JP5500796B2 - 防黴防虫組成物及びこれを用いた防黴防虫方法 - Google Patents

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本発明は、新規な防黴防虫組成物に関するものであって、更に詳細には、防黴成分と防虫成分を組み合わせて得られる新規な防黴防虫剤とその使用方法に関するものである。
従来より、家庭内に生息する害虫、特に、イガ、コイガ、カツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシなどの衣料害虫を防除するために種々の防虫剤が市販されている。これら防虫成分をタンスや引き出しの中で用いる際に、この中の湿気が高くなると衣類等に黴が生えやすくなることから防虫効果に加えて防黴性能を兼備する製剤が要望されている。このため、例えば、2−フェニルフェノール、4−イソプロピル−3−メチルフェノール、p−クロロ−m−キシレノール、チモールなどのフェノール系防黴剤をエムペントリンに添加した製剤が市販され、また、特開平6−298619号公報にはヒノキチオールの使用が開示されている。
他に、特開2001−213712号公報には、成分(A)および(B)〔(A)ピレスロイド系化合物および/または2−フェノキシエタノール(B)N−(フルオロジクロロメチルチオ)−フタルイミドおよび/またはN−ジクロロフルオロメチルチオ−N',N'−ジメチル−N−フェニルスルファミド〕を含有する防カビ防虫剤組成物および防カビ防虫製剤並びに上記成分の他、成分(C)〔(C)3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメートおよび/またはオルトフェニルフェノール〕を含有する防カビ防虫剤組成物および防カビ防虫製剤が開示されている。
さらに、特開2007−63151号公報では、1,1−ジクロロ−N−(ジメチルアミノ)スルホニル−1−フルオロ−N−(4−メチルフェニル)メタンスルフェンアミドを含有することを特徴とする揮散性防黴剤組成物が開示されている。
しかしながら、これらの防黴剤では、防虫効果の持続性が不十分になったり、臭いの面で問題があったり、防虫効果が不十分であったりするなどの問題があり、検討が十分になされているとはいえなかった。
特開平6−298619号公報 特開2001−213712号公報 特開2007−63151号公報
本発明は、防黴成分と防虫成分を併用した際に、両方の効果が十分に、かつ持続的に得られるとともに、実質的に臭いがない防黴防虫組成物及びこれを用いた防黴防虫方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、木材保存用の防黴成分として用いられていたイソチアゾリン系防黴成分に、優れた空間用としての防黴効果を見出した。しかる後、この防黴成分を防虫成分と組み合わせて使用することによって、防黴効果と防虫効果が補完的に向上し、目的とする防黴防虫組成物、ならびにこれを用いた有用な防黴防虫方法を提供できることを知見し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は以下の構成からなる。
(1)−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンのみを防黴成分として、エムペントリンのみを防虫成分として含有し、
記防黴成分と前記防虫成分との配合比率が、補完的に増強される割合である0.01:1〜0.05:1の範囲であり、使用時において実質的に他の揮散成分を含有しない防黴防虫組成物。
(2)−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンのみを防黴成分として、エムペントリンのみを防虫成分として含有し、
記防黴成分と前記防虫成分との配合比率が、補完的に増強される割合である0.01:1〜0.05:1の範囲であり、使用時において実質的に他の揮散成分を含有しない防黴防虫組成物を用いた防黴防虫方法。
本発明のイソチアゾリン系防黴剤及び防虫剤成分を含有する防黴防虫組成物を用いれば、優れた防黴効果及び防虫効果が得られ、防黴成分と防虫成分の揮散が継続するため、両方の効果が安定的に継続する。また、この際、使用する防黴防虫組成物を適当な担体に添加し、その量を調整することにより、その効果が顕著に得られるものである。このことから、本発明の防黴成分と防虫成分の組み合わせでは、安定した継続的な防黴防虫効果が得られる上、その防黴成分が防虫成分の効果を補完しあうように働き、特に有用性が高いことが判った。
このような効果をもたらす作用機構は不明であるが、防黴成分と防虫成分の蒸気圧の関係によるものと推察される。
また、本発明の防黴防虫組成物を用いた製剤では、保存時の組成物の着色が抑えられ、防虫剤単独で保存するよりも長期の保存が可能となった。さらに、防黴防虫組成物を添加した担体をフィルム等に包装し保管した場合、防虫成分の残存率が高くなり、防黴成分が防虫成分に対して安定化効果を有することが確認された。
本発明で用いる防黴防虫組成物としては、イソチアゾリン系防黴成分と防虫成分とを配合して用いればよい。イソチアゾリン系防黴成分としては、一般的なものであればいずれも用いることが可能であり、2−n−オクチル―4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンや1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンなど種々のものを用いることが出来る。なかでも、2−n−オクチル―4−イソチアゾリン−3−オンはその防黴効果や安全性の面から好適である。これらのイソチアゾリン系防黴成分は、単独で用いても良いし、2種類以上を混合して用いることも可能である。
イソチアゾリン系防黴成分の防黴防虫組成物全体への配合量としては、特に限定はされないが、防虫成分に対して0.01:1〜0.5:1の比率で配合されることが好ましい。この範囲であれば、防黴成分は防虫成分とともに効率的に揮散し、それぞれの効果を補完的に向上させることが認められた。
また、さらに他の防黴成分も適宜添加して使用可能である。例えば、パラヒドロキシ安息香酸エステル類、ヨード系殺菌剤、フェノール系殺菌剤、4級アンモニウム塩である塩化ベンザルコニウム及び塩化ベンゼトニウムなどが挙げられる。
本発明で用いる防虫成分は、通常の衣料害虫に対して効果を表すものであれば特に限定されず、各種の防虫成分が使用可能である。ここでいう衣料害虫とは、イガ、コイガ、ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ、シミなどが挙げられる。防虫成分の具体例としては、ピレスロイド系防虫剤、パラジクロロベンゼン、樟脳などが挙げられる。これら防虫成分は、単独で用いても良いし、2種類以上を混合しても良い。特にピレスロイド系の防虫成分は、低薬量で優れた効果を発揮することから、好適に用いられる。
ピレスロイド系の防虫成分としては、アレスリン、エトフェンプロックス、ピレトリン、フェノトリン、テトラメトリン、レスメトリン、シラフルオフェン、ぺルメトリン、エムペントリン、プラレトリン、メトフルトリン、プロフルトリン、トランスフルトリンなど、各種のものが使用可能である。特に、25℃における蒸気圧が1×10-5mmHg以上のものが好ましく、なかでもエムペントリン、トランスフルトリン、プロフルトリン、メトフルトリンなどの常温で揮散性を有するものが最適である。
防黴防虫組成物全体における防虫成分の配合量としては、特に限定されるものではなく、溶解性において問題のない量で用いられるが、前述の通り防黴成分とともに揮散し、補完的な効果を奏し得る点で、防黴成分と防虫成分の配合比率を0.01:1〜0.5:1の範囲に設定するのが好ましい。
特に、イソチアゾリン系防黴成分として2-n-オクチル-4-イソチアゾリン-3-オンを、また、ピレスロイド系の防虫成分としてエムペントリン、トランスフルトリン、プロフルトリン、メトフルトリンから選ばれた1種または2種以上を選択し、前記配合比率で組み合わせた場合には、それぞれの防黴効果ならびに防虫効果が補完的に増強され、極めて有用な防黴防虫組成物が提供される。
防黴防虫組成物中には、製造用に種々の溶剤を添加することも可能である。一般的な溶剤であればいずれも使用することが出来、脂肪族あるいは芳香族炭化水素類、グライコール類、グリコールエーテル類、エステル類等の溶剤など各種の溶剤を例示出来る。また、各種安定剤として、種々の安定剤が使用可能であるが、ジブチルヒドロキシトルエンやステアリン酸エステル類、リン酸エステル類などが挙げられる。
特に脂肪族炭化水素類は溶解性に優れるとともに安価で揮散性が高いため、本発明の防黴成分及び防虫成分の揮散性に影響を与えることなく、好適に用いられる。この溶剤の中では、デオトミゾールや各種の灯油類などが例示される。
本発明の防黴防虫組成物は、防黴成分と防虫成分が互いに保存中の着色を防止するという効果も提供される。ピレスロイド系の防虫成分では、単独使用の場合、安定剤を添加することがあるが、本発明の防黴防虫組成物を用いた防黴防虫製剤では、ピレスロイド系防虫剤の一部で認められる着色が抑えられ、特に有用である。
本発明防黴防虫組成物は室内に通常に見られる種々の黴に対して防黴効果を発揮する。効果を示す黴類として、特に限定されるものではないが、アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)、クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)、ペニシリム・シトリナム(Penicillium citrinim)、アルタナリア・アルタナータ(Alternaria alternate) などが挙げられる。
本発明の防黴防虫組成物を使用するにあたっては、各種の担体に添加し保持させるのが一般的である。その使用方法については特に限定はなく、得られた防黴防虫組成物をそのまま液剤として使用することも可能であるが、紙パルプに含浸したり、シート状のものに塗布したりして使用することも出来る。各種の担体としては、特に限定はされないものの、例えば、紙パルプ、セルロース、レーヨンやポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン等の樹脂類、各種の不織布、シリカ、タルク、ゼオライト、セルロースビーズや各種の昇華性物質として、トリイソプロピルトリオキサン、シクロデカンなどを挙げることが出来る。
本発明の防黴防虫組成物を、紙パルプに含浸し、防黴防虫製剤とする場合、流通時の品質劣化を防止するために、各種の包材で被包した製品形態とするのが一般的である。包材としては、各種のバリア製の内層にヒートシール素材を使用したものが好適に用いられ、このヒートシール素材に、通常ポリエチレンやポリプロピレン等が使用される。本発明の組成物を用いた紙パルプ製の防黴防虫製剤では、その防虫成分の残存率は、防黴成分を配合しない防虫成分単独の製剤を同様の条件で保存した場合と比べて高く、防黴成分が防虫成分の品質確保に寄与していることが確認された。
本発明の防黴防虫組成物は、各種のゲル化剤を用いてゲル化した製剤に製することもできる。ゲル化剤としては、公知の各種のものを挙げることが出来、例えば、寒天、カラギーナン、グアーガム、ローカストビーンガム、マンナン、各種セルロース誘導体、各種吸水性及び吸油性樹脂類などが挙げられ、これらの1種又は2種以上の組み合わせて使用することも出来る。
さらに、本発明の組成物に各種の噴射剤を添加し、エアゾール剤として使用することも出来る。
また、本発明の防黴防虫組成物に、必要に応じて各種の添加剤、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、効力増強剤、香料、消臭剤や脱臭剤などを添加してもよい。
本発明の防黴防虫組成物の用途としては、特に限定はされず各種のものに用いられる。例としては、タンス、押入れ、クローゼット、衣装ケース、下駄箱、本棚などが挙げられる。このような中でも、タンス、押入れ、クローゼット、衣装ケースは、衣料害虫が発生しやすく、また、密閉性が高くなり、黴が発生し易く収納物である衣類に影響を与えることが懸念されるので、本発明の防黴防虫組成物の適用は極めて有用である。
本発明の防黴防虫組成物を、タンス、押入れ、クローゼット、衣装ケースで使用する場合、その使用量に特に限定はないが、例えば6ヶ月使用するタイプの製品では、紙パルプにイソチアゾリン系防黴成分として、0.008〜2.4mg/cm2、また、防虫成分として2.0〜12.0mg/cm2 分注するのが適当である。
紙パルプに分注して使用する場合、紙パルプに1.0〜15mg/cm2の割合で、防黴防虫組成物を分注し使用出来る。また、12ヶ月用としては、紙パルプに分注して、使用するのであれば、3.0〜20mg/cm2を使用すればよい。この使用量であれば、防黴効果と防虫効果の両方の効果が長期に渡って得られるものである。なお、紙パルプの大きさとしては、クローゼット用は、50〜200cm2、洋服ダンス用では、20〜100cm2、さらに引き出し・衣装箱用では、5〜40cm2の範囲とすることが出来る。
次に具体的実施例ならびに試験例に基づき、本発明の防黴防虫組成物を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
2−n−オクチル―4−イソチアゾリン−3−オン 1.0kgとエムペントリン 4.0kgを混合し、本発明の防黴防虫組成物を得た。
2−n−オクチル―4−イソチアゾリン−3−オン 1.0kgとプロフルトリン 3.95kgとジブチルヒドロキシトルエン0.05kgを混合し、本発明の防黴防虫組成物を得た。
2−n−オクチル―4−イソチアゾリン−3−オン 0.5kg、プロフルトリン 3.0kg、ジブチルヒドロキシトルエン0.05kgにデオトミゾール1.45kgを混合し、本発明の防黴防虫組成物を得た。
実施例1で得られた防黴防虫組成物200mgを5cm×5cmの紙製の試験片に分注し、プラスチック製容器に入れて防黴防虫製剤を調製した。以下、同様に表1に示した通りサンプルを作成し、試験を実施した。
防黴試験方法:
シリコン製パッキンで密閉できる内容積50Lのステンレス容器内を75%アルコールで殺菌した。発明の防黴防虫組成物を試験片に分注しプラスチック容器にいれたものをこの容器内に置いた。
別に寒天培地を入れ固めたシャーレを培地面を下向きにして置き、容器内には、精製水を入れて湿度を調整した。ステンレス容器に蓋をし、25℃±2℃で7日間保存し、内部から寒天培地を取り出し、別に黴胞子懸濁液を含浸したペーパーディスクを用意し、寒天培地の中央に置き、このまま蓋を被せて25℃±2℃で5日間培養した。培養後の発育した黴の発育直径を算出し、防黴効果の評価を行った。また対照品として、他の防黴成分を含有したものを作成し、同様の方法で試験した。

防黴効果の評価基準:○(発育直径が対照の60%を超えないとき)、△(発育直径が対照の60〜80%のとき)、×(発育直径が対照の80%より大きいとき)
防虫試験方法(食害防止試験方法):
内容積50Lの衣装ケース内いっぱいに5枚のモスリン布を重ねて収納し、その上に、本発明の防黴防虫組成物を分注したマットをプラスチック容器にいれたものを置いた。
試験開始直後、試験開始6ヶ月後及び試験開始12ヶ月後に、底から3枚目及び5枚目のモスリン布の上にイガ幼虫60匹を放虫し、放虫1週間後のモスリン布での食害状況を調べた。なお、食害状況の結果は以下の基準で評価した。

○:(全く食害なし)
△:(わずかな食害あり)
×:(明らかに食害が認められる)
臭いの試験
使用開始時のステンレス容器内の臭いを、10人のモニターで評価した。
臭いの評価:○(臭いなし)、△(わずかに臭いあり)、×(明らかに臭いが認められる)

Figure 0005500796
Figure 0005500796

試験の結果、本発明の防黴防虫組成物を用いたものは、いずれも高い防黴効果が初期から12ヶ月後まで、継続して持続した。また、防虫効果においても同様であった。さらに臭いにおいてもいずれも臭いがないかわずかに臭う程度で、実用上の問題はなかった。
これに対して、比較例のフェノール系の防黴成分を使用したものでは、防虫効果に問題はなかったが、初期から防黴効果が不十分であった。また臭いの点でも、いずれも臭いが強く実用上、好ましくなかった。また、イソチアゾリン系防黴剤を単独で使用し、添加量を増やした場合には、初期の防黴効果は認められたが、6ヶ月後には防黴効果は低下した。
実施例4と同様の方法で、サンプルを作成し、試験を実施した。結果を表3に示す。

○:(着色なし)
○〜△:(わずかな着色あり)
△:(着色あり)

Figure 0005500796
実施例4と同様の方法で、サンプルを作成し、これを内層がポリエチレン製のフィルムに包装し、40℃に保管し、各々の時期に回収して防虫成分の回収率を調査した。結果を表4に示す。

Figure 0005500796
試験の結果、本発明の防黴防虫組成物は、いずれも6ヵ月後まで、98%以上の回収率を示し、防虫成分の回収率が高く、優れていた。それに対して、エムペントリンのみ及びプロフルトリンのみの比較例1及び2では、回収率は低かった。


本発明の防黴防虫組成物及びこれを用いた防黴防虫方法は、室内の各種空間に揮散させて効果を発揮させることが出来るので、防黴効果と防虫効果が必要とされる場面で利用可能である。

Claims (2)

  1. −n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンのみを防黴成分として、エムペントリンのみを防虫成分として含有し、
    記防黴成分と前記防虫成分との配合比率が、補完的に増強される割合である0.01:1〜0.05:1の範囲であり、使用時において実質的に他の揮散成分を含有しない防黴防虫組成物。
  2. −n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オンのみを防黴成分として、エムペントリンのみを防虫成分として含有し、
    記防黴成分と前記防虫成分との配合比率が、補完的に増強される割合である0.01:1〜0.05:1の範囲であり、使用時において実質的に他の揮散成分を含有しない防黴防虫組成物を用いた防黴防虫方法。
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