JP2002251681A - 動作検知装置、動作検知システム、異常動作通知システム、ゲームシステム、所定動作の通知方法およびセンタ装置 - Google Patents

動作検知装置、動作検知システム、異常動作通知システム、ゲームシステム、所定動作の通知方法およびセンタ装置

Info

Publication number
JP2002251681A
JP2002251681A JP2001045539A JP2001045539A JP2002251681A JP 2002251681 A JP2002251681 A JP 2002251681A JP 2001045539 A JP2001045539 A JP 2001045539A JP 2001045539 A JP2001045539 A JP 2001045539A JP 2002251681 A JP2002251681 A JP 2002251681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
event code
predetermined
detection device
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001045539A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Kawamura
英二 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAIBUAASU KK
Original Assignee
SAIBUAASU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAIBUAASU KK filed Critical SAIBUAASU KK
Priority to JP2001045539A priority Critical patent/JP2002251681A/ja
Publication of JP2002251681A publication Critical patent/JP2002251681A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】遠隔にいる者の動作を、容易にかつ必要な時に
把握できる装置およびシステムを提供する。 【解決手段】 本発明の動作検知装置は、被監視対象の
動作を検知するための装置であって、加速度あるいは振
動を検出するセンサと、センサの検出データを、所定の
閾値あるいはパターンと比較する比較手段と、予め設定
されたイベントコードデータをストアするイベントコー
ドデータストア手段と、比較手段の比較結果に基づいて
イベントコードデータを送信するイベントコードデータ
送信手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作検知装置、動
作検知システム、異常動作通知システム、ゲームシステ
ム、所定動作の通知方法およびセンタ装置に関し、特
に、人等の被監視対象の所定の動作を検知する動作検知
装置、動作検知システム、異常動作通知システム、ゲー
ムシステム、所定動作の通知方法およびセンタ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、遠隔にいる人間等の動きを監
視する装置が種々開発、実用化されてる。典型的な例と
しては、医師が遠隔の患者の診断を行なうためのテレビ
電話がある。テレビ電話を用いれば、問診時に患者の表
情、話し方により症状が具体的に把握できることに加え
て、人の動き、例えばどの程度の歩行ができるのか等の
具体的な動作の確認もできるので、テレビ電話は診察等
には有効な手段である。
【0003】しかし、テレビ電話がその場にない場合、
あるいは予測できないような動作が突然発生してテレビ
電話を用意できないような緊急の場合は、テレビ電話を
使用することはできない。
【0004】そこで、近年、テレビ電話を用いないで、
突然の予測できない動作に対応するための装置、システ
ムが開発されている。例えば、老人の家の中での事故対
応、徘徊者の所在位置特定等のための、各種センサ装
置、監視装置である。
【0005】予測できない突然の事故に対応できる装置
として、老人等が入浴中に急激な血圧低下などで動けな
くなった場合等に、外部に緊急通報する装置がある。そ
の装置は、浴室内の人の動きをCCD(電荷結合装置)
カメラを用いて、浴室内等の人の動きを、色、明るさの
データから検知し、一定時間以上人の動きがないと異常
事態が発生したと判断する。異常事態が発生が判断され
ると、装置は、警告音を発生したり、外部への緊急通報
を行なう。
【0006】また、同様なシステムとして、徘徊老人の
位置確認あるいは捜索のために、予め携帯電話とGPS
(Grobal Positioning Syste
m)の両方の送受信機能を持つ小型端末を老人に携帯さ
せ、携帯電話の送受信機能を使って大まかな位置を確認
し、さらにGPSを使ってより詳細な所在地を特定する
システムがある。システムは老人の所在位置を特定でき
るので、突然老人が行方不明となっても、すぐに老人を
発見することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、CCDカメラ
を用いて人の動きを検知する場合、家庭内にCCDカメ
ラを設置しても、設置場所以外では動けなくなった場合
は、検知できない。かといって、家庭内全ての場所が監
視できるようにカメラを設置することはコストが大き
く、さらに屋外での設置にはさらに制約がある。
【0008】また、携帯電話等の位置特定サービスを利
用しても、位置把握しかできず、その人がどのような動
きをしているのか、例えば、その老人が動けなくなって
いるかどうかといったことまでは判断できない。
【0009】このような遠隔にいる者の動作を、容易に
かつ必要な時に把握できる装置あるいはシステムはなか
った。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、遠隔
にいる者の動作を、容易にかつ必要な時に把握できる装
置あるいはシステムを提供することを目的とする。
【0011】本発明の動作検知装置は、被監視対象の動
作を検知するための装置であって、加速度あるいは振動
を検出するセンサと、センサの検出データを、所定の閾
値あるいはパターンと比較する比較手段と、予め設定さ
れたイベントコードデータをストアするイベントコード
データストア手段と、比較手段の比較結果に基づいてイ
ベントコードデータを送信するイベントコードデータ送
信手段とを有する。
【0012】本発明の動作検知装置は、被監視対象に設
けられて加速度あるいは振動を検出するセンサと、セン
サの検出データを、所定のデータと比較することによっ
て、被監視対象の所定の動作を認識する認識手段と、認
識手段によって所定の動作が認識されると、予め決めら
れたイベントコードデータを送信するイベントコードデ
ータ送信手段とを有する。
【0013】本発明の動作検知システムは、上述した動
作検知装置について予め設定された送信手順をストアす
る送信手順ストア手段と、動作検知装置からイベントコ
ードデータを受信すると、送信手順ストア手段にストア
された送信手順に従って所定の送信先へ所定の送信デー
タを送信する送信データ送信手段とを有する。
【0014】本発明の異常動作通知システムは、上述の
動作検知装置と、上述の動作検知システムとを有し、動
作検知装置を被監視者に携帯させ、イベントコード送信
手段は、被監視者の異常動作時のセンサ出力値の閾値あ
るいはパターン値とセンサ出力との比較結果、センサ出
力が異常動作時のセンサ出力と判定されたときは、イベ
ントコードを送信し、送信データ送信手段は、イベント
コードを受信すると、予め設定された送信先へ所定の送
信データを送信する。
【0015】本発明のゲームシステムは、上述した動作
検知装置と、上述した動作検知システムとを有し、動作
検知装置を被監視者に携帯させ、イベントコード送信手
段は、被監視者の予め定められた動作時のセンサ出力値
の閾値あるいはパターン値とセンサ出力との比較結果、
センサ出力が上記予め定められた動作時のセンサ出力と
判定されたときは、イベントコードを送信し、送信デー
タ送信手段は、イベントコードを受信すると、予め設定
されたゲーム実行装置へ上記所定の送信データを送信す
る。
【0016】本発明の所定動作の通知方法は、被監視者
に上述した動作検知装置を携帯し、動作検知装置からイ
ベントコードデータを受信したときに、予め定めた送信
データを送信する送信手順を、被監視者あるいは動作検
知装置について予め設定し、動作検知装置からイベント
コードデータを受信すると、送信手順に従って所定の送
信先へ予め定めた送信データを送信する。
【0017】本発明のセンタ装置は、動作検知装置につ
いて予め設定された送信手順をストアする送信手順スト
ア手段と、個人登録データをストアする個人登録データ
ストア手段と、動作検知装置からイベントコードデータ
を受信すると、動作検知装置を保有する被監視者に関す
る個人データとイベントコードに基づいて、メッセージ
を生成し、送信手順ストア手段にストアされた送信手順
に従って所定の送信先へ生成した上記メッセージを送信
する送信データ送信手段とを有する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0019】図1は、本発明に係る動作検知装置の第一
の実施の形態を示す。図1は、本発明に係る動作検知装
置の基本的な構成の一例を示すブロック構成図である。
【0020】図1に示すように、動作検知装置1は、セ
ンサ装置2、認識部3、送信部4、および識別(以下、
IDという)コード用メモリ5を含む。
【0021】センサ装置2は、ここでは加速度センサ、
振動センサ等である。これらのセンサは、半導体タイプ
の小型のセンサが好ましい。加速度センサの場合、前後
方向または上下方向あるいは前後上下方向等、任意の軸
方向への加速度を計測する他、その強弱もある程度の分
解能で計測する。振動センサは、揺れなどに反応する接
点タイプのもの、あるいは万歩計(登録商標)のような
振り子の構造を利用したものでもよい。特に、半導体加
速度センサは、計測値をデジタルデータで出力するた
め、後段の認識等の処理が容易となる。
【0022】なお、センサ装置2と認識部3他とは、動
作検知装置1に含まれ、一体の装置としてここでは示し
ているが、センサ装置2は分離し独立していてもよい。
特に半導体加速度センサの場合、小型であるため、腕時
計、メガネ等の装身具に装着もしくは組み込むことも可
能である。分離した場合は、センサ装置2から認識部3
へのデータ送信は、接続コネクタケーブル等の有線、あ
るいはブルートウース送受信器等の無線で行なう。以下
の説明では、一体の動作検知装置1の例で説明する。
【0023】また、センサ装置2は、被監視対象の人の
動きを検出するので、腰回り等、比較的簡便に装着で
き、かつ全体の動きを検出し易い場所に装着するのが望
ましい。上半身のみを動かす作業が主な状況において
は、肩もしくは上腕部、あるいは胸ポケット等に装着す
る。特に、運転手であれば帽子に、作業者であればヘル
メットに装着してもよい。
【0024】認識部3には、比較器6、閾値またはパタ
ーンデータ用メモリ7、タイマ8、タイマの設定時間を
記憶する設定値メモリ9、イベントコード発生器10、
そしてイベントコードデータストア手段であるイベント
コードデータメモリ11が含まれる。
【0025】閾値およびパターンデータ用メモリ7に
は、所定の閾値およびパターンのデータがストアされて
いる。比較器6は、センサ2の検出データすなわち出力
データと、閾値およびパターンデータ用メモリ7の所定
の閾値またはパターンのデータと比較する。比較器6
は、センサ2の出力データが所定の閾値を上回るか、ま
たは所定のパターンのデータとの波形相関をとって合致
すると、出力信号を出す。すなわち、センサ2の検出デ
ータに基づいて所定の動作があったと判定されて出力信
号を出し、その出力信号は、タイマ8へのタイマオン信
号として入力される。タイマ8には、タイムアウト時間
をストアする設定値メモリ9からタイムアウト設定値デ
ータが与えられている。
【0026】なお、センサ2の出力データがアナログデ
ータであれば、図示しないアナログデジタル変換器によ
りデジタルデータに変換されて、認識部3で処理され
る。
【0027】また、閾値およびパターンデータ用メモリ
7には、さらに第二の所定の閾値およびパターンのデー
タがストアされている。そして、比較器6は、センサの
出力データがその第二の所定の閾値を上回るか、または
所定のパターンのデータとの波形相関をとって合致する
と、出力信号を出し、その出力信号は、タイマ8へのリ
セット信号として入力される。タイマ8は、比較器6の
第一の出力信号によりタイマをオンした後、比較器6の
第二の出力信号によりリセット信号が設定時間以内に入
力されないと、タイムアウトする。タイムアウトする
と、そのタイムアウト信号がイベントイベントコード発
生器10へ与えられる。イベントコード発生器10は、
タイマ8のタイムアウト信号を受信すると、イベントコ
ードデータメモリ11からイベントコードデータを読み
出して送信部4の送信手段12へ供給する。
【0028】送信手段4は、与えられたイベントコード
データを、IDコードメモリ5にストアされたIDコー
ドデータと共に送信データとして送信する。送信手段1
2の出力は、コネクタ13を介して通信手段である携帯
端末装置14により送信される。また、動作検知装置に
時計機能を付加し、タイムアウトした時刻データを、イ
ベントコードデータと共に送信するようにしてもよい。
【0029】なお、送信部4から携帯端末14へのデー
タ供給は、ブルートウース用送受信器を用いて無線で行
なうようにしてもよく、後述する第二および第三の実施
の形態においても同様である。
【0030】さらにまた、動作検知装置1を携帯端末で
ある携帯電話に内蔵させてもよく、後述する第二および
第三の実施の形態においても同様である。
【0031】動作検知装置1は、携帯電話等の携帯端末
装置14を介して、センタ装置15へ動作検知装置1の
データを送信する。センタ装置15は、通信インターフ
ェース16を介して受信したデータに基づいて種々の判
断を行い、さらに予め設定された種々の送信先へ公衆回
線網18を利用して連絡、すなわち所定の送信データを
送信するようになっている。センタ装置15には種々の
プログラムおよび送信データ等のデータをストアするデ
ータベース用メモリ装置17が接続されている。センタ
装置15の構成については後述する。なお、動作検知装
置1の電源については、ここでは図示していないが、電
源装置を内蔵するか、あるいは携帯端末14の電源が供
給されるようにしてもよい。
【0032】さらに、上記の各回路機能は、ハードウエ
ア回路で実現しても、CPUを含む回路においてソフト
ウエアプログラムで実現してもよい。従って、イベント
コードを、プログラムコード自体の中に組み込むように
して、ストアするようにしてもよい。
【0033】また、閾値およびパターンデータ用メモリ
7には、閾値のみあるいはパターンのみのデータをスト
アしてもよい。
【0034】閾値およびパターンデータ用メモリ7にス
トアされるパターンデータとして、種々のパターンデー
タをストアしておき、それらのパターンのいずれかとの
波形相関をとって合致あるいは近似したかどうかを比較
器6によって比較して判定することによって、種々の動
作の検知とその動作があったことを知らせるための送信
をすることができる。
【0035】例えば、一定期間センサの出力データが検
出されない場合のパターンをパターンデータとしてスト
アしておけば、その一定期間、例えば24時間以上動き
がないことを検出でき、かつその状況を示すイベントコ
ードを送信することができる。この場合、タイマ時間の
設定値メモリ9のデータは、「0」(ゼロ)としておけ
ば、すぐにイベントコードが送信することができる。
【0036】また、痙攣動作、たたくなどの不自然な動
作、苦しんでいるときの動作等に対応するパターンデー
タをストアしておけば、それらの動作を検知し、その動
作に対応するイベントコードの送信をすることができ
る。
【0037】さらに、日常的な動作として、かすかな身
動き、通常歩行、階段等の段差を登り降り、ランニング
等の動作のパターンを登録しておけば、このような日常
的な動作も検知することができる。さらに加速度センサ
の場合、データを積分することによって、移動量(距
離)、方向、移動と停止の区別も検出することができ
る。従って、歩行を検出し、そのときに所定の移動量、
方向変更等があったときにイベントコードを出力するよ
うにすることもできる。
【0038】以上のように、動作検知装置1において、
所定の動作があったと判定され、イベントコードが送信
されると、センタ装置は、予め定められた連絡先にその
所定の動作が検知されたことが自動的に連絡、すなわち
所定の送信データを送信する。例えば、加速度センサを
用いた動作検知装置1を、老人に携帯させ、予め定めた
動作として、転倒時等に発生する加速度データを閾値お
よびパターン用メモリ7にストアしておく。老人が転倒
して、認識部3においてセンサ2が所定の加速度以上の
データを出力したことが認識すなわち判定され、かつそ
の後予め定めた以上の動作がなく、タイマ8がタイムア
ウトすると、動作検知装置1は、センタ装置15へID
コードと共にイベントコードデータを送信する。センタ
装置15ではそのデータを受信すると、そのIDコード
およびイベントコードデータに対応して予め設定された
連絡先に予め決められた連絡を自動的に行なう。従っ
て、被監視者である老人が転倒して動けなくなった等の
異常状態または異常動作時に、家族、親戚等の予め決め
られた者へ、音声、テキストなどの予め定められた送信
データが送られるので、突然の事故等の発生を検知で
き、さらにそれに応じた連絡、あるいは対応処理が可能
となる。
【0039】図2は、上述した動作検知装置1が携帯電
話に接続されている例を説明するための説明図である。
【0040】動作検知装置23は、携帯電話21に接続
手段22により接続されている。接続手段22は、接続
ケーブル等であり、図1のコネクタ13と携帯電話21
とを接続する。携帯電話21は、通常の携帯電話装置で
よく、携帯電話の送受信機能を用いて、センタ装置24
へ動作検知装置21のデータを送信する。センタ装置2
4は、受信したデータに基づいて種々の判断を行い、さ
らに種々の連絡先へ公衆回線網25を利用して連絡をす
るようになっている。センタ装置24の構成については
後述する。
【0041】なお、動作検知装置23の電源について
は、電源装置を内蔵するか、あるいは携帯電話21の電
源が供給されるようにしてもよい。
【0042】動作検知装置の動作を、図1および図2に
より説明する。
【0043】図2のように動作検知装置23を携帯電話
21に接続し、その携帯電話を動作を監視したい者に携
帯させる。なお、装置23は携帯電話に内蔵してもよ
い。
【0044】加速度センサ2は、被監視者の動作に応じ
て加速度に対応したセンサ出力を出力する。そのセンサ
出力は、所定のサンプリング周期でサンプリングされ
て、図示しないメモリにそのデータがストアされる。時
系列データのセンサ出力値は、比較器6によって閾値及
びパターンメモリ7の所定の閾値と比較される。例え
ば、人が転倒したときに検出される加速度を、閾値及び
パターンメモリ7の所定の閾値として設定しておくと、
人の転倒をこの比較器6により検知することができる。
【0045】比較器6の出力は、タイマ起動指令として
タイマ8に与えられる。タイマ8は、タイマ起動指令が
与えられると、設定値メモリ9で設定された時間が経過
すると、タイムアウト信号を出力するが、比較器6の出
力信号によってタイマはリセットされる。一度リセット
されると、タイマ8はタイムアウト信号を出力しない。
【0046】閾値及びパターンメモリ7に設定される閾
値は、被監視者の通常の動作レベルを検知できるレベル
に設定する。従って、被監視者が転倒したことを検知し
てタイマ8がオンされた後、被監視者が起き上がり通常
の動作、例えば歩行等を続ければ、設定された閾値より
もセンサ出力は大きくなって、比較器6の出力信号はタ
イマ8のリセット信号として与えられてタイマ8はリセ
ットされる。これにより、被監視者には強い加速度が加
わった、例えば転倒したかもしれないが、その後通常の
歩行を継続したので異常はなかったとされる。
【0047】一方、比較器8の出力がなく、タイマ8が
タイムアウトすると、タイマ8のタイムアウト信号は、
イベントコード発生器10に与えられる。イベントコー
ド発生器10は、タイマ8のタイムアウト信号を受ける
と、タイマ8のタイムアウト信号に応じて予め定められ
たイベントコードデータを、イベントコードデータメモ
リ11から読み出してそのイベントコードデータを送信
手段12を介して、携帯電話21から、センタ装置24
へ送信する。センタ装置24では、イベントコードデー
タを受信すると、イベントコードデータに基づいて転倒
等の大きな加速度が発生した後、通常の動作が予め設定
された所定時間内に行なわれなかったと判断され、その
被監視者あるいは被監視者の保有する動作検知装置につ
いて予め設定されている連絡先へ異常通報がされる。
【0048】以上の例では、被監視者の特定の動作を検
知する例として、加速度センサにより、転倒したときの
例で説明したが、他にも種々の応用が可能である。
【0049】医療、健康、スポーツ関係では、動作検知
装置を運動能力を確認する対象である、腕、足等に装着
し、所定の動作が可能かどうか、あるいは所定の動作を
的確に行なえたかどうかをの判断に応用することができ
る。
【0050】続いて、図3により、センタ装置の構成例
を説明する。図3は、本発明に係る動作検知システムの
センタ装置の基本的な構成の例を示すブロック構成図で
ある。
【0051】センタ装置は、基本的に、動作検知装置を
保有する登録者の個別データをストアし、受信したイベ
ントコードをストアし、さらに、後述するようにこれら
のデータに基づいて各種処理、統計処理、推論処理等を
行なう。
【0052】まず、携帯電話等の携帯端末から送信され
たイベントコードデータが、センタ装置31で受信され
ると、受信した時刻データと共に、受信データはデータ
ベース用メモリ装置17にストアされる。受信データ
は、センタ装置31の受信インターフェース32でま
ず、IDコードとイベントコードデータに分けられる。
イベントコードデータは、イベント解析手段33により
解析され、何の動作が検知されたかを判定する。一方、
IDコードは、IDコード解析手段35に入力され、ど
の被監視者からのイベントコードデータ送信かを判定す
る。
【0053】イベント解析手段33によって、どのよう
な動作が検出されたのかが判定されているので、その判
定結果から予め決められた連絡手順の計画が立てられ、
その計画に従って連絡が、発信手段を介して、電話、イ
ンターネットを利用した電子メール等によりなされる。
【0054】以下、独り暮らし者について、転倒の可能
性に対応するイベントコードデータが送信されたとき、
センタ装置31が、その被監視者について、担当医、家
族、知人等予め決められている者へ、所定の順序で所定
の内容の連絡をする場合を例として説明する。
【0055】ここでは、複数の被監視者から種々の動作
が検知されて、そのイベントコードデータが送信されて
くるものとする。従って、その中のある被監視者につい
て上述したような転倒に対応する加速度が検知され、一
定時間経過してもその後動きがないとき、動作検知装置
1は、センタ装置31にその旨のイベントコードデータ
を送信する。
【0056】センタ装置31は、まず、その被監視者に
対してコールバック、すなわち電話連絡を行なう。これ
は、動作検知装置の落下、誤操作等によって、間違って
イベントコードが送信された場合もあるので、最初に確
認するためである。コールバックに対して、所定の音声
応答あるいはキー操作による電話応答があれば、異常が
なかったとして、そのイベントコードの処理は、データ
を保存して終了する。
【0057】しかし、コールバックに対して所定の応答
がないときは、センタ装置31は、次に、その被監視者
が転倒したときの、緊急連絡先として予め登録されてい
る家族の者へ、まず第一に通報する。その登録された第
一の連絡先へ通報できなかったときは、その場合の次の
家族への連絡先へ通報をする、等々して所定の通報が順
番にされるように計画されて実行される。なお、このよ
うな通報は個別に順番に行なうだけでなく、複数人へ同
時に行なわれるように通報データをブロードキャスト送
信してもよい。このように、イベントコードが送信され
た後、センタ装置が最初に登録された連絡先への通報が
できなかったときは、その次の登録された連絡先への通
報を行い、そこでも通報できなかったら、さらにその次
へ等、イベントコードデータ送信時の通信状況に応じ
て、通報の送信先が変更される。
【0058】図3において、34は連絡手順計画手段
で、36は連絡内容生成手段で、37は連絡先リストデ
ータである。
【0059】連絡手順計画手段34は、被監視者毎にど
のような動作が検知されると、どのような順序で誰に通
報すればよいかの連絡の手順のデータが予めストアされ
ている。従って、IDコードとイベントコードデータに
基づいてどの被監視者のどのような動作が検知されたか
を判別することによって、連絡手順計画手段34は、そ
の動作が検知されたときに、すなわちイベントコードデ
ータを受信すると、連絡内容生成手段36から、連絡す
る際の音声データあるいはテキストデータと、予め決め
られた者の連絡先データを取得する。連絡内容生成手段
36は、連絡先データは連絡先リスト37から取得す
る。連絡先データとしては、電話番号、FAX番号、電
子メールアドレス等である。連絡先には、被監視者の電
話番号、メールアドレス等も含まれる場合がある。
【0060】連絡内容生成手段36は、受信した検知さ
れた動作と、イベントコードデータを受信した時刻等に
基づいて、連絡内容を生成する。例えば、最初のコール
バック時の音声データとして「只今、大きな衝撃を受け
たようですが、大丈夫ですか?大丈夫なときは、「#」
キーを押して下さい。」というメッセージを生成し、家
族への通報であれば、「何時何分に、被監視者の○○さ
んが転倒されたかもしれません。至急、被監視者の○○
さんに連絡をとって下さい。あなたが被監視者の○○さ
んに連絡をとれる場合は「*」キーを押して下さい。」
等という定型メッセージ文章に、変数部分の時間と、名
前を加入して、メッセージ文章を生成する。そして、電
話が繋がったときは、生成したメッセージを、音声合成
装置により音声合成して電話で通知する。FAXあるい
は電子メール等の場合は、その文書を文字のテキストに
変換してFAXあるいは電子メール等に出力する。
【0061】なお、連絡先の者の年齢等がデータとして
予め登録されていれば、相手に応じて、文章の構成、音
声出力の速度、文字の大きさ等が変更される。また、通
報は、老人、子供、病人(例えば、発作を起こす病気を
有する人)等については、警察、消防署、医療機関等へ
の通報も同時にするようにしてもよい。
【0062】連絡先と連絡内容が決定すると、発信手段
38を介して通報がされる。
【0063】さらに、コールバックあるいは通報した連
絡先からのセンタ装置31へ電話、インターネット等で
応答連絡があると、着信手段42を介して着信される。
電話による場合は、図示しない音声応答装置の指示に基
づいて所定の指示入力を電話機の番号ボタン、記号ボタ
ン等により、発信者は、対応の可否応答をすることがで
きる。このとき、電話機の番号ボタン等を用いて、新た
な連絡先を指定し、例えば、電話番号等を入力すること
で、発信者あるいは連絡先の者は、予め登録されていな
い別な連絡先へ通報の変更、追加等を指示することがで
きる。すなわち、センタ装置は、この通報の変更、追加
等の指示データに基いて、通報内容の送信先を変更す
る。
【0064】着信手段42を介して着信があると、その
連絡の発信人を認識する発信人認識手段41によって発
信人が登録された登録された者の中にいるか否かが判定
される。発信人の判定は、電話番号、電子メールアドレ
ス等に基づいて連絡先リスト37のデータ中にあるかど
うかによって判定される。発信人としては、被監視者の
場合もあるかもしれないし、あるいは被監視者ごとに登
録されている連絡先の者の場合もある。連絡先リストに
登録されている者からの着信の場合も、そのメッセージ
の内容を誰に(すなわちどこに)どのような順番で送信
するかが予め決められて、連絡手順計画手段34に登録
されている。よって、その連絡手順計画手段34によっ
て作成された連絡手順に従って、メッセージが転送され
る。
【0065】これらの受信したイベントコードデータ、
発信した通報内容および受信した応答内容は、被監視者
ごとに個人登録データ管理手段39に記録される。
【0066】以上説明したように、このようなイベント
コードを受信してからの連絡手順およびその連絡に応答
があった場合の処理手順が、連絡手順計画手段34によ
って個々のイベントコードおよび被監視者データ毎に予
め設定されて、実行される。
【0067】さらに、被監視者あるいは連絡先の者は、
受けるサービス内容を選択できるようになっており、選
択されたサービス内容に応じて種々の連絡、通知などが
行なわれる。イベントコードデータを受信すると、その
被監視者の選択したサービスに応じて、サービス別デー
タ管理装置40から必要なデータが取得され、連絡内容
に付加される。例えば、センタ装置から連絡者へ通報す
るとき、連絡手順計画手段34は、個人登録データ管理
手段39を参照して、契約しているサービス内容を特定
する。そして、契約しているサービスに対応したサービ
スを、サービス別データ管理手段40にストアされた内
容を合わせて、通報する際に、「救援が必要であれば、
緊急出動をさせますか?させる場合は、「*」キーを押
して下さい」等の補助サービスをメッセージ中に加える
ことができる。他にも、契約している機関、例えば医療
機関からの人の派遣、派遣後その対応結果の報告等のサ
ービスなどである。
【0068】次に個人登録データ管理手段の構成につい
て図4により説明する。図4は、個人登録データ管理手
段の構成の例を示す構成図である。
【0069】図4に示すように、個人登録データ管理手
段39は、予め契約している被監視者の種々のデータを
登録しておく、データベースを有している。例えば、個
人の基本的なデータ(氏名、住所、生年月日等)及び契
約している付加サービスのデータ39−1、個人の動作
検知装置で検知された動作についてのサンプリングデー
タのデータ39−2、個人の顔写真、住居の間取り図等
の画像のデータ等が、データベースに含まれる。非常時
の連絡先が消防署、警察等の場合に、画像データも一緒
に送信するように予め設定しておけば、受信した消防署
等でも現場でいろいろ確認できるので有効である。ま
た、センタ装置には、別途個人登録データと関連付けら
れて、過去のイベントコードのデータもストアされてい
る。
【0070】特に、サービスに関しては、契約している
サービスが、常時受けられるものであるのか、指定時間
帯のみで受けられるものであるのか、所定の動作、例え
ば、振動を検知後受けられるものであるのか、所定のス
イッチ、例えば護身用ブザー等の所定の留め金に装着す
るとONするスイッチが入ると受けられるものであるの
か、等の種別を登録することができる。従って、この種
別と、所定のイベントコードを受信したときの状態に応
じてサービスの提供をおこなうか否かを判定することが
できる。
【0071】次に、サービス別データ管理手段の構成に
ついて図5により説明する。図5は、サービス別データ
管理手段の構成の例を示す構成図である。
【0072】図5に示すように、サービス別データ管理
手段40は、被監視者に対する種々のサービス用のデー
タを有している。例えば、緊急性判断サービス手段40
1、健康管理サービス手段402、医療アドバイス手段
403、スポーツアドバイス手段404、GPSサービ
ス手段40m等の種々のサービス提供手段を、サービス
別データ管理手段40は有している。これらの手段は、
被監視者について予め契約等で提供サービスを決めてお
き、各種データに基づいて、被監視者に対して、緊急性
を判断して自動的に通知したり、過去の運動記録を自動
的にストアし、健康管理データとして保存していつでも
参照できるようにしたり、送られてきた動作データ等に
基づいて専門家が医療アドバイスを行いその内容が通知
されたり、スポーツプログラムの作成等をして通知した
り、携帯電話の位置特定サービスを必要なときに受ける
ことができるようにするものである。
【0073】従って、個々のサービス手段401、40
2、403、404、・・40m毎にサービス提供のた
めのデータベース401a、402a、403a、40
4a、・・40maを有する。
【0074】このように、センタ装置に個人登録データ
をストアしておくことで、イベントコードを受信したと
きに、その個人登録データとイベントコードに基づい
て、アドバイス等のメッセージを生成して、その本人あ
るいは家族等の所定の送信先へそのメッセージを送信す
ることができる。例えば、腰の病気を持つ人がある日、
腰に強い衝撃を受けたことがイベントコードの受信によ
ってセンタ装置側で検出されると、センタ装置は、その
イベントコードを受信すると、その人の個人登録データ
を読出し、腰の病気をもっていることを判定する。そし
て、そのイベントコードと個人登録データに基づいて、
腰に注意するようアドバイスメッセージを生成して本人
に送信することができる。
【0075】次に第二の実施の形態について説明する。
【0076】図6は、第二の実施の形態に係わる本発明
の動作検知装置の基本的な構成の一例を示すブロック構
成図である。
【0077】図6において、動作検知装置51には、加
速度センサ装置52、認識部53、送信部54、および
識別(以下、IDという)イベントコード用メモリ55
を含む。
【0078】センサ装置52は、第一の実施の形態と同
様、加速度センサである。
【0079】なお、センサ装置52は、第一の実施の形
態で説明したものと同様のものであり、さらに構造、構
成、装着方法等も同じである。
【0080】認識部53には、メモリ56、2つの比較
器57、61、2つの閾値メモリ58、62、タイマ5
9、タイマの設定時間を記憶する設定値メモリ60、イ
ベントコード発生器63、そしてイベントコードデータ
メモリ64が含まれる。
【0081】メモリ56には、加速度センサ52からの
センサの出力データがストアされる。比較器57に接続
される閾値メモリ58には、所定の閾値がストアされて
いる。比較器57は、そのメモリ56にストアされたデ
ータと、閾値メモリ58の所定の閾値と比較する。比較
器57は、センサの出力データが所定の閾値を上回る
と、出力信号を出す。すなわち、センサの検出データに
基づいて所定の動作があったと判定されて出力信号を出
し、その出力信号は、タイマ59へのタイマオン信号と
して入力される。タイマ59には、タイムアウト信号を
出力する時間を設定する設定値メモリ60からタイムア
ウト設定値データが与えられている。タイマ59には、
さらに、第二の比較器61からの信号が供給されてい
る。第二の比較器61は、閾値メモリ62から供給され
る予め定められた閾値とセンサ出力値を比較し、その比
較器61の出力は、タイマ59に与えられている。タイ
マ59は、比較器57の出力信号をタイマのオン信号と
し、比較器61の出力信号をリセット信号として、タイ
ムアウトすると、そのタイムアウト信号がイベントコー
ド発生器63へ与えられる。イベントコード発生器63
は、タイマ59の出力を入力データとし、この入力デー
タに対応したイベントコードデータを、イベントコード
データメモリ64から読み出して送信部54の送信手段
65へ供給する。
【0082】送信手段54は、与えられたイベントコー
ドデータを、IDコードと共に送信データとして送信す
る。送信手段65の出力は、コネクタ66を介して通信
手段により送信される。また、動作検知装置に時計機能
を付加し、タイムアウトした時刻データを、イベントコ
ードデータと共に送信するようにしてもよい。
【0083】次に、上述した動作検知装置51が、上述
した図2に示すように、例えば、携帯端末としての携帯
電話に接続された場合の動作について説明する。
【0084】動作検知装置51(図2では23)は、携
帯電話21に接続手段22により接続される。接続手段
22は、接続ケーブル等であり、図6のコネクタ66と
携帯電話21とを接続する。携帯電話21は、通常の携
帯電話装置でよく、携帯電話の送受信機能を用いて、セ
ンタ装置24へ動作検知装置51のデータを送信する。
センタ装置24は、受信したデータに基づいて種々の判
断を行い、さらに種々の連絡先へ公衆回線網25を利用
して連絡をするようになっている。センタ装置24の構
成は、第一の実施の形態で説明した図3、図4および図
5に示す構成と同様である。なお、動作検知装置51の
電源については、電源装置を内蔵するか、あるいは携帯
電話21の電源が供給されるようにしてもよい。
【0085】動作検知装置の動作を、図6および図2に
より説明する。
【0086】図2のように動作検知装置51を携帯電話
21に接続し、その携帯電話を動作を監視したい者に携
帯させる。
【0087】加速度センサ52は、被監視者の動作に応
じて加速度に対応したセンサ出力を出力する。そのセン
サ出力は、所定のサンプリング周期でサンプリングされ
て、メモリ56にそのデータがストアされる。サンプリ
ングデータは、時系列データとしてメモリ56にストア
され、さらにそのストアされたセンサ出力値は、比較器
57によって閾値メモリ58の所定の閾値と比較され
る。例えば、人が転倒したときに検出される加速度を、
閾値メモリ58の所定の閾値として設定しておくと、人
の転倒をこの比較器57により検知することができる。
【0088】比較器57の出力は、タイマ起動指令とし
てタイマ59に与えられる。タイマ59は、タイマ起動
指令が与えられると、設定値メモリ60で設定された時
間が経過すると、タイムアウト信号を出力するが、比較
器61の出力信号によってタイマはリセットされる。一
度リセットされると、タイマ59はタイムアウト信号を
出力しない。
【0089】その比較器61は、メモリ56のセンサ出
力を入力データとして、閾値メモリ62にストアされた
所定の閾値と比較する。閾値メモリ62に設定される閾
値は、被監視者の通常の動作レベルを検知できるレベル
に設定する。従って、被監視者が転倒したことを検知し
てタイマ59がオンされた後、被監視者が起き上がり通
常の動作、例えば歩行等を続ければ、設定された閾値よ
りもセンサ出力は大きくなって、比較器61の出力信号
はタイマ59のリセット信号として与えられてタイマ5
9はリセットされる。これにより、被監視者には強い加
速度が加わった、例えば転倒したかもしれないが、その
後通常の歩行を継続したので異常はなかったとされる。
【0090】一方、比較器61の出力がなく、タイマ5
9がタイムアウトすると、タイマ59のタイムアウト信
号は、イベントコード発生器63に与えられる。イベン
トコード発生器63は、タイマ59のタイムアウト信号
を受けると、タイマ59のタイムアウト信号に応じて予
め定められたイベントコードデータを、イベントコード
データメモリ64から読み出してそのイベントコードデ
ータを送信手段65を介して、携帯電話21から、セン
タ装置24へ送信する。センタ装置24では、イベント
コードデータを受信すると、イベントコードデータに基
づいて転倒等の大きな加速度が発生した後、通常の動作
が所定時間内に行なわれなかったと判断され、その被監
視者について予め設定されている連絡先へ異常通報がさ
れる。
【0091】第二の実施の形態においても、第一の実施
の形態の同様の種々の応用が可能である。次に、第三の
実施の実施の形態につき説明する。
【0092】図7は、第三の実施の形態に係わる本発明
の動作検知装置の基本的な構成の一例を示すブロック構
成図である。
【0093】本実施の形態では、センサ出力が所定のパ
ターンと同様な出力をしたときに、センタ装置へイベン
トコードデータを送信するようにしたものである。
【0094】まず図7に基づき、動作検知装置の構成を
説明する。
【0095】71は、動作検知装置である。動作検知装
置71には、センサ装置72、認識部73、送信部7
4、および識別(以下、IDという)コード用メモリ7
5を含む。
【0096】センサ装置72は、上述した例と同様、こ
こでは加速度センサである。
【0097】なお、センサ装置72は、第一の実施の形
態で説明したものと同様のものであり、さらに構造、構
成、装着方法等も同じである。
【0098】認識部73には、メモリ76、2つの比較
器77、82、2つの閾値メモリ78、83、2つの動
作パターンメモリ79、84、タイマ80、タイマの設
定時間を記憶する設定値メモリ81、イベントコード発
生器85、そしてイベントコードデータメモリ86が含
まれる。
【0099】メモリ76には、加速度センサ72からの
センサ出力データがストアされる。比較器77に接続さ
れる閾値メモリ78には、所定の閾値がストアされてい
る。比較器77は、そのメモリ76にストアされたデー
タと、閾値メモリ78の所定の閾値と比較する。比較器
77は、センサの出力データが所定の閾値を上回ると、
所定の出力信号を出す。また、パターンメモリ79にス
トアされたパターンとメモリ76から読み出したセンサ
出力データのパターンが一致すると、比較器77は、所
定の出力信号を出す。すなわち、センサの検出データに
基づいて所定の動作があったと判定されて出力信号を出
す。これらの出力信号は、タイマ80へのタイマオン信
号として入力される。タイマ80には、タイムアウト信
号を出力する時間を設定する設定値メモリ81からタイ
ムアウト設定値データが与えられている。タイマ80に
は、さらに、第二の比較器82からの信号が供給されて
いる。第二の比較器82は、閾値メモリ83から供給さ
れる予め定められた閾値とセンサ出力値を比較し、セン
サ出力値がその閾値を上回ると所定の出力信号を出す。
また、パターンメモリ84にストアされたパターンとメ
モリ56から読み出したセンサ出力データのパターンが
一致すると、比較器82は、所定の出力信号を出す。比
較器82のこれらの出力信号は、タイマ80に与えられ
ている。タイマ80は、比較器77の出力信号をタイマ
のオン信号とし、比較器82の出力信号をリセット信号
として、タイムアウトすると、そのタイムアウト信号が
イベントコード発生器86へ与えられる。イベントコー
ド発生器85は、タイマ82の出力を入力データとし、
この入力データに対応したイベントコードデータを、イ
ベントコードデータメモリ86から読み出して送信部7
4の送信手段87へ供給する。
【0100】さらに、動作検知装置71には、モード切
替スイッチ(SW)89が設けられている。そのモード
切替には、例えば、通常時と運動時と2つのモード設定
ができるようになっている。設定されたモードに応じて
動作検知装置71内の動作、処理内容が変更される。
【0101】送信手段87は、与えられたイベントコー
ドデータを、IDコードと共に送信データとして送信す
る。送信手段87の出力は、コネクタ88を介して通信
手段により送信される。また、動作検知装置に時計機能
を付加し、タイムアウトした時刻データを、イベントコ
ードデータと共に送信するようにしてもよい。
【0102】上述した動作検知装置71が、図2に示す
ように、携帯電話に接続される。
【0103】上述した例と同様に、動作検知装置71
は、携帯電話21に接続手段22により接続されてい
る。接続手段22は、接続ケーブル等であり、図7のコ
ネクタ88と携帯電話21とを接続する。携帯電話21
は、通常の携帯電話装置でよく、携帯電話の送受信機能
を用いて、センタ装置24へ動作検知装置71のデータ
を送信する。センタ装置24は、受信したデータに基づ
いて種々の判断を行い、さらに種々の連絡先へ公衆回線
網25を利用して連絡をするようになっている。センタ
装置24の構成は、第一の実施の形態で説明した図3、
図4および図5に示す構成と同様である。なお、動作検
知装置71の電源については、ここでは図示していない
が、電源装置を内蔵するか、あるいは携帯電話21の電
源が供給されるようにしてもよい。
【0104】動作検知装置71の動作を、図7および図
2により説明する。
【0105】図2のように動作検知装置71を携帯電話
21に接続し、その携帯電話を動作を監視したい者に携
帯させる。
【0106】まず、モード設定が「通常時」になってい
る場合の動作について説明する。
【0107】加速度センサ72は、被監視者の動作に応
じて加速度に対応したセンサ出力を出力する。そのセン
サ出力は、所定のサンプリング周期でサンプリングされ
て、メモリ76にそのデータがストアされる。サンプリ
ングデータは、時系列データとしてメモリ76にストア
され、さらにそのストアされたセンサ出力値は、比較器
77によって閾値メモリ78の所定の閾値と比較され
る。例えば、人が転倒したときに検出される加速度を、
閾値メモリ78の所定の閾値として設定しておくと、人
の転倒をこの比較器77により検知することができる。
【0108】比較器77の出力は、タイマ起動指令とし
てタイマ80に与えられる。タイマ80は、タイマ起動
指令が与えられると、設定値メモリ81で設定された時
間が経過すると、タイムアウト信号を出力するが、比較
器82の出力信号によってタイマはリセットされる。一
度リセットされると、タイマ80はタイムアウト信号を
出力しない。
【0109】その比較器82は、メモリ76のセンサ出
力を入力データとして、閾値メモリ83にストアされた
所定の閾値と比較する。閾値メモリ83に設定される閾
値は、被監視者の通常の動作レベルを検知できるレベル
に設定する。従って、被監視者が転倒したことを検知し
てタイマ80がオンされた後、被監視者が起き上がり通
常の動作、例えば歩行等を続ければ、設定された閾値よ
りもセンサ出力は大きくなって、比較器82の出力信号
はタイマ80のリセット信号として与えられてタイマ8
0はリセットされる。これにより、被監視者には強い加
速度が加わった、例えば転倒したかもしれないが、その
後通常の歩行を継続したので異常はなかったとされる。
【0110】一方、比較器82の出力がなく、タイマ8
0がタイムアウトすると、タイマ80のタイムアウト信
号は、イベントコード発生器85に与えられる。イベン
トコード発生器85は、タイマ80のタイムアウト信号
を受けると、タイマ80のタイムアウト信号に応じて予
め定められたイベントコードデータを、イベントコード
データメモリ86から読み出してそのイベントコードデ
ータを送信手段87を介して、携帯電話21から、セン
タ装置24へ送信する。センタ装置24では、イベント
コードデータを受信すると、イベントコードデータに基
づいて転倒等の大きな加速度が発生した後、通常の動作
が所定時間内に行なわれなかったと判断され、その被監
視者について予め設定されている連絡先へ異常通報がさ
れる。
【0111】以上の動作は、上述した例と同様である。
【0112】次にモード切替スイッチ89を「運動時」
のモードに切り替えた場合の動作を説明する。
【0113】図8は、動作検知装置71を、運動能力あ
るいは所定の動作を確認する対象である腕に装着した場
合の例を説明するための説明図である。動作検知装置7
1は、そのコネクタ88に接続ケーブル22を接続して
携帯電話21に接続される。
【0114】そして、図8に示すように、リハビリの運
動が必要な者の必要な部位に動作検知装置71を装着す
る。そして、モードを「運動時」に切り替える。なお、
通常時のモードのときは、図2に示すように、動作検知
装置71は、携帯電話21に接続ケーブル22により接
続され、ポケット等に入れて被監視者に携帯される。
【0115】そして、例えば、被監視者が、医師などに
よって指定された所定の動作として、腕のリハビリのた
めに、腕を所定の速度で回転させる等を行なう。動作検
知装置71のパターンメモリ84には、前もって対象部
位である腕の回転がある速度の範囲内で行なわれた場合
の動作パターンが記憶されている。
【0116】「運動時」モードでは、センサの出力デー
タのパターンと、パターンメモリ84のパターンとを比
較し、被監視者が行なった動作が予め設定されたパター
ンと合致あるいは近似すると、比較器82の出力信号が
出される。そして、イベントコード発生器85では、
「運動時」のモードにおけるその対応するイベントコー
ドデータをイベントコードデータメモリ86から読出
し、送信手段87に供給する。よって、「運動時」モー
ドに切り替えて所定の動作を行ない、その動作が所定の
動作パターンと合致すると合致したことがセンタ装置2
4へ送信される。
【0117】以上のように、例えば、腕の機能が損なわ
れた者が、機能回復したかどうかを、所定の速度以上で
腕を回せるかどうかで判断する場合、家に居て少しずつ
腕を動かす練習をし、その練習中に一回でも所定の速度
で腕がまわせるようになったら、自動的にセンタ装置2
4へその動作ができたことを示すイベントコードデータ
が送信される。センタ装置24では、そのイベントコー
ドデータを受信すると、予め決められた連絡先へ連絡が
自動的にされる。連絡先としては、リハビリ担当の医者
等へ連絡が行き、その連絡を受けてからその担当医が、
患者へ電話で連絡をして成功した動作の状況を確認し、
さらにできるように励ましの言葉をかけることができ
る。
【0118】以上のような所定の動作がされたかどうか
の確認は、腕以外にも足、首など種々の体の部分につい
ても同様にすることができる。
【0119】なお、パターンメモリ84には、予め複数
のパターンを設定しておけば、複数の動作に対応してイ
ベントコードデータを送信することができる。例えば、
手と足の両方の運動を記憶しておき、動作検知装置51
を手あるいは足に装着することによって、2つの動作パ
ターンのいずれかに合致あるいは近似したかが判定でき
る。
【0120】センタ装置24側でも、複数の動作パター
ンに対応したイベントコードデータに応じて、連絡手順
および連絡先を予め設定しておくことができる。
【0121】従って、センタ装置24では、動作検知装
置71を所持、装着等している被監視者について、予め
定めた動作があったかどうかを検出することができる。
【0122】第三の実施の形態においても、第一の実施
の形態の同様の種々の応用が可能である。次に本発明の
動作検知装置を応用した応用例に係る第四の実施の形態
について説明する。
【0123】本実施の形態では、第一、第二および第三
の実施の形態で説明した動作検知装置とセンタ装置を利
用して、種々のサービスを、被監視者に対して行なう例
を示す。
【0124】以下では、第一の実施の形態で示した符号
で説明する。
【0125】第一に、在宅している被監視者の家のいわ
ゆるホームセキュリティシステムとの連動をとることが
できる。ホームセキュリティサービスは、一般に契約し
ている警備会社が、家に設置された各種センサからの信
号を受信すると、付近にいる警備員が必要であれば、そ
の家に行き、異常の有無の点検等を行なうものである。
【0126】従って、動作検知装置によって、上述した
ような転倒等の異常動作が検知されたときは、センタ装
置15からホームセキュリティシステムの会社への通報
を行うようにして、通報に従って警備員の派遣を行なう
などのサービスと連動することもできる。あるいは、警
備員の派遣でなく、ホームセキュリティシステムの制御
下にある室内カメラ、例えばCCD(電荷結合装置)利
用のカメラによる確認、警告灯の点滅による注意喚起等
の処理と連動することもできる。
【0127】ホームセキュリティシステムの会社へ連絡
するか否かのデータは、その被監視者について個人登録
データ管理手段39のデータベースに登録される。従っ
て、上述した連絡手順計画手段34が、イベントコード
を受信すると、個人登録データ管理手段39のデータベ
ースをチェックする。チェックの結果、連絡する旨のデ
ータが登録されていれば、サービス別データ管理手段4
0から通報に必要な情報、電話番号等を読出して、連絡
内容生成手段36で生成されたメッセージがホームセキ
ュリティシステムの会社へ通報される。
【0128】第二に、日常動作に基づく健康管理サービ
スに応用することができる。動作検知装置を通常時、身
体の一定の場所に装着するようにして、日常の動きデー
タを計測し、所定の周期でセンタ装置へそのデータを送
信する。センタ装置では、被監視者毎に、イベントコー
ドや計測値データに基づく動きの種類、動きの大きさ
(程度)、動きの時間等のデータを蓄積し、種々の統計
値を演算して、統計値の提供サービス、あるいはその統
計値に基づく健康管理のための個別運動メニューの提
供、あるいは適切な運動のアドバイスの提供等のサービ
スに繋げることもできる。統計データとしては、一日の
時間帯別、日別、週別、月別の運動量の統計データ等が
ある。
【0129】また、被監視者は、運動前あるいは運動後
に、センタ装置に運動内容を、電話、メール等で通知す
ることによって、センタ装置へ送られた動作データに基
づいて、センタ装置において、運動のパターンデータを
学習させることもできる。いわゆるバックプロパゲーシ
ョンをすることができる。一旦学習させれば、その後
は、その運動をおこなったときは、センタ装置側で動作
データから運動内容を推論し判定できるので、その判定
結果を用いて健康管理のための運動アドバイスデータに
追加のアドバイスをすることができる。なお、センタ装
置から、被監視者の契約しいているスポーツクラブ等に
データの送信をしてもよい。そのスポーツクラブでは、
運動メニューを作成して、その被監視者へインターネッ
ト等を介して送信することで、メニュー内容を通知する
ことができる。
【0130】特に、被監視者が運動を始めるときは、上
述した動作検知装置のモード選択スイッチなどにより、
「運動時」モードを選択してから運動を始める。
【0131】第三に、種々の医療サービスに応用するこ
とができる。第三の実施の形態で説明したようなリハビ
リ患者からの動作検知装置のイベントコードデータを、
病院における電子カルテなどの記録データと共にストア
することで、種々のサービスを提供することができる。
【0132】例えば、医者は、過去のカルテのデータ
と、送信されてきたイベントコードに基づく運動データ
のログデータをみて、患者にアドバイスをすることもで
きる。また、図8に示すようなリハビリ患者であれば、
医者は、リハビリの効果を、動作検知装置からの送信デ
ータにより判定し、アドバイスすることができる。ある
いは、運動が必要な患者に対して、医者は、動作検知装
置から送信されたデータに基づいて、必要な運動量や、
運動する上での注意点をアドバイスすることができる。
【0133】また、他の医療データ、例えば、体温計
や、脈拍計のセンサデータを動作検知装置に入力するこ
とによって、動作データとともにこれらの医療データも
送信することで種々の診断ためのデータとすることがで
きる。次に、本発明の動作検知装置を応用した応用例に
係る第五の実施の形態について説明する。
【0134】本実施の形態では、第一、第二および第三
の実施の形態で説明した動作検知装置とセンタ装置を利
用して、ゲームを行なうシステムに応用した例を示す。
【0135】以下では、第一の実施の形態で示した符号
で説明する。
【0136】本実施の形態は、動作検知装置1が、人体
の装着された部位について、所定の動作を検知するとそ
のイベントコードデータを送信するという機能を利用し
て、遠隔地にいる者によるゲーム、あるいは遠隔地にい
る者同士によるゲームを行なうシステムである。
【0137】動作検知装置1を、図8に示すように、例
えばゲームを行なう者(以下、ゲーム者といく)の腕に
装着し、例えば、携帯電話と接続しておく。ゲームの内
容に応じて、ゲーム者の腕の動きが所定の動作を行うこ
とができれば、所定のイベントコードデータが携帯電話
を介して送信される。従って、その動作を一定時間内に
何回できたかを競うような遠隔ゲームに応用することも
できる。
【0138】図9にその例を示す。図9は、本発明に係
る動作検知装置を利用してゲームを行なうゲームシステ
ムの構成の例を説明するための説明図である。各ゲーム
者は、動作検知装置1を携帯電話14に接続する。ここ
では、ゲームは、ゲーム者が所定の動作を行なう毎にゲ
ーム内容が進んでいくようなものとする。複数のゲーム
者がゲームの進行中に、所定の動作を行なうとセンタ装
置15に、その動作をしたことがイベントコードデータ
で送信される。センタ装置15は、そのゲーム者のID
コードとイベントコードデータをゲーム実行装置91へ
通信線92を介して供給する。ゲーム実行装置91は、
そのIDコードに対応するゲーム者については、ゲーム
内容を進めて次の段階へ進める。このようにすること
で、遠隔地において複数人の間で行なうことができる。
【0139】また、ゲームとしては、RPG(Role
Playing Game)や、踊り等のアクション
ゲームにも応用することもできる。例えば、町を散策し
ながら、RPGゲームを楽しむこともできる。
【0140】上記の第一から第五の実施の形態で述べた
ように、本発明に係る動作検知装置は種々の利用、応用
が可能である。
【0141】なお、一つの動作検知装置において複数の
IDコードを発生できるようにしておくと、複数人で一
つの動作検知装置を共有して、利用することができる。
動作検知装置に、IDコードの切り替えスイッチを設
け、利用する者が自己のIDに切り替えてから使用する
と、センタ装置側では、その切り替わったIDコードに
対応する個人登録データに基づいて、種々のサービスを
提供することも可能となる。さらに、センタ装置側で
も、その切り替わったIDコードに対応する個人登録デ
ータに基づいて、種々のサービスを提供することも可能
となる。
【0142】また、動作検知装置の認識部あるいは比較
部において、加速度センサあるいは振動センサのセンサ
出力だけでなく、動作検知装置あるいは携帯端末に設け
られた脈拍センサ、体温計、血圧センサ、心電図用セン
サ、発汗センサなどの他のセンサの出力データについて
も、予め閾値やパターン値を設定しておき、その他のセ
ンサの出力データが、これらの閾値等と比較して、閾値
を上回っていたり(あるいは下回っていたり)、あるい
はパターン値と合致あるいは近似したりしたときに、所
定のイベントコードを出力するようにすれば、例えば、
不整脈、高熱などの遠隔検知にも利用することができ
る。さらに加えて、CCDカメラ等の画像センサ、マイ
ク等の音センサを動作検知装置あるいは携帯端末に設け
て、これらのセンサデータもセンタ装置へ送信するよう
にしてもよい。
【0143】特に、センサの出力データを用いて、波形
相関をとり、歩行における歩数や平均衝撃量を演算して
歩数値、平均衝撃量のデータそのものを、イベントコー
ドと一緒にあるいは定期的に送信するようにしてもよ
い。このとき、歩行の検出は、波形相関により、加速度
センサあるいは振動センサの時系列出力データのピーク
値の発生パターンなどから歩行を検知し、ピーク値の時
間間隔から歩数等を演算することができる。
【0144】その場合、センサにより、転倒、車の事
故、落下、人との接触事故などの外部からの振動、衝撃
を検知したときにイベントコードを送信してもよいが、
さらに衝撃等の回数が所定の回数を超えたときにイベン
トコードを送信するようにしてもよい。
【0145】また、センタ装置から送られるメッセージ
には、センタ装置へ送られたデータ、あるいはセンタ装
置で統計処理されたデータ等を含めてもよい。
【0146】さらにまた、動作検知装置にいわゆるGP
Sシステムの機能を付加する、あるいはGPSシステム
の位置情報データを入力して、動作検知装置からの送信
データにGPSデータを含ませれば、さらに種々の応用
において有効な情報となる。特に、加速度センサからの
加速度データを積分していくことによって、センタ装置
において、GPSシステムの位置データを補正してより
正確な位置情報を得ることもできる。
【0147】また、本発明に係る動作検知装置を、ゲー
ム装置の動作入力手段として利用することもできる。特
に、加速度センサにより、腕の動きの軌跡データをとる
ことによって、踊り等の動きを入力する装置としても利
用することができる。
【0148】同様に、動作検知装置に、他のセンサ、例
えば温度センサ、湿度センサ、マイク等による音声セン
サ、電極を利用した水没センサ等を設け、送信データと
共に送信するようにすれば、周囲の状況データも同時に
把握できるので、緊急時対応等においても有効情報を得
ることができる。
【0149】さらに、動作検知装置に、通信機能を持た
せ、センタ装置等からJAVA(登録商標)アプレット
を受信できるようにしてもよい。このようにすると、イ
ベントコードの変更、閾値およびパターン値の変更等
が、外部から行うことができるので、種々の変更に対応
することが可能となる。
【0150】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遠隔にいる者の動作を、容易にかつ必要な時に把握でき
る装置あるいはシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態に係わる本発明の動作検知装
置の基本的な構成の一例を示すブロック構成図である。
【図2】動作検知装置が携帯電話に接続されている例を
説明するための説明図である。
【図3】本発明に係る動作検知システムのセンタ装置の
基本的な構成の例を示すブロック構成図である。
【図4】個人登録データ管理手段の構成の例を示す構成
図である。
【図5】サービス別データ管理手段の構成の例を示す構
成図である。
【図6】第二の実施の形態に係わる本発明の動作検知装
置の基本的な構成の一例を示すブロック構成図である。
【図7】第三の実施の形態に係わる本発明の動作検知装
置の基本的な構成の一例を示すブロック構成図である。
【図8】動作検知装置を、運動能力あるいは所定の動作
を確認する対象である腕に装着した場合の例を説明する
ための説明図である。
【図9】本発明に係る動作検知装置を利用してゲームを
行なうゲームシステムの構成の例を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
1、23、51、71・・・動作検知装置 2、52、72・・・センサ 3、53、73・・・認識部 4、54、74・・・送信部 14・・・携帯端末 15、24、31・・・センタ装置 16・・・通信インターフェース 17・・・データベースメモリ装置 18、25・・・公衆回線網 21・・・携帯電話 22・・・接続手段 91・・・ゲーム実行装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C086 AA22 AA49 BA30 CA21 CA23 DA14 EA08 EA11 EA13 EA41 EA45 5C087 AA02 BB20 BB74 DD03 DD49 EE01 EE12 EE14 FF01 FF02 FF04 FF13 FF16 FF19 FF23 GG08 GG12 GG19 GG24 GG40 GG67 GG83

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被監視対象の動作を検知するための装置で
    あって、 加速度あるいは振動を検出するセンサと、 該センサの検出データを、所定の閾値あるいはパターン
    と比較する比較手段と、 予め設定されたイベントコードデータをストアするイベ
    ントコードデータストア手段と、 上記比較手段の比較結果に基づいて上記イベントコード
    データを送信するイベントコードデータ送信手段と、 を有することを特徴とする動作検知装置。
  2. 【請求項2】上記イベントコードデータ送信手段は、上
    記イベントコードデータを携帯端末装置により送信する
    ための、上記携帯端末装置への接続手段を含むことを特
    徴とする請求項1記載の動作検知装置。
  3. 【請求項3】上記携帯端末装置は、携帯電話であること
    を特徴とする請求項2記載の動作検知装置。
  4. 【請求項4】上記イベントコードデータストア手段は、
    複数の上記イベントコードデータをストアし、上記比較
    手段は、上記センサの検出データを複数の所定の閾値あ
    るいはパターンと比較し、上記イベントコードデータ送
    信手段は、上記比較手段の比較結果に基づいて上記イベ
    ントコードデータを送信することを特徴とする請求項1
    記載の動作検知装置。
  5. 【請求項5】被監視対象に設けられて加速度あるいは振
    動を検出するセンサと、 該センサの検出データを、所定のデータと比較すること
    によって、上記被監視対象の所定の動作を認識する認識
    手段と、 上記認識手段によって上記所定の動作が認識されると、
    予め決められたイベントコードデータを送信するイベン
    トコードデータ送信手段と、 を有することを特徴とする動作検知装置
  6. 【請求項6】請求項1または請求項5に記載の動作検知
    装置について予め設定された送信手順をストアする送信
    手順ストア手段と、 上記動作検知装置から上記イベントコードデータを受信
    すると、上記送信手順ストア手段にストアされた送信手
    順に従って所定の送信先へ所定の送信データを送信する
    送信データ送信手段と、 を有することを特徴とする動作検知システム。
  7. 【請求項7】上記所定の送信先は、上記イベントコード
    データ送信時の通信状況、または予め決められた所定の
    装置からの指示データに基づいて、変更されることを特
    徴とする請求項6に記載の動作検知システム。
  8. 【請求項8】請求項1または請求項5に記載の動作検知
    装置と、 請求項6に記載の動作検知システムとを有し、 上記動作検知装置を被監視者に携帯させ、 上記イベントコード送信手段は、上記被監視者の異常動
    作時のセンサ出力値の閾値あるいはパターン値と上記セ
    ンサ出力との比較結果、上記センサ出力が異常動作時の
    センサ出力と判定されたときは、上記イベントコードを
    送信し、 上記送信データ送信手段は、上記イベントコードを受信
    すると、上記予め設定された送信先へ上記所定の送信デ
    ータを送信することを特徴とする被監視者の異常動作通
    知システム。
  9. 【請求項9】請求項1または請求項5に記載の動作検知
    装置と、 請求項6に記載の動作検知システムとを有し、 上記動作検知装置を被監視者に携帯させ、 上記イベントコード送信手段は、上記被監視者の予め定
    められた動作時のセンサ出力値の閾値あるいはパターン
    値と上記センサ出力との比較結果、上記センサ出力が上
    記予め定められた動作時のセンサ出力と判定されたとき
    は、上記イベントコードを送信し、 上記送信データ送信手段は、上記イベントコードを受信
    すると、予め設定されたゲーム実行装置へ上記所定の送
    信データを送信することを特徴とするゲームシステム。
  10. 【請求項10】上記ゲーム実行装置で実行されるゲーム
    は、複数人参加型のゲームであって、上記動作検知装置
    を複数人に携帯させ、各人の動作が上記所定の動作であ
    ることを上記動作検知装置で検知して、上記ゲーム実行
    装置へ送信された上記所定の送信データに基づいて上記
    ゲームが実行されることを特徴とする請求項9に記載の
    ゲームシステム。
  11. 【請求項11】被監視者に請求項1または請求項5に記
    載の動作検知装置を携帯し、 上記動作検知装置からイベントコードデータを受信した
    ときに、予め定めた送信データを送信する送信手順を、
    上記被監視者あるいは上記動作検知装置について予め設
    定し、 上記動作検知装置から上記イベントコードデータを受信
    すると、上記送信手順に従って所定の送信先へ上記予め
    定めた送信データを送信することを特徴とする所定動作
    の通知方法。
  12. 【請求項12】請求項1または請求項5に記載の動作検
    知装置について予め設定された送信手順をストアする送
    信手順ストア手段と、 個人登録データをストアする個人登録データストア手段
    と、 上記動作検知装置から上記イベントコードデータを受信
    すると、上記動作検知装置を保有する被監視者に関する
    上記個人データと上記イベントコードに基づいて、メッ
    セージを生成し、上記送信手順ストア手段にストアされ
    た送信手順に従って所定の送信先へ生成した上記メッセ
    ージを送信する送信データ送信手段と、 を有することを特徴とするセンタ装置。
JP2001045539A 2001-02-21 2001-02-21 動作検知装置、動作検知システム、異常動作通知システム、ゲームシステム、所定動作の通知方法およびセンタ装置 Pending JP2002251681A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001045539A JP2002251681A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 動作検知装置、動作検知システム、異常動作通知システム、ゲームシステム、所定動作の通知方法およびセンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001045539A JP2002251681A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 動作検知装置、動作検知システム、異常動作通知システム、ゲームシステム、所定動作の通知方法およびセンタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002251681A true JP2002251681A (ja) 2002-09-06

Family

ID=18907320

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001045539A Pending JP2002251681A (ja) 2001-02-21 2001-02-21 動作検知装置、動作検知システム、異常動作通知システム、ゲームシステム、所定動作の通知方法およびセンタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002251681A (ja)

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004206572A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Yamatake Corp 在宅緊急通報装置
JP2004240624A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Omega Techno Modeling:Kk 地域内自動連絡システム
JP2004252618A (ja) * 2003-02-19 2004-09-09 Japan Science & Technology Agency 転倒検出方法及び転倒救助装置
JP2004341956A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Toyota Motor Corp 無線送受信機能付情報処理システム
JP2005056224A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Minolta Co Ltd 制御装置、プログラム及び制御方法
JP2006229573A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Honda Motor Co Ltd 移動体及び移動体用電子キーシステム
JP2006263002A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 運動指導システムとその携帯通信端末
JP2006525073A (ja) * 2003-04-03 2006-11-09 ユニヴァースティ オブ ヴァージニア パテント ファウンデイション 人間の歩行特性を導き出すためおよび床振動から転倒を受動的に検知するための方法およびシステム
JP2007328776A (ja) * 2006-05-10 2007-12-20 Kyudenko Corp 携帯端末装置
WO2008016679A2 (en) * 2006-08-02 2008-02-07 24Eight Llc Wireless detection and alarm system for monitoring human falls and entries into swimming pools by using three dimensional acceleration and wireless link energy data method and apparatus
WO2009063968A1 (ja) * 2007-11-16 2009-05-22 Nikon Corporation 制御装置、ヘッドマウントディスプレイ装置、プログラム及び制御方法
JP2009118513A (ja) * 2009-01-07 2009-05-28 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2009123042A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Nikon Corp 制御装置、及びヘッドマウントディスプレイ装置
JP2009171544A (ja) * 2007-09-05 2009-07-30 Searete Llc 生理学的状態の測定装置
JP2009212633A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Fujitsu Ltd 携帯端末及び擬似着信起動方法
JP2010539563A (ja) * 2007-09-10 2010-12-16 カーン,ロバート 警備代理業務
JP2010539617A (ja) * 2007-09-19 2010-12-16 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 異常状態検出方法及び装置
JP2012027893A (ja) * 2010-06-22 2012-02-09 Hitachi Engineering & Services Co Ltd 熱中症検知システム
JP2012043423A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Fujitsu Ltd センサデータストリームのメタデータの選択
JP2012506084A (ja) * 2008-10-17 2012-03-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 転倒検出システムとその動作方法
JP2012081270A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Samsung Electronics Co Ltd 生体移植医療装置及びその制御方法
JP2012094164A (ja) * 2004-04-06 2012-05-17 Symbol Technologies Inc モバイルコンピューティング製品/アレンジメントを監視するためのシステムおよび方法
JP2012113480A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Nec Saitama Ltd 携帯端末およびその制御方法
JP2012160036A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Fujitsu Ltd 作業者異常発生検知装置、作業者異常発生検知方法、及びプログラム
JP2012238068A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Nec Corp 情報処理装置、携帯端末、注意喚起システム、注意喚起方法およびプログラム
JP2013109623A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Casio Comput Co Ltd 見守りシステム及び見守り装置並びにプログラム
JP2014016850A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Lenovo Singapore Pte Ltd アプリケーション・ウィンドウの表示を共有する方法、情報端末装置およびコンピュータ・プログラム
JP2014518668A (ja) * 2011-04-29 2014-08-07 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 転倒可能性を検出する方法及び転倒検出器
JP2014179116A (ja) * 2007-04-19 2014-09-25 Koninklijke Philips Nv 転倒検知システム
JP2016024593A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 株式会社ナカヨ 行動検知機能を有するリストバンド
JP2016197437A (ja) * 2016-07-07 2016-11-24 カシオ計算機株式会社 見守り装置、見守り方法、及びプログラム
JP2017117194A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 三菱自動車工業株式会社 車両の緊急通報システム
JP2017224174A (ja) * 2016-06-15 2017-12-21 シャープ株式会社 情報取得端末、情報収集装置、行動観察システム、情報取得端末の制御方法、および、情報収集装置の制御方法
CN108572005A (zh) * 2017-03-13 2018-09-25 欧姆龙株式会社 环境传感器
JPWO2018180571A1 (ja) * 2017-03-30 2020-02-06 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JPWO2019077859A1 (ja) * 2017-10-20 2020-11-26 日本電気株式会社 通知システム
WO2021246423A1 (ja) * 2020-06-01 2021-12-09 株式会社Arblet 情報処理システム、サーバ、情報処理方法及びプログラム
JP2021190129A (ja) * 2020-06-01 2021-12-13 株式会社Arblet 情報処理システム、サーバ、情報処理方法及びプログラム
JP2022041691A (ja) * 2020-09-01 2022-03-11 法義 山本 緊急通報・救助システム
JP2023057385A (ja) * 2021-10-11 2023-04-21 株式会社エース警備 情報処理方法及び情報処理システム

Cited By (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004206572A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Yamatake Corp 在宅緊急通報装置
JP2004240624A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Omega Techno Modeling:Kk 地域内自動連絡システム
JP2004252618A (ja) * 2003-02-19 2004-09-09 Japan Science & Technology Agency 転倒検出方法及び転倒救助装置
JP2006525073A (ja) * 2003-04-03 2006-11-09 ユニヴァースティ オブ ヴァージニア パテント ファウンデイション 人間の歩行特性を導き出すためおよび床振動から転倒を受動的に検知するための方法およびシステム
JP2004341956A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Toyota Motor Corp 無線送受信機能付情報処理システム
JP2005056224A (ja) * 2003-08-06 2005-03-03 Minolta Co Ltd 制御装置、プログラム及び制御方法
US8773260B2 (en) 2004-04-06 2014-07-08 Symbol Technologies, Inc. System and method for monitoring a mobile computing product/arrangement
JP2012094164A (ja) * 2004-04-06 2012-05-17 Symbol Technologies Inc モバイルコンピューティング製品/アレンジメントを監視するためのシステムおよび方法
JP2006229573A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Honda Motor Co Ltd 移動体及び移動体用電子キーシステム
JP4617172B2 (ja) * 2005-02-17 2011-01-19 本田技研工業株式会社 移動体
JP2006263002A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 運動指導システムとその携帯通信端末
JP2007328776A (ja) * 2006-05-10 2007-12-20 Kyudenko Corp 携帯端末装置
WO2008016679A3 (en) * 2006-08-02 2008-04-03 24Eight Llc Wireless detection and alarm system for monitoring human falls and entries into swimming pools by using three dimensional acceleration and wireless link energy data method and apparatus
WO2008016679A2 (en) * 2006-08-02 2008-02-07 24Eight Llc Wireless detection and alarm system for monitoring human falls and entries into swimming pools by using three dimensional acceleration and wireless link energy data method and apparatus
JP2014179116A (ja) * 2007-04-19 2014-09-25 Koninklijke Philips Nv 転倒検知システム
JP2009171544A (ja) * 2007-09-05 2009-07-30 Searete Llc 生理学的状態の測定装置
JP2010539563A (ja) * 2007-09-10 2010-12-16 カーン,ロバート 警備代理業務
JP2010539617A (ja) * 2007-09-19 2010-12-16 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 異常状態検出方法及び装置
JP2009123042A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Nikon Corp 制御装置、及びヘッドマウントディスプレイ装置
WO2009063968A1 (ja) * 2007-11-16 2009-05-22 Nikon Corporation 制御装置、ヘッドマウントディスプレイ装置、プログラム及び制御方法
JP2009212633A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Fujitsu Ltd 携帯端末及び擬似着信起動方法
US9754470B2 (en) 2008-10-17 2017-09-05 Koninklijke Philips N.V. Fall detection system and a method of operating a fall detection system
JP2012506084A (ja) * 2008-10-17 2012-03-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 転倒検出システムとその動作方法
JP2009118513A (ja) * 2009-01-07 2009-05-28 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2012027893A (ja) * 2010-06-22 2012-02-09 Hitachi Engineering & Services Co Ltd 熱中症検知システム
JP2012043423A (ja) * 2010-08-16 2012-03-01 Fujitsu Ltd センサデータストリームのメタデータの選択
US9386359B2 (en) 2010-08-16 2016-07-05 Fujitsu Limited Selecting metadata for sensor data streams
JP2012081270A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Samsung Electronics Co Ltd 生体移植医療装置及びその制御方法
JP2012113480A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Nec Saitama Ltd 携帯端末およびその制御方法
JP2012160036A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Fujitsu Ltd 作業者異常発生検知装置、作業者異常発生検知方法、及びプログラム
JP2014518668A (ja) * 2011-04-29 2014-08-07 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 転倒可能性を検出する方法及び転倒検出器
JP2012238068A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Nec Corp 情報処理装置、携帯端末、注意喚起システム、注意喚起方法およびプログラム
JP2013109623A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Casio Comput Co Ltd 見守りシステム及び見守り装置並びにプログラム
JP2014016850A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Lenovo Singapore Pte Ltd アプリケーション・ウィンドウの表示を共有する方法、情報端末装置およびコンピュータ・プログラム
JP2016024593A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 株式会社ナカヨ 行動検知機能を有するリストバンド
JP2017117194A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 三菱自動車工業株式会社 車両の緊急通報システム
JP2017224174A (ja) * 2016-06-15 2017-12-21 シャープ株式会社 情報取得端末、情報収集装置、行動観察システム、情報取得端末の制御方法、および、情報収集装置の制御方法
JP2016197437A (ja) * 2016-07-07 2016-11-24 カシオ計算機株式会社 見守り装置、見守り方法、及びプログラム
US10823590B2 (en) 2017-03-13 2020-11-03 Omron Corporation Environmental sensor
CN108572005A (zh) * 2017-03-13 2018-09-25 欧姆龙株式会社 环境传感器
JP2018151844A (ja) * 2017-03-13 2018-09-27 オムロン株式会社 環境センサ
JP7095684B2 (ja) 2017-03-30 2022-07-05 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
US11289079B2 (en) 2017-03-30 2022-03-29 Sony Corporation Information processing apparatus and information processing method
JPWO2018180571A1 (ja) * 2017-03-30 2020-02-06 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JPWO2019077859A1 (ja) * 2017-10-20 2020-11-26 日本電気株式会社 通知システム
US11527258B2 (en) 2017-10-20 2022-12-13 Nec Corporation Notification system, notification method, and non-transitory computer readable medium storing program
WO2021246423A1 (ja) * 2020-06-01 2021-12-09 株式会社Arblet 情報処理システム、サーバ、情報処理方法及びプログラム
JP2021190129A (ja) * 2020-06-01 2021-12-13 株式会社Arblet 情報処理システム、サーバ、情報処理方法及びプログラム
JP2022041691A (ja) * 2020-09-01 2022-03-11 法義 山本 緊急通報・救助システム
JP7379768B2 (ja) 2020-09-01 2023-11-15 法義 山本 緊急通報・救助システム
JP2023057385A (ja) * 2021-10-11 2023-04-21 株式会社エース警備 情報処理方法及び情報処理システム
JP7362709B2 (ja) 2021-10-11 2023-10-17 株式会社エース警備 情報処理方法及び情報処理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002251681A (ja) 動作検知装置、動作検知システム、異常動作通知システム、ゲームシステム、所定動作の通知方法およびセンタ装置
US9959732B2 (en) Method and system for fall detection
US8217795B2 (en) Method and system for fall detection
US9177459B2 (en) ECG-enabled personal emergency response systems
EP1679672B1 (en) Portable pulse monitoring device and method of its operation
Greene et al. IoT-based fall detection for smart home environments
JP2020078556A (ja) 多機能スマート移動補助装置及び利用方法
JP4565999B2 (ja) 身体運動評価装置
WO2017049958A1 (zh) 瘫倒监测和预防装置及其处理方法
EP3525673B1 (en) Method and apparatus for determining a fall risk
Estudillo-Valderrama et al. Design and implementation of a distributed fall detection system—personal server
US20130090083A1 (en) Personal Assistance Monitoring System
JP4612928B2 (ja) 身体動作センシング装置
JP2014229199A (ja) 転倒時通報システム及び転倒時通報システム用プログラム
JP2003309495A (ja) データ電送装置
JP2014230207A (ja) 転倒時通報システム及び転倒時通報システム用プログラム
US20200187869A1 (en) System for providing real time warnings based on continuous sensor signals
JP2001246580A (ja) 情報通信ロボット装置、情報通信方法および情報通信ロボットシステム
CN110070697A (zh) 一种跌倒监测装置及其方法
JP2004171394A (ja) 搬送先自動選択装置、搬送先自動選択システム、傷病者データベース生成装置、傷病者データベース検索装置並びに移動体
CN108028006A (zh) 基于个人求助按钮的签到服务
JP5304870B2 (ja) ロボット
GB2517179A (en) Monitoring device and system
JP2014092945A (ja) 身体状況判定システム及び身体状況判定方法
CN112136162A (zh) 用于将紧急情况消息传达给护理提供者的腕戴式医学警报设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090804