JP2736301B2 - 汚濁防止装置 - Google Patents
汚濁防止装置Info
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- JP2736301B2 JP2736301B2 JP1098393A JP1098393A JP2736301B2 JP 2736301 B2 JP2736301 B2 JP 2736301B2 JP 1098393 A JP1098393 A JP 1098393A JP 1098393 A JP1098393 A JP 1098393A JP 2736301 B2 JP2736301 B2 JP 2736301B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、貯水池、廃棄物処分
場、水面埋立工事等において、内水の水質浄化を行う汚
濁防止装置に関するものである。
場、水面埋立工事等において、内水の水質浄化を行う汚
濁防止装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、水面埋立工事等では、通常図４
（ａ）に示すような汚濁拡散防止膜１、又は図４（ｂ）
に示すような汚濁拡散防止膜２、或いは図４（ｃ）に示
すような汚濁拡散防止膜３が用いられている。上記汚濁
拡散防止膜１は遮水膜１ａの上端部にフロート１ｂ、及
び下端部に重錘１ｃを取付けて構成され、この汚濁拡散
防止膜１を汚濁水流入側を囲むように張設している。
（ａ）に示すような汚濁拡散防止膜１、又は図４（ｂ）
に示すような汚濁拡散防止膜２、或いは図４（ｃ）に示
すような汚濁拡散防止膜３が用いられている。上記汚濁
拡散防止膜１は遮水膜１ａの上端部にフロート１ｂ、及
び下端部に重錘１ｃを取付けて構成され、この汚濁拡散
防止膜１を汚濁水流入側を囲むように張設している。
【０００３】又、上記汚濁拡散防止膜２は、遮水膜２ａ
の上端部にフロート２ｂと一体化した越流枠２ｃ及び下
端部に重錘２ｄ並びに土嚢２ｅを取付けて構成され、該
汚濁拡散防止膜２で汚濁水流入側を囲むように張設して
いる。又、上記汚濁拡散防止膜３は、濾過膜３ａの上端
部にフロート３ｂ及び下端部に重錘３ｃを取付けて構成
され、該汚濁拡散防止膜３を汚濁水流入側を囲むように
張設している。
の上端部にフロート２ｂと一体化した越流枠２ｃ及び下
端部に重錘２ｄ並びに土嚢２ｅを取付けて構成され、該
汚濁拡散防止膜２で汚濁水流入側を囲むように張設して
いる。又、上記汚濁拡散防止膜３は、濾過膜３ａの上端
部にフロート３ｂ及び下端部に重錘３ｃを取付けて構成
され、該汚濁拡散防止膜３を汚濁水流入側を囲むように
張設している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図４（ａ）に示す汚濁
拡散防止膜１は、遮水膜１ａを水中へ垂直に張設してあ
り、依って汚濁水は該遮水膜１ａの下方を通過するた
め、物理的に汚濁水を下方に押し込んで濁りを構成する
粒子の沈降を促進させたことになる。又、該遮水膜１ａ
の背後においては、ゆるやかな濁流域が形成され、ここ
でも粒子沈降を促進させる水理条件の場が形成される。
更に、この汚濁拡散防止膜１は、汚濁水中に浮遊する粗
粒子の除去には役立つが、汚濁水中の微細粒子や溶解性
有機物及び栄養塩類を除去することができない。
拡散防止膜１は、遮水膜１ａを水中へ垂直に張設してあ
り、依って汚濁水は該遮水膜１ａの下方を通過するた
め、物理的に汚濁水を下方に押し込んで濁りを構成する
粒子の沈降を促進させたことになる。又、該遮水膜１ａ
の背後においては、ゆるやかな濁流域が形成され、ここ
でも粒子沈降を促進させる水理条件の場が形成される。
更に、この汚濁拡散防止膜１は、汚濁水中に浮遊する粗
粒子の除去には役立つが、汚濁水中の微細粒子や溶解性
有機物及び栄養塩類を除去することができない。
【０００５】図４（ｂ）に示す汚濁拡散防止膜２は、遮
水膜２ａが水底から水面付近まで垂直に張設され、越流
枠２ｃの部分のみを水が通過する。この場合、該汚濁拡
散防止膜２の流入側には沈澱池が形成されたのと同じこ
とになり、該越流枠２ｃを沈澱池における処理水が通過
したものと見なすことができる。而して、該汚濁拡散防
止膜２は汚濁水中に浮遊する粗粒子の除去には役立つ
が、汚濁水中の微細粒子や溶解性有機物及び栄養塩類を
除去することができない。
水膜２ａが水底から水面付近まで垂直に張設され、越流
枠２ｃの部分のみを水が通過する。この場合、該汚濁拡
散防止膜２の流入側には沈澱池が形成されたのと同じこ
とになり、該越流枠２ｃを沈澱池における処理水が通過
したものと見なすことができる。而して、該汚濁拡散防
止膜２は汚濁水中に浮遊する粗粒子の除去には役立つ
が、汚濁水中の微細粒子や溶解性有機物及び栄養塩類を
除去することができない。
【０００６】図４（ｃ）に示す汚濁拡散防止膜３は、濾
過膜３ａを水面から水底まで張設しており、汚濁水が濾
過膜３ａを通過することにより、汚濁水中に浮遊する粗
粒子を付着除去するが、汚濁水中の微細粒子や溶解性有
機物及び栄養塩類は除去できない。また、濾過膜３ａに
藻類等が生成した後は、汚濁水中の微細粒子や溶解性有
機物及び栄養塩類を若干除去できるが、１枚の織物で構
成する濾過膜３ａを汚濁水が通過する時間が短いため、
汚濁水と生成藻類との接触時間が短く、除去率は低い。
過膜３ａを水面から水底まで張設しており、汚濁水が濾
過膜３ａを通過することにより、汚濁水中に浮遊する粗
粒子を付着除去するが、汚濁水中の微細粒子や溶解性有
機物及び栄養塩類は除去できない。また、濾過膜３ａに
藻類等が生成した後は、汚濁水中の微細粒子や溶解性有
機物及び栄養塩類を若干除去できるが、１枚の織物で構
成する濾過膜３ａを汚濁水が通過する時間が短いため、
汚濁水と生成藻類との接触時間が短く、除去率は低い。
【０００７】斯くの如く、従来の上記防止膜は汚濁水中
の浮遊物質のみの除去、又は浮遊物質と若干の溶解性有
機物と栄養塩類の除去しかできない。そこで、濾過材に
積極的に藻類を生成させ、汚濁水中の浮遊物質と溶解性
有機物及び栄養塩類を効果的に除去するために解決せら
るべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課
題を解決することを目的とする。
の浮遊物質のみの除去、又は浮遊物質と若干の溶解性有
機物と栄養塩類の除去しかできない。そこで、濾過材に
積極的に藻類を生成させ、汚濁水中の浮遊物質と溶解性
有機物及び栄養塩類を効果的に除去するために解決せら
るべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課
題を解決することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案せられたものであり、水面に浮上するフ
ロートに懸垂枠が吊設され、該懸垂枠の両下端部に夫々
汚濁水の流入側ネットと処理水側ネットが吊設され、該
流入側ネットと処理水側ネットの間に濾過材が嵌入さ
れ、更に該流入側ネットと処理水側ネットの下部に下部
受枠が吊設され、該下部受枠の下端部に重錘を連設して
成る汚濁防止装置、及び該濾過材は、藻類が生成し易い
ように繊維を束ねて成り、且つ、濾過材内部に付着浮遊
物質を沈降させる鉛直方向の多数の空間部が相互に隣接
して設けられて成る汚濁防止装置を提供するものであ
る。
するために提案せられたものであり、水面に浮上するフ
ロートに懸垂枠が吊設され、該懸垂枠の両下端部に夫々
汚濁水の流入側ネットと処理水側ネットが吊設され、該
流入側ネットと処理水側ネットの間に濾過材が嵌入さ
れ、更に該流入側ネットと処理水側ネットの下部に下部
受枠が吊設され、該下部受枠の下端部に重錘を連設して
成る汚濁防止装置、及び該濾過材は、藻類が生成し易い
ように繊維を束ねて成り、且つ、濾過材内部に付着浮遊
物質を沈降させる鉛直方向の多数の空間部が相互に隣接
して設けられて成る汚濁防止装置を提供するものであ
る。
【０００９】
【作用】繊維を束ねて成る濾過材には、水面埋立工事等
において通水時間が１０日間以内に藻類等が生成する。
そこで、この濾過材を汚濁水が通過することにより、汚
濁水中の浮遊物質を付着除去し、且つ、藻類等の生物的
作用により汚濁水中の溶解性有機物、栄養塩類を吸収除
去する。又、該濾過材に次々に付着し成長した浮遊物質
群は、該濾過材の空隙を塞ぐ程度の大きさになると、該
濾過材から剥離して濾過材内部に鉛直方向に設けた空間
部を通って沈降する。
において通水時間が１０日間以内に藻類等が生成する。
そこで、この濾過材を汚濁水が通過することにより、汚
濁水中の浮遊物質を付着除去し、且つ、藻類等の生物的
作用により汚濁水中の溶解性有機物、栄養塩類を吸収除
去する。又、該濾過材に次々に付着し成長した浮遊物質
群は、該濾過材の空隙を塞ぐ程度の大きさになると、該
濾過材から剥離して濾過材内部に鉛直方向に設けた空間
部を通って沈降する。
【００１０】又、この濾過材へ流入する汚濁水は、濾過
材内部の前記鉛直方向の空間部より流入側の区域で、浮
遊物質の大半と有機物、栄養塩類を除去し、濾過材内部
の鉛直方向の空間部以後の処理水側の区域では、主に有
機物、栄養塩類が接触除去される。斯くの如く、本発明
の汚濁防止装置を通過する汚濁水は、浮遊物質、有機物
および栄養塩類が効果的に除去される。
材内部の前記鉛直方向の空間部より流入側の区域で、浮
遊物質の大半と有機物、栄養塩類を除去し、濾過材内部
の鉛直方向の空間部以後の処理水側の区域では、主に有
機物、栄養塩類が接触除去される。斯くの如く、本発明
の汚濁防止装置を通過する汚濁水は、浮遊物質、有機物
および栄養塩類が効果的に除去される。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１乃至図３に従
って詳述する。図に於て１０は汚濁防止装置である。該
汚濁防止装置１０は水面に浮上するフロート１１と、該
フロート１１に吊設される懸垂枠１２と、該懸垂枠１２
の両下端部に吊設された汚濁水の流入側ネット１３及
び、処理水側ネット１４と該流入側ネット１３及び処理
水側ネット１４との間に嵌着された濾過材１５と、該流
入側ネット１３と処理水側ネット１４の下部に吊設され
た下部受枠１６と、該下部受枠１６に連設された重錘１
７とによって構成されている。
って詳述する。図に於て１０は汚濁防止装置である。該
汚濁防止装置１０は水面に浮上するフロート１１と、該
フロート１１に吊設される懸垂枠１２と、該懸垂枠１２
の両下端部に吊設された汚濁水の流入側ネット１３及
び、処理水側ネット１４と該流入側ネット１３及び処理
水側ネット１４との間に嵌着された濾過材１５と、該流
入側ネット１３と処理水側ネット１４の下部に吊設され
た下部受枠１６と、該下部受枠１６に連設された重錘１
７とによって構成されている。
【００１２】而して、上記フロート１１は発泡スチロー
ル或いはその他の中空体等によって成形されるが、所定
の長さを有して水面に浮上できるものであればよいので
あって、特に、材質等は限定せらるべきではない。又、
上記懸垂枠１２は前記フロート１１を包囲し乍らその下
片１２ａ，１２ａを拡開する。更に、該拡開された懸垂
枠１２の下片１２ａ，１２ａと対象に前記下部受枠１６
の上片１６ａ，１６ａを拡開する。
ル或いはその他の中空体等によって成形されるが、所定
の長さを有して水面に浮上できるものであればよいので
あって、特に、材質等は限定せらるべきではない。又、
上記懸垂枠１２は前記フロート１１を包囲し乍らその下
片１２ａ，１２ａを拡開する。更に、該拡開された懸垂
枠１２の下片１２ａ，１２ａと対象に前記下部受枠１６
の上片１６ａ，１６ａを拡開する。
【００１３】このように拡開された懸垂枠１２の下片１
２ａ，１２ａと下部受枠１６の上片１６ａ，１６ａとの
間に、前記流入側ネット１３と処理水側ネット１４とを
対峙して取付け、そして、該流入側ネット１３と処理水
側ネット１４との間に上記濾過材１５を嵌着するのであ
る。而も、該濾過材１５は繊維を束ねて構成され、且
つ、図２及び図３に示す如く鉛直方向に多数の空間部１
８，１８…を設けてある。
２ａ，１２ａと下部受枠１６の上片１６ａ，１６ａとの
間に、前記流入側ネット１３と処理水側ネット１４とを
対峙して取付け、そして、該流入側ネット１３と処理水
側ネット１４との間に上記濾過材１５を嵌着するのであ
る。而も、該濾過材１５は繊維を束ねて構成され、且
つ、図２及び図３に示す如く鉛直方向に多数の空間部１
８，１８…を設けてある。
【００１４】又、前記懸垂枠１２及び下部受枠１６並び
に流入側ネット１３及び処理水側ネット１４は前記濾過
材１５を支持して該濾過材１５の所定形状を維持させる
ように構成される。而も、該流入側ネット１３と処理水
側ネット１４は所定のメッシュを有する繊維にて構成さ
れるを可とし、更に、前記懸垂枠１２と下部受枠１６は
不透水性のシート或いは実用上不透水性と見做すことの
できる織物等によって構成されるを可とするが、材質、
形状は特定せらるべきではない。
に流入側ネット１３及び処理水側ネット１４は前記濾過
材１５を支持して該濾過材１５の所定形状を維持させる
ように構成される。而も、該流入側ネット１３と処理水
側ネット１４は所定のメッシュを有する繊維にて構成さ
れるを可とし、更に、前記懸垂枠１２と下部受枠１６は
不透水性のシート或いは実用上不透水性と見做すことの
できる織物等によって構成されるを可とするが、材質、
形状は特定せらるべきではない。
【００１５】又、前記重錘１７は汚濁水Ｘが汚濁防止装
置１０の下端部から処理水Ｙ側へ流出しないように連続
して設けられるものであり、Ｈ鋼或いは土嚢等によって
構成されるが、之もその材質、形状は特定せらるべきで
はない。而して、該汚濁防止装置１０は、汚濁水Ｘ側と
処理水Ｙ側とを確実に区分するためにフロート１１の両
端部に突設した連結具１９，１９…にて隣接の汚濁防止
装置１０，１０…相互を連結すると共に、該汚濁防止装
置１０，１０…間の上下面を端部織物２０，２０…にて
連結してある。而も、該端部織物２０，２０…は不透水
性に形成されるを可とする。
置１０の下端部から処理水Ｙ側へ流出しないように連続
して設けられるものであり、Ｈ鋼或いは土嚢等によって
構成されるが、之もその材質、形状は特定せらるべきで
はない。而して、該汚濁防止装置１０は、汚濁水Ｘ側と
処理水Ｙ側とを確実に区分するためにフロート１１の両
端部に突設した連結具１９，１９…にて隣接の汚濁防止
装置１０，１０…相互を連結すると共に、該汚濁防止装
置１０，１０…間の上下面を端部織物２０，２０…にて
連結してある。而も、該端部織物２０，２０…は不透水
性に形成されるを可とする。
【００１６】尚、図中符号２１は結縛部を示す。本発明
の一実施例は上述せる如き構成に係るから、流入側の汚
濁水Ｘは該汚濁防止装置１０，１０…の張設によって遮
断され、任意に処理水Ｙ側に流入することはできない。
そこで、流入側の汚濁水Ｘは流入側ネット１３，１３…
より流入し、更に濾過材１５，１５…を該汚濁水Ｘが通
過することにより、該汚濁水Ｘ中の浮遊物質が該濾過材
１５，１５…に付着除去される。更に、該濾過材１５，
１５…に生成している藻類等の生物作用によって該汚濁
水Ｘ中の溶解性有機物或いは栄養塩類を吸収除去するこ
とになる。そして、前記浮遊物質が大きくフロックとし
て成長したとき、その自重によって濾過材１５，１５…
に設けた空間部１８，１８…の内底部に沈降することに
なり、斯くして確実に浄化された処理水は処理水Ｙ側に
流入することになる。
の一実施例は上述せる如き構成に係るから、流入側の汚
濁水Ｘは該汚濁防止装置１０，１０…の張設によって遮
断され、任意に処理水Ｙ側に流入することはできない。
そこで、流入側の汚濁水Ｘは流入側ネット１３，１３…
より流入し、更に濾過材１５，１５…を該汚濁水Ｘが通
過することにより、該汚濁水Ｘ中の浮遊物質が該濾過材
１５，１５…に付着除去される。更に、該濾過材１５，
１５…に生成している藻類等の生物作用によって該汚濁
水Ｘ中の溶解性有機物或いは栄養塩類を吸収除去するこ
とになる。そして、前記浮遊物質が大きくフロックとし
て成長したとき、その自重によって濾過材１５，１５…
に設けた空間部１８，１８…の内底部に沈降することに
なり、斯くして確実に浄化された処理水は処理水Ｙ側に
流入することになる。
【００１７】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【００１８】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例にて詳述せる
如く、汚濁水が藻類を生成させた濾過材を通過すること
により、汚濁水中の浮遊物質、溶解性有機物質及び栄養
塩類を除去して清澄な水を取水することができる。従っ
て、廃棄物処分場水面埋立工事の内水域に本発明の汚濁
防止装置を張設して、前記清澄な水を水系又は海洋に放
流し、水質悪化等の影響を防止することができる等、正
に著大なる効果を奏する発明である。
如く、汚濁水が藻類を生成させた濾過材を通過すること
により、汚濁水中の浮遊物質、溶解性有機物質及び栄養
塩類を除去して清澄な水を取水することができる。従っ
て、廃棄物処分場水面埋立工事の内水域に本発明の汚濁
防止装置を張設して、前記清澄な水を水系又は海洋に放
流し、水質悪化等の影響を防止することができる等、正
に著大なる効果を奏する発明である。
【図１】本発明の一実施例を示し、その一部切欠正面
図。
図。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図。
【図３】図２のＢ−Ｂ線断面図。
【図４】従来例の解説図。
１０ 汚濁防止装置 １１ フロート １２ 懸垂枠 １３ 流入側ネット １４ 処理水側ネット １５ 濾過材 １６ 下部受枠 １７ 重錘 １８ 空間部 １９ 連結具 ２０ 端部織物
Claims (2)
- 【請求項１】 水面に浮上するフロートに懸垂枠が吊設
され、該懸垂枠の両下端部に夫々汚濁水の流入側ネット
と処理水側ネットが吊設され、該流入側ネットと処理水
側ネットの間に濾過材が嵌入され、更に該流入側ネット
と処理水側ネットの下部に下部受枠が吊設され、該下部
受枠の下端部に重錘を連設して成ることを特徴とする汚
濁防止装置。 - 【請求項２】 上記濾過材は繊維を束ねて構成され、且
つ、該濾過材内部に鉛直方向の多数の空間部を相互に隣
接して設けたことを特徴とする請求項１記載の汚濁防止
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1098393A JP2736301B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 汚濁防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1098393A JP2736301B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 汚濁防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06220831A JPH06220831A (ja) | 1994-08-09 |
| JP2736301B2 true JP2736301B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=11765392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1098393A Expired - Lifetime JP2736301B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 汚濁防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2736301B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990007719A (ko) * | 1998-10-22 | 1999-01-25 | 김창수 | 물속의 준설 작업시 부유물 확산 방지장치 |
| KR100706692B1 (ko) * | 2005-08-01 | 2007-04-12 | (주) 정수엔지니어링 | 정수장용 활성 및 비활성 탄소섬유 복합 구조체 및 이를이용한 정수처리방법 |
| JP5448955B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2014-03-19 | 五洋建設株式会社 | 汚濁防止枠および汚濁粒子の沈降促進工法 |
| JP5495401B1 (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-21 | 内閣府沖縄総合事務局長 | 汚濁防止膜 |
| CN117107729B (zh) * | 2023-10-17 | 2024-01-30 | 中国电建集团西北勘测设计研究院有限公司 | 一种环保型水域清淤拦污装置 |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP1098393A patent/JP2736301B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06220831A (ja) | 1994-08-09 |
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