JPH10176842A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH10176842A JPH10176842A JP33889596A JP33889596A JPH10176842A JP H10176842 A JPH10176842 A JP H10176842A JP 33889596 A JP33889596 A JP 33889596A JP 33889596 A JP33889596 A JP 33889596A JP H10176842 A JPH10176842 A JP H10176842A
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- heat exchanger
- heat
- dehumidifying rotor
- air conditioner
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/1411—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
- F24F3/1423—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with a moving bed of solid desiccants, e.g. a rotary wheel supporting solid desiccants
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1032—Desiccant wheel
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/104—Heat exchanger wheel
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1056—Rotary wheel comprising a reheater
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1072—Rotary wheel comprising two rotors
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1084—Rotary wheel comprising two flow rotor segments
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】除湿性能が高く、除湿時に室温の下がらない空
気調和装置を提供するものである。 【解決手段】湿気の吸着剤を担持した除湿ロータ4と、
2つの気体流の間で熱交換を行う熱交換ユニット2を有
し、外気を熱交換ユニット2に通した後除湿ロータ4の
吸着領域に通して室内に供給するようにし、室内空気を
熱交換ユニット2に通した後加熱して除湿ロータの再生
領域に通すようにした。また、互いに熱交換を行う2つ
の流体の通過路を有する直交流型熱交換器20を有し、
気体流に揮発性液体を相対湿度100%の気体中に霧状
の微細な液滴が浮遊した状態となるまで噴霧して霧状の
処理気体流となすとともに直交流型熱交換器20の通過
路の一方に処理気体を流し、直交流型熱交換器20での
液滴の気化熱で除湿ロータ4から出た空気を冷却するよ
うにした。
気調和装置を提供するものである。 【解決手段】湿気の吸着剤を担持した除湿ロータ4と、
2つの気体流の間で熱交換を行う熱交換ユニット2を有
し、外気を熱交換ユニット2に通した後除湿ロータ4の
吸着領域に通して室内に供給するようにし、室内空気を
熱交換ユニット2に通した後加熱して除湿ロータの再生
領域に通すようにした。また、互いに熱交換を行う2つ
の流体の通過路を有する直交流型熱交換器20を有し、
気体流に揮発性液体を相対湿度100%の気体中に霧状
の微細な液滴が浮遊した状態となるまで噴霧して霧状の
処理気体流となすとともに直交流型熱交換器20の通過
路の一方に処理気体を流し、直交流型熱交換器20での
液滴の気化熱で除湿ロータ4から出た空気を冷却するよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭や事務所など
の空気調和に用いられる空気調和装置に関するものであ
り、特に気密性の高い高気密住宅などの換気の必要な住
宅に適する空気調和装置に関する。
の空気調和に用いられる空気調和装置に関するものであ
り、特に気密性の高い高気密住宅などの換気の必要な住
宅に適する空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】主に省エネルギーの目的で最近、高気密
住宅が提案され販売されている。このような住宅であっ
ても、梅雨の時期等は除湿を行う必要がある。しかしな
がら、冷凍機を用いた空調機で除湿を行うと、どうして
も温度が下がり、梅雨時期の外気温度が低い場合には冷
えすぎることがある。また冷凍機を用いた空調機では露
点の低い乾燥空気を得ることができないという問題点が
ある。
住宅が提案され販売されている。このような住宅であっ
ても、梅雨の時期等は除湿を行う必要がある。しかしな
がら、冷凍機を用いた空調機で除湿を行うと、どうして
も温度が下がり、梅雨時期の外気温度が低い場合には冷
えすぎることがある。また冷凍機を用いた空調機では露
点の低い乾燥空気を得ることができないという問題点が
ある。
【0003】さらに、換気を行いつつ除湿を行うとエネ
ルギー効果が悪くなるため、十分な換気を行うことがで
きないという問題点もある。
ルギー効果が悪くなるため、十分な換気を行うことがで
きないという問題点もある。
【0004】このため、ハニカム状の除湿エレメントを
ロータ状に形成した除湿ロータを有する乾式除湿機を用
いると、換気を行いつつ除湿も行うことができるため好
都合であり、前述のような高気密住宅に採用されつつあ
る。
ロータ状に形成した除湿ロータを有する乾式除湿機を用
いると、換気を行いつつ除湿も行うことができるため好
都合であり、前述のような高気密住宅に採用されつつあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、乾式除
湿機は除湿原理としてシリカゲルやゼオライトへの湿分
の吸着作用を用いているため、吸着熱を発生するととも
に湿分を吸着した除湿エレメントの再生のために加熱し
た空気を除湿エレメントに当てているため、除湿エレメ
ントの温度が上昇し、除湿された空気の温度が高くなっ
ていた。
湿機は除湿原理としてシリカゲルやゼオライトへの湿分
の吸着作用を用いているため、吸着熱を発生するととも
に湿分を吸着した除湿エレメントの再生のために加熱し
た空気を除湿エレメントに当てているため、除湿エレメ
ントの温度が上昇し、除湿された空気の温度が高くなっ
ていた。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するものであ
り、除湿性能が高く室温の下がらない空気調和装置を提
供しようとするものである。
り、除湿性能が高く室温の下がらない空気調和装置を提
供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】湿気の吸着剤を担持した
除湿ロータと、2つの気体流の間で熱交換を行う熱交換
器を有し、外気を熱交換器に通した後除湿ロータの吸着
領域に通して室内に供給するようにし、室内空気を熱交
換器に通した後加熱して除湿ロータの再生領域に通すよ
うにした。
除湿ロータと、2つの気体流の間で熱交換を行う熱交換
器を有し、外気を熱交換器に通した後除湿ロータの吸着
領域に通して室内に供給するようにし、室内空気を熱交
換器に通した後加熱して除湿ロータの再生領域に通すよ
うにした。
【0008】また、互いに熱交換を行う2つの流体の通
過路を有する熱交換器を有し、気体流に揮発性液体を相
対湿度100%の気体中に霧状の微細な液滴が浮遊した
状態となるまで噴霧して霧状の処理気体流となすととも
に熱交換器の通過路の一方に処理気体を流し、熱交換器
内での液滴の気化熱で除湿ロータから出た空気を冷却す
るようにした。
過路を有する熱交換器を有し、気体流に揮発性液体を相
対湿度100%の気体中に霧状の微細な液滴が浮遊した
状態となるまで噴霧して霧状の処理気体流となすととも
に熱交換器の通過路の一方に処理気体を流し、熱交換器
内での液滴の気化熱で除湿ロータから出た空気を冷却す
るようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、湿気の吸着剤を担持した除湿ロータと、2つの気体
流の間で熱交換を行う熱交換器を有し、外気を熱交換器
に通した後除湿ロータの吸着領域に通して室内に供給す
るようにし、室内空気を熱交換器に通した後ヒータを通
して除湿ロータの再生領域に通し大気へ放出するように
したものであり、室内空気と大気の間で熱交換しつつ換
気を行うとともに、除湿ロータによって吸着除湿を行う
という作用を有する。
は、湿気の吸着剤を担持した除湿ロータと、2つの気体
流の間で熱交換を行う熱交換器を有し、外気を熱交換器
に通した後除湿ロータの吸着領域に通して室内に供給す
るようにし、室内空気を熱交換器に通した後ヒータを通
して除湿ロータの再生領域に通し大気へ放出するように
したものであり、室内空気と大気の間で熱交換しつつ換
気を行うとともに、除湿ロータによって吸着除湿を行う
という作用を有する。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、湿気の
吸着剤を担持した除湿ロータと、2つの気体流の間で熱
交換を行う熱交換器を有し、外気を熱交換器に通した後
ヒータを通して除湿ロータの再生領域に通し室内に供給
するようにし、室内空気を熱交換器に通した後除湿ロー
タの吸着領域に通し大気へ放出するようにしたものであ
り、室内空気と大気の間で熱交換しつつ換気を行うとと
もに、除湿ロータによって吸着加湿を行うという作用を
有する。つまり、除湿ロータで大気中の湿気を吸着し、
吸着した湿気を室内に放出することによって室内を加湿
する作用を有する。
吸着剤を担持した除湿ロータと、2つの気体流の間で熱
交換を行う熱交換器を有し、外気を熱交換器に通した後
ヒータを通して除湿ロータの再生領域に通し室内に供給
するようにし、室内空気を熱交換器に通した後除湿ロー
タの吸着領域に通し大気へ放出するようにしたものであ
り、室内空気と大気の間で熱交換しつつ換気を行うとと
もに、除湿ロータによって吸着加湿を行うという作用を
有する。つまり、除湿ロータで大気中の湿気を吸着し、
吸着した湿気を室内に放出することによって室内を加湿
する作用を有する。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、湿気の
吸着剤を担持した除湿ロータと、2つの気体流の間で熱
交換を行う熱交換器を有し、外気を熱交換器に通した後
除湿ロータの吸着領域に通し、さらに冷却手段を通して
室内に供給するようにし、室内空気を熱交換器に通した
後ヒータを通して除湿ロータの再生領域に通し大気へ放
出するようにしたものであり、除湿ロータの吸着熱で上
昇した空気を冷却して室内に供給するという作用を有す
る。
吸着剤を担持した除湿ロータと、2つの気体流の間で熱
交換を行う熱交換器を有し、外気を熱交換器に通した後
除湿ロータの吸着領域に通し、さらに冷却手段を通して
室内に供給するようにし、室内空気を熱交換器に通した
後ヒータを通して除湿ロータの再生領域に通し大気へ放
出するようにしたものであり、除湿ロータの吸着熱で上
昇した空気を冷却して室内に供給するという作用を有す
る。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、冷却手
段として水の気化熱を利用し顕熱交換を行うものを用い
たものであり、少ない消費エネルギーで空気を冷却して
室内に供給するという作用を有する。
段として水の気化熱を利用し顕熱交換を行うものを用い
たものであり、少ない消費エネルギーで空気を冷却して
室内に供給するという作用を有する。
【0013】
【実施例1】図1は本発明の実施例1に於けるフローパ
ターン図である。図1に於て、1は除湿ユニット、2は
全熱交換ユニットであり、各ユニットの詳細は以下説明
する。また3はヒータユニットである。
ターン図である。図1に於て、1は除湿ユニット、2は
全熱交換ユニットであり、各ユニットの詳細は以下説明
する。また3はヒータユニットである。
【0014】図2は除湿ユニット1およびヒータユニッ
ト3の要部断面斜視図である。4は除湿ロータであり、
例えばセラミックシートをコルゲート状に形成し平面シ
ートと積層巻してハニカム状にしたものにシリカゲル等
の吸湿剤を担持させたものである。
ト3の要部断面斜視図である。4は除湿ロータであり、
例えばセラミックシートをコルゲート状に形成し平面シ
ートと積層巻してハニカム状にしたものにシリカゲル等
の吸湿剤を担持させたものである。
【0015】5はケーシングであり、この中に除湿ロー
タ4が回転自在に収納されており、ベルト6を介しモー
タ7によって回転駆動される。また、除湿ロータ4の流
通路を1:3の面積比で分割するよう仕切り8がケーシ
ング5に設けられている。そして面積比1の部分が再生
ゾーン32であり、面積比3の部分が吸着ゾーン33で
ある。
タ4が回転自在に収納されており、ベルト6を介しモー
タ7によって回転駆動される。また、除湿ロータ4の流
通路を1:3の面積比で分割するよう仕切り8がケーシ
ング5に設けられている。そして面積比1の部分が再生
ゾーン32であり、面積比3の部分が吸着ゾーン33で
ある。
【0016】図3は全熱交換ユニット2の要部断面斜視
図である。9は全熱交換ロータであり、例えばアルミシ
ートをコルゲート状に形成し平面シートと積層巻してハ
ニカム状にしたものの表面にシリカゲル等の吸湿剤の粉
体を接着したものである。
図である。9は全熱交換ロータであり、例えばアルミシ
ートをコルゲート状に形成し平面シートと積層巻してハ
ニカム状にしたものの表面にシリカゲル等の吸湿剤の粉
体を接着したものである。
【0017】10はケーシングであり、この中に全熱交
換ロータ9が回転自在に収納されており、ベルト11を
介しモータ12によって回転駆動される。また、全熱交
換ロータ9の流通路を1:1の面積比で分割するよう仕
切り13がケーシング10に設けられている。これによ
って1:1の面積比で分割された全熱交換ロータ9の2
つの流通路の間で顕熱とともに湿気も同時に交換させる
ようにしたものである。
換ロータ9が回転自在に収納されており、ベルト11を
介しモータ12によって回転駆動される。また、全熱交
換ロータ9の流通路を1:1の面積比で分割するよう仕
切り13がケーシング10に設けられている。これによ
って1:1の面積比で分割された全熱交換ロータ9の2
つの流通路の間で顕熱とともに湿気も同時に交換させる
ようにしたものである。
【0018】図1に戻って、ヒータユニット3の中には
電気ヒータが設けられており、その内部を通過する空気
を例えば80℃まで加熱するものである。また、14及
び15はブロアであり、ブロア14は全熱交換ユニット
2及び除湿ユニット1の再生ゾーンを通る空気路から空
気を吹出すものである。ブロア15は全熱交換ユニット
2及び除湿ユニット1の吸着ゾーンを通る空気路へ空気
を押し込むものである。
電気ヒータが設けられており、その内部を通過する空気
を例えば80℃まで加熱するものである。また、14及
び15はブロアであり、ブロア14は全熱交換ユニット
2及び除湿ユニット1の再生ゾーンを通る空気路から空
気を吹出すものである。ブロア15は全熱交換ユニット
2及び除湿ユニット1の吸着ゾーンを通る空気路へ空気
を押し込むものである。
【0019】以上の説明の本発明の実施例1の空気調和
装置は次の動作を行う。先ず、電源の投入に伴ってブロ
ア14、15およびモータ7、12が起動する。これに
よって、外気はブロア15によって全熱交換ユニット2
に流され、全熱交換ロータ9を通過する間に冷却され
る。全熱交換ユニット2を出た空気は除湿ユニット1の
吸着ゾーン33に流され、除湿ロータ4を通過する間に
除湿され、室内に供給される。
装置は次の動作を行う。先ず、電源の投入に伴ってブロ
ア14、15およびモータ7、12が起動する。これに
よって、外気はブロア15によって全熱交換ユニット2
に流され、全熱交換ロータ9を通過する間に冷却され
る。全熱交換ユニット2を出た空気は除湿ユニット1の
吸着ゾーン33に流され、除湿ロータ4を通過する間に
除湿され、室内に供給される。
【0020】室内の空気は全熱交換ユニット2を通過す
る間に全熱交換ロータ9の熱を奪い温度が上昇する。全
熱交換ユニット2を出た空気はヒータユニット3によっ
てさらに温度が上昇し、除湿ユニット1の再生ゾーン3
2に入る。吸着ゾーン33で湿気を吸着した除湿ロータ
4は、再生ゾーン32においてヒータユニット3を出た
高温の空気によって加熱され湿気を放出する。
る間に全熱交換ロータ9の熱を奪い温度が上昇する。全
熱交換ユニット2を出た空気はヒータユニット3によっ
てさらに温度が上昇し、除湿ユニット1の再生ゾーン3
2に入る。吸着ゾーン33で湿気を吸着した除湿ロータ
4は、再生ゾーン32においてヒータユニット3を出た
高温の空気によって加熱され湿気を放出する。
【0021】除湿ユニット1の再生ゾーン32を出た高
湿度の空気はブロア14によって大気に放出される。
湿度の空気はブロア14によって大気に放出される。
【0022】以上の説明の本発明の実施例1のものは、
外気が除湿ユニット1に入る前に全熱交換ユニット2に
よって温度を下げられているため、除湿ロータ4の吸着
効果が高くなり、吸着ゾーン33を出た乾燥空気の温度
も低く抑えられ、外気温度に対して大きな温度上昇はな
い。
外気が除湿ユニット1に入る前に全熱交換ユニット2に
よって温度を下げられているため、除湿ロータ4の吸着
効果が高くなり、吸着ゾーン33を出た乾燥空気の温度
も低く抑えられ、外気温度に対して大きな温度上昇はな
い。
【0023】
【実施例2】図4は本発明の実施例2に於けるフローパ
ターン図である。図4に於て、図1との相違点は全熱交
換ユニット2から除湿ユニット1の吸着ゾーン33に至
る空気路の間にヒータユニット16を設けたものであ
る。この実施例のものは冬季の使用にも適する。
ターン図である。図4に於て、図1との相違点は全熱交
換ユニット2から除湿ユニット1の吸着ゾーン33に至
る空気路の間にヒータユニット16を設けたものであ
る。この実施例のものは冬季の使用にも適する。
【0024】つまり、実施例2のものは冬季の使用に際
し、ヒータユニット3への通電を行わない。ヒータユニ
ット3以外の部分を通電起動すると、外気OAはブロア
15によって加圧され、全熱交換ユニット2を通過して
温度が上昇する。そして全熱交換ユニット2を出た空気
はヒータユニット16によってさらに温度が上昇する。
し、ヒータユニット3への通電を行わない。ヒータユニ
ット3以外の部分を通電起動すると、外気OAはブロア
15によって加圧され、全熱交換ユニット2を通過して
温度が上昇する。そして全熱交換ユニット2を出た空気
はヒータユニット16によってさらに温度が上昇する。
【0025】ヒータユニット16を出た高温の空気は除
湿ユニット1の再生ゾーン33に入り、除湿ロータ4に
吸着された湿分を放出させる。除湿ユニット1を出た高
温多湿の空気SAは室内に供給される。また、室内の空
気RAは全熱交換ユニット2で熱交換されることによっ
て温度が下がり、ヒータユニット3を通過して除湿ユニ
ット1に入る。
湿ユニット1の再生ゾーン33に入り、除湿ロータ4に
吸着された湿分を放出させる。除湿ユニット1を出た高
温多湿の空気SAは室内に供給される。また、室内の空
気RAは全熱交換ユニット2で熱交換されることによっ
て温度が下がり、ヒータユニット3を通過して除湿ユニ
ット1に入る。
【0026】この時、ヒータユニット3は通電されてい
ないため、ヒータユニット3を通過した空気の温度が上
昇することはない。ヒータユニット3を通過して除湿ユ
ニット1に入った空気は除湿ロータ4に湿分を与え、排
気EAとして外気に放出される。
ないため、ヒータユニット3を通過した空気の温度が上
昇することはない。ヒータユニット3を通過して除湿ユ
ニット1に入った空気は除湿ロータ4に湿分を与え、排
気EAとして外気に放出される。
【0027】このように実施例2において外気中の湿分
が室内に濃縮して供給され、かつ全熱交換によって室内
の熱も回収される。さらに、ヒータユニット16への通
電を止め、ヒータユニット3へ通電させるようにする
と、上記の実施例1と同じ動作を行う。
が室内に濃縮して供給され、かつ全熱交換によって室内
の熱も回収される。さらに、ヒータユニット16への通
電を止め、ヒータユニット3へ通電させるようにする
と、上記の実施例1と同じ動作を行う。
【0028】
【実施例3】図5は本発明の実施例3に於けるフローパ
ターン図である。図5に於て、図1との相違点は除湿ユ
ニット1の吸着ゾーン33の後に冷却ユニット17を設
けた点である。冷却ユニット17の例として図6に示す
ものを以下説明する。
ターン図である。図5に於て、図1との相違点は除湿ユ
ニット1の吸着ゾーン33の後に冷却ユニット17を設
けた点である。冷却ユニット17の例として図6に示す
ものを以下説明する。
【0029】18はブロアであり、吸い込み側は大気に
開放されており、吐き出し側はチャンバー19の上端と
結合している。また、チャンバー19の下端は直交流型
熱交換器20の一方の流路の入口と連結している。そし
て、直交流型熱交換器20の一方の流路の出口は大気に
開放されている。
開放されており、吐き出し側はチャンバー19の上端と
結合している。また、チャンバー19の下端は直交流型
熱交換器20の一方の流路の入口と連結している。そし
て、直交流型熱交換器20の一方の流路の出口は大気に
開放されている。
【0030】チャンバー19の中には噴霧装置21が取
り付けられており、チャンバー19内の空気の相対湿度
を100%にするとともに、さらに多量の微細な水滴が
浮遊した状態即ち霧状とする。噴霧装置21としては例
えば空気噴霧ノズルすなわち、圧縮空気で水を微細粒子
にして噴霧するものを用いており、水ポンプおよび空気
コンプレッサ(図示せず)が連結されている。
り付けられており、チャンバー19内の空気の相対湿度
を100%にするとともに、さらに多量の微細な水滴が
浮遊した状態即ち霧状とする。噴霧装置21としては例
えば空気噴霧ノズルすなわち、圧縮空気で水を微細粒子
にして噴霧するものを用いており、水ポンプおよび空気
コンプレッサ(図示せず)が連結されている。
【0031】22は受水槽で、直交流型熱交換器20の
下方に設置されており、ドレン管23が設けられてい
る。
下方に設置されており、ドレン管23が設けられてい
る。
【0032】24は直交流型熱交換器20の流入側チャ
ンバーで、導入管25と接続されている。26は直交流
型熱交換器20の流出側チャンバーで、導出管27と接
続されている。
ンバーで、導入管25と接続されている。26は直交流
型熱交換器20の流出側チャンバーで、導出管27と接
続されている。
【0033】以下直交流型熱交換器20の詳細について
説明する。アルミニウムその他の金属のシ−トまたはポ
リエステルその他の合成樹脂のシ−トよりなる隔壁28
と波長3.0mm、波高1.6mmの波板29とを交互に
且つ波板29の波の方向が一段毎に直交するように積重
ね互に接着したものである。これによって直交流型熱交
換器20には互いに直交する方向に小透孔群30および
小透孔群31が形成される。
説明する。アルミニウムその他の金属のシ−トまたはポ
リエステルその他の合成樹脂のシ−トよりなる隔壁28
と波長3.0mm、波高1.6mmの波板29とを交互に
且つ波板29の波の方向が一段毎に直交するように積重
ね互に接着したものである。これによって直交流型熱交
換器20には互いに直交する方向に小透孔群30および
小透孔群31が形成される。
【0034】図6に示す如くこの直交流型熱交換器20
の一方の小透孔群30の軸をほぼ垂直に他の小透孔群3
1の軸をほぼ水平になるように配置する。またチャンバ
19にブロア18および水噴霧装置21を取付ける。
の一方の小透孔群30の軸をほぼ垂直に他の小透孔群3
1の軸をほぼ水平になるように配置する。またチャンバ
19にブロア18および水噴霧装置21を取付ける。
【0035】以上の構成の本発明の実施例3の冷却ユニ
ット17の作用をつぎの通り説明する。まず、直交流型
熱交換器20を用いた冷却手段について説明する。ブロ
ア18を動作させて気体流Aを作り、これに水噴霧装置
21より水を噴霧し気体流Aaとする。噴霧する水の量
は、噴霧によって気化する量以上とする。すると、噴霧
された水の一部が気化し、気化によって気化熱が奪わ
れ、チャンバ9内に送られた気体流Aaの温度が低下す
る。また、チャンバ19内の空気つまり気体流Aaは相
対湿度が100%となり、その空気の中に多量の水の微
粒子が浮遊した状態即ち霧状となる。
ット17の作用をつぎの通り説明する。まず、直交流型
熱交換器20を用いた冷却手段について説明する。ブロ
ア18を動作させて気体流Aを作り、これに水噴霧装置
21より水を噴霧し気体流Aaとする。噴霧する水の量
は、噴霧によって気化する量以上とする。すると、噴霧
された水の一部が気化し、気化によって気化熱が奪わ
れ、チャンバ9内に送られた気体流Aaの温度が低下す
る。また、チャンバ19内の空気つまり気体流Aaは相
対湿度が100%となり、その空気の中に多量の水の微
粒子が浮遊した状態即ち霧状となる。
【0036】そして、この微細な水滴が多量に浮遊した
状態の空気が直交流型熱交換器20の一方の小透孔群3
0に入る。除湿ユニット1の吸着ゾーン33を出て温度
の上昇した空気は導入管25およびチャンバ24を通っ
て直交流型熱交換器20の他方の小透孔群31に入る。
状態の空気が直交流型熱交換器20の一方の小透孔群3
0に入る。除湿ユニット1の吸着ゾーン33を出て温度
の上昇した空気は導入管25およびチャンバ24を通っ
て直交流型熱交換器20の他方の小透孔群31に入る。
【0037】これによって、一方の小透孔群30と他方
の小透孔群31の間で、隔壁28を介して顕熱交換が行
われる。つまり、他方の小透孔群31を通過する空気は
一方の小透孔群30を通過する気体流Aaによって冷却
され、同時に一方の小透孔群30を通過する気体流Aa
は加熱される。
の小透孔群31の間で、隔壁28を介して顕熱交換が行
われる。つまり、他方の小透孔群31を通過する空気は
一方の小透孔群30を通過する気体流Aaによって冷却
され、同時に一方の小透孔群30を通過する気体流Aa
は加熱される。
【0038】すると、一方の小透孔群30を通過する気
体流Aaの相対湿度は100%以下となり、その中に含
まれる多量の水の微粒子が気化し、気化熱が奪われ気体
流Aaが冷却される。
体流Aaの相対湿度は100%以下となり、その中に含
まれる多量の水の微粒子が気化し、気化熱が奪われ気体
流Aaが冷却される。
【0039】この作用によって、一方の小透孔群30を
通過する気体流Aaの温度は低温のままほぼ一定に保た
れるため、他方の小透孔群31を通過する気体流は熱交
換器20の小透孔群31の全域・全長にわたり連続的に
冷却され、その温度もほぼ一定に保たれる。
通過する気体流Aaの温度は低温のままほぼ一定に保た
れるため、他方の小透孔群31を通過する気体流は熱交
換器20の小透孔群31の全域・全長にわたり連続的に
冷却され、その温度もほぼ一定に保たれる。
【0040】この場合水噴霧装置21からの噴霧量が多
過ぎると微細な水滴が直交流型熱交換器20の小透孔群
30内の隔壁に集まり凝集して大きな水滴や水流となり
その水滴や水流は微細な水滴と比べて表面積は極めて小
さくなり小透孔群31を通過する気体流から奪った熱量
では気体流Aaの温度を充分低下させることはできず、
従って小透孔群31を通過する気体流の温度を充分に下
げることはできない。気体流Aa内の微細な水滴が均一
に必要最小限よりやや多めに含まれるように噴霧すれば
冷却効率がよく、水も節約できる。
過ぎると微細な水滴が直交流型熱交換器20の小透孔群
30内の隔壁に集まり凝集して大きな水滴や水流となり
その水滴や水流は微細な水滴と比べて表面積は極めて小
さくなり小透孔群31を通過する気体流から奪った熱量
では気体流Aaの温度を充分低下させることはできず、
従って小透孔群31を通過する気体流の温度を充分に下
げることはできない。気体流Aa内の微細な水滴が均一
に必要最小限よりやや多めに含まれるように噴霧すれば
冷却効率がよく、水も節約できる。
【0041】そして、直交流型熱交換器20の小透孔群
30内で気化しなかった水滴は受水槽22に溜り、ドレ
ン管23より排出される。上記の通り、水噴霧装置21
から噴霧される水量は直交流型熱交換器20の小透孔群
30内で気化する量にほぼ等しいため、受水槽22に溜
る水量は少なく、すべて廃棄しても問題はない。従っ
て、水噴霧装置21から噴霧される水は循環することな
く使われ、藻等の発生することはない。
30内で気化しなかった水滴は受水槽22に溜り、ドレ
ン管23より排出される。上記の通り、水噴霧装置21
から噴霧される水量は直交流型熱交換器20の小透孔群
30内で気化する量にほぼ等しいため、受水槽22に溜
る水量は少なく、すべて廃棄しても問題はない。従っ
て、水噴霧装置21から噴霧される水は循環することな
く使われ、藻等の発生することはない。
【0042】次に、本実施例の実験データについて説明
する。出願人の実験では、直交流型熱交換器20を厚さ
30μmのアルミニウム板を用いて波長3.0mm、波
高1.6mmの波状に成形しこれを平板と交互に重ねて
構成し、1辺250mmの立方体形状とした。外気温3
5.1℃、相対湿度55%の時に除湿ロータ4の吸着ゾ
ーンの出口温度は47.4℃、相対湿度18%となっ
た。
する。出願人の実験では、直交流型熱交換器20を厚さ
30μmのアルミニウム板を用いて波長3.0mm、波
高1.6mmの波状に成形しこれを平板と交互に重ねて
構成し、1辺250mmの立方体形状とした。外気温3
5.1℃、相対湿度55%の時に除湿ロータ4の吸着ゾ
ーンの出口温度は47.4℃、相対湿度18%となっ
た。
【0043】直交流型熱交換器20に2m/秒の速度で
ブロア18で空気を流し、噴霧装置21によって12リ
ットル/時の量の水を噴霧した。これによって、直交流
型熱交換器20の他方の小透孔群31に流入する空気の
温度は47.4℃であるが、直交流型熱交換器20の出
口における空気の温度は28.2℃まで低下した。この
時の相対湿度は50%であった。
ブロア18で空気を流し、噴霧装置21によって12リ
ットル/時の量の水を噴霧した。これによって、直交流
型熱交換器20の他方の小透孔群31に流入する空気の
温度は47.4℃であるが、直交流型熱交換器20の出
口における空気の温度は28.2℃まで低下した。この
時の相対湿度は50%であった。
【0044】この実施例のものは、十分に乾燥し冷却さ
れた空気が得られるため、従来のフロンを用いた冷房装
置は不要になる。
れた空気が得られるため、従来のフロンを用いた冷房装
置は不要になる。
【0045】
【発明の効果】本発明の空気調和装置は上記の如く構成
したので、外気温が低い場合でも除湿性能が高く室温の
下がらず、梅雨の時期にも快適な空気を供給することが
できる。また、吸着式の除湿手段を採用しながら除湿後
の供給空気の温度上昇を小さく抑えることができるもの
である。
したので、外気温が低い場合でも除湿性能が高く室温の
下がらず、梅雨の時期にも快適な空気を供給することが
できる。また、吸着式の除湿手段を採用しながら除湿後
の供給空気の温度上昇を小さく抑えることができるもの
である。
【0046】さらに本発明の実施例3のものは、フロン
を用いる冷却装置を使うことなく乾燥・冷却空気を供給
することができ、地球環境の維持に貢献できる。
を用いる冷却装置を使うことなく乾燥・冷却空気を供給
することができ、地球環境の維持に貢献できる。
【0047】
【図1】本発明の空気調和装置の実施例1を示すフロー
パターン図である。
パターン図である。
【図2】本発明の空気調和装置に用いられる除湿ユニッ
トの一例を示す斜視図である。
トの一例を示す斜視図である。
【図3】本発明の空気調和装置に用いられる全熱交換ユ
ニットの一例を示す斜視図である。
ニットの一例を示す斜視図である。
【図4】本発明の空気調和装置の実施例2を示すフロー
パターン図である。
パターン図である。
【図5】本発明の空気調和装置の実施例3を示すフロー
パターン図である。
パターン図である。
【図6】本発明の空気調和装置の実施例3に用いられる
冷却ユニットの一例を示す斜視図である。
冷却ユニットの一例を示す斜視図である。
1 除湿ユニット 2 全熱交換ユニット 3 ヒータユニット 4 除湿ロータ 5 ケーシング 9 全熱交換ロータ 14、15 ブロア 16 ヒータユニット 17 冷却ユニット 20 直交流型熱交換器 21 噴霧装置 30,31 小透孔群 32 再生ゾーン 33 吸着ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉 宏暁 福岡県粕屋郡古賀町大字青柳3108番地の3 株式会社 西部技研 内
Claims (6)
- 【請求項1】湿気の吸着剤を担持した除湿ロータと、2
つの気体流の間で熱交換を行う熱交換器を有し、外気を
前記熱交換器に通した後前記除湿ロータの吸着領域に通
して室内に供給するようにし、室内空気を前記熱交換器
に通した後ヒータを通して前記除湿ロータの再生領域に
通し大気へ放出するようにした空気調和装置。 - 【請求項2】湿気の吸着剤を担持した除湿ロータと、2
つの気体流の間で熱交換を行う熱交換器を有し、外気を
前記熱交換器に通した後ヒータを通して前記除湿ロータ
の再生領域に通し室内に供給するようにし、室内空気を
前記熱交換器に通した後前記除湿ロータの吸着領域に通
し大気へ放出するようにした空気調和装置。 - 【請求項3】湿気の吸着剤を担持した除湿ロータと、2
つの気体流の間で熱交換を行う熱交換器を有し、外気を
前記熱交換器に通した後前記除湿ロータの吸着領域に通
し、さらに冷却手段を通して室内に供給するようにし、
室内空気を前記熱交換器に通した後ヒータを通して前記
除湿ロータの再生領域に通し大気へ放出するようにした
空気調和装置。 - 【請求項4】冷却手段として、互いに熱交換を行う2つ
の流体の通過路を有する熱交換器を有し、気体流に揮発
性液体を相対湿度100%の気体中に霧状の微細な液滴
が浮遊した状態となるまで噴霧して霧状の処理気体流と
なすとともに前記熱交換器の通過路の一方に前記処理気
体を流し、前記熱交換器内での液滴の気化熱で前記熱交
換器の通過路の他方を通過する被冷却流体を冷却するよ
うにした請求項3記載の空気調和装置。 - 【請求項5】熱交換器として、複数の透孔をほぼ全面に
わたって配置した円盤状の熱交換ロータを用いた請求項
1ないし請求項3記載の空気調和装置。 - 【請求項6】熱交換器として、互いに隔壁によって隔て
られた複数の流路を有し、各々の流路の間で熱交換を行
うようにした請求項1ないし請求項3記載の空気調和装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33889596A JPH10176842A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33889596A JPH10176842A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10176842A true JPH10176842A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18322369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33889596A Pending JPH10176842A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10176842A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002539405A (ja) * | 1999-03-10 | 2002-11-19 | セムコ,インコーポレーテッド | 温度および湿度を制御するシステムおよび方法 |
JP2003042485A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-13 | Seibu Giken Co Ltd | 除湿空調装置 |
JP2003059516A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-02-28 | Seibu Giken Co Ltd | 燃料電池 |
JP2003531354A (ja) * | 2000-04-18 | 2003-10-21 | ムンタース ヨーロッパ アーベー | 2つの空気流間において熱及び湿気を交換する方法及びその装置 |
WO2007141901A1 (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-13 | Japan Exlan Company Limited | 湿度調節装置 |
JP2010054184A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-03-11 | Showa Mfg Co Ltd | 空気調和方法及び空気調和システム |
EP2257750A1 (en) * | 2008-02-14 | 2010-12-08 | Munters Corporation | Energy recovery enhanced condenser reactivated desiccant refrigerant dehumidifier |
JP2012005943A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Seibu Giken Co Ltd | 二酸化炭素回収装置 |
JP2012127649A (ja) * | 2012-03-29 | 2012-07-05 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置 |
JP2013210129A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Osaka Gas Co Ltd | 除湿システム |
CN103958995A (zh) * | 2011-12-21 | 2014-07-30 | 夏普株式会社 | 用于液态干燥剂空气调节器的热量和质量交换器 |
CN104676782A (zh) * | 2015-02-10 | 2015-06-03 | 清华大学 | 一种多级叉流的溶液调湿空气处理装置 |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP33889596A patent/JPH10176842A/ja active Pending
Cited By (15)
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040420 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |