JP5492582B2 - 投写型映像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶パネル等の映像表示素子を使用して投写面に映像を投影する投写型映像表示装置と、水銀を使用しない発光ダイオード、レーザー、蛍光体等を光源とする照明光学系に関するものであり、特に、これらを組み合わせて得られる投写型映像表示装置を提供する技術に関する。
例えば、反射型あるいは透過型の液晶パネルや微小ミラーを複数個配列した構造の映像表示素子の表示画面を投写面であるスクリーンやボード等に拡大表示する投写型映像表示装置においては、投写面で十分な大きさと明るさを有する拡大像が得られるように照明光学系の工夫がなされてきた。
特に映像表示素子を複数個用いる方式においてはカラー映像の白バランスの劣化や色むらを抑える種々の照明光学系の提案がなされている。例えば特開平10−171045号公報(特許文献1)に開示された投写型映像表示装置の照明光学系に使用する光源としては入力電力当たりの発光効率が高い(70lm/W)超高圧水銀ランプが主流となっている。また、第1アレイレンズや第2アレイレンズでの光線通過率を向上させるために電極間距離の短縮が大きな開発課題となっている。
また超高圧水銀ランプは紫外線を大量に発生させるため照明光学系を構成する液晶ライドバルブや偏光板など有機物に大きなストレスを与えるため、寿命を損なうなどのほかに自身も電極の磨耗や発光管の白濁による失透によって明るさの低下が短い時間で発生するなどの抱える問題が想定される。
このため新たな光源として、赤、緑、青の発光ダイオードや有機EL等の固体発光素子を用いた投写型映像表示装置の開発が行われ、多くの提案がなされている。例えば特開2004−341105号公報(特許文献2)では固体光源から出射する紫外光を可視光に変換する蛍光体層と透明基材と固体光源から成る光源装置が提案されている。
更に、この特許文献2の課題を解決するために、例えば特開2009−277516号公報(特許文献3)に示すように固体光源から出射する励起光を可視光としても高効率で発光する光源装置が提案されている。
更に、発光原理が異なる方式の光源を組み合わせて、投写型映像表示装置の光源とするものとして、例えば特開2009−259583号公報(特許文献4)も提案されている。
特開平10−171045号公報 特開2004−341105号公報 特開2009−277516号公報 特開2009−259583号公報
特許文献2に開示された技術では固体光源から射出する紫外光を可視光に変換する蛍光体層と透明基材と固体光源から成る光源装置について開示されている。この技術は、エネルギーの高い紫外光を励起光とする励起光源を用いているため、紫外光が照射される光学部品は損傷を受けやすく、光学部品の長期性能確保が困難となる傾向にある。このため、特許文献3では紫外光よりエネルギーの低い可視光を励起光として蛍光体に照射することが提案されている。
一方、特許文献4に開示されたように投写型映像表示装置の新光源として発光方式の異なる複数種の光源を組み合わせる方式の提案もなされている。この提案では、所定波長の光を出射する発光ダイオードまたは固体発光素子である第一の光源と、励起光を出射する発光ダイオードまたは固体発光素子である第二の光源と、第二の光源からの励起光を励起エネルギーとして第一の光源と同じ波長域の光を発光する第三の光源から構成されている。
以上述べた特許文献2から特許文献4において開示された従来技術は、光源としての技術であり、液晶表示素子を使用した投写型映像表示装置の照明光学系とのマッチングが考慮されておらず、光源としては長寿命であっても、投写型映像表示装置として動作させた場合には、必ずしも、長寿命であるとは限らない。
以下、超高圧水銀ランプを使用しない新しい光源として、発光ダイオード光源を使用した際に、液晶表示素子を使用した投写型映像表示装置の照明光学系が有する課題について、図を参照して説明する。
なお、各図において、同一な部分には同一符号を付して、一度説明したものについては、その説明を省略する。また、以降の説明を容易とするために、直交座標系を導入する。照明光軸方向をZ軸とし、Z軸に直交する面内で液晶表示素子の矩形照射有効領域の長辺に平行な方向の軸をY軸とし、矩形有効表示領域の短辺に平行な方向の軸をX軸とする。すなわち、第1アレイレンズ、第2アレイレンズを構成するレンズセルは、X軸、Y軸方向の両方向に配列されているものとする。
図5は、発光ダイオード光源と偏光変換インテグレータを用いた投射型液晶表示装置における、光源から液晶表示素子までの照明光学系の光路上の各光学素子を簡易的に図示したものである。図5(a)は、X軸方向から見た照明光軸を含むYZ断面での照明光学系の要部構成部であり、図5(b)は、偏光変換素子上に形成された光源像の概要を示すものであり、図5(c)は、第2アレイレンズ4の上に形成された光源像の概要を示すものである。
図5(a)において、発光ダイオード光源1から発光した光は、平行化レンズ2により略平行となり、偏光変換インテグレータに入射する。偏光変換インテグレータは、第1アレイレンズ3と第2アレイレンズ4とからなる均一照明を行うオプチカルインテグレータと、偏光方向を所定偏光方向に揃える偏光変換素子5とを含んでいる。
第1アレイレンズ3は、入射した光をマトリクス状に配設された複数のレンズセルで複数の光に分割して、効率よく第2アレイレンズ4と偏光変換素子5を通過するように導く。
即ち、第1アレイレンズ3は発光ダイオード光源1の発光面と第2アレイレンズ4の各レンズセルとが互いに物体と像の関係(共役関係)となる。第1アレイレンズ3の各レンズセルを通過した光は、対向する第2アレイレンズ4のセルに入射する必要がある。
第1アレイレンズ3と同様に、マトリクス状に配設された複数のレンズセルを持つ第2アレイレンズ4は、構成するレンズセルそれぞれが対応する第1アレイレンズ3のレンズセルの形状を液晶表示素子18に投影する。このため、液晶表示素子のアスペクトと第1アレイレンズ3、第2アレイレンズ4の各レンズセルのアスペクトはほぼ同一となる。
この時、偏光変換素子5で第2アレイレンズ4からの光は所定の偏光方向に揃えられ、そして、第1アレイレンズ3の各レンズセルの投影像は、それぞれ集光レンズ6、およびコンデンサレンズ13を介して、液晶表示素子18上に重ね合わせられる。
なお、第2アレイレンズ4とこれに近接して配設される集光レンズ6とは、第1アレイレンズ3と映像表示素子18とが、互いに物体と像の関係(共役関係)になるので、第1アレイレンズ3で複数に分割された光束は、第2アレイレンズ4と集光レンズ6によって、液晶表示素子18上に重畳して投影され、実用上問題のないレベルの均一性の高い照度分布の照明が可能となる。
まず、発光ダイオード光源と偏光変換インテグレータを用いた照明光学系が有する課題を述べる前に、偏光変換素子5の構成について図6を用いて説明する。
図6は、偏光変換インテグレータの要部構成である。図6(a)は、偏光変換インテグレータのYZ断面をX軸方向から見たもので、図6(b)は、偏光変換素子の拡大詳細図である。
図6において、偏光変換素子5は、例えば液晶表示素子の短辺に平行な方向であるX軸方向(図6紙面に垂直な方向)に沿って伸びた断面が平行四辺形の角柱である透光性部材51が、照明光軸100方向(Z軸方向)に対して直交する面(XY平面)に平行してY軸方向に複数アレイ状に配列され、アレイ状に配列され隣接する透光性部材51間の界面に交互に偏光ビームスプリッタ(以下、「PBS」と省略する)膜52と反射膜53が形成されている。透光性部材51同士の貼り合わせには、有機の接着剤が使用されるのが一般的である。
また、偏光変換素子5の入射側の開口部55を通り、PBS膜52を透過した光が出射する出射面には1/2λ位相差板54が備えられている。1/2λ位相差板としては、有機の位相差フィルムが安価であり、多くの液晶プロジェクタで適用されている。また、1/2λ位相差板の長寿命化のために、無機の水晶を2枚貼り合わせた位相差板を用いたものも実用化されているが、水晶同士の貼り合わせには、有機の接着剤が使用されるのが一般的である。
図6では、偏光変換素子5は、照明光軸100と平行四辺形柱の透光性部材51の延伸方向(X軸方向)とで形成される面(照明光軸100を含むXZ平面であり、以下、この面を便宜上「光軸面」と称する)S100に対して、対称に構成されている。透光性部材51の傾きは、該光軸面S100に対して図6紙面右側では45度右上がりで、光軸面S100に対して図6紙面左側では45度右下がりである。勿論、PBS膜と反射膜の順序も光軸面S100に対して対称で、光軸面S100に対して図6紙面右側では、照明光軸100から右側に向けてPBS膜、反射膜、PBS膜、反射膜、…の順序で、光軸面S100に対して図6紙面左側では、照明光軸100から左側に向けてPBS膜、反射膜、PBS膜、反射膜、…の順序で形成されている。
なお、開口部55は、偏光変換素子5の入射側のX軸方向に細長く延伸した、Y軸方向には短い面状の領域である。
以上のように構成された偏光変換素子5に、第1アレイレンズ3、第2アレイレンズ4を通って開口部55の一つ(例えば開口部55)に入射した光Lのうち、例えばS偏光の光はPBS膜52で反射され、対向する反射ミラー53で反射されてS偏光で出射する。またP偏光の光はPBS膜52を透過し、出射面の1/2λ位相差板54によりS偏光に変換されて出射する。偏光変換素子5は、このような基本と成る偏光変換部50が複数(例えば図6では6個)構成され、入射した光の偏光方向を所定偏光方向(ここではS偏光)の光に揃えて出射させる偏光変換機能を有している。
ところで、開口部と開口部との間(例えば開口部55と開口部55との間の領域60)に光が入射した場合、このときの出射光は、前記所定偏光方向とは90度回転した偏光(ここではP偏光)となる。つまり、偏光変換効率が低下してしまう。そのため、開口部と開口部との間には、通常、アルミの板等を配置し、光を遮光する遮光部60とする。
なお、以下偏光変換部、開口部、遮光部を特定する場合には、図6紙面左端側から数えた数字1〜6を添えて示す。
次に、発光ダイオード光源と偏光変換インテグレータを用いた照明光学系が有する課題を説明する。
いま、図5において、発光ダイオード光源1から、平行化レンズ2までの距離をA、第1アレイレンズ3と第2アレイレンズ4間の距離をBとする。このとき、発光ダイオード光源1は、平行化レンズ2の焦点位置なので、上記距離Aは、平行化レンズ2の焦点距離となる。また、第2アレイレンズ4は第1アレイレンズ3の略焦位置近傍に設けられるので、上記距離Bは第1アレイレンズ3の焦点距離となる。
前述したように、第1アレイレンズ3は発光ダイオード光源1と第2アレイレンズ4の各レンズセルとが互いに物体と像の関係(共役関係)になるように設計されており、第2アレイレンズ4の各レンズセル上に、第2発光像26が形成される。第2アレイレンズ4と偏光変換素子5は近接して配置されているので、第2アレイレンズ4の各レンズセル上に形成された第2発光像26は、偏光変換素子5上にも同様に形成される。この発光ダイオード光源1に対する第2発光像26の倍率βは、上記距離A、Bを用いて近似的に数式1で示される。
β=B/A … (数1)
照明光軸100から離れた位置では、上記距離Aが長くなるので、第2アレイレンズ4、偏光変換素子5上に投影される像は小さくなる。
偏光変換素子5上に形成された第2発光像26を図5(b)、第2アレイレンズ4の上に形成された第2発光像26を図5(c)に示す。ここでは、アレイレンズをX軸方向に8行、Y軸方向に6列に分割した例を示している。第2アレイレンズ4の各レンズセル40には、列を示す数字i(1〜6)と行を表す数字j(1〜8)を添えて示す。
以上を鑑みて、偏光変換素子5の開口部を通過する光の光密度を考える。まず、偏光変換素子5の照明光軸100に隣接しているレンズセル4044に形成される第2発光像26について考察する。
ここで、液晶表示素子のアスペクト比がM:N、発光ダイオード光源1の発光面のアスペクト比が一般的な1:1である場合、第2アレイレンズ4、偏光変換素子5の開口部と第2光源像26のサイズを図3(a)に示し、発光ダイオード光源1の発光面90を図3(b)に示す。レンズセル4044のY軸方向の長さをM×Hとすると、第2アレイレンズ4の各レンズセルの開口アスペクト比も前述したとおりM:N程度となるため、レンズセル4044のX軸方向の長さはN×Hとなる。
しかし、偏光変換素子5の遮光板60により、Y軸方向の半分が遮光されるため、実効開口アスペクト比はM/2:Nとなり、Y軸方向の開口長さはM×H/2となる。一方、発光ダイオード光源1の発光面90の1辺の長さをLとすると、第2光源像26はL×βとなる。まず、第2光源像26が、レンズセル4044の開口部を全て通過するための関係式は数式2で示される。
M×H/2 ≧ L×β …(数2)
レンズセル4044での第2光源像26のサイズが最も大きいので、レンズセル4044において、数式2が成り立てば、レンズセル40全てにおいて、第2光源像26は第2アレイレンズ4、偏光変換素子5の開口部を通過する。その際、倍率βを小さくしても、数式2は成立するが、第2光源像26の面積が小さくなり、偏光変換素子5での光密度が大きくなるため、有機部材を含む偏光変換素子5の寿命が問題となる。そこで、光利用効率を損失することなく、光密度を最小にする条件は、数式3で示される。
M×H/2≒ L×β …(数3)
このとき、偏光変換素子5の開口部に占める、第2光源像26の面積の割合は、数式4で示され、数式3を代入すると、M/(2N)となる。
( (L×β)×(L×β) )÷(M×H/2×N×H)≒M/(2N) …(数4)
ここで、液晶表示素子のアスペクト比を、一般的な解像度XGAの4:3とすると、数式4は3分の2(66.7%)となる。つまり、実効開口部の内、3分の1には光が照射されておらず、依然として、偏光変換素子5に照射される光密度は大きい。照明光軸100から離れた位置では、第2光源像26の面積が更に小さくなるが、発光ダイオードの発光分布が照明光軸100において、最大となるランベルト分布であるため、照明光軸100付近での、光密度が最も高い。そのため、偏光変換素子5に含まれる、位相差板や接着剤などが中心付近から着色し、透過率が下がるという問題が生じる。つまり、光源として長寿命を実現可能でも、映像表示装置として、長寿命が困難であるという課題が想定される。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目的は、励起光及び光源の一部として発光ダイオードやレーザーなどの固体光源をした場合や、励起光により蛍光体を発光させる光源を使用した際に、従来よりも、照明光学系の光学部品の寿命低下が少なく、高効率な投写型映像表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の投写型映像表示装置は、光源と、映像表示素子と、前記光源からの光を前記映像表示素子に照射する複数の光学素子から形成される照明光学系と、前記映像表示素子で形成された光学像を拡大して投影する投射レンズと、を有する投射型映像表示装置において、前記照明光学系は、複数の矩形開口形状のレンズ素子をマトリックス状に配列した第1アレイレンズ及び第2アレイレンズと、前記第2アレイレンズの複数のレンズセルに対向して設けられたアレイ状に配置された複数の偏光ビームスプリッタと1/2λ位相差板により所望の偏光波を出射する偏光変換機能を備えた偏光変換素子を有し、前記光源の発光面形状が略矩形あるいは略楕円であり、前記発光面形状領域の長手方向が、前記偏光変換素子の開口部の長手方向と平行となるように配置されたことを特徴とする。
前記映像表示素子の短手方向の長さに対する長手方向の長さの比がM/N(M>N)であるとき、前記光源の発光面形状の短手方向の長さに対する長手方向の長さの比が(4N×N)/(M×M)未満であることを特徴とする。
また、前記光源は発光ダイオード、レーザー、有機EL等、固体発光素子である。あるいは、発光ダイオード、レーザー、有機EL等、固体発光素子を励起光として、蛍光体を励起したものである。あるいは、発光ダイオード、レーザー、有機EL等、固体発光素子を拡散層で、拡散したものである。
本発明によれば、発光ダイオード、レーザー等の長寿命な光源を使用した際に、照明光学系においても、従来よりも、長寿命を実現した、投射型映像表示装置を提供できる。
本実施形態による第一の実施例である照明光学装置の要部構成図。 本実施形態による第一の実施例である光源像の要部構成図。 従来技術における光源像の要部構成図。 本発明による一実施形態に係わる投射型液晶表示装置の光学系の概略構成図。 従来技術における光源から液晶表示素子までの照明光学系の概略図。 偏光変換インテグレータの要部構成拡大図。
以下、本発明の最良の形態について、図を参照して説明する。なお、各図において、同一な部分には同一符号を付して、一度説明したものについては、その説明を省略する。ここでも、説明を容易とするために、課題の項と同様に、照明光軸をZ軸とする直交座標を導入する。すなわち、Z軸に直交する面内で、液晶表示素子の矩形照射有効領域の長辺に平行な方向の軸をY軸とし、矩形有効表示領域の短辺に平行な方向の軸をX軸とする。このX軸方向は偏光変換素子の開口部長手方向と平行で、Y軸方向は該開口部の短手方向に平行である。
本発明に基づく実施例においては、偏光変換素子の寿命を改善するために、光源装置に工夫を加えたものである。詳細は後述するが、第1発光像の発光部の長手方向が、照明光軸に略直交する面内で偏光変換インテグレータを構成する偏光変換素子の開口部長手方向と平行であり、偏光変換素子の光照射密度を低減したことを特徴とする。
図4は、本発明による一実施形態に係わる光源装置を用いた投射型液晶表示装置の光学系の概略構成図である。図4(a)は、X軸方向から見た照明光軸を含むYZ断面での照明光学系の構成部であり、図4(b)は、偏光変換素子5、第2アレイレンズ4の上に形成された光源像の概要を示すものであり、図4(c)は、光源200の発光面900の形状を示すものである。
図4(a)において、光源200から発光した白色光は、平行化レンズ2により略平行となり、偏光変換インテグレータに入射する。光源は発光ダイオード等の固体発光素子や、固体発光素子で励起された蛍光体の励起光である。偏光変換インテグレータは、第1アレイレンズ3と第2アレイレンズ4からなる均一照明行うオプチカルインテグレータと、偏光方向を所定偏光方向に揃える偏光変換素子5とで構成される。
第1アレイレンズ3は、照明光軸方向から見て液晶表示素子とほぼ相似な矩形形状を有する複数のレンズセルがマトリクス(2次元)状に配設されたもので、光源から入射した光を複数のレンズセルで複数の光に分割して、効率よく第2アレイレンズ4と偏光変換素子5を通過するように導く。即ち、第1アレイレンズ3は光源200の発光面と第2アレイレンズ4の各レンズセルとが光学的に共役な関係になるように設計されている。
第1アレイレンズ3と同様に、照明光軸方向から見て矩形形状の複数のレンズセルがマトリクス状に配設された構成を有する第2アレイレンズ4は、構成するレンズセルそれぞれが対応する第1アレイレンズ3のレンズセルの形状を液晶表示素子18に投影(写像)する。
この時、偏光変換素子5で第2アレイレンズ4からの光は所定の偏光方向に揃えられ、そして、第1アレイレンズ3の各レンズセルの投影像は、それぞれ集光レンズ6、およびコンデンサレンズ13、14、第1リレーレンズ15、第2リレーレンズ16、第3リレーレンズ17により各液晶表示素子18上に重ね合わせられる。
なお、第2アレイレンズ4とこれに近接して配設される集光レンズ6とは、第1アレイレンズ3の各レンズセルと液晶表示素子18とが、光学的に共役な関係になるように設計されているので、第1アレイレンズ3で複数に分割された光束は、第2アレイレンズ4と集光レンズ6によって、液晶表示素子18上に重畳して投影され、実用上問題のないレベルの均一性の高い照度分布の照明が可能となる。
以上述べたように、第1アレイレンズ3、第2アレイレンズ4、偏光変換素子5とで構成された偏光変換インテグレータは、光源からの偏光方向がランダムな光を所定偏光方向に揃えながら、液晶表示素子を均一照明することができる。
その過程で、ダイクロイックミラー11により、例えばB光(青色帯域の光)は反射され、G光(緑色帯域の光)およびR光(赤色帯域の光)は透過されて2色の光に分離され、更に、G光とR光はダイクロイックミラー12によりG光とR光に分離される。例えば、G光はダイクロイックミラー12で反射され、R光はダイクロイックミラー12を透過して3色の光に分離される。この光の分離の仕方は種々考えられ、ダイクロイックミラー11でR光を反射させ、G光及びB光を透過させてもよいし、G光を反射させ、R光及びB光を透過させてもよい。
ダイクロイックミラー11を反射したB光は、反射ミラー10を反射し、コンデンサレンズ13Bを通してB光用の液晶表示素子18Bを透過して光合成プリズム21に入射する。
一方、ダイクロイックミラー11を透過したG光及びR光の内、G光はダイクロイックミラー12を反射して、コンデンサレンズ13Gを通してG光用液晶表示素子18Gに入射し、この液晶表示素子18Gを透過して光合成プリズム21に入射する。
また、R光はダイクロイックミラー12を透過し、第1リレーレンズ15で集光され、更に反射ミラー8で反射され、第2リレーレンズ16で更に集光され、反射ミラー9で反射された後、第3リレーレンズ17で更に集光されてR光用の液晶表示素子18Rに入射する。液晶表示素子18Rを透過したR光は光合成プリズム21に入射する。
各液晶表示素子を透過したB光、G光、R光は、光合成プリズム21によってカラー映像として合成された後、例えばズームレンズであるような投射レンズ22を通過し、スクリーン7に到達する。液晶表示素子18上に光強度変調で形成された光学像は、投射レンズ22によりスクリーン上に拡大投影され表示装置として機能するものである。
なお、第1の光路(B光)と第2の光路(G光)にはリレーレンズは使用されていないが、第3の光路(R光)にはB光、G光と光路長を等しくするためのリレーレンズ15、16が使用されている。また、本構成では光源200として、白色光を使用したが、B色光光源、G色光光源、R色光光源の3つを使用し、第1アレイレンズ3の直前で、色合成プリズム等で3色を合成した後に、第1アレイレンズ3に入射しても良い。
以下、本実施形態により、寿命が向上した映像表示装を提供できる理由を、図4(b)と図4(c)を用いて説明する。
偏光変換素子5の開口部を通過する光の光密度を考える。そこで、偏光変換素子5の照明光軸100に隣接しているレンズセル4044に形成される第2光源像26について考察する。
ここで、液晶表示素子のアスペクト比がM/N(M>N)であり、Y軸方向が長手方向となるように配置されており、光源200の発光面の短手方向に対する長手方向のアスペクト比率が、αであるとする。このとき、第2アレイレンズ4、偏光変換素子5の開口部と第2光源像260の関係を図4(b)に示し、光源200の発光面900を図4(c)に示す。
レンズセル4044のY軸方向の長さをM×Hとすると、第2アレイレンズ4の各レンズセルの開口アスペクト比も、前述したとおりM:N程度となるため、レンズセル4044のX軸方向の長さはN×Hとなる。
しかし、偏光変換素子5の遮光板60により、Y軸方向の半分が遮光されるため、実効開口アスペクト比はM/2:Nとなり、Y軸方向の開口長さはM×H/2となる。一方、光源200の発光面900の1辺のY軸方向の長さをDとすると、X軸方向の長さはD×αとなる。従って、光源900に対する第2光源像260は、拡大率をβとすると、Y軸方向の長さをD×β、X軸方向の長さはD×α×βとなる。まず、第2光源像260が、レンズセル4044の開口部を全て通過するための関係式は、数式5で示される。
N×H ≧ D×α×β …(数5)
次に、光利用効率を損失することなく、光密度を最小にする条件は、数式6で示される。
N×H ≒ D×α×β …(数6)
このとき、偏光変換素子5の開口部に占める、第2光源像260の面積の割合は、数式7で示される。
((D×β)×D×α×β))÷((M×H/2)×(N×H)) …(数7)
一方、従来技術のおける、偏光変換素子5の開口部に占める、第2光源像260の面積の割合は、数式4よりM/(2N)であるから、本発明の実施例において、偏光変換素子5での光密度が低減する条件は、数式8で示される。
((D×β)×D×α×β))÷((M×H/2)×(N×H)) > M/(2N) …(数8)
このとき、αに対する条件として、数式9が成立する。
α < (4N×N)/(M×M) …(数9)
つまり、液晶表示素子のアスペクト比がM/N(M>N)でありY軸方向が長手方向となるように配置されている場合、光源の発光面形状の短手方向の長さに対する長手方向の長さの比が(4N×N)/(M×M)未満であれば、従来よりも偏光変換素子5に照射される光密度は低減し、偏光変換素子5に含まれる有機部材も延命する。
以上のように、本発明の実施形態によれば、本発明によれば、発光ダイオード、レーザー等の長寿命な光源を使用した際に、照明光学系においても、長寿命を実現した、投射型映像表示装置を提供できる。
ここでは、本実施の形態において、従来(光源アスペクト比1:1)よりも、偏光変換素子での光密度を低減し、寿命を改善できる、光源のアスペクト比について、図1および図2を用いて述べる。光源としては、青色励起光により、黄色蛍光体で黄色を励起したものを使用する。青色励起光源としては、発光ダイオード、レーザー等の固体発光素子とする。
図1(a)は、本実施例に係わる光源装置の要部構成図であり、X軸方向から見た照明光軸を含むYZ断面図であり、図1(b)は青色励起光源1から透明部材27までの要部構成図であり、XY断面をZ軸方向から見たものである。
図1(a)において、励起光源装置300は、蛍光体励起光用の青色励起光源101と、励起光源101を射出した光を平行にする平行化レンズ201を含む光源群である。光源装置300から、略平行に射出した青色励起光は、青色を透過、黄色光(緑色及び赤色)を反射するダイクロイックミラー14を通過し、集光レンズ24により、透明基材27の入射側に集光する。透明基材27の入射側には、青色光を透過、黄色光(緑色及び赤色)を反射するダイクロイックコート272が蒸着されており、その上に、黄色蛍光体271が塗布されている。黄色蛍光体としてはYAG蛍光体が一般的であるが、これに限ったものではない。
青色励起光の一部は、黄色蛍光体271と反応するため、黄色光が全方位に発光するが、透明基材27の出射側への黄色発散光はダイクロイックコート272で反射されるため、全ての黄色光が、集光レンズ24の方向に発散する。黄色蛍光体271から発散した黄色光は、集光レンズ24で略平行となり、ダイクロイックミラー14で反射し、第1アレイレンズ3に入射する。
透明基材27を通過した、一部の青色光は、透明基材27の出射側に施された、拡散層273で拡散し、平行化レンズ25で略平行となり、反射ミラー19、反射ミラー20、反射ミラー23を反射し、ダイクロイックミラー14を透過して、第1アレイレンズ3に入射する。
つまり、透明基材27に集光された青色励起光の照射領域901(以下、第1発光像901)から、白色光が射出し、略平行となり第1アレイレンズ3に入射したのと等価となる。偏光変換インテグレータ以降の役割は、前述したとおりであり、説明を省略する。ここで、液晶表示素子のアスペクト比は4:3とし、第1アレイレンズ3、第2アレイレンズ4の各レンズセルサイズをY軸方向4mm、X軸方向3mm、偏光変換素子5の遮光板60のY軸方向の長さを2mm、とする。
図1(b)において、発光面102を有する青色励起光源101は、X軸方向に隣接して2つ並べた配置とする。青色励起光源101から発光した青色励起光は、平行化レンズ201で略平行となり、集光レンズ24で、黄色蛍光体および青色拡散層を有する透明基材27に集光する。透明基材27上には、青色励起光源101の発光面102の拡大投影像である第1光源像901が形成されており、ここでは、拡大率が10倍となるように、平行化レンズ201と、集光レンズ24の曲率半径が決められているとする。
また、平行化レンズ201のレンズ頂点位置は、透明基材27上で2つの青色励起光源101の発光面102の投影像がちょうど重ならないように、X軸方向に偏心してある。
図2(a)は、発光面102を有する青色励起光源101のサイズと配置方法を示したもの、図2(b)は、透明部材27に投影された第1光源像901を表すもの、図2(c)は、第2アレイレンズ4のレンズセル4044に投影された第2光源像261を表すものである。
図2(a)において、青色励起光源101の発光面102の大きさをY軸方向0.15mm、X軸方向0.15mmとする。図2(b)において、発光面102の像が10倍に拡大されたものが、透明基材27に第1光源像901として拡大投影されるため、発光面102からの各々の投影像の大きさは、Y軸方向1.5mm、X軸方向1.5mmであるが、X軸方向に、ちょうど重ならないように投影されるため、第1光源像901の大きさとしては、Y軸方向1.5mm、X軸方向3.0mmとなる。
第1光源像901から射出する光は、透明基材27上の黄色蛍光体で励起された黄色光と、青色拡散層で拡散された青色光が合成され、白色光となる。
図2(c)において、集光レンズ24と第1アレイレンズ3の曲率半径が略同一とすると、第1光源像901の第2アレイレンズ4への投影像である、第2光源像261は、第1光源像901とほぼ同一の大きさとなるため、第2光源像261の大きさは、Y軸方向1.5mm、X軸方向3.0mmである。
このとき、第2アレイレンズ4、偏光変換素子5の開口サイズは、Y軸方向2.0mm、X軸方向3.0mmであるため、開口部に占める、第2光源像261の面積は、75%であり、従来技術の66.7%から改善されている。
ここで、光源のアスペクト比α=2.0(=3.0/1.5)、(4N×N)/(M×M)=2.25であるため、数9の関係式α<(4N×N)/(M×M)を満たしている。つまり、上記光源のアスペクト比率を満たすように、発光面サイズ、励起光源数、励起光配置位置を決めればよい。また、上記アスペクト比率とは、青色励起光源101の発光面102ではなく、第1光源像901の大きさのアスペクト比率である。
1…従来技術の固体発光素子、2…平行化レンズ、3…第1アレイレンズ、4…第2アレイレンズ、5…偏光変換素子、6…集光レンズ、7…スクリーン、8…反射ミラー、9…反射ミラー、10…反射ミラー、11…ダイクロイックミラー、12…ダイクロイックミラー、13…コンデンサレンズ、14…ダイクロイックミラー、15…第1リレーレンズ、16…第2リレーレンズ、17…第3リレーレンズ、18…液晶表示素子、19…反射ミラー、20…反射ミラー、21…光合成プリズム、22…投射レンズ、23…反射ミラー、24…平行化レンズ、25…平行化レンズ、26・・・第2光源像、27…透明基材、40・・・第2アレイレンズのレンズセル、50…偏光変換部、51…透光性部材、52…PBS膜、53…反射膜、54…1/2λ位相差板、55…開口部、60…遮光部、90…従来技術での第1光源像、100…照明光軸、S100…光軸面、101…実施例1での青色励起光、102…実施例1での青色励起光の発光面、200…本発明の第1光源、201…実施例1での平行化レンズ、260…本発明の第2光源像、261…実施例1での第2光源像、271…黄色蛍光体、272…ダイクロイックコート、273…青色拡散層、300…実施例1での光源装置、900…本発明の第1光源像、901…実施例1での第1光源像

Claims (5)

  1. 光源と、
    映像表示素子と、
    前記光源からの光を前記映像表示素子に照射する複数の光学素子を有する照明光学系と、
    前記映像表示素子で形成された光学像を拡大して投影する投射レンズと、
    を備えた投射型映像表示装置において、
    前記照明光学系は、矩形開口形状のレンズ素子をマトリックス状に複数配列した第1アレイレンズ及び第2アレイレンズと、
    前記第2アレイレンズの複数のレンズ素子に対向して設けられた、所定の方向にアレイ状に配置された複数の偏光ビームスプリッタと1/2λ位相差板により偏光の方向を変更した偏光光を出射する偏光変換機能を備えた偏光変換素子と
    を有し、
    前記光源の発光面形状が略矩形あるいは略楕円であり、前記発光面形状の手方向が、前記所定の方向と略平行であり、前記発光面形状の長手方向が、前記偏光変換素子の開口部の長手方向と略平行となるように配置された
    ことを特徴とする投写型映像表示装置。
  2. 前記映像表示素子の短手方向の長さに対する長手方向の長さの比がM/N(M>N)であるとき、前記光源の発光面形状の短手方向の長さに対する長手方向の長さの比が(4N×N)/(M×/M)未満である
    ことを特徴とする請求項1に投写型映像表示装置。
  3. 前記光源は、発光ダイオードまたは半導体レーザーまたは有機ELの固体発光素子である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の投写型映像表示装置。
  4. 前記光源は、発光ダイオードまたは半導体レーザーまたは有機ELの固体発光素子からの光を励起光として、蛍光体を励起したものである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の投写型映像表示装置。
  5. 前記光源は、発光ダイオードまたは半導体レーザーまたは有機ELの固体発光素子からの光を拡散層で拡散したものである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の投写型映像表示装置。
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