JP2007328776A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ボタンの押圧に基づいて緊急電子メールを作成する緊急電子メール作成手段と、音声データ記憶手段と、音声入力手段から入力された音声を音声ファイルとして電子メールに添付して応答電子メールを作成する応答電子メール作成手段を具備する端末装置であって、上記緊急電子メールが上記送信場所に到達したことを検出する到達検出手段を設け、上記到達検出手段が上記緊急メールの到達を検出すると上記音声入力手段を音声記録可能状態に設定し、上記音声データ記憶手段に予め記憶していた音声「どうしましたか?」を再生し、これに対応して入力された所持者の音声を録音してその音声ファイルを作成し、上記応答電子メール作成手段は、上記音声ファイルを添付した応答電子メールを作成し緊急メール送信場所に送信するように構成する。
【選択図】 図2
Description
第1に、ボタンの押圧に基づいて緊急電子メールを作成する緊急電子メール作成手段と、該緊急メール作成手段で作成された緊急電子メールを所定の緊急メール送信場所に送信する送信手段と、上記緊急メール送信場所からの対応電子メールを受信する受信手段と、音声データ記憶手段と、音声再生手段と、音声入力手段と、該音声入力手段から入力された音声を音声ファイルとして電子メールに添付して応答電子メールを作成する応答電子メール作成手段とを具備する携帯端末装置であって、上記音声データ記憶手段に所定の音声データを記録すると共に、上記緊急電子メールが緊急メール送信場所に到達したことを検出する到達検出手段を設け、上記到達検出手段が上記緊急メールの到達を検出したことに基づいて、上記音声入力手段を音声記録可能状態に設定すると共に、上記所定の音声データを上記音声再生手段にて再生し、上記音声記録可能状態において上記所定の音声データの再生に対応して入力された音声を上記音声入力手段にて検出して当該入力された音声の音声ファイルを作成する音声ファイル作成手段を設け、上記応答電子メール作成手段は、上記音声ファイル作成手段にて作成した音声ファイルを添付した応答電子メールを作成するものであり、上記送信手段は上記応答電子メールを上記緊急メール送信場所に送信するものであることを特徴とする携帯端末装置により構成される。
(1)定常時の動作(図5)
まず、本発明に係る携帯端末装置1は独居老人等の所持者が首に掛ける等しているものとし、充電器24には設置されていないものとする。中央処理部20は一定時間の待時間の経過を検出すると(図5P1)、送信準備を行う(図5P2)。具体的には、無線送信部8aと無線受信部8bを動作状態とする。次に、中央処理部20は、データ記憶部19からGPS測位データ(位置データ)を読み出し、位置データを無線送信部8aに送出する。該無線送信部8aは上記位置データをコールセンター4に送信する(図5P3)。同時に、中央処理部20は、音声記憶部14から定常音声データを読み出し、音声出力部15に送出する。よって、スピーカ13から定常音声、例えば「異常はありませんか?」等の音声が出力される(図5P4)。このとき、中央処理部20は、音声入力部16を動作状態としてマイクMCからの音声入力を可能な状態(音声記録可能状態)に設定する(図5P5)。
次に、上記定常動作時のステップP3(図5)におけるGPS受信動作について説明する。当該端末装置1は充電器24に設置されていないので(図6P1)、中央処理部20はGPS受信機9を動作状態(オン状態)に設定している。このとき、GPS受信機はローパワーモードで動作状態となる(図6P3、P4)。
(イ)緊急ボタンの通常オン動作
所持者が介護者の助けを求めたい場合は、緊急ボタン10を押せばよい。すると、中央処理部20(図4緊急電子メール作成手段)は当該緊急ボタン10の押圧を検出し(図7P1,P2,P3)、無線送信部8a(図4送信手段)と無線受信部8b(図4受信手段)を動作状態に設定して送信準備を行う(図7P3)。その後、中央処理装置20(図4緊急電子メール作成手段)は、データ記憶部19から緊急電子メールのテキストデータ(例えば、「緊急事態です」等)及びコールセンター4のメールアドレスを抽出し、当該テキストデータが本文に記載されたコールセンター4宛の緊急電子メールを作成し、当該緊急電子メールを無線送信部8aに送出する(図7P4)。尚、ここで中央処理部20、データ記憶部19、スイッチ入力部11等により緊急電子メール作成手段が構成されている。
次に、ステップP10(図7)の5分間の着信待ち状態において、コールセンター4から対応電子メールの着信がなかった場合は、中央処理部20は5分の経過を待って(図7P12)、ステップP14にて回線切断を行う。即ち、無線送信部8a及び無線受信部8bをオフ状態とする。よって、この場合は、コールセンター4からの対応電子メールを受信することができない。
本発明に係る携帯端末装置1を充電する場合は、壁面等に固設された充電器24に当該装置1を載置する。すると、AC100Vの商用電源が端子23から充電部22に供給され、電源部21の充電池に充電が行われる。このとき、居間、玄関、トイレに緊急ボタン25−27が設置されているので、何れかの緊急ボタンをおすことにより、図7ステップP4に以下に示す緊急電子メールのコールセンター4への送信動作を行うことができる。
コールセンター4から携帯端末装置1側に周辺音の傍受指令の電子メールを送信し、当該メールを携帯端末装置1で受信した場合は、当該装置1の中央処理装置20は傍受指令があった旨を検出し、当該検出に基づいて音声入力部16とマイクMCを動作状態とする。その結果、一定時間携帯端末装置1の周辺音がマイクMCを通じて入力し、中央処理部20(音声ファイル作成手段)は入力された周辺音をデジタル信号に変換し音声ファイルを作成する。その後、応答電子メール作成手段が当該音声ファイルを添付した電子メールを作成し、当該電子メールをコールセンター4に送信する。このように構成すると、コールセンター4から強制的に携帯端末装置1の周辺音を傍受することができ、例えば当該携帯端末装置の所持者(独居老人、子供等)の周辺の異常の有無をセンター4側で確認することができる。この場合、端末1の所持者に傍受モードに入った旨を携帯端末装置1側でチャイム等を鳴らすことによりその所持者に知らせることもできる。
4 コールセンター
8a 無線送信部
8b 無線受信部
9 GPS受信機
10 緊急ボタン
11 スイッチ入力部
13 スピーカ
14 音声記憶部
15 音声出力部
16 音声入力部
17 加速度センサー
18 加速度検出部
19 データ記憶部
20 中央処理部
24 充電器
25―27 緊急ボタン
MC マイク
R リレー
Claims (5)
- ボタンの押圧に基づいて緊急電子メールを作成する緊急電子メール作成手段と、該緊急メール作成手段で作成された緊急電子メールを所定の緊急メール送信場所に送信する送信手段と、上記緊急メール送信場所からの対応電子メールを受信する受信手段と、音声データ記憶手段と、音声再生手段と、音声入力手段と、該音声入力手段から入力された音声を音声ファイルとして電子メールに添付して応答電子メールを作成する応答電子メール作成手段とを具備する携帯端末装置であって、
上記音声データ記憶手段に所定の音声データを記録すると共に、上記緊急電子メールが緊急メール送信場所に到達したことを検出する到達検出手段を設け、
上記到達検出手段が上記緊急メールの到達を検出したことに基づいて、上記音声入力手段を音声記録可能状態に設定すると共に、上記所定の音声データを上記音声再生手段にて再生し、
上記音声記録可能状態において上記所定の音声データの再生に対応して入力された音声を上記音声入力手段にて検出して当該入力された音声の音声ファイルを作成する音声ファイル作成手段を設け、
上記応答電子メール作成手段は、上記音声ファイル作成手段にて作成した音声ファイルを添付した応答電子メールを作成するものであり、
上記送信手段は上記応答電子メールを上記緊急メール送信場所に送信するものであることを特徴とする携帯端末装置。 - 上記携帯端末装置にGPS受信手段を設け、上記応答電子メールにはGPS受信手段にて測位した位置データを添付するものであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
- 上記携帯端末装置に加速度センサー及び該センサーからの信号に基づいて加速度を検出する加速度検出手段を設け、該加速度検出手段による当該端末装置の所持者の異常の検出に基づいて、緊急電子メールを緊急メール送信場所に送信するように構成したものであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
- 上記加速度センサーからの信号に基づいて上記加速度検出手段が所定時間異常状態を検出しない場合は、上記GPS受信手段を所定時間オフ状態とするものであることを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置。
- 住宅内の複数個所にボタンを設けると共に、上記携帯端末装置の充電器を設置し、上記各ボタンと上記充電器を接続すると共に、何れかの上記ボタンの押圧に基づいて上記充電器に接続された上記携帯端末装置の上記ボタンをオン状態とするリレー手段を設けたものであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の携帯端末装置。
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