JP2005042860A - チェーンテンショナ - Google Patents

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誠二 佐藤
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Abstract

【課題】組み立てが容易で、コンパクト化及びコストの低減化が図れ、初期セット解放後のプランジャ移動量がテンショナ機能に左右されない。
【解決手段】 ハウジング1と、圧縮コイルばね4によりハウジング1の前方への弾性力が付与されたプランジャ3と、プランジャ3に形成された複数の係合溝23a〜23fと、縮径方向に弾性を有して係合溝23a〜23fに係合可能なレジスタリング6と、レジスタリング6との係合によりプランジャ3の後退を規制する第一ストッパ面11及びその前方位置でレジスタリング6の突出を規制する第二ストッパ面12を有する作動溝10とを具備し、ハウジング1の作動溝10よりも前方位置に第一セット溝15を配設し、プランジャ3の係合溝23a〜23fよりも前方位置に第二セット溝26を配設し、初期セット時に第一セット溝15と第二セット溝26との間でレジスタリング6を係止させる。
【選択図】 図1

Description

本発明はチェーンテンショナに関し、例えば、自動車エンジンのカムシャフトを駆動するためのチェーン伝達装置に組み込まれ、タイミングチェーンの張力を一定に保持するチェーンテンショナに関する。
例えば、自動車エンジンのカムシャフトを駆動するためにクランクシャフトの回転を前記カムシャフトに伝達するチェーン伝動装置においては、一般にチェーンの弛み側にチェーンテンショナを配置してチェーンの張力を一定に保持することにより、運転中のばたつきをなくし、振動による騒音や摩耗を防止するようにしている。
前記チェーンテンショナとしては、ハウジング内にスプリング及びプランジャを組み込み、スプリングの弾性力によってプランジャを外方向へ突出させてチェーンを押圧する構造のものが従来から知られている。この種のチェーンテンショナでは、スプリングの弾性力により外方向に突出したプランジャの先端部でチェーンを押圧して緊張状態にする一方で、この時、チェーンからプランジャに作用する押し込み力をプランジャの基部に形成された油圧ダンパ室内の油圧によって緩衝することにより、チェーンの張力が一定に保持される。
このチェーンテンショナにおいては、エンジン停止時のカムの停止姿勢によってチェーンが緊張状態に保持されると、プランジャがチェーンによりハウジング内に押し込まれて大きく後退する場合がある。この状態からエンジンが再始動されると、チェーンに急激な弛みが生じてプランジャが外方向に大きく突出することになる。この場合、油圧ダンパ室に油圧を供給する油圧ポンプは始動直後であって吐出量が少ないため、油圧ダンパ室に十分に油を供給することができず、油圧ダンパ室に空気が進入してダンピング特性が低下し、異音を発生する場合がある。
そこで、前述した問題点を解決するため、エンジン停止時などでのプランジャの後退量を規制できるようにした種々のチェーンテンショナが提案されている(例えば特許文献1,2,3参照)。
特公平3−10820号公報 特表平9−512884号公報 特開2001−355691号公報
前述した特許文献1(特公平3−10820号公報)に記載された発明には、次のような問題点があった。チェーンテンショナの組立後、組み立てリングを係止溝に押し込むことにより緩衝ピストンをロック位置に保持して初期セット状態を維持するようにしている。しかしながら、この初期セット用の組み立てリングは、初期セット状態から解放された後、そのばね力により緩衝ピストンの先端に保持された状態のまま緩衝ピストンと一体となって移動する。
そのため、エンジン停止時などでの緩衝ピストンの後退量を規制する手段を組み立てリングとは別のリングで付加している。つまり、ケーシング内周面に係止溝を設け、この係止溝に係合させたストッパリングを、緩衝ピストンの外周面に係合させることにより緩衝ピストンの後退量を規制するようにしている。このようにエンジン停止時などでの緩衝ピストンの後退量を規制する手段として、組み立てリングとは別のストッパリングを必要とするため、部品点数の増加を招来するという問題があった。
また、チェーンテンショナの組立後の初期セット時、緩衝ピストンをロック位置に保持するために組み立てリングを係止溝に押し込むに際して、緩衝ピストンとケーシング間のギャップに挿入される専用工具なども必要である。
次に、特許文献2(特表平9−512884号公報)に記載された発明は、前述した特許文献1に記載された発明の課題を解決するために提案されたものである。つまり、前述した初期セット状態を保持するための組み立てリングを省略し、その組み立てリングと、エンジン停止時などでの緩衝ピストンの後退量を規制するストッパリングの機能を単一の当接リングで達成するものである。
しかしながら、特許文献2に開示された発明では、次のような問題があった。つまり、当接リングが係合する係止溝がケーシングの内周面に形成されているため、その係止溝を精度よく形成することが難しく、加工コストが高くなる。
また、チェーンテンショナの初期セット状態から運転状態に移行するには、まず、干渉ピストンを初期セット状態からリングをケーシング側の収容溝まで押し込み、リングの弾性を用いて初期セット状態が解除される径に拡径する。その後、押し込み力を開放し、ケーシング側の収容溝と作動時にリングが収容される作動溝がリングの下を通過し、作動溝後方側のエッジでリングをケーシング側係合溝まで連行する必要があるため、初期セット解除時の干渉ピストンの移動量が大きく、かつ、プランジャ側作動溝幅に依存する。
つまり、初期セット解放後のプランジャ移動量がテンショナ機能に左右されることになる。この溝幅は、エンジン停止時での緩衝ピストンの後退可能量とエンジン作動時での緩衝ピストンの振幅可能量とに影響するため、エンジンによっては大きな溝幅を必要とする場合がある。
なお、運動逆転による構造とした場合、ケーシングに形成されていた支持部及び係止溝はケーシングではなく緩衝ピストンに形成されることになるが、初期セット状態から運転準備状態へ移行するまでに必要とする緩衝ピストンの移動ストロークは、前述した場合と同一であり、また、運動逆転による構造とした場合には、緩衝ピストンをケーシングに組み込むことが困難となる。
本出願人は、エンジン停止時などでのプランジャの後退量を規制できるようにしたチェーンテンショナとして、特許文献3(特開2001−355691号公報)に開示された発明を先に提案しているが、プランジャの外周に形成された係合溝と係合可能なリングを、そのリング部を拡径させるための操作部を有する構造とするため、その操作部がハウジングの外径から突出することから、チェーンテンショナの外形が大きくなる可能性がある。特に、外装式チェーンテンショナの場合、リングの操作部がハウジングからはみ出していると、エンジンケースに設けられた操作用孔が大きくなってしまう。また、リングの操作部を外部から操作するためには、ハウジングの開口端部に切欠きを形成する必要があり、その分、加工コストが高くなる可能性がある。
そこで、本発明は、特許文献1,2に関する問題点を解消し、特許文献3に関する改善点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、組み立てが容易で、コンパクト化及びコストの低減化が図れ、初期セット解放後のプランジャ移動量がテンショナ機能に左右されないチェーンテンショナを提供することにある。
前記目的を達成するための技術的手段として、本発明は、筒状のハウジングと、そのハウジング内にスライド自在に組み込まれ、圧縮コイルばねによりハウジングの前方へ突出するように弾性力が付与されたプランジャと、そのプランジャの外周面に形成された複数の係合溝と、プランジャに外挿され、係合溝に係合可能なレジスタリングと、ハウジングの内周面に設けられ、係合溝に係合されたレジスタリングとの係止により、プランジャの後退を規制する第一ストッパ面及びその第一ストッパ面よりも前方位置でレジスタリングの突出を規制する第二ストッパ面を有する作動溝とを具備したチェーンテンショナにおいて、ハウジング内周面の作動溝よりも前方位置に第一セット溝を配設すると共に、プランジャ外周面の係合溝よりも前方位置に第二セット溝を配設し、初期セット時に第一セット溝と第二セット溝との間で前記レジスタリングを係止させることを特徴とする。
本発明に係るチェーンテンショナでは、エンジン停止時などでのプランジャの後退量を規制するため、プランジャに外挿されたレジスタリングを係合溝に係合させることにより達成しているが、前述したようにハウジング内周面の作動溝よりも前方位置に第一セット溝を配設すると共に、プランジャ外周面の係合溝よりも前方位置に第二セット溝を配設し、初期セット時、第一セット溝と第二セット溝との間でレジスタリングを係止させることにより、エンジン停止時などでのプランジャの後退量を規制する機能と、初期セット状態を保持する機能とを単一のレジスタリングで達成できて部品点数の削減が図れる。また、チェーンテンショナの組立後の初期セット時、プランジャをハウジング内に押し込むに際して、専用工具などを用いることなく、レジスタリングを第一セット溝と第二セット溝との間で係止させることができる。
また、係合溝をプランジャの外周面に形成しているので、係合溝の加工も例えば塑性加工等によって高精度かつ低コストで行うことができ、精度の良い係合溝が低コストに得られる。チェーンテンショナの作動時、初期セット状態から運転準備状態へ移行するまでのプランジャ移動量は、複数の係止溝が配設された溝幅に依存しないので、エンジン停止時でのプランジャの後退可能量とエンジン作動時でのプランジャの振幅可能量とに影響されることがないことから、プランジャ移動量を短くすることができて、チェーンテンショナのコンパクト化が容易である。また、レジスタリングは、プランジャとハウジング間に介挿された円環状部材であるため、ハウジングからはみ出すことはなく、そのハウジングに対してレジスタリングを操作するための加工も不要であるため、チェーンテンショナのコンパクト化だけでなく、コスト低減も図れる。
前記チェーンテンショナにおいて、第一セット溝は、プランジャの組み付け時、レジスタリングとの係止によりプランジャの突出を規制するエッジ面を有し、第二セット溝は、初期セット時に第一セット溝のエッジ面との間でレジスタリングを係止させるテーパ面と、そのテーパ面よりも前方位置で初期セット解放時にレジスタリングを第一セット溝から離脱させて後方へ押し込んで作動溝へ移動させるエッジ面とを有する構造が実現可能である。
プランジャの組み付け時、第二セット溝のエッジ面でレジスタリングを軸方向後方へ押し込み、第一セット溝に係合させてその第一セット溝のエッジ面でプランジャの突出を規制する。このプランジャの組み付けを完了した初期セット時には、前述したように第一セット溝のエッジ面と第二セット溝のテーパ面とでレジスタリングが係止される。そして、この初期セット解放時、プランジャの押し込みによりレジスタリングを第二セット溝のエッジ面で軸方向後方へ押し込み、ハウジングの作動溝に係合させて運転準備状態に至る。
前記チェーンテンショナにおける作動溝は、第一ストッパ面側に設けられ、プランジャの後退時にレジスタリングが第一ストッパ面まで移動可能な深さを有する第一作動溝と、第二ストッパ面側に設けられ、プランジャの突出時にレジスタリングがその弾性力により拡径して第二ストッパ面と係合可能な深さを有する第二作動溝とからなる構造とすることが望ましい。このようにすれば、プランジャの突出時、第二作動溝にレジスタリングが正規の姿勢で係合した状態で規制されるので、プランジャを円滑に突出させ得る。また、プランジャの後退時、レジスタリングが第一作動溝内を移動して第一ストッパ面と係合溝との間で係止されることによりプランジャの後退が規制される。
前記プランジャの第二セット溝に弾性体を装着することが望ましい。このようにすれば、プランジャがハウジングの軸線に対して偏心した状態になった場合でも、プランジャの後退をスムーズに行なうことが可能となる。また、前記チェーンテンショナにおけるプランジャの外周面で最後列の係合溝よりも後方位置に、プランジャの突出時に作動溝の第二ストッパ面で係止されたレジスタリングが係合する安全溝を形成することが望ましい。このようにすれば、プランジャの突出時、圧縮コイルばねの弾性力により、プランジャがハウジングから脱落する事態を確実に防止することができる。
前記チェーンテンショナにおけるハウジングの後方に、ハウジング内に作動流体を供給すると共にその逆流を防止するチェックバルブを配設することが望ましい。このようにすれば、チェックバルブを介してハウジング内に供給される流体によりプランジャの円滑な突出を実現でき、また、ハウジング内の流体の逆流をチェックバルブで阻止することによりプランジャの大幅な後退を抑制することができる。
前記チェーンテンショナにおけるレジスタリングは、プランジャの係合溝と係合した状態で縮径方向に弾性を有し、ハウジングの内周面まで縮径した状態で拡径方向に弾性を有するような寸法に設定することが望ましい。レジスタリングを前述のような寸法設定とすれば、プランジャの係合溝との係合、その係合溝からの離脱が円滑かつ安定して行われる。
前記レジスタリングは、線材を略円環状に曲成してその両端部を円周方向で接近配置した縮径可能な形状を有し、前記線材の両端部で線材の切断により形成された端面における最終切断部位が、線材の曲成後の内径端縁及び外径端縁を除く部位とすれば、レジスタリングの内外径端縁にバリが出っ張ることなく、プランジャの突出或いは後退が抵抗なくスムーズに行われる。
前記チェーンテンショナにおけるハウジングは、その軸方向全長に亘って同一外径を有する円環状をなし、テンショナ装着部位に形成された取り付け孔に挿入することにより組み付け可能とすることが望ましい。このようにすれば、ハウジングをテンショナ装着部位に組み付けることが容易となり、その組み付け構造の簡略化が図れる。
本発明によれば、ハウジングの内周の作動溝よりも前方位置に第一セット溝を配設すると共に、前記プランジャの外周の係合溝よりも前方位置に第二セット溝を配設し、初期セット時に第一セット溝と第二セット溝との間でレジスタリングを係止させるようにしたことにより、組み立てが容易で、コンパクト化及びコストの低減化が図れ、初期セット解放後のプランジャ移動量がテンショナ機能に左右されないチェーンテンショナを提供できる。
本発明に係るチェーンテンショナの実施形態を以下に詳述する。図1はシリンダタイプ、図2はカセットタイプのチェーンテンショナの全体をそれぞれ示し、図3はシリンダタイプ及びカセットタイプの両者に共通する要部を示す。
図1のシリンダタイプのチェーンテンショナでは、ハウジング1の両側にテンショナ装着部位であるエンジンブロックに取り付けるための取り付け部2が形成されている。また、図2のカセットタイプのチェーンテンショナは、ハウジング1がその軸方向全長に亘って同一外径を有する円環状をなし、エンジンブロックまたはエンジンケースに形成された円筒状の取り付け孔に挿入することにより組み付けられる。
この実施形態のチェーンテンショナは、図1乃至図3に示すようにハウジング1と、ハウジング1内に組み込まれたプランジャ3、圧縮コイルばね4及びチェックバルブ5と、プランジャ3の外周に嵌合されたレジスタリング6とを主要部材として組み立てられる。なお、各図において、プランジャ3の突出方向をハウジング1の前方とし、かつ、プランジャ3の後退方向をハウジング1の後方としている。
ハウジング1は、プランジャ3を収容するための円孔状のシリンダ部7を備えた有底筒状に形成される。ハウジング1の底部8には、作動流体としての作動油をタンクからシリンダ部7に導くための給油路9が形成される。
ハウジング1の内周面の前方位置には、テンショナの運転状態時にレジスタリング6が配置される環状の作動溝10が形成されている。この作動溝10の軸方向両端の対向部位に、レジスタリング6が係止する第一ストッパ面11及び第二ストッパ面12がそれぞれ形成されている。作動溝10の後方に位置する第一ストッパ面11をハウジング1の前方に向けて拡径するテーパ状とし、作動溝10の前方に位置する第二ストッパ面12をハウジング1の軸方向と略直交する径方向に沿った直立状としている。
作動溝10は、第一ストッパ面11を有する第一作動溝13と、第二ストッパ面12を有する第二作動溝14とからなる。第一作動溝13は、プランジャ3の後退時にレジスタリング6が第一ストッパ面11まで移動可能な深さを有している。第二作動溝14は、プランジャ3の突出時にレジスタリング6が第二ストッパ面12に確実に係止され、かつ、レジスタリング6がプランジャ外径まで拡径し、プランジャ3の係合溝23a〜23fを乗り越えることが可能な深さを有し、レジスタリング6の線材径より若干大きい目の軸方向幅を有することによりプランジャ3の軸方向に対してレジスタリング6の傾きを規制するようにしている。
ハウジング1の内周面の作動溝10の前方位置には、テンショナの初期セット時にレジスタリング6が配置される環状の第一セット溝15が形成されている。図3に示すように、この第一セット溝15は、ハウジング前方側に、軸方向と略直交する径方向に沿ったエッジ面16を有すると共に、ハウジング後方側に、ハウジング1の前方に向けて拡径するテーパ面17を有し、前述したエッジ面16とテーパ面17間にハウジング1の軸方向に沿うガイド面18を有する。第一セット溝15のエッジ面16とテーパ面17とは、ガイド面18を介して曲面で滑らかに連続している。第一セット溝15のガイド面18での深さは、レジスタリング6の線材径よりも小さく設定されていることにより、後述する第二セット溝26と係合可能となっている。
ハウジング1の内周面の前方開口部には、ハウジング1に対するプランジャ3及びレジスタリング6の組み付けを容易にするため、ハウジング1の前方に向けて拡径するテーパ面19が形成されている。プランジャ3の組み付け時、このテーパ面19に沿ってレジスタリング6が導入される。
プランジャ3は有底筒状をなし、その後部に円筒状の中空部20が一体形成される。この中空部20の内周には圧縮コイルばね4が配置され、この圧縮コイルばね4の一端をプランジャ3の底部21で、その他端をハウジング1の底部8でそれぞれ支持することにより、プランジャ3がハウジング1の前方へ突出するように、常時、プランジャ3に弾性力が付与されている。プランジャ3よりも後方のシリンダ部7と中空部20の内部空間とで油圧ダンパ室22が形成され、この油圧ダンパ室22に給油路9から供給された作動油が満たされる。
プランジャ3の中空部20の外周面には、軸方向に等間隔で離間させた複数の環状係合溝23a〜23fが形成される。この実施形態では六つの係合溝23a〜23fを設けた場合を例示し、以下の説明ではこれらをプランジャ3の前方より順に第一係合溝23a〜第六係合溝23fと称する。
図3に示すように各係合溝23a〜23fのうち、最深部を挟む軸方向両側はいずれもテーパ状に形成されるが、プランジャ前方側に位置する第一テーパ面24はプランジャ後方側に位置する第二テーパ面25よりも傾斜角が大きくなっている。第一テーパ面24と第二テーパ面25とは曲面を介して滑らかに連続している。各係合溝23a〜23fの最大溝深さは、レジスタリング6の線材径の30〜50%に設定するのが望ましい。30%未満では、係合溝23a〜23fからレジスタリング6が外れやすく、50%を超えるとレジスタリング6の拡縮運動の阻害となる可能性があるためである。
第一係合溝23aの前方位置には、ハウジング1の第一セット溝15と協働してテンショナの初期セット時にレジスタリング6が配置される環状の第二セット溝26が形成されている。この第二セット溝26は、プランジャ前方側に、軸方向と略直交する径方向に沿ったエッジ面27を有し、プランジャ後方側に、プランジャ3の前方に向けて縮径するテーパ面28を有する。このエッジ面27とテーパ面28とは曲面により滑らかに連続している。
この第二セット溝26のテーパ面28に係止したレジスタリング6を第一セット溝15のエッジ面16及びガイド面18に係止させることにより、テンショナの初期セット状態を維持する。第二セット溝26の最大溝深さは、レジスタリング6の線材径よりも大きく設定されていることにより、後述する初期セット状態を解除可能としている。
また、第六係合溝23fの後方位置には、環状の安全溝29が形成される。この安全溝29の後方側に位置する壁面は、レジスタリング6と係合可能の係止面30となっており、この係止面30に係止されたレジスタリング6をハウジング1の第二ストッパ面12に係止させることにより、プランジャ3の飛び出しを規制する。
なお、図2の実施形態におけるプランジャ3の場合、油圧ダンパ室22内に混入したエアをハウジング外に排出するためのエア抜き穴31がプランジャ3の底部21に形成されている。例示したエア抜き穴31は、底部21に軸方向の雌ねじ孔を形成し、このねじ孔に軸状部材32を圧入することによって構成されたもので、エア抜き穴31は雌ねじに沿った螺旋状穴となり、穴径に比べてその全長が著しく長くなるため、作動油の排出を抑える一方で混入エアをスムーズにハウジング外に排出することができる。このエア抜き穴31の構造は例示であり、同様の機能を有する限り他の構造であってもよく、また、図1の実施形態のようにエア抜き穴を必ずしも設ける必要はない。
チェックバルブ5は、ハウジング1のシリンダ部7の底部8に配置される。このチェックバルブ5は、例えば弁座33と、弁座33に形成された弁孔34を開閉する弁体35(例えばボール)と、弁体35の開閉量を制限するリテーナ36とで構成される。このチェックバルブ5は、給油路9側が油圧ダンパ室22より高圧になると弁孔34を開放して給油路9から作動油を油圧ダンパ室22内に流入させ、油圧ダンパ室22が給油路9側よりも高圧になると、弁孔34を閉じて油圧ダンパ室22内の作動油が給油路9に逆流するのを防止する機能を有する。なお、図2の実施形態では、ハウジング1の底部自体が弁座としての機能を発揮する構造としている。
レジスタリング6は、図4に示すように線材を略円環状に曲成加工し、隙間mを介して両端部6aを円周方向で接近配置したもので、拡径する方向に作用する弾性力に抗して縮径可能としている。このレジスタリング6の製作においては、線材の両端部6aで切断時のバリが発生し、その線材を円環状に成形した後にバリがレジスタリング内径端縁又は外径端縁に存在してプランジャ3の突出又は後退時の抵抗にならないようにすることが必要である。そのため、線材の両端部6aの切断時、その切断により形成された端面における最終切断部位をその線材端面の略中央部位nとする。このように線材端面の略中央部位nで最終的に切断を完了すれば、レジスタリング6の内径端縁又は外径端縁にバリが出っ張ることはなく、プランジャ3の突出又は後退が抵抗なくスムーズに行われる。
レジスタリング6は、その自然状態(弾性力に抗して縮径させていない状態)において、レジスタリング6の外径がハウジング1の内径よりも大きい寸法形状を有する。また、レジスタリング6は、プランジャ3の係合溝23a〜23fと係合した状態で縮径方向に弾性を有し、ハウジング1の内周面まで縮径した状態で拡径方向に弾性を有する寸法に設定されている。
前述した構成を具備したチェーンテンショナの組み立ては、以下の手順で行われる。
まず、ハウジング1のシリンダ部7の底部にチェックバルブ5を設置した上で、プランジャ3の第二セット溝26にレジスタリング6を外挿すると共に、そのプランジャ3のシリンダ部7に圧縮コイルばね4を内挿した後、そのプランジャ3をハウジング1のシリンダ部7に押し込む。このプランジャ3は、圧縮コイルばね4の弾性力に抗しながらハウジング1のシリンダ部7内へ押し込まれる。
この時、レジスタリング6は、図5に示すようにハウジング1の前方開口部に形成されたテーパ面19で案内されながら、プランジャ3の第二セット溝26のエッジ面27で押し込まれ、弾性力に抗してハウジング1の内周面まで縮径する(図6参照)。さらに、プランジャ3をハウジング1のシリンダ部7内に押し込み、レジスタリング6がその弾性力により拡径してハウジング1の第一セット溝15に嵌入した位置でプランジャ3の押し込みを停止する。その後、プランジャ3の押し込み力を解除すると、プランジャ3が圧縮コイルばね4(図1および図2参照)により突出方向に押圧されることにより、レジスタリング6は、図7に示すようにハウジング1の第一セット溝15のエッジ面16及びガイド面18とプランジャ3の第二セット溝26のテーパ面28とで挟み込まれるように係止されて初期セット状態となる。
この初期セット状態では、プランジャ3が圧縮コイルばね4(図1および図2参照)により突出方向に押圧されるが、レジスタリング6が、プランジャ3の第二セット溝26のテーパ面28と、ハウジング1の第一セット溝15のエッジ面16及びガイド面18との間で挟み込まれているので、プランジャ3は初期セット状態で固定される。
この初期セット状態のチェーンテンショナをエンジンブロックに取付けた後、初期セット状態を解除するには、プランジャ3を初期セット位置からハウジング1の後方へさらに押し込む。その押し込み時のプランジャ移動量は、レジスタリング6がハウジング1の作動溝10に嵌入するまでのストロークであり、複数の係合溝23a〜23fが配設された溝幅に依存しないので、テンショナ機能に左右されることなく、プランジャ移動量を短く設定できる。
この時、レジスタリング6は、図8に示すようにプランジャ3の第二セット溝26のエッジ面27で押し込まれ、ハウジング1の第一セット溝15のテーパ面17に案内されながらハウジング1の内周面まで縮径した後、弾性力により拡径して作動溝10の第二作動溝14に係合する。その後、プランジャ3の押し込み力を解除すると、プランジャ3は圧縮コイルばね4(図1および図2参照)の弾性力によってその先端が初期セット位置まで突出する。この時、レジスタリング6は、第二作動溝14の第二ストッパ面12で規制されているため、プランジャ3の第二セット溝26のテーパ面28に案内されながら第一係合溝23aに係合する。これにより、初期セット状態が解除されて運転準備状態となる(図9参照)。
チェーンに弛みが生じると、圧縮コイルばね4の弾性力と油圧ダンパ室22内の油圧力による押圧でプランジャ3が前方へ突出する。レジスタリング6はハウジング1の作動溝10の第二ストッパ面12で規制されているため、プランジャ3の突出に伴い、レジスタリング6がプランジャ3の第二係合溝23b〜第六係合溝23fのいずれかに係合し(図10では第三係合溝23cに係合)、図示しないチェーンガイドを介してチェーンを押圧する。これにより、チェーンが緊張状態となる。
その後、エンジンの運転中にチェーンの緊張によりプランジャ3に後方への押し込み力が作用し、この押し込み力が圧縮コイルばね4の弾性力と油圧ダンパ室22内の油圧力との合力を超えると、その合力と押し込み力とが釣り合う位置までプランジャ3及びレジスタリング6が後退しようとする。この後退動作は、油圧ダンパ室22に満たされた作動油の緩衝機能により、ゆっくり行われる。
このプランジャ3の後退時、レジスタリング6は、第三係合溝23cの第二テーパ面25上を滑りながら縮径し、第三係合溝23cの第一テーパ面24で係止されたところで、その第一テーパ面24に係止されたままプランジャ3と一体に後退する。このプランジャ3の後退に伴い、油圧ダンパ室22内の過剰な作動油はハウジング1の内周面とプランジャ3の外周面との間の微小な隙間を通ってハウジング外にリークする。
チェーンに弛みが生じると、前述したプランジャ3が突出し、逆に、チェーンに緊張が生じると、前述したプランジャ3が後退する。このようなチェーンの弛みと緊張によりプランジャ3の突出と後退が繰り返される。ここで、エンジンの停止により、カムの停止位置との関係でプランジャ3がハウジング1内に押し込まれる場合がある。例えば上りの坂道において、チェンジレバーを前進ギヤに入れた状態、あるいは下り坂でバックギヤに入れたまま停止すると、チェーンが緊張するため、プランジャ3が大きく押し込まれる。
この場合でも、軸線に対するシリンダ側の第一ストッパ面11の角度が、プランジャ側の第一テーパ面24の角度よりも小さいあるいは同じであり、かつ、プランジャ3の係合溝23a〜23fに係合したレジスタリング6の外径が、シリンダ側の第一ストッパ面11の最内径より大きいため、図11に示すように係合溝23a〜23fの第一テーパ面24で係止されたレジスタリング6が第一作動溝13の第一ストッパ面11に係合し、これによりプランジャ3のそれ以上の後退運動が規制される。この時、チェーンはプランジャ3の後退量に相当する分だけ弛むにすぎないので、エンジンを再始動させてもチェーンに大幅な弛みが生じることはなく、始動直後のチェーンのバタツキが早期に収束され、スプロケットからチェーンが外れたり、歯飛びや異音が発生する等の事態が回避される。
エンジン周りのメンテナンス等によりチェーンを取り外すと、圧縮コイルばね4(図1および図2参照)の弾性力により、プランジャ3がハウジング1から飛び出そうとするが、その場合でも、図12に示すようにレジスタリング6が安全溝29に係合し、係止面30で係止されたレジスタリング6が第二作動溝14の第二ストッパ面12で係止されてプランジャ3の抜けを規制するため、プランジャ3や圧縮コイルばね4等の部品がハウジング1から脱落する事態が確実に防止される。
図13はプランジャ3の第二セット溝26にOリング37を装着した実施形態を示す。この実施形態では、Oリング37を第二セット溝26に装着したことにより、プランジャ3がハウジング1の軸線に対して偏心した状態になった場合でも、プランジャ3の後退をスムーズに行なうことが可能となる。図3の実施形態と異なり、第二セット溝26のエッジ面27側は、Oリング37が収容可能なように深く形成されている。また、プランジャ3の後退時にレジスタリング6がOリング37に規制されながら第一ストッパ面11まで移動できるため、作動溝10’は、図3の実施形態における第一作動溝13を第二作動溝14の深さまで深くしている。なお、その他の構造および動作については、図3の実施形態と同様であるため、重複説明は省略する。
本発明の実施形態で、シリンダタイプのチェーンテンショナを示す断面図である。 本発明の他の実施形態で、カセットタイプのチェーンテンショナを示す断面図である。 図1及び図2のチェーンテンショナで共通する部分を示す要部拡大断面図である。 (a)は実施形態のチェーンテンショナに組み込まれるレジスタリングを示す側面図である。 (b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。 実施形態のチェーンテンショナの組み立て時におけるレジスタリングの挿入状態を示す要部拡大断面図である。 実施形態のチェーンテンショナの組み立て時、レジスタリングが第二セット溝に係合した状態を示す要部拡大断面図である。 実施形態のチェーンテンショナの初期セット状態で、レジスタリングが第一セット溝と第二セット溝との間で係止した状態を示す要部拡大断面図である。 実施形態のチェーンテンショナの初期セット解除状態で、レジスタリングが第二セット溝に係合した状態を示す要部拡大断面図である。 実施形態のチェーンテンショナの運転準備状態で、レジスタリングが係合溝と作動溝との間で係止した状態を示す要部拡大断面図である。 実施形態のチェーンテンショナの運転時、レジスタリングが係合溝に係合した状態を示す要部拡大断面図である。 実施形態のチェーンテンショナのプランジャ後退時、レジスタリングが係合溝と作動溝の第一ストッパ面との間で係止した状態を示す要部拡大断面図である。 実施形態のチェーンテンショナにおいて、レジスタリングが安全溝と作動溝の第二ストッパ面との間で係止した状態を示す要部拡大断面図である。 図3の実施形態と異なる実施形態のチェーンテンショナを示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1 ハウジング
3 プランジャ
4 圧縮コイルばね
5 チェックバルブ
6 レジスタリング
6a 両端部
10 作動溝
11 第一ストッパ
12 第二ストッパ
13 第一作動溝
14 第二作動溝
15 第一セット溝
16 エッジ面
23a〜23f 係合溝
26 第二セット溝
27 エッジ面
28 テーパ面
29 安全溝
n 最終切断部位

Claims (9)

  1. 筒状のハウジングと、そのハウジング内にスライド自在に組み込まれ、圧縮コイルばねにより前記ハウジングの前方へ突出するように弾性力が付与されたプランジャと、そのプランジャの外周面に形成された複数の係合溝と、前記プランジャに外挿され、前記係合溝に係合可能なレジスタリングと、ハウジングの内周面に設けられ、係合溝に係合されたレジスタリングとの係止により、プランジャの後退を規制する第一ストッパ面及びその第一ストッパ面よりも前方位置でレジスタリングの突出を規制する第二ストッパ面を有する作動溝とを具備したチェーンテンショナにおいて、
    前記ハウジング内周面の作動溝よりも前方位置に第一セット溝を配設すると共に、前記プランジャ外周面の係合溝よりも前方位置に第二セット溝を配設し、初期セット時に第一セット溝と第二セット溝との間で前記レジスタリングを係止させることを特徴とするチェーンテンショナ。
  2. 前記第一セット溝は、プランジャの組み付け時、前記レジスタリングとの係止によりプランジャの突出を規制するエッジ面を有し、前記第二セット溝は、初期セット時に第一セット溝のエッジ面との間で前記レジスタリングを係止させるテーパ面と、そのテーパ面よりも前方位置で初期セット解放時にレジスタリングを第一セット溝から離脱させて後方へ押し込んで作動溝へ移動させるエッジ面とを有することを特徴とする請求項1に記載のチェーンテンショナ。
  3. 前記作動溝は、第一ストッパ面側に設けられ、プランジャの後退時にレジスタリングが第一ストッパ面まで移動可能な深さを有する第一作動溝と、第二ストッパ面側に設けられ、プランジャの突出時にレジスタリングがその弾性力により拡径して第二ストッパ面と係合可能な深さを有する第二作動溝とからなることを特徴とする請求項1又は2に記載のチェーンテンショナ。
  4. 前記プランジャの第二セット溝に弾性体を装着し、その弾性体の外径面にレジスタリングを装着した際、レジスタリング外径がプランジャ外径よりも大きく、レジスタリング内径がプランジャ外径より小さい設定であり、弾性体およびレジスタリングを組み込んだプランジャをシリンダに挿入する際は、レジスタリング外径がシリンダ内径よりも小さく縮径可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のチェーンテンショナ。
  5. 前記プランジャの外周面で最後列の係合溝よりも後方位置に、プランジャの突出時に作動溝の第二ストッパ面で係止されたレジスタリングが係合する安全溝を形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のチェーンテンショナ。
  6. 前記ハウジングの後方に、ハウジング内に作動流体を供給すると共にその逆流を防止するチェックバルブを配設したことを特徴とする請求項1乃至5のいずかに記載のチェーンテンショナ。
  7. 前記レジスタリングは、プランジャの係合溝と係合した状態で縮径方向に弾性を有し、ハウジング内周面まで縮径した状態で拡径方向に弾性を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のチェーンテンショナ。
  8. 前記レジスタリングは、線材を略円環状に曲成してその両端部を円周方向で接近配置した縮径可能な形状を有し、前記線材の両端部で線材の切断により形成された端面における最終切断部位が、線材の曲成後の内径端縁及び外径端縁を除く部位であることを特徴とする請求項1乃至7に記載のチェーンテンショナ。
  9. 前記ハウジングは、その軸方向全長に亘って同一外径を有する円環状をなし、テンショナ装着部位に形成された取り付け孔に挿入することにより組み付け可能としたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のチェーンテンショナ。

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