JP5490985B2 - 無線通信端末 - Google Patents
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Description
この衛星情報を取得した携帯電話は測位演算を行い自身の現在位置を測位する(図5のB)。
ここで測位された結果は基地局を通じて緊急呼出しセンタサーバへ通知され、このことによりユーザの位置を特定することができる。以降の説明では便宜上、図5のAを“Aシーケンス”、Bを“Bシーケンス”と呼ぶことにする。
また、Bシーケンスでは、携帯電話の位置をある程度予測できた基地局は、携帯電話機が捕捉すべき衛星情報を携帯電話に送信し、携帯電話は、それらの情報を元に測位を開始し、測位が終了した後、測位結果を基地局に通知する。
また、トラフィックチャネルが確立できたとしても、上記したBシーケンスは10秒前後の時間を必要としており、したがって、Bシーケンス実行途中にトラフィックチャネルがロストすると測位が失敗する可能性がある。
これらの理由により、不安定な電波状況下でユーザによる緊急発信が行われた場合、ユーザの位置情報を緊急呼出しセンタサーバに送信することが失敗し、もしくは遅れる恐れがある。
図1に示されるように、携帯電話は、通信部11と、操作部12と、音声処理部13と、スピーカ(SP)14と、マイクロフォン(MIC)15と、表示部16と、記憶部17と、制御部18とにより構成される。
なお、EVDO通信は、1x通信よりも高速であり、1x通信は、EVDO通信とは異なりデータ通信の他に音声通信もサポートするといった特徴を有している。
なお、通信部11は、基地局からの下り方向の電波の受信とGPS測位とを同時に行うことができるRF(Radio Frequency)受信回路を有するものとする。
すなわち、音声処理部13は、マイクロフォン15から入力される音声を増幅し、アナログ/デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部18に出力する。
また、音声処理部13は、制御部18から供給される音声データに復号化、デジタル/アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカ14に出力する。
表示部16は、例えば、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、電池残量、発信成否、待ち受け画面などの各種の情報や画像を表示する。
なお、記憶部17は、例えば、不揮発性の記憶デバイス(フラッシュメモリ)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(SRAM、DRAM)等によって構成される。
すなわち、制御部18は、記憶部17に格納されるオペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等のプログラムから命令コードを順次読み込んで処理を実行する。
具体的に、制御部18は、緊急発信が行われると、スタンドアロンGPSによる測位を開始するとともに通信部11を制御してトラフィックチャネルの捕捉試行を行い、トラフィックチャネルの確保(捕捉)が先であればスタンドアロンGPSによる測位をIS801規格に基づく測位に変更し、一方、スタンドアロンGPSによる測位情報取得が先であれば確保したトラフィックチャネルにて取得した位置情報を基地局宛送信する。詳細は後述する。
一方、主制御部180は、スタンドアロンGPSによる測位情報取得が先であれば、確保したトラフィックチャネルにて取得した位置情報を基地局宛送信する制御部18としての機能を実現するために、後述する各機能ブロック181〜185のシーケンス制御を行う。
緊急発信処理部185は、所定時間もしくは所定回数だけ緊急発信を繰り返すカウンタ(例えば、再試行タイマ)を有し、緊急発信に失敗した場合に、上記したカウンタが所定の値を示した場合、スタンドアロンGPSによる測位が途中であれば、当該スタンドアロンGPSによる測位の最大許容時間(Tsag)を越えない範囲で測位を継続させる機能を有する。
また、主制御部180は、通信部11によるトラフィックチャネルの捕捉試行も開始させる。なお、緊急発信以外の発信であれば、主制御部180は通常の発信動作を行う(ステップS202)。
すなわち、主制御部180は、スタンドアロンGPS測位部184が位置情報を測位中でない場合(ステップS205“Yes”)、スタンドアロンGPS測位部184を起動し、通信部11を介して取得される、緯度、経度、時間に関する情報から自律的な位置情報の測位を開始する(ステップS206)。
続いて主制御部180は、逐次更新されるタイマTstart_userと、スタンドアロンGPS測位のために許容される最大時間Tsagとを比較し(ステップS207)、Tstart_user>Tsagの関係になるまで(ステップS207“Yes”)スタンドアロンGPS測位部による自立的なGPS測位を継続させる(ステップS208)。
なお、所定時間、あるいは所定回数、緊急発信を試行したにも関わらず、トラフィックチャネルを捕捉できない場合は発信の再試行を諦めて待受け状態に移行させる(ステップS211)。待受け状態における処理の流れは図4に示すフローチャートを参照しながら後述する。
測位情報が取得済みの場合(ステップS213“Yes”)、主制御部180は、IS801シーケンス測位部183による図5のBシーケンスで示す動作を行わず、既に取得したスタンドアロンGPSによる測位情報を、通信部11を介して基地局宛(緊急呼出しセンタサーバ)送信する(ステップS214)。
続いて、主制御部180は、チャネル捕捉制御部182が、IS801シーケンス測位部183によるIS801シーケンスに基づく測位が終了するまでに正常にトラフィックチャネルTCHを確保したか否かを判定し(ステップS216)、トラフィックチャネルTCHを確保できていた場合(ステップS216“Yes”)、通信部11を介してその測位情報を確保したトラフィックチャネルTCHを用いて基地局(緊急呼出しセンタサーバ)へ送信する。
トラフィックチャネルTCHが確保できなかった場合(ステップS216“No”)、主制御部180は、図2のステップS211の処理に戻り、このことにより携帯電話は待受け状態に遷移する。
待受け状態移行時、主制御部180は、スタンドアロンGPS測位部184に測位中か否かの問い合わせを行う(ステップS401)。
スタンドアロンGPS測位部184による自律的なGPS測位終了後(ステップS403)、主制御部180は、タイマ監視部181を制御してタイマTstart_userを終了させ(ステップS404)、かつ、タイマTstart_userをクリアして上記した発信時における一連の処理を終了する(ステップS405)。
また、このような再試行にもかかわらずトラフィックチャネルTCHを確保できなかった場合、制御部18は、再試行による発信を諦め、携帯電話を待受け状態に移行させる。そして、制御部18は、初回発信から再試行、待受けに移行しても所定時間、あるいは位置測位が成功するまでスタンドアロンGPSによる測位を継続する。
このことにより、スタンドアロンGPSにより測位された位置情報は、次回緊急発信時に(ユーザによる継続した発信操作が予測される)、トラフィックチャネルが確保できた場合、IS801のBシーケンスに移ったときに改めて位置測位を行う必要なく、既に取得してある位置情報を緊急通報センタ宛送信することで迅速な対応が可能になる。
Claims (3)
- 緊急発信時に基地局との間でトラフィックチャネルを確保し、IS801規格に基づき前記基地局宛測位情報を送信する無線通信端末であって、
前記基地局との間でトラフィックチャネルを捕捉する通信部と、
基地局を介さずに測位を行うスタンドアロンGPS部と、
緊急発信時、前記スタンドアロンGPS部、またはIS801規格に基づく測位を行い、前記通信部により前記基地局へ測位情報を送信させる制御部と、を備え、
前記制御部は、
緊急発信が行われると、前記スタンドアロンGPS部による測位を開始するとともに前記通信部を制御してトラフィックチャネルの捕捉試行を行い、
前記トラフィックチャネルの確保が先であれば前記スタンドアロンGPS部による測位を止めて前記IS801規格に基づく測位に変更し、前記スタンドアロンGPS部による測位情報取得が先であれば前記確保したトラフィックチャネルにて前記取得した測位情報を基地局宛送信する
ことを特徴とする無線通信端末。 - 前記制御部は、
緊急発信に基づくトラフィックチャネルの確保に失敗すると、所定時間、もしくは所定回数だけ緊急発信を繰り返しつつ、その間前記スタンドアロンGPS部による測位を継続し、当該スタンドアロンGPSによる測位と前記IS801規格に基づく測位のいずれが先に測位を完了するかを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。 - 前記制御部は、
所定時間もしくは所定回数だけ緊急発信を繰り返すカウンタを有し、前記緊急発信に失敗した場合に前記カウンタが所定の値を示した場合、前記スタンドアロンGPS部による測位が途中であれば、当該スタンドアロンGPS部による測位の最大許容時間を越えない範囲で測位を継続する
ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
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