aの根元部分で垂直に屈曲させる必要がなく、スムーズに配線31bを取り回すことが可能となっている。また、手持ち式の電動工具1は、小型省スペース設計が必要であるため、サーミスタ31の配線31bの取り回しが容易な本構成がより効果を発揮するようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)ブラシ12を保持するブラシホルダ22が、保持板15上に設けられた金属製の固定台21a,21b上に配置される。一方の固定台21aには、サーミスタ31を取り付けるためのセンサ取付部26が保持板15よりも外周側に位置するように設けられ、該センサ取付部26にサーミスタ31が取り付けられる。このため、サーミスタ31の配線31bを保持板15の板面側に引き延ばす必要がなく、限られたスペースでサーミスタ31の配線31bを容易に取り回すことが可能となる。
(2)サーミスタ31とセンサ取付部26に対しそれらを一纏めに覆うように外挿された収縮チューブTによりサーミスタ31がセンサ取付部26に固定される。このため、サーミスタ31とセンサ取付部26に対して収縮チューブTを外挿し、その収縮チューブTを加熱するだけで、サーミスタ31をセンサ取付部26に容易に固定することが可能となる。
(3)収縮チューブTは、透明な材料よりなるため、センサ取付部26に対するサーミスタ31の取付状態(取付位置等)を目視で確認することが可能となる。
(4)センサ取付部26は、サーミスタ31が取り付けられる取付面26cの縁部26eが断面円弧状に形成されるため、サーミスタ31の配線31bが取付面26cの縁部26eに擦れて損傷してしまうことを抑制することができる。
(5)サーミスタ31は、温度を検知するセンサ部31aと、該センサ部31aから延びる配線31bとを有し、センサ部31aが配線31bの弾性力にてセンサ取付部26に押しつけられるように構成される。このような構成によれば、センサ部31aが配線31bの弾性力にてセンサ取付部26に押しつけられるため、センサ部31aをセンサ取付部26に確実に接触させることができ、組み立てによる接触のばらつきを抑えることができる。その結果、量産品質を安定させることが可能となる。
(6)センサ取付部26には、サーミスタ31を保持する保持凹部26dが設けられる。このような構成によれば、センサ取付部26の保持凹部26dにサーミスタ31を保持させることで、サーミスタ31を安定して保持させることができる。
(7)センサ取付部26は屈曲形状をなし、収縮チューブTはセンサ取付部26の屈曲部分(第1延出部26a)で当接するため、収縮チューブTの位置決めができ、組み付け性を向上させることができる。
(8)モータ11には、冷却ファン5が搭載されている。このため、モータ11の高温時に例えば、回転を完全に停止させ続けず、回転出力を制限する制御(回転可能な制御)をした場合、無負荷でモータ11を駆動させることで、モータ11を冷却ファン5にて強制的に冷却し、正常動作へ復帰するまでの時間を短く抑えることが可能となる。これにより、電動工具1の使用者の連続作業性を向上させることが可能となる。
なお、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、サーミスタ31をセンサ取付部26に弾性のある接着剤で接着固定してもよい。このような構成によれば、電動工具1の使用時の衝撃負荷や振動によるセンサ部31aの根元部分の配線31bの損傷等を抑制することが可能となる。また、接着剤を高熱伝導性材料(シリコンや高熱伝導性の添加剤を含む接着剤等)とすれば、センサ取付部26からサーミスタ31へ熱を効率的に伝達させることが可能となる。
・上記実施形態において、サーミスタ31に高熱伝導性材料よりなるグリスを塗布してもよい。また、また、サーミスタ31に高熱伝導性材料(例えばアルミ)よりなる薄膜部材を巻いてもよい。このような構成によれば、センサ取付部26からサーミスタ31へ熱をより効率的に伝達させることが可能となる。
・上記実施形態では、センサ取付部26は、第1延出部26aと第2延出部26bとから屈曲形状をなし、第2延出部26bにサーミスタ31が取り付けられる構成としたが、これに特に限定されるものではない。例えば、第2延出部26bがない構成として、第1延出部26aにサーミスタ31が取り付けられる構成としてもよい。
・上記実施形態では、本発明を電動工具1の駆動源として用いられるモータ11に適用したが、これに特に限定されるものではなく、電動工具1以外の機器に用いられるモータに適用してもよい。
・上記実施形態では、ブラシ12の数が2つであるが、これに特に限定されるものではなく、ブラシ12を3つ以上で構成してもよい。
・上記実施形態では、センサ取付部26の取付面26cに保持凹部26dが設けられているが、これに特に限定されるものではなく、保持凹部26dのないフラットな取付面26cとしてもよい。
・上記実施形態では、冷却ファン5を搭載したモータ11に適用したが、冷却ファン5を搭載していないモータにおいても、取付性と小型省スペース設計に対する効果は同等であることは自明である。
1…電動工具、11…モータ、12…ブラシ、15…保持板、21a,21b…固定台、22…ブラシホルダ、26…センサ取付部、26c…取付面、26d…保持凹部、26e…縁部、31…温度センサとしてのサーミスタ、31a…センサ部、31b…配線、T…収縮チューブ。

Claims (10)

  1. ブラシを保持するブラシホルダが、保持板上に設けられた金属製の固定台上に配置され、
    前記固定台には、温度センサを取り付けるためのセンサ取付部が前記保持板よりも外周側に位置するように設けられ、該センサ取付部に温度センサが取り付けられたことを特徴とするブラシ付モータにおける温度センサの取付構造。
  2. 請求項1に記載のブラシ付モータにおける温度センサの取付構造において、
    前記温度センサと前記センサ取付部に対しそれらを一纏めに覆うように外挿された収縮チューブにより前記温度センサが前記センサ取付部に固定されたことを特徴とするブラシ付モータにおける温度センサの取付構造。
  3. 請求項2に記載のブラシ付モータにおける温度センサの取付構造において、
    前記収縮チューブは、透明な材料よりなることを特徴とするブラシ付モータにおける温度センサの取付構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のブラシ付モータにおける温度センサの取付構造において、
    前記センサ取付部は、前記温度センサが取り付けられる取付面の縁部が断面円弧状に形成されたことを特徴とするブラシ付モータにおける温度センサの取付構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のブラシ付モータにおける温度センサの取付構造において、
    前記温度センサは、温度を検知するセンサ部と、該センサ部から延びる配線とを有し、
    前記センサ部が前記配線の弾性力にて前記センサ取付部に押しつけられるように構成されたことを特徴とするブラシ付モータにおける温度センサの取付構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のブラシ付モータにおける温度センサの取付構造において、
    前記センサ取付部には、前記温度センサを保持する保持凹部が設けられたことを特徴とするブラシ付モータにおける温度センサの取付構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のブラシ付モータにおける温度センサの取付構造において、
    前記温度センサは、前記センサ取付部に対して接着剤にて接着されたことを特徴とするブラシ付モータにおける温度センサの取付構造。
  8. 請求項7に記載のブラシ付モータにおける温度センサの取付構造において、
    前記接着剤は、高熱伝導性材料よりなることを特徴とするブラシ付モータにおける温度センサの取付構造。
  9. 請求項1に記載のブラシ付モータにおける温度センサの取付構造において、
    前記温度センサには、高熱伝導性材料よりなるグリスが塗布される、または、高熱伝導性材料よりなる薄膜部材が巻かれていることを特徴とするブラシ付モータにおける温度センサの取付構造。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の温度センサの取付構造を有するブラシ付モータを駆動源として備えたことを特徴とする電動工具。
JP2010114412A 2010-05-18 2010-05-18 ブラシ付モータにおける温度センサの取付構造及び電動工具 Expired - Fee Related JP5075941B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010114412A JP5075941B2 (ja) 2010-05-18 2010-05-18 ブラシ付モータにおける温度センサの取付構造及び電動工具
US13/092,225 US8482170B2 (en) 2010-05-18 2011-04-22 Installation structure of a temperature sensor in a brush motor and an electric power tool including same
EP11003492.3A EP2388896A3 (en) 2010-05-18 2011-04-28 Installation structure of a temperature sensor in a brush motor and an electric power tool including same
CN2011101141766A CN102255441B (zh) 2010-05-18 2011-04-29 换向器电动机中温度传感器的安装结构以及包括该安装结构的电动工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010114412A JP5075941B2 (ja) 2010-05-18 2010-05-18 ブラシ付モータにおける温度センサの取付構造及び電動工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011244589A JP2011244589A (ja) 2011-12-01
JP5075941B2 true JP5075941B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=44583825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010114412A Expired - Fee Related JP5075941B2 (ja) 2010-05-18 2010-05-18 ブラシ付モータにおける温度センサの取付構造及び電動工具

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8482170B2 (ja)
EP (1) EP2388896A3 (ja)
JP (1) JP5075941B2 (ja)
CN (1) CN102255441B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023120956A1 (ko) * 2021-12-23 2023-06-29 삼성전자 주식회사 청소기 헤드 및 이를 포함하는 청소기

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5935632B2 (ja) * 2012-09-26 2016-06-15 ブラザー工業株式会社 定着装置
US9252643B2 (en) * 2013-03-14 2016-02-02 Cutsforth, Inc. System and method for monitoring the status of one or more components of an electrical machine
JP6096611B2 (ja) * 2013-07-04 2017-03-15 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関のバルブタイミング制御装置及び該バルブタイミング制御装置に用いられる給電機構
KR101821910B1 (ko) * 2013-10-24 2018-01-24 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 전동기, 공기 조화기, 및 전기 기기
CN104638839B (zh) * 2013-11-06 2017-08-25 建准电机工业股份有限公司 具有固定装置的马达线圈模组
JP6221804B2 (ja) * 2014-02-13 2017-11-01 トヨタ自動車株式会社 回転電機のステータ
JP6287743B2 (ja) * 2014-10-02 2018-03-07 トヨタ自動車株式会社 電動機のステータ
JP6453658B2 (ja) * 2015-01-21 2019-01-16 株式会社マキタ 電動工具
CN109041578B (zh) * 2017-04-11 2019-11-26 株式会社芝浦电子 温度传感器
DE102017010556A1 (de) * 2017-11-15 2019-05-16 Gentherm Gmbh Kontaktier-Einrichtung
JP6796625B2 (ja) * 2018-07-24 2020-12-09 矢崎総業株式会社 温度センサの取付構造
DE102019206006A1 (de) * 2019-04-26 2020-10-29 Robert Bosch Gmbh Stator einer elektrischen Maschine mit tauschbarem Temperatursensor
DE102019124035A1 (de) * 2019-09-09 2021-03-11 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Sensorbefestigung zur Temperaturmessung in einer elektrischen Maschine eines Kraftfahrzeugs
FR3109033B1 (fr) * 2020-04-06 2022-03-18 Valeo Equip Electr Moteur Unité de stator de machine électrique tournante comprenant un support avec moyens de fixation du capteur de température intégrés

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3002232A1 (de) * 1980-01-23 1981-07-30 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Schalteinrichtung fuer elektrische andrehvorrichtungen fuer brennkraftmaschinen
JPS6026453A (ja) * 1983-07-20 1985-02-09 Mitsubishi Electric Corp 直流電動機
US5003208A (en) * 1988-08-31 1991-03-26 Mabuchi Motor Co. Ltd. Miniature motor having positive-coefficient thermistor
JP2527098B2 (ja) * 1990-11-02 1996-08-21 日本鋼管株式会社 小型直流モ―タ
JPH04355647A (ja) * 1991-05-30 1992-12-09 Asmo Co Ltd 回転電機給電装置の組付方法
JP3881047B2 (ja) * 1995-10-31 2007-02-14 株式会社デンソー スタータ
JPH1023656A (ja) * 1996-07-04 1998-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 直流電動機の過負荷保護装置
JPH11299177A (ja) * 1998-04-08 1999-10-29 Tamagawa Seiki Co Ltd ブラシ付dcモータにおけるサーミスタ取付構造
JP2000092791A (ja) * 1998-09-10 2000-03-31 Mitsubishi Electric Corp スタータ
JP2000217314A (ja) * 1999-01-26 2000-08-04 Mitsubishi Electric Corp スタ―タ
JP3769719B2 (ja) * 1999-11-17 2006-04-26 株式会社生方製作所 電動機用保護装置
JP3711877B2 (ja) * 2001-03-02 2005-11-02 日立工機株式会社 電動工具
JP3916036B2 (ja) * 2001-04-13 2007-05-16 株式会社生方製作所 電動機用保護装置
JP4126202B2 (ja) * 2002-06-12 2008-07-30 株式会社日立製作所 車両駆動アシスト用電動機
DE10239434A1 (de) * 2002-08-28 2004-03-04 Robert Bosch Gmbh Befestigungsanordnung zur Befestigung eines Bauteils an einem Bürstenträger
JP4097145B2 (ja) * 2003-11-20 2008-06-11 三菱電機株式会社 車両用回転電機
JP4237075B2 (ja) * 2004-02-17 2009-03-11 三菱電機株式会社 回転電機
JP4698621B2 (ja) * 2007-01-29 2011-06-08 三菱電機株式会社 電力変換回路を内蔵したモータおよびそれを搭載した機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023120956A1 (ko) * 2021-12-23 2023-06-29 삼성전자 주식회사 청소기 헤드 및 이를 포함하는 청소기

Also Published As

Publication number Publication date
EP2388896A3 (en) 2016-11-30
CN102255441A (zh) 2011-11-23
CN102255441B (zh) 2013-10-16
EP2388896A2 (en) 2011-11-23
US20110285218A1 (en) 2011-11-24
JP2011244589A (ja) 2011-12-01
US8482170B2 (en) 2013-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5075941B2 (ja) ブラシ付モータにおける温度センサの取付構造及び電動工具
JP6259715B2 (ja) 回転電機
US9525322B2 (en) Wiper motor
JP2007283447A (ja) 電動工具
US20130300331A1 (en) Power tool
JP6648569B2 (ja) 車両用モータ駆動制御装置
JP5108467B2 (ja) 駆動回路装置、及びモータ装置
JP2011035962A (ja) 電動モータ
JP2006166698A (ja) 力を付与するための付勢部材を含むブラシ組立体
JP6758940B2 (ja) 減速機付モータ
JP7357215B2 (ja) モータ、電動工具用モータ及び電動工具
JP2005110426A (ja) モータ
JP4410311B2 (ja) ヘアードライヤー
JP2020188631A (ja) 電動作業機
JP5583831B2 (ja) 電動モータ
JP7357201B2 (ja) モータ、電動工具用モータ及び電動工具
JP7352790B2 (ja) 電動工具用モータ及び電動工具
JP7336662B2 (ja) モータ、電動工具用モータ及び電動工具
JP5985578B2 (ja) Dcブラシレスモータを有する電動工具
JP2014103776A (ja) アクチュエータ
JP5501674B2 (ja) 電動モータ
JP2005223974A (ja) 直流モータにおけるブラシの取付け構造
JP2003079105A (ja) ブラシ装置
JP5529229B2 (ja) 電動工具
JP2009071991A (ja) ブラシ装置及びこれを備えた電動機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370