JP5495016B2 - グラインダ用保護カバー、グラインダ用保護カバーユニット、及びグラインダ - Google Patents

グラインダ用保護カバー、グラインダ用保護カバーユニット、及びグラインダ Download PDF

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Description

本発明はグラインダ用保護カバー、グラインダ用保護カバーユニット、及びグラインダに関し、特に刃具が被加工部材に接触して火花が生ずるグラインダに装着されるグラインダ用保護カバー、グラインダ用保護カバーユニット、及びこれらが装着されるグラインダに関する。
略円板状をした刃具を回転させることにより被加工部材の表面を加工するためのグラインダが従来より知られている。グラインダは、モータを収容するハウジングと、モータの回転軸に駆動連結された回転軸部と、回転軸部と一体で回転可能に設けられた刃具とを備えている。ハウジングは刃具の一面側に位置するように構成されており、刃具の一面に対する他面の一部は被加工部材に接触して被加工部材を加工可能である。また、ハウジングには、刃具の一面及び刃具の周面を覆う保護カバーが装着される。このようなグラインダは、例えば、特開2008−049469号公報(特許文献1)に記載されている。
特開2008−049469号公報
ステンレス等の金属からなる被加工部材を研削する作業中には、刃具が被加工部材に接触することにより火花が生ずる。しかし、図11又は図12に示されるように、従来のグラインダ101、102の保護カバー110、210は、一般に刃具150、250の外周の略半分程度のみを覆う構成をなしており、保護カバー110、210により覆われていない刃具150、250の部分から火花Fが保護カバー110、210外部へ拡散してしまうという問題が生ずる。このため、作業者は火花Fによる汚れや作業後の火花Fの清掃等に気を配りながら作業しなければならなかった。
また、作業中の刃具の位置や被加工部材の加工状態を目視により確認できるように、透明の樹脂からなる保護カバーで刃具の全周を覆った場合には、高熱の火花により保護カバーが溶損する。
そこで、本発明は、火花により溶損せず且つ刃具の位置や被加工部材の加工状態を目視により確認できるグラインダ用保護カバー、グラインダ用保護カバーユニット、及びグラインダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、グラインダ本体と、該グラインダ本体に回転可能に支承され該グラインダ本体から突出する回転軸部と、該回転軸部に該回転軸部と同軸的に装着された円板状の刃具と、を備えるグラインダの該グラインダ本体に支持され、作業領域として一部を露出させながらも該刃具を保護するグラインダ用保護カバーであって、該回転軸部の基部側に位置して該刃具の一面に対向する第一壁部と、該回転軸部の軸方向における一端部が該第一壁部に接続され、該刃具の半径方向における周縁部分に対向すると共に、一部に開口部を有する第二壁部内面を有する第二壁部と、を備え、該第二壁部内面において該刃具の回転方向における該刃具の該作業領域近傍から該開口部近傍までの間には、該刃具の周縁に沿った形状をなすとともに耐火性の材料からなる保護プレートが配置され、該刃具の回転に伴い該作業領域で発生する飛散物を該開口部に誘導可能とするグラインダ用保護カバーを提供している。
刃具の周方向における第二壁部内面の少なくとも一部には、耐火性の材料からなる保護プレートが配置されているため、グラインダ用保護カバーを透視可能な樹脂等の材料で構成した場合であってもグラインダ用保護カバーが溶損することを防止することができる。このため、刃具、及び刃具により加工している被加工部材の部分の、グラインダ用保護カバーを通しての視認性を確保すると共に、刃具により加工している被加工部材の部分から発生する火花がグラインダ用保護カバー外方へ拡散することを防止することができる。
ここで、該保護プレートは、少なくとも該保護プレートに被加工部材が当接していない状態で、該第二壁部の他端縁よりも該第一壁部から離間する方向へ突出していることが好ましい。保護プレートは、少なくとも保護プレートに被加工部材が当接していない状態で、第二壁部の他端縁よりも第一壁部から離間する方向へ突出しているため、被加工部材を加工しているときに、回転軸部の軸方向における第二壁部の一端部に対する他端縁が被加工部材の表面から離間した場合であっても、常に、保護プレートが回転軸部の軸方向における第二壁部の一端部に対する他端縁から被加工部材の方へ突出して、常時被加工部材の表面に追従することができ、保護プレートが被加工部材の表面に接触したままの状態を常時維持することができる。
また、該保護プレートは該回転軸部の軸方向における該第二壁部の他端縁よりも該第一壁部から離間する方向へ突出可能であり、該第一壁部から離間する方向へ該保護プレートを付勢するプレート付勢部材を備えていることが好ましい。
保護プレートは回転軸部の軸方向における第二壁部の他端縁よりも第一壁部から離間する方向へ突出可能であり、第一壁部から離間する方向へ保護プレートを付勢するプレート付勢部材を備えているため、被加工部材を加工しているときに、回転軸部の軸方向における第二壁部の一端部に対する他端縁が被加工部材の表面から離間した場合であっても、保護プレートが回転軸部の軸方向における第二壁部の一端部に対する他端縁から被加工部材の方へ突出して、被加工部材の表面に追従することができ、保護プレートが被加工部材の表面に接触したままの状態を維持することができる。このため第二壁部の他端縁が被加工部材の表面から離間した場合であっても、火花がグラインダ用保護カバー外方へ拡散することを防止することができる。
また、該第一壁部は略板状をなし、該回転軸部の軸方向における該第二壁部の他端縁の少なくとも一部は同一仮想平面上に位置し、該第一壁部の表面は該仮想平面と所定の角度で交差することが好ましい。
該第一壁部は略板状をなし、該回転軸部の軸方向における該第二壁部の他端縁の少なくとも一部は同一仮想平面上に位置し、該第一壁部の表面は該仮想平面と所定の角度で交差するため、回転軸部を傾けた状態で被加工部材の表面の加工を行うことができ、作業効率を高めることができる。
また、該第二壁部内面はカバー内空間を画成し、該第二壁部の内面に対する外面に接続され、該カバー内空間に連通する筒状部材内空間を画成する筒状部材を備え、該筒状部材は耐火性材料からなることが好ましい。
第二壁部内面はカバー内空間を画成し、第二壁部の内面に対する外面に接続され、カバー内空間に連通する筒状部材内空間を画成する筒状部材を備えるため、火花を筒状部材において捕集することができる。更に筒状部材は耐火性材料からなるため、筒状部材が火花により溶損することを防止することができる。
該筒状部材は、該筒状部材の長手方向の略中央部において屈曲していることが好ましい。筒状部材は、筒状部材の長手方向の略中央部において屈曲しているため、筒状部材内に捕集された火花を、筒状部材内において筒状部材の屈曲した部分を越えて移動しにくくすることができる。このため、グラインダの駆動による振動等により、筒状部材内に捕集された火花がカバー内空間に戻ってしまうことを防止することができる。
該筒状部材には、該筒状部材内を閉塞するメッシュプレートが該筒状部材に対して着脱可能に設けられていることが好ましい。筒状部材には、筒状部材内を閉塞するメッシュプレートが筒状部材に対して着脱可能に設けられているため、カバー内空間から筒状部材内空間へ流れてきた空気を、メッシュプレートを通して筒状部材内空間外へ流し出すことができ、空気の流れをスムーズにすることができ、このことにより火花をより多く筒状部材内に捕集することができる。
また、本発明は、グラインダ本体と、該グラインダ本体に回転可能に支承され該グラインダ本体から突出する回転軸部と、該回転軸部に該回転軸部と同軸的に装着された円板状の刃具と、を備えるグラインダの該グラインダ本体に支持され、作業領域として一部を露出させながらも該刃具を保護するグラインダ用保護カバーユニットであって、該回転軸部の基部側に位置して該刃具の一面に対向する第一壁部と、該回転軸部の軸方向における一端部が該第一壁部に接続され、該刃具の半径方向における周縁部分に対向すると共に、一部に開口部を有する第二壁部内面を有する第二壁部と、該第二壁部内面において該刃具の回転方向における該刃具の該作業領域近傍から該開口部近傍までの間に配置されて該刃具の周縁に沿った形状をなすとともに耐火性の材料からなる保護プレートと、を備え、該回転軸部の軸方向における該第二壁部の他端縁の少なくとも一部は同一仮想平面上に位置するグラインダ用保護カバーと、該グラインダ本体に接続されるアダプタと、該アダプタと該グラインダ用保護カバーとの間に介在し、該刃具の一面に対する他面に該仮想平面が接近可能又は離間可能となるように該グラインダ用保護カバーを支持する弾性体とを備え、該刃具の回転に伴い該作業領域で発生する飛散物を該開口部に誘導可能とするグラインダ用保護カバーユニットを提供している。
回転軸部の基部側に位置して刃具の一面に対向する第一壁部と、回転軸部の軸方向における一端部が第一壁部に接続され、刃具の半径方向における周縁部分に対向配置され、刃具の周縁に対向する第二壁部内面を有する第二壁部と、刃具の周方向における第二壁部内面の少なくとも一部に配置され、耐火性の材料からなる保護プレートと、を備え、回転軸部の軸方向における第二壁部の他端縁の少なくとも一部は同一仮想平面上に位置するグラインダ用保護カバーと、グラインダ本体に接続されるアダプタと、アダプタとグラインダ用保護カバーとの間に介在し、刃具の一面に対する他面に仮想平面が接近可能又は離間可能となるようにグラインダ用保護カバーを支持する弾性体とを備えるため、刃具の他面が被加工部材の表面に接触して加工を行っているときに、グラインダ本体の位置が多少変わった場合であっても、第二壁部の他端縁が被加工部材の表面に追従した状態を維持することができる。このため、第二壁部の他端縁と被加工部材の表面とに隙間が生ずることを防止でき、グライダ用保護カバー外方へ火花が拡散することを防止することができる。
また、本発明は、上記グラインダ用保護カバーを備えるか、若しくは上記グラインダ用保護カバーユニットを備えるグラインダを提供している。
以上より本発明は、火花により溶損せず且つ刃具の位置や被加工部材の加工状態を目視により確認できるグラインダ用保護カバー、グラインダ用保護カバーユニット、及びグラインダを提供することができる。
本発明の実施の形態によるグラインダ用保護カバーが装着されたグラインダを示す概略平面図。 本発明の実施の形態によるグラインダ用保護カバー及びグラインダを示す分解部分断面図。 本発明の実施の形態によるグラインダ用保護カバーが装着されたグラインダを示す概略部分断面図。 本発明の実施の形態によるグラインダ用保護カバーの保護プレートを示す斜視図。 本発明の実施の形態によるグラインダ用保護カバーの保護プレートの中央係合部をL字凸部に係合させる様子を示す斜視図。 本発明の実施の形態によるグラインダ用保護カバーの保護プレートのカバー係合部の部分を示す分解側面図。 本発明の実施の形態によるグラインダ用保護カバーの保護プレートがグラインダ用保護カバーから突出している様子を示す分解側面図。 本発明の実施の形態によるグラインダ用保護カバーの筒状部とメッシュプレートとを示す分解側面図。 本発明の実施の形態によるグラインダ用保護カバーに集塵機が装着された変形例を示す概略平面図。 本発明の実施の形態によるグラインダ用保護カバーにダストバックが装着された変形例を示す概略平面図。 従来のグラインダ用保護カバーが装着されたグラインダにより被加工部材を加工している様子を示す概略平面図。 従来のグラインダ用保護カバーが装着されたグラインダにより被加工部材を加工している様子を示す概略側面図。
本発明の実施の形態によるグラインダ及びグラインダ用保護カバーについて図1乃至図8に基づき説明する。グラインダ1は、より具体的にはディスクグラインダであり、図1に示されるように、図示せぬモータやファンを内部に収容固定するハウジング40と、ハウジング40の端部に設けられた砥石たる刃具50とを備えている。ハウジング40はグラインダ本体に相当する。
ここで、説明の便宜上、図1におけるグラインダ1の左方向を前方向と定義し、右方向を後方向と定義し、上方向を右方向と定義し、下方向を左方向と定義する。また、図1の紙面の裏側から表側へと向かう方向を上方向と定義し、紙面の表側から裏側へと向かう方向を下方向と定義する。また、ハウジング40については説明の便宜上概略的に図示している。
ハウジング40の前端部はギヤカバ41を有しており、ギヤカバ41内には図示せぬ歯車機構が設けられている。図示せぬ歯車機構は図示せぬモータの出力軸に駆動連結されている。また、図示せぬ歯車機構は、ハウジング40に回転可能に支承されハウジング40から下方へ突出する回転軸部42に駆動連結されている。
回転軸部42の下端寄りの部分には、刃具50が後述の刃具保持部材43を介して回転軸部42と同軸的な位置関係で固定されている。刃具50は、中央に貫通孔50a(図3)が形成された略円板形状をなしている。より詳細には、刃具50はその軸心位置を軸心とする裁頭円錐形状をなしており、当該軸心は回転軸部42の軸心に一致し、裁頭円錐の頂上側が回転軸部42の先端側たる下側に位置し、底面側が回転軸部42の基部側たる上側に位置している。
刃具50の上面は、略円板状をした刃具保持部材43と同軸的な位置関係で刃具保持部材43に固定されている。刃具保持部材43は、ホイールワッシャ44とホイールナット45とにより上下方向において挟まれた状態で、回転軸部42と同軸的な位置関係で、回転軸部42に固定されている。この構成により、図示せぬモータの出力軸が回転すると、出力軸の回転が図示せぬ歯車機構を介して回転軸部42に伝達され、刃具保持部材43及び刃具50が図1において時計方向へ回転するように構成されている。
また、ハウジング40のギヤカバ41には、板状部材46と、アダプタ47と、グラインダ用保護カバー10とが装着されている。板状部材46は、その上面がギヤカバ41の下端に対向配置されており、その中央部に貫通孔46aが形成され、貫通孔46aを回転軸部42が貫通している。板状部材46の周縁近傍の部分には、後述のネジ17を螺合させるための複数のネジ孔46bが形成されている。
アダプタ47は、その上面が板状部材46の下面に対向配置されており、中央に貫通孔47aが形成され、貫通孔47aを回転軸部42が貫通している。アダプタ47の下面であってアダプタ47の周縁近傍の部分は後述のバネ16の上端が当接するバネ当接部47Aをなしている。アダプタ47はネジ47Bによってギヤカバ41に固定される。
グラインダ保護用カバー10は、略円板形状をなし透明の樹脂製の第一壁部11と、略円筒状をなし透明の樹脂製の第二壁部12とを有している。第一壁部11の中央部には貫通孔11aが形成されており、貫通孔11aを回転軸部42が貫通している。
グラインダ保護用カバー10が図3に示されるようにハウジング40のギヤカバ41に装着されているときに、第一壁部11は、刃具50よりも回転軸部42の基部寄りの位置に配置されており、刃具保持部材43を介して刃具50の上面に対向する。第一壁部11の上面及び下面は回転軸部42の軸方向と直交する。
第一壁部11の上面の周縁部近傍には、後述のネジ17の先端部が係合可能な筒状部11Aが設けられている。また、第一壁部11の上面であって筒状部11Aよりも第一壁部11の半径方向内方の部分には、上方へ突出し、後述のバネ16の内周面により画成される空間内へ挿入されるバネ支持突出部11Bが設けられている。
第二壁部12の外形をなす円筒形状は、円筒の軸方向と90°以外の角度で交差する仮想平面により当該円筒が切断されたような形状をなしており、下端縁12A全体が当該仮想平面上に配置されている。このため、略円板形状をなす第一壁部11の上面及び下面と仮想平面とは5°〜10°程度の角度をなして交差し、平坦面たる被加工部材の表面にグラインダ保護用カバー10を当接させたときには、第二壁部12はその軸方向が5°〜10°程度前方へ傾斜した状態となる。このように回転軸部42を傾けた状態で被加工部材の表面の加工を行うことができるため、作業効率を高めることができる。
第二壁部12の上端部は第一壁部11の周縁部に一体に接続されており、第二壁部12の軸心は回転軸部42と一致した位置関係をなしている。第二壁部12の内面12B全周は刃具50の外周50A全周に対向可能な位置関係をなしている。より詳細には、第二壁部12の内面であって後述の保護プレート48が設けられている部分以外の部分は、刃具50の外周に直接対向している。第二壁部12の内面であって後述の保護プレート48が設けられている部分は、後述の保護プレート48を介して刃具50の外周と対向している。第二壁部12の内面12B及び第一壁部11の下面により囲まれて画成される空間はカバー内空間10aをなす。
左右方向における第二壁部12の端部には、保護プレート係合部13がそれぞれ設けられている。保護プレート係合部13は、第二壁部12の外周面から突出しており、その内部には、カバー内空間10aに連通する係合溝13aが形成されている。係合溝13aには、図6に示されるように、バネ13Aが挿入される。バネ13Aの上端は係合溝13aを画成する保護プレート係合部13の内面上部に当接しており、バネ13Aの下端は、係合溝13aに挿入される後述の保護プレート48のカバー係合部48Aが当接している。係合溝13a内には、更に後述のカバー係合部48Aの下端に当接してカバー係合部48Aが係合溝13aから外れることを防止する外れ止め部材13Bが挿入されている。バネ13Aはプレート付勢部材に相当する。
第二壁部12の前部の一部であって第一壁部11に接続されている部分の内面には、一対のL字凸部13C、13Cが回転軸部42の方向へ平行に突出して設けられている。図5に示すように、L字凸部13C、13Cの先端部分は上方へ折れ曲がっている。一対のL字凸部13C、13Cの間には、後述の保護プレート48の中央係合部48Bの上方延出部48Cを配置可能であり、L字凸部13C、13CのL字に折れ曲がった内側の面上には、一対のL字凸部13C、13C間に後述の保護プレート48の中央係合部48Bの上方延出部48Cを配置した状態で、図5に示されるように、後述の保護プレート48の中央係合部48Bの左右方向延出部48Dを載置可能である。
第二壁部12の前部の内面に対向する部分には保護プレート48が設けられている。保護プレート48は耐火性を有する厚さが1mm〜2mm程度の金属製であり、図4等に示されるように、細長い略長方形状をなす板状の金属プレートが湾曲させられて全体として半円の円弧状とされている。保護プレート48の長手方向の両端部にはカバー係合部48Aがそれぞれ設けられている。カバー係合部48Aは、保護プレート48の長手方向の両端部の上部から長方形状の板状をなして互いに離間するように突出しており、保護プレート係合部13の係合溝13aにそれぞれ係合している。
保護プレート48の長手方向の中央部の上部には、上方へ突出する中央係合部48Bが設けられている。中央係合部48Bは、上方へ延びる上方延出部48Cと、上方延出部48Cの最上部から左右方向へ延びる左右方向延出部48Dとを有して略T字状をなしている。上方延出部48Cは一対のL字凸部13C、13Cの間に配置され、当該L字凸部13C、13Cの間において上下方向へ案内される。
保護プレート48のカバー係合部48Aは、係合溝13a内においてバネ13Aにより付勢されており、この状態で保護プレート48のカバー係合部48Aが係合溝13a内において上下方向へ移動可能である。また、中央係合部48Bの上方延出部48CがL字凸部13C、13Cの間において上下方向へ案内される。このことにより、保護プレート48がグラインダ保護用カバー10に対して上下可能にグラインダ保護用カバー10に支持されている。
保護プレート48が被加工部材の表面に当接していない初期状態では、保護プレート48は最も下方に位置し、第二壁部12の下端縁12Aよりも下方へ突出した状態となっている。このとき、バネ13Aが最も延びた状態となっている。また、このとき係合溝13a内においてカバー係合部48Aが外れ止め部材13Bに当接した状態なり、且つ、L字凸部13C、13CのL字に折れ曲がった内側の面上に保護プレート48の中央係合部48Bの左右方向延出部48Dが載置された状態となっている。
保護プレート48の下端を被加工部材の表面に当接させ、ハウジング40を被加工部材の表面に接近させてゆくと、保護プレート48がグラインダ保護用カバー10に対して上へ移動してゆきバネ13Aが縮む。係合溝13a内においてバネ13Aが最も縮んだ状態となったときに保護プレート48はグラインダ保護用カバー10に対して最も上に位置し、保護プレート48が第二壁部12の下端から突出していない状態となる。
このように、保護プレート48は第二壁部12の下端から突出可能であり、更に初期状態で保護プレート48が第二壁部12の下端から突出した状態となっているため、被加工部材を加工しているときに、図7に示すように、第二壁部12の下端縁12Aが被加工部材の表面から離間した場合であっても、常に保護プレート48が被加工部材の表面に追従することができ、保護プレート48が被加工部材の表面に接触したままの状態を常時維持することができる。このため第二壁部12の下端縁12Aが被加工部材の表面から離間した場合であっても、火花がグラインダ用保護カバー10外方へ拡散することを常時防止することができる。
グラインダ用保護カバー10には、円筒状のダクト部14が第二壁部12と一体で設けられている。ダクト部14は図1に示されるように、第二壁部12の右部分から第二壁部12の接線方向であって後方へ延出している。ダクト部14が設けられている第二壁部12の部分には図示せぬ貫通孔が形成されており、ダクト部14内空間とカバー内空間10aとは連通している。
ダクト部14の延出端部には耐火性を有する金属製の筒状部材15がダクト部14に対して着脱可能に接続されている。筒状部材15は、図3に示すように、その長手方向における中央部において後方へ向かって下方へ屈曲している。ダクト部14の他端近傍の部分には、図8に示すようにスリット15が形成されている。スリット15aには、円板形状をなし耐火性を有する金属製のメッシュプレート15Aを挿入可能である。メッシュプレート15Aを挿入することにより、メッシュプレート15Aを通して筒状部材15内空間と筒状部材15の外部との間で空気が流れることができる状態で、該筒状部材15内を閉塞することができる。また、メッシュプレート15Aを外すことにより、筒状部材15内において一端から他端に至るまでダクト部14内空間が連通するように構成されている。
グラインダ用保護カバー10とアダプタ47との間には、図2に示すようにバネ16が設けられている。バネ16はバネ支持突出部11Bを環装するように配置されている。バネ16の下端は第一壁部11の上面に当接し、上端はアダプタ47のバネ当接部47Aに当接している。また、板状部材46とグラインダ用保護カバー10とにはネジ17が介在している。ネジ17の頭部近傍部は板状部材46のネジ孔46bに螺合しており、ネジ17の先端部分は第一壁部11の筒状部11A内の空間に挿入可能である。ネジ17の先端部分が筒状部11A内の空間に挿入され、筒状部11Aの底部に当接したときに、グラインダ用保護カバー10がハウジング40に最も接近した位置関係となる。ネジ17の先端部分が筒状部11A内の空間から脱することで、バネ16の弾性力により該刃具50の下面に該仮想平面が接近可能又は離間可能となる。バネ16は弾性体に相当する。
グラインダ1の刃具50により被加工部材の表面を加工する際には、先ずグラインダ用保護カバー10から下方へ突出している保護プレート48を、バネ13Aの付勢力に抗して被加工部材の表面に押し当て、第二壁部12の下端縁12A全体が被加工部材の表面に当接するまで押圧する。このように当接した状態で更に刃具50を被加工部材の表面に当接するようにハウジング40を被加工部材の表面に接近するように押圧し、刃具50の下面の前部を被加工部材の表面に面で当接させて加工する。
このとき刃具50は、回転軸部42を回転軸として図1において時計方向へ回転しており、刃具50の前部と被加工部材の表面との当接により生じた火花は刃具50の前部の接線方向、即ち、刃具50の前部であって右方向へ向かって飛散する。
しかし、保護プレート48が設けられているため、グラインダ用保護カバー10を透視可能な樹脂製としてもグラインダ用保護カバー10が溶損することを防止することができる。このため、刃具50、及び刃具50により加工している被加工部材の部分の、グラインダ用保護カバー10を通しての視認性を確保すると共に、刃具50により加工している被加工部材の部分から発生する火花がグラインダ用保護カバー10外方へ拡散することを防止することができる。
また、筒状部材15を備えるため、火花を筒状部材15において捕集することができる。更に筒状部材15は耐火性の金属製であるため、筒状部材15が火花により溶損することを防止することができる。
また筒状部材15は、筒状部材15の長手方向の略中央部において屈曲しているため、筒状部材15内に捕集された火花を、筒状部材15内において筒状部材15の屈曲した部分を越えて移動しにくくすることができる。このため、グラインダ1の駆動による振動等により、筒状部材15内に捕集された火花がカバー内空間10aに戻ってしまうことを防止することができる。
また、筒状部材15には、筒状部材15内を閉塞するメッシュプレート15Aが筒状部材15に対して着脱可能に設けられているため、カバー内空間10aから筒状部材15内空間へ流れてきた空気を、メッシュプレート15Aを通して筒状部材15内空間外へ流し出すことができ、空気の流れをスムーズにすることができ、このことにより火花をより多く筒状部材15内に捕集することができる。
また、グラインダ用保護カバー10はバネ16が介在してアダプタ47を介してハウジング40に接続されているため、刃具50の他面が被加工部材の表面に接触して加工を行っているときに、ハウジング40の位置が多少変わった場合であっても、第二壁部12の下端縁12Aが被加工部材の表面に追従した状態を維持することができる。このため、第二壁部12の下端縁12Aと被加工部材の表面とに隙間が生ずることを防止でき、グライダ用保護カバー外方へ火花が拡散することを防止することができる。
本発明のグラインダ用保護カバー、グラインダ用保護カバーユニット、及びグラインダは、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態では、ダクト部14に筒状部材15を接続したが、筒状部材15に限定されない。例えば、火花が発生しない被加工部材を加工する際には、図9に示されるように、集塵機1015のホース1015Aを接続してもよく、また、図10に示されるように、ダストバック2015を接続してもよい。
また、グラインダ用保護カバー10とバネ16とネジ17とアダプタ47とを、グラインダ用保護カバーユニットとしてもよい。
本発明のグラインダ用保護カバー、グラインダ用保護カバーユニット、及びグラインダは、刃具が被加工部材に接触して火花が生ずるグラインダの分野において特に有用である。
1・・・グラインダ 10・・・グラインダ用保護カバー 10a・・・カバー内空間 11・・・第一壁部 12・・・第二壁部 12A・・・下端縁 12B・・・内面 13A、16・・・バネ 15・・・筒状部材 15A・・・メッシュプレート 40・・・ハウジング 41・・・ギヤカバ 42・・・回転軸部 47・・・アダプタ 48・・・保護プレート 50・・・刃具 50A・・・外周

Claims (9)

  1. グラインダ本体と、該グラインダ本体に回転可能に支承され該グラインダ本体から突出する回転軸部と、該回転軸部に該回転軸部と同軸的に装着された円板状の刃具と、を備えるグラインダの該グラインダ本体に支持され、作業領域として一部を露出させながらも該刃具を保護するグラインダ用保護カバーであって、
    該回転軸部の基部側に位置して該刃具の一面に対向する第一壁部と、
    該回転軸部の軸方向における一端部が該第一壁部に接続され、該刃具の半径方向における周縁部分に対向すると共に、一部に開口部を有する第二壁部内面を有する第二壁部と、を備え、
    該第二壁部内面において該刃具の回転方向における該刃具の該作業領域近傍から該開口部近傍までの間には、該刃具の周縁に沿った形状をなすとともに耐火性の材料からなる保護プレートが配置され
    該刃具の回転に伴い該作業領域で発生する飛散物を該開口部に誘導可能とすることを特徴とするグラインダ用保護カバー。
  2. 該保護プレートは、少なくとも該保護プレートに被加工部材が当接していない状態で、該第二壁部の他端縁よりも該第一壁部から離間する方向へ突出していることを特徴とする請求項1記載のグラインダ用保護カバー。
  3. 該保護プレートは該回転軸部の軸方向における該第二壁部の他端縁よりも該第一壁部から離間する方向へ突出可能であり、
    該第一壁部から離間する方向へ該保護プレートを付勢するプレート付勢部材を備えていることを特徴とする請求項1記載のグラインダ用保護カバー。
  4. 該第一壁部は略板状をなし、
    該回転軸部の軸方向における該第二壁部の他端縁の少なくとも一部は同一仮想平面上に位置し、
    該第一壁部の表面は該仮想平面と所定の角度で交差することを特徴とする請求項1記載のグラインダ用保護カバー。
  5. 該第二壁部内面はカバー内空間を画成し、
    該第二壁部の内面に対する外面に接続され、該カバー内空間に連通する筒状部材内空間を画成する筒状部材を備え、
    該筒状部材は耐火性材料からなることを特徴とする請求項1記載のグラインダ用保護カバー。
  6. 該筒状部材は、該筒状部材の長手方向の略中央部において屈曲していることを特徴とする請求項5記載のグラインダ用保護カバー。
  7. 該筒状部材には、該筒状部材内を閉塞するメッシュプレートが該筒状部材に対して着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項6記載のグラインダ用保護カバー。
  8. グラインダ本体と、該グラインダ本体に回転可能に支承され該グラインダ本体から突出する回転軸部と、該回転軸部に該回転軸部と同軸的に装着された円板状の刃具と、を備えるグラインダの該グラインダ本体に支持され、作業領域として一部を露出させながらも該刃具を保護するグラインダ用保護カバーユニットであって、
    該回転軸部の基部側に位置して該刃具の一面に対向する第一壁部と、該回転軸部の軸方向における一端部が該第一壁部に接続され、該刃具の半径方向における周縁部分に対向すると共に、一部に開口部を有する第二壁部内面を有する第二壁部と、該第二壁部内面において該刃具の回転方向における該刃具の該作業領域近傍から該開口部近傍までの間に配置されて該刃具の周縁に沿った形状をなすとともに耐火性の材料からなる保護プレートと、を備え、該回転軸部の軸方向における該第二壁部の他端縁の少なくとも一部は同一仮想平面上に位置するグラインダ用保護カバーと、
    該グラインダ本体に接続されるアダプタと、
    該アダプタと該グラインダ用保護カバーとの間に介在し、該刃具の一面に対する他面に該仮想平面が接近可能又は離間可能となるように該グラインダ用保護カバーを支持する弾性体とを備え
    該刃具の回転に伴い該作業領域で発生する飛散物を該開口部に誘導可能とすることを特徴とするグラインダ用保護カバーユニット。
  9. 請求項1乃至請求項7のいずれか一に記載のグラインダ用保護カバーを備えるか、若しくは請求項8記載のグラインダ用保護カバーユニットを備えることを特徴とするグラインダ。
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