JP5488969B2 - チェーンテンショナ - Google Patents

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Description

この発明は、自動車エンジンのカムシャフトを駆動するタイミングチェーンの張力保持に用いられるチェーンテンショナに関する。
自動車のエンジンは、一般に、クランクシャフトの回転をタイミングチェーンを介してカムシャフトに伝達し、そのカムシャフトの回転により燃焼室のバルブの開閉を行なう。ここで、チェーンの張力を適正範囲に保つために、支点軸を中心として揺動可能に設けたチェーンガイドと、そのチェーンガイドをチェーンに向けて押圧するチェーンテンショナとからなる張力調整装置が多く用いられる。
この張力調整装置に組み込まれるチェーンテンショナとして、一端が開口し、他端が閉じたシリンダと、そのシリンダ内に軸方向に摺動可能に挿入されたプランジャと、そのプランジャをシリンダから突出する方向に付勢するリターンスプリングとを有するものが知られている(特許文献1,2)。
このチェーンテンショナは、エンジン作動中にチェーンの張力が大きくなると、そのチェーンの張力によって、プランジャがシリンダ内に押し込まれる方向(以下、「押し込み方向」という)に移動し、チェーンの緊張を吸収する。一方、エンジン作動中にチェーンの張力が小さくなると、リターンスプリングの付勢力によって、プランジャがシリンダから突出する方向(以下、「突出方向」という)に移動し、チェーンの弛みを吸収する。
特開平10−19095号公報 特許第3670911号公報
ところで、上記の各チェーンテンショナは、エンジンから取り外した状態では、リターンスプリングの付勢力によってプランジャがシリンダから突出する。この状態のままチェーンテンショナをエンジンに取り付けようとすると、チェーンが突っ張ってしまい、チェーンテンショナが取り付けられない。
そのため、チェーンテンショナをエンジンに取り付ける前に、あらかじめプランジャをシリンダ内に押し込んでおき、そのプランジャをシリンダから突出しないように押さえておく必要がある。しかし、プランジャを押さえておくのは煩雑である。
そこで、特許文献1に記載のチェーンテンショナにおいては、プランジャをシリンダ内に押し込んだ状態で、シリンダに形成されたセット孔と、プランジャに形成されたピン孔とに1本のセットピンを共通に差し込むことにより、プランジャをシリンダ内に押し込んだ状態に保持(以下、「初期セット」という)することができるようにしている。
ここで、プランジャを初期セットしたとき、セットピンは、リターンスプリングの付勢力を利用してセット孔およびピン孔への挿入状態を保持する。すなわち、リターンスプリングからプランジャに作用する突出方向の付勢力によって、セットピンの外周とセット孔およびピン孔の内面との間に生じる抵抗により、セット孔およびピン孔への挿入状態を保持する。初期セットの解除は、セット孔およびピン孔からセットピンを引き抜くことにより行なう。
しかし、このチェーンテンショナは、輸送中の振動や衝撃により、不意にプランジャに押し込み方向の荷重が作用した場合、セットピンの外周がセット孔およびピン孔の内面から瞬間的に離れて抵抗がなくなり、その瞬間にセット孔およびピン孔からセットピンが脱落して、初期セットが誤解除されるおそれがあった。
また、特許文献2に記載のチェーンテンショナにおいては、前記シリンダの開口端部にシリンダの内周を周方向に延びるセット溝を設け、そのセット溝に、前記プランジャの外周を弾性的に締め付けるC形のレジスタクリップを収容し、そのレジスタクリップで、プランジャの外周の段部を係止することによりプランジャを初期セット可能としている。初期セットの解除は、レジスタクリップの両端に設けた一対の折り曲げ片の間に工具を挿入し、その工具で折り曲げ片の間隔を広げることによって行なう。
しかし、このチェーンテンショナは、初期セットを解除するときにレジスタクリップを取り外さないので、初期セットを解除したかどうかを一見して判別することが難しい。そのため、チェーンテンショナをエンジンに取り付けた後、初期セットを解除し忘れた状態で、エンジンカバーを取り付けてしまうおそれがあった。
この発明が解決しようとする課題は、輸送中の振動や衝撃による初期セットの誤解除が生じにくく、また、エンジンに取り付けた後に初期セットの解除を忘れにくいチェーンテンショナを提供することである。
上記の課題を解決するため、前記シリンダの開口端部に、シリンダの内周を周方向に延びるセット溝と、そのセット溝と交差してシリンダを内外径に貫通する切欠きとを設け、一対のアーム部の先端同士の間隔を弾性的に狭めることができるように前記アーム部の他端同士を結合した二股のセットピンを設け、前記各アーム部をその先端に向かってアーム部同士の間隔が広がるように屈曲させ、前記プランジャをシリンダ内に押し込んだ状態で、前記各アーム部の先端を前記切欠きから前記セット溝とプランジャ外周との間の隙間に差し込み、その差し込んだ部分に係止してプランジャの突出方向への移動を規制する係止部を前記プランジャの外周に設けた。
このようにすると、プランジャをシリンダ内に押し込んだ状態で、セットピンの各アーム部の先端をシリンダの開口端部の切欠きからセット溝とプランジャ外周との間の隙間に差し込み、その差し込んだ部分にプランジャの外周の係止部を係止させることにより、プランジャを初期セットすることができる。このとき、セットピン自身の弾性によってセットピンの挿入状態が保持される。初期セットの解除は、セット溝とプランジャ外周との間の隙間からセットピンを引き抜くことにより行なう。
前記係止部としては、例えば、前記プランジャの外周に形成されたシリンダからの突出端側を小径とする段部や、前記プランジャの外周に形成された周方向に延びる溝を採用することができる。
前記各アーム部の先端同士のなす角度は45〜75degの範囲に設定すると好ましい。45deg以上に設定すると、各アーム部の先端がセット溝とプランジャ外周との間の隙間から抜けにくくなるので、初期セットの誤解除をより効果的に防止することが可能となる。また、75deg以下に設定すると、各アーム部の先端をセット溝とプランジャ外周との間の隙間に差し込むときに、その差し込み作業がしやすい。
前記各アーム部は、前記セット溝とプランジャ外周との間の隙間に差し込んだときに、その先端がセット溝の内径面に接触するように形成すると、アーム部の先端の掛かり代が確保され、初期セットの誤解除をより効果的に防止することができる。
前記セットピンは、複数の部材を組み合わせて形成することも可能であるが、断面丸形状の金属線材をU字状に曲げて形成すると低コストである。金属線材としてピアノ線材を用いると、セットピンの弾性を確保することができ、初期セットの誤解除をより確実に防止することが可能となる。
前記シリンダの外周にエンジンブロックに固定される座面を形成する場合、その座面とは反対側に前記切欠きを配置し、その切欠きからの前記セットピンの突出高さを50mm〜150mmの範囲に設定すると好ましい。50mm以上に設定すると、チェーンテンショナをエンジンに取り付けた後、万一、初期セットを解除し忘れた状態でエンジンカバーを取り付けようとした場合に、セットピンがエンジンカバーに干渉してエンジンカバーの取り付けを阻害するので、初期セットを解除し忘れる心配がない。150mm以下に設定すると、工場出荷時のチェーンテンショナの大型化を抑えることができる。
この発明は、例えば、次のチェーンテンショナに適用することができる。
1)前記プランジャの外周を弾性的に締め付けるレジスタリングを前記セット溝内に収容し、そのレジスタリングを、プランジャの外周に軸方向に一定の間隔をおいて形成された円周溝に係合させ、その各円周溝内には、前記プランジャをシリンダから突出させる方向の荷重が負荷されたときに、レジスタリングを拡径させてプランジャの移動を許容するテーパ面と、前記プランジャをシリンダ内に押し込む方向の荷重が負荷されたときに、レジスタリングを係止してプランジャの移動を制限するストッパ面とが設けられているリング式のチェーンテンショナ。
2)前記プランジャをシリンダ内への挿入端が開口する有底筒状に形成し、そのプランジャの内周に形成した雌ねじにねじ係合する雄ねじを外周に有するスクリュロッドを設け、そのスクリュロッドの前記プランジャからの突出端を前記シリンダ内に設けたロッドシートに当接させ、前記雄ねじと雌ねじは、プランジャをシリンダ内に押し込む方向の荷重が負荷されたときに圧力を受ける圧力側フランクのフランク角が、遊び側フランクのフランク角よりも大きい鋸歯状に形成されている鋸歯ねじ式のチェーンテンショナ。
この発明のチェーンテンショナは、リターンスプリングの付勢力を利用せずに、セットピン自身の弾性によってセットピンの挿入状態を保持するので、輸送中の振動や衝撃により不意にプランジャに押し込み方向の荷重が作用した場合にも、セットピンが脱落せず、初期セットの誤解除が生じない。また、初期セットを解除するときにセットピンを引き抜くので、初期セットを解除したかどうかを一見して判別することができる。そのため、チェーンテンショナをエンジンに取り付けた後、初期セットの解除を忘れにくい。
この発明の第1実施形態のチェーンテンショナを示す正面図 図1のII−II線に沿った拡大断面図 図1のIII−III線に沿った拡大断面図 図3のIV−IV線に沿った拡大断面図 図3に示すセットピンのセット溝から抜き取った状態を示す拡大図 この発明の第2実施形態のチェーンテンショナを示す断面図 図6のVII−VII線に沿った断面図
図1に、この発明の第1実施形態のチェーンテンショナ1を示す。このチェーンテンショナ1は、一端が開口し、他端が閉じた筒状のシリンダ2と、シリンダ2内に軸方向に摺動可能に挿入されたプランジャ3とを有する。シリンダ2は、シリンダ2と一体に形成された取り付け片2aのボルト挿入孔4にボルト(図示せず)を締め込むことによって、エンジンブロック5の側面に固定される。
図2に示すように、シリンダ2の外周には、エンジンブロック5の側面に支持される座面6が形成されている。エンジンブロック5には、チェーンテンショナ1を間にしてエンジンブロック5の側面と対向するようにエンジンカバー7が取り付けられる。シリンダ2は、エンジン軽量化のためにアルミ製とされ、製造コストを低減するためにダイキャストで成形されている。
プランジャ3は、シリンダ2内への挿入端が開口する有底筒状に形成されている。シリンダ2の閉端には、シリンダ2とプランジャ3とで囲まれた圧力室8に作動油を導入する給油通路9が形成されている。給油通路9の入口は座面6に開口しており、シリンダ2をエンジンブロック5に取り付けたときに、エンジンブロック5の側面に開口した油孔10に連通する。油孔10には、オイルポンプ(図示せず)から作動油が供給される。給油通路9の出口には、給油通路9側から圧力室8側への作動油の流れのみを許容するチェックバルブ11が設けられている。
圧力室8内には、リターンスプリング12が組み込まれている。リターンスプリング12は、一端がチェックバルブ11で支持され、他端がプランジャ3を押圧しており、その押圧によってプランジャ3をシリンダ2から突出する方向に付勢している。プランジャ3は、シリンダ2からの突出端でチェーンガイド13を介してチェーン(図示せず)を押圧し、このチェーンの張力に応じて軸方向に移動することによって、チェーンの張力変動を吸収する。
プランジャ3とシリンダ2の摺動面間にはリーク隙間14が形成されており、そのリーク隙間14を通って圧力室8内の作動油が流出するようになっている。
プランジャ3のシリンダ2からの突出端には軸方向に貫通するねじ孔15が形成されており、そのねじ孔15に円柱状のプラグ16が圧入されている。このプラグ16とねじ孔15の間には、圧力室8内に空気が混入したときにその空気を排出する螺旋状の隙間が形成されている。
シリンダ2の開口端部には、シリンダ2の内周を周方向に延びるセット溝17と、そのセット溝17と交差してシリンダ2を内外径に貫通する切欠き18とが設けられている。セット溝17内には、レジスタリング19が軸方向に移動可能に収容されている。
図3に示すように、レジスタリング19は、円周の一部が切り離されたC形のリング部19Aと、そのリング部19Aの両端から接線方向に延び出してクロスする一対の拡径操作片19B,19Bとからなる。拡径操作片19B,19Bは、シリンダ2の開口端部の切欠き18に収容されている。このレジスタリング19は、C形のリング部19Aがプランジャ3の外周を弾性的に締め付けており、拡径操作片19B,19Bを摘む操作によって、C形のリング部19Aを弾性的に拡径可能となっている。
図2に示すように、プランジャ3の外周には、レジスタリング19に係合する複数の円周溝20が軸方向に一定の間隔をおいて形成されている。各円周溝20内には、プランジャ3のシリンダ2内への挿入端側に立ち上がるテーパ面21と、プランジャ3のシリンダ2からの突出端側に立ち上がるストッパ面22とが設けられている。
図4に示すように、テーパ面21は、その立ち上がりが緩やかであり、プランジャ3に突出方向の荷重が負荷されたときに、レジスタリング19を拡径させてプランジャ3の移動を許容するようになっている。一方、ストッパ面22は、その立ち上がりが急峻であり、プランジャ3に押し込み方向の荷重が負荷されたときに、レジスタリング19を係止してプランジャ3の移動を制限するようになっている。
セット溝17内には、シリンダ2の閉端側に立ち上がるテーパ内周面23と、シリンダ2の開口端側に立ち上がる軸直角端面24とが形成されている。テーパ内周面23は、その立ち上がりが緩やかであり、プランジャ3が押し込み方向に移動したときにそのレジスタリング19を受け止めてそのレジスタリング19の拡径を制限するようになっている。軸直角端面24は、プランジャ3が突出方向に移動したときにレジスタリング19を受け止めて、それ以上のレジスタリング19の移動を制限するが、この状態でのレジスタリング19の拡径は許容する。
図2に示すように、プランジャ3の外周には、最もシリンダ2内への挿入端に近い円周溝20よりもさらにシリンダ2内への挿入端側にストッパ溝25が形成されている。ストッパ溝25は、プランジャ3が過度に突出方向に移動したときに、レジスタリング19と係合してプランジャ3をシリンダ2から抜け止めする。
また、プランジャ3の外周には、最もシリンダ2からの突出端に近い円周溝20よりもさらにシリンダ2からの突出端側に、シリンダ2からの突出端側を小径とする段部26が形成されている。
また、図1,2に示すように、セット溝17には、段部26がセット溝17と半径方向に重なる位置までプランジャ3をシリンダ2内に押し込んだ状態で、セットピン27が挿入される。図3に示すように、セットピン27は、断面丸形状の金属線材をU字状に曲げて形成されており、一対のアーム部28,28の先端同士の間隔が弾性的に保持されるようにアーム部28,28の他端同士を結合した二股となっている。セットピン27を構成する金属線材としては、ピアノ線材(例えばSWPA)を用いると、セットピン27の弾性を確保することができる。また、その線径は1.5mm以下のものを採用することができる。
図5に示すように、各アーム部28は、その先端に向かってアーム部28,28同士の間隔が広がるように屈曲した屈曲部29を有し、先端同士のなす角度θが45〜75degの範囲となるように形成されている。ここで両アーム部28,28は、アーム部28の先端側に開放する扇状(テーパ状)となっている。
図3に示すように、各アーム部28の先端は、シリンダ2の開口端部の切欠き18からセット溝17とプランジャ3の外周との間の隙間に差し込まれる。このとき、アーム部28の差し込んだ部分は、プランジャ3の外周の段部26を係止してプランジャ3の突出方向への移動を規制する。また、このとき、セットピン27は、各アーム部28の先端同士の間隔が弾性的に狭められた状態となり、その弾性復元力によって各アーム部28の先端がシリンダ2内に引っ掛かり、セット溝17とプランジャ3の外周との間への挿入状態を保持する。
ここで、各アーム部28は、その先端がセット溝17の内径面に接触するように形成すると、アーム部28の先端の掛かり代が確保され、セットピン27が誤って抜けるのをより効果的に防止することができる。
シリンダ2の開口端部の切欠き18は、図3に示すように、座面6とは反対側に配置されている。この切欠き18からのセットピン27の突出高さは、エンジンカバー7をエンジンブロック5に取り付けたときに、そのエンジンカバー7にセットピン27が干渉する高さに設定され、具体的には、50mm〜150mmの範囲に設定されている。
このチェーンテンショナ1のエンジンブロック5への取り付けは、図1〜図3に示すように、予めセットピン27をセット溝17とプランジャ3の外周との間の隙間に差し込み、プランジャ3をシリンダ2内に押し込んだ状態に保持(すなわち初期セット)した状態で、シリンダ2をエンジンブロック5の側面にボルト(図示せず)で固定して行なう。
このようにチェーンテンショナ1を取り付けた後、セットピン27を引き抜くと、リターンスプリング12の付勢力によってプランジャ3が突出方向に移動し、そのプランジャ3がチェーンガイド13を押圧し、そのチェーンガイド13を介してチェーンに張力を付与する。
ここで、セットピン27を引き抜くのを忘れると、プランジャ3がシリンダ2内に押し込まれた状態に保持されるので、チェーンが弛んだ状態のままとなり、正常にエンジンを始動することができない。そこで、このチェーンテンショナ1は、セットピン27を引き抜くのを忘れた状態でエンジンカバー7を取り付けようとしたときに、セットピン27がエンジンカバー7に干渉してエンジンカバー7の取り付けを阻害するようにしている。
次に、このチェーンテンショナ1の動作例を説明する。
エンジン作動中にチェーンの張力が大きくなると、そのチェーンの張力によって、プランジャ3が押し込み方向に移動し、チェーンの緊張を吸収する。このとき、リーク隙間14を通って圧力室8から流出する作動油の粘性抵抗によってダンパ力が発生するので、プランジャ3はゆっくりと移動する。
エンジン作動中にチェーンの張力が小さくなると、リターンスプリング12の付勢力によって、プランジャ3が突出方向に移動し、チェーンの弛みを吸収する。このとき、チェックバルブ11が開き、給油通路9から圧力室8内に作動油が流入するので、プランジャ3は速やかに移動する。
ここで、チェーンの振動により、プランジャ3が前進と後退を繰り返すとき、レジスタリング19は、セット溝17内で前後に移動する。また、チェーンの弛みによって、プランジャ3の突出方向への移動範囲が、レジスタリング19のセット溝17内での移動可能な範囲を超えると、円周溝20内のテーパ面21がレジスタリング19を拡径させて、プランジャ3の移動を許容する。このとき、レジスタリング19は、隣の円周溝20に係合する。
エンジン停止時に、カムシャフト(図示せず)の停止位置によってチェーンの張力が大きくなる場合があるが、この場合、レジスタリング19と円周溝20の係合により、プランジャ3の押し込み方向への移動が防止される。そのため、エンジンを再始動するときに、チェーンの弛みを生じにくく、円滑なエンジン始動が可能である。
このチェーンテンショナ1は、リターンスプリング12の付勢力を利用せずに、セットピン27自身の弾性によってセットピン27の挿入状態を保持するので、輸送中の振動や衝撃により不意にプランジャ3に押し込み方向の荷重が作用した場合にも、セットピン27が脱落せず、初期セットの誤解除が生じない。また、初期セットを解除するときにセットピン27を引き抜くので、初期セットを解除したかどうかを一見して判別することができる。そのため、チェーンテンショナ1をエンジンに取り付けた後、初期セットの解除を忘れにくい。
また、このチェーンテンショナ1は、エンジンブロック5に取り付けた後、万一、初期セットを解除し忘れた状態でエンジンカバー7を取り付けようとした場合に、セットピン27がエンジンカバー7に干渉してエンジンカバー7の取り付けを阻害するので、初期セットを解除し忘れる心配がない。
また、このチェーンテンショナ1は、各アーム部28の先端同士のなす角度θが45deg以上あるので、各アーム部28の先端がセット溝17とプランジャ3の外周との間の隙間から抜けにくく、初期セットの誤解除を効果的に防止することが可能である。また、各アーム部28の先端同士のなす角度θが75deg以下に設定されているので、各アーム部28の先端をセット溝17とプランジャ3の外周との間の隙間に差し込むときに、その差し込み作業がしやすい。
セットピン27は、一対のアーム部28,28の先端同士の間隔が弾性的に保持されるようにアーム部28,28の他端同士を結合した二股のものであれば、複数の部材を組み合わせて形成することも可能である。例えば、セットピン27として、一対のアーム部材と、そのアーム部材の一端同士を互いに結合する結合部材とからなる構成のものを採用することも可能である。しかし、上記実施形態に示すように、一本の金属線材をU字状に曲げて形成したものを採用すると低コストなので好ましい。
セットピン27を差し込むセット溝17は、レジスタリング19を収容する溝とは別個に形成してもよいが、上記実施形態に示すように、レジスタリング19を収容する溝をセット溝17として兼用すると、シリンダ2の加工費を抑制することができる。
上記実施形態では、セットピン27を差し込んだときにその差し込んだ部分に係止する係止部として、プランジャ3の外周の段部26を例に挙げて説明したが、段部26にかえて、プランジャ3の外周を周方向に延びる溝(第2実施形態を参照)を採用してもよい。
図6に、この発明の第2実施形態のチェーンテンショナ31を示す。第1実施形態に対応する部分は、同一の符号を付して説明を省略する。
プランジャ3は、シリンダ2内への挿入端が開放する有底筒状に形成されており、その内周に雌ねじ32が形成されている。プランジャ3内には、雌ねじ32にねじ係合する雄ねじ33を外周に有するスクリュロッド34が組み込まれている。スクリュロッド34は、一端がプランジャ3から突出しており、その突出端がシリンダ2内に設けられたロッドシート35に当接している。ここで、ロッドシート35は、チェックバルブ11のバルブシートである。
リターンスプリング12は、一端がスクリュロッド34で支持され、他端がスプリングシート36を介してプランジャ3を押圧しており、その押圧によってプランジャ3をシリンダ2から突出する方向に付勢している。
雄ねじ33と雌ねじ32は、プランジャ3をシリンダ2内に押し込む方向の荷重が負荷されたときに圧力を受ける圧力側フランク37のフランク角が、遊び側フランク38のフランク角よりも大きい鋸歯状に形成されている。
また、プランジャ3の外周には、シリンダ2の内周との間でリーク隙間14を形成する円筒面39と、その円筒面39よりもシリンダ2からの突出端側に、周方向に延びる溝40が形成されている。
このチェーンテンショナ31も、第1実施形態と同様に初期セットすることができる。すなわち、溝40がセット溝17と半径方向に重なる位置までプランジャ3をシリンダ2内に押し込んだ状態で、セットピン27の各アーム部28の先端を、シリンダ2の開口端部の切欠き18からセット溝17とプランジャ3の外周との間の隙間に差し込み、プランジャ3をシリンダ2内に押し込んだ状態に保持(すなわち初期セット)する。
この状態で、シリンダ2をエンジンブロック5の側面に固定し、セットピン27を引き抜くと、リターンスプリング12の付勢力によってプランジャ3が突出方向に移動し、そのプランジャ3がチェーンガイド13を押圧し、そのチェーンガイド13を介してチェーンに張力を付与する。
その後、エンジン作動中にチェーンの張力が大きくなると、そのチェーンの張力によって、プランジャ3が押し込み方向に移動し、チェーンの緊張を吸収する。このとき、スクリュロッド34は、チェーンの振動により、雌ねじ32と雄ねじ33の間の軸方向隙間の範囲内で前進と後退を繰り返しながら、プランジャ3に対して回転する。また、リーク隙間14を通って圧力室8から流出する作動油の粘性抵抗によってダンパ力が発生するので、プランジャ3はゆっくりと移動する。
一方、エンジン作動中にチェーンの張力が小さくなると、リターンスプリング12の付勢力によって、プランジャ3が突出方向に移動し、チェーンの弛みを吸収する。このとき、給油通路9から圧力室8に作動油が流入するので、プランジャ3は速やかに移動する。
エンジン停止時に、カムシャフトの停止位置によってチェーンの張力が大きくなる場合があるが、この場合、チェーンが振動しないので、プランジャ3の雌ねじ32がスクリュロッド34の雄ねじ33で受け止められ、プランジャ3の押し込み方向への移動が防止される。そのため、エンジンを再始動するときに、チェーンの弛みを生じにくく、円滑なエンジン始動が可能である。
このチェーンテンショナ31は、第1実施形態と同様に、リターンスプリング12の付勢力を利用せずに、セットピン27自身の弾性によってセットピン27の挿入状態を保持するので、輸送中の振動や衝撃により不意にプランジャ3に押し込み方向の荷重が作用した場合にも、セットピン27が脱落せず、初期セットの誤解除が生じない。また、初期セットを解除するときにセットピン27を引き抜くので、初期セットを解除したかどうかを一見して判別することができる。そのため、チェーンテンショナ31をエンジンに取り付けた後、初期セットの解除を忘れにくい。
また、このチェーンテンショナ31は、エンジンブロック5に取り付けた後、万一、初期セットを解除し忘れた状態でエンジンカバー7を取り付けようとした場合に、セットピン27がエンジンカバー7に干渉してエンジンカバー7の取り付けを阻害するので、初期セットを解除し忘れる心配がない。その他の効果も第1実施形態と同様である。
この実施形態では、セットピン27を差し込んだときにその差し込んだ部分に係止する係止部として、プランジャ3の外周を周方向に延びる溝40を例に挙げて説明したが、この溝40にかえて、シリンダ2からの突出端側を小径とする段部(第1実施形態を参照)を採用してもよい。
1 チェーンテンショナ
2 シリンダ
3 プランジャ
5 エンジンブロック
6 座面
12 リターンスプリング
17 セット溝
18 切欠き
19 レジスタリング
20 円周溝
21 テーパ面
22 ストッパ面
26 段部
27 セットピン
28 アーム部
31 チェーンテンショナ
32 雌ねじ
33 雄ねじ
34 スクリュロッド
35 ロッドシート
37 圧力側フランク
38 遊び側フランク
40 溝
θ アーム部の先端同士のなす角度

Claims (9)

  1. 一端が開口し、他端が閉じたシリンダ(2)と、そのシリンダ(2)内に軸方向に摺動可能に挿入されたプランジャ(3)と、そのプランジャ(3)をシリンダ(2)から突出する方向に付勢するリターンスプリング(12)とを有し、前記プランジャ(3)の軸方向移動によってチェーンの張力変化を吸収するチェーンテンショナにおいて、
    前記シリンダ(2)の開口端部に、シリンダ(2)の内周を周方向に延びるセット溝(17)と、そのセット溝(17)と交差してシリンダ(2)を内外径に貫通する切欠き(18)とを設け、一対のアーム部(28,28)の先端同士の間隔が弾性的に保持されるように前記アーム部(28,28)の他端同士を結合した二股のセットピン(27)を設け、前記各アーム部(28)をその先端に向かってアーム部(28,28)同士の間隔が広がるように屈曲させ、前記プランジャ(3)をシリンダ(2)内に押し込んだ状態で、前記各アーム部(28)の先端を前記切欠き(18)から前記セット溝(17)とプランジャ(3)の外周との間の隙間に差し込み、その差し込んだ部分に係止してプランジャ(3)の突出方向への移動を規制する係止部を前記プランジャ(3)の外周に設け
    前記各アーム部(28)は、前記セット溝(17)とプランジャ(3)の外周との間の隙間に差し込んだときに、その先端がセット溝(17)の内径面に接触するように形成されている、
    ことを特徴とするチェーンテンショナ。
  2. 前記係止部は、前記プランジャ(3)の外周に形成されたシリンダ(2)からの突出端側を小径とする段部(26)である請求項1に記載のチェーンテンショナ。
  3. 前記係止部は、前記プランジャ(3)の外周に形成された周方向に延びる溝(40)である請求項1に記載のチェーンテンショナ。
  4. 前記各アーム部(28)の先端同士のなす角度(θ)を45〜75degの範囲に設定した請求項1から3のいずれかに記載のチェーンテンショナ。
  5. 前記セットピン(27)は、断面丸形状の金属線材をU字状に曲げて形成されている請求項1からのいずれかに記載のチェーンテンショナ。
  6. 前記金属線材がピアノ線材である請求項に記載のチェーンテンショナ。
  7. 前記シリンダ(2)の外周にエンジンブロック(5)に固定される座面(6)を形成し、その座面(6)とは反対側に前記切欠き(18)を配置し、その切欠き(18)からの前記セットピン(27)の突出高さを、エンジンカバーにセットピンが干渉する高さとして50mm〜150mmの範囲に設定した請求項1からのいずれかに記載のチェーンテンショナ。
  8. 前記プランジャ(3)の外周を弾性的に締め付けるレジスタリング(19)を前記セット溝(17)内に収容し、そのレジスタリング(19)を、プランジャ(3)の外周に軸方向に一定の間隔をおいて形成された円周溝(20)に係合させ、その各円周溝(20)内には、前記プランジャ(3)をシリンダ(2)から突出させる方向の荷重が負荷されたときに、レジスタリング(19)を拡径させてプランジャ(3)の移動を許容するテーパ面(21)と、前記プランジャ(3)をシリンダ(2)内に押し込む方向の荷重が負荷されたときに、レジスタリング(19)を係止してプランジャ(3)の移動を制限するストッパ面(22)とが設けられている請求項1からのいずれかに記載のチェーンテンショナ。
  9. 前記プランジャ(3)をシリンダ(2)内への挿入端が開口する有底筒状に形成し、そのプランジャ(3)の内周に形成した雌ねじ(32)にねじ係合する雄ねじ(33)を外周に有するスクリュロッド(34)を設け、そのスクリュロッド(34)の前記プランジャ(3)からの突出端を前記シリンダ(2)内に設けたロッドシート(35)に当接させ、前記雄ねじ(33)と雌ねじ(32)は、プランジャ(3)をシリンダ(2)内に押し込む方向の荷重が負荷されたときに圧力を受ける圧力側フランク(37)のフランク角が、遊び側フランク(38)のフランク角よりも大きい鋸歯状に形成されている請求項1からのいずれかに記載のチェーンテンショナ。
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