JP5493648B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、一般家庭のキッチンなどに用いられる誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は、調理容器を置く天板と、調理容器を誘導加熱するための加熱コイルと、加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、天板に載置された調理容器の材質を判別する材質判別手段とを備え、材質判別手段によりインバータ回路に流れる入力電流と加熱コイルに流れる加熱コイル電流の関係から調理容器の材質をアルミニウム、非磁性ステンレス、磁性ステンレス、鉄とに判別し、材質に応じて調理容器内の温度を制御する制御温度を補正することで材質に依存することなく高精度に調理容器内の温度を所定温度に維持していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−078993号公報
しかしながら、前記従来の構成では、調理容器の材質が磁性ステンレスと鉄とにおいて入力電流と加熱コイル電流の関係が酷似しているため、調理容器の材質の磁性ステンレスと鉄とを判別することが困難であった。従って温度調整の精度が求められる揚げ物調理において、磁性ステンレスと鉄の判別が困難であるため特定の材質の調理容器でしか適切な温度で調理を行うことができないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、調理容器の材質が磁性ステンレスや鉄であっても適切に判別し、温度調整の精度が求められる揚げ物調理においても材質に依存することなく高精度に調理容器内の温度を所定の温度に制御可能な誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルと直列に接続され、前記加熱コイルと共振回路を形成する共振コンデンサと、直流電源間に直列に接続された高電位側の第1スイッチング素子および、低電位側の第2スイッチング素子とを備え、前記共振回路の一端が前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点に接続され他端が前記直流電源の低電位側または高電位側に接続されたインバータ回路と、前記調理容器底面から放射される赤外線を検知する赤外線センサと、前記第1および第2スイッチング素子を一定周波数で排他的に交互に導通させ前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子のオン時間とオフ時間の比率によって出力を制御するとともに前記赤外線センサから得られる温度が所定の制御温度となるように出力を制御する制御手段と、前記加熱コイルに流れる加熱コイル電流が所定の加熱コイル電流値であるとき入力電流の大きさが所定値以上であれば前記調理容器の材質を磁性体と判別し、前記入力電流の大きさが前記所定値未満であれば非磁性体と判別する第1材質判別手段とを備え、前記制御手段は、前記調理容器の材質を磁性ステンレス、鉄または中間材質のいずれかであることを判別する第2材質判別手段をさらに有し、前記第1材質判別手段が磁性体と判別した場合に赤外線センサ出力補正モードに移行し、前記赤外線センサ出力補正モードにおいて、前記第2材質判別手段は、加熱出力を所定の値とした場合における前記スイッチング素子のオン時間と前記加熱コイル電流の大きさの組み合わせにおいて、前記加熱コイル電流が第2加熱コイル電流値より小さい各第1加熱コイル電流値に対応する各前記オン時間が第1オン時間以上の予め決定した領域2内であれば前記材質を磁性ステンレスと判別し、前記第1オン時間よりも短い第2オン時間未満の予め決定した領域1内であれば前記材質を鉄と判別し、前記第2オン時間以上かつ前記第1オン時間未満の予め決定した領域3内であれば前記材質を中間材質と判別するとともに、前記第2材質判別手段が前記材質を磁性ステンレスと判別すると前記材質を鉄と判別した時の前記制御温度である第1制御温度よりも低い第2制御温度に設定し、前記第2材質判別手段が前記材質を中間材質と判別すると前記第1制御温度と前記第2制御温度の中間である第3制御温度に設定するとしたものである。
これによって、調理容器の材質を磁性ステンレス、鉄および中間材質においても適切に判別することができ、材質に依存することなく高精度に調理容器内の温度を所定の温度に制御することが可能となる。
本発明の誘導加熱調理器は、第2材質判別手段を設けることにより調理容器の材質を磁性ステンレス、鉄および中間材質においても適切に判別することができ、材質に依存することなく高精度に調理容器内の温度を所定の温度に制御することができる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器のブロック図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器のインバータ回路の接続図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の第1材質判別手段を説明する図 (a)本発明の実施の形態1〜5における誘導加熱調理器の第2材質判別手段を説明する図(b)本発明の実施の形態1〜5における誘導加熱調理器の第2材質判別手段を説明する図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の調理容器の材質による温度設定値を説明する図 本発明の実施の形態6における誘導加熱調理器のインバータ回路の接続図
第1の発明は、調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルと直列に接続され、前記加熱コイルと共振回路を形成する共振コンデンサと、直流電源間に直列に接続された高電位側の第1スイッチング素子および、低電位側の第2スイッチング素子とを備え、前記共振回路の一端が前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点に接続され他端が前記直流電源の低電位側または高電位側に接続されたインバータ回路と、前記調理容器底面から放射される赤外線を検知する赤外線センサと、前記第1および第2スイッチング素子を一定周波数で排他的に交互に導通させ前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子のオン時間とオフ時間の比率によって出力を制御するとともに前記赤外線センサから得られる温度が所定の制御温度となるように出力を制御する制御手段と、前記加熱コイルに流れる加熱コイル電流が所定の加熱コイル電流値であるとき入力電流の大きさが所定値以上であれば前記調理容器の材質を磁性体と判別し、前記入力電流の大きさが前記所定値未満であれば非磁性体と判別する第1材質判別手段とを備え、前記制御手段は、前記調理容器の材質を磁性ステンレス、鉄または中間材質のいずれかであることを判別する第2材質判別手段をさらに有し、前記第1材質判別手段が磁性体と判別した場合に赤外線センサ出力補正モードに移行し、前記赤外線センサ出力補正モードにおいて、前記第2材質判別手段は、加熱出力を所定の値とした場合における前記スイッチング素子のオン時間と前記加熱コイル電流の大きさの組み合わせにおいて、前記加熱コイル電流が第2加熱コイル電流値より小さい各第1加熱コイル電流値に対応する各前記オン時間が第1オン時間以上の予め決定した領域2内であれば前記材質を磁性ステンレスと判別し、前記第1オン時間よりも短い第2オン時間未満の予め決定した領域1内であれば前記材質を鉄と判別し、前記第2オン時間以上かつ前記第1オン時間未満の予め決定した領域3内であれば前記材質を中間材質と判別するとともに、前記第2材質判別手段が前記材質を磁性ステンレスと判別すると前記材質を鉄と判別した時の前記制御温度である第1制御温度よりも低い第2制御温度に設定し、前記第2材質判別手段が前記材質を中間材質と判別すると前記第1制御温度と前記第2制御温度の中間である第3制御温度に設定するとしたことにより、調理容器の材質を磁性ステンレス、鉄および中間材質においても適切に判別することができ、材質に依存することなく高精度に調理容器内の温度を所定の温度に制御することが可能となる。
第2の発明は、特に、第1の発明の前記第2材質判別手段は、加熱出力を所定の値とした場合における前記スイッチング素子のオン時間と前記加熱コイル電流の大きさの組み合わせにおいて、前記加熱コイル電流が前記第2加熱コイル電流値以上かつ前記第2加熱コイル電流値よりも大きい第3加熱コイル電流値未満であるとともに第4加熱コイル電流値が前記第3加熱コイル電流値よりも大きいとき各前記加熱コイル電流に対応する各前記オン時間が前記第2オン時間よりも短い第3オン時間未満の予め決定した領域3内であれば材質を中間材質と判別するとしたことにより、前記加熱コイル電流が前記第2加熱コイル電流値以上かつ前記第3加熱コイル電流値未満の場合において材質に依存することなく高精度に調理容器内の温度を所定の温度に制御することが可能となる。
第3の発明は、特に、第2の発明の前記第2材質判別手段は、加熱出力を所定の値とした場合における前記スイッチング素子のオン時間と前記加熱コイル電流の大きさの組み合わせにおいて、前記加熱コイル電流が前記第3加熱コイル電流値以上かつ前記第4加熱コイル電流値未満であるとき前記加熱コイル電流値に対応する各前記オン時間が第4オン時間以上の予め決定した領域2内であれば材質を磁性ステンレスと判別し、前記第4オン時間未満の予め決定した領域3内であれば前記材質を中間材質と判別するとしたことにより、前記加熱コイル電流が前記第3加熱コイル電流値以上かつ前記第4加熱コイル電流値未満の場合において材質に依存することなく高精度に調理容器内の温度を所定の温度に制御することが可能となる。
第4の発明は、特に、第1の発明の前記第2材質判別手段は、加熱出力を所定の値とした場合における前記スイッチング素子のオン時間と前記加熱コイル電流の大きさの組み合わせにおいて、前記加熱コイル電流が前記第2加熱コイル電流値以上かつ前記第2加熱コイル電流値よりも大きい第3加熱コイル電流値未満であるとともに第4加熱コイル電流値が前記第2加熱コイル電流値以上かつ前記第3加熱コイル電流値未満であるとき各前記加熱コイル電流に対応する各前記オン時間が第3オン時間よりも短い第5オン時間未満の予め決定した領域2内であれば材質を磁性ステンレスと判別するとしたことにより、前記加熱コイル電流が前記第2加熱コイル電流値以上かつ前記第3加熱コイル電流値未満の場合において材質に依存することなく高精度に調理容器内の温度を所定の温度に制御することが可能となる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の前記第2材質判別手段は、加熱出力を所定の値とした場合における前記スイッチング素子のオン時間と前記加熱コイル電流の大きさの組み合わせにおいて、前記加熱コイル電流が前記第4加熱コイル電流値よりも大きい第5加熱コイル電流値以上のとき材質を磁性ステンレスと判別するとしたことにより、前記加熱コイル電流が前記第5加熱コイル電流値以上の場合において材質に依存することなく高精度に調理容器内の温度を所定の温度に制御することが可能となる。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか1つの発明の前記インバータ回路は、前記直流電源間に直列に接続された高電位側の第3スイッチング素子び低電位側の第4スイッチング素子を備え、共振回路の他端が前記直流電源の低電位側または高電位側に接続された構成とすることに代え、前記第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子との接続点に接続され、制御手段は前記第1スイッチング素子及び前記第4スイッチング素子と前記第2スイッチング素子及び前記第3スイッチング素子を排他的に交互に導通させるとともに、前記第1スイッチング素子前記第4スイッチング素子が同時に導通し前記第2スイッチング素子び第3スイッチング素子が同時に導通するとしたことにより、インバータ回路の構成に依存することなく調理容器の材質を判別することができ高精度に調理容器内の温度を所定の温度に制御することが可能となる。
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明において、前記第2材質判別手段は、前記加熱コイルと共振回路を形成する前記共振コンデンサに加わる電圧もしくは電流の大きさ又は前記第1スイッチング素子もしくは前記第2スイッチング素子に流れる電流の大きさを測定することにより、前記加熱コイル電流の大きさを測定し、材質を判別するとしたことにより、加熱コイル電流との関係から加熱コイル電流に代わり調理容器の材質判別を行うことが可能となる。
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか1つの発明において、前記調理容器内に収容した油の油温を所定の制御温度に制御するための制御モードである揚げ物モードと、前記調理容器を加熱する加熱モードとを有し、前記揚げ物モードにおいては前記赤外線センサ出力補正モードに移行し、前記加熱モードにおいては前記赤外線センサ出力補正モードに移行することを禁止するとしたことにより、調理の方法によって高精度な温度調整が必要な場合のみ磁性体の調理容器の材質を判別することが可能となる。
第9の発明は、特に、第1〜8のいずれか1つの発明の前記制御手段前記赤外線センサ出力補正モードへ移行後、前記オン時間と前記加熱コイル電流の関係がほぼ安定する所定の時間経過後に前記第2材質判別手段が判別を行うとしたことにより、調理容器の材質を安定して判別することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器のブロック図、図2は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器のインバータ回路の接続図、図3は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の第1材質判別手段を説明する図、図4(a)は本発明の第1〜5の実施の形態における誘導加熱調理器の第2材質判別手段を説明する図(b)は本発明の第1〜5の実施の形態における誘導加熱調理器の第2材質判別手段を説明する図、図5は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の調理容器の材質による温度設定値を説明する図である。
図1、図2において、調理容器1を載置するための天板2と、天板2の下方に設けられ調理容器1を誘導加熱する加熱コイル3と、加熱コイル3と直列に接続された共振コンデンサ4からなる共振回路5と、直流電源6間に直列に接続された高電位側の第1スイッチング素子7aおよび、低電位側の第2スイッチング素子7bとを備え、共振回路5の一端が第1スイッチング素子7aと第2スイッチング素子7bとの接続点に接続され他端が直流電源6の低電位側または高電位側に接続されたインバータ回路8と、調理容器1底面から放射される赤外線を検知する赤外線センサ9と、第1スイッチング素子7aおよび第2スイッチング素子7bを一定周波数で排他的に交互に導通させ第1スイッチング素子7aと第2スイッチング素子7bのオン時間とオフ時間の比率によって出力を制御するとともに赤外線センサ9から得られる温度が所定の制御温度となるように出力を制御する制御手段10と、加熱コイル3に流れる加熱コイル電流ILが所定の加熱コイル電流値であるときインバータ回路の入力電流Iinの大きさが所定値以上であれば調理容器1の材質を磁性体と判別し、インバータ回路の入力電流Iinの大きさが所定値未満であれば非磁性体と判別する第1材質判別手段11と、調理容器1の材質を磁性体と判別した場合において、加熱コイル電流ILとスイッチング素子のオン時間Tonに対して調理容器1の材質を磁性ステンレス、鉄または中間材質のいずれかであることを判別する第2材質判別手段12とを備えて構成している。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
図3において、第1材質判別手段11は、加熱を開始してから調理容器1の材質を磁性体か非磁性体かを判別するためインバータ回路の入力電流Iinの大きさと加熱コイル電流ILの大きさを比較して、所定の加熱コイル電流ILであるときインバータ回路の入力電流Iinが所定値以上であれば調理容器1の材質を磁性体と判別し、入力電流Iinが所定値未満であれば材質を非磁性体と判別する。
第1材質判別手段11が磁性体と判別した場合に赤外線センサ出力補正モードに移行し、赤外線センサ出力補正モードにおいて、第2材質判別手段12は、調理容器1の材質を磁性ステンレス、鉄または中間材質とに判別する。
磁性体の中でも鉄と磁性ステンレスとでは抵抗率が異なり、一般的に鉄の方が抵抗率は小さくなるため、調理容器1の材質が鉄の場合は、磁性ステンレスの場合と比べて火力が入りやすく、スイッチング素子のオン時間Tonも磁性ステンレスの場合よりも短くなる。
第2材質判別手段12では前記のことに注目し、加熱コイル電流ILが図4(a)に示す第1加熱コイル電流値であるとき、スイッチング素子のオン時間Tonが領域の境界の直線4B上にある第1オン時間以上であれば調理容器1の材質を磁性ステンレスと判別(領域2)し、第1オン時間よりも短い領域の境界の直線4E上にある第2オン時間未満であれば材質を鉄と判別(領域1)し、第2オン時間以上かつ第1オン時間未満であれば材質を中間材質と判別(領域3)する。
第2材質判別手段が材質を磁性ステンレスと判別(領域2)すると図5に示すように材質を鉄と判別した時の制御温度である第1制御温度よりも低い第2制御温度に設定し、第2材質判別手段が材質を中間材質と判別(領域3)すると第1制御温度と第2制御温度の中間である第3制御温度に設定する。
以上のように、本実施の形態においては、調理容器1の材質を磁性ステンレス、鉄および中間材質においても適切に判別することができ、材質に依存することなく高精度に調理容器1内の温度を所定の温度に制御することが可能となる。
(実施の形態2)
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。実施の形態1と同一部分は説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
実施の形態1との相違点は、図4(a)に示す加熱コイル電流ILが第1加熱コイル電流値よりも大きい第2加熱コイル電流値以上かつ第2加熱コイル電流値よりも大きい第3加熱コイル電流値未満であるとともに第4加熱コイル電流値が第3加熱コイル電流値よりも大きいとき第2オン時間よりも短い領域の境界の直線4D上にある第3オン時間未満であれば材質を中間材質と判別する構成とした点である。
以上のように、本実施の形態においては、加熱コイル電流ILが第2加熱コイル電流値以上かつ第3加熱コイル電流値未満の場合において調理容器1の材質に依存することなく高精度に調理容器1内の温度を所定の温度に制御することが可能となる。
(実施の形態3)
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。実施の形態2と同一部分は説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
実施の形態2との相違点は、図4(a)に示す加熱コイル電流ILが第3加熱コイル電流値以上かつ第4加熱コイル電流値未満であるとき、前記加熱コイル電流値に対応する領域の境界の直線4C上にある第4オン時間以上であれば調理容器1の材質を磁性ステンレスと判別し、第4オン時間未満であれば材質を中間材質と判別する構成とした点である。
以上のように、本実施の形態においては、加熱コイル電流ILが第3加熱コイル電流値以上かつ第4加熱コイル電流値未満の場合において調理容器1の材質に依存することなく高精度に調理容器1内の温度を所定の温度に制御することが可能となる。
(実施の形態4)
次に本発明の第4の実施の形態について説明する。実施の形態1と同一部分は説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
実施の形態1との相違点は、図4(b)に示す加熱コイル電流ILが第2加熱コイル電流値以上かつ第3加熱コイル電流値未満であるとともに第4加熱コイル電流値が第2加熱コイル電流値以上かつ第3加熱コイル電流値未満であるとき第3オン時間よりも短い領域の境界の直線4A上にある第5オン時間未満であれば調理容器1の材質を磁性ステンレスと判別する構成とした点である。
以上のように、本実施の形態においては、加熱コイル電流ILが第2加熱コイル電流値以上かつ第3加熱コイル電流値未満の場合において調理容器1の材質に依存することなく高精度に調理容器1内の温度を所定の温度に制御することが可能となる。
(実施の形態5)
次に本発明の第5の実施の形態について説明する。実施の形態1と同一部分は説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
実施の形態1との相違点は、図4(a)、(b)に示す加熱コイル電流ILが第4加熱コイル電流値よりも大きい第5加熱コイル電流値以上のとき材質を磁性ステンレスと判別する構成とした点である。
以上のように、本実施の形態においては、加熱コイル電流ILが第4加熱コイル電流値以上の場合において調理容器1の材質に依存することなく高精度に調理容器1内の温度を所定の温度に制御することが可能となる。
(実施の形態6)
以下、本発明の第6の実施の形態における誘導加熱調理器について図面を参照しながら説明する。
図6は本発明の第6の実施の形態における誘導加熱調理器のインバータ回路の接続図を示すものである。なお、実施の形態1と同一部分は説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
実施の形態1との相違点は、インバータ回路8が、直流電源6間に直列に接続された高電位側の第3スイッチング素子7cおよび低電位側の第4スイッチング素子7dとを備え、共振回路5の他端が直流電源6の低電位側または高電位側に接続された構成とすることに代え、第3スイッチング素子7cと第4スイッチング素子7dとの接続点に接続され、制御手段10は第1スイッチング素子7aおよび第4スイッチング素子7dとが同時に導通し第2スイッチング素子7bおよび第3スイッチング素子7cとが同時に導通する構成とした点である。
このことにより、4素子の場合でも実施の形態1と同様に、第1と第4スイッチング素子7a、7dおよび第2と第3スイッチング素子7b、7cを一定周波数で排他的に交互に導通させ第1と第4スイッチング素子7a、7dと第2と第3スイッチング素子7b、7cのオン時間とオフ時間の比率によって、出力を制御することができる。
以上のように、本実施の形態においては、インバータ回路8の構成に依存することなく調理容器1の材質を判別することができ高精度に調理容器1内の温度を所定の温度に制御することが可能となる。
(実施の形態7)
次に本発明の第7の実施の形態について説明する。実施の形態1と同一部分は説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
実施の形態1との相違点は、加熱コイル電流ILの大きさを加熱コイル3と共振回路5を形成する共振コンデンサ4に加わる電圧もしくは電流の大きさ又は第1スイッチング素子7aもしくは第2スイッチング素子7bに流れる電流の大きさを測定することにより材質を判別する構成とした点である。
以上のように、本実施の形態においては、加熱コイル電流ILと各測定値との電気的な関係から加熱コイル電流に代わり調理容器1の材質判別を行うことが可能となる。
尚、実施の形態6のインバータ回路の場合も同等の関係が成立し、同様に可能となる。
(実施の形態8)
次に本発明の第8の実施の形態について説明する。実施の形態1と同一部分は説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
実施の形態1との相違点は、調理容器1内の温度を所定の制御温度に制御するための制御モードである揚げ物モードと調理容器を加熱する加熱モードを有し、加熱モードにおいては揚げ物モードの時のような精密な温度制御を必要としないので赤外線センサ出力補正モードに移行することを禁止する構成とした点である。
以上のように、本実施の形態において、調理の方法によって高精度な温度調整が必要な場合のみ磁性体の調理容器の材質を判別することが可能となる。
(実施の形態9)
次に本発明の第9の実施の形態について説明する。実施の形態1と同一部分は説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
実施の形態1との相違点は、制御手段10が、赤外線センサ出力補正モードへ移行後、直後はオン時間Tonと加熱コイル電流ILの値が定まっていないため、誤判別を防ぐことを目的として、オン時間Tonと加熱コイル電流ILの関係がほぼ安定する所定の時間、例えば30秒、経過後に第2の材質判別手段12が判別を行う構成とした点である。
以上のように、本実施の形態においては、調理容器1の材質を安定して判別することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、調理容器1の材質を磁性ステンレス、鉄および中間材質においても適切に判別することができ、材質に依存することなく高精度に調理容器1内の温度を所定の温度に制御することが可能となるので、高精度に調理容器1内の温度を所定温度に維持することが必要な誘導加熱調理器等の用途に有効である。
1 調理容器
3 加熱コイル
4 共振コンデンサ
5 共振回路
6 直流電源
7a 第1スイッチング素子
7b 第2スイッチング素子
7c 第3スイッチング素子
7d 第4スイッチング素子
8 インバータ回路
9 赤外線センサ
10 制御手段
11 第1材質判別手段
12 第2材質判別手段

Claims (9)

  1. 調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルと直列に接続され、前記加熱コイルと共振回路を形成する共振コンデンサと、直流電源間に直列に接続された高電位側の第1スイッチング素子および、低電位側の第2スイッチング素子とを備え、前記共振回路の一端が前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点に接続され他端が前記直流電源の低電位側または高電位側に接続されたインバータ回路と、前記調理容器底面から放射される赤外線を検知する赤外線センサと、前記第1および第2スイッチング素子を一定周波数で排他的に交互に導通させ前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子のオン時間とオフ時間の比率によって出力を制御するとともに前記赤外線センサから得られる温度が所定の制御温度となるように出力を制御する制御手段と、
    前記加熱コイルに流れる加熱コイル電流が所定の加熱コイル電流値であるとき入力電流の大きさが所定値以上であれば前記調理容器の材質を磁性体と判別し、前記入力電流の大きさが前記所定値未満であれば非磁性体と判別する第1材質判別手段とを備え、
    前記制御手段は、前記調理容器の材質を磁性ステンレス、鉄または中間材質のいずれかであることを判別する第2材質判別手段をさらに有し、
    前記第1材質判別手段が磁性体と判別した場合に赤外線センサ出力補正モードに移行し、前記赤外線センサ出力補正モードにおいて、
    前記第2材質判別手段は、加熱出力を所定の値とした場合における前記スイッチング素子のオン時間と前記加熱コイル電流の大きさの組み合わせにおいて、
    前記加熱コイル電流が第2加熱コイル電流値より小さい各第1加熱コイル電流値に対応する各前記オン時間が第1オン時間以上の予め決定した領域2内であれば前記材質を磁性ステンレスと判別し、前記第1オン時間よりも短い第2オン時間未満の予め決定した領域1内であれば前記材質を鉄と判別し、前記第2オン時間以上かつ前記第1オン時間未満の予め決定した領域3内であれば前記材質を中間材質と判別するとともに、
    前記第2材質判別手段が前記材質を磁性ステンレスと判別すると前記材質を鉄と判別した時の前記制御温度である第1制御温度よりも低い第2制御温度に設定し、前記第2材質判別手段が前記材質を中間材質と判別すると前記第1制御温度と前記第2制御温度の中間である第3制御温度に設定する誘導加熱調理器。
  2. 前記第2材質判別手段は、加熱出力を所定の値とした場合における前記スイッチング素子のオン時間と前記加熱コイル電流の大きさの組み合わせにおいて、前記加熱コイル電流が前記第1加熱コイル電流値よりも大きい前記第2加熱コイル電流値以上かつ前記第2加熱コイル電流値よりも大きい第3加熱コイル電流値未満であるとともに第4加熱コイル電流値が前記第3加熱コイル電流値よりも大きいとき各前記加熱コイル電流に対応する各前記オン時間が前記第2オン時間よりも短い第3オン時間未満の予め決定した領域3内であれば材質を中間材質と判別する請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記第2材質判別手段は、加熱出力を所定の値とした場合における前記スイッチング素子のオン時間と前記加熱コイル電流の大きさの組み合わせにおいて、前記加熱コイル電流が前記第3加熱コイル電流値以上かつ前記第4加熱コイル電流値未満であるとき前記加熱コイル電流値に対応する各前記オン時間が第4オン時間以上の予め決定した領域2内であれば材質を磁性ステンレスと判別し、前記第4オン時間未満の予め決定した領域3内であれば前記材質を中間材質と判別する請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記第2材質判別手段は、加熱出力を所定の値とした場合における前記スイッチング素子のオン時間と前記加熱コイル電流の大きさの組み合わせにおいて、前記加熱コイル電流が第2加熱コイル電流値以上かつ前記第2加熱コイル電流値より大きい第3加熱コイル電流値未満であるとともに第4加熱コイル電流値が前記第2加熱コイル電流値以上かつ前記第3加熱コイル電流値未満であるとき各前記加熱コイル電流に対応する各前記オン時間が第3オン時間よりも短い第5オン時間未満の予め決定した領域2内であれば材質を磁性ステンレスと判別する請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記第2材質判別手段は、加熱出力を所定の値とした場合における前記スイッチング素子のオン時間と前記加熱コイル電流の大きさの組み合わせにおいて、前記加熱コイル電流が第4加熱コイル電流値よりも大きい第5加熱コイル電流値以上のとき材質を磁性ステンレスと判別する請求項1〜4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記インバータ回路は、前記直流電源間に直列に接続された高電位側の第3スイッチング素子び低電位側の第4スイッチング素子を備え、共振回路の他端が前記直流電源の低電位側または高電位側に接続された構成とすることに代え、前記第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子との接続点に接続され、制御手段は前記第1スイッチング素子及び前記第4スイッチング素子と前記第2スイッチング素子及び前記第3スイッチング素子を排他的に交互に導通させるとともに、前記第1スイッチング素子及前記第4スイッチング素子が同時に導通し前記第2スイッチング素子及前記第3スイッチング素子が同時に導通する請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記第2材質判別手段は、前記加熱コイルと共振回路を形成する前記共振コンデンサに加わる電圧もしくは電流の大きさ又は前記第1スイッチング素子もしくは前記第2スイッチング素子に流れる電流の大きさを測定することにより、前記加熱コイル電流の大きさを測定し、材質を判別する請求項1〜6のいずれか1項に記載する誘導加熱調理器。
  8. 前記調理容器内に収容した油の油温を所定の制御温度に制御するための制御モードである揚げ物モードと、前記調理容器を加熱する加熱モードと、を有し、前記揚げ物モードにおいては前記赤外線センサ出力補正モードに移行し、前記加熱モードにおいては前記赤外線センサ出力補正モードに移行することを禁止する請求項1〜7のいずれか1項に記載する誘導加熱調理器。
  9. 制御手段が前記赤外線センサ出力補正モードへ移行後、前記オン時間と前記加熱コイル電流の関係がほぼ安定する所定の時間経過後に前記第2材質判別手段が判別を行う請求項1
    〜8のいずれか1項に記載する誘導加熱調理器。
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