JP4932646B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Description
本発明のさらに他の誘導加熱調理器は、被加熱物を載置するトッププレートと、トッププレートの下方に配置され、被加熱物を加熱する加熱コイルと、入力電流を高周波電流に変換して、加熱コイルに高周波電流を供給するインバータと、入力電流の大きさと高周波電流の大きさとを比較して、比較結果が被加熱物の材質が加熱すべきでない材質であることを示す第1の領域内にあるか、加熱してもよい材質であることを示す第2の領域内にあるかを判別すると共に、比較結果に基づいて被加熱物を形成する材料の種類または形状を判別する、材質検出部と、材質検出部の判別結果が第1の領域内であることを示しているときはインバータを停止させる加熱防止機能を有し、材質検出部の判別結果に基づいてインバータの出力を制御する制御部と、記憶部と、を有し、制御部は、停止遅延条件を満たす前に、材質検出部により判別された被加熱物の材料の種類を記憶部に格納し、停止遅延機能によりインバータの動作を継続中に、材質検出部により判別された被加熱物の材料の種類が、記憶部に格納した材料の種類と異なった場合は、インバータを停止させることを特徴とする。
本発明のさらに他の誘導加熱調理器は、被加熱物を載置するトッププレートと、トッププレートの下方に配置され、被加熱物を加熱する加熱コイルと、入力電流を高周波電流に変換して、加熱コイルに高周波電流を供給するインバータと、入力電流の大きさと高周波電流の大きさとを比較して、比較結果が被加熱物の材質が加熱すべきでない材質であることを示す第1の領域内にあるか、加熱してもよい材質であることを示す第2の領域内にあるかを判別すると共に、比較結果に基づいて被加熱物を形成する材料の種類または形状を判別する、材質検出部と、材質検出部の判別結果が第1の領域内であることを示しているときはインバータを停止させる加熱防止機能を有し、材質検出部の判別結果に基づいてインバータの出力を制御する、制御部と、高周波電流の値に基づいて、インバータに過電流が流れているかどうかを検出する、過電流検出部と、を有し、制御部は、入力電流が所定値を超えることを停止遅延条件とし、停止遅延条件が満たされた後に、材質検出部の判別結果が第1の領域内に入ったことを示したときは、インバータを停止させずに動作を継続させる、停止遅延機能を有し、制御部は、過電流検出部がインバータに過電流が流れていることを検出すると、インバータの動作を停止させる過電流防止機能を有し、停止遅延機能によりインバータの動作を継続中に、過電流防止機能が作動すると、インバータを停止させ、制御部は、停止遅延機能によりインバータの動作を継続中、過電流検出部の検出感度を停止遅延機能によりインバータの動作を継続しない場合に比べて上げる、ことを特徴とする。
図1に、本発明の実施形態の誘導加熱調理器の構成を示す。本実施形態の誘導加熱調理器は、電源のオン/オフを切り換える電源スイッチ2と、交流電力を直流電力に変換する整流回路4と、を有する。電源スイッチ2がオンのときに交流電源1から交流電力を入力電力として供給される。
図2に、無負荷、アルミ鍋、磁性鍋、非磁性鍋の、コイル電流IL/入力電流Iinの特性を示す。図2の横軸の入力電流Iinは、インバータ5に入力される電流である。アルミ鍋はアルミニウムで作られた鍋であり、非磁性鍋はアルミニウム以外の非磁性の材料(例えば、ステンレス)で作られた鍋であり、磁性鍋は鉄などの磁性の材料で作られた鍋のことである。図2の符号2A〜2Dは、第1のスイッチング素子53の導通時間を最小にしたときの、無負荷、磁性鍋、非磁性鍋、アルミ鍋の、コイル電流IL/入力電流Iinの特性値をそれぞれ示している。また、2Aから2B〜2Dに対する矢印は、鍋を振っているときに、トッププレート9上の状態が無負荷から磁性鍋、非磁性鍋、又はアルミ鍋に変わった場合の遷移を示している。
図3(a)に、小物エリア及び鍋振りエリアと、鍋振り時の共振コンデンサC2の電圧Vc/入力電流Iinの軌跡とを示す。図3(b)に、鍋振り時の調理容器10と加熱コイル55との位置関係を示す。
図4に、加熱を開始してから、小物判定A又は鍋振り判定Bに進むまでのフローを示す。使用者により、電源スイッチ2をオンにされ、入力部71を介して加熱開始を指示されると、制御部65は、第1のスイッチング素子53の導通時間Tonを最小(Min.)にして、加熱を開始する(S401)。すなわち、第1のスイッチング素子53の導通時間で可変できるインバータ5の出力が最小の状態で加熱を開始する。加熱開始後(例えば、5μs後)、材質検出部61は、入力電流Iinとコイル電流ILの値に基づいて、調理容器(鍋)10の材料の種類または形状を判定する(S402)。
図5に、小物判定時のフローを示す。材質検出部61は、入力電流Iinとコイル電流IL(共振コンデンサC2の電圧Vc)の値が、小物エリア23内かどうかを判断する(S501)。材質検出部61は、判断した結果を制御部65に出力する。制御部65は、材質検出部61からの結果が小物エリア23内であることを示しているときは、小物あるいはアルミ鍋が載置されていると判断して、加熱を停止する(S502)。小物エリア23内でなければ、適正な材質の鍋が適正な位置に載置されていると判断し、通常の加熱制御(S503及びS504)を行う。具体的には、スイッチング素子53の導通時間を徐々に増加させ、入力電流Iinが目標値を超えたかどうかを判断する(S503)。目標値とは、使用者が入力部71を介して予め設定していた火力や温度に対応する電流値である。目標値に達していなければ(S503でNo)、図4のS406に戻り、目標値に達するまで第1のスイッチング素子53の導通時間Tonを増加させる。目標値を超えていれば(S503でYes)、第1のスイッチング素子53の導通時間Tonを減少させて(S504)、図4のS407に戻る。
図6に、鍋振り判定時のフローを示す。材質検出部61は、入力電流Iinとコイル電流IL(共振コンデンサC2の電圧Vc)との値が、小物エリア23内かどうかを判断する(S601)。小物エリア23内でなければ、制御部65は通常の加熱制御(S608及びS609)を行う。ステップ608及び609は、図5のS503及びS504と同一の制御である。具体的には、入力電流Iinが目標値を超えたかどうかを判断する(S608)。目標値に達していなければ(S608でNo)、図4のS406に戻り、目標値に達するまで第1のスイッチング素子53の導通時間Tonを徐々に増加させる。目標値を超えていれば(S608でYes)、第1のスイッチング素子53の導通時間Tonを減少させて(S609)、図4のS407に戻る。
5.1 鍋振り後の火力復帰
なお、鍋の材質に変化がなく(S603でYes)、出力が最小の状態で加熱している状態から(S602)、通常の動作に戻って出力を増加させる場合(S406)、出力を最小にする前(鍋振り中だと判定する前)の火力に復帰するまでの間、第1のスイッチング素子53の導通時間の増加率を、通常の加熱動作時よりも、大きくしても良い。これにより、早く、通常の加熱動作時の火力に戻すことができる。
なお、図4〜図6では、加熱を停止した後(S405、S502、S606)、処理を終了するように記載しているが、実際は、最初に加熱を開始してから所定期間(例えば、30秒間)は、図4のS401に戻って処理が繰り返される。図4〜図6の加熱停止(S405、S502、S606)から、図4の加熱開始(S401)に戻るまでのフローを図7に示す。
なお、本実施形態においては、停止遅延機能652を動作させる条件として、入力電流Iin>設定値Ioとしている。しかし、鍋を加熱していないときであっても、電源異常や外来ノイズによるインバータの誤動作などによって、入力電流Iinが設定値Ioを超えてしまい、停止遅延機能652が動作してしまう可能性がある。停止遅延機能652が動作してしまうと、小物エリア23に入っても、加熱を継続させてしまう。よって、安全性をより高めるためには、停止遅延機能652を動作させる(鍋振り判定を行う)条件をより厳しくすることが好ましい。
本実施形態の誘導加熱調理器は、停止遅延機能652よりも温度過昇防止機能653による制御を優先する。温度過昇防止機能653は、油発火を防止するための機能であって、検出温度が高いと火力を停止させ、その後検出温度が低下すると、再度火力を復帰させる機能である。
本実施形態の誘導加熱調理器は、停止遅延機能652よりも過電流防止機能654による制御を優先する。調理容器10がアルミ鍋の場合、過電流がインバータ5内に流れる(図2参照)。過電流防止機能654は、アルミ鍋の加熱を防止するための機能であって、トッププレート9に載置された調理容器10がアルミ鍋のときに、インバータ5を停止させる機能である。
2 電源スイッチ
3 入力電流検出素子
4 整流回路
5 インバータ
6 制御手段
7 操作部
8 温度検出素子
9 トッププレート
10 調理容器
51 チョークコイル
52 コイル電流検出素子
53 第1のスイッチング素子
54 第2のスイッチング素子
55 加熱コイル
C1 平滑コンデンサ
C2 共振コンデンサ
61 材質検出部
62 過電流検出部
63 記憶部
64 温度検出部
71 入力部
72 加熱設置部
73 表示部
711 スイッチ
Claims (13)
- 被加熱物を載置するトッププレートと、
前記トッププレートの下方に配置され、前記被加熱物を加熱する加熱コイルと、
入力電流を高周波電流に変換して、前記加熱コイルに前記高周波電流を供給するインバータと、
前記入力電流の大きさと前記高周波電流の大きさとを比較して、比較結果が前記被加熱物の材質が加熱すべきでない材質であることを示す第1の領域内にあるか、加熱してもよい材質であることを示す第2の領域内にあるかを判別すると共に、前記比較結果に基づいて前記被加熱物を形成する材料の種類または形状を判別する、材質検出部と、
前記材質検出部の判別結果が前記第1の領域内であることを示しているときは前記インバータを停止させる加熱防止機能を有し、前記材質検出部の判別結果に基づいて前記インバータの出力を制御する、制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記入力電流が所定値を超えることを停止遅延条件とし、前記停止遅延条件が満たされた後に、前記材質検出部の判別結果が前記第1の領域内に入ったことを示したときは、前記インバータを停止させずに動作を継続させる、停止遅延機能を有し、
前記インバータは、前記加熱コイルに供給する前記高周波電流の供給量を制御するためのスイッチング素子を有し、前記スイッチング素子の導通時間を長くすると前記高周波電流の供給量は増加し、前記スイッチング素子の導通時間を短くすると前記高周波電流の供給量は減少し、
前記制御部は、前記停止遅延機能により前記インバータを動作させているときの前記スイッチング素子の導通時間を、前記第2の領域内において前記インバータを動作させるときの前記スイッチング素子の導通時間よりも短くして前記インバータの動作を継続させる、
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 被加熱物を載置するトッププレートと、
前記トッププレートの下方に配置され、前記被加熱物を加熱する加熱コイルと、
入力電流を高周波電流に変換して、前記加熱コイルに前記高周波電流を供給するインバータと、
前記入力電流の大きさと前記高周波電流の大きさとを比較して、比較結果が前記被加熱物の材質が加熱すべきでない材質であることを示す第1の領域内にあるか、加熱してもよい材質であることを示す第2の領域内にあるかを判別すると共に、前記比較結果に基づいて前記被加熱物を形成する材料の種類または形状を判別する、材質検出部と、
前記材質検出部の判別結果が前記第1の領域内であることを示しているときは前記インバータを停止させる加熱防止機能を有し、前記材質検出部の判別結果に基づいて前記インバータの出力を制御する、制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記入力電流が所定値を超えることを停止遅延条件とし、前記停止遅延条件が満たされた後に、前記材質検出部の判別結果が前記第1の領域内に入ったことを示したときは、前記インバータを停止させずに動作を継続させる、停止遅延機能を有し、
前記制御部は、前記材質検出部の判別結果が、前記第2の領域から前記第1の領域に入ってから所定期間継続して、前記第1の領域内であることを示していると、前記インバータを停止させる、
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 被加熱物を載置するトッププレートと、
前記トッププレートの下方に配置され、前記被加熱物を加熱する加熱コイルと、
入力電流を高周波電流に変換して、前記加熱コイルに前記高周波電流を供給するインバータと、
前記入力電流の大きさと前記高周波電流の大きさとを比較して、比較結果が前記被加熱物の材質が加熱すべきでない材質であることを示す第1の領域内にあるか、加熱してもよい材質であることを示す第2の領域内にあるかを判別すると共に、前記比較結果に基づいて前記被加熱物を形成する材料の種類または形状を判別する、材質検出部と、
前記材質検出部の判別結果が前記第1の領域内であることを示しているときは前記インバータを停止させる加熱防止機能を有し、前記材質検出部の判別結果に基づいて前記インバータの出力を制御する、制御部と、
記憶部と、
を有し、
前記制御部は、前記入力電流が所定値を超えることを停止遅延条件とし、前記停止遅延条件が満たされた後に、前記材質検出部の判別結果が前記第1の領域内に入ったことを示したときは、前記インバータを停止させずに動作を継続させる、停止遅延機能を有し、
前記制御部は、前記停止遅延条件を満たす前に、前記材質検出部により判別された前記被加熱物の材料の種類を前記記憶部に格納し、前記停止遅延機能により前記インバータの動作を継続中に、前記材質検出部により判別された前記被加熱物の材料の種類が、前記記憶部に格納した材料の種類と異なった場合は、前記インバータを停止させる、
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 被加熱物を載置するトッププレートと、
前記トッププレートの下方に配置され、前記被加熱物を加熱する加熱コイルと、
入力電流を高周波電流に変換して、前記加熱コイルに前記高周波電流を供給するインバータと、
前記入力電流の大きさと前記高周波電流の大きさとを比較して、比較結果が前記被加熱物の材質が加熱すべきでない材質であることを示す第1の領域内にあるか、加熱してもよい材質であることを示す第2の領域内にあるかを判別すると共に、前記比較結果に基づいて前記被加熱物を形成する材料の種類または形状を判別する、材質検出部と、
前記材質検出部の判別結果が前記第1の領域内であることを示しているときは前記インバータを停止させる加熱防止機能を有し、前記材質検出部の判別結果に基づいて前記インバータの出力を制御する、制御部と、
前記高周波電流の値に基づいて、前記インバータに過電流が流れているかどうかを検出する、過電流検出部と、
を有し、
前記制御部は、前記入力電流が所定値を超えることを停止遅延条件とし、前記停止遅延条件が満たされた後に、前記材質検出部の判別結果が前記第1の領域内に入ったことを示したときは、前記インバータを停止させずに動作を継続させる、停止遅延機能を有し、
前記制御部は、前記過電流検出部が前記インバータに過電流が流れていることを検出すると、前記インバータの動作を停止させる過電流防止機能を有し、前記停止遅延機能により前記インバータの動作を継続中に、前記過電流防止機能が作動すると、前記インバータを停止させ、
前記制御部は、前記停止遅延機能により前記インバータの動作を継続中、前記過電流検出部の検出感度を前記停止遅延機能により前記インバータの動作を継続しない場合に比べて上げる、
ことを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記材質検出部は、前記第2の領域内で前記第1の領域の外側周辺に第3の領域を設け、前記比較結果が前記第3の領域内にあるかどうかを判別し、
前記制御部は、前記停止遅延機能により前記インバータの動作を継続させる場合、前記停止遅延機能により前記インバータの動作を継続させる前に比べて小さい入力電流となるように前記スイッチング素子を所定の駆動条件で駆動し続け、前記停止遅延機能が動作してから所定期間経過する前に、前記材質検出部の前記判別結果が前記第1の領域及び前記第3の領域の外側に戻ったと判断すると前記停止遅延機能を解除して、前記インバータの出力を設定値まで徐々に増加させる、請求項1に記載の誘導加熱調理器。 - 前記被加熱物の温度を検出する温度検出部をさらに有し、
前記制御部は、前記温度検出部により検知された前記被加熱物の温度が所定温度を超えることを前記停止遅延条件に加える、請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記制御部は、加熱を開始してからの、前記インバータに入力される電力を積算し、積算した電力が所定量を超えることを前記停止遅延条件に加える、請求項1から請求項6のいずれかの請求項に記載の誘導加熱調理器。
- 前記材質検出部は、前記第2の領域内で前記第1の領域の外側周辺に第3の領域を設け、前記比較結果が前記第3の領域内にあるかどうかを判別し、
前記制御部は、前記材質検出部の判別結果が前記第2の領域から前記第1の領域に入ってから前記第3の領域内にあることを示していると、前記停止遅延機能により前記インバータの動作を継続する、請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記制御部は、前記材質検出部の判別結果が前記第2の領域より前記第1の領域に入ってから所定期間継続して、前記第1の領域または前記第3の領域内にあることを示していると、前記インバータを停止させる、請求項8に記載の誘導加熱調理器。
- 前記制御部は、前記停止遅延機能により前記インバータを動作させた後に、前記停止遅延機能による前記インバータの動作を解除して前記設定値まで増加させるときの前記スイッチング素子の導通時間の増加率を、前記停止遅延機能により前記インバータを動作させる前の前記スイッチング素子の導通時間の増加率よりも、大きくする、請求項5に記載の誘導加熱調理器。
- 前記被加熱物の温度を検出する温度検出部をさらに有し、
前記制御部は、前記インバータを停止させた後の前記温度検出部の検出温度が、所定温度を超えているときの停止時間が、前記所定温度を超えていないときの停止時間よりも、より短くなるように設定し、前記停止時間が経過すると、前記インバータを再度動作させる、請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記被加熱物の温度を検出する温度検出部をさらに有し、
前記制御部は、前記被加熱物の温度が所定温度以上になると前記インバータの動作を停止させる温度過昇防止機能を備え、
前記停止遅延機能により前記インバータの動作を継続中に、前記温度過昇防止機能が作動すると、前記インバータを停止させる、請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記停止遅延機能を動作させるか否かを、使用者が決定できるようにするためのスイッチをさらに備える、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の誘導加熱調理器。
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