JP5498398B2 - ウエハ分離装置、ウエハ分離搬送装置、ウエハ分離方法、ウエハ分離搬送方法及び太陽電池用ウエハ分離搬送方法 - Google Patents

ウエハ分離装置、ウエハ分離搬送装置、ウエハ分離方法、ウエハ分離搬送方法及び太陽電池用ウエハ分離搬送方法 Download PDF

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Description

本発明は、枚葉化された分離前のウエハを分離するウエハ分離装置、ウエハ分離搬送装置、ウエハ分離方法、ウエハ分離搬送方法及び太陽電池用ウエハ分離搬送方法に関する。
特開平09−237770号公報 特開平11−214336号公報 特開平11−233461号公報 近年、化石燃料資源の枯渇等のエネルギー問題及び地球温暖化等の環境問題に関する意識の高まりから、太陽電池の需要が急速に伸びている。
この際、太陽電池のセルとなりうるシリコンは、純度99.9999%以上で、比抵抗0.5Ωcm以上という高純度のものが求められており、半導体産業で用いられる高純度シリコンまたはICやLSI等の基板を製造したときに発生する規格外品が原料として利用されていた。
しかしながら、特に太陽電池においては、一辺が5インチの四角形型のシリコンウエハを54枚程度用いて1枚の太陽電池モジュールを製造するため、その使用量はICやLSI等のシリコンウエハの使用量に比べて膨大であるうえ、半導体用高純度シリコンは高価で、しかも、規格外品の発生量は少ないため、太陽電池用のシリコン材料としての供給量には限界があるという問題が発生していた。
また、これまでは電子デバイス用シリコンの規格外品の発生量が太陽電池の需要量に勝っていたため問題はなかったが、最近では太陽電池の需要量が電子デバイス用シリコンの規格外品の発生量を上回りつつあり、太陽電池用シリコンの原料不足が深刻な問題となってきている。
一方、太陽電池用シリコンウエハの表面は、粗面である方が表面積を確保することができることから、シリコンインゴットをワイヤソーで切断した後に枚葉化されたウエハは、半導体用ウエハのように表面を鏡面仕上げに研磨加工することはない。
従って、半導体用ウエハの製造工程では、枚葉化されたウエハを次工程(表面仕上げ工程等)の機械へと搬送するために高価で大型な分離・搬送装置を用いているが、太陽電池用ウエハの製造工程では、製品単価にも影響する高価で大型な分離・搬送装置は用いておらず、1枚毎に手作業で分離しているのが実情であった。
その一方で、上述した太陽電池用シリコンの原料不足の問題及び原料単価の問題等を考慮すると、太陽電池用ウエハにあっても、半導体用ウエハと同様に薄肉化されつつあり、太陽電池用ウエハの製造工程で1枚毎に手作業で分離していたのでは破損等が発生し易くなってしまうことから、安価で小型な分離装置の要求が高まってきている。
ところで、略円柱形状に形成されたインゴットを支持板に貼着した状態でワイヤソーによりスライスした多数枚のウエハは、支持板に貼着した柱状集合状態のままスラリーや切粉等を除去するために予備洗浄装置により予備洗浄し、その予備洗浄されたウエハを支持板から剥離して枚葉化するために剥離装置により支持板から剥離した後、分離・搬送装置によって1枚毎に分離されたうえで次工程へと搬送されている。
この際、ウエハに付着したスラリーや切粉等は、予備洗浄装置によって発生された気泡を用いて除去する超音波洗浄技術が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
超音波洗浄では、シリコンインゴットの側面や両端面の洗浄には効果を発揮するが、切断されたウエハ間の深部にまで噴射された洗浄液が到達することは困難で、ウエハ表面に付着したスラリーや切粉等を完全に除去することができず、洗浄効果が低下するという問題がある。
そこで、予備洗浄後のウエハは、剥離装置により支持板から剥離(枚葉化)する際、酢酸等の溶液中に浸して支持板からウエハを剥離すると同時に二次洗浄を行うことで残存したスラリーや切粉等を除去している。
ところが、二次洗浄後の枚葉化された各ウエハは、搬送時には横向きの積層状態(畳重状態)で密着しているので、最上位で静止しているウエハをその下部(直下)のウエハから分離する初期の抵抗は、動摩擦抵抗に比して大きい静摩擦抵抗であるため、確実な分離動作を行うことが難しいという問題があった。
そこで、上述した特許文献1には、分離・搬送装置におけるシュータの内側下部に、水を上方へ噴出する2つの噴出ノズルを配置し、この噴出ノズルからシュータと積層ウエハとの間の隙間を通って圧力水を噴き上げることによって、最上位のウエハがシュータの上面に搬送されたときに噴き上げられた圧力水によって僅かに持ち上げる結果、最上位のウエハとその直下のウエハとの密着力を弱めてウエハの分離動作を円滑に行う旨が開示されている。
しかしながら、上述した分離・搬送装置にあっては、薄肉化されつつあるウエハに圧力水を吹き付けた際に、ウエハが欠けてしまう虞があるうえ、次層のウエハが最上位のウエハよりも搬送方向下流側に位置していた場合には、その次位のウエハも最上位のウエハと一緒に浮き上がってしまい、分離されないまま一緒に搬送されてしまう虞があるという問題が生じていた。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、安価且つ小型でありながら、分離・搬送時におけるウエハの分離性能を向上すると共に、分離・搬送時におけるウエハの破損等の発生を抑制することができるウエハ分離装置を提供することを目的とする。
本発明のウエハ分離装置は、枚葉化された多数枚のウエハを密着状態の縦置きで収納すると共に少なくとも上下に開放するカセットと、該カセットを着脱可能支持し且つ少なくとも上下に開放するカセット支持体と、該カセット支持体を前記カセットと一体に昇降させる昇降装置と、該昇降装置が下降した際に前記カセット支持体が前記カセットと一体に浸される液体を収容した液槽と、該液槽内に設置されて前記カセット支持体の下方から多数枚のウエハに向って微細気泡を噴出するノズルと、該ノズルから噴出される微細気泡を発生させる微細気泡発生装置と、を備えていることを特徴とする。
本発明のウエハ分離装置によれば、安価且つ小型でありながら、ウエハの分離性能を向上すると共に、ウエハの破損等の発生を抑制することができる。
本発明のウエハ分離搬送装置は、枚葉化された多数枚のウエハを密着状態の縦置きで収納すると共に少なくとも上下に開放するカセットと、該カセットを着脱可能支持し且つ少なくとも上下に開放するカセット支持体と、該カセット支持体を前記カセットと一体に昇降させる昇降装置と、該昇降装置に設置されて前記カセットに収納されたウエハを縦置き状態と横置き状態とに切り換えるように前記カセット支持体を前記カセットと一体に回動させる回動装置と、前記昇降装置が下降した際に前記カセット支持体が前記カセットと一体に浸される液体を収容した液槽と、該液槽内に設置されて前記カセット支持体の下方から多数枚のウエハに向って微細気泡を噴出するノズルと、該ノズルから噴出される微細気泡を発生させる微細気泡発生装置と、前記液槽内から上昇された横置き状態のウエハを最上位から取り出す取出体と、該取出体で取り出した最上位のウエハを搬送する搬送体と、を備えていることを特徴とする。
本発明のウエハ分離搬送装置によれば、安価且つ小型でありながら、分離・搬送時におけるウエハの分離性能を向上すると共に、分離・搬送時におけるウエハの破損等の発生を抑制することができる。
また、請求項3に記載のウエハ分離搬送装置は、前記搬送体は、その搬送経路上流側付近に配置されて搬送過程にあるウエハの欠陥を判定する欠陥判定装置と、該欠陥判定装置よりも搬送経路下流側に配置されて欠陥が存在していると判定されたウエハを搬送ルートとは別の廃棄ルートへと分岐させる分岐装置と、前記欠陥判定装置によって欠陥が存在していないと判定されたウエハを回収する回収装置と、を備えていることを特徴とする。
請求項3に記載のウエハ分離搬送装置によれば、分離後のウエハに何らかの欠陥が生じた場合に、その搬送過程で跳ねる(除去)ことができる。
また、請求項4に記載のウエハ分離装置又は記載のウエハ分離搬送装置は、前記ノズル又は前記カセット支持体をウエハの隣接方向に沿って移動させる移動装置を備えていることを特徴とする。
請求項4に記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置によれば、各ウエハ間に向けて万遍無く微細気泡を噴出することができる。
また、請求項5に記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置は、前記液槽内に浸っている状態で前記カセット支持体の下面を除く五面を覆うカバーを備えていることを特徴とする。
請求項5に記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置によれば、各ウエハ間への微細気泡の侵入を促進することができる。
請求項6に記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置は、前記微細気泡発生装置は、マイナスに帯電された微細気泡を前記ノズルから噴出させることを特徴とする。
請求項6に記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置によれば、ワイヤソーによる切断後のウエハ間がプラスに帯電されている場合に、ウエハ間へ微細気泡を引き込むように侵入させることができる。
請求項7に記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置は、前記微細気泡発生装置は、シリコンインゴットを枚葉化する際に用いられたワイヤソーによって切断された際の溝幅以下の直径の微細気泡を前記ノズルから噴出させることを特徴とする。
請求項7に記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置によれば、ウエハ間に形成される溝の溝幅はワイヤソーのワイヤ径以上となるのが一般的であるため、この溝幅以下の気泡径の微細気泡を噴出することで、ウエハ間に微細気泡を侵入させることが可能となる。
請求項8に記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置は、前記微細気泡発生装置は、シリコンインゴットを枚葉化する際に用いられたワイヤソーのワイヤ径以下の直径の微細気泡を前記ノズルから噴出させることを特徴とする。
請求項8に記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置によれば、ウエハ間に形成される溝の溝幅はワイヤソーのワイヤ径以上となるのが一般的であるため、ワイヤ径を基準としてそれ以下の気泡径の微細気泡を噴出することで、ウエハ間に微細気泡をより確実に侵入させることが可能となる。
請求項9に記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置は、前記微細気泡発生装置は、100μm以下の直径の微細気泡を前記ノズルから噴出させることを特徴とする。
請求項9に記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置によれば、ワイヤソーに持ちられるワイヤのワイヤ径が100〜150μmであることから、その最小径を基準とした気泡径の微細気泡を発生させることで、特別な設定変更等をせずにウエハ間に微細気泡を確実に侵入させることが可能となる。
請求項10に記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置は、前記微細気泡発生装置は、平均20μm以下の直径の微細気泡を前記ノズルから噴出させることを特徴とする。
請求項10に記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置によれば、ウエハ間に侵入した微細気泡の数を大量化することにより、気体層の体積を増やすことができ、より確実な分離を実現することができる。尚、実際の微細気泡の気泡径は、ある程度の大小誤差が発生してしまうため、その平均値を気泡径の発生基準とすることにより、気泡径を規定することができる。
請求項11に記載のウエハ分離搬送装置は、前記液槽内から上昇された横置き状態のウエハを最上位から取り出す取出体と、該取出体で取り出した最上位のウエハを搬送する搬送体とを備え、前記カセットには、シリコンインゴットを枚葉化する際に用いられたワイヤソーの走行方向と前記取出体及び前記搬送体によるウエハ取出・搬送方向とが同じとなるように、枚葉化された多数枚のウエハが密着状態の縦置きで収納されることを特徴とする。
請求項11に記載のウエハ分離搬送装置によれば、ワイヤソーを用いた切断時にワイヤ走行方向に沿ってできる切断傷方向とウエハ搬送方向とを同じとすることによって、搬送時にワイヤ搬送方向と交差する傷の発生を抑制することができる。
請求項12に記載のウエハ分離搬送装置は、前記昇降装置に設置されて前記カセットに収納されたウエハを縦置き状態と横置き状態とに切り換えるように前記カセット支持体を前記カセットと一体に回動させる回動装置を備え、前記回動装置は前記カセット支持体を起立された際に、前記カセットに収納した縦置き状態でのウエハ上縁部が前記液槽の縦内壁面に近接するように前記カセット支持体を支持していることを特徴とする。
請求項12に記載のウエハ分離搬送装置によれば、カセット支持体を起立させてウエハを横置きとしたときに、ウエハ間に侵入した微細気泡によって各ウエハが不測に動いてしまうことを抑制することができる。
本発明のウエハ分離方法は、枚葉化された多数枚のウエハを少なくとも上下に開放するカセット内に密着状態の縦置きで収納する収納ステップと、少なくとも上下に開放するカセット支持体に前記カセットを装着支持させる装着支持ステップと、昇降装置を用いて前記カセット支持体を前記カセットと一体に下降させて縦置き状態のウエハを液槽内の液体に浸す下降ステップと、前記カセット支持体の下方から縦置き状態のウエハに向けて微細気泡発生装置で発生させた微細気泡を噴出して多数枚の各ウエハ内に微細気泡を侵入停滞させる微細気泡噴出ステップと、を備えていることを特徴とする。
本発明のウエハ分離方法によれば、安価且つ小型でありながら、ウエハの分離性能を向上すると共に、ウエハの破損等の発生を抑制することができる。
本発明のウエハ分離搬送方法は、枚葉化された多数枚のウエハを少なくとも上下に開放するカセット内に密着状態の縦置きで収納する収納ステップと、少なくとも上下に開放するカセット支持体に前記カセットを装着支持させる装着支持ステップと、昇降装置を用いて前記カセット支持体を前記カセットと一体に下降させて縦置き状態のウエハを液槽内の液体に浸す下降ステップと、前記カセット支持体の下方から縦置き状態のウエハに向けて微細気泡発生装置で発生させた微細気泡を噴出して多数枚の各ウエハ間に微細気泡を侵入停滞させる微細気泡噴出ステップと、回動装置を用いて多数枚の各ウエハ間に微細気泡を侵入停滞させたままのカセット支持体を前記カセットと一体に回動させて多数枚のウエハを横置きとする回動ステップと、前記昇降装置を用いてウエハを横置き状態としたまま前記カセット支持体を前記カセットと一体に上昇させて最上位に位置するウエハを前記液槽の少なくとも液面よりも上方へと引き上げる上昇ステップと、液面よりも上方に引き上げられた最上位のウエハを取り出す取り出しステップと、取り出し後のウエハを搬送する搬送ステップと、を備えていることを特徴とする。
本発明のウエハ分離搬送方法によれば、安価且つ小型でありながら、分離・搬送時におけるウエハの分離性能を向上すると共に、分離・搬送時におけるウエハの破損等の発生を抑制することができる。
本発明のウエハ分離搬送方法は、剥離後の枚葉化された多数枚のウエハを少なくとも上下に開放するカセット内に密着状態の縦置きで収納する収納ステップと、少なくとも上下に開放するカセット支持体に前記カセットを装着支持させる装着支持ステップと、昇降装置を用いて前記カセット支持体を前記カセットと一体に下降させて縦置き状態のウエハを予備洗浄する予備洗浄ステップと、予備洗浄後の前記カセットを取り出して搬送する取出・搬送ステップと、搬送した前記カセットを液槽内の液体に浸す下降ステップと、前記カセット支持体の下方から縦置き状態のウエハに向けて微細気泡発生装置で発生させた微細気泡を噴出して多数枚の各ウエハ間に微細気泡を侵入停滞させる微細気泡噴出ステップと、回動装置を用いて多数枚の各ウエハ間に微細気泡を侵入停滞させたままのカセット支持体を前記カセットと一体に回動させて多数枚のウエハを横置きとする回動ステップと、前記昇降装置を用いてウエハを横置き状態としたまま前記カセット支持体を前記カセットと一体に上昇させて最上位に位置するウエハを前記液槽の少なくとも液面よりも上方へと引き上げる上昇ステップと、液面よりも上方に引き上げられた最上位のウエハを取り出す取り出しステップと、取り出し後のウエハを搬送する搬送ステップと、を備えていることを特徴とする。
本発明のウエハ分離搬送方法によれば、切断後のウエハを予備洗浄したうえで、分離搬送に供することができるばかりでなく、予備洗浄から分離搬送に至る作業工程の完全自動化をも可能とすることができる。
本発明の太陽電池用ウエハ分離搬送方法は、シリコンインゴットを支持板と一体に多数枚に切断する切断ステップと、切断後のシリコンインゴットを支持板から剥離して枚葉化する剥離ステップと、剥離後の枚葉化された多数枚のウエハを少なくとも上下に開放するカセット内に密着状態の縦置きで収納する収納ステップと、少なくとも上下に開放するカセット支持体に前記カセットを装着支持させる装着支持ステップと、昇降装置を用いて前記カセット支持体を前記カセットと一体に下降させて縦置き状態のウエハを液槽内の液体に浸す下降ステップと、前記カセット支持体の下方から縦置き状態のウエハに向けて微細気泡発生装置で発生させた微細気泡を噴出して多数枚の各ウエハ間に微細気泡を侵入停滞させる微細気泡噴出ステップと、回動装置を用いて多数枚の各ウエハ間に微細気泡を侵入停滞させたままのカセット支持体を前記カセットと一体に回動させて多数枚のウエハを横置きとする回動ステップと、前記昇降装置を用いてウエハを横置き状態としたまま前記カセット支持体を前記カセットと一体に上昇させて最上位に位置するウエハを前記液槽の少なくとも液面よりも上方へと引き上げる上昇ステップと、液面よりも上方に引き上げられた最上位のウエハを取り出す取り出しステップと、取り出し後のウエハを搬送する搬送ステップと、搬送されたウエハを太陽電池製造装置に移送する移送ステップと、を備えていることを特徴とする。
本発明の太陽電池用ウエハ分離搬送方法によれば、安価且つ小型でありながら、太陽電池用ウエハの分離・搬送時におけるウエハの分離性能を向上すると共に、分離・搬送時におけるウエハの破損等の発生を抑制することができる。尚、搬送ステップで搬送されたウエハをウエハ回収箱に自動回収した後に、その回収後のウエハ回収箱を多軸ロボットアームを用いて次工程へと自動搬送することも可能である。
請求項18に記載の太陽電池用ウエハ分離搬送方法は、前記移送ステップは、P型ウエハ又はN型ウエハを製造するためのテクスチャ処理を施すための化学エッチング装置に向けてウエハを移送することを特徴とする。
請求項19に記載のウエハ分離方法又はウエハ分離搬送方法又は太陽電池用ウエハ分離搬送方法は、前記微細気泡噴出ステップでは、前記ノズル又は前記カセット支持体をウエハの隣接方向に沿って移動させることを特徴とする。
請求項20に記載のウエハ分離方法又はウエハ分離搬送方法又は太陽電池用ウエハ分離搬送方法は、前記微細気泡噴出ステップの開始前に、前記液槽内に浸っている状態の前記カセット支持体の下面を除く五面をカバーで覆うことを特徴とする。
本発明のウエハ分離装置は、安価且つ小型でありながら、分離・搬送時におけるウエハの分離性能を向上すると共に、分離・搬送時におけるウエハの破損等の発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を備えたウエハセット状態のウエハ分離搬送装置の正面方向の断面図である。 本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を備えた気泡噴出状態(ウエハ分離状態)のウエハ分離搬送装置の正面方向の断面図である 本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を備えたウエハ縦置き状態のウエハ分離搬送装置の側面方向の断面図である。 本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を備えたウエハ横置き状態のウエハ分離搬送装置の説明図である。 本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を備えたウエハ搬送状態のウエハ分離搬送装置の説明図である。 本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を示し、(A)はウエハと気泡との関係を示す要部の拡大断面図、(B)は気泡の説明図である。 本発明の一実施形態に係るウエハ分離搬送装置の説明図である。 本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を示し、ウエハ切断から分離・搬送に至る作業ルーチンのフロー図である。 本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を示し、搬送作業ルーチンのフロー図である。 本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を示し、予備洗浄を含めた場合の装置レイアウトの説明図である。 シリコンインゴットの成形過程を示す説明図である。 シリコンインゴットのワイヤソー切断状態を示す説明図である。 シリコンインゴットの分離前(バッチ)状態を示す説明図である。
1…シリコンインゴット
1a…シリコン端材
1b…シリコン端材
2…シリコンブロック
3…ワイヤソー
4…ワイヤ
5…ワイヤガイド
6…ワイヤ繰出しプーリ
7…ワイヤ巻取りプーリ
8…ワイヤ巻取り装置
9…取付体
10…支持板
11…ウエハ分離搬送装置
12…カセット
12a…下方開口
13…カセット支持体
13a…下方開口
14…昇降装置
15…回動装置
16…液槽
17…ノズル
18…微細気泡発生装置
19…取出体
20…搬送体
21…移動装置
22…カバー
23…シャフト
24…中間支持体
25…ガイドレール
26…ガイド板
27…固定シャフト
28…固定基板
29…支持基板
29a…下板
29b…上板
29c…縦板
30…軸支持部
31…駆動モータ
32…駆動プーリ
33…回転軸
34…従動プーリ
35…無端ベルト
36…回動アーム
37…ローラ体
38…搬送支持プレート
39…欠陥判定装置
40…搬送ベルトコンベア
41…分岐装置
42…回収装置
43…筺体
44…サーボモータ
45…駆動プーリ
46…従動プーリ
47…ベルト
48…ボールねじ
49…昇降体
50…ウエハ回収箱
51…ガイドレール
52…ガイド突起
53…連結部
61…予備洗浄槽(予備洗浄装置)
62…搬送装置
次に、本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置について、図面を参照して説明する。尚、以下に示す実施形態は本発明のウエハ分離装置における好適な具体例であり、例えば、数値限定や材料限定等の技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。
先ず、本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置にあたり、図11〜図13に基づいて、単結晶シリコンウエハの分離前に至る製造工程の一例を説明する。
即ち、図11に示すように、単結晶シリコンウエハは、先ず、CZ法(引き上げ法)等によって製造された図示左右両端(成長時上下)に略円錐形のシリコン端材を一体に備えた略円筒形型のシリコンインゴット1(図11上段参照)を、その各シリコン端材1a,1bを切り出したうえで必要に応じて適当な寸法(長さ)に切り出し(図11中段参照)、次いでバンドソー等を用いて円柱体から断面略四角形の角柱体(場合によって各角部を面取り)のシリコンブロック2を得る(図11下段参照)。
即ち、太陽電池用のシリコンウエハの製造においては、シリコンブロック2の断面形状は、矩形または略矩形であるのが好ましく、シリコンインゴット1から切り出したものであるのが好ましい。
次に、図12に示すように、ワイヤソー3を用いて、シリコンブロック2を多数枚に切断する。
このワイヤソーは、複数の溝に沿って切断用のワイヤ4を螺旋状に巻きつけた複数本(例えば、3本)のワイヤガイド5を回転させ、ワイヤ4を走行させ、オイルと砥粒の混合液であるスラリーをスラリーノズル(図示せず)から吐出させると共に、その状態でワイヤ4とシリコンブロック2との間に切削送りを付与してシリコンブロック2を多数枚に切断する。
尚、図12中、6はワイヤ繰出しプーリ、7はワイヤ巻取りプーリ、8はワイヤ巻取り装置である。
また、ワイヤ4によるシリコンブロック2を切断する際には、例えば、ブロック昇降支持装置(図示せず)に設けられたステンレス等の取付体9にガラス等の支持板10を装着し、この支持板10の下面に接着剤(図示せず)を介してシリコンブロック2の上面を接着固定する。また、ワイヤ4による切断時には、切断後の各ウエハの枚葉化が容易となるように、支持板10の下側一部まで切溝を入れる。
その後、取付体9から支持板10を取り外すと、図13に示すように、支持板10に貼着した柱状集合状態の切溝入りシリコンブロック2を得ることができる。
このシリコンブロック2は、支持板10に貼着した柱状集合状態のままスラリーや切粉等を除去するために予備洗浄装置(図示せず)により予備洗浄した後、二次洗浄によってシリコンブロック2から支持板10を剥離して枚葉化する。
以下、本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置搬送を図1乃至図7を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を備えたウエハセット状態のウエハ分離搬送装置の正面方向の断面図、図2は本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を備えた気泡噴出状態(ウエハ分離状態)のウエハ分離搬送装置の正面方向の断面図、図3は本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を示し、図(A)はウエハと気泡との関係を示す要部の拡大断面図、図(B)は気泡の説明図、図は本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を備えたウエハ縦置き状態のウエハ分離搬送装置の側面方向の断面図、図は本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を備えたウエハ横置き状態のウエハ分離搬送装置の説明図、図は本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を備えたウエハ搬送状態のウエハ分離搬送装置の説明図、図7は本発明の一実施形態に係るウエハ分離搬送装置の説明図、図8は本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を示し、ウエハ切断から分離・搬送に至る作業ルーチンを示すフロー図である。
図1乃至図5に示すように、本発明の一実施形態に係るウエハ分離装置を備えたウエハ分離搬送装置11は、枚葉化された多数枚のウエハWを密着状態の縦置きで収納すると共に少なくとも上下に開放するカセット12と、カセット12を着脱可能支持し且つ少なくとも上下に開放するカセット支持体13と、カセット支持体13をカセット12と一体に昇降させる昇降装置14と、昇降装置14に設置されてカセット12に収納されたウエハWを縦置き状態と横置き状態とに切り換えるようにカセット支持体13をカセット12と一体に回動させる回動装置15と、昇降装置14が下降した際にカセット支持体13がカセット12と一体に浸される液体を収容した液槽16と、液槽16内に設置されてカセット支持体13の下方から多数枚のウエハWに向って微細気泡を噴出するノズル17と、ノズル17から噴出される微細気泡を発生させる微細気泡発生装置18と、液槽16内から上昇された横置き状態のウエハWを最上位から取り出す取出体19と、取出体19で取り出した最上位のウエハWを搬送する搬送体20と、を備えている。
このような構成のウエハ分離搬送装置11によれば、安価且つ小型でありながら、分離・搬送時におけるウエハWの分離性能を向上すると共に、分離・搬送時におけるウエハWの破損等の発生を抑制することができる。
この際、ウエハ分離搬送装置11は、ノズル17又はカセット支持体13をウエハWの隣接方向に沿って移動させる移動装置21を設けることにより、各ウエハW間に向けて万遍無く微細気泡を噴出することができる。
また、液槽16内に浸っている状態でカセット支持体13の下面を除く五面を覆うカバー22を設けることにより、各ウエハW間への微細気泡の侵入を促進することができる。
さらに、微細気泡発生装置18は、マイナスに帯電された微細気泡をノズル17から噴出させることにより、ワイヤソー3による切断後のウエハW間がプラスに帯電されている場合に、ウエハW間へ微細気泡を引き込むように侵入させることができる。
また、微細気泡発生装置18は、ワイヤソー3によって切断された際の溝幅以下の直径の微細気泡をノズル17から噴出させるのが好ましく、シリコンインゴット1を枚葉化する際に用いられたワイヤソー3に用いられているワイヤ4のワイヤ径以下の直径の微細気泡をノズル17から噴出させるのがより好ましく、100μm以下の直径の微細気泡をノズル17から噴出させるのがより一層好ましく、平均20μm以下の直径の微細気泡をノズル17から噴出させるのが最良である。
尚、カセット12には、シリコンインゴット1を枚葉化する際に用いられたワイヤソー3の走行方向と取出体19及び搬送体20によるウエハW取出・搬送方向とが同じとなるように、枚葉化された多数枚のウエハWが密着状態の縦置きで収納されるのが好ましい。
以下、本発明のウエハ分離搬送装置11の具体的な構成を説明する。
カセット12は、多数枚のウエハWを収納することができ且つノズル17から噴射された微細気泡を通過させるための下方開口12aが形成されていれば、特に、強度を確保したうえで形状や材質等は限定されるものではない。尚、本実施の形態においては、ウエハWの収納が可能となるように、上方にも開口していると共に、後述するウエハWの取り出し時に取出体19が横置き最上位に位置するウエハWと接触することができるように、ウエハWの高さ(縦置き時)よりも低く設定されている。
カセット支持体13は、カセット12の着脱及び支持をすることができ且つノズル17から噴射された微細気泡を通過させるための下方開口13aが形成されていれば、特に、強度を確保したうえで形状や材質等は限定されるものではない。尚、本実施の形態においては、カセット12の収納が可能となるように、上方にも開口していると共に、後述する取り出し時に取出体19が横置き最上位に位置するウエハWと接触することができるように、ウエハWの高さ(縦置き時)よりも低く設定されている。
昇降装置14は、図示を略す昇降駆動装置(例えば、ソレノイド)の駆動によって伸張するシャフト23と、シャフト23の上端に固定された中間支持体24と、液槽16の側壁に上下方向に沿って延在固定されたガイドレール25と、中間支持体24に設けられてガイドレール25に案内されるガイド板26と、中間支持体24から立設された固定シャフト27と、固定シャフト27の上端に固定された固定基板28と、固定基板28に固定された断面クランク形状の支持基板29と、支持基板29の下板29aに固定された軸支持部30と、を備えている。
尚、ガイドレール25とガイド板26とは、固定シャフト27によって回動装置15並びにカセット12を片持ち状態で支持することから、その重量バランス(図1の紙面左右方向)を考慮した位置でスライドするように設定されている。
また、支持基板29は、固定基板28の上面に固定されて先端が液槽16の内側に突出する上板29bと、上板29bの先端から下方に延びる縦板29cと、縦板29cの下端から液槽16の内方側に向けて直角に屈曲する水平な下板29aと、を一体に備え、これら各板29a,29b,29cによって断面略クランク形状に形成されている。
回動装置15は、上板29bに固定されてその出力軸が液槽16の内側に向けて突出した駆動モータ31と、駆動モータ31に設けられた駆動プーリ32と、軸支持部30を貫通する回転軸33と、回転軸33の一端に設けられた従動プーリ34と、各プーリ32,34間に回動移動可能に張設された無端ベルト35と、回転軸33の他端に設けられた回動アーム36と、を備え、この回動アーム35にカセット支持体13が固定されている。また、駆動モータ31の駆動によって、回動アーム35を回動させることによって、カセット12がカセット支持体13と一体に回動し、図3に示すように、その倒伏状態(水平状態)のときにカセット12に収納された各ウエハWが縦置きとなり、図4に示すように、その起立状態(垂直状態)のときにカセット12に収納されたウエハWが横置きとなる。
また、回動アーム35は、その起立状態のときに、カセット12に収納されたウエハWの上縁部(縦置き時)が液槽16の内壁面に略密着する位置にまで接近できるように設定されている。尚、その起立時にウエハWの上縁部(縦置き時)が液槽16の内壁面に略密着する位置にまで接近させると、後述するウエハW間に侵入した微細気泡Bによって各ウエハWが不測に動いてしまうことを抑制することができる。
液槽16は、その内部に、純水等の液体が収納され、昇降装置14の下降によってカセット12に収納されたウエハWが完全に浸されるような深さを備えている。尚、本実施の形態においては、液槽16の深さは、昇降装置14が下死点に位置した状態でカセット支持体13を起立させた状態においても、ウエハWが完全に浸っている深さ(少なくとも液位)に設定されている。また、液槽16内に収納される液体は、後述する微細気泡がウエハW間にある程度の時間留まる必要があることを考慮し、揮発性を除いて適宜選択し得るもので、例えば、2次洗浄を兼ねた場合には2次洗浄液等を用いることができる。
ノズル17は、液槽16の最深部付近に設置され、微気泡発生装置18で発生された微細気泡を噴出することができれば、その数等は特に限定されるものではない。
微細気泡発生装置18は、例えば、ポンプやミキサー(共に図示せず)等を備え、その圧力設定を行うことで発生させる微細気泡の気泡径を変更調節することができる公知のものが用いられている。尚、本実施の形態においては、100μm以下とされ、厳密には、図6(A)に示すように、ウエハW間に侵入した微細気泡Bの平均気泡径が20μm付近である、所謂、ナノバブルを発生させることができれば、その構造等は特に限定されるものではない。
この際、微細気泡発生装置18は、図6(B)に示すように、その気泡内周囲がマイナス(−)に帯電されている。
これにより、例えば、予備洗浄又は二次洗浄時に除去されるスラリー等がプラスに帯電されていることから、このスラリーが二次洗浄後においても残存してしまっている場合を含め、ウエハWの間等がプラスに帯電されていることが多いものとして、マイナスに帯電された微細気泡を引き付き効果によって効率良くウエハW間に侵入させることができる。
取出体19には、図示を略する駆動モータ等の駆動によって回転(図1の反時計回り方向)するローラ体等が用いられており、その材質等は、弾性を備え且つ摩擦抵抗が比較的高いものが用いられている(例えば、ウレタン)。また、取出体19は、本実施の形態では、一つのローラ体からなるが、ウエハWの搬送幅を考慮した位置並びに数に設定することができる。
搬送体20は、図7に示すように、取出体19を回転駆動させる駆動モータを兼用又は別途設置によって、互いに逆方向に回転することでウエハWをニップ搬送する上下一対のローラ体37と、ローラ体37の搬送方向下流側に隣接配置された搬送支持プレート38と、搬送支持プレート38の上方に配置された欠陥判定装置39と、搬送支持プレート38の搬送方向下流側に隣接配置された複数の搬送ベルトコンベア40と、搬送ベルトコンベア40の任意の位置で欠陥判定装置39によってウエハWに欠陥が存在していると判定されたウエハWを廃棄回収する分岐装置41と、欠陥の発生していないウエハWを回収する回収装置42と、を備えている。なお、搬送支持プレート38および搬送ベルトコンベア40には、弾性を備え且つ摩擦抵抗が比較的高いものが用いられている(例えば、ウレタン)。また、分岐装置41は、例えば、搬送ベルトコンベア40の一部を下方に傾けて(図の二点鎖線状態)搬送経路を一時的に切断し、その搬送方向下流側の経路切断部位で廃棄回収する。この際、廃棄回収されたウエハWは、再利用に供される。
欠陥判定装置39は、CCDカメラによる画像処理によってクラック(ヒビや割れ等)や欠けが発生していないかを判定する。
回収装置42は、筺体43と、筺体43に設けられたサーボモータ44と、サーボモータ44の出力軸に設けられた駆動プーリ45と、筺体43に回転可能に支持された従動プーリ46と、各プーリ45,46に回動移動可能に設けられたベルト47と、従動プーリ46を貫通して従動プーリ46の回転によって上下方向に変位するボールねじ48と、ボールねじ48の一端が連結された昇降体49と、昇降体49に着脱可能に装着されたウエハ回収箱50と、を備えている。
ウエハ回収箱50の前面は解放されており、洗浄後のウエハWを1枚毎に分離状態で収納することができるように、スリット等のパーテーション(図示せず)が設けられている。また、昇降体49の背面には、筺体43に設けられたガイドレール51と係合するガイド突起52が設けられている。さらに、昇降体49の上面には、ボールねじ48の一端が回転可能に連結される連結部53が設けられている。
これにより、搬送ベルトコンベア40によって搬送されたウエハWは、ウエハ回収箱50の上方から順次、分離状態で回収・収納され、サーボモータ44のインチング駆動によって順次上方へとウエハ回収箱50が変位されつつ、各パーテーション毎にウエハWが回収・収納される。
この際、ウエハ搬送方向最下流に配置された搬送ベルトコンベア40の下流端は、ウエハ回収箱50の内部に臨んでいることが好ましい。
なお、駆動プーリ45と従動プーリ46とは、その径を変えることによってギヤ比と同様の調整を行う。また、サーボモータ44、従動プーリ46、ベルト47、ボールねじ48は、ソレノイド等を用いても良い。
移動装置21は、ノズル17をウエハWの隣接方向に沿って水平に移動させるもので、例えば、5.0mm/secの速度で移動させる。尚、この移動装置21は、ノズル17を移動させる代わりに、カセット12をウエハWの隣接方向に沿って水平に移動させても良い。
カバー22は、カセット支持体13の下方を除く五面を略隙間無く覆うもので、ノズル17から噴出された微細気泡をカバー22内に閉じ込めることによって、各ウエハW間への微細気泡の侵入を促進するものである。尚、カバー22の材質や形状等は特に限定されるものではない。また、昇降装置14によってカセット12を昇降させている間や、カセット支持体13が回動起立されている状態では外される。
上記の構成において、ウエハWは、シリコンインゴット1を支持板10と一体に多数枚に切断する切断ステップ(ステップS1)と、切断後のシリコンインゴット1を支持板10から剥離して枚葉化する剥離ステップ(ステップS2)と、剥離後の枚葉化された多数枚のウエハWを少なくとも上下に開放するカセット12内に密着状態の縦置きで収納する収納ステップ(ステップS3)と、少なくとも上下に開放するカセット支持体13にカセット12を装着支持させる装着支持ステップ(ステップS4)と、昇降装置14を用いてカセット支持体13をカセット12と一体に下降させて縦置き状態のウエハWを液槽16内の液体に浸す下降ステップ(ステップS5)と、カセット支持体13の下方から縦置き状態のウエハWに向けて微細気泡発生装置18で発生させた微細気泡をノズル17から噴出して多数枚の各ウエハW間に微細気泡を侵入停滞させる微細気泡噴出ステップ(ステップS6)と、回動装置15を用いて多数枚の各ウエハW間に微細気泡を侵入停滞させたままのカセット支持体13をカセット12と一体に回動させて多数枚のウエハWを横置きとする回動ステップ(ステップS7)と、昇降装置14を用いてウエハWを横置き状態としたままカセット支持体13をカセット12と一体に上昇させて最上位に位置するウエハWを液槽16の少なくとも液面よりも上方へと引き上げる上昇ステップ(ステップS8)と、液面よりも上方に引き上げられた最上位のウエハWを取り出す取り出しステップ(ステップS9)と、取り出し後のウエハWを搬送する搬送ステップ(ステップS10)と、搬送されたウエハWを太陽電池製造装置に移送する移送ステップ(ステップS11)と、を経由することによって、例えば、P型ウエハW又はN型ウエハWを製造するためのテクスチャ処理を施すための化学エッチング装置に向けてウエハWを移送するといったように、太陽電池用ウエハとして製造工程に引き継ぐことができる。
即ち、ステップS1でワイヤソー3を用いてシリコンインゴット1を切断した後には、ワイヤソー3から支持体10で支持されたままの切断済みシリコンインゴット1が、公知の予備洗浄装置並びに二次洗浄装置を経由することでスラリー等が除去されると共に、支持体10が除去されて、ウエハWが枚葉化される(ステップS2)。
その枚葉化された各ウエハWは、今まで手作業で洗浄・剥離・分離作業が行われていた際に使用されていたカセット12等を用いて、そのカセット12内に密着した状態のまま多数枚のウエハWが収納され(ステップS3)、工場等に応じてウエハ分離搬送装置11にまで持ち込まれたうえで、そのカセット12をカセット支持体13に装着支持させる(ステップS4)。
その後に、ソレノイド等を駆動してカセット支持体13を下降させて予め液体が収納された液槽16にウエハWが完全に浸る下死点にまで下降させる(ステップS5)。
次に、微細気泡発生装置18を駆動させて、ノズル17から平均で気泡径20μmの微細気泡を噴出させ、ノズル17を所定の速度で移動させつつ各ウエハWの間に、その平均気泡径20μmの微細気泡(ナノバブル)Bを侵入させる(ステップS6)。
さらに、全てのウエハW間に微細気泡Bが侵入したらば、駆動モータ31を駆動させて無端ベルト35の回動移動により回転軸33を回転させ、回動アーム36の回動に連動してカセット支持体13を起立させる(ステップS7)。
この後、最上位に位置するウエハWが液槽16の上縁部よりも上方に位置した所定取り出し位置にまでカセット支持体13を上昇させ、その所定取り出し位置にて停止する(ステップS8)。
すると、最上位に位置したウエハWに取出体19が接し、取出体19の回転によって最上位に位置するウエハWが取り出され(ステップS9)、そのまま搬送体20によってニップ搬送され(ステップS10)、回収装置42へと移送される(ステップS11)。
尚、このステップS9〜S11は、次段以降の順次最上位に位置するウエハWに対しても行われ、必要に応じて(例えば、3枚毎等)昇降装置14が下セット支持体13を上昇させる。
さらに、ステップ11の移送処理時には、欠陥判定装置39によってウエハWの欠陥が判定され(ステップS12)、欠陥が発生している場合にはその欠陥ウエハWは分岐装置41によって分岐(跳ね)され(ステップS13)、欠陥の発生していないウエハWは回収装置42によってウエハ回収箱50に順次回収される(ステップS14)。
なお、本実施の形態においては、ワイヤソー3によって多数枚に切断されたウエハWを直接、分離・搬送したが、図10に示すように、本発明に示した微細気泡発生装置18と同等のもの予備洗浄槽(予備洗浄装置)61として利用し、ステップS1からステップS3までを経由したカセット12に収納されたウエハWを予備洗浄した後に、一つ以上の搬送装置62を経由して分離搬送するように構成することも可能である。
また、ウエハ回収箱50で回収した後のウエハWを、ウエハ回収箱50ごと多軸ロボットアーム(図示せず)で自動移送して次工程(仕上洗浄や鏡面加工)の装置へと引き継ぐことも可能である。
このように、本発明に係るウエハ分離装置によれば、支持体10から剥離された後の多数枚の各ウエハW間に微細気泡Bを侵入させることにより、各ウエハW間のくっつきを抑制し、効率良く分離作業を行うことができる。
また。微細気泡Bが各ウエハW間に侵入しているだけで、分離状態となっていることから、強引な分離(例えば、圧力水噴射等)による破損等の発生を抑制することができる。
ところで、上記実施の形態では、本発明に係るウエハ分離装置を単結晶シリコンウエハに適用して説明したが、多結晶シリコンウエハへの適用も可能である。
この際、多結晶シリコンウエハは、例えば、バンドソーなどを用いて四角形型の多結晶シリコンインゴットを四角形型の多結晶シリコンブロックに切り出したうえで、寸法出しやエッチング等の仕上げ工程に付した後、上述したワイヤソー等によって切断される。
以上説明したように本発明によれば、安価且つ小型でありながら、分離・搬送時におけるウエハの分離性能を向上すると共に、分離・搬送時におけるウエハの破損等の発生を抑制することができるウエハ分離装置を提供することができる。

Claims (20)

  1. 枚葉化された多数枚のウエハを密着状態の縦置きで収納すると共に少なくとも上下に開放するカセットと、該カセットを着脱可能支持し且つ少なくとも上下に開放するカセット支持体と、該カセット支持体を前記カセットと一体に昇降させる昇降装置と、該昇降装置が下降した際に前記カセット支持体が前記カセットと一体に浸される液体を収容した液槽と、該液槽内に設置されて前記カセット支持体の下方から多数枚のウエハに向って微細気泡を噴出するノズルと、該ノズルから噴出される微細気泡を発生させる微細気泡発生装置と、を備えていることを特徴とするウエハ分離装置。
  2. 枚葉化された多数枚のウエハを密着状態の縦置きで収納すると共に少なくとも上下に開放するカセットと、該カセットを着脱可能支持し且つ少なくとも上下に開放するカセット支持体と、該カセット支持体を前記カセットと一体に昇降させる昇降装置と、該昇降装置に設置されて前記カセットに収納されたウエハを縦置き状態と横置き状態とに切り換えるように前記カセット支持体を前記カセットと一体に回動させる回動装置と、前記昇降装置が下降した際に前記カセット支持体が前記カセットと一体に浸される液体を収容した液槽と、該液槽内に設置されて前記カセット支持体の下方から多数枚のウエハに向って微細気泡を噴出するノズルと、該ノズルから噴出される微細気泡を発生させる微細気泡発生装置と、前記液槽内から上昇された横置き状態のウエハを最上位から取り出す取出体と、該取出体で取り出した最上位のウエハを搬送する搬送体と、を備えていることを特徴とするウエハ分離搬送装置。
  3. 前記搬送体は、その搬送経路上流側付近に配置されて搬送過程にあるウエハの欠陥を判定する欠陥判定装置と、該欠陥判定装置よりも搬送経路下流側に配置されて欠陥が存在していると判定されたウエハを搬送ルートとは別の廃棄ルートへと分岐させる分岐装置と、前記欠陥判定装置によって欠陥が存在していないと判定されたウエハを回収する回収装置と、を備えていることを特徴とする請求項2に記載のウエハ分離搬送装置。
  4. 前記ノズル又は前記カセット支持体をウエハの隣接方向に沿って移動させる移動装置を備えていることを特徴とする請求項1に記載のウエハ分離装置又は請求項2又は請求項3に記載のウエハ分離搬送装置。
  5. 前記液槽内に浸っている状態で前記カセット支持体の下面を除く五面を覆うカバーを備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置。
  6. 前記微細気泡発生装置は、マイナスに帯電された微細気泡を前記ノズルから噴出させることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置。
  7. 前記微細気泡発生装置は、シリコンインゴットを枚葉化する際に用いられたワイヤソーによって切断された際の溝幅以下の直径の微細気泡を前記ノズルから噴出させることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置。
  8. 前記微細気泡発生装置は、シリコンインゴットを枚葉化する際に用いられたワイヤソーのワイヤ径以下の直径の微細気泡を前記ノズルから噴出させることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置。
  9. 前記微細気泡発生装置は、100μm以下の直径の微細気泡を前記ノズルから噴出させることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置。
  10. 前記微細気泡発生装置は、平均20μm以下の直径の微細気泡を前記ノズルから噴出させることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のウエハ分離装置又はウエハ分離搬送装置。
  11. 前記液槽内から上昇された横置き状態のウエハを最上位から取り出す取出体と、該取出体で取り出した最上位のウエハを搬送する搬送体とを備え、
    前記カセットには、シリコンインゴットを枚葉化する際に用いられたワイヤソーの走行方向と前記取出体及び前記搬送体によるウエハ取出・搬送方向とが同じとなるように、枚葉化された多数枚のウエハが密着状態の縦置きで収納されることを特徴とする請求項2乃至請求項10の何れかに記載のウエハ分離搬送装置。
  12. 前記昇降装置に設置されて前記カセットに収納されたウエハを縦置き状態と横置き状態とに切り換えるように前記カセット支持体を前記カセットと一体に回動させる回動装置を備え、
    前記回動装置は、前記カセット支持体を起立された際に、前記カセットに収納した縦置き状態でのウエハ上縁部が前記液槽の縦内壁面に近接するように前記カセット支持体を支持していることを特徴とする請求項2乃至請求項11の何れかに記載のウエハ分離搬送装置。
  13. 枚葉化された多数枚のウエハを少なくとも上下に開放するカセット内に密着状態の縦置きで収納する収納ステップと、少なくとも上下に開放するカセット支持体に前記カセットを装着支持させる装着支持ステップと、昇降装置を用いて前記カセット支持体を前記カセットと一体に下降させて縦置き状態のウエハを液槽内の液体に浸す下降ステップと、前記カセット支持体の下方から縦置き状態のウエハに向けて微細気泡発生装置で発生させた微細気泡を噴出して多数枚の各ウエハ内に微細気泡を侵入停滞させる微細気泡噴出ステップと、を備えていることを特徴とするウエハ分離方法。
  14. 枚葉化された多数枚のウエハを少なくとも上下に開放するカセット内に密着状態の縦置きで収納する収納ステップと、少なくとも上下に開放するカセット支持体に前記カセットを装着支持させる装着支持ステップと、昇降装置を用いて前記カセット支持体を前記カセットと一体に下降させて縦置き状態のウエハを液槽内の液体に浸す下降ステップと、前記カセット支持体の下方から縦置き状態のウエハに向けて微細気泡発生装置で発生させた微細気泡を噴出して多数枚の各ウエハ間に微細気泡を侵入停滞させる微細気泡噴出ステップと、回動装置を用いて多数枚の各ウエハ間に微細気泡を侵入停滞させたままのカセット支持体を前記カセットと一体に回動させて多数枚のウエハを横置きとする回動ステップと、前記昇降装置を用いてウエハを横置き状態としたまま前記カセット支持体を前記カセットと一体に上昇させて最上位に位置するウエハを前記液槽の少なくとも液面よりも上方へと引き上げる上昇ステップと、液面よりも上方に引き上げられた最上位のウエハを取り出す取り出しステップと、取り出し後のウエハを搬送する搬送ステップと、を備えていることを特徴とするウエハ分離搬送方法。
  15. 剥離後の枚葉化された多数枚のウエハを少なくとも上下に開放するカセット内に密着状態の縦置きで収納する収納ステップと、少なくとも上下に開放するカセット支持体に前記カセットを装着支持させる装着支持ステップと、昇降装置を用いて前記カセット支持体を前記カセットと一体に下降させて縦置き状態のウエハを予備洗浄する予備洗浄ステップと、予備洗浄後の前記カセットを取り出して搬送する取出・搬送ステップと、搬送した前記カセットを液槽内の液体に浸す下降ステップと、前記カセット支持体の下方から縦置き状態のウエハに向けて微細気泡発生装置で発生させた微細気泡を噴出して多数枚の各ウエハ間に微細気泡を侵入停滞させる微細気泡噴出ステップと、回動装置を用いて多数枚の各ウエハ間に微細気泡を侵入停滞させたままのカセット支持体を前記カセットと一体に回動させて多数枚のウエハを横置きとする回動ステップと、前記昇降装置を用いてウエハを横置き状態としたまま前記カセット支持体を前記カセットと一体に上昇させて最上位に位置するウエハを前記液槽の少なくとも液面よりも上方へと引き上げる上昇ステップと、液面よりも上方に引き上げられた最上位のウエハを取り出す取り出しステップと、取り出し後のウエハを搬送する搬送ステップと、を備えていることを特徴とするウエハ分離搬送方法。
  16. シリコンインゴットを支持板と一体に多数枚に切断する切断ステップと、切断後のシリコンインゴットを支持板から剥離して枚葉化する剥離ステップと、剥離後の枚葉化された多数枚のウエハを少なくとも上下に開放するカセット内に密着状態の縦置きで収納する収納ステップと、少なくとも上下に開放するカセット支持体に前記カセットを装着支持させる装着支持ステップと、昇降装置を用いて前記カセット支持体を前記カセットと一体に下降させて縦置き状態のウエハを液槽内の液体に浸す下降ステップと、前記カセット支持体の下方から縦置き状態のウエハに向けて微細気泡発生装置で発生させた微細気泡を噴出して多数枚の各ウエハ間に微細気泡を侵入停滞させる微細気泡噴出ステップと、回動装置を用いて多数枚の各ウエハ間に微細気泡を侵入停滞させたままのカセット支持体を前記カセットと一体に回動させて多数枚のウエハを横置きとする回動ステップと、前記昇降装置を用いてウエハを横置き状態としたまま前記カセット支持体を前記カセットと一体に上昇させて最上位に位置するウエハを前記液槽の少なくとも液面よりも上方へと引き上げる上昇ステップと、液面よりも上方に引き上げられた最上位のウエハを取り出す取り出しステップと、取り出し後のウエハを搬送する搬送ステップと、搬送されたウエハを太陽電池製造装置に移送する移送ステップと、を備えていることを特徴とする太陽電池用ウエハ分離搬送方法。
  17. 前記搬送ステップで搬送されたウエハをウエハ回収箱に自動回収する回収ステップと、回収後のウエハ回収箱を多軸ロボットアームを用いて次工程へと自動搬送する次工程搬送ステップと、を備えていることを特徴とする請求項14又は請求項15に記載のウエハ分離搬送方法又は請求項16に記載の太陽電池用ウエハ分離搬送方法。
  18. 前記移送ステップは、P型ウエハ又はN型ウエハを製造するためのテクスチャ処理を施すための化学エッチング装置に向けてウエハを移送することを特徴とする請求項16に記載の太陽電池用ウエハ分離搬送方法。
  19. 前記微細気泡噴出ステップでは、前記ノズル又は前記カセット支持体をウエハの隣接方向に沿って移動させることを特徴とする請求項1に記載のウエハ分離方法又は請求項14又は15に記載のウエハ分離搬送方法又は請求項16又は請求項17に記載の太陽電池用ウエハ分離搬送方法。
  20. 前記微細気泡噴出ステップの開始前に、前記液槽内に浸っている状態の前記カセット支持体の下面を除く五面をカバーで覆うことを特徴とする請求項13乃至請求項18の何れかに記載のウエハ分離方法又はウエハ分離搬送方法又は太陽電池用ウエハ分離搬送方法。
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