JP5495401B1 - 汚濁防止膜 - Google Patents

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Abstract

【課題】高品質で、かつ耐久性に優れた汚濁防止膜を提供する。
【解決手段】水底に設置された錘10と、錘10に下端が取り付けられたカーテン20と、カーテン20の上端に取り付けられたフロート30とを備える汚濁防止膜1であって、錘10が、袋体に粒状材が中詰された複数の錘部材11,11,…と、複数の錘部材11,11,…を一括して覆うカバー部材12とを有し、複数の錘部材11,11,…は、カーテン20の延長方向に沿って二列配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、汚濁防止膜に関する。
海上及び水中作業に伴う汚濁の拡散防止を目的として、工事領域を汚濁防止膜により囲う場合がある。
このような汚濁防止膜として、水底からカーテンを立ち上げた自立式汚濁防止膜がある。
自立式汚濁防止膜は、水底に設置された錘と、下端が錘に取り付けられたカーテンと、カーテンの上端に取り付けられたフロートと、を備えていて、フロートの浮力により、カーテンを自立させている。
自立式汚濁防止膜の錘には、H形鋼を使用するのが一般的である。ところが、水底の地盤に不陸がある場合、H形鋼と水底との間に隙間が形成されて、この隙間から汚濁が拡散するおそれがあった。
そのため、特許文献1には、水底の地盤に不陸がある場合であっても、水底との間に隙間を形成することなく設置することを可能とした汚濁防止膜として、下端に錘が取り付けられているとともに、折りたたみ構造としたカーテンを、フロートにより水底から自立させることで、水底の不陸に追従可能に構成した自立式汚濁防止膜が開示されている。
また、錘として、袋に砂や砕石等の粒状物を詰め込んだいわゆる土のうを使用することで、不陸がある水底と錘との間に隙間が形成されることを防止する場合もある。
特開2010−189892号公報
特許文献1に記載の自立式汚濁防止膜は、カーテンを直接水底から立設させる構成のため、波浪及び潮位などによりカーテンの水底との接触部分に破損が生じる場合があった。カーテンに破損が生じると、汚濁防止膜としての遮蔽機能が低下するおそれがある。
また、土のうを錘として採用した場合も、水底と土のうとの接触部分や、カーテンと土のうとの接触部分において、土のうに破損が生じるおそれがあった。
また、波浪により土のうが転がる場合がある
本発明は、このような問題点を鑑みてなされたものであり、高品質で、かつ耐久性に優れた汚濁防止膜を提供することである。
前記課題を解決するための本発明の汚濁防止膜は、水底に設置された錘と、前記錘に取り付けられたカーテンと、前記カーテンに取り付けられたフロートとを備えるものであって、前記錘は、袋体に粒状材が中詰された複数の錘部材と複数の前記錘部材を一括して覆うカバー部材とを有し、前記複数の錘部材は、前記カーテンの延長方向に沿って二列配置されていることを特徴としている。
かかる汚濁防止膜によれば、錘が、粒状材が中詰された袋体により構成されているため、水底に不陸があったとしても、錘と水底との間に隙間が形成されることを防止できる。
また、複数の錘部材は、カバーシートにより一括して覆われているため、錘部材同士の隙間から汚濁が流出することを防ぐことができる。
また、錘部材は、水底やカーテンと直接接触しないので、耐久性にも優れている。
さらに、複数の錘部材を二列配置することで、一列配置とした場合に比べて各錘部材の高さを低く抑えることができるため、安定性を向上させることができる。
前記汚濁防止膜において、前記錘と水底(地盤)との間にベースシートを敷設したり、前記錘部材の上面に保護シートを敷設したりすることで、耐久性をより高めてもよい。
前記汚濁防止膜において、前記カーテンの下部と前記錘の上面の一部を覆う補助カーテンを備えていれば、遮蔽性がより高まる。
前記カーテンが、複数のカーテン部材を連結することで構成されている場合には、前記カーテン部材同士の連結部を覆うジョイントシートを設けることで、カーテン部材同士の連結部からの汚濁の流出を防止できる。
前記カーテンまたは前記錘を貫通するフィルター付きの水抜き路が形成されていれば、干満差が大きく、潮流が速い海域であっても、汚濁防止膜の内外の水頭差が維持されて、安定性が保たれる。
本発明によれば、高品質かつ耐久性に優れた汚濁防止膜を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る汚濁防止膜を示す斜視図である。 図1に示す汚濁防止膜を示す断面図である。 (a)は汚濁防止膜のジョイントシートを示す斜視図、(b)は(a)の一部分を示す拡大図である。 (a)〜(c)は汚濁防止膜の各施工段階を示す断面図である。
汚濁防止膜1は、水中施工に伴い発生する汚濁の施工領域外への流出を防止するものであって、施工領域を囲むように配設されたものである。
本発明の実施の形態に係る汚濁防止膜1は、図1に示すように、錘10と、カーテン20と、フロート30と、水抜き路40とを備えている。
錘10は、水底Gに設置されている。
錘10は、カーテン20に作用する波浪及び潮流やフロート30の浮力によって、移動することのない重さを有している。
錘10は、複数の錘部材11,11,…と、複数の錘部材11,11,…を一括して覆うカバー部材12とを有して構成されている。
複数の錘部材11,11,…は、二列配置されている。錘部材11,11,…は、各列においてカーテン20の延長方向に連設されている。
一方の列はカーテン20の外側(施工領域と反対側)に配置されており、他方の列はカーテン20の内側(施工領域側)に配置されている。
錘部材11は、袋体に砂が中詰されることで構成されたいわゆる土のうである。なお、袋体の材質は限定されるものではない。
また、袋体に中詰される材料は砂に限定されるものではなく、例えば、砂利、礫、砕石等の他の粒状部材であってもよい。また、現地発生土砂を中詰材として使用してもよい。
錘部材11は、幅および長さよりも高さを小さくすることで、波浪等により錘10が転がることを防止する。
なお、錘部材11の形状寸法は限定されるものではないが、本実施形態では、高さが50cm程度となるように形成されている。
図2に示すように、錘部材11の上面には保護シート13が配置されている。保護シート13は、カーテン20の下側に敷設されており、前後の錘部材11,11に固定されている。
保護シート13は、カーテン20や錘10とカーテン20を接続する治具等が接触することを防止する。すなわち保護シート13は、錘部材11の袋体が破けることのないように配設されているものである。
保護シート13の材質は、錘部材11を保護することが可能であれば限定されるものではないが、例えば不織布により構成すればよい。
保護シート13の形状寸法も限定されるものではないが、本実施形態では幅が1m程度、厚みが1mm程度のものを採用している。
カバー部材12は、二列配置された錘部材11,11,…を一括して覆うシート材である。カバー部材12は、錘部材11の上側(本実施形態では保護シート13の上側)において、カーテン20に連結されている。
カバー部材12を構成する材料は、錘部材11,11,…を覆うとともにカーテン20との固定が可能であれば限定されるものではないが、汚濁の浸透を防止する素材が望ましい。
錘10は、水底Gに敷設されたベースシート50上に載置されている。
ベースシート50は、錘10の水底の地盤への接触による破損を防止する緩衝材であって、本実施形態ではネットシートにより構成されている。
なお、ベースシート50を構成する材料は限定されるものではない。
ベースシート50は、二列配置された錘10の幅よりも大きな幅(例えば、2m)を有しており、何らかの原因により錘10の位置が多少ずれたとしても錘10と水底との間に介設されるように構成されている。
カーテン20は、汚濁の流出を遮蔽するものであって、図1に示すように、上端がフロート30に取り付けられているとともに、下端が錘10に取り付けられている。
カーテン20は、フロート30の浮力により立設されて、壁状に施工領域を囲っている。
本実施形態のカーテン20は、複数のカーテン部材21,21,…を連結することにより構成されている。
カーテン部材21は、水面に浮遊するフロート30と水底Gに設置された錘10とを連結することが可能な長さを有した布状材であって、汚濁の浸透が不能な材質を備えた材料により構成されている。
カーテン部材21同士の連結は、図3の(a)に示すように、結束ロープ22により端部を結束することにより行う。なお、カーテン部材21同士の連結方法は限定されるものではない。
カーテン部材21同士の連結部は、ジョイントシート23により覆われていて、カーテン部材21同士の隙間から汚濁が浸透することが防止されている。
ジョイントシート23は汚濁防止膜1の外側面(施工領域側と反対側の面)に設置されていて、その上端がカーテン20の上端に位置しており、その下端が後記する補助カーテン24の上端よりも低い位置となる長さを有している。なお、ジョイントシート23の長さはこれに限定されるものではなく、例えば、連結部全延長を覆うように、カーテン部材21と同じ長さを有していてもよい。
ジョイントシート23を構成する材料は、汚濁の浸透を防止することが可能なものであれば限定されるものではないが、本実施形態ではカーテン部材21と同種の材料により構成する。
ジョイントシート23は、20cm程度の幅を有しており、図3の(b)に示すように、それぞれの端部が隣り合うカーテン部材21の端部に重ねられた状態で、両カーテン部材21,21に跨って配設されている。なお、ジョイントシート23の寸法は限定されるものではない。
ジョイントシート23の固定方法は限定されるものではないが、本実施形態では、カーテン部材21同士を結束する結束ロープ22により固定する。
本実施形態の汚濁防止膜1は、図2に示すように、カーテン20の下部と錘10の上面の一部を覆う補助カーテン24を備えている。
補助カーテン24は、カーテン20の延長方向に沿って延設された布状材であって、汚濁防止膜1の内側面(施工領域側)に設置されている。
補助カーテン24を構成する材料は、汚濁の浸透を防止することが可能なものであれば限定されるものではないが、本実施形態ではカーテン部材21と同種の材料により構成する。
補助カーテン24は、錘10とカーテン20との接合部を覆うことで、錘10とカーテン20との隙間から汚濁が流出することを防止する。
補助カーテン24のうち錘10の上に位置する部分には、ウェイトチェーン25が上載されていて、錘10の上面と補助カーテン24との間に隙間が形成されることを防止している。
補助カーテン24の上端部は、カーテン20の中間部に設置された補助フロート31に固定されていて、補助カーテン24の上部がカーテン20の下部と重ねられた状態となっている。
なお、補助カーテン24の下端部には、必ずしもウェイトチェーン25が上載されている必要はない。例えば、ウェイトチェーン25に代えて他の部材を配設することで補助カーテン24がめくれることを防止してもよいし、補助カーテン24の下端部を錘10の上面に固定してもよい。また、ウェイトチェーン25は、予め補助カーテン24に固定されていてもよい。
フロート30は、図1に示すように、カーテン20の上端に取り付けられて、カーテン20の水中で立設させることが可能な浮力を有している。
フロート30の構成は限定されるものではなく、例えば、気体が注入されたチューブ状の部材であってもよいし、中空のプラスチック製部材であってもよい。
また、フロート30の形状、数についても限定されるものではない。
本実施形態では、カーテン20の上下方向中間部に、補助フロート31,31が設置されている。
補助フロート31を設けると、干潮時等により水位が下がった場合であっても、カーテン20が立設した状態を維持することが可能となる。つまり、水位が下がって、フロート30の高さが下がった場合であっても、錘10から補助フロート31の間においては、補助フロート31の浮力によりカーテン20が立設する。
本実施形態の補助フロート31は、フロート30と同質部材であって、フロート30よりも小断面の部材により構成されている。
水抜き路40は、図1に示すように、錘10を貫通する水路である。水抜き路40を設けると、水抜き路40を介した水の流出入が可能となるので、潮流(引き潮や満ち潮)によりカーテン20に作用する流水圧を低減することが可能になる。
水抜き路40は、カーテン20の延長方向に対して所定の間隔をあけて複数形成されている。
本実施51形態の水抜き路40は、錘10を貫通するように配置された管体41と、管体41の内部に設けられたフィルター42とを備えている。
管体41は、カーテン20の延長方向に隣り合う錘部材11,11の間に配管されることで、錘10を貫通している。
なお、管体41の配置は限定されるものではない。例えば、管体41を錘10の上面に配管して、カーテン20を貫通する水抜き路40を形成してもよい。
管体41を構成する材料は限定されるものではなく、例えば、コンクリート管、ポリ塩化ビニル管やコルゲート管等を使用すればよい。
また、管体41の断面形状は、錘部材11との間に隙間が形成されることを防止する観点から矩形断面であることが望ましいが、円形断面やその他の多角形断面であってもよい。
フィルター42は、施工領域からの汚濁の流出を防止する部材である。フィルター42の構成は限定されるものではない。
次に、本実施形態の汚濁防止膜1の施工方法について説明する。
まず、汚濁防止膜1の形成個所に沿って、水底Gにベースシート50を敷設するとともに、その上面にカバー部材12を広げた状態で敷設する(図4の(a)参照)。
次に、図示しないクレーンにより錘部材11を水上から吊り降ろし、カバー部材12の上面に、列状に載置する。
錘部材11を2列配置したら、図4の(b)に示すように、錘部材11の上面に保護シート13を敷設するとともに、カバー部材12の両端を錘部材11,11(保護シート13)の上面において結束する。
続いて、図4の(c)に示すように、カーテン20を水中に垂らすとともに、カーテン20の下端をカバー部材12の端部(結束部分)に固定する。
フロート30は予めカーテン20の上端に取り付けておいてもよいし、カーテン20の設置後にカーテン20の上端に取り付けてもよい。
なお、カーテン部材21,21,…は、予め地上において結束する。また、ジョイントシート23および補助カーテン24も、地上において予めカーテン20に固定する。
なお、カーテン部材21同士の結束や、ジョイントシート23および補助カーテン24のカーテン20への固定は、水中において行ってもよい。
以上、本実施形態の汚濁防止膜1は、高品質かつ耐久性に優れている。具体的な作用効果は、次の通りである。
錘部材11が、粒状材が中詰された袋体により構成されているため、水底Gに不陸があったとしても、水底Gの形状に応じて適宜変形して、錘10と水底Gとの間に隙間が形成されることを防止でき、ひいては、錘10と水底Gとの間から汚濁が流出することを防止できる。
複数の錘部材11,11,…により錘10を形成したので、水底Gの起伏が激しい場合であっても、追従することができる。
複数の錘部材11,11,…を、カバーシート12により一括して覆ったため、錘部材11同士の隙間から汚濁が流出することを防ぐことができる。また、複数の錘部材11,11,…が一体となることで、安定性が向上する。
錘部材11の上面に保護シート13を敷設したため、カーテン20やカーテンと錘10とをつなぐ治具等により錘部材11の袋体が破損することが防止され、耐久性に優れている。
錘10と水底Gとの間に、ベースシート50を介設したため、水底Gから岩や珊瑚が突起している場合であっても、錘10が直接接触することがない。そのため、錘部材11が水底の突起部と接触することで破損することが防止され、耐久性に優れている。
複数の錘部材11,11,…を二列配置したので、一列配置して同じ重さの錘10を形成する場合と比較して、錘10の高さを低く抑えることができる。つまり、高さに対して幅が広い錘10を形成することができ、その結果、安定性が向上し、波浪等により錘が転がることを防止できる。
補助カーテン24が、カーテン20の延長方向に沿って、錘10とカーテン20との接合部を覆っているため、錘10とカーテン20との隙間から汚濁が流出することが防止されている。
カーテン部材21同士の連結部は、ジョイントシート23により覆われているため、この連結部からの汚濁の流出が防止されている。
フィルター42付きの水抜き路40が、所定の間隔毎に形成されているため、干満差が大きく、潮流が速い海域であっても、汚濁防止膜1の内外の水頭差が維持されて、安定性が保たれる。
以上、本発明について、好適な実施形態について説明した。しかし、本発明は、前述の各実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
例えば、本発明の汚濁防止膜の設置箇所は、海上及び水中施工の施工領域の外周囲に限定されるものでない。
ベースシート50は必要に応じて配設すればよく、水底が砂利等からなり、錘10が水底に接することで破損するおそれが無い場合には省略してもよい。また、ベースシート50は、必ずしも汚濁防止膜1の全延長に対して敷設する必要はない。
錘10とカーテン20との固定箇所において、錘部材11が破損するおそれが無い場合には、保護シート13の設置は省略してもよい。
カーテン部材同士の接合部や、錘とカーテンとの接合部からの汚濁の流出のおそれが無い場合には、補助カーテンおよびジョイントカーテンの設置を省略してもよい。
水抜き路は必要に応じて設置すればよく、水位の変化がない水域や水位の変化が小さい水域に汚濁防止膜を設置するような場合には、水抜き路の設置を省略してもよい。
1 汚濁防止膜
10 錘
11 錘部材
12 カバー部材
13 保護シート
20 カーテン
21 カーテン部材
23 ジョイントシート
24 補助カーテン
30 フロート
40 水抜き路
42 フィルター
50 ベースシート

Claims (6)

  1. 水底に設置された錘と、前記錘に取り付けられたカーテンと、前記カーテンに取り付けられたフロートと、を備える汚濁防止膜であって、
    前記錘は、袋体に粒状材が中詰された複数の錘部材と、
    複数の前記錘部材を一括して覆うカバー部材と、を有し、
    前記複数の錘部材は、前記カーテンの延長方向に沿って二列配置されていることを特徴とする、汚濁防止膜。
  2. 前記錘と水底との間にベースシートが敷設されていることを特徴とする、請求項1に記載の汚濁防止膜。
  3. 前記錘部材の上面に、保護シートが敷設されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の汚濁防止膜。
  4. 前記カーテンの下部と前記錘の上面の一部を覆う補助カーテンを備えることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の汚濁防止膜。
  5. 前記カーテンが、複数のカーテン部材を連結することで構成されており、
    前記カーテン部材同士の連結部が、ジョイントシートによって覆われていることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の汚濁防止膜。
  6. 前記カーテンまたは前記錘を貫通するフィルター付きの水抜き路が形成されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の汚濁防止膜。
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