JP5496238B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5496238B2 JP5496238B2 JP2012077897A JP2012077897A JP5496238B2 JP 5496238 B2 JP5496238 B2 JP 5496238B2 JP 2012077897 A JP2012077897 A JP 2012077897A JP 2012077897 A JP2012077897 A JP 2012077897A JP 5496238 B2 JP5496238 B2 JP 5496238B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- flow path
- evaporator
- moisture
- air flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 100
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 claims description 91
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 claims description 40
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 39
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 37
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 claims description 32
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 claims description 32
- 238000009833 condensation Methods 0.000 claims description 22
- 230000005494 condensation Effects 0.000 claims description 22
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 20
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 20
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 16
- 238000013508 migration Methods 0.000 claims 1
- 230000005012 migration Effects 0.000 claims 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 45
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 23
- 244000005700 microbiome Species 0.000 description 11
- 235000019645 odor Nutrition 0.000 description 11
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 description 9
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 9
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 238000009395 breeding Methods 0.000 description 4
- 230000001488 breeding effect Effects 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000002274 desiccant Substances 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910021536 Zeolite Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000003795 desorption Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- HNPSIPDUKPIQMN-UHFFFAOYSA-N dioxosilane;oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O HNPSIPDUKPIQMN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 239000000741 silica gel Substances 0.000 description 1
- 229910002027 silica gel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 description 1
- 239000010457 zeolite Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Central Air Conditioning (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Description
《装置構成》
図1〜図3を用いて、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置(換気調湿機101)の構成例を説明する。図1は冷房除湿運転時の回路構成を、図2は暖房加湿運転時の回路構成を表す。図3は、空気調和装置本体の構成を立体的に描いた斜視図の例である。図1〜図3において、OAは外気、SAは給気、RAは室内空気、EAは排気を示す。なお、本実施の形態の空気調和装置の構成部品は、図1、2に示すような上下の配置関係で設置されるものであり、紙面上の上方を鉛直上方向とする。即ち、図1、2において、OAからSAに向かう破線で示される矢印は鉛直上方向を示し、RAからEAに向かう破線で示される矢印が鉛直下方向を示す。
なお、第1の熱交換器5aは水分吸着手段20の鉛直下方に設けられている。
また、前記換気調湿機101は、外気OAを導入し、第1の熱交換器5aを経て、給気SAとして室内側へ給気を行う外気導入経路A(OA→SA経路であり、以下、空気経路Aと呼ぶこともある)と、室内空気RAを導入して第2の熱交換器5bを経て、排気EAとして室外へ排気を行う排気放出経路B(RA→EA経路であり、以下、空気経路Bと呼ぶこともある)とを有している。これらの風路の送風は送風機(図示せず)により行われる構成となっている。
さらに、この両方の空気経路A,Bにまたがって、水分吸着手段20が設けられ、水分吸着手段20の吸脱着を補助促進する熱源として冷媒回路が設けられる構成となっている。図3に示すように外気OAと室内空気RAは、水分吸着手段20において運転効率のよい対向流で流すことにより除加湿効率を高めることが可能となる。なお、図3では圧縮機1などの冷凍サイクル関連部品を省略している。
(冷房除湿運転モード)
図1の冷房除湿運転では、四方弁2を圧縮機1の出口と第2の熱交換器5bが接続される方向に設定する。冷凍サイクルは以下のように構成される。圧縮機1を出た高温高圧ガス冷媒が凝縮器として動作する第2の熱交換器5bへ流れ、冷媒は凝縮液化する。続いて冷媒は、膨張弁8で減圧されて低圧二相化し、蒸発器として動作する第1の熱交換器5aに流入し、蒸発ガス化する。そして、再び四方弁2を経て圧縮機1の低圧側へ戻る。凝縮器(第2の熱交換器5b)では空気の加熱が、蒸発器(第1の熱交換器5a)では空気の冷却が行われる。よって、凝縮器は加熱手段、蒸発器は冷却手段を構成する。
図2の暖房加湿運転では、四方弁2を圧縮機1の出口と第1の熱交換器5aが接続される方向に設定する。冷凍サイクルは以下のように構成される。圧縮機1を出た高温高圧ガス冷媒が凝縮器として動作する第1の熱交換器5aへ流れ、冷媒は凝縮液化する。続いて冷媒は、膨張弁8で減圧されて低圧二相化し、蒸発器として動作する第2の熱交換器5bに流入し、蒸発ガス化する。そして、再び四方弁2を経て圧縮機1の低圧側へ戻る。凝縮器(第1の熱交換器5a)では空気の加熱が、蒸発器(第2の熱交換器5b)では空気の冷却が行われる。
(冷房除湿運転モード(図1))
上記説明のように蒸発器における除湿は、冷房除湿運転では水分吸着手段20の鉛直下方に設置した第1の熱交換器5aにより行われる。そして、蒸発器(第1の熱交換器5a)での冷却除湿の際に発生するドレン水は、蒸発器(第1の熱交換器5a)の下部に設置されるドレンパン30にて受けられて、ドレン配管を経て外部へ排出される。
本実施の形態で暖房加湿運転を行う場合には、水分吸着手段20の略鉛直上方に設置した第1の熱交換器5aが蒸発器として動作する。蒸発器(第2の熱交換器5b)をローター(水分吸着手段20)の鉛直上方に設置する場合には、図2に示すように蒸発器(第2の熱交換器5b)を水平面に対して傾きを持って設置し、その傾斜面の高さが低い側の鉛直下方にローター(水分吸着手段20)が位置せず、ドレンパン30b(結露水受け)が位置するように設ける。これによりローター(水分吸着手段20)の略鉛直上方に蒸発器(第2の熱交換器5b)を設置した場合でも、蒸発器(第2の熱交換器5b)での冷却除湿の際に発生するドレン水は直接ローターに滴下することが無く、ローターに水が付着して汚れる、カビが生える、微生物が発生して臭気を発するなどの不具合が生じることがない。
なお、図1、2では、圧縮機1、四方弁2を一体構成とする図として説明したが、圧縮機1、四方弁2を別置として室外機に収める構成としてもよい。また、室外機は冷房と暖房が同時運転可能な冷媒回路を有するものとして、第1の熱交換器、第2の熱交換器をそれぞれ個別に接続し、各熱交換器を冷暖別運転(蒸発器/凝縮器)として本実施の形態の運転を実現する構成としてもよい。
《装置構成》
続いて、水分吸着手段の上流側に全熱交換器を設置することにより、水分吸着手段の手前に設置する熱交換器の数が1つでも実施の形態1と同様の調湿効果が得られる装置構成について説明する。なお、実施の形態1と同様の機能を果たす部品については同一の符号と名称を与え、詳細な説明は省く。
本実施の形態では、図4及び図6に示すように空気調和装置は、室外機100、換気調湿機101、室内機102の各ユニットから構成されている。各ユニット間は延長配管で接続されており、室内外が離れた任意の位置に設置することが可能である。室外機100は圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器6、アキュムレータ9から構成されている。なお、アキュムレータ9は省略してもよい。
換気調湿機101は全熱交換器10、水分吸着手段20、熱交換器5、膨張弁8a、ドレンパン30から構成されている。実施の形態1との差異は全熱交換器10があること、排気放出経路B側の熱交換器が削除されていることである。
室内機102は室内熱交換器7と膨張弁8cとから構成されている。なお、室内機102は本実施の形態では1台のみ記しているが、複数台並列接続してもよい。以上により換気調湿(換気調湿機101による)と温調(室内機102による)が可能な空調システムが構成される。
(冷房除湿運転モード)
図4の冷房除湿運転では、四方弁2を圧縮機1の出口と室外熱交換器6が接続される方向に設定する。冷凍サイクルは以下のように構成される。圧縮機1を出た高温高圧ガス冷媒が凝縮器として動作する室外熱交換器6へ流れ、冷媒は凝縮液化する。続いて冷媒は2分岐して、一方は室内機102の膨張弁8cで減圧されて低圧二相化し、蒸発器として動作する室内熱交換器7に流入し、蒸発ガス化する。他方は換気調湿機101の膨張弁8aで減圧されて低圧二相化し、蒸発器として動作する熱交換器5に流入し、蒸発ガス化する。そして、蒸発ガス化した冷媒は合流し、合流した冷媒は再び四方弁2、アキュムレータ9を経て圧縮機1の低圧側へ戻る。凝縮器(室外熱交換器6)では空気の加熱が、蒸発器(熱交換器5、室内熱交換器7)では空気の冷却が行われる。
本実施の形態のシステム構成では、室内機102に内蔵された室内熱交換器7と換気調湿機101に内蔵された熱交換器5は全て蒸発器として動作する。このため、全室内機が冷房もしくは暖房の同時運転となる一般的な内外接続型のビルマルチエアコン室外機にて本システムを構成することが可能となる(冷暖同時運転型でなくてもよい)。
図6の暖房加湿運転では、四方弁2を圧縮機1の吸入側と室外熱交換器6が接続される方向に設定する。冷凍サイクルは以下のように構成される。圧縮機1を出た高温高圧ガス冷媒は2分岐され、一方が室内機102に内蔵される凝縮器として動作する室内熱交換器7へ流れ冷媒は凝縮液化する。他方は換気調湿機101に内蔵される熱交換器5へ流れ冷媒は凝縮液化する。続いて冷媒は、それぞれの膨張弁8c、8aで減圧されて低圧二相化し、その後合流して、蒸発器として動作する室外熱交換器6へ流入し、蒸発ガス化する。そして、再び四方弁2、アキュムレータ9を経て圧縮機1の低圧側へ戻る。凝縮器(熱交換器5、室内熱交換器7)では空気の加熱が、蒸発器(室外熱交換器6)では空気の冷却が行われる。
図5は、本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の冷房除湿運転時の動作状態を表す湿り空気線図であり、冷房除湿運転時の従来の水分吸着手段を利用した空気調和装置と本発明の空気調和装置との水分吸着動作の比較を空気線図上に表したものである。
従来の水分吸着手段を利用した空気調和装置では、例えば特許文献2のように、水分吸着手段の吸着側手前に蒸発器を、再生側手前に凝縮器を設けて水分の吸着/再生を行っていた。この様子は図5の破線に表す動作である。吸着側では外気OAの状態は蒸発器にて冷却除湿されて(1)から(2)'へ至り高湿度となる。その後、水分吸着手段にて水分が吸着(除湿)されて(3)'へ至る。(1)と(3)'の差が除湿量である。一方再生側では、室内空気RA(5)は凝縮器にて加熱されて(6)'へ至り低相対湿度となる。その後、水分吸着手段にて水分が再生(加湿)されて(7)'へ至る。(5)と(7)'の差が加湿量である。このように従来の空気調和装置では、水分吸着手段における吸着/再生能力を高めるために、吸着、再生それぞれの入口空気の相対湿度を高湿/低湿に調整していた。
このように、本発明では、凝縮器がないため水分吸着手段20の再生側入口空気の状態を水分吸着手段20にとって水分再生がしやすい低相対湿度空気にできないが(水分吸着手段20の再生量は少ないが)、全熱交換器10の効果により、不足する再生量(加湿量)を賄っている。
続いて、暖房加湿運転時の空気線図上の動作について説明する。
図7は本発明の実施の形態2に係る空気調和装置の暖房加湿運転時の動作状態を表す湿り空気線図であり、暖房加湿運転時の従来の水分吸着手段を利用した空気調和装置と本発明の空気調和装置との水分吸着動作の比較を空気線図上に表したものである。
このように、本発明では、蒸発器がないため水分吸着手段20の再生側入口空気の状態を水分吸着手段20にとって水分吸着がしやすい高相対湿度空気にできないが(水分吸着手段20の吸着量は少ないが)、全熱交換器10の効果により、不足する吸着量(除湿量)を賄っている。
《装置構成》
続いて、実施の形態2の水分吸着手段の上流側に全熱交換器を設置する方式の空気調和装置の機能に加えドレン配管を無くすことを目的とした装置構成について説明する。なお、実施の形態1、2と同様の機能を果たす部品については同一の符号と名称を与え、詳細な説明は省く。
以下、熱交換器5が蒸発器となる冷房除湿運転について説明する。冷凍サイクルの動作、空気線図上の動作は基本的に実施の形態2と同じであるため、同一部分については説明を省略する。
本実施の形態では、熱交換器5の蒸発温度調整用の膨張弁8bが付加されている点が異なる。膨張弁8bを絞ると熱交換器5から圧縮機1に至る回路の圧力損失が増加するため、熱交換器5の蒸発温度を上昇させて任意の蒸発温度に調整することが可能となる。なお膨張弁8aは熱交換器5の出口スーパーヒート(目標値5℃など)を制御する。蒸発温度の目標値は熱交換器5を通過する空気入口側の露点温度以上であり、図示しない制御手段が蒸発器(熱交換器5)の蒸発温度を測定し、蒸発温度を空気露点温度以上に保つように膨張弁8bを制御することにより、熱交換器5で空気中の水分が結露してドレン水が発生することを防ぐことができる。これによりドレン水が発生しない冷房除湿運転が可能となるためドレン水を排出するドレン配管が不要となる。
《装置構成》
続いて、実施の形態2の「水分吸着手段の上流側に全熱交換器を設置する方式」の空気調和装置の機能に加えドレン配管を無くすことを目的とした装置構成の別の例について説明する。なお、実施の形態1〜3と同様の機能を果たす部品については同一の符号と名称を与え、詳細な説明は省く。
実施の形態2の構成に加え、再生出口側にもドレンパン30bを設け、ドレン水を噴霧化する超音波素子12が設置されている点が異なる。その他構成は実施の形態2に同じである。
以下、熱交換器5が蒸発器となる冷房除湿運転について説明する。冷凍サイクルの動作、空気線図上の動作は基本的に実施の形態2と同じであるため、同一部分については説明を省略する。
本実施の形態では、蒸発器となる熱交換器5の下部にドレンパン30aが設けられており、弁11を介して連通した排気側下部にドレンパン30bがさらに設けられている点が特徴である。これにより、蒸発器(熱交換器5)にて発生したドレン水をドレンパン30aで一旦受けた後、ドレンパン30bへ移動し、超音波素子12によりドレン水を噴霧気化して放出経路B側(EA側)へ空気と共に排気することが可能となる。
ドレンパン30aからドレンパン30bへのドレン水移動は弁11の開閉により移動量を制御することが可能である。通常は弁11を閉じ、定期的に開放してドレン水を移動することにより、弁11を経由するバイパス回路を通して空気が外気導入経路Aと排気放出経路Bと連通し、空気が漏れることを防いでいる。また、ドレンパン30aから30bへの水分移動の駆動力は水位差(ヘッド差)や空気の静圧差(30a側が高静圧となる風路構成とする)などを利用する。ポンプなどの駆動手段を設けてもよい。超音波素子12は超音波の振動により水分を噴霧化するものであり、ドレンパンに溜まる水分を完全に噴霧化し、水分が残らないようにすることが可能である。例えば特許文献2のような構成では気化しきれない水分が装置内に滞留し微生物が繁殖して、臭気が発生するなどの不都合が発生する可能性があったが、本発明では超音波により全て気化することが可能であるため、上記不都合は発生しない。
また超音波素子12に加え、紫外線照射装置などの殺菌機能を持つ装置を併設することで、微生物の繁殖による悪臭発生などの不具合をより完全に防ぐことが可能となる。
次に、ドレン水を蒸発器下部から排気放出経路B側(EA側)へ移動する手段の別の例について図11に基づき説明する。冷凍サイクルの動作、空気線図上の動作などについては実施の形態4と同じであるため、同一部分については説明を省略する。また、図11では室外機、室内機などを省略しているがシステム構成は実施の形態4と同じであり、相違点はドレン水処理に関する部分のみである。
図11は本発明の実施の形態5に係る空気調和装置の斜視図およびドレン処理機構詳細図であり、ドレン水移動手段の別形態である。外気導入経路Aと排気放出経路B側とは回転可能な板形状の水分移動手段13により仕切られている。水分移動手段13の下部はゴムやシリコンなどの材質でできており、機密性と水の移動を防ぐ機能を兼ね備えている。水分移動手段13はモーターなど(図示せず)の駆動力によって回転することによりドレン水を外気導入経路A側から排気放出経路B側へ移動することが可能である。排気放出経路B側には超音波素子12が設けられており、ドレン水を噴霧気化することが可能であり、ドレン水を全て噴霧化して空気と共に排気することが可能である。水分移動手段13を定期的に回転させることにより、ドレン水を排気放出経路B側へ移動し、噴霧化して排気することが可能である。水分移動手段13は、ドレン水検知手段(水位検知機など。図示せず)の出力を基に、ドレン水が発生したときのみ回転させてもよい。
Claims (8)
- 第1の空間から第2の空間へ向かう空気の流れを形成する第1の空気流路と、
前記第2の空間から前記第1の空間へ向かう空気の流れを形成する第2の空気流路と、
前記第1の空気流路を流れる空気と前記第2の空気流路を流れる空気との間で全熱交換を行う全熱交換器と、
前記第1の空気流路と前記第2の空気流路とに跨がって配置され、前記第1の空気流路および前記第2の空気流路の何れか一方に位置するときに前記一方の空気流路の空気に含まれる水分を吸着除湿し、他方に位置するときに前記他方の空気流路の空気によって加熱再生されるとともに、前記第1の空気流路および第2の空気流路にて行われる前記吸着除湿及び前記加熱再生の動作を交互に繰り返すローター形状を成す水分吸着手段と、
前記第1の空気流路と前記第2の空気流路のいずれか一方に配置され、前記水分吸着手段の上流側に配置された熱交換手段と、を備え、
前記水分吸着手段は、略水平に設けられた略円板状のローター面と、このローター面の中心をこのローター面と略垂直に挿通する回転軸とを備え、
前記第1の空気流路の前記水分吸着手段の上流と、前記第2の空気流路の前記水分吸着手段の上流の通風方向の一部が略並行流となり、
前記熱交換手段は蒸発器であり、
前記蒸発器にて発生する結露水を前記蒸発器が存在しない他方の空気流路出口側へ移動する水分移動手段を備え、
前記水分移動手段は、前記蒸発器にて発生する結露水を受ける結露水受けを有し、前記第1の空気流路と前記第2の空気流路との間を回転移動可能な板形状部材で構成され、
前記蒸発器は前記水分吸着手段の鉛直下方に設けられた
ことを特徴とする空気調和装置。 - 第1の空間から第2の空間へ向かう空気の流れを形成する第1の空気流路と、
前記第2の空間から前記第1の空間へ向かう空気の流れを形成する第2の空気流路と、
前記第1の空気流路を流れる空気と前記第2の空気流路を流れる空気との間で全熱交換を行う全熱交換器と、
前記第1の空気流路と前記第2の空気流路とに跨がって配置され、前記第1の空気流路および前記第2の空気流路の何れか一方に位置するときに前記一方の空気流路の空気に含まれる水分を吸着除湿し、他方に位置するときに前記他方の空気流路の空気によって加熱再生されるとともに、前記第1の空気流路および第2の空気流路にて行われる前記吸着除湿及び前記加熱再生の動作を交互に繰り返すローター形状を成す水分吸着手段と、
前記第1の空気流路と前記第2の空気流路のいずれか一方に配置され、前記水分吸着手段の上流側に配置された熱交換手段と、を備え、
前記水分吸着手段は、略水平に設けられた略円板状のローター面と、このローター面の中心をこのローター面と略垂直に挿通する回転軸とを備え、
前記第1の空気流路の前記水分吸着手段の上流と、前記第2の空気流路の前記水分吸着手段の上流の通風方向の一部が略並行流となり、
前記熱交換手段は蒸発器であり、
前記蒸発器にて発生する結露水を前記蒸発器が存在しない他方の空気流路出口側へ移動する水分移動手段を備え、
前記水分移動手段は、
前記蒸発器にて発生する結露水を受ける第1の結露水受けと、
前記蒸発器が存在しない他方の空気流路上に配置され、前記第1の結露水受けと接続された第2の結露水受けと、
前記第1の結露水受けから前記第2の結露水受けへの水の移動を制御する移動制御手段と、
前記第2の結露水受けの結露水を超音波で噴霧化し、前記蒸発器が存在しない他方の空気流路出口側に排気する手段と、を備え、
前記蒸発器は前記水分吸着手段の鉛直下方に設けられた
ことを特徴とする空気調和装置。 - 前記蒸発器はヒートポンプを熱源とする熱交換器であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和装置。
- 前記水分吸着手段は、相対湿度に対する水蒸気吸着量の関係が、略単調増加で、かつ下に凸の曲線を描く特性を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和装置。
- 圧縮機と前記蒸発器を有する冷媒回路と、
前記蒸発器の温度を検知する検知手段と、
熱交換器出口から圧縮機吸込口に至る回路の冷媒の流量を制御する膨張弁と、
検知手段の出力が前記蒸発器を流れる空気の露点温度以上になるように、前記膨張弁を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和装置。 - 前記水分移動手段は、前記蒸発器にて発生する結露水を受ける第1の結露水受けと、
前記蒸発器が存在しない他方の空気流路上に配置され、前記第1の結露水受けと接続された第2の結露水受けと、
前記第1の結露水受けから前記第2の結露水受けへの水の移動を制御する移動制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1又は請求項3〜5のいずれかに記載の空気調和装置。 - 前記水分移動手段は、前記蒸発器にて発生する結露水を受ける結露水受けを有し、前記第1の空気流路と前記第2の空気流路との間を回転移動可能な板形状部材であることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の空気調和装置。
- 前記結露水を超音波で噴霧化し、前記蒸発器が存在しない他方の空気流路出口側に排気する手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項3〜7のいずれかに記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012077897A JP5496238B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012077897A JP5496238B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 空気調和装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009260968A Division JP2011106717A (ja) | 2009-11-16 | 2009-11-16 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012127649A JP2012127649A (ja) | 2012-07-05 |
JP5496238B2 true JP5496238B2 (ja) | 2014-05-21 |
Family
ID=46644888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012077897A Active JP5496238B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5496238B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5880294B2 (ja) | 2012-06-05 | 2016-03-08 | 株式会社デンソー | エンジン停止始動制御装置 |
JP2014129958A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Daikin Ind Ltd | 除湿システム |
CN105026846B (zh) * | 2013-03-05 | 2018-03-06 | 三菱电机株式会社 | 空调系统 |
JP6120759B2 (ja) * | 2013-12-11 | 2017-04-26 | 大阪瓦斯株式会社 | 空気調和システム |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5324658B2 (ja) * | 1974-06-10 | 1978-07-21 | ||
JPS5219362A (en) * | 1975-08-05 | 1977-02-14 | Takasago Thermal Eng Co Lts | Dry type dehumidifier |
JPS58114418U (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-04 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
JPH06101894A (ja) * | 1992-09-08 | 1994-04-12 | Hitachi Ltd | 空気調和システム |
JPH10176842A (ja) * | 1996-12-03 | 1998-06-30 | Seibu Giken:Kk | 空気調和装置 |
JP2968224B2 (ja) * | 1997-01-21 | 1999-10-25 | 株式会社荏原製作所 | 空調機及び空調システム |
JP3407735B2 (ja) * | 2000-12-25 | 2003-05-19 | ダイキン工業株式会社 | 調湿装置 |
JP2002276998A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-25 | Osaka Gas Co Ltd | デシカント除湿機 |
JP2003074906A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-03-12 | Osaka Gas Co Ltd | デシカント調湿機 |
JP3807319B2 (ja) * | 2002-02-06 | 2006-08-09 | ダイキン工業株式会社 | 調湿装置 |
JP2004069222A (ja) * | 2002-08-08 | 2004-03-04 | Matsushita Ecology Systems Co Ltd | 換気調湿装置 |
JP2005127544A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-05-19 | Koji Kiyuuyanai | 空調システム |
JP2005164220A (ja) * | 2003-11-12 | 2005-06-23 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
JP4340756B2 (ja) * | 2004-02-25 | 2009-10-07 | 株式会社西部技研 | 除湿空調装置 |
JP2005291532A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Daikin Ind Ltd | 調湿装置 |
JP4688561B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2011-05-25 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
JP4905826B2 (ja) * | 2006-03-29 | 2012-03-28 | 三機工業株式会社 | 除湿機併用型空調装置の最適運転制御システム |
JP4816267B2 (ja) * | 2006-06-09 | 2011-11-16 | 日本エクスラン工業株式会社 | 湿度調節装置 |
JP2008267726A (ja) * | 2007-04-23 | 2008-11-06 | Daikin Ind Ltd | 調湿装置及び調湿装置を備えた空気調和装置 |
JP2008304113A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Shin Nippon Air Technol Co Ltd | 調湿空調システム |
JP4942785B2 (ja) * | 2009-03-24 | 2012-05-30 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置及び空気調和システム |
-
2012
- 2012-03-29 JP JP2012077897A patent/JP5496238B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012127649A (ja) | 2012-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5631415B2 (ja) | 空気調和システム及び調湿装置 | |
JP4816267B2 (ja) | 湿度調節装置 | |
KR101749194B1 (ko) | 난방과 습도 조절이 가능한 공기조화기와 그 제어방법 | |
JP4835688B2 (ja) | 空気調和装置、空調システム | |
JP5822931B2 (ja) | 調湿装置、空気調和システム及び調湿装置の制御方法 | |
KR101782839B1 (ko) | 냉방과 습도 조절이 가능한 공기조화기와 그 제어방법 | |
JP7464868B2 (ja) | 空気質の調整システム | |
WO1999022182A1 (fr) | Installation de climatisation avec deshumidification et procede de fonctionnement de cette installation | |
KR101664791B1 (ko) | 환기와 습도 조절이 가능한 공기조화기와 그 제어방법 | |
JP3992051B2 (ja) | 空調システム | |
JP5068293B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2007303772A (ja) | デシカント空調システム | |
JP2011106717A (ja) | 空気調和装置 | |
WO2005095868A1 (ja) | 調湿装置 | |
JP5496238B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2018115821A (ja) | 空調システム | |
CN102149976A (zh) | 空调机 | |
JP2002022291A (ja) | 空気調和装置 | |
JP5542777B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2006308247A (ja) | 調湿装置 | |
JP4999518B2 (ja) | 除加湿装置および冷凍サイクル装置 | |
JP2010127522A (ja) | 空調システム | |
JP5245074B2 (ja) | 温度調整機能付きの除湿装置 | |
JP2003227629A (ja) | 調湿装置 | |
JP2005106353A (ja) | 空気調和装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120329 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130517 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130709 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130904 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140304 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5496238 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |