JP2009245849A - 調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】煮崩れやふきこぼれにくくなる下ゆで専用機能を設けた調理器を提供する。
【解決手段】被調理物を収容する容器1と、容器1を加熱する加熱コイル4と、加熱コイル4を制御する加熱制御装置6と、容器1の温度を測定する温度センサ5とを備えた調理器2において、被調理物の下ゆでを行う第1の下ゆでコース及び第2の下ゆでコースを設け、第1の下ゆでコース及び第2の下ゆでコースは、被調理物により、検知温度、加熱方法が異なり、さらに沸騰を行うかどうかも異なるものであり、被調理物に合わせてコース選択手段8を操作して下ゆでコースを選択することにより、被調理物に合った下ゆで方法で下ごしらえができ、使い勝手のよい調理器2を提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導加熱による加熱調理を行う調理器に関する。
従来、煮物調理をするとき、材料によっては、下ゆでをする必要があるが、特許文献1にあるような従来の調理器では、下ゆで専用工程はなく、煮込み工程と同じく、材料投入から沸騰までのフルパワーで入力してから下ゆでするしかなかった。
特開2004−355909号公報
しかし従来の調理器の構成では、素材にあった温度で下ゆですることができず、煮崩れやふきこぼれの原因となっていた。
そこで、本発明は、簡単な加熱制御によって、煮崩れやふきこぼれにくくなる下ゆで専用機能を設けた調理器を提供することを目的とする。
請求項1の発明の調理器では、被調理物を収容する容器と、前記容器を加熱する加熱装置と、前記加熱装置を制御する加熱制御装置と、前記容器の温度を測定する温度検出手段とを備えた調理器において、前記被調理物の下ゆでを行う複数のコースを設け、当該コースは、被調理物により、検知温度、加熱方法が異なり、さらに沸騰を行うかどうかも異なることを特徴とする。
請求項2の発明の調理器では、前記コースとして少なくとも、第1の所定温度を検知後、当該温度を所定時間維持するように、加熱制御し、当該所定時間経過後、沸騰させるコースと、沸騰より低い温度を検知後、加熱入力を所定の割合に低下させ、第2の所定温度になったら、前記入力を上げ、常に沸騰に近い状態を維持するコースとを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、被調理物に合わせて下ゆでコースを選択することにより、被調理物に合った下ゆで方法で下ごしらえができ、使い勝手のよい調理器を提供できる。
請求項2の発明によれば、被調理物に合わせて、煮崩れやふきこぼれしにくくなる下ゆでを行うことができる。
以下、本発明における誘導加熱方式の調理器の実施例について、添付図面を参照して説明する。図1〜図4は本発明の一実施例を示すものであり、1は被調理物を収容する有底筒状の容器である。容器1は、電磁特性がよく、かつ耐腐食性を向上させた例えばフェライト系ステンレスなどの磁性金属材料で形成されたものである。
2に示す調理器本体において、3は容器を載置するための載置部材としての天板である。4は磁束を発生する誘導加熱手段としての加熱コイルである。また5は、天板3の底面に接していて、容器1の外底面中央部付近の温度を検出する温度検出手段としての温度センサである。この温度センサ5は加熱コイル7の内側に位置している。
図2に調理器本体2の電気的構成を説明する。6に示す加熱制御装置は、マイクロコンピュータで構成されており、加熱コイル4を制御して加熱調理を実行するための制御プログラムが予め記憶されている。加熱制御装置6は、加熱コイル4による加熱時間をカウントするタイマー手段7を備えている。また、加熱制御装置6には、複数の下ゆでコースの中から所望の下ゆでコースを選択するコース選択手段8が接続されており、コース選択手段によって選択された下ゆでコースにおいて温度センサ5からの検知温度に基づいてタイマー手段7と協働して加熱コイル4に高周波電流を提供するものである。
次に加熱制御装置6の制御プログラムについて説明する。調理時に温度センサ5からの検知温度に基づいて加熱コイル4に対する入力を制御するものである。加熱制御装置6の制御プログラムには、被調理物により、それぞれ検知温度、加熱方法が異なり、さらに沸騰を行うかどうかについても異なる、第1の下ゆでコース及び第2の下ゆでコースが予め記憶されている。さらに、後述する各温度T1〜T5及び一定時間Aについても予め記憶されている。
図3に示すように第1の下ゆでコースでは、被調理物の昇温時に、温度センサ5により容器1の温度が第1の検知温度T1(60℃前後)に達したことが検出されると、以後加熱制御装置6により加熱コイル4に対する入力を制御して、容器1の温度を前記第1の検知温度T1で維持させたまま一定時間A経過させた後、加熱コイル4の入力を上げて略沸騰温度T2(100℃前後)まで昇温させて略沸騰状態で維持する加熱制御を行うものである。
また、図4に示すように第2の下ゆでコースでは、加熱コイル4に対して100%の入力によって行う昇温時に、温度センサ5により容器1の温度が略沸騰温度T3(100℃前後)よりやや低い第2の検知温度T4(T4<T3)に達したことが検出された後、加熱コイル4に対して入力を100%から10〜20%程度に低下させて加熱制御する。そして、容器1の温度が第3の所定温度T5(T5<T4)に達するまで低下したら、加熱コイル4に対し入力を100%に復帰させ、容器1の温度を常に沸騰に近い状態である第2の検知温度T4前後で維持するように加熱制御を行うものである。
以上の構成についてその作用を説明すると、本実施例の調理器では、容器に被調理物が適宜投入され、操作手段のスイッチ(図示せず)を操作して調理を開始すると、加熱コイル4に高周波電流が供給され、磁性金属材料からなる容器1が加熱コイル4から発生する交番電流により発熱する。この容器1の発熱により、容器1内部の被調理物が加熱調理される。
ここで、本実施例の調理器2では、下ごしらえする被調理物に合わせて、コース選択手段8を操作することで所望の下ゆでコースを選択して、その被調理物に応じた最適な下ゆで処理を行う。
被調理物がじゃがいもである場合には、図3に示す第1の下ゆでコースを選択する。じゃがいもは一般的に、細胞壁に含まれるペクチンの働きにより、ゆで汁の温度を60℃前後で長めに加熱させることにより、硬めになる硬化現象が知られている。この現象を利用して、調理物の昇温時に、温度センサ5により容器1の温度が被調理物の硬化現象が起こる温度である第1の検知温度T1に達したことが検出されると、以後加熱制御装置6により加熱コイル4の入力を制御して、容器1の温度を第1の検知温度T1で維持させたまま一定時間A経過させた後、加熱コイル4の入力を上げて略沸騰温度T2まで昇温させて略沸騰状態で維持する加熱制御を行うものである。これにより、被調理物に対して硬化現象を起こす温度帯(図3ではT1前後)を一定時間A経過させる下ゆでを行うことにより、その後加熱コイルの入力を上げて強加熱を行い被調理物を沸騰させても、煮崩れしにくいじゃがいもの下ゆでを自動的に行うことができる。
次に、下ごしらえする被調理物が大根である場合に、図4に示す第2の下ゆでコースを選択する。大根の下ゆでには一般的に米のとぎ汁が使うことが知られているが、しかし米のとぎ汁を使うと非常にふきこぼれやすいため、加熱コイル4に対して100%の入力によって行う昇温時に、温度センサ5により容器1の温度が略沸騰温度T3よりやや低い第2の検知温度T4に達したことが検出された後、加熱コイル4に対して入力を100%から10〜20%程度に低下させて加熱制御する。そして、容器1の蓋(図示せず)を開けるなどして、容器1の温度が第3の検知温度T5に達するまで低下したら、加熱コイル4に対して入力を上げて100%に復帰させ、容器1の温度を常に沸騰に近い状態である第2の検知温度T4前後で維持するように加熱制御を行うものである。これにより、ふきこぼれしにくい大根の下ゆでを自動的にすることができる。
以上のように本実施例では、請求項1に対応しており、被調理物を収容する容器1と、容器1を加熱する加熱装置としての加熱コイル4と、前記加熱コイル4を制御する加熱制御装置6と、前記容器1の温度を測定する温度検出手段としての温度センサ5とを備えた調理器2において、前記被調理物の下ゆでを行う複数のコースとして第1の下ゆでコース及び第2の下ゆでコースを設け、第1の下ゆでコース及び第2の下ゆでコースは、被調理物により、検知温度T1,T4,T5、加熱コイル対する入力及び加熱時間としての一定時間A等の加熱方法が異なり、さらに沸騰を行うかどうかも異なるものであり、被調理物に合わせてコース選択手段8を操作して下ゆでコースを選択することにより、被調理物に合った下ゆで方法で下ごしらえができ、使い勝手のよい調理器2を提供できる。
また本実施例では、請求項2に対応しており、下ゆでコースとして少なくとも、第1の所定温度として第1の検知温度T1を検知後、第1の検知温度T1を所定時間として一定時間A維持するように、加熱制御し、一定時間A経過後、沸騰させるコースとしての第1の下ゆでコースと、被調理物の略沸騰温度T3よりやや低い温度としての第2の検知温度T4を検知後、加熱コイル4に対して加熱入力を所定の割合として10〜20%程度低下させ、第2の所定温度として第3の検知温度T5になったら、加熱コイル4に対して入力を100%に上げ、常に沸騰に近い状態を維持するコースとして第2の下ゆでコースとを備えており、被調理物に合わせて、煮崩れやふきこぼれしにくくなる下ゆでを行うことができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。調理器の基本的構造は適宜選定すればよい。また、各下ゆでコースについても、被調理物に対して最適な下ゆで処理となるように、検知温度、加熱コイルの入力及び加熱時間等の加熱方法、そして沸騰させるかどうかなど適宜変更してもよい。例えば、下ゆでを行う被調理物として、じゃがいもや大根のほかに、南瓜や人参等の根菜類が挙げられるが、これら水から煮始めるような根菜類の下ごしらえに最適な検知温度、加熱コイルの入力及び加熱時間等の加熱方法、そして沸騰させるかどうかなど適宜変更してもよい。
本発明の一実施例における調理器の概略図である。 同上、電気的構成を示すブロック図である。 同上、第1の下ゆでコースにおいて、検出温度と加熱コイルの入力との関係を示すグラフである。 同上、第2の下ゆでコースにおいて、検出温度と加熱コイルの入力との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 容器
2 調理器
4 加熱コイル(加熱装置)
5 温度センサ(温度検出手段)
6 加熱制御手段
T1 第1の検知温度(第1の所定温度)
T5 第3の検知温度(第2の所定温度)

Claims (2)

  1. 被調理物を収容する容器と、前記容器を加熱する加熱装置と、前記加熱装置を制御する加熱制御装置と、前記容器の温度を測定する温度検出手段とを備えた調理器において、前記被調理物の下ゆでを行う複数のコースを設け、当該コースは、被調理物により、検知温度、加熱方法が異なり、さらに沸騰を行うかどうかも異なることを特徴とする調理器。
  2. 前記コースとして少なくとも、第1の所定温度を検知後、当該温度を所定時間維持するように、加熱制御し、当該所定時間経過後、沸騰させるコースと、沸騰より低い温度を検知後、加熱入力を所定の割合に低下させ、第2の所定温度になったら、前記入力を上げ、常に沸騰に近い状態を維持するコースとを備えたことを特徴とする請求項1記載の調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007040657A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器

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