JP4987425B2 - 無線通信端末およびその無線通信方法 - Google Patents

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    • H04W48/18Selecting a network or a communication service

Description

本発明は、特に、マルチバンド対応の無線通信システムに用いて好適な、無線通信端末およびその無線通信方法に関する。
CDMA(Code Division Multiple Access)通信に適用される無線通信端末は、発着信やデータ通信を行なう際に、チャネルの捕捉動作を開始する。そして、捕捉したチャネルの構成情報、タイミング情報を取得し、また、捕捉したチャネルのタイミングに同期させて位置登録情報等を取得する。
ところで、チャネルの受信電界強度は、無線通信端末の使用環境(地形や建物等)によっては著しく低下することがあり、チャネルの受信電界強度が低い場合には、チャネルの電波を受信したにもかかわらず、当該チャネルが捕捉できなかったものと判定され、圏内復帰処理に移行する。この圏内復帰処理において、無線通信端末は所定の周期でチャネルの捕捉動作を行なうシステムスキャンを実行する。
ところで、無線通信端末が圏外にある場合、無線通信端末は、内部的に圏外であることを示すフラグ(圏外フラグ)をONする。このような状況にあって、ユーザが発信操作を行なっても圏外フラグがONしている間は発信できる可能性が低く、また、省電力のために発信処理を起動していなかった。
また、一旦、圏外と判定された場合、圏内復帰処理を所定周期で行うが、復帰のためのシステムスキャンを試行する通信方式が限定的であったりして、圏内復帰のために要する時間は無視できないものとなっている。例えば、トンネルの出入り等、使用環境が極端に異なる場所では、トンネルから出てすぐに圏内復帰処理ができれば良いが、圏内復帰捕捉動作のタイミングにならない限りすぐには復帰できない。また、圏内復帰捕捉処理を行なってもすぐには圏内復帰につながるわけではない。
上記した問題を解決するために、圏外と判定された場合でも発信操作がなされればチャネルの捕捉動作を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−23665号公報
上記した特許文献1に開示された技術によれば、圏内復帰処理において発呼成功率を向上させることができる。しかしながら、最近、1個の無線通信端末で複数の周波数帯(例えば、800MHz、2GHz)が使用可能になってきており、また、使用できる通信プロトコルについても複数(1x、EVDO)対応可能な無線通信端末が増加してきており、単一の通信システムについての複数チャネルの圏内復帰捕捉処理だけでは、ユーザが希望する通信方式での発信がなされるとは限らない。
本発明は上記した課題に基づいてなされたものであり、複数の通信方式に対応可能な無線通信端末において、圏外と判定された状態にあっても発信操作が行なわれたときに通信システムの捕捉を効率的に行い、極力、ユーザが希望する通信方式による接続を試行することのできる無線通信端末およびその無線通信方法を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明の無線通信端末は、外状態において通信開始の要求がなされると、所定時間経過するまで、捕捉処理を、複数の通信システムに対し、所定の順序にしたがって行なわせ、前記所定時間経過するまでに前記複数の通信システム全てに対して捕捉処理が終了していない場合には前記所定時間経過後、前記所定の順序における前回の捕捉処理で最後に捕捉を失敗した通信システムの次の通信システムから行なわせる。
また、本発明の無線通信端末の無線通信方法は圏外状態において通信開始の要求がなされると、所定時間経過するまで、捕捉処理を、複数の通信システムに対し、所定の順序にしたがって行なわせ、前記所定時間経過するまでに前記複数の通信システム全てに対して捕捉処理が終了していない場合には前記所定時間経過後、前記所定の順序における前回の捕捉処理で最後に捕捉を失敗した通信システムの次の通信システムから行なわせる。
本発明によれば、圏外と判定された状態にあっても、発信操作が行なわれたときに通信システムの捕捉を効率的に行い、極力、ユーザが希望する通信方式による接続を試行可能な無線通信端末およびその無線通信方法を提供することができる。
本発明の実施の形態の説明に先立ち、無線通信端末が適用可能な通信システムについての補足説明を行う。
近年、無線通信システムにおいて、使用する周波数帯の有効利用を図るとともに、使用周波数を世界標準仕様に合わせるために周波数帯の再編が検討されている。
例えば、CDMA2000 1x使用の無線通信システムにおいて、現在、日本国内では、日本仕様の800MHz帯(以下、旧800MHz帯)が用いられているが、この周波数帯が世界標準仕様である新800MHz帯へ再編される予定である。
なお、旧800MHz帯と新800MHz帯とでは、使用する周波数帯のうち、上り、下りの周波数割り当て等が相違している。こうした背景から、現行の周波数帯(旧800MHz)、新たな周波数帯(新800MHz)、および高周波の周波数帯(2GHz)での通信が可能なマルチバンド対応の無線通信端末が開発されている。
マルチバンド対応の無線通信端末は、基地局によって割当てられるチャネルを介して当該基地局との間で無線通信を行なう。このとき、無線通信端末は、複数の周波数帯で無線信号の送受信が可能であり、具体的には、現行の周波数帯(旧800MHz)、新たな周波数帯(新800MHz)、および高周波の周波数帯(2GHz)を用いて無線信号の送受信が可能である。
上記したそれぞれ異なる周波数帯の通信システムには、基地局と無線通信端末間で周波数帯を識別するための識別番号として、3GPP2(3rd Generation Partnership Project 2)で規定されたバンドクラスが付与されている。
例えば、基地局から無線通信端末に報知される情報の中の近隣基地局リスト等において、無線通信端末の周辺に存在する通信システムを報知する等のためにこのバンドクラスが使用される。なお、現行の周波数帯(旧800MHz)はバンドクラス3、新たな周波数帯(新800MHz)はバンドクラス0、高周波の周波数帯(2GHz)はバンドクラス6にそれぞれ分類されている。
また、各バンドクラスには、プライマリチャンネルとセカンダリチャンネルが割当てられ(但し、バンドクラス6のEVDO通信においてはプライマリチャンネルのみ)、更に、プロトコルの違い(EVDO)を考慮すれば、合計で11パターンの通信システムが存在することになる。
以下、上記した11パターンの通信システムを有するマルチバンド対応の無線通信端末の圏外からの発信動作1について説明する。図1は、上記した発信動作1を時間軸上に模式して示したタイミング図である。
以下、図1を参照しながらマルチバンド対応の無線通信端末の圏外からの発信動作1について詳細に説明する。
無線通信端末は、通信(捕捉)可能な通信システムが格納されたスキャンリストを備えている。図1に示されるように、無線通信端末は、圏外における発信動作が検出されると、スキャンリストの先頭位置に格納されている通信システムAから捕捉指示を出力し、以後、通信システムB、C、Dの捕捉が成功するまでスキャンリストに格納されている通信システム(ここでは、通信システムA〜通信システムF)の捕捉試行(以下、システムスキャンという)を行う。
具体的に、無線通信端末は、圏外発信要求を検知すると、スキャンリストの先頭位置に格納された通信システム(ここではA)をスキャン候補として取得し、まず、通信システムAのシステムスキャンを行う。そして、その通信システムAの捕捉に失敗した場合、次に、スキャンリストの2番目の位置に格納された通信システムBを取得し、この通信システムBのシステムスキャンを行う。
上記した通信システムのスキャンは、Tp時間(例えば4秒間)実施され、ここで、4秒経過したことが検出されると、再度、発信によるシステムスキャン指示(再発信#1)が出力され、上記したシステムスキャンおよび再発信が繰り返し実行される(再発信#1〜#n)。
なお、図1中、Tmaxは、発信処理自体が終了されるタイムアウト時間であり、例えば、40秒発信動作を続けても基地局と通信できない場合は自動的に発信終了となる。なお、このとき、時間によらず、リトライ回数(Cmax)により発信処理の終了を規定してもよい。
上記した圏外からの発信動作1によれば、圏外発信時、システムスキャンがTp時間以内に成功しない場合は、再発信によるシステムスキャンが要求される。これを受け、無線通信端末は、再びスキャンリストに格納された先頭位置にある通信システムからシステムスキャンを開始する。
例えば、通信システムAと通信システムBのシステムスキャンに4秒要する場合、スキャンリストに格納された全ての通信システムのシステムスキャンを終える前に、次の発信によるシステムスキャンが要求されるため、通信システムC以降のシステムスキャンを実行することができず、新たな発信によるシステムスキャン要求が到来した場合、通信システムAから再度システムスキャンを実行することになる。
このような場合、発信中は、通信システムC以降は永遠にシステムスキャンが実行されることはない。このため、仮に、無線通信端末周辺が、通信システムCの電波の安定した状態に変化していた場合、捕捉可能な通信システム(通信システムC)が存在するにも関わらず、その通信システムを捕捉する機会が得られないため、発信できないことになってしまう。
上記した発信動作1によれば、無線通信端末が捕捉可能な通信システムが複数存在し、かつその全てをスキャンする時間がTp時間よりも長く必要とする可能性がある場合において、全ての通信システムをスキャンしきれないことがある。
この動作は、発信成功率という観点から問題にある。どの通信システムで待受けが可能か、全く手がかりが無い状況において発信の成功率を高めるためには、捕捉可能なすべての通信システムのシステムスキャンを実行するべきである。
この問題は、Tp時間長を調整することで解決できるが、それは、無線通信端末が捕捉可能な通信システムが固定であり、また、1つの通信システムの捕捉に要する時間は、エリアの電波事情によって変化するため、「捕捉に要する最大時間×捕捉可能な通信システム数」をTp時間としなければならない。通信システムの一つの捕捉に必要とされる一般的な時間と、捕捉する必要のある全ての通信システム数の積でTp時間が決められることが、各種エラーを考慮しない場合には最も捕捉効率がよいため、やはりTp時間を変更することは好ましくない。前者は、通信システムの変更が困難であり、後者は、無駄な待ち時間が生じる点で不都合があった。
このため、無線通信端末は、圏外における発信要求に伴うシステムスキャン実行中、新たな発信要求を受けたときに、スキャンリストに格納された通信システムに基づく順序でシステムスキャンを再開するのではなく、前回のシステムスキャンで最後に捕捉の失敗が確定した通信システムの次の通信システムからシステムスキャンを再開させる仕組みを構築すれば、捕捉可能な通信システムが存在するにも関わらず、その通信システムを捕捉する契機が与えられず発信が不可となっていた不都合を解消でき、結果的に発信成功率を向上させることができる。
図2に上記したマルチバンド対応の無線通信端末の改良された圏外からの発信動作2のタイミング図が示されている。
すなわち、図2に示されるように、無線通信端末は、圏外発信動作中(通信システムA,B,Cの順に捕捉を行っており、それぞれ捕捉失敗が確定している)、前回の圏外発信に伴うシステムスキャン動作で、最後にシステムスキャンの失敗が確定した通信システムのインデックス(スキャンリストのアドレスを示し、ここでは、通信システムCのインデックス)を記憶しておき、タイミングaのポイントで新たな発信要求(再発信#1)を受けたときに、その記憶されたインデックスに基づき、スキャンリストの次のインデックスに相当する通信システム(ここでは、通信システムD)からシステムスキャンを再開させる。
なお、スキャンリストに格納された全ての通信システムのシステムスキャンが終了した場合は(タイミングb)、再度先頭インデックス位置からシステムスキャンを開始する。以下に、上記した不都合を解消した無線通信端末の構成動作について詳細に説明する。
図3は、本発明の実施の形態にかかわる無線通信端末の内部構成を示すブロック図である。ここでは、無線通信端末として携帯電話が例示されており、この携帯電話は、通信部1と、操作部2と、音声処理部3と、スピーカ4と、マイク5と、表示部6と、記憶部7と、制御部8とにより構成される。
通信部1は、複数の通信システムを捕捉し、第1の通信プロトコル(例えば、EVDO)と第2の通信プロトコル(例えば、CDMA2000 1x、以降、単に1xと省略する)にしたがい、通信ネットワークに接続される不図示の基地局との間で無線通信を行う。なお、EVDO通信は、1x通信よりも高速であり、1x通信は、EVDO通信と異なり、データ通信の他に音声通信もサポートするといった特徴を有している。
通信部1は、制御部8によって出力される送信データに所定の変調処理を施して無線信号に変換し、アンテナを介して送出し、また、アンテナにおいて受信される基地局からの無線信号に所定の復調処理を施して受信データに変換し、制御部8に出力する。
また、操作部3は、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、発信キーなど、各種の機能が割り当てられたキーを有しており、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容に対応する信号を発生し、これをユーザの指示として制御部8に入力する。
音声処理部3は、スピーカ4において出力される音声信号やマイク5において入力される音声信号の処理を行う。すなわち、マイク5から入力される音声を増幅し、アナログ−デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部8に出力する。また、制御部8から供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカ4に出力する。
また、表示部6は、例えば、液晶表示パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネルなどの表示デバイスを用いて構成されており、制御部8から供給される映像信号に応じた画像を表示する。例えば、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、バッテリ残量、発信成否、待ち受け画面などの各種の情報や画像を表示する。
記憶部7は、制御部8において処理に利用される各種のデータを記憶する。例えば、制御部8に備わるコンピュータのプログラム、通信相手の電話番号や電子メールアドレス等の個人情報を管理するアドレス帳、着信音やアラーム音を再生するための音声ファイル、待ち受け画面用の画像ファイル、各種の設定データ、プログラムの処理過程で利用される一時的なデータなどを保持する。
なお、上記した記憶部7は、例えば不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)などによって構成される。
制御部8は、携帯電話の全体的な動作を統括的に制御する。すなわち、携帯電話の各種の処理(回線交換網を介して行われる音声通話、電子メールの作成と送受信、インターネットのWeb(World Wide Web)サイトの閲覧など)が操作部2の操作に応じて適切な手順で実行されるように、上述した各ブロックの動作(通信部1における信号の送受信、音声処理部3における音声の入出力、表示部6における画像の表示など)を制御する。
制御部8は、記憶部7に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行するコンピュータ(マイクロプロセッサ)を備えており、このプログラムにおいて指示された手順に従って上述した処理を実行する。すなわち、記憶部7に格納されるオペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等のプログラムから命令コードを順次読み込んで処理を実行する。
制御部8は、操作部2により通信開始が指示されたときに、複数の通信システムのいずれかで第1の通信プロトコル(例えば、EVDO:Evolution Data Only)、または第2の通信プロトコル(例えば、1x)を用いて通信部1による通信を制御する機能を有し、キー検出部81と、表示制御部82と、EVDOプロトコル実行部83と、1xプロトコル実行部84と、通信システム選択部85と、捕捉指示機能実行部86とにより構成される。
但し、これらのブロックが持つ機能は、記憶部7に記憶されるそれぞれのプログラムを制御部8で実行することにより達成されるものであって、制御部8内において実体的に他のブロックと区分され内蔵されるもののみを指すのではなく、あくまで説明の簡略化のために各処理部を分けて表現したものである。
キー検出部81は、操作部2からの発信操作を検出して捕捉指示機能実行部86による捕捉処理を起動する機能を持ち、また、表示制御部82は、捕捉指示機能実行部86を介して出力される発信の成否を表示部6に表示する機能を持つそれぞれユーザインタフェースとしての役割を果たす。
また、EVDOプロトコル実行部83は、通信部1に第1の通信プロトコル(EVDO)による捕捉を指示する第1プロトコル実行部として機能し、1xプロトコル実行部84は、通信部1に第2の通信プロトコル(1x)による捕捉を指示する第2プロトコル実行部として機能する。
通信システム選択部85は、通信部1に対して捕捉させる通信システムを指示する機能を持ち、捕捉指示機能実行部86から捕捉指示を受けると、当該捕捉処理を、所定の順序にしたがい捕捉が成功するまでEVDOプロトコル実行部83、あるいは1xプロトコル実行部84に行なわせ、いずれかの通信システムにおいて捕捉が成功した場合には捕捉指示機能実行部86に捕捉が成功したことを通知する。
また、通信システム選択部85は、捕捉処理の実行中に新たな捕捉指示を受けると、当該捕捉処理を、所定の順序における前回の捕捉処理で最後に捕捉を失敗した通信システムの次の通信システムからEVDOプロトコル実行部83あるいは1xプロトコル実行部84に行なわせる。
なお、通信システム選択部85は、圏外時の発信処理を伴うシステムスキャンに必要な記憶領域を確保してあるものとする。具体的には、スキャンリスト851と後述するカウンタ(count 852)が格納されるそれぞれの領域である。
スキャンリスト851には、本携帯端末が捕捉可能な通信システムがリスト形式で格納され、その内容は電源投入時に設定される。また、count852は、システムスキャンを実行する際、スキャンすべきスキャンリスト851上の通信システムを指し示すインデックス値を格納するものとし、電源投入時、あるいは発信処理終了に伴うシステムスキャン要求を受信したときに“0”が設定される。ここに示す記憶領域は、具体的には、記憶部7の適当な領域に割り付けられ記憶されるものとする。
捕捉指示機能実行部86は、通信システム選択部85に対して通信システムの捕捉開始指示を行う機能を有し、本携帯端末が通信を行なうことのできない圏外状態にあると判定された状態において通信開始の要求がなされると、通信システム選択部85に対し、複数の通信システムのいずれかの捕捉を指示する捕捉指示を行い、当該捕捉指示に対して捕捉成功が通知される前に所定時間(Tp:例えば4秒)が経過した場合には、通信システム選択部85に対して再度前記捕捉指示を行い、当該捕捉指示に対して捕捉成功が通知された場合には、捕捉が成功した通信システムによる通信開始の処理を行う。
なお、捕捉指示機能実行部86は、通信開始の要求がなされてから、捕捉指示を行った回数が所定回数(Cmax)に達する、あるいは、所定時間より長い第2の所定時間(Tmax:例えば、40秒)に達すると、通信システム選択部85に対して捕捉の終了を指示する。捕捉指示機能実行部86はまた、捕捉結果記憶領域860を有し、ここに、システム選択部85によって報知される通信システム毎の捕捉の結果、捕捉失敗がフラグONされ、このフラグは、システムスキャンの都度、更新され保持される。ここに書き込まれた通信システム85の捕捉の結果は、後述する適当なタイミングで捕捉指示機能実行部86が参照し、捕捉処理のリトライ、もしくは発信の失敗を表示部7に表示させる処理を行う。ここに示す捕捉結果記憶領域860は、具体的には、記憶部7の適当な領域に割り付けられ記憶されるものとする。
図4は、上記した構成を持つ無線通信端末の圏外からの発信動作を説明するために引用した動作シーケンス図であり、ここでは、操作部2と表示部6とからなるユーザインタフェースと、制御部8を構成する、捕捉指示機能実行部86、システム選択部85、およびEVDOプロトコル実行部83(1xプロトコル実行部84)との間の動作シーケンスが示されている。
以下、図4を参照しながら、図3に示す本発明の実施の形態にかかわる無線通信端末の動作について詳細に説明する。
図4の動作シーケンス図において、携帯電話が圏外にいる状態で、例えば、ユーザが携帯電話の操作部2を操作すると(発信キー等の押下)、制御部8は、ユーザインタフェース(ここではキー検出部81)を介して発信処理要求を取得し、捕捉指示機能実行部86を起動する(S401)。
ここで、「圏外」とは、無線通信端末が、いずれの通信システムの捕捉をもできなくなって、無線通信端末内部で圏外フラグをONし、表示部14の画面上、アンテナピクトとして圏外の表示を行っている状態であって、圏内復帰処理を周期的に実行している状態をいう。
また、「圏内復帰処理」とは、システムスキャン(受信周波数サーチ)を行ない、見つかった周波数があれば、その周波数の中で報知されているパイロット信号を解析することによって使用できるチャネル(通信システム)であるか否かを判定し、かつ、パイロット信号強度が所定のレベルを超えていた場合にその通信システムを捕捉して、通信可能な状態(圏内)に復帰するための処理をいう。
捕捉指示機能実行部86は、ユーザインタフェースを介して上記した発信処理要求を取得し、当該要求に基づく発信処理を実行する前に、発信に要する通信システムを捕捉するために、通信システム選択部85に対し、圏外時の発信に伴うスキャン要求を出力し、その実行を指示する(S402)。通信システム選択部85は、捕捉指示機能実行部86からスキャン要求が出力された場合、捕捉すべき通信システムの候補がリスト化されたスキャンリストを参照することにより通信システムの選択起動を行なう。
通信システム選択部85は、データ発信であればEVDOの通信システムを、音声発信であれば1Xの通信システムを選択して要求に基づくスキャン動作を実行するよう、EVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84に指示する(S403)。
通信システム選択部85により選択されたEVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84は、選択された通信システムによるシステムスキャンの結果、その通信システムの捕捉の結果(成功または失敗)を通信システム選択部85に通知する(S404)。
通信システム選択部85は、通信システムの捕捉に成功した場合は、捕捉指示機能実行部86に対し、その通信システムを用いた発信処理を指示するが、失敗した場合は、同一プロトコル内の通信システムをスキャンするように、先にシステムスキャンを実行したEVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84に対し、再度要求に基づくシステムスキャンの実行を指示する(S405)。
なお、システムスキャンの対象となる通信システムは、先にシステムスキャンを実行した通信システムである場合もあるし、そうでない同一プロトコル内の別の通信システムの場合もある。このとき、通信システム選択部85は、同時に捕捉指示機能実行部86に対して、通信システムの捕捉失敗を通知する。ここで、「通知」とは、通信システムの捕捉が失敗したことを示す信号を出力することをいう。
捕捉指示機能実行部86は、発信処理要求に基づくスキャン要求を通信システム選択部85に対し出力した後、Tp時間(例えば4秒間)、通信システム選択部85からの捕捉成功の通知を待つ。
ここで、4秒間、システム選択部85から捕捉成功の通知が出力されない場合、捕捉指示機能実行部86は、再度、通信システム選択部85に対し、上記したシステムスキャン動作をリトライするように、圏外時の発信に伴うスキャン要求を再度出力する(S407)。ここでは、この時点で、通信システムA、B、Cについて捕捉失敗の通知がなされていたものとする。
このタイミングで、通信システムの選択、およびその捕捉動作を行っていた通信システム選択部85と、EVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84は、現在実行中の通信システムスキャン動作(ここでは、通信システムC)をキャンセルし、捕捉指示機能実行部86から再度受信した圏外時の発信に伴うスキャン要求に基づくシステムスキャン動作を行い、都度捕捉の成否を通知する(S408〜S411)。
但し、S408の処理において、通信システム選択部85は、EVDOプロトコル実行部83、あるいは1xプロトコル実行部84に対し、先の圏外時の発信に伴うスキャン要求で最後に捕捉失敗が確定した通信システムの次の通信システム(ここでは、通信システムD)からシステムスキャンを実行させるように指示する。この部分の詳細は、図5に示すフローチャートを使用して後述する。
通信システム選択部85と、EVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84は、Tp時間間隔で到来する圏外時の再発信に伴うスキャン要求(S407、S412)に基づくシステムスキャンのリトライ実行を契機に、通信システムを捕捉できるまで、上記した通信システムの捕捉試行を繰り返し、通信システムの捕捉成否の結果を取得する。仮に、捕捉指示機能実行部86が、通信システム選択部85から捕捉成功通知を受信した場合、そのタイミングで発信処理を行う。
このように、捕捉指示機能実行部86は、リトライ機能により、Tp時間(例えば、4秒)間隔で圏外時の発信に伴うスキャン要求を行ない(S407、S412)、Tp時間より長いTmax時間(例えば、40秒)、発信動作を続けても通信システムが捕捉できなかった場合、通信システム選択部85に対し、発信終了に伴うスキャン停止要求を発行する(S413)。これを受けた通信システム選択部85は、EVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84に対し、要求に基づくスキャン停止の指示を行い(S414)、これにより、EVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84はシステムスキャンの実行を終了する。これにより、圏外発信処理を終了する。また、捕捉指示機能実行部86は、ユーザインタフェース(表示制御部82)を制御して表示部6に発信の失敗(発信処理終了通知)を表示する(S415)。但し、圏内復帰のためのシステムスキャン動作は継続する。
ところで、上記した図4の動作シーケンス図では、捕捉処理の実行中、新たな捕捉指示(圏外時の発信に伴うスキャン要求)を受けたときに、既に、通信システムA、B(Cは実行途中)について捕捉失敗の通知がなされていたものとし、通信システム選択部85が、EVDOプロトコル実行部83、あるいは1xプロトコル実行部84に対し、先の圏外時の発信に伴うスキャン要求で最後に捕捉を失敗した通信システムの次の通信システム(ここでは、通信システムD)からシステムスキャンを実行させるように指示する例について説明した。これは、図4の動作シーケンス図に示した例では、複数の通信システムの捕捉を行なったうえでリトライのための新たな捕捉指示があって、いずれかの通信システムを捕捉試行中であった場合は、複数の通信システムを1つのTp時間内に捕捉試行していたならば最後の捕捉試行にはそれほど時間をかけられなかったことが予想されるため、捕捉試行を途中でキャンセルされた通信システムについてはリトライすべきであるとの考えからなされたものである。
また、例えば、通信システムAに対する捕捉のみしか行なわれておらず、かつ、通信システムAに対する捕捉が成功か否か未だ判定されない状態で新たな捕捉指示を受けた場合、通信システム選択部85は、先の通信システムAに対する捕捉を失敗したと判定し、EVDOプロトコル実行部83あるいは1xプロトコル実行部84に対し、新たな捕捉指示に基づいた捕捉処理を通信システムBから開始させてもよい。すなわち、1つのTr時間内に1つの通信システムのみしか捕捉試行しておらず、しかも途中でキャンセルされてしまっている場合には、例外的に当該通信システムについては失敗確定とみなすようにする。
これは、1つの通信システムの捕捉に4秒以上要して可否判定ができないのであれば、何度その通信システムの捕捉を試行しても毎回リトライのための新たな捕捉指示(圏外時の発信に伴う再スキャン要求)が発生しても、同じ通信システム捕捉試行ばかりとなって、結局はどの通信システムも捕捉することができずに、Tmax時間を満了してしまう可能性があることから、その通信システムの捕捉は諦め、次の通信システムを捕捉した方が効率よくシステムスキャンを実行できるために考え出されたものである。
図5は、上記した通信システム選択部85のシステム選択処理をフローチャートで示した図である。
以下、図5に示すフローチャートを参照しながら、通信システム選択部85の動作について詳細に説明する。
通信システム選択部85は、図5のフローチャートに示されるように、捕捉指示機能実行部86から圏外発信に伴うスキャン要求を受信すると(S501“Yes”)、スキャンリスト851のインデックスであるcount番地に格納された通信システムを読み出し、EVDOプロトコル実行部83または1xプロトコル実行部84に対してその捕捉試行(システムスキャン)の実行を指示する(S502)。
ここで、count852には、スキャンすべき通信システムのスキャンリスト851上のアドレスとしてのインデックス(0〜N+1)が設定され、通信システム選択部85によって参照されるものとする。なお、Nはスキャンリスト851に記憶される通信システム数であり、また、電源投入時や発信処理開始時に、count852には“0”が設定されるものとする。また、発信処理終了時にもcount852には“0”が設定される。
通信システム選択部85は、スキャンリスト851のcount番目に相当する通信システムのシステムスキャンの実行を開始すると、次のシステムスキャンを実行するインデックスを算出するために、ここでは剰余演算(count+1)mod Nを実行し、count値を順次更新するものとする(S503)。そして、都度、更新されたインデックス値は、記憶部7の所定の領域(count)に記憶される(S504)。
次に、通信システム選択部85は、EVDOプロトコル実行部83、または1xプロトコル実行部84からシステムスキャンの結果である捕捉の成否にかかわる情報を取得し、ここで、捕捉に失敗したと判定された場合(S505“No”)、更に、捕捉指示機能実行部86からの圏外発信に伴う再スキャン要求の到来の有無を判定する(S506)。
ここで、圏外発信に伴う再スキャン要求があった場合(S506“Yes”)、通信システム選択部85は、EVDOプロトコル実行部83、または1xプロトコル実行部84に対し、現在実行中の通信システム(ここでは、通信システムC)のシステムスキャン動作をキャンセルするように指示し、再度受信した圏外発信に伴うスキャン要求に基づくシステムスキャン動作を実行させるために、先の圏外発信に伴うスキャン要求で最後に捕捉を失敗した通信システム(通信システムC)の次の通信システム(通信システムD)からシステムスキャンを実行させるようにインデックスを更新する(S507)。
すなわち、記憶部7の所定の領域(count85)には、直前のシステムスキャンに使用したインデックス値が格納されているため、これを読み出し、そのインデックス値を+1更新してS502以降の処理を繰り返し実行させることにより、先の圏外発信に伴うスキャン要求で最後に捕捉を失敗した通信システムの次の通信システムからシステムスキャンを実行させることができる。
なお、ステップS505の処理において、捕捉に成功した場合は(S505“Yes”)、待ち受け開始動作に移行するとともに、捕捉指示機能実行部86による、捕捉が成功した通信システムによる通信処理が開始される。また、システムスキャンの実行を開始すると、スキャン結果をステップS505で判定するより前に、ステップS503でカウントアップするように構成したため、通信システム1つについてのシステムスキャンがTp時間内に完了せずに再スキャン要求が生じた場合には、再スキャン時には、キャンセルした通信システムの次の通信システムから捕捉を開始することができる。
以上説明したように、上記した本発明の実施の形態によれば、圏外発信要求に伴うシステムスキャン実行中に新たな発信要求を受けたときに、スキャンリスト851に格納された通信システムに基づく順序でシステムスキャンを再開するのではなく、前回のシステムスキャンで最後に捕捉を失敗した通信システムの次の通信システムからシステムスキャンを再開させる仕組みを構築することにより、捕捉可能な通信システムが存在するにも関わらず、その通信システムを捕捉する契機が与えられず発信が不可となっていた不都合を解消することができる。したがって、圏外と判定された状態にあっても、発信操作が行なわれたときに通信システムの捕捉を効率的に行い、極力、ユーザが希望する通信方式による接続を試行可能な無線通信端末を提供することができる。
なお、上記した本発明の実施形態によれば、捕捉指示機能実行部86は従来の構成を踏襲し、通信システム選択部85の構成を大きく変更することなく、捕捉可能な通信システムの全てを効率良く捕捉できるため。また、インフラ側は、なんら改変する必要がないため、非常に安価に実現することができる。
なお、上記した本発明の実施の形態によれば、無線通信端末として携帯電話を例示したが、他に、PDA(Personal Digital Assistants)、PC(Personal Computer)、ゲーム機に適用しても同様の効果が得られる。
また、本発明の無線通信端末の各構成ブロックの機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウエアで実現してもよい。例えば、制御部8における処理や、通信部1、音声処理部3におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウエアで実現してもよい。
マルチバンド対応の無線通信端末の圏外からの発信動作1を時間軸上に示したタイミング図である。 マルチバンド対応の無線通信端末の圏外からの発信動作2を時間軸上に示したタイミング図である。 本発明の実施の形態にかかわる無線通信端末の内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかわる無線通信端末の動作を説明するために引用した動作シーケンス図である。 本発明の実施の形態にかかわる無線通信端末の動作を説明するために引用したフローチャートである。
符号の説明
1…通信部、2…操作部、3…音声処理部、4…スピーカ、5…マイク、6…表示部、7…記憶部、8…制御部、10…携帯電話、81…キー検出部、82…表示制御部、83…EVDOプロトコル実行部(第1プロトコル実行部)、84…1xプロトコル実行部(第2プロトコル実行部)、85…通信システム選択部、86…捕捉指示機能実行部、851…スキャンリスト、852…カウンタ(count)、860…捕捉結果領域

Claims (2)

  1. 外状態において通信開始の要求がなされると、所定時間経過するまで、捕捉処理を、複数の通信システムに対し、所定の順序にしたがって行なわせ、前記所定時間経過するまでに前記複数の通信システム全てに対して捕捉処理が終了していない場合には前記所定時間経過後、前記所定の順序における前回の捕捉処理で最後に捕捉を失敗した通信システムの次の通信システムから行なわせる、
    ことを特徴とする無線通信端末。
  2. 圏外状態において通信開始の要求がなされると、所定時間経過するまで、捕捉処理を、複数の通信システムに対し、所定の順序にしたがって行なわせ、前記所定時間経過するまでに前記複数の通信システム全てに対して捕捉処理が終了していない場合には前記所定時間経過後、前記所定の順序における前回の捕捉処理で最後に捕捉を失敗した通信システムの次の通信システムから行なわせる、
    ことを特徴とする無線通信端末の無線通信方法。
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