JP2005044197A - 移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラム - Google Patents

移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005044197A
JP2005044197A JP2003278678A JP2003278678A JP2005044197A JP 2005044197 A JP2005044197 A JP 2005044197A JP 2003278678 A JP2003278678 A JP 2003278678A JP 2003278678 A JP2003278678 A JP 2003278678A JP 2005044197 A JP2005044197 A JP 2005044197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emergency
information
mail
history
communication terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003278678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4325305B2 (ja
Inventor
Yukiko Ito
由紀子 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2003278678A priority Critical patent/JP4325305B2/ja
Publication of JP2005044197A publication Critical patent/JP2005044197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4325305B2 publication Critical patent/JP4325305B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】 移動体通信端末装置の利用者と頻繁に情報の送受信を行う通信相手の端末に緊急メッセージの通知を行う移動体通信端末装置を提供する。
【解決手段】 移動体通信端末装置の具備する操作部の緊急通報開始キーが押下されると、開始キーの押下時である緊急事態発生時の音声データ(54)が作成され、また、緊急事態発生時の位置情報が印された地図データ(55)が、GPS制御部により作成される。そして、緊急発生時の音声データ(54)と地図データ(55)とが添付された本文データ(53)を含む緊急メールデータ(28)が作成され、その作成された緊急メールデータ(28)に、移動体通信端末装置の記憶部に格納されている履歴情報を基に設定された送信宛先データ(52)が設定登録されることで、移動体通信端末装置と頻繁に情報の送受信を行う送信宛先データ(52)の通信端末装置に送信されることになる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、携帯電話機、PHS等の無線通信を行う移動体通信端末装置を用いた緊急メッセージ通知方法、緊急メッセージ通知プログラムに関するものである。
近年、事故や火災等の緊急事態の発生から警察署や消防署への通報までを簡略化させるためのシステムの開発がなされており、例えば、携帯電話機の保持者が緊急事態に遭遇した場合に、その携帯電話機の簡単な操作により、緊急事態が生じたことを関係者に通知させるものとして、通報ボタンの押下により位置情報を含む緊急情報を電話メールで作成し、該作成した電子メールを、予め定めた通報先に送信するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−197578号公報
解決しようとする課題は、従来の緊急通報サービスにおいては、サービス契約時に登録したクライアント端末のみに緊急通報を通知することから、サービス契約時に登録したクライアント端末以外の通信端末には緊急通報が通知されない点にある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、予め移動体通信端末装置内に設定した緊急通報先だけでなく、移動体通信端末装置の利用者と頻繁に情報の送受信を行う通信相手の端末にも緊急メッセージの通知を行う移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有する。
請求項1記載の発明は、緊急事態発生時の音声情報を取得する音声情報取得手段と、緊急事態発生時の自端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、自端末に保存されている履歴情報を基に、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得する宛先情報取得手段と、音声情報取得手段により取得した音声情報と、位置情報取得手段により取得した位置情報と、を緊急事態発生時に送信される緊急メールに添付させ、該添付させた緊急メールを、宛先情報取得手段により取得した宛先情報先に送信する緊急メール送信手段と、を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の移動体通信端末装置において、緊急メール送信手段を実行させる緊急メール送信実行開始手段を更に有し、緊急メール送信実行開始手段により緊急メール送信手段が自動的に実行されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の移動体通信端末装置において、緊急メールを送信する宛先情報を設定する宛先情報設定手段を更に有し、緊急事態発生時に送信される緊急メールを、宛先情報設定手段により事前に設定された宛先情報先に送信することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3の何れか1項に記載の移動体通信端末装置において、緊急事態発生時の映像情報を取得する映像情報取得手段を更に有し、緊急メール送信手段は、映像情報取得手段により取得した映像情報を更に緊急メールに添付させ、該添付させた緊急メールを送信することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の移動体通信端末装置において、宛先情報取得手段は、自端末から発信する履歴情報と、自端末に受信する履歴情報と、の履歴情報を基に、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1または5記載の移動体通信端末装置において、宛先情報取得手段は、自端末の保存する電話番号の発着信履歴情報と、自端末の保存するメールアドレスの送受信履歴情報と、を基に、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の移動体通信端末装置において、宛先情報取得手段は、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を、自端末の保存する電話番号の発着信履歴情報から取得するには、電話番号に該当する宛先情報が、自端末の保存するメールアドレスの送受信履歴情報に含まれている場合に取得することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の移動体通信端末装置において、宛先情報取得手段は、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を、自端末の保存する電話番号の発着信履歴情報から取得できない場合には、自端末の保存するメールアドレスの送受信履歴情報を基に、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1記載の移動体通信端末装置において、位置情報取得手段は、GPS機能を用いて外部のGPS衛星装置から自端末の位置情報を取得することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、音声情報を登録するマイクと、自端末の位置情報を取得するGPS制御手段と、履歴情報と緊急メールとを格納する記憶手段と、緊急メールを送信する送信手段と、制御手段と、を有する移動体通信端末装置を用いて行う緊急メッセージ通知方法であって、緊急事態発生時の音声情報を、マイクを介して制御手段が取得する音声情報取得工程と、緊急事態発生時の自端末の位置情報をGPS制御手段が取得する位置情報取得工程と、記憶手段に格納されている履歴情報を基に、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を制御手段が取得する宛先情報取得工程と、記憶手段に記憶されている緊急メールを制御手段が取得し、該取得した緊急メールに対して、音声情報取得工程により制御手段が取得した音声情報と、位置情報取得工程によりGPS制御手段が取得した位置情報と、を制御手段が添付させ、該添付させた緊急メールを、宛先情報取得工程により制御手段が取得した宛先情報先に送信手段が送信する緊急メール送信工程と、を行うことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の緊急メッセージ通知方法において、移動体通信端末装置は、緊急メール送信工程を開始させるための緊急メール送信実行開始手段を更に有して構成されており、緊急メール送信実行開始手段を押下することで緊急メール送信工程が自動的に行われることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項10または11記載の緊急メッセージ通知方法において、移動体通信端末装置は、緊急メールを送信する宛先情報を設定する宛先情報設定手段を更に有して構成されており、緊急メール送信工程は、宛先情報設定手段により事前に設定された宛先情報先にも送信手段が、緊急事態発生時に送信される緊急メールを送信することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項10から12の何れか1項に記載の緊急メッセージ通知方法において、移動体通信端末装置は、緊急事態発生時の映像情報を取得する映像情報取得手段を更に有して構成されており、緊急メール送信工程は、映像情報取得手段により取得した映像情報を更に緊急メールに添付させ、該添付させた緊急メールを送信手段が送信することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項10記載の緊急メッセージ通知方法において、宛先情報取得工程は、自端末から発信する履歴情報と、自端末に受信する履歴情報と、の履歴情報を基に、制御手段が、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得することを特徴とする。
請求項15記載の発明は、請求項10または14記載の緊急メッセージ通知方法において、宛先情報取得工程は、自端末の保存する電話番号の発着信履歴情報と、自端末の保存するメールアドレスの送受信履歴情報と、を基に、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得することを特徴とする。
請求項16記載の発明は、請求項15記載の緊急メッセージ通知方法において、宛先情報取得工程は、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を、制御手段が、自端末の保存する電話番号の発着信履歴情報から取得するには、電話番号に該当する宛先情報が、自端末の保存するメールアドレスの送受信履歴情報に含まれている場合に取得することを特徴とする。
請求項17記載の発明は、請求項16記載の緊急メッセージ通知方法において、宛先情報取得工程は、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を、制御手段が、自端末の保存する電話番号の発着信履歴情報から取得できない場合には、自端末の保存するメールアドレスの送受信履歴情報を基に、制御手段が、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得することを特徴とする。
請求項18記載の発明は、請求項10から請求項17の何れか1項に記載の緊急メッセージ通知方法を、緊急メッセージ通知プログラムとして、外部の通信機器との間で無線通信処理が可能な通信端末装置において実行させることを特徴とする。
本発明にかかる移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラムは、緊急事態の発生時に、頻繁に情報の送受信を行う通話相手の通信端末装置に対して緊急事態の状況をメールにて通報することが可能となり、移動体通信端末装置の保持者と最も親しいと思われる者が、緊急事態の発生状況を把握することが可能となり、移動体通信端末装置の保持者に対する対応を迅速に行うことができることになる。
本発明にかかる移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラムは、移動体通信端末装置の具備する操作部(1)の緊急通報開始キーが押下されると、緊急通報開始キーの押下時である緊急事態発生時の音声データ(54)が、マイク(5)を介して作成され、また、緊急事態発生時の位置情報が印された地図データ(55)が、GPS(Global Positioning System)制御部(9)により作成される。そして、緊急事態発生時の音声データ(54)と、緊急事態発生時の地図データ(55)と、が添付された本文データ(53)を含む緊急メールデータ(28)が作成され、その作成された緊急メールデータ(28)に送信宛先データ(52)が設定登録されることで、移動体通信端末装置に事前に設定登録された緊急機関の通信機器と、緊急通報開始キーが押下された移動体通信端末装置と頻繁に情報の送受信を行う送信宛先データ(52)の通信端末装置と、に送信されることになる。なお、移動体通信端末装置と頻繁に情報の送受信を行う送信宛先データ(52)の通信端末装置は、移動体通信端末装置の記憶部(2)に格納されている発着信履歴データ(22)と、メールデータ(23)と、の着信情報を基に送信宛先データ(52)が設定登録されることになる。
まず、図1を参照しながら、第1の実施例における移動体通信端末装置の構成について説明する。
第1の実施例における移動体通信端末装置は、操作部(1)と、記憶部(2)と、表示部(3)と、制御部(4)と、マイク(5)と、スピーカ(6)と、無線部(7)と、無線アンテナ(8)と、GPS(Global Positioning System)制御部(9)と、を有して構成されている。
操作部(1)は、移動体通信端末装置における各種処理を設定操作するものであり、例えば、記憶部(2)に、各種情報を設定登録したり、表示部(4)に表示された各種情報を選択したり、切り替えたりする際の操作を行うことになる。なお、本実施例では、操作部(1)の具備する緊急通報開始キーを押下することで、緊急メッセージの通知処理が実行されることになる。
記憶部(2)は、各種情報を格納するためのものであり、本実施例では、図2に示すように、電話帳データ(21)と、発着信履歴データ(22)と、メールデータ(23)などの情報が設定登録されることになる。なお、発着信履歴データ(22)には、発信履歴データ(24)と、着信履歴データ(25)と、を含んで構成されており、メールデータ(23)には、送信履歴データ(26)と、受信履歴データ(27)と、緊急メールデータ(28)と、を含んで構成されている。
電話帳データ(21)は、移動体通信端末装置の保持者と通話やメールを行う相手側の情報を含んで構成されている。
発着信履歴データ(22)は、電話番号の発着信履歴データであり、本実施例では、移動体通信端末装置の保持者が発信した相手側の電話番号の履歴(発信履歴データ(24))と、移動体通信端末装置に着信があった相手側の電話番号の履歴(着信履歴データ(25))と、を含んで構成されている。
メールデータ(23)は、メールアドレスの送受信履歴データであり、本実施例では、移動体通信端末装置の保持者が送信した相手側のメール内容の履歴(送信履歴データ(26))と、移動体通信端末装置が受信した相手側のメール内容の履歴(受信履歴データ(27))と、緊急事態時に送信することになる緊急メールデータ(28)と、を含んで構成されている。
表示部(3)は、各種情報を表示するものであり、例えば、着信時に、相手側の情報が表示されたり、メールを送信する際の文字データ等が表示されたりすることになる。
制御部(4)は、移動体通信端末装置の内部処理を制御するためのものであり、本実施例では、履歴制御部(41)と、音声データ制御部(42)と、メール制御部(43)と、を有して構成されている。
履歴制御部(41)は、発着信履歴、メール送受信データの履歴を制御することになる。
音声データ制御部(42)は、デジタル信号を音声帯域のアナログ信号に変換してスピーカ(6)に送信したり、音声帯域のアナログ信号をデジタル信号に変換したりするものである。なお、本実施例では、マイク(5)から入力された音声データを、メールに添付できるデータに変換したり、表示部(3)に表示可能な文字データに変換したり、操作部(1)の操作で入力された文字データを、音声データに変換したりする処理を行うことになる。
メール制御部(43)は、通信相手の通信装置とのメールの送受信を行う際のメール機能を制御することになる。
マイク(5)は、音声データを入力するものであり、本実施例では、図3に示す、緊急メールデータ(28)に添付する音声データ(54)を作成するための緊急事態発生時の音声を入力することになる。
スピーカ部(6)は、着信時に発する着信音、発信者側の音声などの各種音情報を出力するものである。
無線部(7)は、制御部(4)からの信号を、無線アンテナ(8)を介して外部の通信機器や通信端末装置に送信したり、外部の通信機器や通信端末装置からの信号を、無線アンテナ(8)を介して受信して制御部(4)に出力したりするものである。本実施例では、図3に示す、緊急メールデータ(28)を無線アンテナ(8)を介して、緊急機関の通信機器と、移動体通信端末装置と頻繁に情報の送受信を行う通信端末装置と、に送信することになる。
GPS制御部(9)は、外部のGPS衛星装置から位置情報を取得し、その取得した位置情報を基に、GPS制御部(9)内に格納されている地図データに、現時点の移動体通信端末装置の位置情報を印し、その現時点の移動体通信端末装置の位置情報が印された地図データを作成することになる。
次に、図4を参照しながら、上記構成からなる移動体通信端末装置を用いた緊急メッセージの通報方法について説明する。
まず、移動体通信端末装置の具備する操作部(1)の緊急通報開始キーが押下されたことを制御部(4)が検知すると、制御部(4)は、緊急メッセージの通知処理を実行するためのアプリケーションを起動することになる(ステップS1)。このアプリケーションの起動が開始されると、制御部(4)の具備する音声データ制御部(42)により音声データの登録処理が開始されることになる(ステップS2)。
この、音声データの登録処理が開始されると、移動体通信端末装置の具備するマイク(5)を介して緊急者の音声データが音声データ制御部(42)に登録されることになる。そして、音声データの登録処理が開始されてから所定の時間が経過した際に、音声データ制御部(42)は、音声データの登録処理を終了させ、音声データ制御部(42)に登録された音声データをメール制御部(43)に転送することになる(ステップS3)。
そして、音声データの登録処理が完了すると、GPS(Global Positioning System)制御部(9)により、移動体通信端末装置の位置情報の取得処理が実行されることになる(ステップS4)。
この位置情報の取得処理が実行されると、GSP制御部(9)は、外部のGPS衛星装置から位置情報を取得することになる。そして、GPS制御部(9)は、外部のGPS衛星装置から取得した位置情報を基に、GPS制御部(9)内に格納されている地図データに、現時点の移動体通信端末装置の位置情報を印し、その現時点の移動体通信端末装置の位置情報が印された地図データをメール制御部(43)に転送することになる。
次に、メール制御部(43)は、音声データ制御部(42)から音声データが転送され、尚且つ、GPS制御部(9)から地図データが転送されたと判定した場合に、メール制御部(43)は、図2に示す緊急発信時用の緊急メールデータ(28)を記憶部(2)から取得し、該取得した緊急メールデータ(28)と、音声データ制御部(42)から転送された音声データと、GPS制御部(42)から転送された地図データと、を基に、図3に示す緊急発信時用の緊急メールデータにフォーマット変換することになる(ステップS5)。
なお、フォーマット変換を行う際のフォーマット情報は、記憶部(2)から取得した緊急メールデータ(28)に含まれており、その緊急メールデータ(28)に含まれているフォーマット情報を基に、メール制御部(43)が緊急発信時用の緊急メールデータにフォーマット変換することになる。また、緊急メールデータ(28)には、図3に示す緊急メールデータの内容を示唆する本文データ(53)が含まれて構成されており、音声データ制御部(42)から転送された緊急発信時用の音声データ(54)と、GPS制御部(9)から転送された地図データ(55)と、が緊急メールデータ(28)に添付され、更に、送信宛先データ(52)が緊急メールデータ(28)に設定登録された時点で(ステップS6)、緊急メールデータ(28)が送信宛先データ(52)の通信機器に対して送信されることになる(ステップS7)。
なお、送信宛先データ(52)は、移動体通信端末装置の具備する記憶部(2)に格納されている履歴情報(22、23)を基に設定登録されることになる。そして、送信宛先データ(52)が緊急メールデータ(28)に設定登録された際に、メール制御部(43)は、緊急メールデータ(28)を無線部(7)に送信し、無線部(7)からアンテナ(8)を介して送信宛先データ(52)の通信機器に対して緊急メールデータ(28)が送信されることになる。また、このとき、緊急メールデータ(28)は、緊急機関の通信機器にも送信されることになる。このため、メール制御部(43)には緊急機関の送信宛先データが事前に設定登録されていることになる。なお、緊急機関の通信機器の情報は、操作部(1)を介して設定登録されることになるが、この設定登録の方法は、特に限定せず、公知の設定登録方法を用いて設定することが可能である。
なお、緊急メールデータの送信は、W−CDMA方式の高速データ通信技術を適用することで、大容量のファイルの送信が可能となる。なお、緊急メールのデータ送信は、特に限定せず、公知の通信方式を適用して送信することも可能である。また、緊急メールデータが電波等の障害により送信できない場合には、メール制御部(43)において一時的に緊急メールデータ(28)を保持させ、電波が確立された際に、メール制御部(43)が緊急メールデータ(28)を送信することになる。
このように、移動体通信端末装置の具備する操作部の緊急通報開始キーが押下されると、緊急通報開始キーの押下時である緊急事態発生時の通話記録と、緊急事態発生時の位置情報と、が添付された緊急メールが作成され、その作成された緊急メールが、移動体通信端末装置に事前に設定登録された緊急機関の通信機器と、緊急通報開始キーが押下された移動体通信端末装置と頻繁に情報の送受信を行う通信端末装置と、に送信されることになる。これにより、頻繁に情報の送受信を行う通話相手の通信端末装置にもメールにて緊急事態の状況を通報することが可能となり、移動体通信端末装置の保持者と最も親しいと思われる者が、緊急事態の発生状況を把握することが可能となり、移動体通信端末装置の保持者に対する対応を迅速に行うことができることになる。また、緊急事態発生時の通話内容の音声データと、緊急事態発生時の位置情報を印した地図データと、を緊急メールに添付することで、緊急メールを送信した者の緊急事態発生時の状況と緊急事態発生時の場所とを、緊急メールを受信した者が容易に把握することができることになる。
また、緊急メールに添付される音声データは、緊急事態発信時に自動的に録音された音声データであるため、緊急事態発生後に何かしらの問題が生じた際の証拠材料とすることも可能となる。また、緊急事態発生時に聞き取りにくかった音声データの内容確認にも役立つことになる。また、GPS機能を用いて取得した位置情報も、緊急事態発生現場の再確認に用いることが可能となる。
なお、上記処理動際において、音声データの登録処理時(ステップS2〜3)において、緊急事態発生現場の映像を撮影し、その撮影した映像データも、緊急メールデータ(28)に添付することも可能である。
次に、図5を参照しながら、本実施例の特徴部分である上記ステップS6の送信宛先データ(52)の設定方法について説明する。
緊急メールデータの送信宛先データの設定は、まず、メール制御部(43)が、図2に示す記憶部(2)に格納されている緊急メールデータ(28)に、緊急連絡先の情報が保存されているか否かを判定する(ステップS10)。該判定により、緊急連絡先の情報が緊急メールデータ(28)に保存されていると判定した場合は(ステップS10/YES)、その緊急連絡先の情報を送信宛先データ(52)として緊急メールデータ(28)に設定登録し、緊急連絡先に緊急メールデータを送信することになる(ステップS11)。次に、履歴制御部(41)は、記憶部(2)に格納されている発着信履歴データ(22)を基に、最も発着信履歴の高い電話番号の割合を算出する(ステップS12)。また、上記ステップS10の判定において、緊急連絡先の情報が緊急メールデータ(28)に保存されていないとメール制御部(43)が判定した場合も(ステップS10/NO)、最も発着信履歴の高い電話番号の割合を算出することになる(ステップS12)。
なお、最も発着信履歴の高い電話番号の割合の算出方法としては、発着信履歴データ(22)に含まれる、発信履歴データ(24)と着信履歴データ(25)との履歴データの中から、発着信履歴の最も高い電話番号と、その電話番号の履歴回数と、を履歴制御部(41)が読み出し、発着信履歴の高い電話番号の履歴回数が、履歴回数全体においてどれくらいの割合を占めるのかを算出することになる。
また、履歴制御部(41)は、記憶部(2)に格納されているメールデータ(23)を基に、最も送受信履歴の高いメールアドレスの割合を算出する(ステップS13)。
なお、最も送受信履歴の高いメールアドレスの割合の算出方法としては、メールデータ(23)に含まれる、送信履歴データ(26)と受信履歴データ(27)との送受信履歴データの中から、送受信履歴の最も高いメールアドレスと、そのメールアドレスの履歴回数と、を履歴制御部(41)が読み出し、送受信履歴の高いメールアドレスの履歴回数が、履歴回数全体においてどれくらいの割合を占めるのかを算出することになる。
次に、履歴制御部(41)は、発着信履歴の高い電話番号の割合と、送受信履歴の高いメールアドレスの割合と、を比較考慮し、割合の高い方を送信宛先データとして緊急メールデータに設定登録することになる(ステップS14〜ステップS17)。以下に詳細な処理動作について説明する。
まず、発着信履歴の高い電話番号の割合が、送受信履歴の高いメールアドレスの割合よりも高い場合には(ステップS14/YES)、その最も発着信履歴の高い電話番号に該当するメールアドレスを、記憶部(2)に格納されている電話帳データ(21)から検索取得することになる(ステップS15)。その検索取得により、最も発着信履歴の高い電話番号に該当するメールアドレスを電話帳データ(21)から取得できた場合には(ステップS15/YES)、そのメールアドレスを緊急メールデータの送信宛先データとして設定登録する(ステップS16)。
また、送受信履歴の高いメールアドレスの割合が、発着信履歴の高い電話番号の割合よりも高い場合(ステップS14/NO)、または、最も発着信履歴の高い電話番号に該当するメールアドレスが電話帳データ(21)から取得できない場合には(ステップS15/NO)、最も送受信履歴の高いメールアドレスを緊急メールデータの送信宛先データとして設定登録することになる(ステップS17)。
このように、記憶部に格納されている発着信履歴データを基に、最も発着信履歴の高い電話番号の割合を算出し、また、記憶部に格納されているメールデータを基に、最も送受信履歴の高いメールアドレスの割合を算出する。そして、その算出した、発着信履歴の高い電話番号の割合と、送受信履歴の高いメールアドレスの割合と、を比較考慮し、割合の高い方を送信宛先データとして緊急メールデータに設定登録することで、移動体通信端末装置と頻繁に情報の送受信を行う通信端末装置に緊急メールデータを送信することが可能となる。
次に、第2の実施例について説明する。
第1の実施例は、履歴情報(22、23)を基に、移動体通信端末装置の保持者と最も頻繁に情報の送受信を行う通信端末装置に対して緊急メールデータを送信したが、第2の実施例は、移動体通信端末装置の保持者と最も頻繁に情報の送受信を行う通信端末装置から順に、所定数の通信端末装置に対して緊急メールデータを送信することを特徴とするものである。なお、第2の実施例の移動体通信端末装置の構成は、第1の実施例と同様の構成にて形成される。以下、図6を参照しながら、第2の実施例における緊急メールデータの送信処理について説明する。
緊急メールデータの送信宛先データの設定は、まず、メール制御部(43)が、図2に示す記憶部(2)に格納されている緊急メールデータ(28)に、緊急連絡先の情報が保存されているか否かを判定する(ステップS20)。該判定により、緊急連絡先の情報が緊急メールデータ(28)に保存されていると判定した場合は(ステップS20/YES)、その緊急連絡先の情報を送信宛先データ(52)として緊急メールデータ(28)に設定登録し、緊急連絡先に緊急メールデータを送信することになる(ステップS21)。次に、履歴制御部(41)は、記憶部(2)に格納されている発着信履歴データ(22)を基に、最も発着信履歴の高い電話番号から順に、所定の数の電話番号までの発着信履歴の割合を算出する(ステップS22)。また、上記ステップS20の判定において、緊急連絡先の情報が緊急メールデータ(28)に保存されていないとメール制御部(43)が判定した場合も同様に(ステップS20/NO)、最も発着信履歴の高い電話番号から順に、所定の数の電話番号までの発着信履歴の割合を算出することになる(ステップS22)。
なお、上記の発着信履歴の割合の算出方法としては、発着信履歴データ(22)に含まれる、発信履歴データ(24)と着信履歴データ(25)との履歴データの中から、発着信履歴の最も高い電話番号と、その電話番号の履歴回数と、を履歴制御部(41)が読み出し、発着信履歴の高い電話番号の履歴回数が、履歴回数全体においてどれくらいの割合を占めているのかを算出し、次に、2番目に発着信履歴の高い電話番号と、その電話番号の履歴回数と、を履歴制御部(41)が、発信履歴データ(24)と着信履歴データ(25)との履歴データの中から読み出し、上記と同様にして、2番目に発着信履歴の高い電話番号の履歴回数が、履歴回数全体においてどれくらいの割合を占めているのかを算出し、この発着信履歴の割合の算出を、予め設定された所定数の電話番号までの発着信履歴の割合を算出することになる。
また、履歴制御部(41)は、記憶部(2)に格納されているメールデータ(23)を基に、最も送受信履歴の高いメールアドレスから順に、所定の数のメールアドレスまでの送受信履歴の割合を算出する(ステップS23)。
なお、上記の送受信履歴の割合の算出方法としては、メールデータ(23)に含まれる、送信履歴データ(26)と受信履歴データ(27)との送受信履歴データの中から、送受信履歴の最も高いメールアドレスと、そのメールアドレスの履歴回数と、を履歴制御部(41)が読み出し、送受信履歴の高いメールアドレスの履歴回数が、履歴回数全体においてどれくらいの割合を占めるのかを算出し、次に、2番目に送受信履歴の高いメールアドレスと、そのメールアドレスの履歴回数と、を履歴制御部(41)が、送信履歴データ(26)と受信履歴データ(27)との送受信履歴データの中から読み出し、上記と同様にして、2番目に送受信履歴の高いメールアドレスの履歴回数が、履歴回数全体においてどれくらいの割合を占めているのかを算出し、この送受信履歴の割合の算出を、予め設定された所定数のメールアドレスまでの送受信履歴の割合を算出することになる。
次に、履歴制御部(41)は、発着信履歴の高い所定数の電話番号の割合と、送受信履歴の高い所定数のメールアドレスの割合と、を比較考慮し、発着信履歴の高い所定数の電話番号の割合と、送受信履歴の高い所定数のメールアドレスの割合と、の全体の中から、所定数の割合の高い電話番号とメールアドレスとを、送信宛先データとして緊急メールデータに設定登録することになる(ステップS24〜ステップS26)。以下に詳細な処理動作について説明する。
まず、履歴制御部(41)は、発着信履歴の高い所定数の電話番号の割合と、送受信履歴の高い所定数のメールアドレスの割合と、の全体の中から、所定数の割合の高い電話番号とメールアドレスと、を選択する(ステップS24)。次に、その選択した所定数の割合の高い電話番号とメールアドレスのうち、電話番号に対してのみ、その電話番号に該当するメールアドレスを電話帳データ(21)から取得する(ステップS25)。このステップS25の処理により、電話番号に該当するメールアドレスが電話帳データ(21)から取得できない電話番号は、緊急メールデータの送信宛先データとして設定登録できないものとなる。
そして、履歴制御部(41)は、上記ステップS24とステップS25との処理により得られた、所定数の割合の高いメールアドレスと、所定数の割合の高い電話番号に該当するメールアドレスと、を緊急メールデータの送信宛先データとして設定登録することになる(ステップS26)。
このように、記憶部に格納されている発着信履歴データを基に、発着信履歴の高い所定数の電話番号の割合を算出し、また、記憶部に格納されているメールデータを基に、所定数の送受信履歴の高いメールアドレスの割合を算出する。そして、発着信履歴の高い所定数の電話番号の割合と、送受信履歴の高い所定数のメールアドレスの割合と、の全体の中から、所定数の割合の高い電話番号とメールアドレスとを、送信宛先データとして緊急メールデータに設定登録することで、移動体通信端末装置と頻繁に情報の送受信を行う所定数の通信端末装置に緊急メールデータを送信することが可能となる。
なお、上記処理動作において、記憶部に格納されている発着信履歴データを基に、発着信履歴の高い所定数の電話番号を算出し、その電話番号に該当するメールアドレスを緊急メールデータの送信宛先データとして設定登録することも可能であり、また、記憶部に格納されているメールデータを基に、送受信履歴の高い所定数のメールアドレスを算出し、そのメールアドレスを緊急メールデータの送信宛先データとして設定登録することも可能である。
なお、上述する実施例は、本発明の好適な実施例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上記実施例において、位置情報は、GPS機能を用いて自端末の位置情報を取得したが、基地局との通信により取得する位置情報も適用可能である。また、上述した実施例における処理動作をプログラムとして、外部の通信装置との間で無線通信処理が可能な通信端末装置において実行させることでも、本発明にかかる移動体通信端末装置を構築することは可能である。
本発明にかかる移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラムは、移動体通信端末装置の保持者が緊急事態に遭遇した際に、その移動体通信端末装置の簡単な操作により、緊急事態が生じたことを関係者等に通知する状況が想定される病院内や、介護施設においても適用可能であり、病院内や介護施設内において無線LANを介して行うことで、本発明の移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラムを構築することは可能である。
本発明にかかる移動体通信端末装置の構成を示す機能ブロック図である。 移動体通信端末装置の具備する記憶部の内部構成例を示す図である。 緊急メールメッセージのメールフォーマットの一例を示すイメージ図である。 移動体通信端末装置における緊急メッセージの送信処理を示すフローチャートである。 第1の実施例における緊急メールデータに設定登録する送信宛先データの設定方法を示すフローチャートである。 第2の実施例における緊急メールデータに設定登録する送信宛先データの設定方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 操作部
2 記憶部
3 表示部
4 制御部
5 マイク
6 スピーカ
7 無線部
8 無線アンテナ
9 GPS制御部
21 電話帳データ
22 発着信履歴データ
23 メールデータ
24 発信履歴データ
25 着信履歴データ
26 送信履歴データ
27 受信履歴データ
28 緊急メールデータ
41 履歴制御部
42 音声データ制御部
43 メール制御部
52 送信宛先データ
53 本文データ
54 音声データ
55 地図データ

Claims (18)

  1. 緊急事態発生時の音声情報を取得する音声情報取得手段と、
    緊急事態発生時の自端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    自端末に保存されている履歴情報を基に、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得する宛先情報取得手段と、
    前記音声情報取得手段により取得した音声情報と、前記位置情報取得手段により取得した位置情報と、を緊急事態発生時に送信される緊急メールに添付させ、該添付させた緊急メールを、前記宛先情報取得手段により取得した宛先情報先に送信する緊急メール送信手段と、
    を有することを特徴とする移動体通信端末装置。
  2. 前記緊急メール送信手段を実行させる緊急メール送信実行開始手段を更に有し、
    前記緊急メール送信実行開始手段により前記緊急メール送信手段が自動的に実行されることを特徴とする請求項1記載の移動体通信端末装置。
  3. 前記緊急メールを送信する宛先情報を設定する宛先情報設定手段を更に有し、
    前記緊急事態発生時に送信される緊急メールを、前記宛先情報設定手段により事前に設定された宛先情報先に送信することを特徴とする請求項1または2記載の移動体通信端末装置。
  4. 緊急事態発生時の映像情報を取得する映像情報取得手段を更に有し、
    前記緊急メール送信手段は、
    前記映像情報取得手段により取得した映像情報を更に前記緊急メールに添付させ、該添付させた緊急メールを送信することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の移動体通信端末装置。
  5. 前記宛先情報取得手段は、
    自端末から発信する履歴情報と、自端末に受信する履歴情報と、の履歴情報を基に、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得することを特徴とする請求項1記載の移動体通信端末装置。
  6. 前記宛先情報取得手段は、
    自端末の保存する電話番号の発着信履歴情報と、自端末の保存するメールアドレスの送受信履歴情報と、を基に、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得することを特徴とする請求項1または5記載の移動体通信端末装置。
  7. 前記宛先情報取得手段は、
    前記少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を、前記自端末の保存する電話番号の発着信履歴情報から取得するには、前記電話番号に該当する宛先情報が、前記自端末の保存するメールアドレスの送受信履歴情報に含まれている場合に取得することを特徴とする請求項6記載の移動体通信端末装置。
  8. 前記宛先情報取得手段は、
    前記少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を、前記自端末の保存する電話番号の発着信履歴情報から取得できない場合には、前記自端末の保存するメールアドレスの送受信履歴情報を基に、前記少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得することを特徴とする請求項7記載の移動体通信端末装置。
  9. 前記位置情報取得手段は、GPS機能を用いて外部のGPS衛星装置から自端末の位置情報を取得することを特徴とする請求項1記載の移動体通信端末装置。
  10. 音声情報を登録するマイクと、自端末の位置情報を取得するGPS制御手段と、履歴情報と緊急メールとを格納する記憶手段と、緊急メールを送信する送信手段と、制御手段と、を有する移動体通信端末装置を用いて行う緊急メッセージ通知方法であって、
    緊急事態発生時の音声情報を、前記マイクを介して前記制御手段が取得する音声情報取得工程と、
    緊急事態発生時の自端末の位置情報を前記GPS制御手段が取得する位置情報取得工程と、
    前記記憶手段に格納されている履歴情報を基に、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を前記制御手段が取得する宛先情報取得工程と、
    前記記憶手段に記憶されている緊急メールを前記制御手段が取得し、該取得した緊急メールに対して、前記音声情報取得工程により前記制御手段が取得した音声情報と、前記位置情報取得工程により前記GPS制御手段が取得した位置情報と、を前記制御手段が添付させ、該添付させた緊急メールを、前記宛先情報取得工程により前記制御手段が取得した宛先情報先に前記送信手段が送信する緊急メール送信工程と、
    を行うことを特徴とする緊急メッセージ通知方法。
  11. 前記移動体通信端末装置は、
    前記緊急メール送信工程を開始させるための緊急メール送信実行開始手段を更に有して構成されており、
    前記緊急メール送信実行開始手段を押下することで前記緊急メール送信工程が自動的に行われることを特徴とする請求項10記載の緊急メッセージ通知方法。
  12. 前記移動体通信端末装置は、
    前記緊急メールを送信する宛先情報を設定する宛先情報設定手段を更に有して構成されており、
    前記緊急メール送信工程は、前記宛先情報設定手段により事前に設定された宛先情報先にも前記送信手段が、前記緊急事態発生時に送信される緊急メールを送信することを特徴とする請求項10または11記載の緊急メッセージ通知方法。
  13. 前記移動体通信端末装置は、
    緊急事態発生時の映像情報を取得する映像情報取得手段を更に有して構成されており、
    前記緊急メール送信工程は、前記映像情報取得手段により取得した映像情報を更に前記緊急メールに添付させ、該添付させた緊急メールを前記送信手段が送信することを特徴とする請求項10から12の何れか1項に記載の緊急メッセージ通知方法。
  14. 前記宛先情報取得工程は、
    自端末から発信する履歴情報と、自端末に受信する履歴情報と、の履歴情報を基に、前記制御手段が、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得することを特徴とする請求項10記載の緊急メッセージ通知方法。
  15. 前記宛先情報取得工程は、
    自端末の保存する電話番号の発着信履歴情報と、自端末の保存するメールアドレスの送受信履歴情報と、を基に、少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得することを特徴とする請求項10または14記載の緊急メッセージ通知方法。
  16. 前記宛先情報取得工程は、
    前記少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を、前記制御手段が、前記自端末の保存する電話番号の発着信履歴情報から取得するには、前記電話番号に該当する宛先情報が、前記自端末の保存するメールアドレスの送受信履歴情報に含まれている場合に取得することを特徴とする請求項15記載の緊急メッセージ通知方法。
  17. 前記宛先情報取得工程は、
    前記少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を、前記制御手段が、前記自端末の保存する電話番号の発着信履歴情報から取得できない場合には、前記自端末の保存するメールアドレスの送受信履歴情報を基に、前記制御手段が、前記少なくとも1つの履歴保存率の高い宛先情報を取得することを特徴とする請求項16記載の緊急メッセージ通知方法。
  18. 請求項10から請求項17の何れか1項に記載の緊急メッセージ通知方法を、外部の通信機器との間で無線通信処理が可能な通信端末装置において実行させるための緊急メッセージ通知プログラム。
JP2003278678A 2003-07-23 2003-07-23 移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラム Expired - Fee Related JP4325305B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003278678A JP4325305B2 (ja) 2003-07-23 2003-07-23 移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003278678A JP4325305B2 (ja) 2003-07-23 2003-07-23 移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005044197A true JP2005044197A (ja) 2005-02-17
JP4325305B2 JP4325305B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=34265018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003278678A Expired - Fee Related JP4325305B2 (ja) 2003-07-23 2003-07-23 移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4325305B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328776A (ja) * 2006-05-10 2007-12-20 Kyudenko Corp 携帯端末装置
US7620406B2 (en) 2006-03-29 2009-11-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Mobile radio terminal apparatus
JP2011166660A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Nec Access Technica Ltd 音声記録装置、音声記録方法及び音声記録プログラム
JP2011188078A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Nakayo Telecommun Inc 電話発信または特定操作と連動する通報機能を有する電話装置
JP2012022448A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Nec Access Technica Ltd 緊急通報装置及び緊急通報方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7620406B2 (en) 2006-03-29 2009-11-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Mobile radio terminal apparatus
JP2007328776A (ja) * 2006-05-10 2007-12-20 Kyudenko Corp 携帯端末装置
JP2011166660A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Nec Access Technica Ltd 音声記録装置、音声記録方法及び音声記録プログラム
JP2011188078A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Nakayo Telecommun Inc 電話発信または特定操作と連動する通報機能を有する電話装置
JP2012022448A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Nec Access Technica Ltd 緊急通報装置及び緊急通報方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4325305B2 (ja) 2009-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4926906B2 (ja) 携帯端末装置
WO2009063345A1 (en) Methods, apparatuses, computer program products and systems for providing proximity/location-based ringing tones
JP3693928B2 (ja) 緊急通報システム
JP2002319996A (ja) 携帯端末、その不在着信通知方法及び不在着信通知プログラム
JP2006319892A (ja) 移動無線端末装置
JP4273068B2 (ja) 緊急時の通知システム及び通知方法
JP2007088948A (ja) 移動体通信端末、および、プログラム
JP4325305B2 (ja) 移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラム
KR20050020910A (ko) 휴대 단말기의 통화수신알림 제어 방법
JP2007189573A (ja) 電話機及びこれを有する通信システム
KR100595894B1 (ko) 긴급 상황 통보 시스템 및 그 방법
CN101699881A (zh) 通知来电者目前受话者状态的系统与方法
KR100827157B1 (ko) 휴대단말기의 긴급 구조 메시지 처리 방법
JP2004015159A (ja) 携帯電話通信システム
JP2011217147A (ja) 通信端末及び着信処理方法
JP5599441B2 (ja) 安否確認システム及び安否確認方法
KR20070018188A (ko) 위치정보통보기능을 갖춘 이동통신단말기와 그 방법
JP2006330853A (ja) 情報処理装置及び情報処理装置用メールサーバ
CN102055841A (zh) 来电处理方法及使用该方法的通信装置
JP3959227B2 (ja) 位置情報送信システム
JP2010193294A (ja) 携帯端末装置
JP6539698B2 (ja) 通信端末、プログラム及び通信方法
JP2007281837A (ja) 緊急連絡システム及び携帯通信端末
JP2001127913A (ja) 移動通信端末
JP4490237B2 (ja) 緊急通報システム及び携帯無線端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090601

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees