JPH11299177A - ブラシ付ｄｃモータにおけるサーミスタ取付構造 - Google Patents
ブラシ付ｄｃモータにおけるサーミスタ取付構造Info
- Publication number
- JPH11299177A JPH11299177A JP10096305A JP9630598A JPH11299177A JP H11299177 A JPH11299177 A JP H11299177A JP 10096305 A JP10096305 A JP 10096305A JP 9630598 A JP9630598 A JP 9630598A JP H11299177 A JPH11299177 A JP H11299177A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush holder
- brush
- thermistor
- holding plate
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のブラシ付ＤＣモータにおけるサーミス
タ取付構造は、ブラシホルダに接着剤を介してサーミス
タを取付けるか、ブラシホルダに爪を形成してサーミス
タを取付けていたため、接着剤では完全な固定が難し
く、爪ではプレス金型を２個用いなければブラシホルダ
の加工が不可能であった。 【解決手段】 本発明によるブラシ付ＤＣモータにおけ
るサーミスタ取付構造は、ブラシホルダ(4)をハトメ金
具(10)によって保持板(1)に固定し、このハトメ金具(1
0)の貫通孔(11)内にサーミスタ(6)を挿入保持すること
により、確実に保持し、金型も１個でブラシホルダ(4)
をプレス加工できる構成である。
タ取付構造は、ブラシホルダに接着剤を介してサーミス
タを取付けるか、ブラシホルダに爪を形成してサーミス
タを取付けていたため、接着剤では完全な固定が難し
く、爪ではプレス金型を２個用いなければブラシホルダ
の加工が不可能であった。 【解決手段】 本発明によるブラシ付ＤＣモータにおけ
るサーミスタ取付構造は、ブラシホルダ(4)をハトメ金
具(10)によって保持板(1)に固定し、このハトメ金具(1
0)の貫通孔(11)内にサーミスタ(6)を挿入保持すること
により、確実に保持し、金型も１個でブラシホルダ(4)
をプレス加工できる構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシ付ＤＣモー
タにおけるサーミスタ取付構造に関し、特に、ブラシホ
ルダを保持板に固定する場合のハトメ金具の貫通孔内に
サーミスタを挿入保持することにより簡単で安価な取付
構造を得るための新規な改良に関する。
タにおけるサーミスタ取付構造に関し、特に、ブラシホ
ルダを保持板に固定する場合のハトメ金具の貫通孔内に
サーミスタを挿入保持することにより簡単で安価な取付
構造を得るための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のブラシ付
ＤＣモータにおけるサーミスタ取付構造としては、図５
及び図６で示される構成を挙げることができる。すなわ
ち、図５において符号１で示されるものはブラシ付ＤＣ
モータ２の端部に設けられた保持板であり、この保持板
１にはブラシ３を有するブラシホルダ４が取付けられて
いる。このブラシホルダ４には接着剤５によってサーミ
スタ６が設けられていた。また、他の構造の場合、ブラ
シ付ＤＣモータ２の端部には保持板１が設けられ、この
保持板１にはブラシ３を有するブラシホルダ４が取付け
られている。このブラシホルダ４に一体に切起して形成
された爪７にサーミスタ６が挟持されて設けられてい
る。
ＤＣモータにおけるサーミスタ取付構造としては、図５
及び図６で示される構成を挙げることができる。すなわ
ち、図５において符号１で示されるものはブラシ付ＤＣ
モータ２の端部に設けられた保持板であり、この保持板
１にはブラシ３を有するブラシホルダ４が取付けられて
いる。このブラシホルダ４には接着剤５によってサーミ
スタ６が設けられていた。また、他の構造の場合、ブラ
シ付ＤＣモータ２の端部には保持板１が設けられ、この
保持板１にはブラシ３を有するブラシホルダ４が取付け
られている。このブラシホルダ４に一体に切起して形成
された爪７にサーミスタ６が挟持されて設けられてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のブラシ付ＤＣモ
ータにおけるサーミスタ取付構造は、以上のように構成
されていたため、次のような課題が存在していた。すな
わち、図５の構成の場合、接着剤によってサーミスタを
固定すると、固定状態が不安定となり、信頼性が十分で
はなかった。また、図６の構成の場合、ブラシホルダに
爪を切起ししなければならず、ブラシホルダのプレス加
工において１個のプレス型では不可能で、２個のプレス
型によるプレス加工をしなければ爪を形成することは不
可能であった。そのため、プレス型の型代がコストアッ
プとなっていた。
ータにおけるサーミスタ取付構造は、以上のように構成
されていたため、次のような課題が存在していた。すな
わち、図５の構成の場合、接着剤によってサーミスタを
固定すると、固定状態が不安定となり、信頼性が十分で
はなかった。また、図６の構成の場合、ブラシホルダに
爪を切起ししなければならず、ブラシホルダのプレス加
工において１個のプレス型では不可能で、２個のプレス
型によるプレス加工をしなければ爪を形成することは不
可能であった。そのため、プレス型の型代がコストアッ
プとなっていた。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ブラシホルダを保持板に固
定する場合のハトメ金具の貫通孔内にサーミスタを挿入
保持することにより簡単で安価な取付構造のブラシ付Ｄ
Ｃモータにおけるサーミスタ取付構造を提供することを
目的とする。
めになされたもので、特に、ブラシホルダを保持板に固
定する場合のハトメ金具の貫通孔内にサーミスタを挿入
保持することにより簡単で安価な取付構造のブラシ付Ｄ
Ｃモータにおけるサーミスタ取付構造を提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるブラシ付Ｄ
Ｃモータにおけるサーミスタ取付構造は、ブラシ付ＤＣ
モータの端部に設けられ、ブラシを有する複数のブラシ
ホルダを有する保持板と、前記保持板及びブラシホルダ
に形成された孔と、前記孔に設けられ前記ブラシホルダ
を前記保持板に固定するためのハトメ金具とを備え、前
記ハトメ金具の中心に形成された貫通孔内にサーミスタ
が挿入保持されている構成である。
Ｃモータにおけるサーミスタ取付構造は、ブラシ付ＤＣ
モータの端部に設けられ、ブラシを有する複数のブラシ
ホルダを有する保持板と、前記保持板及びブラシホルダ
に形成された孔と、前記孔に設けられ前記ブラシホルダ
を前記保持板に固定するためのハトメ金具とを備え、前
記ハトメ金具の中心に形成された貫通孔内にサーミスタ
が挿入保持されている構成である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるブ
ラシ付ＤＣモータにおけるサーミスタ取付構造の好適な
実施の形態について説明する。なお、従来例と同一又は
同等部分には同一符号を用いて説明する。図１から図４
において符号１で示されるものはブラシ付ＤＣモータ２
の端部に設けられた保持板であり、この保持板１にはブ
ラシ３を有するブラシホルダ４が取付けられている。こ
のブラシホルダ４及び保持板１にはハトメ金具１０を貫
通させるための孔４ａが形成されており、このハトメ金
具１０の中心に形成された貫通孔１１には豆電球状のサ
ーミスタ６が挿入保持されて嵌合していると共に、この
サーミスタ６のリード線６ａは保持板１の裏面側へ導出
されている。
ラシ付ＤＣモータにおけるサーミスタ取付構造の好適な
実施の形態について説明する。なお、従来例と同一又は
同等部分には同一符号を用いて説明する。図１から図４
において符号１で示されるものはブラシ付ＤＣモータ２
の端部に設けられた保持板であり、この保持板１にはブ
ラシ３を有するブラシホルダ４が取付けられている。こ
のブラシホルダ４及び保持板１にはハトメ金具１０を貫
通させるための孔４ａが形成されており、このハトメ金
具１０の中心に形成された貫通孔１１には豆電球状のサ
ーミスタ６が挿入保持されて嵌合していると共に、この
サーミスタ６のリード線６ａは保持板１の裏面側へ導出
されている。
【０００７】
【発明の効果】本発明によるブラシ付ＤＣモータにおけ
るサーミスタ取付構造は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を得ることができる。すなわち、
ブラシホルダを保持板に固定するためのハトメ金具の貫
通孔内にサーミスタを挿入保持するため、接着剤を用い
ることなくサーミスタを簡単かつ確実にブラシホルダに
取付けることができる。また、ブラシホルダには孔を形
成するだけでよいため、ブラシホルダをプレス加工する
時に１プレス動作で加工でき、プレス金型も１金型で済
み、従来よりもコストダウンを達成することができる。
るサーミスタ取付構造は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を得ることができる。すなわち、
ブラシホルダを保持板に固定するためのハトメ金具の貫
通孔内にサーミスタを挿入保持するため、接着剤を用い
ることなくサーミスタを簡単かつ確実にブラシホルダに
取付けることができる。また、ブラシホルダには孔を形
成するだけでよいため、ブラシホルダをプレス加工する
時に１プレス動作で加工でき、プレス金型も１金型で済
み、従来よりもコストダウンを達成することができる。
【図１】本発明によるブラシ付ＤＣモータにおけるサー
ミスタ取付構造を示す平面図である。
ミスタ取付構造を示す平面図である。
【図２】図１の要部を示す拡大斜視図である。
【図３】図１の側面図である。
【図４】図１の裏面図である。
【図５】従来のブラシ付ＤＣモータにおけるサーミスタ
取付構造を示す斜視図である。
取付構造を示す斜視図である。
【図６】図５の他の従来例を示す斜視図である。
１ 保持板 ２ ブラシ付ＤＣモータ ３ ブラシ ４ ブラシホルダ ４ａ 孔 ６ サーミスタ １０ ハトメ金具 １１ 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項１】 ブラシ付ＤＣモータ(2)の端部に設けら
れ、ブラシ(3)を有する複数のブラシホルダ(4)を有する
保持板(1)と、前記保持板(1)及びブラシホルダ(4)に形
成された孔(4a)と、前記孔(4a)に設けられ前記ブラシホ
ルダ(4)を前記保持板(1)に固定するためのハトメ金具(1
0)とを備え、前記ハトメ金具(10)の中心に形成された貫
通孔(11)内にサーミスタ(6)が挿入保持されていること
を特徴とするブラシ付ＤＣモータにおけるサーミスタ取
付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10096305A JPH11299177A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | ブラシ付ｄｃモータにおけるサーミスタ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10096305A JPH11299177A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | ブラシ付ｄｃモータにおけるサーミスタ取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11299177A true JPH11299177A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14161328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10096305A Pending JPH11299177A (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | ブラシ付ｄｃモータにおけるサーミスタ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11299177A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2388896A2 (en) | 2010-05-18 | 2011-11-23 | Panasonic Electric Works Power Tools Co., Ltd. | Installation structure of a temperature sensor in a brush motor and an electric power tool including same |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP10096305A patent/JPH11299177A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2388896A2 (en) | 2010-05-18 | 2011-11-23 | Panasonic Electric Works Power Tools Co., Ltd. | Installation structure of a temperature sensor in a brush motor and an electric power tool including same |
| CN102255441A (zh) * | 2010-05-18 | 2011-11-23 | 松下电工电动工具株式会社 | 换向器电动机中温度传感器的安装结构以及包括该安装结构的电动工具 |
| JP2011244589A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Panasonic Electric Works Powertool Co Ltd | ブラシ付モータにおける温度センサの取付構造及び電動工具 |
| US8482170B2 (en) | 2010-05-18 | 2013-07-09 | Panasonic Corporation | Installation structure of a temperature sensor in a brush motor and an electric power tool including same |
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