JP2014153636A - 照明光学系および画像投射装置 - Google Patents

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    • H04N9/3152Modulator illumination systems for shaping the light beam

Abstract

【課題】高い照明効率を有する照明光学系を提供する。
【解決手段】光軸を含み互いに直交する第1断面または第2断面において光束径を変更可能な照明光学系であって、光源と、光源からの光を集光する集光レンズと、集光レンズで集光された光が入射する第1レンズセルを備えた第1フライアイレンズと、第1レンズセルに対応する第2レンズセルを備えた第2フライアイレンズと、第2フライアイレンズからの光に対して偏光変換を行う偏光変換素子と、偏光変換素子からの光に基づいて画像を表示する画像表示素子とを有し、第1断面および第2断面のそれぞれにおける画像表示素子の幅、光源の発光面の幅、第1フライアイレンズの径、第2フライアイレンズの径、光束径の変化率α、βは適切な範囲に設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明光学系および画像投射装置に関する。
従来から、液晶ライトバルブなどの画像表示素子を均一かつ効率的に照明するため、フライアイレンズおよび偏光変換素子を備えた照明光学系が用いられている。このような照明光学系において照明効率を高めるには、フライアイレンズのレンズセルおよび偏光変換素子で形成される有効領域を通過する光束量を大きくする必要がある。
照明光学系で形成される光源像は、光源である放電アークの形状を反映してロッド状であるが、それぞれの光源像を形成する光束が通る放物面リフレクタの反射面の位置に応じた傾斜をもって結像される。このため、光源像は照明光学系の光軸を中心として放射状の分布を有する。一方、フライアイレンズおよび偏光変換素子により形成される有効領域は、長方形である。このため、光源像が有効領域に対してはみ出る(突出する)場合があり、これにより照明光学系の照明効率は低下する。
放物面リフレクタの使用により放射状に広がった光源像に対して、最小の有効領域の面積で最大の照明効率を得るには、有効領域が正方形であることが好ましい。特許文献1には、有効領域を正方形とすることで照明効率を維持する構成が開示されている。
特開平07−181392号公報
しかしながら、特許文献1の構成において、光の利用効率を更に高めるには、例えば偏光変換素子を配置する必要がある。ところが、偏光変換素子を構成する偏光ビームスプリッタの幅は、フライアイレンズのレンズセルの半分の幅である。このため、有効領域の形状は長方形となり、損失が発生しやすくなる。
そこで本発明は、高い照明効率を有する照明光学系および画像投射装置を提供する。
本発明の一側面としての照明光学系は、光軸を含み互いに直交する第1断面または第2断面において光束径を変更可能な照明光学系であって、光源と、前記光源からの光を集光する集光レンズと、前記集光レンズで集光された光が入射する第1レンズセルを備えた第1フライアイレンズと、前記第1レンズセルに対応する第2レンズセルを備えた第2フライアイレンズと、前記第2フライアイレンズからの光に対して偏光変換を行う偏光変換素子と、前記偏光変換素子からの光に基づいて画像を表示する画像表示素子とを有し、前記第1断面および前記第2断面のそれぞれにおける前記画像表示素子の幅、前記光源の発光面の幅、前記第1フライアイレンズの径、前記第2フライアイレンズの径、前記光束径の変化率α、βはそれぞれ適切に設定されている。
本発明の他の側面としての照明光学系は、光軸を含み互いに直交する第1断面または第2断面において光束径を変更可能な照明光学系であって、光源と、前記光源からの光を集光する集光レンズと、前記集光レンズで集光された光が入射する第1レンズセルを備えた第1フライアイレンズと、前記第1レンズセルに対応する第2レンズセルを備えた第2フライアイレンズと、前記第2フライアイレンズからの光に基づいて画像を表示する画像表示素子とを有し、前記第1断面および前記第2断面のそれぞれにおける前記画像表示素子の幅、前記光源の発光面の幅、前記第1フライアイレンズの径、前記第2フライアイレンズの径、前記光束径の変化率α、βはそれぞれ適切に設定されている。
本発明の他の側面としての照明光学系は、光軸を含み互いに直交する第1断面または第2断面において光束径を変更可能な照明光学系であって、光源と、前記光源からの光を集光する集光レンズと、前記集光レンズで集光された光が入射するロッドインテグレータと、前記ロッドインテグレータからの光に基づいて画像を表示する画像表示素子とを有し、前記第1断面および前記第2断面のそれぞれにおいて、前記画像表示素子の幅、前記光源の発光面の幅、前記ロッドインテグレータの射出面の幅、該ロッドインテグレータの入射面の幅、前記光束径の変化率α、βはそれぞれ適切に設定されている。
本発明の他の側面としての画像投射装置は、前記照明光学系を有する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、高い照明効率を有する照明光学系および画像投射装置を提供することができる。
実施例1における照明光学系の構成図である。 実施例1における照明光学系の有効領域と光源像との関係図である。 実施例1における照明光学系の有効領域と光源の発光面のアスペクトに差異が生じた場合の損失を示す図である。 実施例2における照明光学系の構成図である。 実施例2における照明光学系の有効領域と光源像との関係図である。 実施例2における照明光学系の有効領域と光源の発光面のアスペクトに差異が生じた場合の損失を示す図である。 実施例3における照明光学系の構成図である。 実施例3における照明光学系の有効領域と光源像との関係図である。 実施例3における照明光学系の有効領域と光源の発光面のアスペクトに差異が生じた場合の損失を示す図である。 実施例1乃至3において、有効領域のアスペクトに応じた効果の変化を示す図である。 実施例4における照明光学系の構成図である。 実施例4における照明光学系の有効領域と光源像との関係図である。 実施例5における照明光学系の構成図である。 実施例5における照明光学系の有効領域と光源像との関係図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
まず、図1を参照して、本発明の実施例1における照明光学系の構成について説明する。図1は、本実施例における照明光学系の構成図であり、図1(a)はY方向から見た断面図、図1(b)はX方向から見た断面図をそれぞれ示している。本実施例の照明光学系は、光軸OAを含み互いに直交する第1断面(XZ平面)または第2断面(YZ平面)において光束径を変更可能に構成されている。
図1において、9は光源(発光ダイオード)である。光源9は、アスペクトが約1:2である矩形(長方形)の発光面を有する。ここで、アスペクトとは、第1断面(X方向)における幅(長さ)と第2断面(Y方向)における幅(長さ)との比である。10は、光源9からの光を集光する集光レンズである。11は、アスペクトが2:1である画像表示素子(液晶画像表示素子)である。画像表示素子11(光変調素子)は、後述の偏光変換素子14(コンデンサレンズ15)からの光に基づいて(光を変調して)画像を表示する。12は第1フライアイレンズである。第1フライアイレンズ12は、集光レンズ10で集光された光が入射する複数のレンズセル12a(第1レンズセル)をマトリクス状に配列して構成されている。本実施例において、各々のレンズセル12aは、矩形(長方形)であって、画像表示素子11と略相似形状である。
13は第2フライアイレンズである。第2フライアイレンズ13は、第1フライアイレンズ12の複数のレンズセル12aの各々に対応する複数のレンズセル13a(第2レンズセル)を有する。14は偏光変換素子である。偏光変換素子14は、第2フライアイレンズ13からの光に対して偏光変換を行う(光を所定の偏光状態に揃える)。15はコンデンサレンズである。また図1(a)、(b)において、光軸OAはZ軸(Z方向)と平行である。また、光軸OAを含み互いに直交する2つの断面(図1(a)に示される断面、図1(b)に示される断面)をそれぞれ、第1断面(Y軸に直交する断面)および第2断面(X軸に直交する断面)とする。
光源9(発光ダイオード)は、半導体ウエハの切り出し方により、発光面形状を任意に決定することができる。このため、アスペクトが1:2である矩形の発光面形状は、比較的容易に作成することが可能である。光源9から放射された光は、集光レンズ10で集光され略平行な光束となり、第1フライアイレンズ12に入射する。第1フライアイレンズ12の各々のレンズセル12aは、それに対応する第2フライアイレンズ13のレンズセル13aおよび偏光変換素子14(または、それらの近傍)に、複数の光源像を形成する。
第2フライアイレンズ13の外形は、図1(a)中の第1断面方向(X方向)に、第1フライアイレンズ12に対して約50%まで圧縮されており、照明光学系の小型化が図られている。このとき、第2フライアイレンズ13のレンズセル13aのアスペクトは、約1:1である。第2フライアイレンズ13から射出した複数の分割光束は、偏光変換素子14で偏光変換された後、コンデンサレンズ15により画像表示素子11上で重ね合わされる。
続いて、図2を参照して、第2フライアイレンズ13と偏光変換素子14により構成される有効領域16、および、光源像17の形状について説明する。図2は、本実施例における照明光学系の有効領域と光源像との関係図である。
図2(a)は、第2フライアイレンズ13と偏光変換素子14により構成される有効領域16の形状を示している。第2フライアイレンズ13のレンズセル13aのアスペクトは約1:1である。このため、偏光変換素子14を介すると、有効領域16は約1:2のアスペクトの長方形形状となる。従って、有効領域16は、例えばランプの放電アークとリフレクタが作る放射状の光源像分布に対して照明効率が低下する形状を有する。
図2(b)は、本実施例における照明光学系により形成される光源像17の形状を示している。前述のリフレクタを用いた場合と比較して、集光レンズ10および第1フライアイレンズ12を有する結像光学系により形成される光源像17は、放射状ではなく、光源9の発光面の1:2のアスペクトおよび配置を保持した状態で結像される。これは、第1フライアイレンズ12により形成される各分割光束は、集光レンズ10を通過する面が位置に依存せずに同一の焦点距離を有するため、傾きを持って結像されないからである。
従って、図2(c)に示されるように、本実施例の集光レンズ10を用いた構成では、光源像17が光源9の発光面と同様の1:2のアスペクトの矩形形状および配置を保持した状態で結像される。このため、有効領域16と光源像17のアスペクトが略相似形状となり、有効領域16が長方形であるにもかかわらず、照明効率の低下を防ぐ(低減)することができる。
本実施例の照明光学系によれば、第2フライアイレンズ13の外形を圧縮して光学系(照明光学系)の小型化を達成しつつ、第2フライアイレンズ13および偏光変換素子14により形成される有効領域16が長方形となる場合でも高い照明効率を維持可能である。
本実施例において、有効領域16のアスペクトと光源9の発光面のアスペクトを一致(略一致)させているが、多少のアスペクト差を含んでいる場合でも十分な効果を得ることができる。本実施例において、第1断面(図1(a))および第2断面(図1(b))における画像表示素子11のアスペクトをX:Y(画像表示素子11の幅をX、Y)、光源9の発光面のアスペクトをx:y(発光面の幅をx、y)とする。また、第1断面および第2断面における第1フライアイレンズ12の径(外径)をそれぞれ、D1x、D1yとする。また、第1断面および第2断面における第2フライアイレンズ13の径(外径)をそれぞれ、D2x、D2yとする。また、第1断面および第2断面における光束(光束径)の変化率(圧縮率または拡大率)をそれぞれ、α=D2x/D1x、β=D2y/D1yと定義する。このとき、有効領域16と光源9の発光面のアスペクト差は、以下の式(1)のように表される。
(αX/2)/(βY)×(y/x) …(1)
例えば、本実施例において、画像表示素子11のアスペクトはX:Y=2:1を満たし、光源9の発光面のアスペクトはx:y=1:2を満たす。第1断面について光束径は圧縮されないためα=1、第2断面については光束径の圧縮率は50%であるためβ=0.5となる。従って、アスペクト差を表す式(1)は、以下の式(2)で表される関係を満たし、アスペクト差がないことが示される。
(αX/2)/(βY)×(y/x)=1 …(2)
一方、式(2)の右辺の値が1から離れるほど有効領域16のアスペクトと光源9の発光面のアスペクトとの差(アスペクト差)が大きくなる。
続いて、図3を参照して、照明光学系の有効領域16のアスペクトと光源9の発光面のアスペクトに差が生じた場合の損失について説明する。図3は、有効領域16と光源9の発光面のアスペクトに差が生じた場合の損失を示す図である。図3(a)は、アスペクトが1:2である長方形の有効領域16に対して正方形1:1の発光面を有する光源9を適用した場合を示している。図3(b)は、正方形と同じ面積であり、かつ有効領域16と同じアスペクト(1:2)である長方形の発光面を有する光源9を適用した場合を示している。図3(c)は、有効領域16のアスペクトと光源9の発光面のアスペクトとの間にある程度の差異がある場合、それぞれについて損失が発生する様子を示している。
図3(a)は、長方形の有効領域16に対して、リフレクタの使用により生じる対称の光源像17を適用した場合を想定している。長方形の有効領域16に対して正方形の光源像17を適用すると、光源像17が有効領域16と比較して大きくはみ出す(突出する)ため、損失が発生し、照明効率が低下する。照明光学系の損失は、概して、光源像17の全面積に対する有効領域16からはみ出した部分(突出部分)の面積で表すことができ、このとき損失は約32%である。
一方、図3(b)では、有効領域16と同じアスペクトを有する長方形の光源像17を適用しているため、有効領域16から光源像17がはみ出す面積(突出する面積)は最小となり、このとき損失は約9%である。本実施例において、図3(a)の損失に対する図3(b)の損失の差分としての約23%が、照明効率改善の効果となる。
図3(b)において、有効領域16に対して同じアスペクトを有する長方形の光源像17を適用しているが、光源像17は有効領域16から僅かにはみ出している(突出している)。通常、照明光学系において光源9からの発散光束をより効率的に取り込むため、リフレクタや集光レンズの焦点距離を短くする。ただし、このとき光源像17の結像倍率は大きくなる。画像表示素子11に到達する光量を最も多くするには、光源像17の有効領域16からのはみ出しの損失と光源9からの取り込み増による光量増が釣り合うように設計する必要がある。このため、有効領域16に対して光源像17がはみ出す(突出する)ように設計している。
図3(c)では、有効領域16に対する光源像17のアスペクトの差異が、式(1)を用いて以下の式(3)、(4)で表される量だけ生じている場合、有効領域16に対する光源像17のはみ出し面積はいずれも約16%程度となる。
(αX/2)/(βY)×(y/x)=0.78 …(3)
(αX/2)/(βY)×(y/x)=1.28 …(4)
従って、図3(a)の損失に対する図3(c)の損失の差分としての約16%が、これらの場合の照明効率改善の効果となる。
1:2のアスペクトを有する有効領域16に対して同じアスペクトを有する長方形の発光面を有する光源9を適用した場合、照明効率は約23%だけ改善する。一方、式(3)、(4)で表されるアスペクトの差異を有する発光面の光源9を適用した場合、照明効率は約16%だけ改善する。この場合、最も大きな照明効率の改善率(約23%)に対して約70%の効果が得られることになる。
従って、長方形の有効領域16に対しては、同じアスペクトを有する長方形の発光面を有する光源9を適用するのが好ましい。ただし、以下の式(5)の条件を満たす範囲であれば、十分な照明効率改善の効果が得られる。
0.78<(αX/2)/(βY)×(y/x)<1.28 …(5)
次に、図4を参照して、本発明の実施例2における照明光学系の構成について説明する。図4は、本実施例における照明光学系の構成図であり、図4(a)はY方向から見た断面図、図4(b)はX方向から見た断面図をそれぞれ示している。本実施例の照明光学系は、光軸OAを含み互いに直交する第1断面(XZ平面)または第2断面(YZ平面)において光束径を変更可能に構成されている。
図4(a)、(b)において、18は光源(発光ダイオード)である。光源18は、アスペクトが約2:3である矩形(長方形)の発光面を有する。ここで、アスペクトとは、第1断面(X方向)における幅(長さ)と第2断面(Y方向)における幅(長さ)との比である。10は、光源18からの光を集光する集光レンズである。19は、アスペクトが4:3である画像表示素子(液晶画像表示素子)である。画像表示素子19(光変調素子)は、後述の偏光変換素子22(コンデンサレンズ15)からの光に基づいて(光を変調して)画像を表示する。
20は第1フライアイレンズである。第1フライアイレンズ20は、集光レンズ10で集光された光が入射する複数のレンズセル20a(第1レンズセル)をマトリクス状に配列して構成されている。本実施例において、各々のレンズセル20aは、矩形(長方形)であって、画像表示素子19と略相似形状を有する。
21は第2フライアイレンズである。第2フライアイレンズ21は、第1フライアイレンズ20の複数のレンズセル20aの各々に対応する複数のレンズセル21a(第2レンズセル)を有する。22は偏光変換素子である。偏光変換素子22は、第2フライアイレンズ21からの光に対して偏光変換を行う(光を所定の偏光状態に揃える)。15はコンデンサレンズである。また図4(a)、(b)において、光軸OAはZ軸(Z方向)と平行である。また、光軸OAを含み互いに直交する2つの断面(図4(a)に示される断面、図4(b)に示される断面)をそれぞれ、第1断面(Y軸に直交する断面)および第2断面(X軸に直交する断面)とする。
第2フライアイレンズ21の外形は、図4(a)中の第1断面方向(X方向)に、第1フライアイレンズ20に対して約70%まで圧縮されており、照明光学系の小型化が図られている。このとき、第2フライアイレンズ21のレンズセル21aのアスペクトは、画像表示素子19と共役関係にある第1フライアイレンズ20と同様に、約4:3である。
続いて、図5を参照して、第2フライアイレンズ21と偏光変換素子22により構成される有効領域23、および、光源像24の形状について説明する。図5は、本実施例における照明光学系の有効領域と光源像との関係図である。
図5(a)は、第2フライアイレンズ21と偏光変換素子22により構成される有効領域23の形状を示している。第2フライアイレンズ21のレンズセル21aのアスペクトは約4:3である。このため、偏光変換素子22を介すると、有効領域23は約2:3のアスペクトの長方形となる。従って、有効領域23は、例えばランプの放電アークとリフレクタが作る放射状の光源像分布に対して照明効率が低下する形状を有する。
図5(b)は、本実施例における照明光学系により形成される光源像24の形状を示している。本実施例では、有効領域23と同じアスペクトである発光面を有する光源18を用い、かつ、光源18からの光束を集光レンズ10により集光している。このため、光源像24が光源18の発光面と同様の2:3のアスペクトおよび配置を保持した状態で結像される。従って、図5(c)に示されるように、有効領域23と光源像24のアスペクトが略相似形状となり、有効領域23が長方形であるにもかかわらず、照明効率の低下を防ぐ(低減)することができる。
本実施例の照明光学系によれば、第2フライアイレンズ21の外形を圧縮し光学系(照明光学系)の小型化を達成しつつ、第2フライアイレンズ21および偏光変換素子22により形成される有効領域23が長方形となる場合でも高い照明効率を維持可能である。
例えば、本実施例において、画像表示素子19のアスペクトはX:Y=4:3を満たし、光源18の発光面のアスペクトはx:y=2:3を満たす。第1断面および第2断面についての圧縮率はいずれも70%であるから、α=0.7、β=0.7となる。従って、アスペクト差を表す式(1)の右辺は、実施例1と同様に1である。
続いて、図6を参照して、照明光学系の有効領域23と光源18の発光面のアスペクトに差が生じた場合の損失について説明する。図6は、有効領域23と光源18の発光面のアスペクトに差が生じた場合の損失を示す図である。図6(a)は、アスペクトが2:3である長方形の有効領域23に対して正方形1:1の発光面を有する光源18を適用した場合を示している。図6(b)は、正方形と同じ面積であり、かつ有効領域23と同じアスペクト(2:3)である長方形の発光面を有する光源18を適用した場合を示している。図6(c)は、有効領域23のアスペクトと光源18の発光面のアスペクトとの間にある程度の差異がある場合、それぞれについて損失が発生する様子を示している。
図6(a)において、照明光学系の損失は、概して、光源像24の全面積に対する有効領域23からはみ出した部分(突出部分)の面積で表すことができ、このとき損失は約22%である。
一方、図6(b)では、有効領域23と同じアスペクトを有する長方形の光源像24を適用しているため、有効領域23から光源像24がはみ出す面積(突出する面積)は最小となり、このとき損失は約9%である。本実施例において、図6(a)の損失に対する図6(b)の損失の差分としての約13%が、照明効率改善の効果となる。
図6(c)では、有効領域23に対する光源像24のアスペクトの差異が、式(1)を用いて以下の式(6)、(7)で表される量だけ生じている場合、有効領域23に対する光源像24のはみ出し面積はいずれも約13%程度となる。
(αX/2)/(βY)×(y/x)=0.83 …(6)
(αX/2)/(βY)×(y/x)=1.20 …(7)
従って、図6(a)の損失に対する図6(c)の損失の差分としての約9%が、これらの場合の照明効率改善の効果となる。
2:3のアスペクトを有する有効領域23に対して同じアスペクトを有する長方形の発光面を有する光源18を適用した場合、照明効率は約13%だけ改善する。一方、式(6)、(7)で表されるアスペクトの差異を有する発光面の光源18を適用した場合、照明効率は約9%だけ改善する。このため、有効領域23と光源18のアスペクトの差異がある場合でも、最も大きな照明効率の改善率(約13%)に対して約70%の効果が得られる。
有効領域23と光源18のアスペクトの差異が式(5)の範囲内にある場合、照明効率は約50%まで低下する。従って、2:3のアスペクトを有する長方形の有効領域23に対しては、以下の式(8)の条件を満たす範囲にあることがより好ましい。
0.83<(αX/2)/(βY)×(y/x)<1.20 …(8)
次に、図7を参照して、本発明の実施例3における照明光学系の構成について説明する。図7は、本実施例における照明光学系の構成図であり、図7(a)はY方向から見た断面図、図7(b)はX方向から見た断面図をそれぞれ示している。本実施例の照明光学系は、光軸OAを含み互いに直交する第1断面(XZ平面)または第2断面(YZ平面)において光束径を変更可能に構成されている。
図7(a)、(b)において、25は光源(発光ダイオード)である。光源25は、アスペクトが約2:3である矩形(長方形)の発光面を有する。ここで、アスペクトとは、第1断面(X方向)における幅(長さ)と第2断面(Y方向)における幅(長さ)との比である。10は、光源25からの光を集光する集光レンズである。19は、アスペクトが4:3である画像表示素子(液晶画像表示素子)である。画像表示素子19(光変調素子)は、後述の偏光変換素子28(コンデンサレンズ15)からの光に基づいて(光を変調して)画像を表示する。26は、集光レンズ10で集光された光が入射する複数のレンズセル26a(第1レンズセル)をマトリクス状に配列して構成された第1フライアイレンズである。本実施例において、各々のレンズセル26aは、矩形(長方形)であって、画像表示素子19と略相似形状を有する。
27は、第1フライアイレンズ26の複数のレンズセル26aの各々に対応する複数のレンズセル27a(第2レンズセル)を有する第2フライアイレンズである。28は偏光変換素子である。偏光変換素子28は、第2フライアイレンズ27からの光に対して偏光変換を行う(光を所定の偏光状態に揃える)。15はコンデンサレンズである。また図7(a)、(b)において、光軸OAはZ軸(Z方向)と平行である。また、光軸OAを含み互いに直交する2つの断面(図7(a)に示される断面、図7(b)に示される断面)をそれぞれ、第1断面(Y軸に直交する断面)および第2断面(X軸に直交する断面)とする。
第2フライアイレンズ27の外形は、図7(a)中の第1断面方向(X方向)に、第1フライアイレンズ26に対して約13%だけ拡大されており、照明光学系の大幅な大型化を回避しつつ照明効率の向上を図っている。このとき、第2フライアイレンズ27のレンズセル27aのアスペクトは、約6:4である。
続いて、図8を参照して、第2フライアイレンズ27と偏光変換素子28により構成される有効領域29、および、光源像30の形状について説明する。図8は、本実施例における照明光学系の有効領域と光源像との関係図である。
図8(a)は、第2フライアイレンズ27と偏光変換素子28により構成される有効領域29の形状を示している。第2フライアイレンズ27のレンズセル27aのアスペクトは約6:4である。このため、偏光変換素子28を介すると、有効領域29は約3:4のアスペクトの長方形形状となる。従って、有効領域29は、大型化と引き換えに照明効率の向上を図ろうとしながら、例えばランプの放電アークとリフレクタが作る放射状の光源像分布に対して照明効率が低下する形状を有する。
図8(b)は、本実施例における照明光学系により形成される光源像30の形状を示している。本実施例では、有効領域29と同じアスペクトである発光面を有する光源25を用い、かつ、光源25からの光束を集光レンズ10により集光している。このため、光源像30が光源25の発光面と同様の3:4のアスペクトおよび配置を保持した状態で結像される。従って、図8(c)に示されるように、有効領域29と光源像30のアスペクトが略相似形状となり、有効領域29が長方形であるにもかかわらず、照明効率の低下を防ぐ(低減)することができる。
本実施例の照明光学系によれば、第2フライアイレンズ27の外形を拡大し光学系(照明光学系)の大型化を抑えつつ、第2フライアイレンズ27および偏光変換素子28により形成される有効領域29が長方形となる場合でも高い照明効率を維持可能である。
例えば、本実施例において、画像表示素子19のアスペクトはX:Y=4:3を満たし、光源25の発光面のアスペクトはx:y=3:4を満たす。第1断面についての拡大率は約13%であるため、α=1.13である。また、第2断面については拡大していないため、β=1である。従って、アスペクトの差異を表す式(1)の右辺は、実施例1、2と同様に1である。
続いて、図9を参照して、照明光学系の有効領域29と光源25の発光面のアスペクトに差が生じた場合の損失について説明する。図9は、有効領域29と光源25の発光面のアスペクトに差が生じた場合の損失を示す図である。図9(a)は、アスペクトが3:4である長方形の有効領域29に対して正方形1:1の発光面を有する光源25を適用した場合を示している。図9(b)は、正方形と同じ面積であり、かつ有効領域29と同じアスペクト(3:4)である長方形の発光面を有する光源25を適用した場合を示している。図9(c)は、有効領域29のアスペクトと光源25の発光面のアスペクトとの間にある程度の差異がある場合、それぞれについて損失が発生する様子を示している。
図9(a)において、照明光学系の損失は、概して、光源像30の全面積に対する有効領域29からはみ出した部分(突出部分)の面積で表すことができ、このとき損失は約17.5%である。
一方、図9(b)では、有効領域29と同じアスペクトを有する長方形の光源像30を適用しているため、有効領域29から光源像30がはみ出す面積(突出する面積)は最小となり、このとき損失は約9%である。本実施例において、図9(a)の損失に対する図9(b)の損失の差分としての約8.5%が、照明効率改善の効果となる。
図9(c)では、有効領域29に対する光源像30のアスペクト差が、式(1)を用いて以下の式(9)、(10)で表される量だけ生じている場合、有効領域29に対する光源像30のはみ出し面積はいずれも約11.5%程度となる。
(αX/2)/(βY)×(y/x)=0.86 …(9)
(αX/2)/(βY)×(y/x)=1.16 …(10)
従って、図9(a)の損失に対する図9(c)の損失の差分としての約6%が、これらの場合の照明効率改善の効果となる。
3:4のアスペクトを有する有効領域29に対して同じアスペクトを有する長方形の発光面を有する光源25を適用した場合、照明効率は約8.5%だけ改善する。一方、式(9)、(10)で表されるアスペクト差を有する発光面の光源25を適用した場合、照明効率は約6%だけ改善する。この場合、最も大きな照明効率の改善率(約8.5%)に対して約70%の効果が得られる。
有効領域29と光源25のアスペクト差が式(5)の範囲内にある場合、照明効率は約20%まで低下する。また、有効領域29と光源25のアスペクト差が式(8)の範囲内にある場合、照明効率は約50%まで低下する。従って、3:4のアスペクトを有する長方形の有効領域29に対しては、以下の式(11)の条件を満たす範囲にあることがより好ましい。
0.86<(αX/2)/(βY)×(y/x)<1.16 …(11)
実施例1乃至3において、有効領域のアスペクトがより正方形に近づくにつれて、有効領域と光源の発光面のアスペクトを一致させた場合の照明効率改善の効果が小さくなっている。続いて、図10を参照して、この照明効率改善の効果について説明する。図10は、実施例1乃至3において、有効領域のアスペクトに応じた効果の変化を示す図であり、有効領域のアスペクトによる照明効率改善の最大効果をプロットしたグラフを示している。図10において、縦軸は照明効率改善、横軸は有効領域のアスペクトをそれぞれ示している。また、図10中の点線部は、有効領域のアスペクトが9:10(0.9)である場合、および、11:10(1.1)である場合をそれぞれ示している。
図10に示されるように、有効領域のアスペクトが9:10(0.9)以上かつ11:10(1.1)以下の範囲、すなわち有効領域が正方形に近い場合には、照明効率改善の効果はほとんどない。一方、有効領域のアスペクト比が1から離れるにつれて、照明効率改善の効果は向上する。従って、各実施例により照明効率改善の十分な効果を得るには、有効領域のアスペクトが以下の式(12)で表される範囲を満たすように、画像表示素子のアスペクトX:Y、および、変化率α、β(圧縮率または拡大率)を設定することが好ましい。
(αX/2)/(βY)<0.9または1.1<(αX/2)/(βY) …(12)
次に、図11を参照して、本発明の実施例4における照明光学系の構成について説明する。図11は、本実施例における照明光学系の構成図であり、図11(a)はY方向から見た断面図、図11(b)はX方向から見た断面図をそれぞれ示している。本実施例の照明光学系は、光軸OAを含み互いに直交する第1断面(XZ平面)および第2断面(YZ平面)において光束径を変更可能に構成されている。
図11(a)、(b)において、31は光源(発光ダイオード)である。光源31は、アスペクトが約2:1である矩形(長方形)の発光面を有する。ここで、アスペクトとは、第1断面(X方向)における幅(長さ)と第2断面(Y方向)における幅(長さ)との比である。10は、光源31からの光を集光する集光レンズである。19は、アスペクトが4:3である画像表示素子(液晶画像表示素子)である。画像表示素子19(光変調素子)は、後述の第2フライアイレンズ33(コンデンサレンズ15)からの光に基づいて(光を変調して)画像を表示する。32は、集光レンズ10で集光された光が入射する複数のレンズセル32a(第1レンズセル)をマトリクス状に配列して構成された第1フライアイレンズである。本実施例において、各々のレンズセル32aは、矩形(長方形)であって、画像表示素子19と略相似形状を有する。
33は、第1フライアイレンズ32の複数のレンズセル32aの各々に対応する複数のレンズセル32a(第2レンズセル)を有する第2フライアイレンズである。15はコンデンサレンズである。また図11(a)、(b)において、光軸OAはZ軸(Z方向)と平行である。また、光軸OAを含み互いに直交する2つの断面(図11(a)に示される断面、図11(b)に示される断面)をそれぞれ、第1断面(Y軸に直交する断面)および第2断面(X軸に直交する断面)とする。
第2フライアイレンズ33の外形は、図11(a)中の第2断面方向(Y方向)に、第1フライアイレンズ32に対して約75%まで圧縮されており、照明光学系の小型化が図られている。このとき、第2フライアイレンズ33のレンズセル33aのアスペクトは、約2:1である。
続いて、図12を参照して、第2フライアイレンズ33により構成される有効領域34、および、光源像35の形状について説明する。図12は、本実施例における照明光学系の有効領域と光源像との関係図である。本実施例の照明光学系は、偏光変換素子が含まれない点で、実施例1乃至3の照明光学系とは異なる。このため、図12(a)に示されるように、有効領域34の形状は第2フライアイレンズ33のレンズセル33aの形状と同一であり、有効領域34のアスペクトは2:1の長方形形状となる。従って、有効領域34は、例えばランプの放電アークとリフレクタが作る放射状の光源像分布に対して照明効率が低下する形状を有する。
図12(b)は、本実施例における照明光学系により形成される光源像35の形状を示している。本実施例では、有効領域34と同じアスペクトである発光面を有する光源31を用い、かつ、光源31からの光束を集光レンズ10により集光している。このため、光源像35が光源31の発光面と同様の2:1のアスペクトおよび配置を保持した状態で結像される。従って、図12(c)に示されるように、有効領域34と光源像35のアスペクトが略相似形状となり、有効領域34が長方形であるにもかかわらず、照明効率の低下を防ぐ(低減)することができる。
本実施例の照明光学系によれば、第2フライアイレンズ33の外形を圧縮し光学系(照明光学系)の小型化を達成しつつ、第2フライアイレンズ33のレンズセル33aにより形成される有効領域34が長方形となる場合でも高い照明効率を維持可能である。
本実施例では、有効領域34のアスペクトと光源31の発光面のアスペクトを略一致させているが、実施例1乃至3と同様に、多少のアスペクトがある場合でも十分な効果を得ることが可能である。有効領域と発光面のアスペクト差は、以下の式(13)で表される。
(αX)/(βY)×(y/x) …(13)
本実施例の照明光学系には偏光変換素子が設けられていないため、有効領域のアスペクトを表現する際に、式(1)中の1/2のファクター(因子)が消える。
本実施例では、実施例1と同様に、有効領域34のアスペクトが2:1の長方形である。長方形の有効領域34に対して、同じアスペクトである長方形の発光面を有する光源31を適用した場合の照明効率改善は、約23%である。一方、以下の式(14)、(15)で表されるアスペクトの差異を有する発光面の光源を適用した場合、照明効率改善は約16%となり、最も大きな照明効率改善に対して約70%の効果が得られる。
(αX)/(βY)×(y/x)=0.78 …(14)
(αX)/(βY)×(y/x)=1.28 …(15)
従って、長方形の有効領域34に対しては、同じアスペクトである長方形の発光面を有する光源31を適用するのが好ましいが、以下の式(16)で表される条件を満たす範囲であれば、十分な照明効率改善の効果が得られる。
0.78<(αX)/(βY)×(y/x)<1.28 …(16)
次に、図13を参照して、本発明の実施例5における照明光学系の構成について説明する。図13は、本実施例における照明光学系の構成図であり、図13(a)はY方向から見た断面図、図13(b)はX方向から見た断面図をそれぞれ示している。本実施例の照明光学系は、光軸OAを含み互いに直交する第1断面(XZ平面)および第2断面(YZ平面)において光束径を変更可能に構成されている。
図13(a)、(b)において、9は光源(発光ダイオード)である。光源9は、アスペクトが約1:2である矩形(長方形)の発光面を有する。ここで、アスペクトとは、第1断面(X方向)における幅(長さ)と第2断面(Y方向)における幅(長さ)との比である。36は、光源9からの光を集光する集光レンズである。37はロッドインテグレータである。ロッドインテグレータ37は、集光レンズ36で集光された光が入射する。38は、アスペクト4:3のDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)であり、画像表示素子を構成する。DMD38(光変調素子)は、ロッドインテグレータ37(コンデンサレンズ39、全反射プリズム40)からの光に基づいて(光を変調して)画像を表示する。39は結像レンズである。40は全反射プリズムである。また図13(a)、(b)において、光軸OAはZ軸(Z方向)と平行である。また、光軸OAを含み互いに直交する2つの断面(図13(a)に示される断面、図13(b)に示される断面)をそれぞれ、第1断面(Y軸に直交する断面)および第2断面(X軸に直交する断面)とする。
光源9から放射された光は、集光レンズ36で集光され、ロッドインテグレータ37の入射面41(またはその近傍)において光源像42を形成する。ロッドインテグレータ37は、フライアイレンズと同様に、画像表示素子を照明する照度分布の均一化を行う素子である。ロッドインテグレータ37に入射した光束は、その内部で全反射を繰り返し、射出面43から均一な照度分布が得られる。射出面43は、DMD38と相似形状の4:3のアスペクトを有し、射出面43から発散する光束が結像レンズ39、全反射プリズム40の境界面における全反射を介して、DMD38を矩形かつ均一にクリティカル照明する。DMD38に入射した光束は、DMD38を構成する可動マイクロミラーにより光路が切り替えられる。光路が切り替えられた光束は、投射光学系を介してスクリーン(投射面)へ投射される。
全反射プリズム40は、境界面における全反射を利用してDMD38への入射および反射光路の切り替えを行う。このため、DMD38へ入射する光束の角度広がりが大きくなると、臨界角(または、その近傍)にて入射側の反射光路と射出側の透過光路の間にクロストークが生じる。これは、映像のコントラストを低下させる原因になる。
本実施例において、ロッドインテグレータ37の入射面41の形状は、第1断面方向(X方向)において、射出面43の形状に対して約63%圧縮され、所謂テーパロッド形状になっている。射出面43の幅(X方向の長さ)より入射面41の幅(X方向の長さ)が狭くなることにより、射出面43から発散する光束の角度は小さくなる。従って、DMD38を照明する光束の角度広がりを小さくすることができ、コントラストの低下を防ぐ(低減する)ことが可能となる。
しかしながら、ロッドインテグレータ37の4:3のアスペクトを有する射出面43に対して、入射面41は、第1断面で約63%圧縮されているため、1:2のアスペクトの長方形形状となる。従って、入射面41は、例えばランプの放電アークとリフレクタが作る放射状の光源像分布に対して照明効率が低下する形状を有する。換言すれば、ロッドインテグレータ37の射出面43は、実施例1乃至4における第1フライアイレンズのレンズセル形状に相当し、入射面41は第2フライアイレンズのレンズセル形状に相当する。またロッドインテグレータ37の入射面41は、実施例1乃至4における有効領域に相当する。
続いて、図14を参照して、ロッドインテグレータ37の入射面41(有効領域)、および、光源像42の形状について説明する。図14は、本実施例における照明光学系の有効領域(ロッドインテグレータ37の入射面41)と光源像42との関係図である。
本実施例では、図14(a)に示されるように、有効領域(ロッドインテグレータの入射面41)と同じ1:2のアスペクトである発光面を有する光源9が用いられている。また、光源9からの光束を集光レンズ36により集光している。このため、図14(b)に示されるように、光源像42が光源9の発光面と同様の1:2のアスペクトおよび配置を保持した状態で、ロッドインテグレータ37の入射面41に結像される。従って、図14(c)に示されるように、有効領域(ロッドインテグレータ37の入射面41)と光源像42のアスペクトが略相似形状となるため、有効領域が長方形であるにもかかわらず、照明効率の低下を防ぐ(低減する)ことができる。
以上、本実施例によりロッドインテグレータを用いた照明光学系において、ロッドインテグレータの入射面が形成する有効領域が長方形となる場合でも高い照明効率を維持できる。
本実施例の構成によれば、有効領域(入射面41)のアスペクトと光源9の発光面のアスペクトを略一致させているため、最も大きい照明効率改善の効果が得られる。ただし、実施例1、4と同様に、有効領域(入射面41)と光源9の発光面のアスペクトとの間に多少の差異がある場合でも、以下の式(17)で表される条件を満たす範囲であれば、十分な照明効率改善の効果が得られる。
0.78<(αX)/(βY)×(y/x)<1.28 …(17)
なお本実施例において、ロッドインテグレータ37の射出面43の幅をD3x、D3y、ロッドインテグレータ37の入射面41の幅をD4x、D4yとする。また、光束径の変化率α、β(圧縮率または拡大率)をα=D4x/D3x、β=D4y/D3yと定義している。
各実施例によれば、高い照明効率を有する照明光学系、および、そのような照明光学系を有する画像投射装置を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
各実施例において、光源の発光面の形状は長方形であるが、これに限定されるものではない。例えば、発光面の形状が楕円であってもよい。この場合、楕円の長軸の長さ(長径)および短軸の長さ(短径)が各実施例における発光面の長方形の幅x、yに相当する。
各実施例において、光源として発光ダイオードが用いられているが、これに限定されるものではない。光源としては面発光光源が適して用いられ、発光面の形状を任意に決定可能な光源であれば、レーザ光源や有機ELなどの他の光源を用いることができる。また、光源をアレイ化する(単位発光面を配列する)ことにより、光源アレイの外形が各実施例中の各条件を満たす形状となるように設計してもよい。
9 光源
10 集光レンズ
11 画像表示素子
12 第1フライアイレンズ
13 第2フライアイレンズ
14 偏光変換素子

Claims (14)

  1. 光軸を含み互いに直交する第1断面または第2断面において光束径を変更可能な照明光学系であって、
    光源と、
    前記光源からの光を集光する集光レンズと、
    前記集光レンズで集光された光が入射する第1レンズセルを備えた第1フライアイレンズと、
    前記第1レンズセルに対応する第2レンズセルを備えた第2フライアイレンズと、
    前記第2フライアイレンズからの光に対して偏光変換を行う偏光変換素子と、
    前記偏光変換素子からの光に基づいて画像を表示する画像表示素子と、を有し、
    前記第1断面および前記第2断面のそれぞれにおいて、前記画像表示素子の幅をX、Y、前記光源の発光面の幅をx、y、前記第1フライアイレンズの径をD1x、D1y、前記第2フライアイレンズの径をD2x、D2y、前記光束径の変化率α、βをα=D2x/D1x、β=D2y/D1yとするとき、
    (αX/2)/(βY)<0.9または1.1<(αX/2)/(βY)、および、
    0.78<(αX/2)/(βY)×(y/x)<1.28
    の関係を満たすことを特徴とする照明光学系。
  2. (αX/2)/(βY)×(y/x)=1の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の照明光学系。
  3. 光軸を含み互いに直交する第1断面または第2断面において光束径を変更可能な照明光学系であって、
    光源と、
    前記光源からの光を集光する集光レンズと、
    前記集光レンズで集光された光が入射する第1レンズセルを備えた第1フライアイレンズと、
    前記第1レンズセルに対応する第2レンズセルを備えた第2フライアイレンズと、
    前記第2フライアイレンズからの光に基づいて画像を表示する画像表示素子と、を有し、
    前記第1断面および前記第2断面のそれぞれにおいて、前記画像表示素子の幅をX、Y、前記光源の発光面の幅をx、y、前記第1フライアイレンズの径をD1x、D1y、前記第2フライアイレンズの径をD2x、D2y、前記光束径の変化率α、βをα=D2x/D1x、β=D2y/D1yとするとき、
    (αX)/(βY)<0.9または1.1<(αX)/(βY)、および、
    0.78<(αX)/(βY)×(y/x)<1.28
    の関係を満たすことを特徴とする照明光学系。
  4. (αX)/(βY)×(y/x)=1の関係を満たすことを特徴とする請求項3に記載の照明光学系。
  5. 光軸を含み互いに直交する第1断面または第2断面において光束径を変更可能な照明光学系であって、
    光源と、
    前記光源からの光を集光する集光レンズと、
    前記集光レンズで集光された光が入射するロッドインテグレータと、
    前記ロッドインテグレータからの光に基づいて画像を表示する画像表示素子と、を有し、
    前記第1断面および前記第2断面のそれぞれにおいて、前記画像表示素子の幅をX、Y、前記光源の発光面の幅をx、y、前記ロッドインテグレータの射出面の幅をD3x、D3y、該ロッドインテグレータの入射面の幅をD4x、D4y、前記光束径の変化率α、βをα=D4x/D3x、β=D4y/D3yとするとき、
    (αX)/(βY)<0.9または1.1<(αX)/(βY)、および、
    0.78<(αX)/(βY)×(y/x)<1.28
    の関係を満たすことを特徴とする照明光学系。
  6. (αX)/(βY)×(y/x)=1の関係を満たすことを特徴とする請求項5に記載の照明光学系。
  7. 前記光源の前記発光面の形状は長方形であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の照明光学系。
  8. 前記光源の前記発光面の形状は楕円であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の照明光学系。
  9. 前記光源は、単位発光面を配列して前記発光面を形成していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の照明光学系。
  10. 前記光源は、面発光光源であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の照明光学系。
  11. 前記光源は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の照明光学系。
  12. 前記光源は、レーザ光源であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の照明光学系。
  13. 前記光源は、有機ELであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の照明光学系。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の照明光学系を有することを特徴とする画像投射装置。
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